JP2001248034A - 混繊糸からなる織編物およびその製造方法 - Google Patents

混繊糸からなる織編物およびその製造方法

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JP2001248034A JP2000050697A JP2000050697A JP2001248034A JP 2001248034 A JP2001248034 A JP 2001248034A JP 2000050697 A JP2000050697 A JP 2000050697A JP 2000050697 A JP2000050697 A JP 2000050697A JP 2001248034 A JP2001248034 A JP 2001248034A
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cross
filament yarn
sectional shape
filament
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Yuko Ishii
祐子 石居
Tokuharu Fukazawa
徳春 深澤
Masahide Matsumura
正英 松村
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ドライタッチと優れた吸水・汗処理
性、ドライ感、さらには良好な発色性を有する混繊複合
糸からなる織編物とその製造方法を提供するものであ
る。 【解決手段】2種類以上の異なるポリエステルフィラメ
ント糸であって、一方が凹部を有しない断面形状のフィ
ラメント糸、他方が3〜8個の凹部を有する断面形状の
フィラメント糸がランダムな状態で混繊している混繊糸
からなる、バイレック法による吸水特性が30mm以
上、滴下法による拡散速度が15秒以下である織編物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライタッチと優
れた吸水・汗処理性、ドライ感を有する混繊複合糸から
なる織編物に関するものであり、さらに詳しくはドライ
感、および汗処理性に加えて良好な発色性を兼ね備えた
混繊糸からなる織編物およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステルマルチフィラメント
糸は織編物に優れたドレープ性を付与することができ、
特に婦人服において優雅なシルエットを表現できるた
め、ナイロンやアクリルなど他の合成繊維とは異にして
使用されている。しかしながら一方でポリエステルは吸
湿・吸水性が極めて低いため、ブラウスなどに使用した
場合、とくにムレ感などによる不快感を招くことが多い
ため、様々な方法でポリエステルに吸湿・吸水性を付与
する方法が提案されている。
【0003】たとえば、特開平5−295633号公報
においてはポリエチレンテレフタレートを95%以上含
有するポリエステル(A成分)とアルカリ減量速度がA
成分より高い改質ポリエステル(B成分)とからなる中
空率10〜30%のサイドバイサイド型複合中空太細糸
条であって、アルカリ減量によりポリエステルの太部に
繊維軸と直角方向にのびると共に繊維の中空部に到達す
る縦溝が存在するポリエステル複合中空太細繊維糸条か
らなる吸水性ポリエステル布帛が提案されている。
【0004】また、特開昭62−6983においては波
形断面で凹部の開口角θが60°≦θ≦160°の範囲
である凹部を2カ所以上有する扁平異形断面糸が提案さ
れている。しかしながらこのような高異形断面糸は吸水
性は高くなるものの、一方で異形度が高いために異形の
凹部同士がかみ合い、結果として単糸間空隙が小さくな
ってしまい、風合いが堅くなったり、吸水性効果が低下
してしまうといった問題点があった。
【0005】このような知見から、特開平6−2593
0号公報において、仮撚加工されてなる2種類以上の異
なる断面形状のフィラメント糸から構成されるポリエス
テルマルチフィラメント糸の少なくとも1種類のフィラ
メント糸が凹部を有しない断面形状のフィラメント糸、
それ以外のフィラメント糸が3〜8個の凹部を有する断
面形状のフィラメント糸から構成され、それぞれの断面
形状のフィラメント糸が外層・内層にランダムな状態で
分散し混繊されている混繊複合糸を提案していおり、こ
の混繊糸からなる織物は凹部を有しない断面と凹部を有
する断面がランダムに分散しているため、異形断面同士
がかみ合うことなく、毛細管現象により、吸水性を向上
し、ドライな風合いが得られることがわかった。また2
種類以上の断面形状が混繊されているため、この混繊糸
を熱水処理するとフィラメント間で異なった収縮挙動を
示すことから、ふくらみ・ソフト感を得られることがわ
かった。
【0006】しかしながら、ポリエステルは高配向のた
め高屈折率であること、高結晶性で染料が入りにくいこ
とから、発色性や吸水性を向上させることは困難であ
る。
【0007】したがって上記特開平6−25930号公
報は、ソフト・ドレープ性、ドライ感は得られるもの
の、発色性をも兼ね備えたものは得られないという欠点
を有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決し、ドライ風合いを得ることができると共
に、すぐれたドレープ性、ふくらみ感を有し、さらにポ
リマー改質による発色性の向上を兼ね備えた織物を提供
できる混繊複合糸からなる織編物およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため次の構成からなる。すなわち、2種類以上の
異なる断面形状のフィラメント糸から構成されるポリエ
ステルマルチフィラメント糸であって、少なくとも1種
類のフィラメント糸が凹部を有しない断面形状のフィラ
メント糸、それ以外のフィラメント糸が3〜8個の凹部
を有する断面形状のフィラメント糸から構成され、前記
それぞれの断面形状のフィラメント糸が外層・内層にラ
ンダムな状態で分散し、混繊されている複合糸からなる
織編物において、バイレック法による吸水特性が30mm以
上、滴下法による拡散速度が15秒以下であることを特
徴とする織編物である。
【0010】また、ポリエステルフィラメント糸が金属
スルホン酸基を有する芳香族ジカルボン酸成分およびそ
の誘導体を2〜10wt%共重合した改質ポリエステル
からなることを特徴とする請求項1記載の混繊複合糸か
らなる織編物である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。最初に本発明の織編物を構成する混繊複合糸につ
いて説明する。本発明の織編物を構成する混繊複合糸の
特徴は、マルチフィラメント糸の断面形状とその複合状
態の構造とポリマ改質にあり、織物とした時にバイレッ
ク法による吸水性が30mm以上、および滴下法による
吸水拡散速度が15秒以下となる織編物とすることによ
って、独特のドライ感、吸水性、汗処理性が向上し、ポ
リマ改質効果により発色性が向上する。
【0012】本発明の織編物を構成する混繊複合糸は断
面形状を異にするフィラメント糸が複合されてなるマル
チフィラメント糸である。断面形状の種類は2種類以上
であり、そのうち少なくとも1種類のフィラメント糸が
凹部を有しない断面形状のフィラメント糸からなり、そ
れ以外のフィラメント糸は3〜8個の凹部を有する断面
形状のフィラメント糸から構成されていることが重要で
ある。
【0013】図1〜10は、繊維断面形状を説明する説
明図である。図面を参照しながら更に詳細に説明する
と、本発明でいう、凹部を有しない断面形状とは、同一
断面において断面輪郭に接する接線を引いた時に複数の
接点を有しない断面形状を原則としていうが、原糸では
凹部を有しない(複数の接点を有しない断面形状)もの
であって、仮撚加工の際に隣接した糸との接触等により
部分的に凹んだ断面形状のものをも含むものをいう。上
記の凹部を有しない断面形状の具体例を挙げると、円形
(図1)、楕円形(図2)、おにぎり型円形(図3)や
3角形以上の多角形であって比較的角に丸みをもったも
の(図4)が挙げられる。これらには、図1に示すよう
に、接線(L1 )を引いた時に複数の接点は存在せず、
1つの接点(S1 )のみ存在する。
【0014】一方、凹部を有する断面形状とは、同一断
面において、断面輪郭に接する接線(L2)を引いた時
に、複数の接点(S2 ,S3 )を有し、その接点間に凹
部(U)を形成しており、その凹部と凹部の間に凸部が
形成されている断面形状をいう。本発明においては、3
〜8個の凹部を有する断面形状であることが重要であ
り、対称型、あるいは非対称型のいずれでもよく、凹部
の大きさに特に制限されるものではない。そのような断
面形状として具体例を挙げると、Y型(図5)T型(図
6)、4葉型(図7)、6葉型(図8)、8葉型(図
9)、櫛形(図10)などが挙げられる。これらには、
図5に示すように、接線を引いた時に複数の接点を有す
る接線が存在する。凹部を有する断面形状において、凹
部が3個未満あるいは8個を越える場合には、織物の風
合いとして上記のドライ感が得られないので好ましくな
い。
【0015】図11に本発明の織編物を構成する混繊複
合糸の一例を示す断面概略図を示した。この図に示すよ
うに、円形(丸)断面と6葉型断面のフィラメント糸か
らなる複合糸は、凹部を有する断面形状が形成する凸部
(凹部と凹部の間に形成される突起状部分の)の存在と
凹凸を有しない断面とがランダムに分散しているため、
異形断面同士のかみ合いを防ぐことができ、ドライな風
合いと、単糸間空隙による吸水・拡散性を可能とするこ
とができる。
【0016】本発明において、凹部を有する断面形状の
フィラメント糸と凹部を有しない断面形状のフィラメン
ト糸の混合比率は20:80〜80:20であると良
い。40:60〜60:40であることがさらに効果的
である。凹部を有する断面形状のフィラメント糸比率が
80%未満とすることによって、断面形状の凹凸の効果
による、撚数が増加した場合のザラツキ感を防ぐことが
可能であり、反対に20%以上とすることにより凹部を
有しない断面形状に独特のヌメリ感を防ぎ、サラッとし
たドライな風合いが得られる。
【0017】次に凹部を有する断面形状のフィラメント
糸と凹部を有しない断面形状のフィラメント糸との複合
状態は、それぞれの断面形状のフィラメント糸が外層・
内層にランダムな状態で分散し混繊されていることが重
要である。図12は本発明の混繊複合糸の一例を示す側
面概略図である。また、図12はインターレースノズル
による交絡が付与されたものを示している。一方、図1
3は従来の交互撚芯鞘2層構造糸を示す側面概略図、図
14は従来の芯鞘多層構造糸を示す側面概略図である。
図13及び図14は太線で表された芯糸と細線で表され
た鞘糸とにより2層構造形態となっている。
【0018】本発明の混繊複合糸からなる織編物は凹部
を有しない糸と凹部を3〜8個有する断面糸との組み合
わせによる形状の効果とアルカリ処理による繊維表面の
凹凸効果により吸水性が優れており、バイレック法によ
る吸水性が30mm以上、滴下法による拡散速度が15
秒以下となることが必要である。織編物のバイレック法
による吸水性が30mm以下で、滴下法による拡散速度
が15秒以上かかるものは汗処理性が悪いため、衣服と
したときの着用快適性に劣る。
【0019】なお、バイレック法による吸水性の測定
は、JIS L1096「一般織物試験法」におけるバ
イレック法を準用し、次の方法で行った。まず、サンプ
ルとして1cm×約20cmの試験片をたて、よこ方向
にそれぞれ5枚づつ採取する。次に10分後の毛細管現
象による水の上昇距離(mm)(図22におけるh)を
はかり(1/2mmまで読みとる)、たて、よこそれぞ
れの5回の平均値で表す(整数位まで)。また、水の上
昇が読みにくい場合には蒸留水中にインクもしくは水溶
性染料(エオシンなど)を試験片に付着させておくか
の、いずれかの方法を用いる。
【0020】また、滴下法による吸水性の測定は、JI
S L1096「一般織物試験法」における滴下法を準
用し、次の方法で行った。まず、サンプルとして約15
cm×約15cmの試験片を3枚採取する。次に試験片
を直径10cm以上のししゅう枠あるいはビーカーに余
分な張力がかからないように表を下にして固定し、試験
片の表面が垂直となるように置く。次に蒸留水(室温)
が一滴づつ滴下するように調整した注射針(注射器の容
量1cc)の先端が水平に置いた試験片の表面から5c
m離れるようにホルダーに固定する。水滴を試験片上に
1滴(約0.005cc)滴下した時から試験片上の水
滴が特別な反射をしなくなった時までの吸水時間をはか
り、3枚の平均値で表す。
【0021】また、ポリエステルフィラメント糸は特に
限定されないが、吸水性を向上する効果のあるものが好
ましい。吸水性を向上する効果のあるものとしては、高
分子量PEGを高率共重合したポリエステルでも良い
し、金属スルホン酸基を有する芳香族ジカルボン酸成分
およびその誘導体を共重合されされ去れポリエスでも良
い。中でも金属スルホン酸基を有する芳香族ジカルボン
酸成分およびその誘導体を2wt%以上10wt%未満
共重合されたポリエステル共重合体からなるものは発色
性を向上する効果も併せ持つため、織編物として用いる
場合、衣料用用途としての適用の幅が広がるため、特に
好ましく用いられる。金属スルホン酸基を有する芳香族
ジカルボン酸成分およびその誘導体としては5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸、5−ナトリウムスルホテレフ
タル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸、5−カリウ
ムスルホテレフタル酸、5−リチウムスルホイソフタル
酸、3,5−ジ(カルボ−β−ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、3,5−ジ(カルボ−β
−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンスルホン酸カリウム等
が挙げられる。これらを2wt%以上含むことによりカ
チオン染料で染色可能となるため、鮮やかな発色性が付
与され、織編物とし、アルカリ処理すると、糸表面に凹
凸が形成されるため、毛細管現象が促進され、吸水性が
向上する。また、10wt%未満であることによって製
糸性が良好となり共重合成分含有による製糸性の悪化を
防ぐことができる。したがって、全酸成分に共重合可能
な該成分の含有量としては、2wt%以上10wt%未
満が良い。とくに、金属スルホン酸基を有する芳香族ジ
カルボン酸成分およびその誘導体を共重合成分として含
まないポリエチレンテレフタレート繊維の丸断面糸と比
較して約1.3倍以上の吸水性向上が得られる。
【0022】以上のような改質ポリエステル成分を含有
させる方法としては、ポリマブレンドのほか、異種ポリ
マとの複合による方法でも良い。
【0023】また、それぞれの断面形状のフィラメント
糸を構成するものとしては、別々の断面形状のフィラメ
ント糸を構成するものが、別々のポリマー種であっても
よい。その他フィラメント糸を構成するポリエステルに
は酸化チタン等の艶消剤、顔料、耐光剤、難燃剤を含ん
でいても良い。
【0024】凹部を有しない断面形状のフィラメント糸
の単糸繊度D1と凹部を有する断面形状フィラメント糸
の単糸繊度D2の関係は0.5≦D2/D1≦2.0で
あり、D1、D2はいずれも1.11dtex以上1
1.11dtex以下であることが良い。D2/D1が
0.5以上であることによって、凹部を有する断面形状
のフィラメント糸の効果によりヌメリ感を防ぐことがで
き、D2/D1が2.0以下とすることにより、凹部を
有する断面形状フィラメント糸のザラザラ感を強調しす
ぎることなくサラッとした風合いを得られる。
【0025】本発明の混繊複合糸を用いて得られる織物
は、従来の芯鞘2層構造を有する複合構造仮撚加工糸を
用いて得られる織物とは異なる、優れたドレープ性を有
し、ドライな風合い効果の織物を得ることができる。
【0026】次に、本発明の混繊複合糸を製造する方法
について説明する。本発明の混繊複合糸は、凹部を有す
る断面形状のフィラメント糸と凹部を有しない断面形状
のフィラメント糸が混繊されたポリエステル未延伸糸ま
たは半延伸糸を得、次いで延伸仮撚加工を施すことによ
り得ることが出来るが、重要なことは、紡糸工程の引き
取りローラーに引き取られる前に混繊集束し、異なる断
面形状のフィラメント糸が混繊されたポリエステル未延
伸糸または半延伸糸とすることである。具体的にはたと
えば、図15〜17に示す工程により得ることができ
る。
【0027】図15〜17は、それぞれ本発明の混繊複
合糸を得る方法の例を示す工程概略図である。図15に
は、少なくとも1種類が凹部を有しない形状で、それ以
外の形状が3〜8個の凹部を有する形状であって、2種
類以上の異なる形状の紡糸孔で構成される1枚の口金
(A)から紡出された糸条を集束・給油し、その後イン
ターレースノズルにより混繊集束し、引き取りローラー
に引き取る方法を示す。
【0028】また、図16には凹部を有しない形状の紡
糸孔で構成される1枚の口金(B)、一方は3〜8個の
凹部を有する形状の紡糸孔で構成される1枚の口金
(C)からそれぞれ紡出された糸条を集束・給油し、そ
の後インターレースノズルによって混繊集束し、引き取
りローラーに引き取る方法を示す。
【0029】さらにまた図17には凹部を有しない形状
の紡糸孔で構成される1枚の口金(B)、一方は3〜8
個の凹部を有する形状の紡糸孔で構成される1枚の口金
(C)からそれぞれ紡出された糸条をそれぞれ集束・給
油し、その後インターレースノズルで混繊集束し、引き
取りローラーに引き取る方法を示す。
【0030】なかでも、各構成フィラメント糸の混繊状
態および生産性の観点より、すくなくとも1種類が凹部
を有しない形状で、それ以外の形状が3〜8個の凹部を
有する形状であって、2種類以上の異なる形状の紡糸孔
で構成される一枚の紡糸口金から、溶融したポリエステ
ル共重合体を紡出する方法が好ましく、本発明では図1
5で生産することを特徴とする。
【0031】本発明で用いられる2種類以上の異なる形
状の紡糸孔で構成される一枚の紡糸口金とは、たとえば
図18〜図21に示すように、同心円状に窄孔されたも
の(図18)、群配列されたもの(図19)、格子状に
窄孔されたもの(図20,図21)などが挙げられる。
なお、図中の○は凹部を有しない形状の紡糸孔、×は凹
部を有する形状の紡糸孔を示す。
【0032】一方、凹部を有するフィラメント糸を紡糸
していったん巻き取り、それとは別に凹部を有しないフ
ィラメント糸を紡糸していったん巻き取った糸をその後
引き揃えて混繊加工し得られたポリエステル未延伸糸ま
たは半延伸糸を延伸する方法では、混繊状態が外層・内
層にランダムとならないので好ましくない。
【0033】また、生産性向上の観点から、一枚の口金
から複数の糸条を巻き取る方法も好ましく採用できる。
【0034】上記の方法により得られたポリエステル未
延伸糸または半延伸糸を延伸することによって、各断面
形状のフィラメント糸が実質的に芯鞘2層構造を形成す
ることなく、各単糸がランダムな状態で外層から内層ま
で分散している混繊複合糸とすることができる。
【0035】本発明の製造方法において各断面形状のフ
ィラメント糸が実質的に芯鞘2層構造を形成することな
く、各単糸が比較的ランダムな状態で外層から内層まで
分散している混繊複合糸とすることができるのは、凹部
を有する断面形状のフィラメント糸と凹部を有しない断
面形状のフィラメント糸の形状の相違から、紡糸工程に
おける冷却速度や紡糸張力の差等により、断面形状の異
なるフィラメント間において配向度差を有する糸が得ら
れ、それを延伸すると、断面形状の異なるフィラメント
間に延伸張力差が生じ、外層・内層にランダムな状態で
分散し、混繊された延伸糸が得られると考えられる。ま
た、得られた延伸糸は熱水処理時に断面形状の異なるフ
ィラメント間において異なった収縮挙動を示すことから
ふくらみを生むものと考えられる。
【0036】また、本発明の混繊複合糸の製造工程にお
いて、延伸を行った後、巻き取る前にインターレースノ
ズルにより単糸間に交絡を付与することはさらに効果的
である。混繊複合糸が芯・鞘2層構造でないため、凹部
を有する断面形状のマルチフィラメント糸と凹部を有し
ない断面形状のマルチフィラメント糸の混繊効果を高
め、マイグレーションさせることによって本発明の効果
を大きくすることが出来るので好ましい。また、それは
いわゆる混繊複合糸の後工程での通過性を高めるという
効果も奏する。後工程通過性が悪いと、織編物としたと
きに布の表面形態の品質低下を招きやすく、発色性が低
下する場合がある。交絡数は10コ/m以上であること
が好ましい。
【0037】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0038】実施例1 極限粘度[η]=0.58のポリエチレンテレフタレー
トにナトリウムスルホイソフタル酸を3wt%共重合し
たポリエステルを、丸孔24穴、六葉型(ヘキサローバ
ル型)孔24孔を図18に示すように配した口金を用
い、図15のような工程により3000m/分の速度で
紡糸し、148デシテックス48フィラメント、交絡数
20コ/mの半延伸糸を得た。この半延伸糸を常法に従
って延伸倍率1.74、HR温度130℃、延伸速度4
50m/分で延伸し、繊度85デシテックス、強度3.
53CN/dtex、伸度28%、沸水収縮率7.8%
の特性を有する延伸糸を得た。得られた混繊複合糸の糸
断面を包埋法による光学顕微鏡観察をした結果、図11
に示すように、丸断面形状とヘキサローバル断面が内層
・外層にランダムに分散した状態の構造からなるマルチ
フィラメント糸であった。この延伸糸を用いて製織し、
120℃の液流リラックス処理、190℃の中間セッ
ト、アルカリ減量処理(減量率20%)、130℃の液
流染色処理、160℃の仕上げセットを行い、仕上げ密
度をタテ84本/2.54cm、ヨコ73本/2.54
cm、厚さ0.20mm、目付118g/m2の織物と
し、吸水性をバイレック法で測定した結果、60mmで
あり、滴下法による吸水拡散速度は約4秒であり、吸水
性、汗処理性ともに大変優れ、ドライな風合いを有した
ものとなった。また、この織物はカチオン染色により鮮
やかな発色性を示した。
【0039】実施例2 分子量6000のポリエチレングリコールを70wt%
共重合したポリエチレンテレフタレートからなる吸湿ポ
リエステルをレギュラーポリエステルに5wt%ブレン
ドして丸孔24孔、四葉型孔24孔を図18に示すよう
に配した口金を用い、図15のような工程により135
0m/分の速度で紡糸し、230デシテックス36フィ
ラメント、交絡数23コ/mの半延伸糸を得た。この半
延伸糸を常法に従って延伸倍率2.74、HR温度12
0℃、延伸速度450m/分で延伸し、繊度85デシテ
ックス、強度3.34CN/dtex、伸度35%、沸
水収縮率10.8%の特性を有する延伸糸を得た。得ら
れた混繊複合糸の糸断面を包埋法による光学顕微鏡観察
をした結果、図11に示すように、丸断面形状とヘキサ
ローバル断面が内層・外層にランダムに分散した状態の
構造からなるマルチフィラメント糸であった。この延伸
糸を通常のフィラメント用サイジングM/Cで乾燥条
件、シリンダー100℃、チャンバー110℃による糊
付けを行い、経糸として日産LW52型WJLに仕掛
け、緯糸には経糸と同様の延伸糸を直接打ち込み生機密
度73本/2.54cm×69本/2.54cmを平織
物を製織した。120℃の液流リラックス処理、190
℃の中間セット、アルカリ減量処理(減量率20%)、
130℃の液流染色処理、160℃の仕上げセットを行
い、仕上げ密度をタテ84本/2.54cm、ヨコ73
本/2.54cm、厚さ0.20mm、目付118g/
2の織物とし、吸水性をバイレック法で測定した結
果、48mm、滴下法による吸水拡散速度は約10秒で
あり、吸水性、汗処理性ともに優れたドライな風合いを
有したものとなった。
【0040】比較例1 極限粘度[η]=0.64のポリエチレンテレフタレー
トを用い、実施例2と同様の方法で半延伸糸を得た。こ
の混繊複合糸(84デシテックス48フィラメント、交
絡数25コ/m)を用いて、実施例2と同様に平織物を
製織し、得られた生機を通常の染色工程において、12
0℃の液流リラックス処理、190℃中間セット、アル
カリ減量処理(減量率20%)、130℃の液流染色処
理、160℃の仕上げセットを行い、密度84本/2.
54cm×73本/2.54cmで実施した。仕上げた
織物は無撚織物としてはドレープ性、反発性、膨らみ感
があり、タッチも断面ミックス効果によるドライ感のあ
る織物であった。この織物の吸水性を評価したところ、
バイレック法による吸水性は37mm、滴下法による吸
水拡散速度は16秒と、レギュラーポリエステルの丸断
面糸からなる織物に比べれば向上していたが、汗処理性
に若干欠けるものであり、発色性は特に向上せず、やや
くすんだ色合いのものとなってしまった。
【0041】比較例2 ナトリウムスルホイソフタル酸を10wt%共重合した
ポリエチレンテレフタレート重合体を丸孔24穴、六葉
型(ヘキサローバル型)孔24孔を図19に示すように
配した口金を用い、図15のような工程により3000
m/分の速度で紡糸し、146デシテックス48フィラ
メント、交絡数18コ/mの半延伸糸を得た。この半延
伸糸を定法により延伸倍率1.74、ヒーター温度13
0℃、延伸速度450m/分、で延伸し、繊度84デシ
テックス、強度1.96CN/dtex、伸度28%、
沸水収縮率28.8%の特性を有する延伸糸(混繊複合
糸)を得た。得られた混繊複合糸の糸断面を包埋法によ
る光学顕微鏡観察をした結果、図11に示すように、丸
断面形状フィラメント糸と6葉型断面形状が内層・外層
にランダムに分散した状態の構造からなるマルチフィラ
メント糸であった。得られた延伸糸を経糸および緯糸に
用いてウオータージェットルームで生機密度84本/
2.54cm×73本/2.54cmの平織を試織し
た。得られた生機を通常の染色工程に投入し、120℃
リラックス、190℃中間セット、アルカリ処理を行っ
たが、アルカリ減量速度が非常に早いため、評価ができ
なかった。
【0042】比較例3 ナトリウムスルホイソフタル酸を2.5wt%共重合し
たポリエチレンテレフタレート重合体を紡糸、延伸して
得たレギュラーポリエステルフィラメントで8個の凹部
を有するオクタローバル(84デシテックス36フィラ
メント)と、それとは別に通常の紡糸方法にて得たポリ
エチレンテレフタレートの凹部を有しない丸断面糸(8
4デシテックス36フィラメント)とを引き揃え延伸し
た。得られた延伸糸の断面は凹部を有する断面と凹部を
有しない断面が2層に分かれており、この糸を経糸およ
び緯糸として用いて平編みを得たが、凹部を有する断面
がかみ合うことにより、単糸間の空隙が十分にとれない
ため、吸水性は28mm、滴下法による吸水拡散速度も
30秒と低いものであった。また風合いも硬くじゃりじ
ゃりした感触のものになってしまった。
【0043】
【表1】 実施例3 実施例1で用いたポリマーを用いて、ヘキサローバル孔
断面の24穴口金と丸孔の24穴口金を別々のパックに
とりつけて紡速1350m/分で紡糸し、図16のよう
に引き取り前に混繊集束し、異なる断面形状が混繊され
たポリエステル未延伸糸を得た。この未延伸糸を延伸倍
率2.75倍で延伸し、得られた混繊複合糸の糸断面を
包埋法による光学顕微鏡観察をした結果、図11に示す
ように、丸断面形状とヘキサローバル断面がランダムに
分散した状態の構造からなるマルチフィラメント糸であ
った。この延伸糸を実施例2と同様にして織物としたと
ころ、風合いは独特のドライ感を有し、ドレープ性に優
れるものとなった。また、得られた生機を通常の染色工
程において、120℃の液流リラックス処理、190℃
の中間セット、アルカリ減量処理(減量率20%)、1
30℃の液流染色処理、160℃の仕上げセットを行う
と、鮮やかな発色性を示し、また、得られた糸の吸水性
をバイレック法で測定した結果、58mm、滴下法によ
る吸水拡散速度は約6秒であり吸水性、汗処理性にも大
変優れるものとなった。
【0044】実施例4 実施例1で得られた混繊複合糸(167デシテックス4
8フィラメント)を延伸し、この延伸糸を経糸および緯
糸に使用し、無糊ウオータージェットルーム450r.
p.mで生機密度経77本/2.54、緯61本/2.
54cmで平組織に製織した。この生機を通常の染色加
工工程によりリラックス処理、中間セット後、アルカリ
減量処理(減量率26%)を行い、次いで仕上げセット
で経糸密度84本/2.54cm、緯糸密度73本/
2.54cmに仕上げた。該織物の吸水特性を評価した
ところ、バイレック法による吸水性は58mm、滴下法
による吸水拡散速度は5秒とであり、従来のマルチフィ
ラメント糸(丸断面、84デシテックス48フィラメン
ト)では得られないドライ感に優れた織物となった。ま
た、この織物をカチオン染料で染色すると、鮮やかな色
彩のものが得られた。
【0045】実施例5 実施例4において引き取り工程のインターレースノズル
をはずして引き取り、延伸を行い、得られた混繊糸をマ
イクロスコープで観察したところ、丸断面とヘキサロー
バル断面はランダムに分散していた。また、得られた延
伸糸は断面形状の異なるフィラメント間で延伸張力差に
より外層・内層のランダム度合いを増し、織物はふくら
み感にすぐれ、吸水性能は実施例4と同様優れたものと
なった。ただし、後工程の通過性が若干低下してしまっ
たため、発色性は実施例4には及ばなかったが、従来品
よりは若干向上した。
【0046】実施例6 ナトリウムスルホイソフタル酸を3.0wt%共重合し
たポリエステルを図19に示すように配した口金を用
い、図17のような工程により1500m/分の速度で
紡糸し、常法によって延伸し、84デシテックス24フ
ィラメントの延伸糸を得た。得られた延伸糸を生機密度
136本/2.54cm×75本/2.54cmのベネ
シャン組織で製織した。この生機を使用して通常の染色
工程に投入し、120℃リラックス、190℃中間セッ
ト、アルカリ減量率21.8%の後、130℃で液流染
色し、仕上げセット条件160℃で密度153本/2.
54cm×91本/2.54cmに仕上げた。得られた
織物は、通常の芯鞘2層構造延伸糸(丸断面、167デ
シテックス60フィラメント)で構成されたベネシャン
織物に比較して、遜色のないドレープ性を有し、ドライ
な風合いを有するものが得られた。本原糸を用いて得ら
れた織物は緯糸として通常のポリエステルを用いている
ため、発色性は従来のものに比べて若干向上した。また
バイレック法による吸水性も36mm、滴下法による吸
水拡散速度も13秒とやや低めではあったが従来品対比
向上することがわかった。
【0047】比較例4 極限粘度[η=0.64]のポリエチレンテレフタレー
トを丸孔24孔口金を用い、図15のような工程により
3000m/分の速度で紡糸し、148デシテックス4
8フィラメントの半延伸糸を得た。この半延伸糸を常法
に従って延伸倍率1.74、HR温度130℃、延伸速
度450m/分で延伸し、繊度85デシテックス、強度
4.9CN/dtex、伸度38%、沸水収縮率9.8
%の特性を有する延伸糸を得、実施例1と同様に製織し
た。得られた織物はドレープ性を有していたが、吸水特
性はバイレック法による吸水性が21mm、滴下法によ
る吸水拡散速度が61秒と低めであり、ドライ感、汗処
理性ともに劣る物であった。
【0048】比較例5 使用する口金を六葉(ヘキサローバル)型断面口金に変
更して比較例4と同様な方法で織物を得た。得られた織
物は異形断面同士がかみ合ってしまい、ソフト性に欠
け、ドライ感とは異なるじゃりじゃりした風合いのもの
になってしまった。また、バイレック法による吸水性は
23mm、滴下法による吸水拡散速度も54秒と低めで
あり、ドライ感、汗処理性ともに劣るものであった。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、生糸使用でもドレープ
性とドライ感を有し、さらに良好な発色性と吸水性が付
与された混繊複合糸からなる織編物を提供できる。とく
に婦人服のブラウス・ワンピース、スーツの裏地などに
展開すると優雅なシルエットが得られるだけでなく、原
糸の断面形状のミックス効果と、改質ポリマの吸水・吸
湿性効果により、夏場の汗によるべたつき感から解放さ
れる。また、婦人服では重要なセールスポイントとなる
発色性も同時に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】繊維断面形状の説明図
【図2】凹部を有しないフィラメント糸の断面形状の一
例示図
【図3】凹部を有しないフィラメント糸の断面形状の一
例示図
【図4】凹部を有しないフィラメント糸の断面形状の一
例示図
【図5】繊維断面形状の説明図
【図6】凹部を有するフィラメント糸の断面形状の一例
示図
【図7】凹部を有するフィラメント糸の断面形状の一例
示図
【図8】凹部を有するフィラメント糸の断面形状の一例
示図
【図9】凹部を有するフィラメント糸の断面形状の一例
示図
【図10】凹部を有するフィラメント糸の断面形状の一
例示図
【図11】本発明の混繊複合糸の一例を示す断面概略図
【図12】本発明の混繊複合糸の一例を示す側面概略図
【図13】従来の芯鞘多層2層構造糸を示す側面概略図
【図14】従来の芯鞘多層構造糸を示す側面概略図
【図15】本発明の混繊複合糸を得る方法の一例を示す
工程概略図
【図16】本発明の混繊複合糸を得る方法の他の一例を
示す工程概略図
【図17】本発明の混繊複合糸を得る方法のさらに他の
一例を示す工程概略図
【図18】本発明で用いられる口金の一例を示す平面概
略図
【図19】本発明で用いられる口金の他の一例を示す平
面該略図
【図20】本発明で用いられる口金のさらに他の一例を
示す平面概略図
【図21】本発明で用いられる口金のさらに他の一例を
示す平面概略図
【図22】バイレック法による吸水性の測定方法を説明
する説明図
【符号の説明】
1:口金 2:チムニー 3:給油ガイド 4:インターレースノズル 5:引き取りローラー 6:ハ゜ッケーシ゛ A:2種類以上の異なる形状の紡糸孔で構成される1枚
の口金 B:凹部を有しない形状の紡糸孔で構成される1枚の口
金 C:3〜8個の凹部を有する形状の紡糸孔で構成される
1枚の口金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // D01D 5/08 D01D 5/08 G D01F 6/62 303 D01F 6/62 303K Fターム(参考) 4L002 AA07 AB00 AB02 AC00 AC06 DA05 EA03 FA01 4L035 AA08 BB33 BB65 DD02 EE05 4L036 MA05 MA20 PA01 PA03 PA33 UA16 UA25 4L045 AA05 BA03 BA15 BA43 CB11 4L048 AA20 AA21 AA23 AA37 AA42 AA48 AA49 AA50 AB08 AB09 AC07 AC09 AC10 AC11 AC15 BA01 BA02 CA00 CA07 CA12 CA15 DA01 EA01 EA02 EB04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類以上の異なる断面形状のポリエステ
    ルフィラメント糸であって、一方が凹部を有しない断面
    形状のフィラメント糸、他方が3〜8個の凹部を有する
    断面形状のフィラメント糸であり、それぞれの断面形状
    のフィラメント糸がランダムな状態で混繊している混繊
    糸からなる、バイレック法による吸水特性が30mm以上、
    滴下法による拡散速度が15秒以下である織編物。
  2. 【請求項2】ポリエステルフィラメント糸が金属スルホ
    ン酸基を有する芳香族ジカルボン酸成分およびその誘導
    体を2〜10wt%共重合した改質ポリエステルからな
    ることを特徴とする請求項1記載の混繊複合糸からなる
    織編物。
JP2000050697A 2000-02-28 2000-02-28 混繊糸からなる織編物およびその製造方法 Pending JP2001248034A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240242A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Toray Ind Inc 異形断面混繊糸
JP2007009369A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toray Ind Inc 混繊糸からなる織編物
JP2010144288A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Toyobo Specialties Trading Co Ltd ポリエステル編地

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