JP2001247806A - 油性ボールペンインキ - Google Patents

油性ボールペンインキ

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JP2001247806A
JP2001247806A JP2000059292A JP2000059292A JP2001247806A JP 2001247806 A JP2001247806 A JP 2001247806A JP 2000059292 A JP2000059292 A JP 2000059292A JP 2000059292 A JP2000059292 A JP 2000059292A JP 2001247806 A JP2001247806 A JP 2001247806A
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Setsu Oyama
節 大山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑性能が高く、滑らかな書き味で、かつ長
時間筆記しても筆記性能が低下しない油性ボールペンイ
ンキを提供すること。 【解決手段】 少なくとも、有機溶剤と着色剤と下記一
般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜8のアルキル基を示し、R2
水素原子又は炭素数4〜8のアルキル基を示す)で表さ
れる燐酸モノもしくはジアルキルエステルとを含有する
油性ボールペンインキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油性ボールペンイ
ンキに関し、詳しくは、極めて優れた潤滑性を有し、滑
らかな書き味を与える油性ボールペンインキに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ボールペン用油性インキの粘度は
おおよそ10000〜30000mPa・sであり、水
性インキに比べると粘度が高いため、書き出しにおける
インキの出をスムーズにし、滑らかな筆記感を得るため
に、オレイン酸、リノール酸、リシノール酸等の高級脂
肪酸が添加されている。
【0003】しかしながら、高級脂肪酸を添加しただけ
では充分な潤滑性は得られず、筆記途中で描線状態が悪
くなったり、連続筆記や高筆記圧での筆記において、い
わゆる線飛びが起こったり、筆記感が重くなることがあ
り、また、長時間の使用によりインキの出が極端に減少
したり、最後まで滑らかな筆感が得られなくなるなどの
欠点を有していた。さらに、従来の潤滑剤では、特にイ
ンキ粘度を低めに設定した場合にボールとボールペンチ
ップの受け座との間で局部的な摩耗が起こり、充分な筆
記性や潤滑性能を得ることが出来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より潤滑性
能が高く、滑らかな書き味を与え、かつ長時間筆記して
も最後まで滑らかな筆記性能が維持される油性ボールペ
ンインキを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記実情に
鑑み鋭意研究を重ねた結果、インキ中に特定の燐酸アル
キルエステルを配合することにより、良好な潤滑性と優
れた筆記性能のボールペンインキが得られることを見出
し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は以下の(1)〜(4)
に存する。 (1) 少なくとも、有機溶剤と着色剤と下記一般式
(I)
【化2】 (式中、R1は炭素数4〜8のアルキル基を示し、R2
水素原子又は炭素数4〜8のアルキル基を示す)で表さ
れる燐酸モノもしくはジアルキルエステルとを含有する
油性ボールペンインキ。 (2) 25℃における粘度が、3000〜8000m
Pa・sである請求項1記載の油性ボールペンインキ。 (3) 有機溶剤として、20℃における蒸気圧が1m
mHg以下の有機溶剤を使用するものである請求項1記
載の油性ボールペンインキ。 (4) 燐酸モノもしくはジアルキルエステルの含有量
が、インキ全量に対して0.01〜5重量%である請求
項1ないし3のいずれかの項に記載の油性ボールペンイ
ンキ。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明油性ボールペンインキに使
用される上記一般式(I)の燐酸モノもしくはジアルキ
ルエステル(以下、「燐酸アルキルエステル」と記す)
は、燐酸と、1または2のアルキル基がエステル結合し
た構造を有する化合物である。
【0008】上記一般式(I)中、基R1および基R2
表される炭素数4〜8のアルキル基は、直鎖または分岐
鎖のいずれであってもよく、また、基R1と基R2とが同
一であっても異なっていてもよい。本発明では、モノエ
ステルもしくはジエステルをそれぞれ単独で使用するこ
ともできるが、モノエステルおよびジエステルの混合物
を使用することも可能である。
【0009】本発明で好ましく利用可能な燐酸アルキル
エステルとしては、以下の式(II)ないし(V)で表さ
れる化合物から選択される1種以上が例示される。
【0010】
【化3】
【0011】燐酸アルキルエステルとしては、例えば、
Hordaphos MDB、Hordaphos MD
AH(以上、Clariant社製)等の市販品を好適
に使用できる。
【0012】本発明における上記燐酸アルキルエステル
の配合量は、インキ全量に対して0.01〜5重量%
(以下、単に「%」と記す)程度とすることができ、
0.01〜3%程度であればより好ましく、0.05〜
1.5%程度が望ましい。配合量が0.01%未満では
充分な潤滑効果が得られない場合があり、逆に5%を超
えると油性ボールペンインキとしての系が壊れるなどイ
ンキとしての性能を損なう場合がある。
【0013】本発明インキに使用される着色剤として
は、ボールペンインキに用いられる公知の染料及び/ま
たは顔料を制限なく使用可能であり、単独で使用するこ
とも、適宜組み合わせて使用することもできる。着色剤
の使用量は特に限定されないが、インキ全量に対して5
〜50%とすることが好ましく、15〜40%であれば
より好ましい。
【0014】有機溶剤としては、通常の油性ボールペン
インキに用いられている溶剤、すなわち、前記の着色剤
を溶解または分散できるものであれば制限無く利用でき
るが、特に20℃における蒸気圧が1mmHg以下(好
ましくは0.9mmHg以下)の比較的高沸点の溶剤を
使用することが有利である。かかる性質を有する有機溶
剤としては、例えば、エチレングリコールモノフェニル
エーテル(0.03mmHg)、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル(0.3mmHg)、ジプロピレ
ングリコールモノエチルエーテル(0.2mmHg)等
のグリコールエーテル類、ベンジルアルコール(0.8
mmHg)等の芳香族アルコール、カルビトール類
(0.01〜0.2mmHg)、セロソルブ類であって
20℃の蒸気圧が1mmHg以下のものなどを挙げるこ
とができる(以上のかっこ内の数値は20℃における蒸
気圧を示す)。また、上記以外にも、例えば、プロピレ
ングリコールモノフェニルエーテル、フェノキシエタノ
ール等の溶剤が適用可能である。有機溶剤は、単独で
も、二種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0015】有機溶剤の使用量は特に限定されないが、
例えば、インキ全量に対して、30〜80%程度とする
ことが好ましく、40〜70%程度であれば更に好まし
い。有機溶剤の配合量が30%を下回る場合には、イン
キの粘度が上昇しすぎ、描線のなめらかさが損なわれた
り、インキの流出不良を生じることがあり、逆に、配合
量が80%を超えるとインキの粘度が下がりすぎ、ボテ
や紙面での描線の滲みが生じる場合がある。
【0016】本発明における樹脂は、インキ組成物を所
定の粘度に調整するための粘度調整剤として、あるいは
着色剤の固着剤として、さらにはインキの耐水性や分散
安定性を向上させる目的等で用いられるものである。本
発明では、ボールペンインキに通常使用されている樹脂
を制限なく使用でき、例えばケトン樹脂、スルフォアミ
ド樹脂、マレイン樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹
脂、フェノール樹脂、ロジン樹脂、テルペン系樹脂、エ
ステルガム、ポリビニルピロリドンなどを好適に配合で
きる。樹脂は単独でも、二種以上を組合せて用いること
もできる。樹脂の使用量は特に限定されないが、インキ
全量に対して、0.1〜50%程度が好ましく、0.3
〜40%程度であればより好ましい。
【0017】本発明の油性ボールペンインキの粘度は、
25℃で3000〜8000mPa・s程度の範囲とす
ることが好ましい。粘度の調整は、着色剤として顔料を
用いるか染料を用いるかに応じて、樹脂や有機溶剤の配
合量を適宜増減させることにより行うことが可能であ
る。
【0018】本発明の油性ボールペンインキには、必要
に応じて油性ボールペンインキに通常使用されている各
種添加剤、例えば、界面活性剤、高級不飽和脂肪酸、潤
滑油防錆剤、酸化防止剤、抗菌剤、pH調整剤等を任意
成分として配合することが可能である。
【0019】本発明油性ボールペンインキは、常法に従
い上記必須成分および任意成分を攪拌混合等することに
より製造できる。
【0020】本発明の油性ボールペンインキは、潤滑性
能が高いため、横銅材や洋白材製のボールペンチップに
限らず、例えばステンレススチール製等のボールペンチ
ップを備えたボールペンにも好ましく使用できる。ま
た、一般に市場に出回っている油性ボールペンは、ボー
ル径が0.25mm以上であるが、ボール径が0.7m
mを超えるとボールペンチップ受け座との接触面積が大
きくなることに起因して潤滑剤によらなくとも潤滑性が
向上する傾向がある。従って、本発明の油性ボールペン
インキは、0.7mm以下、特に0.25〜0.7mm
程度のボール径を有するボールペンチップに適用した場
合に、きわめて顕著にその効果を表すものである。
【0021】
【作用】本発明に使用する燐酸アルキルエステルのイン
キ中における作用は未だ明確には判明していないが、従
来の潤滑剤(高級脂肪酸等)に比べ燐酸アルキルエステ
ルの金属表面への吸着力が強固であるため、ボールとボ
ールペンチップ受け座の間に十分に作用することによ
り、インキ粘度が低い場合(3000〜8000mPa
・s/25℃程度)でも、筆記性能の劣化を引き起こす
ことなく滑らかな筆感が得られるものと推測される。
【0022】なお、インキ中にリン酸エステルを配合し
た公知技術として、特開平11−293174号公報で
は、広い粘度範囲で良好な潤滑性と滑らかな筆感を有す
る油性インキ組成物が提案されており、このインキは優
れた性能を有するものであるが、ノニルフェノール系燐
酸エステルを使用する点で本発明とは異なる。また、特
開昭60−158280号公報では、分散剤としてアル
キル燐酸エステルを配合したボールペン用インキが開示
されているが、エステルのアルキル鎖が長い点および高
粘性のインキである点で本発明とは異なる。
【0023】
【実施例】次に、実施例、試験例により、本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらに制約されるもので
はない。なお、実施例で使用したEH型粘度計は、トキ
メック社製(製品名;DVU−E)であり、レギュラー
コーン2.5rpmで測定した。また、試験に用いたボ
ールペンは、三菱鉛筆製SA−5(0.5mmボール)
である。
【0024】 実施例1 <成 分> 配合量(%) スピロンブラックGMH(保土谷化学工業社製) 15.0 スピロンバイオレットC−RH(保土谷化学工業社製) 15.0 スピロンイエローC−GNH(保土谷化学工業社製) 5.0 フェノキシエタノール 43.4 ベンジルアルコール 7.0 ハイラック#110H 12.0 (日立化成社製;バインダー、かつ増粘剤としてのケトン樹脂) PVPK−90 0.5 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) オレイン酸(潤滑剤) 2.0 燐酸モノおよびジ・n−ブチルエステル 0.1 (Clariant社製;Hordaphos MDB) <製 法>上記材料を60℃で加温撹拌して十分に溶解
させ、本発明の黒インキを得た。このインキの25℃に
おける粘度をEH型粘度計で測定したところ、3000
mPa・sであった。
【0025】 実施例2 <成 分> 配合量(%) スピロンブラックGMH(保土谷化学工業社製) 18.0 スピロンバイオレットC−RH(保土谷化学工業社製) 18.0 スピロンイエローC−GNH(保土谷化学工業社製) 10.0 フェノキシエタノール 32.8 ベンジルアルコール 8.5 レジンSK 11.4 (Huls社製;バインダー、かつ増粘剤としてのケトン樹脂) PVPK−90 0.3 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) 燐酸モノおよびジ・(2−エチルヘキシル)エステル 1.0 (Clariant社製;Hordaphos MDAH) <製 法>上記材料を60℃で加温撹拌して十分に溶解
させ、本発明の黒インキを得た。このインキの25℃に
おける粘度をEH型粘度計で測定したところ、3800
mPa・sであった。
【0026】 実施例3 <成 分> 配合量(%) バリーファーストブルー1603 15.0 (オリエント化学工業社製) サビニールブルーGLS(SANDOZ社製) 15.0 フェノキシエタノール 32.95 ベンジルアルコール 21.1 PVPK−30 12.4 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) PVPK−90 0.5 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) オレイン酸(潤滑剤) 3.0 燐酸モノおよびジ・(2−エチルヘキシル)エステル 0.05 (Clariant社製;Hordaphos MDAH) <製 法>上記材料を60℃で加温撹拌して十分に溶解
させ、本発明の青インキを得た。このインキの25℃に
おける粘度をEH型粘度計で測定したところ、8000
mPa・sであった。
【0027】 実施例4 <成 分> 配合量(%) スピロンレッドC−BH(保土谷化学工業社製) 4.0 スピロンレッドC−GH(保土谷化学工業社製) 4.0 SPTオレンジ6(保土谷化学工業社製) 15.0 フェノキシエタノール 42.8 ベンジルアルコール 21.5 ルビスコールK−30 10.4 (BASF製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) ルビスコールK−90 0.3 (BASF製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) オレイン酸(潤滑剤) 1.5 燐酸モノおよびジ・n−ブチルエステル 0.5 (Clariant社製;Hordaphos MDB) <製 法>上記材料を60℃で加温撹拌して十分に溶解
させ、本発明の赤インキを得た。このインキの25℃に
おける粘度をEH型粘度計で測定したところ、6500
mPa・sであった。
【0028】 実施例5 <成 分> 配合量(%) スピロンブルーBPNH(保土谷化学工業社製) 26.0 スピロンイエロー530(保土谷化学工業社製) 6.0 フェノキシエタノール 42.0 ベンジルアルコール 15.0 PVPK−30 4.7 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) ハイラック#110H 5.0 (日立化成社製;バインダー、かつ増粘剤としてのケトン樹脂) PVPK−90 0.3 (ISP製;バインダー、かつ増粘剤としてのポリビニルピロリドン) 燐酸モノおよびジ・(2−エチルヘキシル)エステル 1.0 (Clariant社製;Hordaphos MDAH) <製 法>上記材料を60℃で加温撹拌して十分に溶解
させ、本発明の緑インキを得た。このインキの25℃に
おける粘度をEH型粘度計で測定したところ、4800
mPa・sであった。
【0029】比較例1〜5 燐酸アルキルエステルに替え、フェニルグリコールを用
いる以外は、上記実施例1〜5と同様にして各色のイン
キを調整した。各比較例の25℃における粘度を実施例
と同様の方法で測定したところ、比較例1は3000m
Pa・s、比較例2は3700mPa・s、比較例3は
8000mPa・s、比較例4は6300mPa・s、
比較例5は4500mPa・sであった。
【0030】試験例 上記実施例1〜5および比較例1〜5で得られたインキ
をステンレススチールチップを用いたボールペンに充填
し、以下の方法により筆記性能を試験した。その結果を
表1に示す。
【0031】(1)書き味評価 ランダムに選出した30名のパネラーにより筆記感のア
ンケートを行い、5段階評価を行った。 <評価基準> ○;非常に滑らかで軽い書き味 ●;滑らかで軽い書き味 △;やや滑らかさや軽さに欠ける書き味 ▲;やや重い書き味 ×;非常に重い書き味
【0032】(2)筆記性試験 JIS S 6039に規定されている筆記性能試験条
件に基づいて1000m迄筆記し、その筆記描線の状態
を初期と1000m筆記時点とで比較し、5段階評価し
た。表1のデータは試料数10本中の最頻値である。 <評価基準> ○;初期の描線状態と1000m筆記時の描線状態に全
く変化がない。 ●;初期の描線状態と比べ1000m筆記時はかすかに
劣化が見られる。 △;初期の描線状態と比べ1000m筆記時は若干の劣
化が認められる。 ▲;初期の描線状態と比べ1000m筆記時ははっきり
と劣化が認められる。 ×;初期の描線状態と比べ1000m筆記時は著しい劣
化が認められる。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の油性ボール
ペンインキは、一般式(I)の燐酸アルキルエステルを
含有するため、高い潤滑性を有し、最後まで良好な書き
味と筆記性能を維持できる。特に、インキ粘度が低い場
合でも、筆記性能の劣化を引き起こすことなく滑らかな
筆感が得られる。また、本発明の油性ボールペンインキ
は、横銅材や洋白材は勿論のこと、耐食性は良いが書き
味が悪いとされるステンレススチール等で構成されたボ
ールペンチップを使用しても極めて滑らかな書き味を提
供できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、有機溶剤と着色剤と下記一
    般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜8のアルキル基を示し、R2
    水素原子又は炭素数4〜8のアルキル基を示す)で表さ
    れる燐酸モノもしくはジアルキルエステルとを含有する
    油性ボールペンインキ。
  2. 【請求項2】 25℃における粘度が、3000〜80
    00mPa・sである請求項1記載の油性ボールペンイ
    ンキ。
  3. 【請求項3】 有機溶剤として、20℃における蒸気圧
    が1mmHg以下の有機溶剤を使用するものである請求
    項1記載の油性ボールペンインキ。
  4. 【請求項4】 燐酸モノもしくはジアルキルエステルの
    含有量が、インキ全量に対して0.01〜5重量%であ
    る請求項1ないし3のいずれかの項に記載の油性ボール
    ペンインキ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067758A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ぺんてる株式会社 ボールペン用油性インキ
JP2018154824A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社パイロットコーポレーション 油性ボールペン用インキ組成物及びそれを用いた油性ボールペン
JP2019011403A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具用インキ組成物およびそれを用いた筆記具
JP2019089991A (ja) * 2017-11-17 2019-06-13 株式会社パイロットコーポレーション 油性ボールペン用インキ組成物およびそれを用いた油性ボールペン

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