JPH11293174A - 油性インキ組成物及び油性ボールペン - Google Patents
油性インキ組成物及び油性ボールペンInfo
- Publication number
- JPH11293174A JPH11293174A JP10508398A JP10508398A JPH11293174A JP H11293174 A JPH11293174 A JP H11293174A JP 10508398 A JP10508398 A JP 10508398A JP 10508398 A JP10508398 A JP 10508398A JP H11293174 A JPH11293174 A JP H11293174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- oil
- viscosity
- writing
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
先でのチップ摩耗を抑制する効果が大きくかつ滑らかな
書味となる油性インキ組成物と油性ボールペンを提供す
ること。 【解決手段】 油性インキ組成物において、下記一般式
(1)で表されるノニルフェノール系リン酸エステルを
含有することを特徴とする。 〔ここで式(I)中のnは2〜50の整数、mは1〜3
の整数、Rはノニルフェノール基を表わす。〕また上記
の油性インキ組成物を充填していることを特徴とする油
性ボールペン。
Description
物、特に広範囲な粘度範囲で極めて優れた潤滑性を有す
るとともにチップ摩耗を抑制する効果が大きくかつ滑ら
かな書味となる油性ボールペン用に好適な油性インキ組
成物と油性ボールペンに関する。
からなるペン先、インキ収容管、ペン軸などから構成さ
れる。このボールペンに油性インキを充填して筆記した
場合、ペン先のボールの回転によりチップ内部より流出
してくるインキが紙などの記録体に転写もしくは浸透
し、特に転写により、筆跡・描線を作り出す。その時、
転写または浸透しきれなかった余剰のインキがチップホ
ルダーの外周に付着し、書き始めや、時には筆記途中で
インキのかたまりが滴下されるいわゆるボテ現象が発生
し、きれいな描線を得ることができないことがある。
し、かつ滑らかな運筆感を得るために、従来から油性イ
ンキ組成物に潤滑剤としてステアリン酸、オレイン酸、
リシノール酸、リノール酸等の高級脂肪酸等が添加され
ている。しかしながら、これら高級脂肪酸を添加した油
性ボールペン用インキ組成物では、長距離筆記、特に高
筆圧下での長距離筆記の際には潤滑性が不足して筆感が
重くなったり、描線がかすれたり、速書きすると線が途
切れたりするなどの課題があり、潤滑剤としては未だ性
能的に不十分である。
脂肪酸やナフテン酸等の非アルカリ金属塩を、特開昭5
5−84376号にはラノリン誘導体を、特公平1−3
9467号にはフッ素系またはシリコーン系界面活性剤
をそれぞれ使用する油性インキ組成物が提案されている
が、未だ得られる性能が十分ではなかったり他の品質に
悪影響を与えるなどの問題がある。
リセリンの脂肪酸エステルを、特開平8−41407号
にはフッ素系ホスホン酸化合物を、特開平9−1947
83号では、リン酸エステル化合物をそれぞれ使用する
油性インキ組成物も提案されているが、多くの場合得ら
れる性能が不十分であった。特に、軽い書き味を得るた
めに25℃での粘度が100〜5,000mPa・sと
油性ボールペン用のインキ組成物として低い粘度に設定
した場合や、耐光性や耐アルコール性などの堅牢性を付
与するためにインク中に5〜30重量%の顔料を添加し
たインク等で顕著である。
性インキの粘度を下げると数千mP・s以上では良いが
それ以下になると徐々にボールと受け座での金属接触が
増加し書き味の低下やボール受け座の摩耗を引き起こ
す。すなわち使い始めのころは粘度効果により比較的書
き味が良好であるが、筆記するにするに従って摩耗が進
みチップの内部構造が破壊され書き味の低下は勿論筆記
できない状態になることもある。
高く滑らかな書き味で、かつ長時間筆記しても変わらぬ
性能を有する油性インキ組成物と油性ボールペンが望ま
れている。本発明は、上記従来の現状に鑑み、これを解
決したものであり、広範囲な粘度範囲で優れた潤滑性を
有するとともにボールチップとそのホルダーからなるペ
ン先でのチップ摩耗を抑制する効果が大きくかつ滑らか
な書味となる油性インキ組成物と油性ボールペンを提供
することにある。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のノニル
フェノール系リン酸エステル化合物を潤滑剤として含有
させることで上記目的を達成することを見出し、本発明
を完成するに至ったのである。すなわち、本発明は、着
色剤、有機溶剤、樹脂その他の添加剤を含有する油性イ
ンキ組成物において、下記一般式(1)で表されるノニ
ルフェノール系リン酸エステルを含有することを特徴と
する油性インキ組成物である。 〔ここで式(1)中のnは2〜50の整数、mは1〜3
の整数、Rはノニルフェノール基を表わす。〕
のノニルフェノール系リン酸エステルはHLB(親水親
油バランス)が10以下で組成物中の含有率が0.1〜
15重量%が好ましい。また上記本発明において、25
℃におけるインキ組成物の粘度が20,000mP・s
以下であることが好ましい。
組成物を充填していることを特徴とする油性ボールペン
である。さらにまた油性インキ組成物の25℃における
粘度が5,000mPa・s以下の油性インキを充填し
た低粘度性油性ボールペンが特に好ましい。
ニルフェノール系リン酸エステルを含有することでボー
ルペンのペン先でのチップ摩耗を抑制する効果が大きく
かつ滑らかな書味となる潤滑のメカニズムは、明確には
判明していないが、ノニルフェノール系リン酸エステル
のリン酸基の金属製ボールペンチップやボール表面への
吸着力が、従来から使用されて来た高級脂肪酸や他の高
級脂肪酸アルコールのリン酸エステル等に比較して強い
ため強固な潤滑層を形成するためではないかと推測され
る。その結果、高級脂肪酸やその他の添加剤及びノニル
フェノール系以外のリン酸エステルの添加では得られな
かった高筆圧下での長距離筆記においても優れた潤滑性
を保持することができるものである。
しく説明する。本発明の油性インキ組成物は、着色剤、
有機溶剤、樹脂その他の添加剤を含有する。ここで用い
る着色剤としては、従来の油性ボールペン用インキ等に
使用されている油溶性染料、顔料が使用可能である。油
溶性染料としては、使用する有機溶剤に可溶な染料、例
えばバリーファーストカラー(オリエント化学(株)
製)、アイゼンスピロン染料、アイゼンスSOT染料
(保土ケ谷化学(株)製)などが挙げられる。
ラック、酸化チタン、金属粉などの無機系顔料、あるい
はアゾレーキ、不溶性アゾ顔料、キレートアゾ顔料、フ
タロシアニン顔料、ペリレン及びペリレン顔料、アント
ラキノン顔料、キナクリドン顔料、染料レーキ、ニトロ
顔料、ニトロソ顔料などの有機系顔料が挙げられる。こ
れらの着色剤は、それぞれ単独で使用してもよいし、2
種以上混合して用いても良く、また、染料と顔料を併用
しても良い。着色剤の配合量は、インキ組成物の全重量
に対して、5〜60重量%の範囲であることが好まし
い。この場合、5重量%以下では、濃度が不足しボール
ペンとして十分な品質が得られない。また60重量%以
上では、保存安定性や溶解性の点で好ましくない。
剤は、通常の油性ボールペンインキ組成物等に用いられ
ている溶剤、すなわち前記の着色剤を溶解又は分散し、
かつ比較的高沸点であるものが使用される。このような
有機溶剤としては、例えば、ベンジルアルコール、フェ
ノキシエタノール、カービトール類、セロソルブ類など
が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以
上混合して用いてもよく、その配合量は組成物全量に基
づき、20〜70重量%の範囲であることが好ましい。
この場合、20重量%以下では、添加される着色剤その
他の溶解性の点で好ましくない。また70重量%以上で
は、含有される着色剤が不足し濃度不足となる点で好ま
しくない。
有せしめることができ、該樹脂は当該インキ組成物の粘
度を調製するために使用するものであり、通常の油性ボ
ールペンインキ組成物に使用されている樹脂、例えば、
ケトン樹脂、スルフォアミド樹脂、マレイン樹脂、エス
テルガム、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール
樹脂、ロジン樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ブチラール樹脂、及びそれらの変性物が例示できる。こ
れらの樹脂は単独で用いても、2種以上混合して用いて
もよい。これらの樹脂の含有量は、インキ組成物全量に
対して、5〜30重量%である。この場合、5重量%以
下では、必要最低限の粘度が得られない点で好ましくな
い。また30重量%以上では、得られる粘度が高くなり
すぎる点で好ましくない。
系リン酸エステルとは、アルキルフェノールとポリエチ
レングリコールとからなるエーテル型非イオン活性剤を
リン酸エステル化することによって得られた非イオン性
アニオン活性剤から選定したものであって、下記一般式
(1)で示されるリン酸モノエステル、ジエステル、ト
リエステルから選択される一種又はこれらの混合物から
なるものである。 〔ここで式(1)中のnは2〜50の整数、mは1〜3
の整数、Rはノニルフェノール基である。〕
ン酸エステルにはHLB値(親水親油バランス)が10
以上の親水性が強いものと、10以下の新油性が強いも
のとがあるが、本発明ではこのHLB値が10以下、好
ましくは8以下、更に好ましくは6以下のものを使用す
ることが望ましく、これによって特に油性インキの潤滑
性の効果が顕著に得られる。HLB(親水親油バラン
ス)が10以上のものでは、かかる効果が認められな
い。また本発明でのノニルフェノール系リン酸エステル
の含有量は、インキ組成全量に対して、0.1〜15重
量%、好ましくは、0.5〜10重量%である。上記リ
ン酸エステル化合物の含有量が0.1重量%未満ではそ
の効果を充分に発揮せずに必要な潤滑性が得られず、ま
た、リン酸エステル化合物の含有量が15重量%を越え
ると、油性ボールペンインキとしての系が壊れる等の他
の性能を損なうこととなり、好ましくない。
が、20,000mP・s以下、好ましくは10〜1
0,000mP・sの広範囲で使用可能であり、適宜着
色剤が染料や顔料の場合に応じて、前記した樹脂と有機
溶剤の配合量で粘度の調整することが好ましい。本発明
のインキ組成物には、前記必須成分に加え、本発明の効
果を損なわない範囲内で通常の油性ボールペンインキ組
成物に用いられている他の添加物、脂肪酸類、界面活性
剤、防錆剤、酸化防止剤、抗菌剤、pH調整剤、潤滑油
等を必要に応じて添加することもできる。
粘度範囲で優れた効果を発揮することから、その用途は
ボールペン等の筆記具用の他に、スタンプ台に含浸させ
たスタンプ台用、微細な連続気孔を有する多孔性ゴム印
材に含浸させた捺印用等にも好適に使用可能である。特
に筆記具用における本発明のインキ組成物は、黄銅材や
洋白材においても優れた品質を有するが、快削ステンレ
ス鋼で構成されたボールペン用チップを使用したボール
ペンで最も好適に使用される。このうち特にインキ粘度
が低いもの、例えば25℃における粘度が5,000m
Pa・s以下の低粘度油性インキ組成物をボールペンに
充填させた場合に優れた潤滑効果を発揮し好ましい。
知のボール、チップホルダーからなるペン先、インキ収
容管、ペン軸などから構成され、該インキ収容管に前記
した本発明の油性インキ組成物を充填したものである。
この本発明によるボールペンによる筆記は、ペン先のボ
ールの回転によりチップ内部より流出してくるインキが
紙などの記録体に転写もしくは浸透し、特に転写によ
り、筆跡・描線を作り出す。その時、余剰のインキがチ
ップホルダーの外周に付着しても、再び書き始めるとき
や、筆記途中でのインキのボテ現象が発生がなく、いつ
までもきれいな描線を得ることができる。
細に説明する。なお、本発明はこの実施例によって限定
されるものでない。また下記の実施例及び比較例におけ
るインキの粘度の測定、流量変化の確認及び書き味の良
否の判定は以下のようにして行った。また得られたイン
キ組成物をボールペン(インキ収納管:ポリプロピレン
製チューブ、チップホルダー:ステンレスチール、ボー
ル:超硬合金タングステンカーバイドで、直径0.7m
m)に充填し、その筆記性能をテストした。
プ:トキメック製)(または準ずるデジタル粘度計DV
U−Eシリーズ) 使用ローター;標準コーン(1°34’)
を判定する。 ◎;非常に滑らかで軽い書き味 ○;滑らかで軽い書き味 △;やや滑らかさや軽さに欠ける書き味 ▲;やや重い書き味 ×;非常に重い書き味
記試験を行い得られた筆記描線の状態を目視にて判定し
た。 ◎;特に良好 ○;良好 △;従来と変わらない ▲;やや劣る ×;非常に劣る
まで放冷し、手書きで螺旋筆記して筆記性を調べた。 ◎;試験前と同様に筆記できる ○;試験前と比較して多少変化がある △;カスレが生じる ▲;カスレが酷い ×;筆記できない
造メーカーをまとめて示す。 *1 オリエント化学工業(株)製 *2 保土谷化学工業(株)製 *3 日立化成(株)製 *4 ISP製 *5 東邦化学工業(株)製 *6 BASF製 *7 本州化学工業(株)製 *8 積水化学工業(株)製 *9 第一工業製薬(株)製 *10 SANDOZ製 *11 電気化学工業(株)製 *12 NLケミカルズ(株)製 *13 共栄社油脂(株)製 *14 日本アエロジル(株)製
投入し、60℃、10時間撹拌機し、加圧濾過により不
純物を除いて粘度10,500mPa・sの油性ボール
ペン用黒インキ組成物を調製し、その筆記性能をテスト
した。 染料:バリーファーストブラック #1802 *1 20 wt% バリーファーストイエロー #1105 *1 5 wt% スピロンバイオレット C-RH *2 15 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 8.5 wt% フェノキシエタノール 35 wt% 樹脂:アセトフェノン樹脂(ハイラック 110H)*3 15 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) *4 0.5 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RE-410 *5 1 wt% (ノニルフェノール系、HLB;9.6)
粘度3,000mPa・sの油性ボールペン用黒インキ
組成物を調製し、その筆記性能をテストした。 染料:ニグロシン EX *1 15 wt% バリーファーストバイオレット #1701 *1 20 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 22.4 wt% フェノキシエタノール 34 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック #111) *3 2 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) *4 0.6 wt% 潤 滑剤:オレイン酸 2 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-510 *5 4 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;9.8)
ノミルで分散し、アセトフェノン樹脂を添加後濾過し、
粘度7,500mPa・sの油性ボールペン用黒インキ
組成物を調製し、その筆記性能をテストした。 顔料:カーボンブラック 15 wt% 染料:スピロンバイオレット C-RH *2 15 wt% スピロンイエロー C-2GH *2 6 wt% 溶剤:フェノキシエタノール 43.5 wt% 樹脂:アセトフェノン樹脂(ハロン 110H) *7 10 wt% ポリビニルブチラール(エスレック B BL-1) 2 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) *4 0.5 wt% リン酸エステル化合物:プライサーフ A207H *9 8 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;7.1)
Pa・sの油性ボールペン用青インキ組成物を調製し、
その筆記性能をテストした。 染料:バリーファーストブルー#1603 *1 15 wt% サビニールブルー GLS *10 15 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 4 wt% フェノキシエタノール 57.2 wt% 樹脂:ポリビニルピロリドン(ルビスコール K30)*6 4 wt% ポリビニルピロリドン(ルビスコール K80)*6 0.8 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 4 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
mPa・sの油性ボールペン用赤インキ組成物を調製
し、その筆記性能をテストした。 染料:スピロンレッド C-GH *2 5 wt% スピロンレッド C-BH *2 5 wt% SPTオレンジ 6 *2 15 wt% 溶剤:フェノキシエタノール 60 wt% 樹脂:ポリビニルピロリドン (PVPK120) *4 0.7 wt% リン酸エステル化合物:プライサーフ A207H *9 8 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;7.1)
は、実施例1と同様にして下記の配合で、粘度10,0
00mPa・sの油性ボールペン用黒インキ組成物を調
製し、その筆記性能をテストした。 染料:バリーファーストブラック #1802 *1 20 wt% バリーファーストイエロー #1105 *1 5 wt% スピロンバイオレット C-RH *2 15 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 10 wt% フェノキシエタノール 34.5 wt% 樹脂:アセトフェノン樹脂(ハイラック 110H) *7 15 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) *4 0.5 wt%
は、実施例1と同様にして下記の配合で、実施例1と同
様にして、粘度3,500mPa・sの油性ボールペン
用青インキ組成物を調製し、その筆記性能をテストし
た。 染料:バリーファーストブルー #1603 *1 15 wt% サビニールブルー GLS *10 15 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 4 wt% フェノキシエタノール 57 wt% 樹脂:ポリビニルピロリドン(ルビスコール K30)*6 6 wt% 潤 滑剤:オレイン酸 3 wt%
は、実施例1と同様にして下記の配合で、粘度1,50
0mPa・sの油性ボールペン用赤インキ組成物を調製
し、その筆記性能をテストした。 染料:スピロンレッド C-GH *2 5 wt% スピロンレッド C-BH *2 5 wt% SPTオレンジ 6 *2 15 wt% 溶剤:フェノキシエタノール 71.8 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック #111) *3 4 wt% ポリビニルピロリドン(PVPK120) *4 0.2 wt% 潤 滑剤:リシノール酸 5 wt%
ルアルコール系に変更し、下記の配合にて実施例1と同
様にして、粘度5,000mPa・sの油性ボールペン
用黒インキ組成物を調製し、その筆記性能をテストし
た。 染料:ニグロシン EX *1 15 wt% バリーファーストバイオレット #1701 *1 20 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 20.4 wt% フェノキシエタノール 32 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック #111) *3 4 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) *4 0.6 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RB-410 *5 8 wt% (オレイルアルコール系、HLB;8.6)
ルアルコール系に変更し、下記の配合にて実施例1と同
様にして、粘度5,500mPa・sの油性ボールペン
用黒インキ組成物を調製し、その筆記性能をテストし
た。 顔料:カーボンブラック 15 wt% 染料:スピロンバイオレット C-RH *2 15 wt% スピロンイエロー C-2GH *2 6 wt% 溶剤:フェノキシエタノール 52.5 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスリック B BL-1) 7 wt% ポリビニルピロリドン(PVPK90)*4 0.5 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RS-410 *5 4 wt% (トリデシルアルコール系、HLB;9.0)
10以上のものに変更し、下記の配合にて実施例1と同
様にして、粘度3,000mPa・sの油性ボールペン
用黒インキ組成物を調製し、その筆記性能をテストし
た。 染料:バリーファーストブラック #1802 *1 20 wt% バリーファーストイエロー #1105 *1 5 wt% スピロンバイオレット C-RH *2 15 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 12 wt% フェノキシエタノール 40.5 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック #111) *3 7 wt% リン酸エステル化合物:プライサーフ A217E *9 0.5 wt% (ノニルフェノール系、HLB;14.95)
用し、下記の配合にて実施例1と同様にして、粘度8,
500mPa・sの油性ボールペン用黒インキ組成物を
調製し、その筆記性能をテストした。 染料:スピロンブラック GMHスペシャル *2 15 wt% スピロンバイオレット CR-H *2 15 wt% スピロンイエロー C-2GH *2 6 wt% 溶剤:フェノキシエタノール 47 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック #111) *3 15.5 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK90) 0.5 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-710 *5 1 wt% (ノニルフェノール系、HLB;11.5) 以上の実施例1〜5と比較例1〜7の筆記性能の試験結
果を表1にまとめて示す。但し表1の項目には一部主成
分と要件のみを掲載した。
明の実施例1〜5におけるノニル(又はジノニル)フェ
ノール系リン酸エステルを含有した油性ボールペン用イ
ンキ組成物は、比較例1〜7のようにノニル(又はジノ
ニル)フェノール系リン酸エステル化合物を含有しない
か又は高級脂肪酸アルコール系リン酸エステルを含有し
たインキ組成物に較べ、書味がよく、描線のかすれ、線
切れがきわめて少ないことが明らかである。
0mPa・sの油性ボールペン用黒インキ組成物を調製
し、その筆記性能をテストした。 顔料:カーボンブラック 10 wt% 溶剤:フェニルグリコール 25 wt% ベンジルアルコール 6 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 54.3 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(デンカブチラール2000-L)*11 2.5 wt% 増粘剤:ベントン SD-2 2 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 0.2 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
a・sの油性ボールペン用青インキ組成物を調製し、そ
の筆記性能をテストした。 顔料:インダンスレンブルー RS 15 wt% 溶剤:フェニルグリコール 10 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 42.5 wt% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 20 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレックB BL-1) *8 3 wt% 増粘剤:アエロジル COK-84 *13 1 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 8.5 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
a・sの油性ボールペン用赤インキ組成物を調製し、そ
の筆記性能をテストした。 顔料:レーキレッド C 6 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 5 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 25 wt% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 56.8wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレック B BL-1) *8 2 wt% 増粘剤:ターレン VA-100 *14 4 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 1.2 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
500mPa・sの油性赤インキ組成物を調製し、その
筆記性能をテストした。 顔料:レーキシッド C 20 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 13.5 wt% フェニルグリコール 38.2 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレック B BL-1) *8 4 wt% アセトフェノン樹脂(ハロン 110H)*7 20 wt% ポリビニルピロリドン(PVP K120) *4 0.3 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 4 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
り、粘度700mPa・sの油性黒インキ組成物を調製
し、その筆記性能をテストした。 染料:スピロンブラック GMHスペシャル *2 13 wt% バリファーストバイオレット 1701 *1 15 wt% スピロンイエロー C-2GH *2 6 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 60 wt% 樹脂:ケトン樹脂(ハイラック 111)*3 2.5 wt% ポリビニルピロリドン(PVP K90) *4 0.5 wt% リン酸エステル化合物:プライサーフ A207H *9 3 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;7.1)
した後、染料を加温溶解し加圧濾過して粘度500mP
a・sの油性黒インキ組成物を調製し、その筆記性能を
テストした。 顔料:カーボンブラック 8 wt% 染料:バリファーストバイオレット 1701 *1 15 wt% バリファーストイエロー 1101 *1 4 wt% 溶剤:フェニルグリコール 5 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 61 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレック B BM-1) *8 1.5 wt% ポリビニルピロリドン(PVP K90) *4 0.5 wt% 増粘剤:ベントン SD-2 2 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 3 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
ルアルコール系に変更し、下記の配合にて実施例6と同
様にして粘度350mPa・sの油性ボールペン用黒イ
ンキ組成物を調製し、その筆記性能をテストした。 顔料:カーボンブラック 10 wt% 溶剤:フェニルグリコール 25 wt% ベンジルアルコール 6 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 54.3 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(デンカブチラール2000-L)*11 2.5 wt% 増粘剤:ベントン SD-2 2 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 0.2 wt% (オレイルアルコール系、HLB;8.6)
させた他は、下記の配合にて実施例7と同様にして粘度
600mPa・sの油性ボールペン用青インキ組成物を
調製し、その筆記性能をテストした。 顔料:インダンスレンブルー RS 15 wt% 溶剤:フェニルグリコール 10 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 33 wt% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 20 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレック B BL-1) *8 3 wt% 増粘剤:アエロジル COK-84 *13 1 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 18 wt% (ジノニルフェノール系、HLB;5.8)
た他は、下記の配合で、実施例6と同様にして、粘度3
30mPa・sの油性ボールペン用黒インキ組成物を調
製し、その筆記性能をテストした。 顔料:カーボンブラック 10 wt% 溶剤:フェニルグリコール 25 wt% ベンジルアルコール 6 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 54.45 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(デンカブチラール2000-L)*11 2.5 wt% 増粘剤:ベントン SD-2 2 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール RM-410 *5 0.05 wt% (ジノニールフェノール系、HLB;5.8)
ルコール系に変更した他は実施例8と同様にして、粘度
1680mPa・sの油性ボールペン用赤インキ組成物
を調製し、その筆記性能をテストした。 顔料:レーキレッド C 6 wt% 溶剤:ベンジルアルコール 5 wt% ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 25 wt% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 56.8 wt% 樹脂:ポリビニルブチラール(エスレック B BL-1) *8 4 wt% ポリビニルピロリドン (PVPK30) *4 1 wt% 増粘剤:ターレン VA-100 *14 4 wt% リン酸エステル化合物:フォスファノール Rs-410 *5 0.8 wt% (トリデシルアルコール系、HLB;9.0) 以上の実施例6〜8と比較例8〜11で得られたインキ
組成物の筆記性能の試験結果を試験結果を表2にまとめ
て示す。但し表2の項目には一部主成分と要件のみを掲
載した。
明の実施例6〜11におけるノニル(又はジノニル)フ
ェノール系リン酸エステルを含有した油性ボールペン用
インキ組成物は、比較例8〜11のようにノニル(又は
ジノニル)フェノール系リン酸エステル化合物の配合量
が多すぎたり、低すぎたりした場合、又はこれらに代え
て高級脂肪酸アルコール系リン酸エステルを含有させた
インキ組成物に較べ、書味がよく、描線のかすれ、線切
れがきわめて少ないことが明らかである。
ニルフェノー系リン酸エステルを含有することによって
潤滑性を著しく向上させ、長時間筆記しなかった場合の
ペン先でのインキの劣化を極めて小さくすることがで
き、黄銅材や洋白材はもちろん、耐蝕性はよいが書味が
悪いといわれるステンレススチール等で構成されたボー
ルペンチップを使用したボールペン用インキ組成物とし
ても、極めて滑らかな書味を提供することができる。更
に本発明の油性インキ組成物によれば、25℃における
インキ組成物の粘度が20,000mP・s以下、好ま
しくは10〜10,000mP・sの広範囲な粘度範囲
でも極めて優れた潤滑性を保持できることから、その用
途としてはボールペン等の筆記具用の他に、スタンプ台
に含浸させたスタンプ台用、微細な連続気孔を有する多
孔性ゴム印材に含浸させた捺印用等にも利用可能であ
る。
しく説明する。本発明の油性インキ組成物は、着色剤、
有機溶剤、樹脂その他の添加剤を含有する。ここで用い
る着色剤としては、従来の油性ボールペン用インキ等に
使用されている油溶性染料、顔料が使用可能である。油
溶性染料としては、使用する有機溶剤に可溶な染料、例
えばバリーファーストカラー(オリエント化学(株)
製)、アイゼンスピロン染料、アイゼンSOT染料(保
土谷化学(株)製)などが挙げられる。
ン酸エステルにはHLB値(親水親油バランス)が10
以上の親水性が強いものと、10以下の親油性が強いも
のとがあるが、本発明ではこのHLB値が10以下、好
ましくは8以下、更に好ましくは6以下のものを使用す
ることが望ましく、これによって特に油性インキの潤滑
性の効果が顕著に得られる。HLB(親水親油バラン
ス)が10以上のものでは、かかる効果が認められな
い。また本発明でのノニルフェノール系リン酸エステル
の含有量は、インキ組成全量に対して、0.1〜15重
量%、好ましくは、0.5〜10重量%である。上記リ
ン酸エステル化合物の含有量が0.1重量%未満ではそ
の効果を充分に発揮せずに必要な潤滑性が得られず、ま
た、リン酸エステル化合物の含有量が15重量%を越え
ると、油性ボールペンインキとしての系が壊れる等の他
の性能を損なうこととなり、好ましくない。
Claims (5)
- 【請求項1】 着色剤、有機溶剤、樹脂その他の添加剤
を含有する油性インキ組成物において、下記一般式
(1)で表されるノニルフェノール系リン酸エステルを
含有することを特徴とする油性インキ組成物。 〔ここで式(1)中のnは2〜50の整数、mは1〜3
の整数、Rはノニルフェノール基を表わす。〕 - 【請求項2】 ノニルフェノール系リン酸エステルは、
HLBが10以下で組成物中に0.1〜15重量%含有
してなる請求項1記載の油性インキ組成物。 - 【請求項3】 25℃におけるインキ組成物の粘度が2
0,000mP・s以下である請求項1又は請求項2記
載の油性インキ組成物 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の油性インキ組成物を充填していることを特徴とす
る油性ボールペン。 - 【請求項5】 油性インキ組成物は25℃における粘度
が5,000mPa・s以下である請求項4記載の低粘
度油性ボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10508398A JPH11293174A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 油性インキ組成物及び油性ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10508398A JPH11293174A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 油性インキ組成物及び油性ボールペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11293174A true JPH11293174A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14398040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10508398A Pending JPH11293174A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 油性インキ組成物及び油性ボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11293174A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001011357A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Pentel Corp | 水性光沢インキ組成物 |
JP2001123102A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用油性インキ組成物 |
WO2001072914A1 (fr) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Encre pour stylo a bille a base d'huile |
JP2002365145A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd | 温度履歴インジケータ |
JP2003064290A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Zebra Pen Corp | ボールペン用油性インキ |
JP2007008975A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Pentel Corp | ボールペン用油性インキ組成物 |
JP2008114377A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Pilot Corporation | ボールペン |
JP2012219213A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Pilot Corporation | 油性ボールペン用インキ組成物 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10508398A patent/JPH11293174A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001011357A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Pentel Corp | 水性光沢インキ組成物 |
JP2001123102A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用油性インキ組成物 |
WO2001072914A1 (fr) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Encre pour stylo a bille a base d'huile |
US6786958B2 (en) | 2000-03-27 | 2004-09-07 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Ink for oil-based ball pen |
JP2002365145A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd | 温度履歴インジケータ |
JP2003064290A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Zebra Pen Corp | ボールペン用油性インキ |
JP2007008975A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Pentel Corp | ボールペン用油性インキ組成物 |
JP2008114377A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Pilot Corporation | ボールペン |
US7390138B2 (en) | 2006-10-31 | 2008-06-24 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | Ballpoint pen |
JP2012219213A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Pilot Corporation | 油性ボールペン用インキ組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5942027A (en) | Ink for ball point pen | |
JP2004338134A (ja) | ボールペンチップ及びボールペン | |
JPH11293174A (ja) | 油性インキ組成物及び油性ボールペン | |
JP2004115611A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物及びそのインキを用いた油性ボールペン | |
US6786958B2 (en) | Ink for oil-based ball pen | |
JP3121571B2 (ja) | 油性ボールペン用インキ | |
JP4289221B2 (ja) | ボールペン用油性インキ組成物及びその製造方法 | |
JP2003191680A (ja) | ボールペン | |
JP4321964B2 (ja) | 油性ボールペンインク用添加剤及びその添加剤を含有した油性ボールペンインク | |
JP7139112B2 (ja) | 筆記具用油性インキ組成物およびそれを用いた筆記具 | |
JP2001247806A (ja) | 油性ボールペンインキ | |
JP2010059276A (ja) | 筆記具用インキ組成物及び筆記具 | |
JP2001192594A (ja) | 筆記具インキ用油性青色顔料分散液、および油性青色顔料筆記具インキ | |
JP2007008975A (ja) | ボールペン用油性インキ組成物 | |
JPH10219174A (ja) | ボールペン用油性インキ組成物 | |
JP4416676B2 (ja) | ボールペン用油性非黒色インキ組成物およびそれを用いたボールペン | |
JP4270628B2 (ja) | 油性ボールペンインキ | |
JP2006063336A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物 | |
JPH0848928A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物 | |
JP2002012806A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物 | |
JPH06157966A (ja) | ボールペン用油性インキ組成物 | |
JP2005162794A (ja) | ボールペン用油性顔料インキ組成物 | |
JP2007291278A (ja) | ボールペン | |
JP2003321638A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物 | |
JPH06157970A (ja) | ボールペン用油性インキ組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050331 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |