JP2001247705A - ケミカルエンボス成形品 - Google Patents

ケミカルエンボス成形品

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JP2001247705A JP2000057231A JP2000057231A JP2001247705A JP 2001247705 A JP2001247705 A JP 2001247705A JP 2000057231 A JP2000057231 A JP 2000057231A JP 2000057231 A JP2000057231 A JP 2000057231A JP 2001247705 A JP2001247705 A JP 2001247705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリオレフィン系材料を使用した意匠
性、耐スクラッチ性等に優れたケミカルエンボス成形品
を提供する。 【解決手段】 発泡剤及び発泡助剤含有エチレン系共重
合体組成物と発泡抑制インクにより製造されるケミカル
エンボス成形品において、発泡助剤として有機酸金属塩
及び/又は無機亜鉛塩を使用すると共に、高級脂肪酸
(A)、炭酸カルシウム、タルク、クレーから選ばれる
無機フィラー(B)、高級脂肪酸で表面処理した無機フ
ィラー(C)及び脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エ
ステル、リン酸エステルから選ばれる可塑剤(D)から
選ばれる1種又は2種以上の添加剤を配合したエチレン
系共重合体組成物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クッションフロア
ーや発泡壁紙のような建築物の内装材などに使用される
意匠性、耐スクラッチ性等に優れたポリオレフィン樹脂
系ケミカルエンボス成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】ペーストPVCなどから製造されるPV
C製発泡体は、性能、作業性及び経済性が優れるところ
からクッションフロアーや壁紙の台紙などの分野で広く
利用されている。これら用途においては意匠性の点から
エンボスシートとして使用されているが、エンボスを付
与する手法として、発泡抑制剤を添加したインクを印刷
することにより印刷柄とマッチした凹凸模様を発現する
意匠性に優れたケミカルエンボス法が多用されている。
【0003】しかしながら、昨今の環境汚染やダイオキ
シン問題に端を発したPVC代替化の要請が高まるにつ
れ、ポリオレフィン系樹脂での用途開発が行われるよう
になってきた。ところがポリオレフィン系樹脂にケミカ
ルエンボス法を適用しようとしても、発泡が不均一であ
ったり、発泡抑制効果が不充分であることなどに起因し
て良好なケミカルエンボスが発現しないという問題点が
あった。
【0004】一般に発泡剤による化学発泡においては、
発泡剤とともに発泡助剤を使用することにより、発泡剤
の本来の分解温度よりも低温で発泡剤を分解することが
できる。ケミカルエンボス法の原理は、発泡抑制剤を添
加したインクを塗布することにより、塗布された部分に
おいて発泡助剤の効果をなくし、この部分のみが発泡温
度が高くなるので、塗布しない部分が発泡温度に達して
も、塗布された部分は発泡せず、凹凸模様が発現するこ
とにある。しかし発泡抑制剤は樹脂成形物の表面にイン
ク等とともに塗布するため、発泡助剤の効果をなくすた
めには、これを成形物内部にまで浸透させて発泡助剤と
反応させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ポリオ
レフィン系樹脂をそのまま使用したのでは、発泡抑制剤
の浸透が不充分であり、これがポリオレフィン系樹脂に
おける良好なケミカルエンボスの発現を阻害する原因で
あることに着目し、発泡抑制剤の浸透を促進させること
により、ポリオレフィン系樹脂発泡体の優れた特性を損
なうことなく上記のような問題点を解決し、ケミカルエ
ンボスにより印刷柄とマッチした凹凸模様が発現可能な
処方について検討を行った。その結果、ポリオレフィン
系樹脂として特定の添加剤を配合したエチレン系共重合
体の組成物を使用するときに意匠性に優れたケミカルエ
ンボス成形品を得ることができることを見出し、本発明
に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、発泡
剤及び発泡助剤含有エチレン系共重合体組成物と発泡抑
制インクにより製造されるケミカルエンボス成形品にお
いて、エチレン系共重合体組成物が、発泡剤及び有機酸
金属塩及び/又は無機亜鉛塩から選ばれる発泡助剤と共
に、高級脂肪酸(A)、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ーから選ばれる無機フィラー(B)、高級脂肪酸で表面
処理した無機フィラー(C)及び脂肪酸エステル、芳香
族カルボン酸エステル、リン酸エステルから選ばれる可
塑剤(D)から選ばれる1種又は2種以上の添加剤を配
合した組成物であることを特徴とするケミカルエンボス
成形品に関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、発泡層にはベー
ス樹脂としてエチレン系共重合体が使用される。エチレ
ン系共重合体としては、エチレン・不飽和エステル共重
合体、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体、あるいは
エチレンとプロピレン、1−ブテン、4メチル−1−ペ
ンテン等のC3〜C8のα−オレフィンとの共重合体を例
示することができるが、特にエチレン・不飽和エステル
共重合体が好適である。この共重合体における不飽和エ
ステル成分としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
のようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸nブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸メチル、マレイン酸ジメチル、マ
レイン酸ジエチルなどを例示することができるが、その
うち特にエチレン・酢酸ビニル共重合体又はエチレン・
アクリル酸エステル共重合体が好ましい。エチレン・不
飽和エステル共重合体はまた、エチレンと不飽和エステ
ル以外に他の単量体が共重合されたものであってもよ
い。このような他の単量体の例として、アクリル酸、メ
タクリル酸、無水マレイン酸のような不飽和カルボン
酸、一酸化炭素、二酸化硫黄などを例示することができ
る。
【0008】上記エチレン系共重合体においては、不飽
和エステル含量が5〜50重量%、とくに10〜45重
量%のものが好ましい。また190℃、2160g荷重
におけるメルトフローレートが0.1〜100g/10
分、好ましくは0.5〜20g/10分の範囲のものを
使用するのが好ましい。すなわちメルトフローレートが
あまり小さくなりすぎると、溶融混合時に剪断発熱を抑
えることが難しくなり、発泡剤や架橋剤の希望しない分
解を起こす恐れがあり、またメルトフローレートが高く
なりすぎると、発泡剤を均一に分散させることが難しい
上に、樹脂粘度と発生した発泡用ガスのバランスが悪く
なるため、発泡セルの均一化が困難となり、良好な発泡
体が得られない恐れがある。共重合体のメルトフローレ
ートが小さくなりすぎた場合にはまた、シート表面の荒
れが発生したり、溶融混練時のモーター負荷が極めて大
きくなる等の不具合を生じることもあるため、適当でな
い。
【0009】このような共重合体は1種類である必要は
なく、単量体の種類、その量あるいはメルトフローレー
トなどが異なる2種以上の共重合体を併用することがで
きる。あるいは本発明の目的を損なわない範囲内におい
て、少量の他の重合体、例えばポリエチレン、SEB
S、オレフィン系熱可塑性エラストマーなどを配合する
こともできる。
【0010】本発明においてエチレン系共重合体の発泡
に使用される発泡剤は、加熱によって共重合体を発泡さ
せるのに必要なガスを発生させる分解型のもの、すなわ
ち化学発泡剤であれば任意のものを使用することができ
る。例えば、アゾジカルボンアミド、アゾビスホルムア
ミド、アゾジカルボン酸バリウム等のアゾ化合物、ジニ
トロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ化合物、
重曹などを単独で、あるいは2種以上混合して使用する
ことができる。発泡剤の使用量は、エチレン系共重合体
100重量部当り、0.1〜20重量部、とくに0.5
〜12重量部の割合とするのが好ましい。
【0011】エチレン系共重合体には、化学発泡剤の分
解温度を低下させるための発泡助剤を配合する。本発明
において使用する発泡助剤としては、発泡抑制剤により
その効果が減殺されるものであって、ステアリン酸亜
鉛、ラウリン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛などで代表される
有機酸金属塩及び酸化亜鉛、炭酸亜鉛などで代表される
無機亜鉛塩から選ばれる化合物が使用される。効果的な
発泡助剤の添加量は、例えばエチレン系共重合体100
重量部当り、1〜10重量部程度である。
【0012】本発明において、架橋発泡によりケミカル
エンボスを行なってもよい。この方法によれば、エチレ
ン系共重合体の均一な発泡を行い、良好なケミカルエン
ボスを行うことができる。架橋発泡を行うためには、発
泡剤とともに、加熱によってラジカルを発生し、共重合
体の架橋反応を生ぜしめる化学架橋剤を配合するのが一
般的である。好ましい架橋剤の例として、例えば、ジク
ミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル
−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−
3、1,3−ビス(2−t−ブチルパーオキシイソプロ
ピル)ベンゼンなどのジアルキルパーオキサイドを挙げ
ることができる。このような化学架橋剤は、例えば、エ
チレン系共重合体100重量部当り、5重量部以下の割
合で使用するのがよい。化学架橋剤を使用しない場合に
は、エチレン系共重合体組成物を所定形状、例えばシー
ト状に成形後、発泡前に電子線照射等による架橋を行っ
た後、発泡させればよい。
【0013】本発明においては、発泡抑制剤の内部への
浸透を促進させ、エチレン系共重合体のケミカルエンボ
ス性を向上させるための添加剤を配合する。添加剤とし
ては、高級脂肪酸(A)、炭酸カルシウム、タルク、ク
レーから選ばれる無機フィラー(B)、高級脂肪酸で表
面処理した無機フィラー(C)、又は脂肪酸エステル、
芳香族カルボン酸エステル、リン酸エステルから選ばれ
る可塑剤(D)が用いられる。
【0014】高級脂肪酸(A)としては、パルミチン
酸、ステアリン酸、エイコサン酸、ベヘニン酸などを例
示することができるが、最も安価なステアリン酸の使用
が最も好ましい。高級脂肪酸の効果的な配合量は、エチ
レン系共重合体100重量部当り、0.05〜20重量
部、好ましくは0.1〜12重量量部の範囲である。高
級脂肪酸の配合量が過多になるとシート表面にブリード
アウトして汚染したり、あるいは印刷インクの密着性を
阻害するなどの弊害が出てくるので、共重合体の種類に
より適量を選択する必要がある。
【0015】本発明においては、エチレン系共重合体
に、上記高級脂肪酸の代わりに、あるいは高級脂肪酸と
共に無機フィラー(B)を配合することによりケミカル
エンボス性の改良を図ることができる。無機フィラー
は、発泡抑制剤の浸透効果を有するが、それ自身が発泡
抑制剤の効果をなくすものもあるので、本発明の目的に
は炭酸カルシウム、タルク、クレーから選ばれる3種の
無機フィラーが優れており、これらの無機フィラーはそ
のままで、ケミカルエンボス性の改良に効果的である
が、高級脂肪酸と併用使用し、または高級脂肪酸で表面
処理されたものを使用するとさらに良好な結果が得られ
る。
【0016】また上記3種以外の無機フィラーの場合で
も、高級脂肪酸で表面処理されたものを使用すれば、ケ
ミカルエンボス性を改良することができる。即ち本発明
においては、発泡抑制剤の浸透促進のための添加剤とし
て無機フィラーを使用する場合、炭酸カルシウム、タル
ク、クレーから選ばれる3種の無機フィラー(B)、又
は高級脂肪酸で表面処理した無機フィラー(C)のいず
れも使用可能であり、後者の場合は前記3種以外の無機
フィラーも使用できる。
【0017】無機フィラーとしては、エチレン系共重合
体100重量部当り、例えば150重量部以下、好まし
くは0〜120重量部の範囲で使用される。
【0018】また上記(A)〜(C)の添加剤のほか
に、可塑剤(D)を前記した添加剤の代わりにあるいは
これら添加剤とともに、使用することができる。可塑剤
(D)を添加することにより発泡抑制剤の浸透効果が更
に促進される。可塑剤としては、脂肪酸エステル、各種
フタル酸エステルやトリメリット酸エチルエステルのよ
うな芳香族カルボン酸エステル、リン酸エステルから選
ばれる可塑剤の使用が効果的である。とくに発泡抑制剤
として無水トリメリット酸を使用する場合には、トリメ
リット酸トリ2−エチルヘキシルのようなトリメリット
酸エステルの使用が好ましい。可塑剤は、例えば、エチ
レン系共重合体100重量部当り、50重量部以下、好
ましくは0〜50重量部の割合で配合される。
【0019】上記エチレン系共重合体にはまた、加工性
を改善するため、前記高級脂肪酸とは別に他の滑剤を配
合することもできる。滑剤は、共重合体と押出機の表面
の滑りを調節し、また粘着を防ぎ、金属表面との剥れを
よくする目的で添加されるもので、外部滑性としての作
用による押出機のモーター負荷の低減及び剪断発熱の低
減に極めて大きな効果を発揮する。上記共重合体は、滑
剤との親和性、混練性に優れており、高MFR樹脂成分
のブレンド時に見られた発泡剤の分散不良は見られず、
むしろ発泡剤の分散性を向上させる効果が見られる。も
っとも外部滑剤を使用する場合、ブリードアウトによる
問題が生じ易いので、その種類や配合量の選択には注意
が必要である。
【0020】滑剤として、一般に使用されている脂肪族
炭化水素系滑剤、高級脂肪族アルコール、脂肪酸アミド
系滑剤、金属セッケン系滑剤、脂肪酸エステル系滑剤等
の使用が可能であるが、剪断発熱を抑える効果、発泡剤
の分散をよくする効果、共重合体との親和性を考慮する
と、脂肪酸アミド系滑剤及び又はポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸エステルのモノエステルとジエス
テルとを含む混合エステルが好ましい。滑剤は、エチレ
ン系共重合体100重量部に対し、0.05〜20重量
部、好ましくは0.1〜12重量部の割合で使用するの
が望ましい.
【0021】上記エチレン系共重合体には、その他の添
加剤を配合することができる。このような他の添加剤と
して、酸化防止剤、耐候安定剤、光安定剤、シランカッ
プリング剤、チタネートカップリング剤、顔料、染料、
紫外線吸収剤、カーボン、ガラス繊維などを例示するこ
とができる。
【0022】本発明のケミカルエンボス成形品を得るに
は、先ずエチレン系共重合体、上記した必須添加成分及
び必要により任意成分を、発泡剤や架橋剤が分解しない
条件で単軸押出機、二軸押出機等の連続式成形機やバン
バリミキサーのようなバッチ式混練機などを用いて同時
的あるいは逐次的に溶融混練した後、所定形状、例えば
シート状に成形すればよい。シート成形においては、上
記エチレン・不飽和エステル共重合体組成物の単層シー
トの成形を行ってもよいが、基材、例えば、各種プラス
チックフイルム、難燃紙、無機質紙、織布、不織布等に
押出被覆して複層シートとすることもできる。
【0023】かくして得られるケミカルエンボス成形品
原反の上記エチレン系共重合体組成物層の表面に発泡抑
制剤含有のインクを作用させる。一般には発泡抑制イン
ク及び一般のインクを用い、グラビア印刷やロータリー
スクリーン印刷などにより所望の柄を印刷する方法が採
用されるが、別途他の樹脂フイルム面に発泡抑制インク
と一般インクから同様にして所望の柄の印刷を行い、こ
の樹脂フイルムの印刷面を上記エチレン系共重合体組成
物層の面に貼り合わせることによって発泡抑制インク層
を形成させることも可能である。
【0024】発泡抑制インクとしては、ポリ塩化ビニル
発泡シートのケミカルエンボスに用いられるものを使用
することができる。発泡抑制剤としては、ベンゾトリア
ゾール、アミノトリアゾール、トリメリット酸、無水マ
レイン酸などを挙げることができるが、とりわけトリメ
リット酸又は無水マレイン酸の使用が好ましい。また一
般インクとしては、通常の油性又は水性のインクを使用
することができる。
【0025】発泡抑制インクを塗布したケミカルエンボ
ス成形品原反は、必要に応じインク塗布面に硬質樹脂か
らなる表面層を塗布あるいは押出被覆などにより形成さ
せた後、あるいは既述のようにケミカルエンボス成形品
原反表面に発泡抑制インクを印刷した樹脂フイルムの印
刷面を貼り合わせた後、発泡あるいは架橋発泡すること
により、ケミカルエンボス成形品を製造することができ
る。
【0026】上記目的に使用される硬質樹脂や樹脂フイ
ルム原料としては、表面硬度、耐スクラッチ性などを改
良すると共に、印刷模様が透視できるような透明又は半
透明のものが好ましく、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ−4−メチル−1−ペンテンなどのポリオ
レフィン、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体又はそ
のアイオノマー、エチレン・不飽和エステル共重合体、
ポリエステル、ポリアミド、アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、これらの混合物などを挙げることができる。
【0027】このうちエチレン共重合体アイオノマーは
溶融延伸性に優れており、エチレン・不飽和エステル共
重合体組成物層の発泡に容易に追随できるので、綺麗な
エンボス柄を得ることができるし、また表面硬度、耐ス
クラッチ性、意匠性等にも優れているのでとくに好適で
ある。このようなアイオノマーとしては、任意に不飽和
エステル等の他の単量体を共重合成分として含有するこ
とができるエチレンとアクリル酸またはメタクリル酸の
共重合体のアイオノマーを例示することができる。ここ
にアクリル酸又はメタクリル酸の含量が1〜30重量
%、好ましくは3〜20重量%、他の単量体の含量が2
0重量%以下、好ましくは10重量量%以下であって、
金属イオンによる中和度が5〜90%、好ましくは10
〜80%のアイオノマーの使用がとくに好ましい。上記
金属イオンとしては、リチウム、ナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、亜鉛
などの多価金属などの1種又は2種以上のイオンを例示
することができる。
【0028】アイオノマーとしてはまた、190℃、2
160g荷重におけるメルトフローレートが0.1〜5
0g/10分、とくに0.2〜20g/10分程度のも
のが好ましい。このようなアイオノマーには、硬度や耐
熱性を高めたり、半透明にして意匠性を高めるために、
他の重合体や添加剤を少量配合することができる。この
ような付加成分の例としては、ポリアミド、ポリアミド
オリゴマー、エチレン・グリシジルエステル共重合体、
エチレン・グリシジルエステル・不飽和エステル共重合
体、ポリオレフィンなどを例示することができる。また
このアイオノマーは単一層に限定されるものではなく、
インクとの接着性のよいポリマーとの多層積層体とする
こともできる
【0029】ケミカルエンボス成形品を得るために行う
発泡は、発泡剤、発泡助剤、架橋剤等の種類によっても
異なるが、発泡炉、発泡浴等を用い、例えば100〜3
00℃程度の温度で行えばよい。かくして発泡抑制イン
クの当接面の発泡が抑制され、他の部分が発泡すること
により凹凸模様が形成されたケミカルエンボス成形品を
得ることができる。
【0030】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。尚、実
施例及び比較例において用いた原料及び物性評価方法
は、以下の通りである。
【0031】1.原料 (イ)樹脂 EVA:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有
量28重量%、MFR=6g/10分) EEA:エチレン・アクリル酸エチル共重合体(アクリル
酸エチル含有量25重量%、MFR=0.5g/10分)
【0032】(ロ)無機フィラー 炭カル-1:炭酸カルシウム(NCC♯2300 日東粉化社製
飽和脂肪酸表面処理) 炭カル-2:炭酸カルシウム(NS♯2300 日東粉化社製
表面処理なし) 水マグ-1:水酸化マグネシウム(キスマ5A 協和化学社
製 飽和脂肪酸表面処理) 水マグ-2:水酸化マグネシウム(キスマ5 協和化学社
製 表面処理なし) タルク(ハイフィラー#5000PJ 松村産業社製) 塩化カルシウム(関東化学社製) 炭酸ナトリウム(関東化学社製) A型ゼオライト(耕正社製)
【0033】(ハ)高級脂肪酸 ステアリン酸(広島和光純薬社製)
【0034】(ニ)可塑剤 トリメリット酸トリ−2−エチルヘキシル(モノサイザ
ーW700 大日本インキ化学社製)
【0035】(ホ)発泡剤、発泡助剤 発泡剤:アゾジカルボンアミド(ビニホールAC#3 永和
化成社製) 発泡助剤-1:酸化亜鉛(広島和光純薬社製) 発泡助剤-2:ステアリン酸亜鉛(関東化学社製) 発泡助剤-3:尿素化合物(セルペースト101 永和化成
社製)
【0036】2.物性評価方法 (イ)発泡セル均一性 発泡部をカッターで切り出して厚み方向の断面を観察
し、発泡セルの均一性を下記4段階により評価した。 ◎:セルの口径が数百μ単位でそろっている状態 :セルの口径が1mm弱と大きくなっているものの、比
較的そろっている状態 △:一部連続気泡となっているが、大きな膨らみには至
っていない状態 ×:連続気泡の大きな膨らみができている状態
【0037】(ロ)ケミカルエンボス性発現 赤い染料(ビーブリッヒスカーレットR)を添加し着色
した30%濃度の発泡抑制剤エタノール溶液をケミカル
エンボス成形用原反に塗布した後、180℃オーブン中で
約10分間加熱して発泡させたケミカルエンボス成形体
の発泡部と抑制剤塗布部のエンボス発現性を観察し、下
記4段階により評価した。 ◎:抑制剤の塗布された部分が殆ど発泡しておらず、凹
凸がはっきりしている状態 :抑制剤の塗布された部分が若干発泡気味であるが、凹
凸がはっきりしている状態 △:抑制剤の塗布された部分も発泡しているが、凹凸の
区別ができる状態 ×:抑制剤の効果が見られず、全体的に発泡している状
【0038】(ハ)抑制剤の浸透性 前記方法でケミカルエンボス処理した後に発泡させた発
泡サンプルをカッターで切り出して、抑制剤塗布部の染
料の染み込み具合を観察し、下記4段階により均一性評
価した。 ◎:裏面からも赤い染料がにじみ出るように浸透してい
る状態 :裏面までは達していないが、シートの厚みの半分以上
が染み込んでいる状態 △:表面だけでなく一部内部まで浸透しており、発泡も
若干抑制されている状態 ×:表面だけが着色している状態で、発泡抑制効果が発
現していない状態
【0039】[実施例1]エチレン共重合体としてEV
Aを用い、これに、表1記載の無機フィラー、発泡剤、
発泡助剤、その他の添加物を表1記載の添加量でミキシ
ングロールを用いて溶融混練した後、プレス成形機によ
り1mm厚のシートを成形してケミカルエンボス成形品
の原反を得た。得られた原反の表面にエタノールで30
%濃度に溶解した無水トリメリット酸溶液を塗布し、18
0℃に加熱したギヤーオーブンでおよそ10分間加熱発
泡してケミカルエンボス処理を行ない、得られたサンプ
ルについて発泡セル均一性、ケミカルエンボス性発現及
び抑制剤の浸透性を評価した。結果を表1に示す(表
中、配合量は重量部である)。
【0040】[実施例2]実施例1において、発泡助剤
を発泡助剤−1と発泡助剤−2の併用系にした以外は実
施例1と同様にして、ケミカルエンボスシートを作成
し、物性を評価した。結果を表1に示す。
【0041】[実施例3]実施例2において、可塑剤と
してトリメリット酸トリ−2−エチルヘキシルを10重
量部添加した以外は実施例2と同様にして、ケミカルエ
ンボスシートを作成し、物性を評価した。結果を表1に
示す。
【0042】[実施例4]実施例2において、無機フィ
ラーの代わりにステアリン酸を添加した以外は実施例2
と同様にして、ケミカルエンボスシートを作成し、物性
を評価した。結果を表1に示す。
【0043】[実施例5〜6]実施例2において、無機
フィラーをそれぞれ炭カル−2及び水マグー1に代えた
以外は実施例2と同様にして、ケミカルエンボスシート
を作成し、物性を評価した。結果を表1に示す。
【0044】[実施例7]実施例2において、炭カル−
1の代わりにタルクを添加し、更にステアリン酸を添加
した以外は実施例2と同様にして、ケミカルエンボスシ
ートを作成し、物性を評価した。結果を表1に示す。
【0045】[実施例8]実施例2においてエチレン共
重合体をEEAに代えた以外は実施例2と同様にしてケ
ミカルエンボスシートを作成し、物性を評価した。結果
を表1に示す。
【0046】[比較例1]実施例1において、無機フィ
ラーを配合しなかった以外は実施例と同様にして、ケミ
カルエンボスシートを作成し、物性を評価した。結果を
表2に示す。
【0047】[比較例2]実施例1で用いた発泡助剤を
発泡助剤−3に変更した以外は実施例1と同様にしてケ
ミカルエンボスシートを作成し、物性を評価した。結果
を表2に示す。
【0048】[比較例3〜6]実施例2において、無機
フィラーとして炭カル−1の代わりに、それぞれ水マグ
−2、A型ゼオライト、塩化カルシウム及び炭酸ナトリ
ウム(いずれも表面処理なし)を用いた以外は実施例2と
同様にして、ケミカルエンボスシートを作成し、物性を
評価した。結果を表2に示す。
【0049】[比較例7]実施例8において、無機フィ
ラーを配合しなかった以外は実施例8と同様にして、ケ
ミカルエンボスシートを作成し、物性を評価した。結果
を表2に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】上記結果より明らかなように、発泡助剤と
して酸化亜鉛又はステアリン酸亜鉛を使用すると共に、
ステアリン酸又は、炭酸カルシウム、タルク、等の無機
フィラー、またはステアリン酸で表面処理した無機フィ
ラーを添加したエチレン共重合体を用いることにより、
良好なケミカルエンボス成形品が得られる。これに対
し、発泡助剤として尿素化合物を用いたもの、高級脂肪
酸も無機フィラーも添加しないもの、あるいはステアリ
ン酸で表面処理していないその他の無機フィラーを添加
しただけのものは、いずれもケミカルエンボス性の発現
が不良であった。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ポリオレフィン系材料
による意匠性、耐スクラッチ性等に優れたケミカルエン
ボス成形品を提供することができる。このような成形品
は、壁紙台紙、クッションフロアーのほか、断熱材、吸
音材、靴底、ブイ、自動車部品、雑貨等の用途で広く使
用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/092 C08K 5/092 5/10 5/10 5/521 5/521 9/04 9/04 // C08L 23/08 C08L 23/08 Fターム(参考) 4F074 AA17 AA22 AA23 AC21 AC24 AC26 AC36 AD09 AD10 AD11 AD13 AD16 BA03 BA13 BA28 BB02 CA29 CC04Y CC42 CE02 DA14 DA37 DA58 4F100 AA01A AA06 AA08A AA18 AC03A AC04 AC10A AH02A AH10A AK01B AK04A AK13B AK68A AK70B AK71A AL01A AL05A BA02 BA07 CA01A CA04A CA19A CA23A DD01 EJ02 GB08 GB33 HB21 JD14 4J002 BB041 BB051 BB061 BB071 BB081 BH021 DE107 DE226 DE238 DE247 DJ038 DJ048 EF058 EG047 EH018 EH128 EH138 EK039 EQ016 EU186 EW128 FD028 FD149 FD326 FD327 GL00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤及び発泡助剤含有エチレン系共重
    合体組成物と発泡抑制インクにより製造されるケミカル
    エンボス成形品において、エチレン系共重合体組成物
    が、発泡剤及び有機酸金属塩及び/又は無機亜鉛塩から
    選ばれる発泡助剤と共に、高級脂肪酸(A)、炭酸カル
    シウム、タルク、クレーから選ばれる無機フィラー
    (B)、高級脂肪酸で表面処理した無機フィラー(C)
    及び脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、リン
    酸エステルから選ばれる可塑剤(D)から選ばれる1種
    又は2種以上の添加剤を配合した組成物であることを特
    徴とするケミカルエンボス成形品。
  2. 【請求項2】 発泡抑制インクが無水トリメリット酸又
    は無水マレイン酸からなる抑制剤を含有するインクであ
    る請求項1記載のケミカルエンボス成形品。
  3. 【請求項3】 エチレン系共重合体がエチレン・酢酸ビ
    ニル共重合体又はエチレン・アクリル酸エステル共重合
    体である請求項1〜2のいずれかに記載のケミカルエン
    ボス成形品。
  4. 【請求項4】 エチレン系共重合体組成物に、さらに化
    学架橋剤及び滑剤から選ばれる少なくとも一種の添加剤
    が配合されてなる請求項1〜3のいずれかに記載のケミ
    カルエンボス成形品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のケミカ
    ルエンボス成形品のエンボス面上に、硬質樹脂層が積層
    されてなるケミカルエンボス成形品。
  6. 【請求項6】 硬質樹脂層がエチレン共重合体アイオノ
    マー単一層又はエチレン共重合体アイオノマー層と接着
    層を含む多層であることを特徴とする請求項5記載のケ
    ミカルエンボス成形品。
  7. 【請求項7】 発泡剤及び有機酸金属塩及び/又は無機
    亜鉛塩から選ばれる発泡助剤と共に、高級脂肪酸
    (A)、炭酸カルシウム、タルク、クレーから選ばれる
    無機フィラー(B)、高級脂肪酸で表面処理した無機フ
    ィラー(C)及び脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エ
    ステル、リン酸エステルから選ばれる可塑剤(D)から
    選ばれる1種又は2種以上の添加剤を配合したエチレン
    系共重合体組成物からなるケミカルエンボス成形品用材
    料。
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