JP2001247269A - 昇降機制御伝送システム - Google Patents

昇降機制御伝送システム

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JP2001247269A JP2000062903A JP2000062903A JP2001247269A JP 2001247269 A JP2001247269 A JP 2001247269A JP 2000062903 A JP2000062903 A JP 2000062903A JP 2000062903 A JP2000062903 A JP 2000062903A JP 2001247269 A JP2001247269 A JP 2001247269A
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安洋 平敷
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Koichi Mishima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構成を採ることなく、システム全体の
伝送効率を高めることができる昇降機制御伝送システム
を提供することである。 【解決手段】 マスタ局1の伝送制御手段6aは、記憶
手段5aに記憶された設定テーブル4aの小さい値のア
ドレスから順次大きい値のアドレスを送信する。スレー
ブ局2の伝送制御手段6bは、マスタ局1から受信した
アドレスがスレーブ局2の記憶手段5bに記憶された設
定テーブル4b内の最大値より大きいか否かを判定し、
小さい場合はその設定テーブル内の該当のアドレスで指
定された応答動作を行い、設定テーブル5b内の最大値
より大きい場合は次の設定テーブルを順次読み出してい
く。これにより、スレーブ局2の応答動作時間を短く
し、システム全体の伝送効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降機の制御情報
をマスタ局とスレーブ局との間で伝送し昇降機を制御す
る昇降機制御伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、昇降機の制御は複数の制御装置
が設けられ、そのうちのマスタ局からスレーブ局に指令
を出力して昇降機を制御するようにしている。例えば、
複数台の昇降機を制御する場合に、各々の昇降機ごとに
制御装置を設け、これらを伝送路で接続し、そのうちの
1台の制御装置をマスタ局とし、他の制御装置をスレー
ブ局として構成した昇降機制御伝送システムがある。こ
のような昇降機制御伝送システムでは、制御情報をサイ
クリックにマスタ局とスレーブ局との間で交換するよう
にしている。
【0003】この場合、マスタ局から伝送路にアドレス
情報を送り、そのアドレスに対応したスレーブ局が入出
力の応答することになる。すなわち、スレーブ局では、
アドレス情報を受信すると、予め記憶された設定テーブ
ルから順次アドレスを読み出し、受け取ったアドレスが
自己の設定テーブルの割り当て範囲内にあるかの判断を
行い、割り当て範囲にある場合には、そのアドレスの内
容に従って応答する。なお、設定テーブルには、アドレ
スの開始、終了、入出力設定等の内容が記憶されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする裏頚】しかし、スレーブ局で
は受信したアドレスが自己の設定テーブルの割り当て範
囲であるか否かについて、設定テーブルの先頭のアドレ
スから順次アドレスを読み出して判断しているので、設
定テーブルの最後に読み出されるアドレスが送られてき
た場合には、応答に時間がかかっている。このため、シ
ステム全体の伝送効率が大きく低下する恐れがある。
【0005】そこで、設定テーブルを複数個の設定テー
ブルに分割し、各々の設定テーブルごとに比較手段を設
け、受け取ったアドレスが自己の設定テーブルの割り当
て範囲内に有るか否かを判断することも考えられる。こ
の場合には、並列処理で割り当て範囲であるか否かの判
断ができるが、比較手段が設定テーブル数だけ必要とな
り、回路構成が複雑となりコスト的にも不利となる。
【0006】本発明の目的は、複雑な構成となることが
避けられ、システム全体の伝送効率を高めることができ
る昇降機制御伝送システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
昇降機制御伝送システムは、昇降機用の制御情報をアド
レスを指定してマスタ局からスレーブ局にサイクリック
シリアル伝送する昇降機制御伝送システムにおいて、前
記マスタ局は、前記制御情報を作成する演算手段と、前
記演算手段で作成された制御情報がアドレスに対応して
設定された設定テーブルを記憶する記憶手段と、前記設
定テーブルの小さい値のアドレスから順次大きい値のア
ドレスを送信する伝送制御手段とを備え、前記スレーブ
局は、自己が管轄する昇降機の制御情報がアドレスに対
応して設定された複数個の設定テーブルを記憶する記憶
手段と、前記マスタ局から受信したアドレスが設定テー
ブル内の最大値より小さい場合はその設定テーブル内の
該当のアドレスで指定された応答動作を行い、設定テー
ブル内の最大値より大きい場合は次の設定テーブルを順
次読み出していく伝送制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】請求項1の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、マスタ局の伝送制御手段は、記憶手
段に記憶された設定テーブルの小さい値のアドレスから
順次大きい値のアドレスを送信する。スレーブ局の伝送
制御手段は、マスタ局から受信したアドレスがスレーブ
局の記憶手段に記憶された設定テーブル内の最大値より
大きいか否かを判定し、小さい場合はその設定テーブル
内の該当のアドレスで指定された応答動作を行い、設定
テーブル内の最大値より大きい場合は次の設定テーブル
を順次読み出していく。これにより、設定テーブル単位
で受信したアドレスが割り当てられているか否かを判定
するので、スレーブ局の応答動作時間を短くでき、シス
テム全体の伝送効率を高めることができる。
【0009】請求項2の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項1の発明において、前記マスタ局の伝
送制御手段は、一つのアドレスの送信を終えてから前記
スレーブ局からの応答データが戻るまでの時間を監視
し、その時間が予め設定されたタイムアウト時間を越え
た場合は、伝送異常と判断しそのアドレスに関する処理
を終了することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項1の発明の作用に加え、マス
タ局で一つのアドレスの送信を終えてから、スレーブ局
からの応答データが戻るまでの時間を監視し、時間オー
バーの場合は伝送異常としてそのアドレスに対する処理
を打ち切る。これにより、動作進行停止が発生すること
を防止できる。
【0011】請求項3の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項2の発明において、前記タイムアウト
時間は、前記マスタ局の演算手段により可変に設定され
ることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項2の発明の作用に加え、タイ
ムアウト時間はマスタ局の演算手段で変更可能とする。
これにより、伝送路距離が延びた場合にその伝送路距離
に適切なタイムアウト時間が設定でき、誤ったタイムア
ウト異常を防止できる。
【0013】請求項4の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項2の発明において、前記マスタ局の伝
送制御手段は、一つのアドレスを送信後、前記タイムア
ウト時間が経過するまでは次のアドレスを送信しないよ
うにし、前記スレーブ局の伝送制御手段は、前記タイム
アウト時間範囲内に複数個のアドレスを受信した場合は
伝送異常と判断することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項2の発明の作用に加え、マス
タ局の伝送制御手段は、アドレスの伝送路への送信後、
タイムアウト時間経過するまでは、次のアドレスを送信
しない。これにより、スレーブ局にてアドレス受信後タ
イムアウト時間範囲内にアドレスデータを受信した場合
は、伝送異常と判断するので、受信異常の判別能力が強
化できる。
【0015】請求項5の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項2または請求項4の発明において、前
記マスタ局の伝送制御手段は、伝送異常の検出回数をカ
ウントすることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項2または請求項4の発明の作
用に加え、伝送異常の検出回数をカウントして保持して
おくので、異常発生解析の切り分けを容易にすることが
できる。
【0017】請求項6の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、昇降機用の制御情報をアドレスを指定してマ
スタ局からスレーブ局にサイクリックシリアル伝送する
昇降機制御伝送システムにおいて、前記マスタ局は、前
記制御情報を作成する演算手段と、前記演算手段で作成
された制御情報が前記スレーブ局に対応したアドレスに
設定された設定テーブルを記憶する記憶手段と、前記設
定テーブルのアドレスを順次送信すると共に、前記スレ
ーブ局のアドレス設定時にはその動作指令およびスレー
ブ局のアドレスデータを送信する伝送制御手段とを備
え、前記スレーブ局は、自己が管轄する昇降機の制御情
報に対応して設定されたアドレスを記憶する記憶手段
と、前記マスタ局の伝送制御手段からスレーブ局のアド
レス設定時のアドレス設定動作指令およびスレーブ局ア
ドレスデータを受信したときにアドレス設定許可入力を
与える操作表示手段と、前記マスタ局の伝送制御手段か
ら受信したアドレスが自己のアドレスである場合にはそ
の応答動作を行い、前記操作表示手段からアドレス設定
許可入力が与えられたときはそのスレーブ局アドレスデ
ータを前記記憶手段に自己のアドレスとして記憶させる
伝送入出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項6の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、マスタ局の伝送制御手段からスレー
ブ局アドレス設定動作指令およびスレーブ局アドレスデ
ータを伝送路に送信し、スレーブ局では、そのスレーブ
局アドレス設定動作指令およびスレーブ局アドレスデー
タを受信したときにアドレス設定許可入力を与える。こ
れにより、特別な設定スイッチを設けなくてもスレーブ
局の伝送アドレスを設定できる。
【0019】請求項7の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項1または請求項6の発明において、前
記マスタ局の伝送制御手段は、前記スレーブ局にテスト
モード指令を送り、前記スレーブ局からのテスト応答デ
ータに基づいて伝送異常の発生の有無を判定することを
特徴とする。
【0020】請求項7の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項1または請求項6の発明の作
用に加え、マスタ局の伝送制御手段からテストモード指
令を送り、スレーブ局では自己のアドレスが来た場合に
はテスト応答データを送り返し、マスタ局で伝送が正し
いか否かを判別する。これにより、伝送機能が正常であ
るか否かの判別ができる。
【0021】請求項8の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムは、請求項1または請求項6の発明において、前
記スレーブ局は、前記マスタ局の伝送制御手段から伝送
確認信号を受信したときフリッカ表示する伝送正常表示
手段を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項8の発明に係わる昇降機制御伝送シ
ステムにおいては、請求項1または請求項6の発明の作
用に加え、スレーブ局は伝送確認信号の受信時にフリッ
カ表示する。これにより伝送状態を表示することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる昇降機
制御伝送システムの構成図である。
【0024】図1において、マスタ局1と複数台のスレ
ーブ局2は伝送路で接続され、基本的に同じ要素で構成
されている。すなわち、マスタ局1およびスレーブ局2
は、複数台の昇降機に対してそれぞれ1台づつ設けられ
た制御装置に対応し、いずれか1台の制御装置がマスタ
局1となっている。
【0025】例えば、ビルの各階床に4台の昇降機が設
けられ群管理制御を行う場合には、そのうちの1台の制
御装置がマスタ局1となり、そのマスタ局1から制御情
報がサイクリックにスレーブ局2に送信され、マスタ局
1とスレーブ局2との間で制御情報を交換するようにし
ている。
【0026】マスタ局1は、昇降機の制御情報を作成す
ると共に各種演算を行う演算手段3aと、演算手段3a
で作成された制御情報が格納された設定テーブル5aを
記憶する記憶手段4aと、設定テーブル5aの小さい値
のアドレスから順次大きい値のアドレスを送信する伝送
制御手段6aとを備えている。そして、アドレスを指定
してマスタ局1からスレーブ局2にサイクリックシリア
ル制御情報を伝送する。
【0027】一方、スレーブ局2は、自己が管轄する昇
降機の制御情報を作成すると共に各種演算を行う演算手
段3bと、自己が管轄する昇降機の制御情報がアドレス
に対応して設定された複数個の設定テーブル5bを記憶
する記憶手段4bと、マスタ局1から受信したアドレス
が設定テーブル内の最大値より小さい場合はその設定テ
ーブル5b内の該当のアドレスで指定された応答動作を
行い、設定テーブル5b内の最大値より大きい場合は次
の設定テーブルを順次読み出していく伝送制御手段6b
とを備えている。
【0028】ここで、設定テーブル5aに保管される送
信アドレスは、あくまで昇順にセットされ、重なること
はないようになっている。そこで、マスタ局1の伝送制
御手段6aは、昇順でアドレスを伝送路に送信する。
【0029】スレーブ局2の伝送制御手段6bでは、伝
送路からアドレスを取り込み、自己の設定テーブル5b
のうち最初に取り出した設定テーブル5b内の最終アド
レスと比較して、伝送路から受信したアドレスが最終ア
ドレスより大きいか否かを判定する。受信したアドレス
が最終アドレスより大きい場合には、順次、次の設定テ
ーブルを読み出して行く。一方、受信したアドレスが最
終アドレスより小さい場合には、その設定テーブル5b
に割り当てのアドレスがあると判断して、そのアドレス
の内容に従って応答動作を行う。これにより、すべての
設定テーブル5bを先頭から順次読み出して行く方式に
比べ応答を短時間とすることができ、また、各々の設定
テーブル5bを同時に処理する方式に比べ、演算処理を
簡単にすることが可能となる。
【0030】また、マスタ局の伝送制御手段では、設定
テーブル5aのアドレスを送信するに当たり、一つのア
ドレスの送信を終えてからスレーブ局からの応答データ
が戻るまでの時間を監視する。そして、その時間が予め
設定されたタイムアウト時間を越えた場合は、伝送異常
と判断しそのアドレスに関する処理を終了する。つま
り、そのアドレスに関する伝送処理を途中で打ち切る。
そして、次のアドレスを送信することになる。これによ
り、一つのアドレスの伝送異常の発生によりシステム全
体の動作が停止してしまうことを防止できるようにして
いる。
【0031】この場合のタイムアウト時間は、マスタ局
1の演算手段3aにより可変に設定できるようにしてお
り、伝送路距離が延びた場合にその伝送路距離に適切な
タイムアウト時間が設定できるようにしている。これに
より、適応範囲の広いシステムの構築が可能となり、ま
た、誤ったタイムアウト異常を防止できる。
【0032】また、マスタ局1の伝送制御手段6aで
は、一つのアドレスを送信後、タイムアウト時間が経過
するまでは次のアドレスを送信しないようにしている。
これは、スレーブ局2の伝送制御手段6bにおいて、タ
イムアウト時間範囲内に複数個のアドレスを受信した場
合は伝送異常と判断できるようにするためである。つま
り一つのアドレスが来るべき時間の範囲で、複数個のア
ドレスが来る場合の異常検出が可能となり、通常の異常
検出レベルをより強化できる。また、マスタ局1の伝送
制御手段6aでは、伝送異常の検出回数をカウントし、
後の異常解析に使用する。つまり、特別な異常発生対応
メッセージの通信を行う必要がなく、伝送異常の解析を
可能としている。
【0033】また、マスタ局1はテストモードにてスレ
ーブ局2が正常に動作するか否かを判断できるようにし
ている。すなわちマスタ局1の伝送制御手段6aは、ス
レーブ局2にテストモード指令を送り、スレーブ局2か
らのテスト応答データに基づいて伝送異常の発生の有無
を判定する。スレーブ局2では、マスタ局1から自己の
アドレスが来た場合には、テスト応答データを送り返
し、マスタ局1の伝送制御手段2では、そのテスト応答
データに基づき伝送が正しいか否かを判別する。これに
より、伝送機能が正常であるか否かの判別ができる。
【0034】テストモード指令に代えて、マスタ局1の
伝送制御手段6aから伝送確認信号を送信し、スレーブ
局において、マスタ局1の伝送制御手段6aから伝送確
認信号を受信したとき、つまり正常に伝送確認信号を受
信したときは、スレーブ局2の伝送正常表示手段(図示
省略)にフリッカ表示することも可能である。この場合
には、スレーブ局2において容易に伝送状態を把握する
ことができる。
【0035】次に、図2は、マスタ局1で使用される設
定テーブル5aの説明図である。例えば、設定テーブル
5aは、n個の伝送テーブル1〜伝送テーブルnを持
ち、各々の伝送テーブルは、それぞれ開始アドレス、終
了アドレス、伝送種別から構成されている。
【0036】伝送種別は、“トーカ”、“リスナ”、
“設定・同報“、“テーブル終了”等からなり、後述の
テストモード動作では“トーカ”、“リスナ“設定のみ
のテストチェック伝送を行う。また、“設定・同報”設
定では、マスタ局1でトーカ動作を行う。“テーブル終
了”設定の場合は、伝送動作は実行せず、一定時間経過
後に先頭のテーブルから伝送動作を再度実行する。この
設定テーブル5aに保管される送信アドレスは、あくま
で昇順にセットされ、重なることはないようになってい
る。
【0037】図3は、マスタ局1とスレーブ局2との間
での伝送動作の説明図であり、図3(a)はマスタトー
カ伝送動作の説明図、図3(b)はマスタリスナ伝送動
作の説明図、図3(c)はテストモード伝送動作の説明
図である。
【0038】図3(a)において、マスタトーカ伝送動
作は、マスタ局1からスレーブ局2に対して情報を伝達
する場合に使用される。まず、マスタ局1からアドレス
を送信し(A)、アドレスの送信完了後続いてデータ
(昇降機の制御情報)を送信する(B)。スレーブ局2
ではアドレスが自分に割り当てられているか否かを判定
し(C)、アドレスが一致する場合は送られてきたデー
タを受け取り、外部表示などに出力する(D)。
【0039】図3(b)において、マスタリスナ伝送動
作は、スレーブ局1からマスタ局2に対して情報を伝達
する場合に使用される。まず、マスタ局1からアドレス
を送信し(A)、送信完了後続いてデータの受信待ちす
る。スレーブ局2では、アドレス受信待ちしアドレスが
自分に割り当てられているか否かを判定し(B)、アド
レスが一致する場合は、外部からスイッチデータ入力な
どを行いデータを送信する(C)。マスタ局1では送信
された来たデータを受け取り、受信応答データとして保
管する(D)。
【0040】図3(c)において、テストモード伝送動
作は、マスタ局1がスレーブ局2の動作をテストする場
合に使用される。テストモードが設定された場合は、マ
スタ局1からアドレスを送信し(A)、送信完了後続い
てデータを受信待ちする。スレーブ局2ではアドレス受
信待ちしアドレスが自分に割り当てられているか否かを
判定し(B)、アドレスが一致する場合はテスト応答デ
ータを送り返す(C)。この第1の実施の形態では、送
信アドレス値をそのまま送り返す動作を行う。マスタ局
1では送信された来たデータを受け取り、正常かどうか
のチェックを行う(D)。異常の場合は異常データとし
て情報を保管する。
【0041】図4はマスタ局1の伝送動作を示すフロー
チャートである。まず、初期化処理により、スキャン時
間タイマおよび設定テーブル5aのアドレスが初期化さ
れ(S1)、設定テーブル5aのうちの最初の設定テー
ブルを読み出す(S2)。次に、設定テーブル5aのす
べての設定テーブルについて、一巡の送信処理が行われ
た否かの確認が行われる(S3)。一巡の送信処理が行
われている場合には、スキャン時間待ちをし(S4)、
ステップS1の初期化処理に戻る。
【0042】一方、一巡の送信処理が行われていない場
合には、取り出した設定テーブルの最初のアドレスをセ
ットすると共に(S5)、タイムアウト時間をタイマに
セットし(S6)、伝送路にセットされたアドレスを送
信する(S7)。
【0043】そして、マスタ局1の動作モードがテスト
モードでないことを確認すると共に、トーカ設定かリス
ナ設定かを判定する(S8)。トーカ設定の場合にはト
ーカ処理を行い(S9)、タイマにセットされたタイム
アウト時間だけ待ち(S10)、処理したアドレスが、
取り出した設定テーブル内の最終アドレスか否かを判定
し(S11)、最終アドレスでない場合にはアドレスを
増加して(S12)、ステップS5に戻り次のアドレス
の処理を行う。一方、ステップS11の判定で、取り出
した設定テーブルの最終アドレスである場合には、ステ
ップS2に戻り次の設定テーブルの処理を行う。
【0044】ステップS8の判定で、リスナ設定である
と判定されたときは、スレーブ局2からデータを受信し
たか否かを判定し(S13)、スレーブ局2からデータ
を受信完了しているときは、その受信したデータを保存
し(S14)、ステップS11の処理に移行する。一
方、ステップS13の判定でスレーブ局2からデータの
受信が完了していないときは、タイムアウト時間を経過
したか否かを判定し(S15)、タイムアップしていな
いときはステップS13に戻る。データの受信が完了し
ていない状態でタイムアウト時間が経過したときは、伝
送異常と判断しエラー処理を行い(S16)、ステップ
S11の処理に移行する。これにより、そのアドレスに
関する処理を終了し、次のアドレスの処理に移行するこ
とになる。
【0045】図5はスレーブ局2の伝送動作を示すフロ
ーチャートである。まず、初期化処理が行われ(S
1)、設定テーブル5bのうちの最初の設定テーブルを
読み出し(S2)、マスタ局1からのアドレス受信待ち
となる(S3)。
【0046】アドレスが受信されると、受信したアドレ
スが設定テーブル内の最大値より大きいか否か否かが判
定され(S4)、設定テーブル内の最大値より大きい場
合は次の設定テーブルを読み出す(S5)。そして、読
み出した設定テーブルが設定テーブル5bのうちの最後
の設定テーブルであるか否かを判定し(S6)、最後の
設定テーブルでない場合にはステップS4に戻り、ステ
ップS4、S5の処理を繰り返し行う。一方、最後の設
定テーブルである場合には、受信アドレスが最も小さい
値(例えば0)であるか否かを確認してから(S7)、
ステップS2に戻る。
【0047】一方、ステップS4の判定で、受信したア
ドレスが設定テーブル内の最大値より小さい場合は、そ
の設定テーブル内の範囲内にあるか否かを確認し(S
8)、そのアドレスが設定テーブル内にあると判定され
たときは、テストモードが否かを判定する(S9)。
【0048】テストモードでない場合にはトーカ設定で
あるかリスナ設定であるかを判定し(S10)、トーカ
設定である場合にはトーカ処理を行い(S11)、リス
ナ設定である場合にはリスナ処理を行う(S12)。一
方、テストモードである場合には、トーカ設定のテスト
モードであるかリスナ設定のテストモードであるかを判
定し(S13)、トーカ設定のテストモードである場合
にはトーカ処理(テスト)を行い(S14)、リスナ設
定のテストモードである場合にはリスナ処理(テスト)
を行う(S15)。つまり、マスタ局にテストのチェッ
ク用データを送り返す。
【0049】以上述べたように、第1の実施の形態によ
れば、マスタ局からは小さいアドレスから順次アドレス
を出し、スレーブ局ではアドレスが設定テーブル内の最
大値より大きいか否かを判定し、大きい場合には次の設
定テーブルを読み出すので、アドレスごとに受信の判定
を行う必要がなくシステム全体の伝送効率を高めること
ができる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図4は、本発明の第2の実施の形態に係わる昇降機
制御伝送システムの構成図である。この第2の実施の形
態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、スレーブ
局2が昇降機の各階床に設けられるホールコントローラ
に対応して設けられたものを示している。すなわち、第
1の実施の形態では、スレーブ局2は基本的にはマスタ
局1と同じ要素で構成されたものであるが、第2の実施
の形態では、スレーブ局2は設定テーブルを持たずに、
スレーブ局2の固有のアドレスを有し、マスタ局1はそ
のアドレスを指定して該当のスレーブ局に昇降機用の制
御情報をサイクリックシリアルに伝送するものを示して
いる。
【0051】マスタ局1の記憶手段4aには、第1の実
施の形態と同様に、演算手段3aで作成された制御情報
が設定テーブル5aとして記憶されている。この設定テ
ーブル5aには、スレーブ局2に対応したアドレスに制
御情報が設定されている。伝送制御手段6aは、設定テ
ーブル4aのアドレスを順次送信する。
【0052】スレーブ局2の記憶手段4bには、自己が
管轄する昇降機の制御情報に対応して設定されたアドレ
スが記憶され、伝送入出力手段7は、マスタ局1の伝送
制御手段6aから受信したアドレスが自己のアドレスで
ある場合には、そのアドレスの制御情報に基づいて応答
動作を行い、必要に応じてその結果を操作表示手段8に
表示出力する。また、伝送入出力手段7は、マスタ局1
からの指令に基づき操作表示手段8から入力された操作
情報をマスタ局1に送信する。
【0053】一方、スレーブ局1のアドレス設定時に
は、マスタ局1の伝送制御手段6aから、そのスレーブ
局アドレス設定動作指令およびスレーブ局アドレスデー
タが送信される。スレーブ局2の伝送入出力手段7は、
自己のスレーブ局アドレス設定動作指令およびスレーブ
局アドレスデータを受信したときは、操作表示手段8か
らアドレス設定許可入力が与えられているか否かを判断
し、アドレス設定許可入力が与えられているときは、そ
のスレーブ局アドレスデータを記憶手段4bに自己のア
ドレスとして記憶させる。従って、特別な設定スイッチ
を設けなくてもスレーブ局側で伝送アドレスを設定でき
る。
【0054】この第2の実施の形態においても、第1の
実施の形態と同様に、スレーブ局にテストモード指令を
送り、前記スレーブ局からのテスト応答データに基づい
て伝送異常の発生の有無を判定することが可能であり、
また、マスタ局の伝送制御手段から伝送確認信号を受信
したときにスレーブ局でフリッカ表示することも可能で
ある。
【0055】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図7は本発明の第3の実施の形態に係わる昇降機制
御伝送システムの構成図である。この第3の実施の形態
は、第1の実施の形態のマスタ局1およびスレーブ局
2、第2の実施の形態のマスタ局1およびスレーブ局2
の双方を、複数台の昇降機の制御を行う制御装置に適用
したものである。
【0056】すなわち、マスターステーション11a、
11b、11cは、基本的に同じ要素で構成されてお
り、マスターステーション11aとマスターステーショ
ン11b、11cとの関係においては、マスターステー
ション11aがマスタ局となり、マスタステーション1
1b、11cはスレーブ局として機能するようになって
いる(第1の実施の形態)。
【0057】また、マスターステーション11a、11
b、11cと、ホールコントローラ12およびかごコン
トローラ13との関係においては、マスターステーショ
ン11a、11b、11cがマスタ局となり、ホールコ
ントローラ12およびかごコントローラ13がスレーブ
局として機能するようになっている(第2の実施の形
態)。
【0058】図7において、マスタステーンョン11
a、11b、11cは、縦ライン伝送系14にて、エレ
ベータホールでのスイッチ入力や表示出力を行うホール
コントローラ12、およびエレベータかご内部のスイッ
チ入力や表示出力を行うかごコントローラ13と接続さ
れ、システム制御やかご動作制御を行う。この場合、マ
スタステーンョン11a、11b、11cは、マスタ局
として動作し、ホールコントローラ12やかごコントロ
ーラ13は、スレーブ局として動作する。
【0059】また、横ライン伝送系15には、マスタス
テーンョン11a、11b、11cが接続されると共
に、複数個のエレベータ運転状態を表示監視する監視盤
16が接続される。横ライン伝送系15に接続された複
数個のマスタステーション11a、11b、11cのう
ちの1台(例えば、マスタステーンョン11a)がマス
タ局となり伝送状態の制御を行う。他のマスタステーン
ョン11b、11cはスレーブ動作をし、マスタ局から
送られる伝送アドレスに応じてデータ入出力を行う。
【0060】図8は、マスタステーション11の構成図
である。図8において、ホストCPU17は図1の演算
手段3aに相当し、共通RAM18は図1の記憶手段4
aに相当し、マスタ伝送インタフェース回路19および
RS485インタフェース20は図1の伝送制御手段6
aに相当する。
【0061】ホストCPU17は、マスタ伝送インタフ
ェース回路19とCPU制御信号線21およびローカル
バス22で接続され、かご動作制御や伝送データ内容の
作成等を行う。マスタ伝送インタフェース回路19は、
共通RAM18に対しRAM入出力信号により、伝送設
定データ(設定テーブル)や伝送入出力データの書き込
み読み出しを行う。すなわち、ホストCPU17からは
マスタ伝送インタフェース回路19に対し、共通RAM
18アクセス要求を出力し、マスタ伝送インタフェース
回路19が共通RAM18に対してのデータ入出力を行
う。
【0062】また、マスタ伝送インタフェース回路19
は、RS485インタフェース20を介し縦ライン伝送
系14および横ライン伝送系16に接続され信号を送受
信する。すなわち、縦ライン伝送系14に対しては縦ラ
イン送信信号を送り縦ライン受信信号s7を受け取り、
横ライン伝送系16に対しては、横ライン送信信号を送
り横ライン受信信号を受け取る。
【0063】マスタ伝送インタフェース回路19は、ホ
ストCPU17から伝送実施指令を受け取ると、共通R
AM18から設定テーブルの伝送動作設定データを読み
出し、データの内容に応じて送受信処理を行う。
【0064】図9は、図8に示したマスタ伝送インタフ
ェース回路19の内部構成図である。
【0065】マスタ伝送インタフェース回路19のCP
Uバスインタフェース23は、ホストCPU17からの
CPU制御信号線21およびローカルバス22に接続さ
れ、CPUバスインタフェース23ではホストCPU1
7からの動作設定を内部の制御レジスタに保管する。動
作設定は、伝送開始、動作モード、タイムアウト時間な
どとなる。
【0066】また、伝送異常状態の発生回数などを内部
の制御レジスタに蓄え、ホストCPU17から読み出し
を行えるようにする。動作設定および伝送異常情報は、
縦ラインCPU入出力信号s1および横ラインCPU入
出力信号s2により、縦ラインマスタインタフェース回
路24および横ラインマスタインタフェース回路25と
やり取りされる。
【0067】共通RAM17へのアクセス要求があった
場合は、CPUバスインタフェース23は、ホストCP
U17とのやりとりをCPU直接RAM入出力信号s3
を用いてRAMインタフェース26に入出力する。
【0068】縦ラインマスタインタフェース回路24で
は、ホストCPU17からの動作設定を縦ラインCPU
入出力信号s1として受け取り伝送動作を開始する。こ
の場合、RAMインタフェース26に対し設定データの
読み出し要求を行い、縦ラインRAM入出力信号s4と
してデータを得る。その結果に基づき縦ライン送信信号
s6および縦ライン受信信号s7の入出力を実施する。
【0069】横ラインマスタインタフェース回路25で
も同様に、ホストCPU17からの動作設定を横ライン
CPU入出力信号s2として受け取り伝送動作を開始す
る。この場合も、RAMインタフェース26に対し設定
データの読み出し要求を行い、横ラインRAM入出力信
号s5を通じデータを得る。その結果に基づき横ライン
送信信号s8および横ライン受信信号s9を入出力す
る。
【0070】RAMインタフェース26では、縦ライン
RAM入出力信号s4、横ラインRAM入出力信号s
5、CPU直接RAM入出力信号s3の3種類の要求を
受け取り、そのうち一つを選択しRAM入出力信号s1
0を用いて共通RAM17とのデータ入出力を行う。
【0071】図10は、図9に示した縦マスタインタフ
ェース回路24の構成図である。縦マスタインタフェー
ス回路24および横マスタインタフェース回路25は同
じ構成であるので、縦ラインマスタインタフェース回路
24について説明する。
【0072】設定読み込み動作回路27は、CPUバス
インタフェース23からの縦ラインCPU入出力信号s
1上の動作設定信号を基に、自己がマスタ動作かスレー
ブ動作かを判定して伝送動作を開始する。マスタステー
ション11aの場合はマスタ動作となり、マスタステー
ション11b、11cの場合はスレーブ動作となる。い
ずれの場合もRAMインタフェース26からRAM読み
込みデータd1を取り出し送受信設定データd2として
取り込み出力する。
【0073】マスタ動作の場合は、この送受信設定デー
タd2を基にデータ内のスタートアドレスを送信アドレ
スとし、データ送受信制御部28内のアドレスレジスタ
29に書き込み、これをアドレス送受信データd3とす
る。
【0074】アドレス送受信データd3は、送信データ
作成回路30に出力されると共に、RAMインタフェー
ス26およびアドレス一致検出回路31に出力される。
後述するように、アドレス一致回路31はスレーブ動作
をする場合に使用される。
【0075】送信データ作成回路30ではアドレス送受
信データd3が入力されると、送受信制御回路32から
指令を受けてシリアル送信データd4を作成し、シリア
ルデータ送受信回路33に出力する。また、送受信制御
回路32は送信要求信号s11をシリアルデータ送受信
回路33に出力する。これにより、シリアルデータ送受
信回路33は、受け取ったシリアル送信データd4をシ
リアル変換し縦ライン送信信号s6として出力する。
【0076】次に、送信設定内容がデータ送信である場
合(マスタトーカの場合)は、データ入出力動作回路3
4がRAMインタフェース26を介して共通RAM18
から送信データをRAM読み込みデータd1として取り
出し、送信データd5として送信データ作成回路30に
出力する。
【0077】送信データ作成回路30では、アドレス送
信の場合と同様に、送受信制御回路32から指令を受け
てシリアル送信データd4を作成しシリアルデータ送受
信回路33に出力する。また、送受信制御回路32では
送信要求信号s11をシリアルデータ送受信回路33に
出力する。シリアルデータ送受信回路33では、受け取
ったシリアル送信データd4をシリアル変換し縦ライン
送信信号s6として出力する。
【0078】また、送信設定内容がデータ受信の場合
(マスタリスナの場合)は、送受信制御回路32は受信
要求信号s12をシリアルデータ送受信回路33に送
る。シリアルデータ送受信回路33では、縦ライン受信
信号s7中の受信データをシリアルパラレル変換し、シ
リアル受信データd6として取り出す。これを送受信制
御回路32からの指令でデータレジスタ35に書き込
む。データ入出力動作回路34ではデータ受信が行われ
ると、縦ラインCPU入出力信号s1上にRAM書き込
み要求をセットし、共通RAM18へも保管を実行す
る。
【0079】また、受信実行中は異常検出部36にて読
み出しデータのチェック、読み出し時間のタイムアウト
チェックが行われ、異常発生時の伝送処理打ち切りや異
常データの保管処理指令の作成が行われる。異常検出部
36内のデータ送受信時間監視タイマは、アドレスが縦
ライン送信信号s6として出力されたときにがセットさ
れる。このタイムアウト時間はCPUバスインタフェー
ス23内部の制御レジスタに設定され、システムに応じ
て変更することを可能とする。
【0080】さらに、データ受信の監視タイマの動作中
に、アドレス受信が発生した場合には、伝送種別異常と
して異常を通知する。これらの異常情報はCPUバスイ
ンタフェース23に送られ、異常種別毎に発生の有無
と、発生回数がCPUバスインタフェフェース23内の
異常発生回数カウンタに蓄えられる。
【0081】また、テストモード設定回路37では特別
なアドレス(例えば最終アドレス)を伝送動作設定アド
レスと設定し、そこに割り振られたデータの内容に応じ
てテストモード動作中で有るか否かの判別を行う。テス
トモードの場合は“マスタトーカ送信設定“でも受信待
ちとなり、スレーブ局からデータが送られてくるか否か
のチェックを行う。この場合、異常検出部36では送ら
れてくるデータの一致チェックを行い、一致しない場合
も異常信号としてCPUバスインタフェース23に伝達
する。
【0082】設定読み込み動作回路27では、アドレス
送信あるいはデータ送受信が終わると、アドレスレジス
タ29の値を一つ増やし、次のアドレスのデータの処理
を行う。また、アドレス値が設定テーブル内の終了アド
レス値となった場合は、設定読み込み動作回路27は、
次の設定テーブルを読み込む動作を行い、伝送動作を続
けていく。
【0083】次に、スレーブ動作の場合は送受信設定デ
ータd2を読み出した後で、アドレス受信待ちとなる。
読み出したデータがアドレスの場合はアドレスレジスタ
29にアドレス受信データを保管し、アドレス一致検出
回路31に送り、送受信設定テーブルのアドレス範囲内
であるか否かを判断する。
【0084】範囲内である場合は設定テーブルのデータ
種別に応じ、データ返答かデータ受信かを行う。受け取
りアドレスが設定最大値より大きい場合は、次のテーブ
ルを読み出す。テーブルが最終の場合には先頭のテーブ
ルを読み出す。
【0085】マスタリスナ動作の場合は、データを共通
RAM18から読み出し送信データとしてシリアルデー
タ送受信回路33に渡しデータ送信を行う。マスタトー
カ動作の場合は受信待ちとなり、データ受信完了後デー
タを共通RAMに書き込む。
【0086】また、テストモード設定がマスタ局より送
られてきた場合には、テストモードとなり、トーカ動
作、リスナ動作の登録の場合は、チェック用データを送
り返す。そうでない場合はマスタ局から送られてきたデ
ータを受け取る。
【0087】図11は、図7に示したホールコントロー
ラ12の構成図である。図11において、RS485イ
ンタフェース20、シリアルデータ送受信回路33、伝
送入出力回路38が図6の伝送入出力手段7に相当し、
EEPROM39、ROMインタフェース回路40が図
6記憶手段4bに相当し、押しボタン・表示部41が図
6の操作表示手段8に相当する。
【0088】ホールコントローラ12では、電源立ち上
げ時にEEPROM39からアドレス設定データを読み
出す。EEPROM39には、自己が管轄する昇降機の
制御情報に対応して設定されたアドレスが記憶されてい
る。マスタ局からはそのアドレスが指定されて制御情報
が送信されて来ることになる。
【0089】すなわち、電源立ち上げ時には、ROMイ
ンタフェース回路40内のROM制御回路42がROM
制御信号s13をEEPROM39に与え、アドレスレ
ジスタ29にROMデータd7を取り込む。これが伝送
入出力回路38内のアドレス一致検出回路31に与えら
れマスタ局から送られてきたデータに対するアドレスチ
ェックデータとして使用される。伝送入出力回路38内
の入出力制御回路43では、アドレスの取り出し動作終
了後伝送を開始する。
【0090】この場合、マスタステーション11のスレ
ーブ動作と同様に、入出力制御回路43から送受信許可
を与え、シリアルデータ送受信回路33を通じ縦ライン
受信信号s7中の受信データをシリアルパラレル変換し
シリアル受信データd6として取り出す。
【0091】すなわち、シリアルデータ送受信回路33
は RS485インタフェース20を通じ縦ライン伝送
系14と接続されており、データ受信が有る場合は、R
S485インタフェース20から縦ライン受信信号s7
を受け取る。また、縦ライン送信信号s6がシリアルデ
ータ送受信回路33から送られるとRS485インタフ
ェース20は伝送路にデータを送信する。
【0092】受け取られたシリアル受信データd6は、
入出力レジスタ44に与えられ保存される。入出力レジ
スタ44に保存されたデータd6は、アドレス一致検出
回路31に与えられ、使用するアドレスかどうかの判定
が与えられる。判定結果は伝送入出力制御信号s14と
して入出力制御回路43に与えられる。
【0093】入出力制御回路43では、アドレスが特別
なアドレス設定エリアを示していた場合には、アドレス
書き込みが指定されたとして、アドレスレジスタ29に
アドレス情報を入れる。そして、アドレス書き込み許可
信号が押しボタン・表示部41から入力されたか否かを
確認し、押しボタンが押された場合には、ROMインタ
フェース回路40内のコマンドインタフェース45にコ
マンド受信信号s15を与える。ROM制御回路42は
コマンドインタフェース45からコマンド受信信号s1
5を入力すると、ROM制御信号s13をEEPROM
39に与え、アドレスレジスタ29に入れられたアドレ
ス情報をROMデータd7としてデータ保存を実施す
る。つまり、マスタ局から送信されてきたアドレスデー
タをスレーブ局アドレスデータとして記憶する。
【0094】一方、受け取ったアドレスがアドレスデー
タから与えられる入力用アドレスの場合は、送信動作モ
ードとなり、押しボタン・表示部41から入力されるボ
タン入力情報を取り出し、入出力レジスタ44を介しシ
リアル送信データd8としてシリアルデータ送受信回路
33に送信する。
【0095】受け取ったアドレスがアドレスデータから
与えられる出力用アドレスの場合は受信動作モードとな
り、シリアルデータ送受信回路33から受け取ったシリ
アル受信データd6を入出力レジスタ44に保管後出力
バッファ46を介して押しボタン・表示部41に対し出
力する。
【0096】さらに、マスタステーション11でのスレ
ーブ動作時と同様にテストモード指令が送られてきた場
合には、上記の両方の場合ともテストモード応答動作を
行う。マスタ局側からテストモード指令を送り、スレー
ブ局側では自分の局に対するアドレスがきた場合には、
テスト応答データを送り返し、マスタ局側で正しいかど
うかを判別する。
【0097】また、マスタ局から伝送確認信号(固定ア
ドレス)を受信時したときにはカウンタ47を増加させ
て、その最上位データを用いて伝送正常であることをフ
リッカ表示させる。つまり、この固定アドレスでの受信
が有るたびにカウントし、受信回数カウンタ47の最上
位桁を受信表示として使用する。これにより、伝送確認
用の特別なメッセージを送る必要がないのでシステム全
体の伝送効率を高め、かつ単純なカウンタを使用するだ
けなので複雑な構成を取ることを避けることが可能であ
る。
【0098】図12は、図6に示すかごコントローラ1
3の構成図である。かごコントローラ13の場合は、送
受信アドレスはアドレス設定スイッチ48から入力され
るアドレス設定信号s16を基にアドレス一致検出回路
31で作成される。他の要素はホールコントローラ12
からROM周辺回路(EEPROM39、ROMインタ
フェース回路40)を取り除いたものと一致するので、
説明は省略する。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、マスタ局からは小さい方から順次アドレスを出
し、スレーブ局では、アドレスが設定テーブル内の最大
値より大きい場合は次の設定テーブルを読み出し、小さ
い場合はその設定テーブル内のアドレスの入出力動作を
行う。従って、送信されてきたアドレスが自己のアドレ
スであることの判定が容易に行えるので、複雑な構成を
採ることなく、システム全体の伝送効率を高めることが
できる。
【0100】また、請求項2、請求項3、請求項4、請
求項5の発明によれば、マスタ局でデータを送信終えて
からスレーブ局からの応答データが戻るまでの時間を監
視し伝送異常を検出可能とすると共に伝送異常を記憶す
るので、伝送異常を容易に検出解析でき、また無駄な伝
送動作を抑制できる。
【0101】請求項6の発明によれば、マスタ局からス
レーブ局アドレス設定動作指令とスレーブ局アドレスデ
ータとを送信して、スレーブ局のアドレスを設定できる
ようにしているので、特別なアドレス設定手段を設ける
ことなく容易にスレーブ局のアドレス設定が行える。
【0102】また、請求項7、請求項8の発明によれ
ば、マスタ局からスレーブ局が正常であるか否かの判定
を行えるので、伝送異常の検出が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる昇降機制御
伝送システムの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のマスタ局で使用さ
れる設定テーブルの説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のマスタ局とスレー
ブ局との間での伝送動作の説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態のマスタ局の伝送動
作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施の形態のスレーブ局の伝送
動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる昇降機制御
伝送システムの構成図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係わる昇降機制御
伝送システムの構成図。
【図8】本発明の第3の実施の形態のマスタステーショ
ンの構成図。
【図9】本発明の第3の実施の形態のマスタ伝送インタ
フェース回路の内部構成図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の縦マスタインタ
フェース回路の構成図。
【図11】本発明の第3の実施の形態のホールコントロ
ーラの構成図。
【図12】本発明の第3の実施の形態のかごコントロー
ラの構成図。
【符号の説明】
1…マスタ局、2…スレーブ局、3…演算手段、4…記
憶手段、5…設定テーブル、6…伝送制御手段、7…伝
送入出力手段、8…操作表示手段、11…マスタステー
ション、12…ホールコントローラ、13…かごコント
ローラ、14…縦ライン伝送系、15…横ライン伝送
系、16…監視盤、17…ホストCPU、18…共通R
AM18、19…マスタ伝送インタフェース回路、20
…RS485インタフェース、21…CPU制御信号
線、22…ローカルバス、23…CPUバスインタフェ
ース、24…横ラインマスタインタフェース回路、25
…横ラインマスタインタフェース回路、26…RAMイ
ンタフェース、27…設定読み込み動作回路、28…デ
ータ送受信制御部、29…アドレスレジスタ、30…送
信データ作成回路、31…アドレス一致回路、32…送
受信制御回路、33…シリアルデータ送受信回路、34
…データ入出力動作回路、35…データレジスタ、36
…異常検出部、37…テストモード設定回路、38…、
39…EEPROM、40…ROMインタフェース回
路、41…押しボタン・表示部、42…ROM制御回
路、43…入出力制御回路、44…入出力レジスタ、4
5…コマンドインタフェース、46…出力バッファ、4
7…カウンタ、48…アドレス設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04L 11/00 321 (72)発明者 中井 章二 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 三島 浩一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 3F303 FA07 FA10 FA18 5K032 BA08 CB01 CC03 CC05 CC09 DA01 DB19 DB22 EA03 EA05 EA07 EC04 5K033 BA08 CB03 CB06 CB11 CB17 DA01 DB12 DB14 EA03 EA05 EA07 EC04 5K048 AA08 BA47 CA01 DA02 EB01 EB02 EB06 FB05 FB10 GB05 HA01 HA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降機用の制御情報をアドレスを指定し
    てマスタ局からスレーブ局にサイクリックシリアル伝送
    する昇降機制御伝送システムにおいて、前記マスタ局
    は、前記制御情報を作成する演算手段と、前記演算手段
    で作成された制御情報がアドレスに対応して設定された
    設定テーブルを記憶する記憶手段と、前記設定テーブル
    の小さい値のアドレスから順次大きい値のアドレスを送
    信する伝送制御手段とを備え、前記スレーブ局は、自己
    が管轄する昇降機の制御情報がアドレスに対応して設定
    された複数個の設定テーブルを記憶する記憶手段と、前
    記マスタ局から受信したアドレスが設定テーブル内の最
    大値より小さい場合はその設定テーブル内の該当のアド
    レスで指定された応答動作を行い、設定テーブル内の最
    大値より大きい場合は次の設定テーブルを順次読み出し
    ていく伝送制御手段とを備えたことを特徴とする昇降機
    制御伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記マスタ局の伝送制御手段は、一つの
    アドレスの送信を終えてから前記スレーブ局からの応答
    データが戻るまでの時間を監視し、その時間が予め設定
    されたタイムアウト時間を越えた場合は、伝送異常と判
    断しそのアドレスに関する処理を終了することを特徴と
    する請求項1に記載のことを特徴とする昇降機制御伝送
    システム。
  3. 【請求項3】 前記タイムアウト時間は、前記マスタ局
    の演算手段により可変に設定されることを特徴とする請
    求項2に記載の昇降機制御伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記マスタ局の伝送制御手段は、一つの
    アドレスを送信後、前記タイムアウト時間が経過するま
    では次のアドレスを送信しないようにし、前記スレーブ
    局の伝送制御手段は、前記タイムアウト時間範囲内に複
    数個のアドレスを受信した場合は伝送異常と判断するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の昇降機制御伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記マスタ局の伝送制御手段は、伝送異
    常の検出回数をカウントすることを特徴とする請求項2
    または請求項4に記載の昇降機制御伝送システム。
  6. 【請求項6】 昇降機用の制御情報をアドレスを指定し
    てマスタ局からスレーブ局にサイクリックシリアル伝送
    する昇降機制御伝送システムにおいて、前記マスタ局
    は、前記制御情報を作成する演算手段と、前記演算手段
    で作成された制御情報が前記スレーブ局に対応したアド
    レスに設定された設定テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記設定テーブルのアドレスを順次送信すると共に、前
    記スレーブ局のアドレス設定時にはその動作指令および
    スレーブ局のアドレスデータを送信する伝送制御手段と
    を備え、前記スレーブ局は、自己が管轄する昇降機の制
    御情報に対応して設定されたアドレスを記憶する記憶手
    段と、前記マスタ局の伝送制御手段からスレーブ局のア
    ドレス設定時のアドレス設定動作指令およびスレーブ局
    アドレスデータを受信したときにアドレス設定許可入力
    を与える操作表示手段と、前記マスタ局の伝送制御手段
    から受信したアドレスが自己のアドレスである場合には
    その応答動作を行い、前記操作表示手段からアドレス設
    定許可入力が与えられたときはそのスレーブ局アドレス
    データを前記記憶手段に自己のアドレスとして記憶させ
    る伝送入出力手段とを備えたことを特徴とする昇降機制
    御伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記マスタ局の伝送制御手段は、前記ス
    レーブ局にテストモード指令を送り、前記スレーブ局か
    らのテスト応答データに基づいて伝送異常の発生の有無
    を判定することを特徴とする請求項1または請求項6に
    記載の昇降機制御伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記スレーブ局は、前記マスタ局の伝送
    制御手段から伝送確認信号を受信したときフリッカ表示
    する伝送正常表示手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または請求項6に記載の昇降機制御伝送システム。
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