JP2007331872A - エレベータ信号伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの乗場機器を接続でき、サービスできる階床数が多いエレベータ信号伝送装置を提供する。
【解決手段】エレベータを制御する制御盤1と各階床に設置される乗場機器2間で行われる通信の信号を伝送するエレベータ信号伝送装置において、所定のプロトコルで信号伝送を制御し、複数の上記乗場機器2それぞれと上記制御盤1間で信号を伝送するメインシリアル通信システムと、上記プロトコルと同一のプロトコルで信号伝送を制御し、上記メインシリアル通信システムに接続された上記乗場機器2と少なくとも1つの上記乗場機器3間で信号を伝送するサブシリアル通信ラインと、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの制御盤と乗場機器間で信号を伝送するエレベータ信号伝送装置に関するものである。
従来のエレベータ信号伝送装置は、複数の乗りカゴにそれぞれ対応して設けられ、乗りカゴの制御を個別に行う複数の各台制御手段と、乗りカゴ毎に、且つ階床毎に対応して設けられた乗場機器を制御する複数の乗場制御手段と、信号を伝送する乗場伝送中継手段と、を備える。そして、乗場伝送中継手段は、乗場制御手段からシリアル伝送路を介して送信された制御データをそれぞれ対応した各台制御手段または乗場制御手段に送信すべく中継する伝送中継部と、各台制御手段と乗場制御手段との間の伝送プロトコルを合わせるべく何れか一方のプロトコルを他方のプロトコルに変換する伝送プロトコル変換部と、を有する。
そして、このエレベータ信号伝送装置では、シリアル伝送路を介して接続された複数の乗場制御手段の機種が異なったり、保守により伝送プロトコルが変更されたりしても、確実にその変更された伝送プロトコルに対応することができる。また、乗場機器の融通性を向上し、同一システムの機器はもちろんのこと、他のシステムの機器を使用することができるので、乗場機器の統一を図ることができる。
また、この際に、接続された乗場制御手段毎に対応する伝送プロトコルに変換する乗場伝送中継手段は、シリアル伝送路上における複数の伝送プロトコルを適宜変換しており、各伝送プロトコルに対応した伝送路および伝送プロトコル変換装置を設ける必要がなく、取付工事や保守点検の作業性を向上することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−151043号公報
しかし、乗場伝送中継手段に接続された同一の信号伝送ラインに複数の乗場機器を接続するため、信号伝送ラインの信号伝送量の上限により、接続できる乗場機器の数が少なく、エレベータ信号伝送装置がサービスできる階床数が少ないという問題がある。
この発明の目的は、多くの乗場機器を接続でき、サービスできる階床数が多いエレベータ信号伝送装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータ信号伝送装置は、エレベータを制御する制御盤と各階床に設置される乗場機器間で行われる通信の信号を伝送するエレベータ信号伝送装置において、所定のプロトコルで信号伝送を制御し、複数の上記乗場機器それぞれと上記制御盤間で信号を伝送するメインシリアル通信システムと、上記プロトコルと同一のプロトコルで信号伝送を制御し、上記メインシリアル通信システムに接続された上記乗場機器と少なくとも1つの上記乗場機器間で信号を伝送するサブシリアル通信ラインと、を備える。
この発明に係わるエレベータ信号伝送装置の効果は、同じプロトコルで信号伝送を制御するメインシリアル通信システムとサブシリアル通信システムが備えられ、2つに区分けされた一方の乗場機器それぞれと制御盤間をメインシリアル通信システムで信号が伝送され、区分けされた他方の乗場機器と乗場機器間をサブシリアル通信システムで信号が伝送されるので、制御盤に直接および間接に接続される乗場機器の数を増やすことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ信号伝送装置の構成図である。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ信号伝送装置は、図示しないエレベータ機械室に設置されている制御盤1と階床に設置されているマスター乗場機器2間で信号を伝送するメインシリアル通信システムと、マスター乗場機器2と階床に設置されているスレーブ乗場機器3間で信号を伝送するサブシリアル通信システムと、を備える。所定の階床には、それぞれ少なくとも1つ以上のマスター乗場機器2またはスレーブ乗場機器3が設置されている。
メインシリアル通信システムは、制御盤1のマスター回路6、メインライン7、マスター乗場機器2のスレーブ回路11およびマスター乗場機器2のマイコン12から構成されている。
また、サブシリアル通信システムは、マスター乗場機器2のマイコン12、マスター乗場機器2の階床設定スイッチ13、マスター乗場機器2のインターフェース回路(以下、「I/F回路」と称す)14、マスター乗場機器2のマスター回路15、サブライン8、スレーブ乗場機器3のスレーブ回路21、スレーブ乗場機器3のマイコン22、スレーブ乗場機器3の階床設定スイッチ23およびスレーブ乗場機器3のI/F回路24から構成されている。
制御盤1は、図示しない制御基板を備え、制御基板には、マスター乗場機器2から乗場呼び釦情報を読み込み、逆にマスター乗場機器2およびスレーブ乗場機器3により制御される方向灯31、41、乗場階床位置表示用インジケータ32、42および乗場音声出力装置33、43を制御するための制御情報を送り出すマスター回路6が実装されている。そして、このマスター回路6には、メインライン7が接続されている。
マスター乗場機器2は、図示しない乗場機器制御カードを備え、乗場機器制御カードには、制御盤1からの情報送付要求に対して乗場呼び釦情報を制御盤1に送信すると共に、制御盤1からの制御情報を受信するスレーブ回路11が実装されている。
また、乗場機器制御カードには、スレーブ乗場機器3から乗場呼び釦情報を読み込むと共に、スレーブ乗場機器3により制御される方向灯41、乗場階床位置表示用インジケータ42および乗場音声出力装置43を制御するための制御情報を送り出すマスター回路15、乗場呼び釦34から乗場呼び情報が入力されると共に、自身により制御する方向灯31、乗場階床位置表示用インジケータ32および乗場音声出力装置33を制御するための制御信号を出力するI/F回路14を備える。
また、乗場機器制御カードには、マスター乗場機器2が設置されている階床の階床設定値が設定されている階床設定スイッチ13、マスター乗場機器2を制御するマイコン12が実装されている。
階床設定スイッチ13は、例えば、8ディジットのトグルスイッチで構成され、階床設定値を設定するときには、所定のディジットのトグルスイッチを1にして階床設定値を設定する。
そして、スレーブ回路11は、メインライン7に接続され、マスター回路15は、サブライン8に接続されている。また、I/F回路14には、乗場呼び釦34、方向灯31、乗場階床位置表示用インジケータ32および乗場音声出力装置33が接続されている。
マイコン12には、図2に示すように、階床毎の乗場呼び情報が記憶される領域が確保されているワーキングメモリ36、マスター回路15が読み込んだスレーブ乗場機器3からの乗場呼び釦情報に含まれる乗場呼び情報と自身の乗場呼び釦34からの乗場呼び情報とを階床毎にワーキングメモリ36に記憶する情報格納手段37、スレーブ回路11が情報送付要求を受信したときに、ワーキングメモリ36に乗場呼び情報が記憶されている場合、乗場呼び釦情報を作成して制御盤1に送る情報送付手段38を有する。
スレーブ乗場機器3から送信される乗場呼び釦情報は、「上昇呼び」または「下降呼び」からなる乗場呼び情報と、そのスレーブ乗場機器3の階床設定値と、から構成されている。この階床設定値は、例えば1階の場合「00000001」、2階の場合「00000010」となる。
情報格納手段37は、乗場呼び釦34が押され、I/F回路14を介して「上昇呼び」または「下降呼び」が入力されたとき、階床設定スイッチ13に設定されている階床設定値を読み出し、当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶されている乗場呼び情報を読み出し、読み出した乗場呼び情報と入力された乗場呼び情報との論理和を求め、その論理和を当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶する。
また、情報格納手段37は、マスター回路15がスレーブ乗場機器3からの乗場呼び釦情報を読み込んだとき、階床設定スイッチ13に設定されている階床設定値を読み出し、乗場呼び釦情報に含まれる階床設定値が階床設定スイッチ13から読み出した階床設定値と同一か否かを判断する。そして、情報格納手段37は、階床設定値が同一のときには、当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶されている乗場呼び情報を読み出し、スレーブ乗場機器3からの乗場呼び釦情報に含まれる乗場呼び情報と読み出した乗場呼び情報との論理和を求め、その論理和を当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶する。
情報送付手段38は、スレーブ回路11がメインライン7を経由して制御盤1から送信されてきた情報送付要求を受信したとき、ワーキングメモリ36に乗場呼び情報が記憶されているか否かを判断する。そして、情報送付手段38は、ワーキングメモリ36に乗場呼び情報が記憶されている場合、乗場呼び釦情報を作成して、スレーブ回路11を介して制御盤1に送信する。
スレーブ乗場機器3は、マスター乗場機器2と同様な乗場機器制御カードを備える。そして、乗場機器制御カードに実装されているスレーブ回路21は、マスター乗場機器2からの情報送付要求に対して乗場呼び釦情報をマスター乗場機器2に送信すると共に、マスター乗場機器2からの制御情報を受信する。
また、乗場機器制御カードに実装されているI/F回路24は、乗場呼び釦44が押されると乗場呼び情報が入力されると共に、自身により制御する方向灯41、乗場階床位置表示用インジケータ42および乗場音声出力装置43を制御するための制御信号を出力する。
また、乗場機器制御カードに実装されている階床設定スイッチ23は、スレーブ乗場機器3が設置されている階床の階床設定値が設定されている。そして、乗場機器制御カードに実装されているマイコン22は、スレーブ乗場機器3を制御する。なお、乗場機器制御カードに実装されているマスター回路25は、ラインが接続されていないので、動作しない。
そして、スレーブ回路21は、サブライン8に接続されている。また、I/F回路24には、乗場呼び釦44、方向灯41、乗場階床位置表示用インジケータ42および乗場音声出力装置43が接続されている。
マイコン22には、図3に示すように、階床毎の乗場呼び情報が記憶される領域が確保されているワーキングメモリ46、自身の乗場呼び釦44からの乗場呼びが有るとき乗場呼び情報をワーキングメモリ46に記憶する情報格納手段47、スレーブ回路21が情報送付要求を受信し、ワーキングメモリ46に乗場呼び情報が記憶されているとき、乗場呼び釦情報を作成してマスター乗場機器2に送信する情報送付手段48を有する。
なお、スレーブ乗場機器3は、マスター回路25にラインが接続されていないので、ワーキングメモリ46に記憶される乗場呼び情報は自身だけに関するものである。
情報格納手段47は、乗場呼び釦44が押されてI/F回路24を介して「上昇呼び」または「下降呼び」が入力されたとき、階床設定スイッチ23に設定されている階床設定値を読み出し、当該階床用に確保されているワーキングメモリ46の領域に記憶されている乗場呼び情報を読み出し、読み出した乗場呼び情報と入力された乗場呼び情報との論理和を求め、その論理和を当該階床用に確保されているワーキングメモリ46の領域に記憶する。
情報送付手段48は、スレーブ回路21がサブライン8を介してマスター乗場機器2から送信されてきた情報送付要求を受信したとき、ワーキングメモリ46に乗場呼び情報が記憶されているか否かを判断する。そして、情報送付手段48は、ワーキングメモリ46に乗場呼び情報が記憶されている場合、乗場呼び釦情報を作成して、スレーブ回路21を介してマスター乗場機器2に送信する。
次に、マスター乗場機器2のマイコン12に乗場呼び釦情報を記憶する手順について説明する。乗場機器の接続状況の具体例を示して、説明する。
最初の例では、図4に示すように、1階にマスター乗場機器2が設置されている。そのマスター乗場機器2に2階と3階に設置された2台のスレーブ乗場機器3がサブライン8を介して接続されている。
マスター乗場機器2の乗場呼び釦34が押されると、マイコン12のワーキングメモリ36の1階用の領域に乗場呼び情報が記憶される。また、2階のスレーブ乗場機器3の乗場呼び釦44が押されると、そのスレーブ乗場機器3のワーキングメモリ46の領域に乗場呼び情報が記憶される。このようなとき、マスター乗場機器2のマスター回路15が2階のスレーブ乗場機器3に情報送付要求をすると、2階のスレーブ乗場機器3は、階床設定値と乗場呼び情報とを乗場呼び釦情報としてマスター乗場機器2に送信する。
マスター乗場機器2のマスター回路15は、乗場呼び釦情報を受信して、マイコン12に入力する。マイコン12では、階床設定値が自身の階床設定値と同一であるか否かを判断する。この例では、1階に自身のマスター乗場機器2だけが設置されており、階床設定値は同一ではないので、ワーキングメモリ36の2階用の領域に乗場呼び釦情報に含まれる乗場呼び情報を記憶する。この結果、1階用と2階用のワーキングメモリの領域に乗場呼び情報が記憶される。
次の例では、図5に示すように、1階にマスター乗場機器2が設置され、そのマスター乗場機器2に1階と2階にそれぞれ設置されたスレーブ乗場機器3がサブライン8を介して接続されている。
マスター乗場機器2に接続されている乗場呼び釦34が押されると、マイコン12のワーキングメモリ36の1階用の領域に乗場呼び情報が記憶される。また、1階に設置されているスレーブ乗場機器3に接続されている乗場呼び釦44が押されると、そのスレーブ乗場機器3のワーキングメモリ46の1階用の領域に乗場呼び情報が記憶される。このようなとき、マスター乗場機器2のマスター回路15が1階に設置されているスレーブ乗場機器3に情報送付要求をすると、1階に設置されているスレーブ乗場機器3は、階床設定値と乗場呼び情報とをマスター乗場機器2に送信する。
マスター乗場機器2のマスター回路15は、その階床設定値と乗場呼び情報とを受信して、マイコン12に入力する。マイコン12では、階床設定値が自身の階床設定値と同じであるか否かを判断する。この場合、階床設定値が「00000001」なので、自身の階床設定値と同じなので、マイコン12は、ワーキングメモリ36の1階用の領域に2つの乗場呼び情報の論理和を算出して記憶する。
このようなエレベータ信号伝送装置は、同じプロトコルで信号伝送が制御される2つのラインが備えられ、乗場機器が2つに区分けされ、区分けされた一方の乗場機器を制御盤と一方のラインを介して接続し、区分けされた他方の乗場機器を制御盤に接続された乗場機器と接続するので、制御盤に直接および間接に接続できる乗場機器の数を増やすことができる。
また、マスター乗場機器と同じ階床に設置されているスレーブ乗場機器がサブラインを介して接続されているとき、双方の乗場呼び情報の論理和が求められて制御盤に送られるので、1本のライン上で信号伝送するときと同様に信号伝送が行われる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係わるエレベータ信号伝送装置の構成図である。
この発明の実施の形態2に係わるエレベータ信号伝送装置は、図6に示すように、実施の形態1に係わるエレベータ信号伝送装置と階床設定スイッチ13B、23Bが異なり、それに係わってマスター乗場機器2のマイコン12Bおよびスレーブ乗場機器3のマイコン22Bが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態2に係わる階床設定スイッチ13B、23Bは、実施の形態1に係わる階床設定スイッチ13、23に階床設定を行わないこともできる機能が追加され、それ以外は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。そして、この階床設定スイッチ13B、23Bでは、入手段階ですべてのディジットのトグルスイッチが1になっているので、階床設定を行わないとそのままとなり、このときの階床設定値は、16進数で表示すると、FFとなっている。
実施の形態2に係わるスレーブ乗場機器3のマイコン22Bのワーキングメモリ46には、階床設定値がFFのときの領域が確保されている。また、実施の形態2に係わるスレーブ乗場機器3の情報格納手段47は、乗場呼び釦44が押されて「上昇呼び」または「下降呼び」が入力されたとき、階床設定スイッチ23Bの階床設定値を読み出すが、階床設定が行われていないので、階床設定値としてFFを読み出す。そして、情報格納手段47は、ワーキングメモリ46の階床設定値FFのために確保されている領域に乗場呼び情報を記憶する。実施の形態2に係わるスレーブ乗場機器3の情報送付手段48は、スレーブ回路21がマスター乗場機器2からの情報送付要求を受信したとき、ワーキングメモリ46に呼び情報が記憶されているか否かを判断する。このスレーブ乗場機器3のマイコン22のワーキングメモリ46に乗場呼び情報が記憶されているときには、階床設定値FFのための領域に乗場呼び情報が記憶されているので、乗場呼び釦情報として、乗場呼び情報と階床設定値FFとを含めて作成し、マスター乗場機器2に送信する。
実施の形態2に係わるマスター乗場機器2の情報格納手段37は、階床設定が行われていないスレーブ乗場機器3から乗場呼び釦情報をマスター回路15を介して読み込んだとき、スレーブ乗場機器3からの乗場呼び釦情報に含まれる階床設定値がFFであるか否かを判断する。そして、階床設定値がFFでないときは実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
階床設定値がFFのときは、階床設定スイッチ13Bに設定されている階床設定値を読み出し、当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶されている乗場呼び情報を読み出し、スレーブ乗場機器3からの乗場呼び釦情報に含まれる乗場呼び情報と読み出した乗場呼び情報との論理和を求め、その論理和を当該階床用に確保されているワーキングメモリ36の領域に記憶する。
このように、サブシリアル通信システムに接続されているスレーブ乗場機器3が階床設定されていないときには、そのスレーブ乗場機器3にサブライン8を介して接続するマスター乗場機器2の階床設定値がスレーブ乗場機器3の階床設定値として使われるので、マスター乗場機器2と同じ階床にスレーブ乗場機器3を設置するときにはそのスレーブ乗場機器3に対しては階床設定を行う必要がなく、据付作業量を軽減することができる。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ信号伝送装置の構成図である。 実施の形態1に係わるマスター乗場機器のマイコンの機能ブロック図である。 実施の形態2に係わるスレーブ乗場機器のマイコンの機能ブロック図である。 1台のマスター乗場機器と2台のスレーブ乗場機器の設置例である。 1台のマスター乗場機器と2台のスレーブ乗場機器の別の設置例である。 この発明の実施の形態2に係わるエレベータ信号伝送装置の構成図である。
符号の説明
1 制御盤、2 マスター乗場機器、3 スレーブ乗場機器、6、15、25 マスター回路、7 メインライン、8 サブライン、11、21 スレーブ回路、12、12B、22、22B マイコン、13、13B、23、23B 階床設定スイッチ、14、24 I/F回路、31、41 方向灯、32、42 乗場階床位置表示用インジケータ、33、43 乗場音声出力装置、34、44 乗場呼び釦、36、46 ワーキングメモリ、37、47 情報格納手段、38、48 情報送付手段。

Claims (3)

  1. エレベータを制御する制御盤と各階床に設置される乗場機器間で行われる通信の信号を伝送するエレベータ信号伝送装置において、
    所定のプロトコルで信号伝送を制御し、複数の上記乗場機器それぞれと上記制御盤間で信号を伝送するメインシリアル通信システムと、
    上記プロトコルと同一のプロトコルで信号伝送を制御し、上記メインシリアル通信システムに接続された上記乗場機器と少なくとも1つの上記乗場機器間で信号を伝送するサブシリアル通信ラインと、
    を備えることを特徴とするエレベータ信号伝送装置。
  2. 上記メインシリアル通信ラインに接続された乗場機器は、同一階床に設置され、上記サブシリアル通信ラインを介して接続された乗場機器からの乗場呼び情報と自身の乗場呼び情報との論理和を当該階床の乗場呼び情報として記憶することを特徴とする請求項1に記載するエレベータ信号伝送装置。
  3. 上記乗場機器は、階床設定を行うことも行わないこともできる階床設定スイッチが備えられ、
    上記メインシリアル通信ラインに接続された上記乗場機器は、上記サブシリアル通信ラインを介して接続されるとともに同一階床に設置され、階床設定されていない上記乗場機器からの乗場呼び情報を読み込んだとき、該階床での乗場呼び情報として記憶することを特徴とする請求項1に記載するエレベータ信号伝送装置。
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