JP2001246710A - 熱可塑性樹脂積層体 - Google Patents
熱可塑性樹脂積層体Info
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Abstract
性をもち、優れた耐衝撃性と成形性をもった熱可塑性樹
脂積層体を提供すること 【解決手段】密度が0.87〜0.94g/cm3、メ
ルトフローレートMFRが0.1〜100g/ 10分
であるエチレンを主成分とした炭素数3〜18のαーオ
レフィンとのエチレン系共重合体(a)30〜100重
量%とポリプロピレン系樹脂(b)70〜0重量%から
成り、表面の濡れ張力が35dyn/cm以上である表
面層(A)と、結晶性ポリプロピレン系樹脂から成るベ
ース層(B)とを一体に構成して成る塗装特性に優れた
熱可塑性樹脂積層体。ポリプロピレン系樹脂(b)の代
わりに他のポリエチレン系樹脂も使用できる。
Description
に関する。詳しくは本発明はベース層にポリプロピレン
系樹脂の優れた特徴である成形性を持つ材料を用い、表
面層に特定の物性を有するポリエチレン系樹脂を主とし
た組成物を用いることによって、特にプライマー等の前
塗装なしに優れた塗料付着性、接着性、印刷性を示し、
更には耐衝撃性を兼ね備えた熱可塑性樹脂積層体に関す
るものである。本積層体は、熱成形、ブロー成形などに
よって成形し、塗装が必要なバンパー材、スポイラー等
の自動車外装部品及び家電製品等の外観部品などに有用
である。
有機溶剤性に優れ、また安価なことから家電製品の外
板、自動車の外装、及び内装部品等広く用いられてい
る。特に自動車用外装部品の用途においては、軽量化と
コストの面からポリオレフィン系樹脂の利用はますます
広まっている。しかし、ポリオレフィン系樹脂は分子構
造が非極性のため、ほかの物質との親和性が乏しく、塗
料付着性、接着性、印刷性が著しく劣っている。
をグラフト重合したり、その重合物をブレンドする方法
などが知られている(特開平7−118262、特開平
7−109437)が、成形時にロールに張り付くなど
キャスティングが難しくなる。また成形プロセスの流路
内壁面にこびり付いて劣化する恐れもあり、目ヤニが出
やすく生産性やコストにも問題がある。そのため、現在
では塗装前にプライマー等の下塗りを行い、その上に本
塗装を行っているのが現状である。
の下塗り工法も万全ではない。プライマー等の下塗り工
程を省くことは、コストの点で効果的なのはもちろんの
こと、特にプライマー塗布工程では本塗装に比べ多くの
溶剤を必要とするため、環境問題にとっても有益であ
る。本発明は、ポリオレフィン系樹脂を多層に積層し、
各層にそれぞれ必要な機能を持った材料を用いることを
特徴とする。即ち、表面層には塗装性に特化した材料
を、それ以外には耐衝撃性、成形性等に有効な材料を組
み合わせて用いることによって、プライマー等の下塗り
無しでも著しい塗装密着性をもち、優れた耐衝撃性と成
形性をもった熱可塑性樹脂積層体を提供することを目的
とする。
ベース層(B)とから成る。先ず表面層(A)について
説明する。表面層(A)は、エチレンを主成分とし、炭
素数3〜18のα−オレフィンとの共重合により得られ
るエチレン系共重合体(a)が30〜100重量%から
成る。エチレン系共重合体(a)は密度が0.87〜
0.94 g/cm3、メルトフローレートMFR(JIS-K
7210)が0.1〜100 g/10分のものである。
〜18のα−オレフィンとしては、具体的にはプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘ
プテン、1−オクテン、4−メチル−ペンテン−1、4
−メチル−ヘキセン−1、4,4−ジメチル−ペンテン
−1等を挙げることができる。これらコモノマーは1種
類に限られず、2種類以上用いて多元系共重合体、例え
ばターポリマーとしてもよい。しかして、この共重合体
中のモノマー単位の割合としては、エチレンが通常70
モル%以上、好ましくは80モル%以上、コモノマー3
0モル%以下、好ましくは20モル%以下である。
公知の重合法を用いることができる。例えば、触媒とし
ては、チーグラー型触媒(すなわち坦持または非坦持ハ
ロゲン含有チタン化合物と有機アルミニウム化合物の組
み合わせに基づくもの)、フィリップス型触媒(すなわ
ち坦持酸化クロムに基づくもの)、カミンスキー型触媒
(すなわち坦持または非坦持メタロセン型化合物と有機
アルミニウム化合物、特にアルミノキサンとの組み合わ
せに基づくもの)等が挙げられる。本発明におけるエチ
レン系共重合体(a)は、比較的せまい組成分布が望ま
しいので、特にカミンスキー型触媒を用いることが望ま
しい。
のスラリー重合法、流動床重合法や溶液重合法、あるい
は圧力が200kg/cm2 以上、重合温度が100℃
以上での高圧バルク重合法等が挙げられる。これらの重
合法において重合温度、圧力やコモノマー量などを適宜
調節することにより分子量及び結晶性の分布など、所望
のエチレン系共重合体を得ることができる。
るためにはエチレン系共重合体(a)として、温度上昇
溶離分別によって得られる溶出曲線上、この成分の最大
ピーク温度が15〜92℃の範囲にあるものが好まし
い。また、該ピークの高さをH(単位;分率)とし、そ
の3分の1の高さにおける該ピークの巾をW(単位;
℃)としたときの、H/Wの値が2以上であるものが好
ましい。
rature Rising Elution Fraction)とは、ポリマーの溶
出量と溶出温度との関係を求める方法の一つである。一
旦、ポリマーを高温で完全に溶解させた後冷却して、不
活性担体表面上に薄いポリマーを生成させ、次いで温度
を連続または段階的に昇温して、溶出したポリマー成分
を回収し、その濃度及び温度を連続的に検出して、ポリ
マーの溶出量と溶出温度との関係を求める方法である。
その溶出量(溶出分率)と溶出温度によって描かれるグ
ラフが溶出曲線であり、これによりポリマーの組成分布
(分子量及び結晶性の分布)を知ることができる。尚、
温度上昇溶離分別(TREF)の測定方法及び装置の詳細に
ついては、ジャーナル・オブ・アプライド・ポリマー・
サイエンス(Journal of Applied PolymerScience), V
ol. 26 (1981) 4217〜4213に記載されている。また、市
販の測定装置としては、クロス分別装置(三菱化学株式
会社、商品名CFC・T150A)がある。このクロス分別装置
は、試料を融解温度の差を利用して分別する温度上昇溶
離(TREF)機構と、分別された区分をさらに分子サイズで
分別するサイズ排除クロマトグラフ(Size Exclusion Ch
romatography : SEC)をオンライン接続した点に特徴を
持つものである。
は、ピークの高さが最も高いピーク、すなわち溶出分率
が最大となるピークをいい、最大ピーク温度とは当該最
大ピークに当たる溶出温度をいう。また、該溶出曲線上
の、最大ピーク高さ(H)の実測値と、その高さの1/
3におけるピークの巾(W)の実測値から算出されるH
/Wの値は、ポリマー物性の指標となる。実際には、図
1に示すように、ピークの巾(W)は、溶出曲線上に高
さ(1/3)Hの水平な直線を描き、該曲線とこの直線
との交点のうち最大ピークから最も近い、水平軸上前後
2点の間の距離を測定することによって得られる。
レン系共重合体(a)をそのまま単独で用いることがで
きるが、これにポリプロピレン系樹脂(b)または
(a)以外のポリエチレン系樹脂(c)を全体の70重
量%以内、好ましくは50重量%以内で混合して用いる
ことができる。(b)及び又は(c)を混合する目的
は、エチレン系共重合体(a)の改質であって、具体的
には剛性、表面硬度、光沢、平滑性、耐衝撃性等の改質
である。
は、結晶性ポリプロピレンホモポリマー、エチレンブロ
ックポリプロピレン、エチレンランダムポリプロピレン
などが使用できる。結晶性ポリプロピレンホモポリマー
は剛性の改良に有効である。エチレンブロックポリプロ
ピレンやエチレンランダムポリプロピレンは、耐衝撃性
の改良に有効である。また、(a)以外のポリエチレン
系樹脂(c)としては、高密度ポリエチレン、低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどが使用でき
る。特に高密度ポリエチレンは剛性の改良に有効であ
る。更に表面層(A)には無機系充填材、ゴム等を添加
することも可能である。また、一般的にポリオレフィン
に用いられる補助添加成分、例えば、酸化防止剤、中和
剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、
防曇剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、抗菌剤、
着色剤等を配合することができる。
晶性ポリプロピレン系樹脂とは、結晶化度(II又は立
体規則性)が90%以上、好ましくは95%以上のプロ
ピレンを主体とするポリマーである。具体的には結晶性
ポリプロピレンホモポリマー、エチレンブロックポリプ
ロピレンが用いられる。
(A)とベース層(B)とを積層してなるものであり、
前記各成分を、必要に応じドライブレンドし、直接シー
ト製造装置に供給しシートに成形することができる。ま
た、シート製造装置に供給する前にあらかじめ押出機、
バンバリーミキサー、ニーダールーダー等を用いて前記
各成分を溶融混練物とし、あるいは溶融混練物をさらに
適当な大きさの粒状に固化形成して、これらを成型装置
に供給してもよい。すなわち、最終的に得られる成型物
において、各成分の配合量、層構成が前記の範囲内であ
って、さらに実用上問題ない混合状態であれば、ポリオ
レフィン系樹脂組成物を形成する各成分の配合方法や、
工程はいかなるものであってもよい。
意の成形方法に従うことができるが、本発明の特長を生
かす上では、成型と同時に、または成形直後の工程とし
て表面層(A)の表面改質が行える方法が好ましい。こ
れにより、表面改質という独立した工程が不要となるば
かりではなく、シートの両表面または片面を平滑な光沢
のある状態にすることができるからである。
る方法としては、溶融状態の樹脂材料を平板状に押し出
し、これを表面が平滑な回転する一対のロールで挟み込
みながら連続的に冷却固化と表面への平滑性賦与を行う
方法、ロールの代わりに表面が平滑なベルトを1つある
いは2つ用いる方法、一旦表面の平滑性にかまわず平板
状に固化させたものを再度加熱した上で表面が平滑なロ
ールやベルトを押し当て、最終的に表面が平滑なシート
を得る方法、さらに溶融状態の樹脂材料を円筒状に押し
出し周囲から水流や気流によって冷却固化する方法等が
挙げられる。また、非連続的に製造する方法としては、
一旦何らかの方法で平板状にした表面が平滑でないシー
トを、表面が平滑な1対の板の間に置き熱を加えながら
板同士を押しつけることによって表面を平滑にする方
法、溶融状態の樹脂原料を表面が平滑な1対の板の間に
供給し板で圧力を加えながら冷却固化させる方法等が挙
げられる。以上に述べた製造方法のうち、品質の安定性
や生産性の面からは、表面が平滑なロールやスチールベ
ルトで連続的に成形する方法が好ましく、特に片面もし
くは両面からスチールベルトで押さえ込む方法が好まし
い。
ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を有していれ
ば、ベース層(B)は単層シートでも多層シートでもよ
い。ベース層(B)にも表面層(A)と同様に、無機系
充填材、ゴム等を添加することも可能である。また、一
般的にポリオレフィンに用いられる補助添加成分、例え
ば、酸化防止剤、中和剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、防曇剤、スリップ剤、アンチブロ
ッキング剤、抗菌剤、着色剤等を配合することができ
る。
を有する多層の積層シートを得る方法としては、従来ポ
リプロピレン樹脂において行われているあらゆる方法が
利用可能である。具体的には前述のシート成形の過程に
おいて、必要に応じ接着性樹脂を介して、該ポリオレフ
ィン系樹脂組成物からなる層と所望の素材からなる層と
を、溶融状態で積層した後に冷却固化してシートとする
いわゆる共押出法、一旦シート状にしたもの同士を溶融
樹脂や接着剤等によって張り合わせるラミネーション
法、一方のシートに他方を溶融状態で積層した後に直ち
に冷却固化し積層シートを得る熱ラミネーション法もし
くは押出コーティング法等が挙げられる。
型、真空圧空成型法、片板熱成型法等がある。また、一
度シートに成型することなく、上記の構成を持つ積層体
を成型する方法として、ブロー成型、射出成型等、若し
くはインサートとブロー成型、射出成型等を組み合わせ
た方法が可能である。
V照射、プラズマ処理等が可能であるが、シート成形と
同時に、又は引き続いて直後の工程として実施できると
いう点で、コロナ処理やUV照射が望ましい。塗装との
密着性を考えると、処理後の濡れ張力として35dyn
/cm以上、好ましくは38dyn/cm以上必要であ
る。照射時間、照射出力、クリアランスなど適宜選定の
うえ、所望の濡れ張力になるように処理または照射が行
われる。
体(a)において、温度上昇溶離分別によって得られる
溶出曲線上の最大ピーク温度が15〜92℃、好ましく
は30〜90℃、該ピークの高さをH(単位;分率)と
し、その3分の1の高さにおける該ピークの巾をW(単
位;℃)としたときの、H/Wの値が2以上であるもの
を用いたものがコロナ処理の効果が発現しやすく、良好
な塗装密着性を持つ。
装工程からプライマー塗布を除くことができる。すなわ
ち、上記樹脂積層体を成形加工した後、通常の方法から
プライマー塗布を省き、直接塗料を塗装できる。塗料の
塗布方法としては、スプレーによる吹き付け塗装、刷毛
塗り、ローラーによる塗布等があるが、いずれの方法も
使用可能である。使用できる塗料としては、一般に使用
されている塗料、例えば、アクリル系塗料、エポキシ系
塗料、ポリエステル系塗料、ウレタン系塗料、メラミン
系塗料、アルキド系塗料等が使用できる。
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。なお、実施例及び比較例における評価は以下の
方法によって行った。
IS−K7210「熱可塑性プラスチックの流れ試験方
法」の試験条件4(温度190℃、荷重2.16kg
f)に従って、ポリプロピレン系樹脂については、JI
S−K6758「ポリプロピレン試験方法」のメルトフ
ローレートの項(温度230℃、荷重2.16kgf)
に従って測定した。
製品名CFC/T150A)を使用した。このクロス分
別装置は、試料を、溶解温度の差を利用して分別する温
度上昇溶離分別(TREF)機構と区分された区分を更
に分子サイズで分別するサイズ排除クロマトグラフ(S
EC)とをオンラインで接続した装置である。
チレン・α−オレフィン共重合体)を、溶媒(o−ジク
ロロベンゼン)を用いて濃度が4mg/mlとなるよう
に、140℃で溶解し、これを測定装置内のサンプルル
ープ内に注入した。以下の測定は、設定条件に従って自
動的に行われた。
に保持された試料溶液は、ガラスビーズが充填された、
内径4mm、長さ150mmの装置付属のステンレス製
TREFカラムに0.4ml注入された。該サンプル
は、1℃/分の速度で140℃から0℃の温度まで冷却
され、上記ガラスビーズ担体にコーティングされた。こ
のとき、高結晶成分(結晶しやすいもの)から低結晶成
分(結晶しにくいもの)の順で担体表面にポリマー層が
形成される。TREFカラムを0℃で更に30分間保持
した後、0℃の温度で溶解している成分2mlを、1m
l/分の流速でTREFカラムからSECカラム(昭和
電工株式会社製、AD80M・S、3本)へ注入した。
SECカラムで分子サイズでの分別が行われている間
に、TREFカラムでは次の溶出温度(5℃)に昇温さ
れ、その温度に約30分間保持された。SECカラムで
の各溶出区分の測定は39分間隔で行われた。溶出温度
としては以下の温度が用いられ、段階的に昇温された。 溶出温度(℃): 0,5,10,15,20,25,
30,35,40,45,49,52,55,58,6
1,64,67,70,73,76,79,82,8
5,88,91,94,97,100,102,12
0,140℃。
サイズによって分別された溶液について、装置付属の赤
外分光光度計でポリマーの濃度に比例する吸光度を測定
し(波長3.42μm、メチレンの伸縮振動で検出)、
各溶出温度区分のクロマトグラムを得た。内蔵のデータ
処理ソフトを用い、上記測定で得られた各溶出温度区分
のクロマトグラムのベースラインを引き、演算処理し
た。各クロマトグラムの面積が積分され、積分溶出曲線
が計算された。また、この積分溶出曲線を温度で微分し
て、微分溶出曲線が計算された。計算結果の作図はプリ
ンターに出力した。出力された微分溶出曲線の作図は、
横軸に溶出温度100℃当たり89.3mm、縦軸に微
分溶出量(全積分溶出量を1.0としたときの分率で表
した、1℃ごとの変化量)0.1当たり76.5mmの
尺度で行った。
微分溶出曲線から、曲線上最も高さの高いピークの温度
(最大ピーク温度:H)、及び、この最大ピークのピー
ク高さをHとし、その3分の1の高さにおけるピーク幅
(W)を測定して、H/Wの値を算出した。
型剥離材を吹き付け、その上から塗装を行った試験片に
1センチ巾で上下方向に素地にまで切り傷をつけた。金
型剥離材を吹き付けて塗膜が付着していない側を手では
がし、塗膜と試験片の端を100kgfのロードセルを装
着した引っ張り試験機(島津製作所、オートグラフAG10
00A)のチャックに取り付け、180度方向に50 mm/m
inの速度で引き剥がしたときの最大負荷(単位gf)を
記録した。
機を用いた。装置の基本構成は、単軸押出機(40φ・
L/D=28・2台使用)/フィードブロック/コート
ハンガーダイ/金属ポリッシング3本ロール引き取り機
/巻き取り機である。
ドによって混合し、これをシート成形機の押出機に供給
し、両成分を溶融混練しながらシート成形を行った。な
お、後記の実施例、比較例とも全て、標準的な処方に従
い酸化防止剤、中和剤を添加した。 b.押出温度の設定:押出機は最上流を190℃とし、
徐々に設定を上げながら先端を230℃設定とした。以
降、途中の接続管、フィードブロック、ダイまで全て2
30℃設定とした。 c.ダイリップの開度: 2.0mm。 d.エアギャップ:ダイリップ先端からロールまでの距
離は150mmとした。 e.引取機:溶融樹脂の冷却固化は、金属ポリッシング
(鏡面)ロール3本縦直列式引き取り機で行った。ロー
ル内部は、一定温度のオイルの循環によって冷却される
構造となっており、この時のオイル温度は全て60℃と
した。なお、ロール直径は、30cm、ロールの隙間は
2.0mmとし、厚さ2.00mmのシートを得た。 f.引き取り速度: 0.5m/分
ーカー等で用いられている塗料である。メラミン系塗料
は日本ビーケミカル社製(主剤R−320、溶剤T−6
30TMを100:40で混合したもの)、ウレタン系
塗料は日本油脂社製(プライマックス4000,主剤T
−301、硬化剤PB)を使用した。
ピルアルコールで脱脂し、剥離強度の測定のためスプレ
ー式金型剥離材を試験片上半分に吹き付け、エアスプレ
ーガンを用いて、塗膜厚さが約50μmになるようにス
プレー塗装を行い、約10分間自然乾燥させた後、塗膜
厚さが全体で約100μmになるよう更に2回目の塗装
を行った。その後、約10分間自然乾燥させ、メラミン
系の塗料では120℃、ウレタン系の塗料では90℃
で、窒素ガスの還流下40分間焼き付け乾燥を行った。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF261)、ベース層(B)にMFR
が1.4g/10分、密度が0.90〜0.91g/c
m3のホモポリプロピレン(日本ポリケム社、ノバテッ
クPP EA7A)をあらかじめ別々に約230℃、150k
g/cm2、5分間にてプレス成形し、その2つをさら
に同条件でプレス成形することによって熱可塑性樹脂積
層体を得た。成形直後に取り出された積層シートの表面
側に対して、引き続き、出力200V、10A、シート
とのクリアランスを3mmとして、0.02秒間(処理
域長さ1cm、シート移動速度0.5m/秒)コロナ処
理を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定
したところ31dyn/cmから44dyn/cmに増
大していた。表面処理後、上記方法でメラミン系の塗装
を行った。その後のピール強度を測定したところ、11
04gfと、良好な塗装密着性が得られた。結果の概要
(単位など省略)を他の実施例と共に表1、表2に示し
た。
表面側にコロナ処理を施すことなく、同様の方法でメラ
ミン系の塗装を行った。その後のピール強度を測定した
ところ、100gf以下で、塗膜がすぐにはがれてしま
うくらい密着性が悪かった。結果の概要(単位など省
略)を他の比較例と共に表3に示した。
重合体(a)として、MFRが2.5 g/10分、密
度が0.918g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が75.5℃、H
/Wの値が8.7のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF281)、ベース層(B)にMFR
が0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/c
m3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケム
社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押し
出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層体
を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びメラミン系塗
装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定
したところ31dyn/cmから41dyn/cmに増
大していた。メラミン塗装のピール強度を測定したとこ
ろ、1023gfと良好な塗装密着性が得られた。
重合体(a)として、MFRが4.0 g/10分、密
度が0.932g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が91.7℃、H
/Wの値が13.3のメタロセン系ポリエチレン(日本
ポリケム社、カーネルKF490)、ベース層(B)にMF
Rが0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/
cm3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケ
ム社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押
し出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層
体を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びウレタン系
塗装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測
定したところ31dyn/cmから40dyn/cmに
増大していた。ウレタン塗装のピール強度を測定したと
ころ、1211gfと良好な塗装密着性が得られ、ま
た、外観も良好だった。
重合体(a)として、MFRが0.2 g/10分、密
度が0.945g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が95℃、H/W
の値が1.1の高密度ポリエチレン(日本ポリケム社、
ノバテック HD HB220R)、ベース層(B)にMFRが
0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/cm
3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケム
社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押し
出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層体
を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びメラミン系塗
装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定
したところ31dyn/cmから39dyn/cmに増
大していた。メラミン塗装のピール強度を測定したとこ
ろ、131gfと満足な塗装密着性は得られなかった。
重合体(a)として、MFRが0.7 g/10分、密
度が0.922g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン
(日本ポリケム社、ノバテック LL UE320)、ベース層
(B)にMFRが0.5g/10分、密度が0.90〜
0.91g/cm3のエチレンブロックポリプロピレン
(日本ポリケム社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダ
イからの共押し出しでシート成形することによって熱可
塑性樹脂積層体を得た。実施例1と同様にコロナ処理及
びウレタン系塗装を施した。表面処理の前後に、表面の
濡れ張力を測定したところ31dyn/cmから39d
yn/cmに増大していた。ウレタン塗装のピール強度
を測定したところ、1003gfと良好な塗装密着性が
得られ、また、外観も良好だった。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.880g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が29.9℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKS240)、ベース層(B)にMFR
が0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/c
m3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケム
社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押し
出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層体
を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びメラミン系塗
装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定
したところ31dyn/cmから44dyn/cmに増
大していた。メラミン塗装のピール強度を測定したとこ
ろ、1137gfと良好な塗装密着性が得られた。
重合体(a)を使用することなく、代わりに、エチレン
−ランダムポリプロピレン(日本ポリケム社、ノバテッ
クPP X1804)、ベース層(B)にMFRが0.5g/1
0分、密度が0.90〜0.91g/cm 3のエチレン
ブロックポリプロピレン(日本ポリケム社、ノバテック
PP EC9)を上記記載のダイからの共押し出しでシート成
形することによって熱可塑性樹脂積層体を得た。実施例
1と同様にコロナ処理及びメラミン系塗装を施した。表
面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定したところ31
dyn/cmから34dyn/cmに増大していた。メ
ラミン塗装のピール強度を測定したところ、101gf
と満足な塗装密着性は得られなかった。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF261)を30重量%、MFRが
1.4g/10分、密度が0.90〜0.91g/cm
3のホモポリプロピレン(日本ポリケム社、ノバテックP
P EA7A)70重量%の混合物を、ベース層(B)にMF
Rが0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/
cm3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケ
ム社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押
し出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層
体を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びウレタン系
塗装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測
定したところ31dyn/cmから38dyn/cmに
増大していた。ウレタン塗装のピール強度を測定したと
ころ、799gfと良好な塗装密着性が得られ、また、
外観も良好だった。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF261)を50重量%、MFRが
1.8g/10分、密度が0.90〜0.91g/cm
3のブロックポリプロピレン(日本ポリケム社、ノバテ
ックPP BC8D)50重量%の混合物を、ベース層(B)
にMFRが0.5g/10分、密度が0.90〜0.9
1g/cm3のエチレンブロックポリプロピレン(日本
ポリケム社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイから
の共押し出しでシート成形することによって熱可塑性樹
脂積層体を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びウレ
タン系塗装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張
力を測定したところ31dyn/cmから38dyn/
cmに増大していた。ウレタン塗装のピール強度を測定
したところ、799gfと良好な塗装密着性が得られ、
また、外観も良好だった。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF261)、ベース層(B)にMFR
が0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/c
m3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケム
社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押し
出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層体
を得た。実施例1と同様にコロナ処理を施した。表面処
理の前後に、表面の濡れ張力を測定したところ31dy
n/cmから41dyn/cmに増大していた。表面処
理後、図2に示すような成型品が得られる金型を用い
て、真空圧空成型機によって成型を行った。温度条件は
上側350℃、下側300℃(処理面)の温度で40秒
間余熱し、処理面が金型にあたる(容器の外側)になる
ように行った。成型後の濡れ張力は、36dyn/cm
であった。成型後、上記方法でウレタン系の塗装を行っ
た。その後のピール強度測定では1236gfと良好な
塗装密着性が得られた。また、成形性、外観とも良好で
あった。
重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、密
度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によって
得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、H
/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本ポ
リケム社、カーネルKF261)を70重量%、MFRが
0.2g/10分、密度が0.945g/cm3の高密
度ポリエチレン(日本ポリケム社、ノバテックHD HB220
R)30重量%の混合物を、ベース層(B)にMFRが
0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/cm
3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケム
社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押し
出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層体
を得た。実施例1と同様にコロナ処理及びウレタン系塗
装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力を測定
したところ31dyn/cmから38dyn/cmに増
大していた。ウレタン塗装のピール強度を測定したとこ
ろ、921gfと良好な塗装密着性が得られ、また、外
観も良好だった。
共重合体(a)として、MFRが2.2 g/10分、
密度が0.898g/cm3、温度上昇溶離分別によっ
て得られる溶出曲線上の最大ピーク温度が51.5℃、
H/Wの値が3.9のメタロセン系ポリエチレン(日本
ポリケム社、カーネルKF261)、ベース層(B)にMF
Rが0.5g/10分、密度が0.90〜0.91g/
cm3のエチレンブロックポリプロピレン(日本ポリケ
ム社、ノバテックPP EC9)を上記記載のダイからの共押
し出しでシート成形することによって熱可塑性樹脂積層
体を得た。成形直後に取り出された積層シートの表面側
に対して、引き続き、光源出力1200W、UV照度2
0mw/cm2、シートとのクリアランスを30mmと
して、60秒間UV照射処理を施した。表面処理の前後
に、表面の濡れ張力を測定したところ31dyn/cm
から44dyn/cmに増大していた。表面処理後、上
記方法でメラミン系の塗装を行った。その後のピール強
度を測定したところ、1104gfと、良好な塗装密着
性が得られた。実施例1と同様にコロナ処理及びウレタ
ン系塗装を施した。表面処理の前後に、表面の濡れ張力
を測定したところ31dyn/cmから54dyn/c
mに増大していた。ウレタン塗装のピール強度を測定し
たところ、1259gfと良好な塗装密着性が得られ、
また、外観も良好だった。
は溶出最大ピーク温度を示す。
を多層に積層し、各層にそれぞれ必要な機能を持った材
料を用いることによって、プライマー等の下塗り無しで
も著しく良好な塗装密着性をもち、耐衝撃性、優れた成
形性をもった熱可塑性積層体を提供することが可能にな
る。
Claims (6)
- 【請求項1】密度が0.87〜0.94g/cm3、メ
ルトフローレートMFRが0.1〜100g/ 10分
であるエチレンを主成分とした炭素数3〜18のαーオ
レフィンとのエチレン系共重合体(a)30〜100重
量%とポリプロピレン系樹脂(b)70〜0重量%から
成り、表面の濡れ張力が35dyn/cm以上である表
面層(A)と、結晶性ポリプロピレン系樹脂から成るベ
ース層(B)とを一体に構成して成る塗装特性に優れた
熱可塑性樹脂積層体。 - 【請求項2】密度が0.87〜0.94g/cm3、メ
ルトフローレートMFRが0.1〜100g/ 10分
であるエチレンを主成分とした炭素数3〜18のαーオ
レフィンとのエチレン系共重合体(a)30〜100重
量%と(a)以外のポリエチレン系樹脂(c)70〜0
重量%から成り、表面の濡れ張力が35dyn/cm以
上である表面層(A)と、結晶性ポリプロピレン系樹脂
から成るベース層(B)とを一体に構成して成る塗装特
性に優れた熱可塑性樹脂積層体。 - 【請求項3】エチレン系共重合体(a)の溶出最大ピー
ク温度が15〜92℃であることを特徴とする請求項1
または2記載の熱可塑性樹脂積層体(ただし、溶出最大
ピーク温度は温度上昇溶離分別法による溶出分率が最大
になる溶出温度)。 - 【請求項4】エチレン系共重合体(a)の溶出最大ピー
ク温度におけるピーク高さをHmol%とし、その3分
の1の高さにおける溶出温度幅をW℃としたときの、H
/Wの値が2以上であることを特徴とする請求項1乃至
3記載の熱可塑性樹脂積層体。 - 【請求項5】表面層(A)がコロナ処理されたエチレン
系共重合体(a)である請求項1乃至4記載の熱可塑性
樹脂積層体。 - 【請求項6】ベース層(B)がエチレン・プロピレンブ
ロック共重合体である請求項1乃至5記載の熱可塑性樹
脂積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063010A JP2001246710A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 熱可塑性樹脂積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063010A JP2001246710A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 熱可塑性樹脂積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001246710A true JP2001246710A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18582942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000063010A Pending JP2001246710A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 熱可塑性樹脂積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001246710A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002020556A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Japan Polychem Corp | フイルム用ポリエチレン系樹脂組成物及びそれを成形して成るフイルム |
JP2005324468A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 熱ラミネート用多層フィルム、多層フィルムラミネート金属板及び多層フィルムラミネート金属板の製造方法 |
JP2008195070A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-08-28 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレン系樹脂積層体 |
JP2019147886A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | キョーラク株式会社 | 押出成形用樹脂、成形体の製造方法 |
-
2000
- 2000-03-08 JP JP2000063010A patent/JP2001246710A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005324468A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 熱ラミネート用多層フィルム、多層フィルムラミネート金属板及び多層フィルムラミネート金属板の製造方法 |
JP2008195070A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-08-28 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレン系樹脂積層体 |
JP2019147886A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | キョーラク株式会社 | 押出成形用樹脂、成形体の製造方法 |
JP7185125B2 (ja) | 2018-02-27 | 2022-12-07 | キョーラク株式会社 | 成形体の製造方法 |
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