JP2001246316A - マグネット式汚れ防止シート - Google Patents

マグネット式汚れ防止シート

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JP2001246316A
JP2001246316A JP2000060469A JP2000060469A JP2001246316A JP 2001246316 A JP2001246316 A JP 2001246316A JP 2000060469 A JP2000060469 A JP 2000060469A JP 2000060469 A JP2000060469 A JP 2000060469A JP 2001246316 A JP2001246316 A JP 2001246316A
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JP
Japan
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sheet
paint
dirt
booth
fluororesin
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Pending
Application number
JP2000060469A
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English (en)
Inventor
Masanobu Yabuuchi
正信 薮内
Tomiji Yabuuchi
富治 薮内
Hideki Yano
英樹 矢野
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YABUUCHI SHOKAI KK
Original Assignee
YABUUCHI SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗料糟等の汚れが付着する部位の汚れ防止マグ
ネットシートの提供を目的とする。 【解決手段】マグネットシートの片面表面にシリコン樹
脂、フッ素樹脂の塗料をローラー塗布または、シリコン
樹脂、フッ素樹脂、プロピレンのフイルムを張り付けた
ものを予め汚れを防止したい部位に磁力により張り付
け、汚れたら取り外しシートの汚れを除去し繰り返し利
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗料ミストが付着固
形化して汚れる塗装ブース壁面や塗装ブースの排気処理
装置内部、接着剤塗布機及びその周囲、印刷機及びその
周囲、製紙工場のパルプ液飛散固着部位等の汚れ防止方
法に関し、特に汚れを防止する部位に予め非粘着性表面
層を有するシートを装着して置き当該シートが汚れると
取り外しシート表面の汚れを除去し再利用出来るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】溶剤型塗料や水溶性塗料を用いたいわゆ
る湿式塗装を行う塗装ブース内壁や排気側に設けた塗料
ミスト洗浄室内、ブース床グレーチング等には塗料ミス
トが付着固化し次第に層状の汚れになるため定期的に汚
れを除去する必要があった。しかし、塗料は一度固化す
るとシンナー等の溶剤では事実上洗い落とすことは出来
ず、機械的剥離では非常に労力を要するばかりか周囲を
剥離した塗料糟で汚してしまうことになる。そこでブー
ス壁面等にシリコーン樹脂やフッ素樹脂系の塗装コーテ
ングを施したり、特殊加工したアルミシートを張り付け
ることが一部行われている。塗料ミストが積み重なった
層状の汚れは塗料間の密着性が強く、一方ブース壁面等
にコーテングしたシリコーン樹脂表面との付着性は比較
的に弱く層状の汚れが層状に剥離することが出来るから
である。ところが、上記の方法では層状の汚れの剥離を
その汚れている場所で実施せざるを得ないが塗装ブース
の高所等は剥離作業が困難であり、ましてや塗装ブース
の裏側に設けられている排気の洗浄室の内部等は人が入
れるスペースそのものが無いのが通常であり塗料の剥離
作業するのが困難であった。また、接着剤の塗布機にお
いても接着剤が周囲の機械に付着すると接着性が強くて
除去が大変であり、印刷機や製紙工場等におけるパルプ
液が飛散固着する部位にても同様の問題を抱えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は塗料ミスト、
接着剤、インク等の汚れが固化して堆積してしまうよう
な部位の汚れを容易に除去清掃できる汚れ防止シートの
提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】磁性粉と樹脂等を混合し
て得られるいわゆるマグネットシートの片面に塗料、接
着剤、インク等の汚れに対して剥離性の良い非粘着層を
形成したものである。このシートを用いれば予め汚れを
防止したい部位にマグネットの磁力を利用して取り付け
ておいて所定の汚れが堆積すると当該シートを取り外し
清掃のしやすい場所にてへらやブラシ等で汚れを除去し
またもとの汚れを防止したい部位に取り付け繰り返し利
用することができる。非粘着層はマグネットシートの片
面にシリコーン樹脂やフッ素樹脂を主成分とする塗料を
ローラー塗布して形成したり、ポリプロピレン、シリコ
ン樹脂、フッ素樹脂等のフイルムを張り付けても良い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は磁性を活用できる場所で
あれば広く使用できるものであるが、特に効果を発揮で
きるのは以下に示す場合である。図2に一般的な塗装ブ
ースの排気装置部分を示し、図3にその断面図を示す。
塗装ブース内で製品に塗装するとオーバースプレーされ
た塗料ミストは前板3に当たり塗料糟として付着する。
従ってこの部分は非常に汚れが堆積しやすく、従来のよ
うにグリースを塗っておいて塗料糟を剥離するにはその
グリースの養生が大変であり、シリコン樹脂フイルム等
を張り付けようとすると当該前板の下地の塗料を綺麗に
完全に除去してかからないとフイルムの付着が弱くすぐ
にはがれてしまう課題があった。本発明による汚れ防止
マグネットシートは前板に多少の塗料糟が残っていても
磁力にて当該シートを吸着するので既存のブースへの適
用が容易であり、汚れが堆積するとシートを取り外しブ
ース室外の作業のしやすい場所にて塗料糟を除去出来る
のでブース内を剥離した塗料糟にて汚すこともない。ま
た、塗装ブース内の塗料ミストは空気の流れに従ってブ
ース床の部分に設けられたグレーチングを通過して下に
張られた水槽の水に吸着されるがその状態を図3にて説
明する。排風機11を稼働させるとブース内のエアーが
水面12と鋸刃板4の小さな隙間から吸引される。この
とき水はエアーとともに引っ張られ渦巻き板5にて水し
ぶき状態になり衝突板13に当たり基板上7に落下して
水槽に戻る。洗浄室20に吸い上げられた水しぶきはエ
リミネター9にて塗料ミストが溶け込んだ水とエアーに
分離され清浄なエアーだけがファンケーシング10を介
して排気される。従って鋸刃板、渦巻き板、衝突板等は
塗料糟で汚れやすく、かつスペースが狭く清掃が困難な
場所であるがこの部分に本発明に係わる汚れ防止シート
を磁力にて張り付けておいて汚れると当該シートを取り
外し塗料糟を除去しまた簡単に元の位置に戻して再利用
できる。また水槽の底には回収された塗料糟が堆積固着
するがこの底部に本発明に関わるシートを予め取り付け
ておけば塗料糟とともに取り出し除去することもでき
る。さらには設備の計器類に透明フイルムをかぶせその
周囲をマグネットシートで押さえれば容易に透明フイル
ムの交換が可能である。本発明に係わる汚れ防止マグネ
ットシートは必要な大きさに自由に裁断できブース内鋸
刃板のような複雑な形状部分への張り付けも容易であ
り、厚さも用途に合わせて選定できる。前板や渦巻き板
のように風圧や水流のかかるところは磁力の強い厚さ
1.2〜3.0mmのマグネットシートがよく、ブース
内横壁等は0.3〜0.5mmの厚さのものが経済的で
よい。以上、塗装ブースへの適用例について詳述したが
接着剤の塗布機における周囲の接着剤付着汚れや印刷機
等の周囲のインク汚れ等の防止対策としても本発明は有
効である。
【0006】
【発明の効果】本発明に関わる汚れ防止シートと用いれ
ば汚れを防止する場所から取り外し任意の場所にて塗料
糟等の汚れを除去して元の位置に戻すことが出来、汚れ
防止シートを取り付けてあった場所を塗料糟で汚すこと
無く非常に清掃しやすいことになる。また、マグネット
シートに非粘着層が設けられているので当該シートから
汚れを除去するのは非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる汚れ防止マグネットシートの
例を示す。
【図2】 塗装ブース排気装置部分を示す。
【図3】 塗装ブース排気装置部分の断面図を示す。
【符号の説明】
1・・・・マグネットシート 2・・・・非粘着層 3・・・・前板 4・・・・鋸刃板 5・・・・渦巻き板 5a・・・渦巻き板押金具 6・・・・可動水路 7・・・・基板 8・・・・後板 9・・・・エリミネーター 10・・・ファンケーシング 11・・・排風機 12・・・水面 13・・・衝突板 20・・・洗浄室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 英樹 富山県富山市水橋三郷38番地 株式会社や ぶうち商会内 Fターム(参考) 4D075 CA07 CA34 DA06 DB31 DC15 EB16 EB42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性粉と樹脂とを混合して得られるマグ
    ネットシートの片面表面に非粘着層を形成したことを特
    徴とする汚れ防止シート。
  2. 【請求項2】 非粘着層がシリコーン樹脂塗膜又はフッ
    素樹脂塗膜からなる請求項1記載の汚れ防止シート。
  3. 【請求項3】 非粘着層がシリコーン樹脂又はフッ素樹
    脂あるいはポリプロピレンのフイルムからなる請求項1
    記載の汚れ防止シート。
JP2000060469A 2000-03-06 2000-03-06 マグネット式汚れ防止シート Pending JP2001246316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010111714A2 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Magnum Magnetics Corporation Reduced-environmental-impact magnetic sheet systems
JP2016503355A (ja) * 2012-11-07 2016-02-04 プリントグラフ ウォータレス ソシエタ ペル アチオニPrintgraph Waterless S.P.A. 印刷機

Cited By (3)

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WO2010111714A3 (en) * 2009-03-27 2011-01-13 Magnum Magnetics Corporation Reduced-environmental-impact magnetic sheet systems
JP2016503355A (ja) * 2012-11-07 2016-02-04 プリントグラフ ウォータレス ソシエタ ペル アチオニPrintgraph Waterless S.P.A. 印刷機

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