JP2001245469A - 電流―電圧変換回路およびそれを利用したdc−dcコンバータ - Google Patents

電流―電圧変換回路およびそれを利用したdc−dcコンバータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗による電圧降下から、電源電圧付近また
は接地電圧付近の電圧でも問題なく、かつ微小な電圧差
でも精度よく検知して、電流を電圧として出力すること
ができ、回路構成も簡単でCMOSプロセスでのIC化
に好適する電流―電圧変換回路およびそれを利用したD
C−DCコンバータを提供すること。 【解決手段】 出力電流が流れる抵抗32両端の電圧差
を電圧―電流変換部33で一度電流に変換し、その後、
電流を電流―電圧変換部としての増幅器(オペアンプ)
34で電圧に再変換する。その際、増幅器34のバイア
ス電圧として鋸歯状波電圧を供給することにより、出力
電圧に鋸歯状波電圧が加算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流を抵抗による
電圧降下から検出して電圧として出力する電流―電圧変
換回路およびそれを利用した電流モードDC−DCコン
バータに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの電源回路など
として使用される従来の降圧型電流モードDC−DCコ
ンバータの代表的な回路図を図8に示す。この図におい
て、11は電源電圧Vccをオンオフするスイッチング
素子としてのPMOSトランジスタであり、ダイオード
12、インダクタ13およびキャパシタ14とともに電
圧発生部16を構成する。ダイオード12は、アノード
が接地され、カソードが前記PMOSトランジスタ11
のドレインに接続される。インダクタ13は一端が前記
PMOSトランジスタ11のドレインに接続され、他端
は出力端子15に接続される。キャパシタ14は出力端
子15と接地間に接続される。
【0003】PMOSトランジスタ11のソースと電源
電圧Vcc間には、PMOSトランジスタ11を介して
流れる出力電流を電圧降下で検出する抵抗17が接続さ
れ、この抵抗17の前記ソース側の一端と反対側の他端
(電源電圧Vcc)は増幅器18のプラス入力、マイナ
ス入力にそれぞれ接続される。そして、この増幅器18
の出力は加算器19の第1入力に接続されており、この
加算器19の第2入力には鋸歯状波電圧発生回路20か
ら鋸歯状波電圧が供給される。このように接続された抵
抗17、増幅器18、加算器19および鋸歯状波電圧発
生回路20は、DC−DCコンバータの出力電流を抵抗
による電圧降下から検出して電圧として出力し、かつそ
の電圧に鋸歯状波電圧を加算する電流―電圧変換回路2
1を構成する。
【0004】出力端子15の出力電圧は抵抗22,23
で分圧されており、分圧点の電圧は誤差増幅器24のマ
イナス入力に供給される。この誤差増幅器24のプラス
入力には基準電圧25が供給される。誤差増幅器24の
出力はPWM(パルス幅変調)用の比較器26のマイナ
ス入力に供給され、この比較器26のプラス入力には前
記加算器19の出力が供給される。さらに、比較器26
の出力はフリップフロップ回路27のリセット入力に供
給されており、このフリップフロップ回路27のQ出力
は前記PMOSトランジスタ11のゲートに接続され
る。フリップフロップ回路27のセット入力には発振器
28の出力が供給されている。
【0005】このように構成されたDC−DCコンバー
タにおいては、抵抗17の両端の電圧差(抵抗17によ
る電圧降下)をオペアンプ型の増幅器18で検知・増幅
することにより、出力電流を検出して電圧として出力し
ており、その出力電圧に加算器19で鋸歯状波電圧発生
回路20からの鋸歯状波電圧が加算される。この加算器
19の出力電圧は、前記出力電流に応じて変化する。ま
た、DC−DCコンバータの出力端子15の出力電圧が
抵抗22,23で分圧されており、その分圧電圧と基準
電圧25が誤差増幅器24で比較されることにより、出
力端子15の出力電圧の誤差に応じた電圧が誤差増幅器
24の出力に得られる。そして、この誤差増幅器24の
出力電圧と加算器19の出力電圧が比較器26で比較さ
れることにより、DC−DCコンバータの出力電圧と出
力電流により制御されたPWM信号が比較器26の出力
に得られ、このPWM信号でフリップフロップ回路27
を介してPMOSトランジスタ11をスイッチング制御
することにより、電源電圧Vccより低い一定の出力直
流電圧を電圧発生部16で発生させて出力端子15に得
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のDC−DCコンバータでは、出力電流を検
出し電圧として出力する方法として、抵抗17の両端の
電圧差をオペアンプ型の増幅器18で検知・増幅してい
るので、回路構成が複雑になり、IC化において種々の
弊害が発生するという問題点があった。すなわち、従来
の図8の回路では、増幅器18のマイナス入力は電源電
圧Vcc固定、プラス入力は、抵抗17による電圧降下
が生じているときでも電源電圧からその電圧降下分の高
々数100mV程度下がった電圧であるため、両入力と
も入力電圧はほぼ回路の電源電圧Vccである。したが
って、この増幅器18に求められる機能として、同相入
力電圧範囲が電源電圧を含んでいることが挙げられる。
しかしながら、増幅器18として使用される通常のオペ
アンプはこの機能を有しておらず、この機能を持たせる
には複雑な回路構成が必要となる。そして、これは、こ
のDC−DCコンバータをIC化する場合にチップ内の
素子数の増加を招き、これは、チップサイズの増加ある
いは消費電流の増加につながる。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
回路構成が簡単になり、CMOSプロセスでのIC化に
好適し、しかも電源電圧付近(降圧型DC−DCコンバ
ータの場合)あるいは接地電圧付近(昇圧型DC−DC
コンバータの場合)の電圧でも問題なく動作し、微小な
電圧差でも精度よく検知することができる電流―電圧変
換回路およびそれを利用したDC−DCコンバータを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電流―電圧変換
回路は、電流を抵抗による電圧降下から検出して電圧と
して出力する電流―電圧変換回路であって、前記電流経
路に挿入された検出用抵抗と、この検出用抵抗両端間の
電圧差を電流に変換する電圧―電流変換部と、この電圧
―電流変換部の出力電流を電圧に変換する電流―電圧変
換部とを具備することを特徴とする。
【0009】本発明のDC−DCコンバータは、出力電
流を抵抗による電圧降下から検出して電圧として出力
し、かつその電圧に鋸歯状波電圧を加算する電流―電圧
変換回路を有し、この電流―電圧変換回路出力と出力電
圧誤差電圧からPWM信号を発生させ、このPWM信号
でスイッチング素子をスイッチング制御するようにした
DC−DCコンバータであって、前記電流―電圧変換回
路は、前記スイッチング素子と直列に接続された出力電
流検出用抵抗と、この検出用抵抗両端間の電圧差を電流
に変換する電圧―電流変換部と、この電圧―電流変換部
の出力電流を電圧に変換し、同時に鋸歯状波電圧を加算
する電流―電圧変換部とを具備することを特徴とする。
【0010】上記の記載から明らかなように本発明で
は、従来の抵抗両端の電圧差をオペアンプ型の増幅器で
検知・増幅する代わりに、この電圧差を一度電流に変換
し、その後電圧に再変換する手法をとる。この手法にお
いて、電圧―電流変換部は、検知する電圧が電源電圧付
近(降圧型DC−DCコンバータの場合)あるいは接地
電圧付近(昇圧型DC−DCコンバータの場合)でも特
に問題はなく、微小な電圧差でも精度よく検知すること
ができる。さらに、回路構成は、特殊な機能が不要であ
るからごく簡単な構成とし得る。また、再度電圧に戻す
電流―電圧変換部には一般的なオペアンプ(増幅器)を
使用することができ、このオペアンプのバイアス電圧と
して鋸歯状波電圧を供給することにより、鋸歯状波電圧
の加算も同時に実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態としての降圧型電流モードDC−DCコンバータを示
す回路図である。このDC−DCコンバータは、電流―
電圧変換回路31の構成が図8の従来例と相違する。そ
こで、以下の説明では電流―電圧変換回路31部分につ
いてのみ詳述することとし、その他の同一部分は図8の
各部と同一符号を付すことによりその説明を省略する。
【0012】電流―電圧変換回路31は、検出用抵抗3
2と、電圧―電流変換部33と、電流―電圧変換部とし
ての増幅器(オペアンプ)34と、鋸歯状波電圧発生回
路35からなる。検出用抵抗32は、スイッチング素子
としてのPMOSトランジスタ11のソースと電源電圧
Vcc間に接続される。この検出用抵抗32の前記ソー
ス側の一端、および反対側の他端(電源電圧Vcc)
は、電圧―電流変換部33の第1、第2入力にそれぞれ
接続される。この電圧―電流変換部33の出力は増幅器
34のマイナス入力に接続され、この増幅器34のプラ
ス入力には鋸歯状波電圧発生回路35の出力が接続され
る。増幅器34の出力とマイナス入力間には帰還用の抵
抗36が接続されており、増幅器34の出力が比較器2
6のプラス入力に接続される。
【0013】このように構成された電流―電圧変換回路
31においては、抵抗32両端の電圧差が電圧―電流変
換部33で電流に変換され、さらにその電流が増幅器3
4で電圧に再変換されるもので、これにより従来の電流
―電圧変換回路と同様に、出力電流を抵抗による電圧降
下から検出して電圧として出力することができる。しか
も、増幅器34で電流を電圧に再変換する際、増幅器3
4のプラス入力に鋸歯状波電圧発生回路35から鋸歯状
波電圧がバイアス電圧として供給されることにより、増
幅器34の出力電圧に鋸歯状波電圧を加算することがで
きる。したがって、増幅器34の出力電圧を誤差増幅器
24の出力電圧と比較することにより、PWM信号を発
生させることができる。
【0014】図2は、上記電流―電圧変換回路31(特
に電圧―電流変換部33)の第1の具体的回路図を示
す。電圧―電流変換部33は、定電流源41、抵抗4
2,43およびMOSトランジスタ44〜54で構成さ
れる。MOSトランジスタ44〜54のうち、MOSト
ランジスタ44,45はPMOSトランジスタ、MOS
トランジスタ46〜54はNMOSトランジスタであ
る。電源電圧Vccと接地間には、定電流源41、NM
OSトランジスタ46およびNMOSトランジスタ47
がこれらの順で直列接続される。NMOSトランジスタ
46およびNMOSトランジスタ47は、それぞれドレ
インとゲートが共通接続される。この直列回路には、定
電流源41によって定電流Irが流れる。検出用抵抗3
2の一端(PMOSトランジスタ11のソース側)には
抵抗42を介してPMOSトランジスタ44のソースが
接続される。このPMOSトランジスタ44はゲートが
ドレインに共通接続される。このPMOSトランジスタ
44のドレインと接地間にはNMOSトランジスタ48
およびNMOSトランジスタ49がこれらの順で直列接
続される。検出用抵抗32の他端(電源電圧Vcc)に
は抵抗43を介してPMOSトランジスタ45のソース
が接続される。このPMOSトランジスタ45のドレイ
ンと接地間には、NMOSトランジスタ50およびNM
OSトランジスタ51がこれらの順で直列接続される。
NMOSトランジスタ50のゲートおよび前記NMOS
トランジスタ48のゲートは前記NMOSトランジスタ
46のゲートに共通接続される。NMOSトランジスタ
51のゲートおよび前記NMOSトランジスタ49のゲ
ートは前記NMOSトランジスタ47のゲートに共通接
続される。前記PMOSトランジスタ45のソースには
NMOSトランジスタ52のドレインが接続され、この
NMOSトランジスタ52のゲートはPMOSトランジ
スタ45のドレインに接続される。NMOSトランジス
タ52のソースにはNMOSトランジスタ53のドレイ
ンが接続される。このNMOSトランジスタ53は、ド
レインとゲートが共通接続され、かつソースが接地され
る。NMOSトランジスタ53のゲートにはNMOSト
ランジスタ54のゲートが接続される。このNMOSト
ランジスタ54はソースが接地され、ドレインが電流―
電圧変換部としての増幅器(オペアンプ)34のマイナ
ス入力に接続される。この増幅器34のプラス入力には
図1と同様に鋸歯状波電圧発生回路35の出力が接続さ
れる。さらに、増幅器34の出力とマイナス入力間には
抵抗36が接続される。なお、MOSトランジスタ44
〜54のバックゲート端子は、PMOSトランジスタ4
4,45についてはすべてソース端子に、NMOSトラ
ンジスタ46〜54についてはすべて接地に接続され
る。
【0015】上記回路構成においてNMOSトランジス
タ47,49,51はカレントミラー回路を構成し、こ
れらの素子のチャネル長、チャネル幅比(W/L)を等
しく設定すれば、NMOSトランジスタ49,51のド
レイン電流はほぼ定電流Irに等しい。NMOSトラン
ジスタ46,48,50はNMOSトランジスタ49,
51のドレイン電圧を等しく固定し、チャネル長変調効
果によるドレイン電流のバラツキを防ぐ。スイッチング
素子としてのPMOSトランジスタ11のソースの電圧
をVsとすると、検出用抵抗32(抵抗値Rs)を流れ
る全電流のうちPMOSトランジスタ11を流れる電流
分Ioは、抵抗42(抵抗値R1)へ流れる電流Irに
比べて極めて大きいので、
【数1】 となる。
【0016】また、PMOSトランジスタ44,45の
ソースの電圧は、これらPMOSトランジスタ44,4
5のW/Lを等しく設定することで等しくなり、これを
Vs 7とすると、
【数2】 となる。したがって、NMOSトランジスタ52のドレ
インへ流れる電流I9は、抵抗42,43の抵抗値R1
2を等しく設定すれば、
【数3】 となり、出力電流Io(抵抗32の端子間電圧)に比例
する電流が取出せる。NMOSトランジスタ52は負帰
還ループ(動作は後述する)を構成しており、電流I9
を精度よく取出すことができる。したがって、NMOS
トランジスタ53とNMOSトランジスタ54のW/L
を等しく設定すれば、NMOSトランジスタ54のドレ
イン電流も電流I9と等しくなり、出力電流Ioに比例
した電流となる。そして、このNMOSトランジスタ5
4のドレイン電流(電流I9)が増幅器34のマイナス
入力から引き出され、かつ増幅器34のプラス入力に鋸
歯状波電圧(Vrg)が印加されることにより、増幅器
34の出力電圧Vaoは
【数4】 (ただし、R3は抵抗36の抵抗値)となる。すなわ
ち、出力電圧Vaoとして、出力電流Ioに比例し、か
つ鋸歯状波電圧Vrgが加算された電圧を得ることがで
きる。ここで、RsIoの増幅率はR3/R2の抵抗比で
決まる。
【0017】電流―電圧変換回路31の具体的回路は以
上であるが、この具体例において、電圧―電流変換部3
3の動作を端的に述べれば次の通りである。すなわち、
PMOSトランジスタ44,45のソース電圧を同一、
PMOSトランジスタ44,45のドレイン電流を一定
としておけば、抵抗32の端子間電圧が変化し、PMO
Sトランジスタ44,45のソース電圧が変化したと
き、PMOSトランジスタ44,45のドレイン電流は
一定であるから、前記変化に比例した電流が電流I9
して取出せるというものである。
【0018】また、この電圧―電流変換部33において
NMOSトランジスタ52は負帰還ループを構成してい
るが、この負帰還ループの動作は次の通りである。すな
わち、何らかの原因でPMOSトランジスタ45のドレ
イン電流が増加し、その結果として電流I9が減少し、
電流I9と抵抗32の端子間電圧(出力電流Io)との
比例関係が崩れるようになると、前記PMOSトランジ
スタ45のドレイン電流が増大することにより、NMO
Sトランジスタ52のゲート電圧が上昇し、その結果と
してNMOSトランジスタ52の導通度が増して電流I
9が増大するようになるので、電流I9と抵抗32の端子
間電圧との比例関係が回復し維持される。これとは逆
に、PMOSトランジスタ45のドレイン電流が減少
し、電流I9が増大した場合は、上記とは逆の作用で電
流I9が減少し、やはり電流I9と抵抗32の端子間電圧
との比例関係が維持される。
【0019】そして、以上のようにして上記電圧―電流
変換部33によれば、電源電圧付近の電圧でも問題な
く、かつ微小な抵抗32両端の電圧差でも精度よく検知
して電流に変換できる。さらに、回路構成は上記のよう
に簡単であり、CMOSプロセスでのIC化に好適す
る。さらに、増幅器34は、電圧―電流変換部33から
の電流を電圧に変換すると同時に、その電圧に鋸歯状波
電圧を加算できる。
【0020】図3は電流―電圧変換回路31の第2の具
体的回路図で、図2の電圧―電流変換部33を簡略化し
た回路例である。この回路では、図2のNMOSトラン
ジスタ46,48,50,53が省略されている。した
がって、電源電圧Vccと接地間には定電流源41とN
MOSトランジスタ47が直列接続される。さらに、P
MOSトランジスタ44のドレインと接地間にはNMO
Sトランジスタ49のみが、またPMOSトランジスタ
45のドレインと接地間にはNMOSトランジスタ51
のみが接続される。さらにPMOSトランジスタ45の
ソースと接地間にNMOSトランジスタ52が接続さ
れ、このNMOSトランジスタ52のゲートにNMOS
トランジスタ54のゲートが接続される。
【0021】この図3の回路は、カレントミラーを構成
するNMOSトランジスタ49,51のドレイン電流に
若干の差が生じるため精度的には図2の回路より劣る
が、MOSトランジスタを4つ削減でき、チップ占有面
積の点からは有利である。
【0022】図4は、電流―電圧変換回路31(特に電
圧―電流変換部33)の第3の具体的回路図を示す。こ
の回路は、図2の回路を昇圧型DC−DCコンバータに
適用した場合である。昇圧型の場合は、MOSトランジ
スタ44〜54のうち、MOSトランジスタ44,45
がNMOSトランジスタ、MOSトランジスタ46〜5
4がPMOSトランジスタである。また、電源電圧Vc
cと接地電圧が図2の場合と逆になっている。したがっ
て、検出用抵抗32の他端、定電流源41の一端(PM
OSトランジスタ46,47と反対側)、抵抗43の一
端(NMOSトランジスタ45と反対側)は接地電圧に
接続され、PMOSトランジスタ47、49、51、5
3、54のソースは電源電圧Vccに接続される。さら
に、昇圧型の場合は、PMOSトランジスタ54のドレ
イン電流と同一電流を増幅器34のマイナス入力から接
地に引き出すためにNMOSトランジスタ55,56が
追加される。NMOSトランジスタ55は、ソースが接
地され、ドレインとゲートは共通接続され、ドレインは
NMOSトランジスタ54のドレインに接続される。N
MOSトランジスタ56は、ソースが接地され、ゲート
がNMOSトランジスタ55のゲートに接続され、ドレ
インが増幅器34のマイナス入力に接続される。また、
昇圧型の場合は、電圧発生部16のスイッチング素子と
してのMOSトランジスタ11にNMOSトランジスタ
が使用されるとともに、電圧発生部16中のインダクタ
13とダイオード12の接続のし方が図2と異なる。イ
ンダクタ13は、NMOSトランジスタ11のドレイン
と電源電圧Vcc間に接続され、ダイオード12はNM
OSトランジスタ11のドレインと出力端子15間に接
続される。
【0023】図5は電流―電圧変換回路31の第4の具
体的回路図で、図4の昇圧型で、図3と同様に電圧―電
流変換部33の回路を簡略化した場合である。この回路
では、図4のPMOSトランジスタ46,48,50,
53が省略されている。したがって、電源電圧Vccと
接地間にはPMOSトランジスタ47と定電流源41が
この順で直列接続される。さらに、NMOSトランジス
タ44のドレインと電源電圧Vcc間にはPMOSトラ
ンジスタ49のみが、またNMOSトランジスタ45の
ドレインと接地間にはPMOSトランジスタ51のみが
接続される。さらにNMOSトランジスタ45のソース
と電源電圧Vcc間にPMOSトランジスタ52が接続
され、このPMOSトランジスタ52のゲートにPMO
Sトランジスタ54のゲートが接続される。
【0024】図4および図5の昇圧型の場合も、電流―
電圧変換回路31は図2および図3の降圧型の場合と同
様に動作し、同様な効果を得ることができる。
【0025】図6は、電流―電圧変換回路31の第5の
具体的回路図で、図2の降圧型で、電圧―電流変換部3
3の回路を一部変更した場合である。この回路では、M
OSトランジスタ52としてPMOSトランジスタが使
用されており、このPMOSトランジスタ52のソース
がNMOSトランジスタ45のソースに接続される。ま
た、このPMOSトランジスタ52のドレインにNMO
Sトランジスタ53のドレインとゲートが接続される。
また、PMOSトランジスタ52のゲートが、PMOS
トランジスタ45のドレインからPMOSトランジスタ
44のドレインに接続変更されるとともに、PMOSト
ランジスタ44、45のゲートが、PMOSトランジス
タ44のドレインからPMOSトランジスタ45のドレ
インに接続変更される。さらに、図2で示されるNMO
Sトランジスタ46,48,50が省略される。したが
って、電源電圧Vccと接地間には定電流源41とNM
OSトランジスタ47が直列接続される。さらに、PM
OSトランジスタ44のドレインと接地間にはNMOS
トランジスタ49のみが、またPMOSトランジスタ4
5のドレインと接地間にはNMOSトランジスタ51の
みが接続される。
【0026】このような図6の構成でも図2と同様に動
作し、PMOSトランジスタ52による負帰還も作用す
る。すなわち、PMOSトランジスタ45のドレイン電
流が増加して電流I9が減少すると、PMOSトランジ
スタ44のドレイン電流が減少し、その結果、PMOS
トランジスタ52のゲート電圧が低下し、PMOSトラ
ンジスタ52の導通度が増して電流I9が増大するの
で、電流I9と抵抗32の端子間電圧との比例関係が維
持される。これとは逆に、PMOSトランジスタ45の
ドレイン電流が減少して電流I9が増大する場合は、上
記とは逆の作用で電流I9が減少し、やはり電流I9と抵
抗32の端子間電圧との比例関係が維持される。ただ
し、図6の負帰還ではループ利得が図2に比較して低い
ため、精度的には図2より若干劣る。
【0027】しかし、図6の回路は、図2に比較すると
電源電圧Vccを低くすることができるという効果があ
る。すなわち、図2の回路では、MOSトランジスタ5
2のゲート電圧は、MOSトランジスタ53のゲート・
ソース間電圧にMOSトランジスタ52のゲート・ソー
ス間電圧を加えた電圧(以下第1電圧という)になる。
これに対して、図6の回路では、MOSトランジスタ5
2のゲート電圧は、抵抗43の電圧降下にMOSトラン
ジスタ52のゲート・ソース間電圧を加えた電圧(以下
第2電圧という)になる。電源電圧Vccは、これら第
1、第2電圧より高くする必要があるが、図6の第2電圧
は図2の第1電圧より低くなるので、対応して電源電圧
Vccも図6の方が図2より低くすることができる。
【0028】図7は、電流―電圧変換回路31の第6の
具体的回路図で、図4の昇圧型で、電圧―電流変換部3
3の回路を図6と同様に一部変更した場合である。すな
わち、この回路では、MOSトランジスタ52としてN
MOSトランジスタが使用され、このNMOSトランジ
スタ52のソースがNMOSトランジスタ45のソース
に接続され、NMOSトランジスタ52のドレインにP
MOSトランジスタ53のドレインとゲートが接続され
る。また、前記NMOSトランジスタ52のゲートが、
NMOSトランジスタ45のドレインからNMOSトラ
ンジスタ44のドレインに接続変更されるとともに、N
MOSトランジスタ44、45のゲートが、NMOSト
ランジスタ44のドレインからNMOSトランジスタ4
5のドレインに接続変更される。さらに、図4で示され
るPMOSトランジスタ46,48,50が省略され
る。したがって、電源電圧Vccと接地間にはPMOS
トランジスタ47と定電流源41がこの順で直列接続さ
れる。さらに、NMOSトランジスタ44のドレインと
電源電圧Vcc間にはPMOSトランジスタ49のみ
が、またNMOSトランジスタ45のドレインと接地間
にはPMOSトランジスタ51のみが接続される。この
ような図7の回路も図6と同様に動作し、同様な効果を
得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の電流
―電圧変換回路およびそれを利用したDC−DCコンバ
ータによれば、抵抗による電圧降下から、電源電圧付近
または接地電圧付近の電圧でも問題なく、かつ微小な電
圧差でも精度よく検知して、電流(出力電流)を電圧と
して出力することができ、回路構成も簡単でCMOSプ
ロセスでのIC化に好適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての降圧型電流モード
DC−DCコンバータを示す回路図。
【図2】上記DC−DCコンバータにおける電流―電圧
変換回路の第1の具体的回路を示す回路図。
【図3】上記DC−DCコンバータにおける電流―電圧
変換回路の第2の具体的回路を示す回路図。
【図4】本発明に係る電流―電圧変換回路の第3の具体
的回路を示す回路図。
【図5】本発明に係る電流―電圧変換回路の第4の具体
的回路を示す回路図。
【図6】本発明に係る電流―電圧変換回路の第5の具体
的回路を示す回路図。
【図7】本発明に係る電流―電圧変換回路の第6の具体
的回路を示す回路図。
【図8】従来の降圧型電流モードDC−DCコンバータ
を示す回路図。
【符号の説明】 31 電流―電圧変換回路 32 検出用抵抗 33 電圧―電流変換部 34 増幅器(電流―電圧変換部) 35 鋸歯状波電圧発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 BB12 CC02 DD02 EA14 EA18 EA20 EA23 EA24 EA39 EA42 EB09 EB16 EB37 FF03 FF04 FF20 FF24 FF25 GG06 NA28 NA32 NB02 NB22 NB25 NC02 NC05 NC23 NC26 NC27 NC36 5H730 AS01 BB13 BB57 DD04 DD12 FD01 FD41 FF02 FF11 FG05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流を抵抗による電圧降下から検出して
    電圧として出力する電流―電圧変換回路であって、 前記電流経路に挿入された検出用抵抗と、 この検出用抵抗両端間の電圧差を電流に変換する電圧―
    電流変換部と、 この電圧―電流変換部の出力電流を電圧に変換する電流
    ―電圧変換部とを具備することを特徴とする電流―電圧
    変換回路。
  2. 【請求項2】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続され、ゲ
    ートとドレインが共通接続された第1PMOSトランジ
    スタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1PMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2PMOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 この各定電流NMOSトランジスタと直列に接続され、
    一対の定電流NMOSトランジスタのドレイン電圧を等
    しく固定する一対のNMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、かつゲートが第2PMOSトランジスタのドレ
    インに接続された第1NMOSトランジスタと、 この第1NMOSトランジスタのソースと接地間に接続
    され、ドレインとゲートが共通接続された第2NMOS
    トランジスタと、 この第2NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  3. 【請求項3】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続され、ゲ
    ートとドレインが共通接続された第1PMOSトランジ
    スタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1PMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2PMOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースと接地間に接続
    され、ゲートが第2PMOSトランジスタのドレインに
    接続された第1NMOSトランジスタと、 この第1NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  4. 【請求項4】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続された第
    1PMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートとドレインが前記第1PMOSトラン
    ジスタのゲートとともに共通接続された第2PMOSト
    ランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースにソースが接続
    され、かつゲートが第1PMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第3PMOSトランジスタと、この第3
    PMOSトランジスタのドレインと接地間に接続され、
    ドレインとゲートが共通接続された第2NMOSトラン
    ジスタと、 この第2NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  5. 【請求項5】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続され、ゲ
    ートとドレインが共通接続された第1NMOSトランジ
    スタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1NMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2NMOSトランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 この各定電流PMOSトランジスタと直列に接続され、
    一対の定電流PMOSトランジスタのドレイン電圧を等
    しく固定する一対のPMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、かつゲートが第2NMOSトランジスタのドレ
    インに接続された第1PMOSトランジスタと、 この第1PMOSトランジスタのソースと電源電圧間に
    接続され、ドレインとゲートが共通接続された第2PM
    OSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  6. 【請求項6】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続され、ゲ
    ートとドレインが共通接続された第1NMOSトランジ
    スタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1NMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2NMOSトランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースと電源電圧間に
    接続され、ゲートが第2NMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第1PMOSトランジスタと、 この第1PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  7. 【請求項7】 電圧―電流変換部および電流―電圧変換
    部は、 検出用抵抗の一端に抵抗を介してソースが接続された第
    1NMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートとドレインが前記第1NMOSトラン
    ジスタのゲートとともに共通接続された第2NMOSト
    ランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースにソースが接続
    され、かつゲートが第1NMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第5NMOSトランジスタと、 この第5NMOSトランジスタのドレインと電源電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第2P
    MOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが入力に接続
    された増幅器とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の電流―電圧変換回路。
  8. 【請求項8】 出力電流を抵抗による電圧降下から検出
    して電圧として出力し、かつその電圧に鋸歯状波電圧を
    加算する電流―電圧変換回路を有し、この電流―電圧変
    換回路出力と出力電圧誤差電圧からPWM信号を発生さ
    せ、このPWM信号でスイッチング素子をスイッチング
    制御するようにしたDC−DCコンバータであって、 前記電流―電圧変換回路は、前記スイッチング素子と直
    列に接続された出力電流検出用抵抗と、この検出用抵抗
    両端間の電圧差を電流に変換する電圧―電流変換部と、
    この電圧―電流変換部の出力電流を電圧に変換し、同時
    に鋸歯状波電圧を加算する電流―電圧変換部とを具備す
    ることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. 【請求項9】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換部
    および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続され、ゲートとドレインが共通接続された
    第1PMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1PMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2PMOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 この各定電流NMOSトランジスタと直列に接続され、
    一対の定電流NMOSトランジスタのドレイン電圧を等
    しく固定する一対のNMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、かつゲートが第2PMOSトランジスタのドレ
    インに接続された第1NMOSトランジスタと、 この第1NMOSトランジスタのソースと接地間に接続
    され、ドレインとゲートが共通接続された第2NMOS
    トランジスタと、 この第2NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力には鋸歯状波電圧が供給される増幅
    器とからなることを特徴とする請求項8に記載のDC−
    DCコンバータ。
  10. 【請求項10】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換
    部および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続され、ゲートとドレインが共通接続された
    第1PMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1PMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2PMOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースと接地間に接続
    され、ゲートが第2PMOSトランジスタのドレインに
    接続された第1NMOSトランジスタと、 この第1NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力に鋸歯状波電圧が供給される増幅器
    とからなることを特徴とする請求項8に記載のDC−D
    Cコンバータ。
  11. 【請求項11】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換
    部および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続された第1PMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の電源電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートとドレインが前記第1PMOSトラン
    ジスタのゲートとともに共通接続された第2PMOSト
    ランジスタと、 この第2PMOSトランジスタおよび前記第1PMOS
    トランジスタの各ドレインと接地間に挿入された一対の
    定電流NMOSトランジスタと、 前記第2PMOSトランジスタのソースにソースが接続
    され、かつゲートが第1PMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第3PMOSトランジスタと、この第3
    PMOSトランジスタのドレインと接地間に接続され、
    ドレインとゲートが共通接続された第2NMOSトラン
    ジスタと、 この第2NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地された第3NMOSトランジスタ
    と、 この第3NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力に鋸歯状波電圧が供給される増幅器
    とからなることを特徴とする請求項8に記載のDC−D
    Cコンバータ。
  12. 【請求項12】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換
    部および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続され、ゲートとドレインが共通接続された
    第1NMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1NMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2NMOSトランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 この各定電流PMOSトランジスタと直列に接続され、
    一対の定電流PMOSトランジスタのドレイン電圧を等
    しく固定する一対のPMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースにドレインが接
    続され、かつゲートが第2NMOSトランジスタのドレ
    インに接続された第1PMOSトランジスタと、 この第1PMOSトランジスタのソースと電源電圧間に
    接続され、ドレインとゲートが共通接続された第2PM
    OSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力に鋸歯状波電圧が供給される増幅器
    とからなることを特徴とする請求項8に記載のDC−D
    Cコンバータ。
  13. 【請求項13】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換
    部および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続され、ゲートとドレインが共通接続された
    第1NMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートが前記第1NMOSトランジスタのゲ
    ートに接続された第2NMOSトランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースと電源電圧間に
    接続され、ゲートが第2NMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第1PMOSトランジスタと、 この第1PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力に鋸歯状波電圧が供給される増幅器
    とからなることを特徴とする請求項8に記載のDC−D
    Cコンバータ。
  14. 【請求項14】 電流―電圧変換回路の電圧―電流変換
    部および電流―電圧変換部は、 検出用抵抗のスイッチング素子側の一端に抵抗を介して
    ソースが接続された第1NMOSトランジスタと、 前記検出用抵抗他端の接地電圧に抵抗を介してソースが
    接続され、ゲートとドレインが前記第1NMOSトラン
    ジスタのゲートとともに共通接続された第2NMOSト
    ランジスタと、 この第2NMOSトランジスタおよび前記第1NMOS
    トランジスタの各ドレインと電源電圧間に挿入された一
    対の定電流PMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタのソースにソースが接続
    され、かつゲートが第1NMOSトランジスタのドレイ
    ンに接続された第5NMOSトランジスタと、 この第5NMOSトランジスタのドレインと電源電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第2P
    MOSトランジスタと、 この第2PMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが電源電圧に接続された第3PMOSトラ
    ンジスタと、 この第3PMOSトランジスタのドレインと接地電圧間
    に接続され、ドレインとゲートが共通接続された第3N
    MOSトランジスタと、 この第3NMOSトランジスタのゲートにゲートが接続
    され、ソースが接地電圧に接続された第4NMOSトラ
    ンジスタと、 この第4NMOSトランジスタのドレインが第1入力に
    接続され、第2入力に鋸歯状電圧が供給される増幅器と
    からなることを特徴とする請求項8に記載のDC−DC
    コンバータ。
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