JP4541358B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関する。
スイッチング電源又はモーター制御用インバータ等に用いられる誘導性負荷電流制御回路は、入力電圧と接地電位との間に直列に接続された2個のスイッチ素子を交互に導通させ、その導通時間を制御することで、2個のスイッチ素子の接続点に接続されたインダクタ(誘導性負荷)に流れる電流(インダクタ電流)を制御する。近年、誘導性負荷をスイッチ素子で制御する電源装置、例えばDC−DCコンバータなどにおいて、誘導性負荷に流れる電流を正確に検出し制御する技術が求められている。
入力電圧よりも低い電圧を出力する降圧DC−DCコンバータについて説明する。降圧DC−DCコンバータにおいて、一般に同期整流型と呼ばれるものは、入力電圧と接地電位の間に直列に接続された第1および第2のスイッチ素子を交互にオンオフさせることにより、接続点の電位を交互に入力電圧と接地電位に導通させる。この電圧をインダクタとキャパシタからなる低域フィルタで平均化することによって、出力端子に直流電圧を出力する。出力電圧と基準電圧の差電圧を増幅したエラー電圧をPWM変換器でパルス幅変調された信号に変換し、第1および第2のスイッチ素子を交互にオンオフさせる時間の比(デューティーサイクル)を制御することによって、出力電圧が目標値になるように制御している。
さらに近年の技術では、インダクタに流れる電流を監視して定められた電流に達するとオンオフの状態を切り替えて制御する方法が取られている。そのインダクタ電流の監視方法としては、主に2つの方法が知られている。その1つは、入力電圧と接地電位間に直列に接続された第1および第2のスイッチ素子のうち、入力電圧側に設けられた第1のスイッチ素子を流れる電流を監視して、インダクタに流れる三角波状の電流の最大値を制御する方法である。もう1つは、入力電圧と接地電位間に直列に接続された第1および第2のスイッチ素子のうち、接地電位側に設けられた第2のスイッチ素子を流れる電流を監視して、インダクタに流れる三角波状の電流の最小値を制御する方法である。
降圧DC−DCコンバータを低いデューティーサイクルで動作させる場合は、電流の最大値を制御するよりも最小値を制御する方が高速なスイッチング周波数に対応しやすいことが知られている(例えば、特開2001−136737号参照)。
図5を用いて、特開2001−136737号公報に開示された、インダクタに流れる三角波状の電流の最小値を制御する方法による、従来例の降圧DC−DCコンバータについて説明する。
図5は、典型的な従来例の降圧DC−DCコンバータ(電源装置)の構成を示す回路図である。入力端子117は、直流電圧を出力する外部電源104の一端に接続されている。外部電源104の他端は、接地電位に接続された接地端子118に接続されている。図5の従来例の降圧DC−DCコンバータ(電源装置)は、入力端子117及び接地端子118から外部電源104が出力する直流電圧を入力する。
第1のスイッチ素子(高電位側のスイッチ素子)119及び第2のスイッチ素子(低電位側のスイッチ素子)120は、入力端子117と接地端子118との間に直列に接続される。Pチャンネル型FETである第1のスイッチ素子(高電位側のスイッチ素子)119のソースは、入力端子117に接続される。Nチャンネル型FETである第2のスイッチ素子(低電位側のスイッチ素子)120のソースは、接地端子118に接続される。
インダクタ123の一端は、高電位側のスイッチ素子119及び低電位側のスイッチ素子120の各ドレインと、電流検出増幅器501の反転入力端子の接続点122とに接続される。インダクタ123の他端は、フィルタ・キャパシタ124の一端と出力端子125に接続される。
降圧DC−DCコンバータの出力端子125と接地端子118との間には、図示を省略した外部負荷が接続される。
電流検出増幅器501の2つの入力端子はそれぞれ、低電位側のスイッチ素子120の両端に接続され、その降下電圧に比例した電圧を出力する。
基準電圧発生部101は、基準電圧VREFを出力する。
エラー増幅器102の非反転入力端子は、基準電圧発生部101に接続されて基準電圧VREFを入力し、反転入力端子は出力端子125に接続されて出力電圧Voutを入力する。エラー増幅器102は、基準電圧VREFと出力電圧Voutとの差電圧を増幅したエラー電圧をエラー電圧入力端子126に出力する。
比較器502の非反転入力端子はエラー電圧入力端子126を介してエラー増幅器102の出力端子に接続され、比較器502の反転入力端子は電流検出増幅器501の出力端子に接続される。比較器502は、電流検出増幅器501が出力する低電位側のスイッチ素子120の降下電圧に比例した電圧と、エラー増幅器102が出力するエラー電圧とを比較し、低電位側スイッチ素子120の降下電圧がエラー電圧未満となった時にHighを出力し、そうでなければLowを出力する。
発振器115は、図5の降圧DC−DCコンバータの動作周波数のクロックを出力する。
スイッチ素子制御回路116は、立ち上がりエッジトリガーのセット/リセット型フリップフロップである。スイッチ素子制御回路116のセット端子は比較器502に接続されて、比較器502の出力電圧を入力する。スイッチ素子制御回路116のリセット端子は発振器115に接続されて、発振器115が出力するクロックを入力する。
スイッチ素子制御回路116はRSフリップフロップからなり、リセット端子に入力されたクロックがLowからHighに切り換わった時にリセット状態になる。リセット状態において、スイッチ素子制御回路116は、第1のスイッチ素子119を遮断状態にし、第2のスイッチ素子120を導通状態にする。
スイッチ素子制御回路116は、セット端子に入力される比較器502の出力電圧がLowからHighに切り換わった時にセット状態になる。セット状態において、スイッチ素子制御回路116は、第1のスイッチ素子119を導通状態にし、第2のスイッチ素子120を遮断状態にする。
図5において、電流検出増幅器501、比較器502、発振器115、スイッチ素子制御回路116、入力端子117、接地端子118、第1のスイッチ素子119、第2のスイッチ素子120、インダクタ123、出力端子125、エラー電圧入力端子126は、従来例の誘導性負荷電流制御回路を構成する。
上記のように構成された従来の誘導性負荷電流制御回路を用いた降圧DC−DCコンバータについて、その動作を説明する。降圧DC−DCコンバータの出力端子125と接地端子118との間に、図示を省略した外部負荷が接続されている。
スイッチ素子制御回路116は起動時にセット状態に設定され、高電位側の第1のスイッチ素子119を導通状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120を遮断状態にする。外部電源104から入力端子117、スイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。この状態を続けると、インダクタ電流は時間と共に増え続ける。
スイッチ素子制御回路116は、所定の時間毎に、リセット端子から発振器115が出力するクロックを入力する。スイッチ素子制御回路116は、リセット端子から入力するクロックがLowからHighに切り換わった時にリセット状態になり、高電位側の第1のスイッチ素子119を遮断状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120を導通状態にする。
インダクタ123に蓄えられたエネルギーにより、インダクタ電流は前の状態を保持して連続して流れる特性がある。インダクタ電流は、接地端子118から低電位側のスイッチ素子120とインダクタ123を介して、出力端子125に接続された外部負荷に供給される。
第2のスイッチ素子120が遮断状態から導通状態に切り換わった時、電流検出増幅器501が出力する低電位側のスイッチ素子120の降下電圧に比例した電圧は、エラー増幅器102が出力するエラー電圧より高い。比較器502はLowを出力する。この状態でインダクタ電流は時間と共に減少する。
低電位側の第2のスイッチ素子120の降下電圧がエラー電圧未満になると、比較器502の出力はLowからHighに切り換わる。それによりスイッチ素子制御回路116は、再度セット状態になり、低電位側の第2のスイッチ素子120を遮断状態にし、高電位側の第1のスイッチ素子119を導通状態にする。外部電源104から入力端子117、第1のスイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。
以下、上記の動作を繰り返す。回路が平衡動作状態となった時、比較器502の2つの入力信号である、電流検出増幅器501が出力する三角波状の電圧の最小値と、エラー増幅器102が出力するエラー電圧の値とは一致する。
このように従来例の降圧DC−DCコンバータ(電源装置)は、低電位側の第2のスイッチ素子120に流れる電流を監視して、インダクタ123に流れる三角波状の電流の最小値を制御している。
特開2001−136737号公報
従来例の降圧DC−DCコンバータは、低電位側の第2のスイッチ素子での降下電圧をエラー電圧とを比較するように構成されている。低電位側の第2のスイッチ素子での降下電圧は、その導通抵抗とインダクタ電流との積で表される。スイッチ素子には一般にFET(電界効果トランジスタ)を用いられるが、その導通抵抗は半導体製造工程のばらつきにより大きな個体誤差を持つ。この場合一定のインダクタ電流に対して低電位側の第2のスイッチ素子での降下電圧は大きな個体誤差を持つことになる。
電流検出増幅器501の入力オフセット電圧も、通常プラスマイナス10mV程度ある。電流検出増幅器501の利得には、ばらつきが有る。低電位側のスイッチ素子120での降下電圧のばらつきに入力オフセット電圧を加算して、ばらつきのある利得で増幅した電流検出増幅器501の出力は、より大きな個体誤差を持つ。
上述のように、回路が平衡動作状態となった時、比較器の2つの入力信号である電流検出増幅器501が出力する三角波状の電圧の最小値と、エラー電圧とは一致する。従って、電流検出増幅器の出力と一致したエラー電圧も大きな個体誤差を持つことになり、結果としてDC−DCコンバータの出力電圧が大きな個体誤差を持つことになる。
低電位側のスイッチ素子120での降下電圧を増幅する代わりに、低電位側のスイッチ素子120と接地端子118との間に直列に高精度の抵抗を挿入し、抵抗の降下電圧を増幅する方法を取れば降下電圧の個体誤差は少なくできる。しかし、電流検出増幅器501による誤差を無くすことはできないし、抵抗での降下電圧が電力損失の増加となる故に、DC−DCコンバータの電力効率が低下するという大きな欠点がある。
本発明は、電力効率を低下させることなく、誘導性負荷に流れる電流(インダクタ電流)を精度良く検出し制御する電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。
本発明の1つの観点による電源装置は、入力電圧を入力する入力端子と、出力電圧を出力する出力端子と、所定の基準電流を出力する基準電流源と、前記入力端子と接地電位との間に直列に接続された第1のスイッチ素子及び第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に一端を接続し、他端を前記出力端子に接続して前記出力電圧を出力する誘導性負荷と、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に一端を接続された第3のスイッチ素子と、前記基準電源の出力端子に一端を接続し、他端を前記第3のスイッチ素子の他端に接続し、前記第3のスイッチ素子の電流と前記基準電流とを比較して、その大小関係を判定した比較結果を出力する電流比較器と、前記第1のスイッチ素子を導通とし、前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子を非導通として、前記入力電圧から前記誘導性負荷に電流を流す第1の状態と、前記第1のスイッチ素子を非導通とし、前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子を導通として、前記第1の状態において前記誘導性負荷に蓄えられたエネルギーによって前記第2のスイッチ素子に前記接地電位から前記誘導性負荷に向けて電流が流れる第2の状態と、を交互に制御し、前記電流比較器の出力に基づいて前記第2の状態から前記第1の状態への移行を制御するスイッチ素子制御回路と、基準電圧を出力する基準電圧発生部と、前記基準電圧と前記出力電圧とを比較して、その差電圧を増幅したエラー電圧を出力するエラー増幅器と、を有し、前記エラー電圧の絶対値が小さくなるように、前記基準電流の値を制御する、ことを特徴とする
この発明によれば、第3のスイッチ素子及び電流比較器を用いることにより、誘導性負荷に流れる電流を精度良く検出して、誘導性負荷の電流を制御し、安定した出力電圧を出力する電源装置を実現できる。典型的には、電源装置は、誘導性負荷に流れる三角波状の電流の最小値を精度良く検出して、誘導性負荷の電流を制御する。
本発明の他の観点による上記の電源装置において、前記基準電源は、直列接続された電圧源と抵抗によって構成され、前記抵抗の一端より所定の電流を得る。
本発明の別の観点による上記の電源装置において、前記基準電は、前記基準電流源の電流の大きさを制御することにより、前記誘導性負荷の出力電圧を制御する。
この発明によれば、基準電流源の電流の大きさを制御することにより、誘導性負荷に流れる電流を任意の値に制御する電源装置を実現できる。
本発明の更に別の観点による上記の電源装置において、前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子はトランジスタによって構成され、前記第3のトランジスタに流れる電流が前記第2のトランジスタに流れる電流よりも小さくなるように導通抵抗の比を設定されていることを特徴とする
この発明によれば、第3のスイッチ素子が誘導性負荷の出力電圧に影響を与えることなく、誘導性負荷に流れる電流を精度良く検出する電源装置を実現できる。
本発明の更に別の観点による上記の電源装置において、前記電流比較器は、一端を前記基準電源に接続し、他端を前記第3のスイッチ素子の他端に接続、制御端子に所定の電圧を入力した第1のトランジスタを含んでおり、前記第2の状態において、前記基準電流源の電流は前記第1のトランジスタを介して前記第3のスイッチ素子に流れる。前記電流比較器は、前記基準電源と前記トランジスタの一端との間の任意の点の電位、又はその電位を2値化した値を判定結果として出力する。
第3のスイッチ素子を、電流駆動能力が第2のスイッチ素子より小さいことを除いて、第2のスイッチ素子と同一の特性を有するように構成する。第3のスイッチ素子の他端の電位をほぼ接地電位に制御することにより、第3のスイッチ素子に流れる電流が第2のスイッチ素子に流れる電流と比例関係を有するようにできる。
この発明によれば、第3のスイッチ素子に流れる電流を検出することにより、第2のスイッチ素子に流れる電流を精度良く検出出来る。
発明によれば、誘導性負荷に流れる電流を精度良く検出して、安定した出力電圧を出力する電源装置を実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1及び図2を用いて、本発明の実施の形態1の電源装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1の電源装置の構成を示す図である。実施の形態1の電源装置は降圧DC−DCコンバータである。
本発明の実施の形態1の電源装置(図1)において、従来例(図5)に対応する構成要素には同一番号を付している。本発明の実施の形態1の電源装置は、図5に示す従来例の電流検出増幅器501及び比較器502に代えて、図1に示す電流比較器114及び第3のスイッチ素子121等を用いて、電流を検出している点が、従来例と異なる。
図1において、基準電流源113、電流比較器114、発振器115、スイッチ素子制御回路116、入力端子117、接地端子118、第1のスイッチ素子119、第2のスイッチ素子120、第3のスイッチ素子121、インダクタ123、出力端子125、エラー電圧入力端子126は、誘導性負荷電流制御回路を構成する。
入力端子117は、直流電圧VINを出力する外部電源104の一端に接続される。外部電源104の他端は、接地電位に接続された接地端子118に接続される。外部電源104から出力される直流電圧VINは、入力端子117及び接地端子118に入力される。
第1のスイッチ素子(高電位側のスイッチ素子)119及び第2のスイッチ素子(低電位側のスイッチ素子)120は、入力端子117と接地端子118との間に直列に接続される。Pチャンネル型FETである第1のスイッチ素子(高電位側のスイッチ素子)119のソースは、入力端子117に接続される。Nチャンネル型FETである第2のスイッチ素子(低電位側のスイッチ素子)120のソースは、接地端子118に接続される。
第1のスイッチ素子119のドレインと第2のスイッチ素子120のドレインとの接続点には、Nチャンネル型FETである第3のスイッチ素子121のドレインが接続されている。第3のスイッチ素子121のゲートは、第2のスイッチ素子120のゲートと接続される。第1、第2及び第3のスイッチ素子119、120、121のゲートは、スイッチ素子制御回路116のQバー出力端子(反転出力端子)に接続される。
第3のスイッチ素子121のソースは、電流比較器114の電流出力端子131と接続される。Nチャンネル型FETである第3のスイッチ素子121は、電流駆動能力が第2のスイッチ素子120より小さいことを除いて、第2のスイッチ素子120と同一の特性を有する。
誘導性負荷であるインダクタ123の一端は、第1のスイッチ素子119、第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121の各ドレインの接続点122に接続される。インダクタ123の他端は、フィルタ・キャパシタ124の一端と出力端子125に接続される。
降圧DC−DCコンバータの出力端子125と接地端子118との間には、図示を省略した外部負荷が接続される。実施の形態1の電源装置は、出力端子125から所定の電圧VOUTを出力する。
基準電圧発生部101は、基準電圧VREFを出力する。エラー増幅器102の非反転入力端子は、基準電圧発生部101に接続されて基準電圧VREFを入力する。エラー増幅器102の反転入力端子は、出力端子125に接続されて出力電圧VOUTを入力する。エラー増幅器102は、基準電圧VREFと出力電圧VOUTとの差電圧を増幅してエラー電圧を出力する。
エラー電圧入力端子126は、エラー増幅器102の出力端子に接続されて、エラー電圧を入力する。
位相補償回路111は、直列に接続された抵抗とコンデンサを有する。抵抗は、エラー電圧入力端子126に接続され、コンデンサは接地電位に接続される。位相補償回路111は、エラー電圧を入力し、位相を調整して出力する。
電圧電流変換器(V−I変換器)112は、位相補償回路111に接続され、入力したエラー電圧を電流に変換して出力する。
基準電流源113は、基準電流IREFを出力する。実施の形態1において、基準電流IREFは可変である。基準電流源113は、電圧電流変換器112が出力する電流値に基づいて、基準電流IREFの電流値を決定する。基準電流IREFを、電圧電流変換器112が出力する電流値(つまり、エラー増幅器102が出力して電圧電流変換器112に入力されるエラー電圧)に基づいて可変とすることより、三角波状のインダクタ電流IL(t)の最小値を検出し、インダクタ電流を制御し、出力電圧VOUTを安定化している。
電流比較器114は、基準電流源113に接続された電流入力端子132、電流入力端子132に接続された電圧安定化回路133とバッファアンプ134、及び電圧安定化回路133に接続された電流出力端子131を有する。
電流比較器114は、基準電流源113が出力する基準電流IREFを電流入力端子132から入力し、電流出力端子131から第3のスイッチ素子121に電流IS2(t)を流す。
電流比較器114の電圧安定化回路133は、電流入力端子132と電流出力端子131との間に接続されたトランジスタ141及びトランジスタ141のベースと接地電位との間に接続された電圧源142を有する。
トランジスタ141は、バイポーラトランジスタである。トランジスタ141のベース電圧は、ベース・エミッタ間電圧(約0.7V)に相当する一定電圧を出力する電圧源142によって与えられる。トランジスタ141のエミッタは、電流出力端子131と接続されて、電流出力端子131の電圧を接地電位0Vに近づけるように動作する。トランジスタ141のコレクタは、電流入力端子132に接続される。この構成により、第3のスイッチ素子121の各端子の設定電位は、ソースが接地された第2のスイッチ素子120の各端子の設定電位とほぼ同一になる。
[第3のスイッチ素子121の電流駆動能力]:[第2のスイッチ素子120の電流駆動能力] = 1:a(a>1) とすると、第3のスイッチ素子121には、常に第2のスイッチ素子120に流れる電流の1/aの電流が流れる。即ち、実施の形態1において、第2のスイッチ素子120と第3のスイッチ素子121は、所定の導通抵抗の比を持ち、第3のスイッチ素子121に流れる電流が第2のスイッチ素子120に流れる電流よりも少なくなるように設定する。
第3のスイッチ素子121と電流比較器114の電流出力端子131との接続点が接地電位に等しくなったとき、第3のスイッチ素子121には第2のスイッチ素子120との導通抵抗の比の逆数に等しい比の電流が流れる。この電流IS2(t)を電流比較器114で基準電流IREFと比較する。
第3のスイッチ素子121に流れる電流(第3のスイッチ素子121の電流駆動能力)IS2(t)が、基準電流源113が出力する基準電流(基準電流源113の電流駆動能力)IREFよりも大きくなると、トランジスタ141のコレクタ電位は接地電位に近くなる(Vc<VIN/2)。
第3のスイッチ素子121の電流駆動能力IS2(t)が基準電流源113の電流駆動能力IREFよりも小さくなると、トランジスタ141のコレクタ電位は入力電圧VINに近くなる(Vc>VIN/2)。
このコレクタ電圧Vcは、バッファアンプ134を通して、電流比較器114の出力になる。
バッファアンプ134は、1/VINの閾値を有し、High又はLowの2値を出力する。バッファアンプ134は、電流出力端子131から電流が流れる第3のスイッチ素子121の電流駆動能力と、電流入力端子132から電流を入力する基準電流源113の電流駆動能力IREFとを比較し、大小関係を判定して出力する。即ちバッファアンプ134は、基準電流源113、電流比較器114、第3のスイッチ素子121を通して流れる電流が基準電流IREFより大きければLowを出力し、その電流が基準電流IREFより小さければHighを出力する。
スイッチ素子制御回路116は、立ち上がりエッジトリガーのセット/リセット型フリップフロップである。スイッチ素子制御回路116のセット端子には、バッファアンプ134の出力端子が接続される。スイッチ素子制御回路116のリセット端子は、発振器115に接続される。発振器115は、図1の降圧DC−DCコンバータの動作周波数のクロックを出力する。スイッチ素子制御回路116は、セット端子から電流比較器114の出力電圧を入力し、リセット端子から発振器115が出力するクロックを入力する。
スイッチ素子制御回路116は、セット端子に入力された電流比較器114の出力電圧がLowからHighに切り換わった時にセット状態になる。セット状態において、スイッチ素子制御回路116は、第1のスイッチ素子119を導通状態にし、第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を遮断状態にする(第1の状態)。
スイッチ素子制御回路116は、リセット端子に入力されたクロックがLowからHighに切り換わった時にリセット状態になる。リセット状態において、スイッチ素子制御回路116は、第1のスイッチ素子119を遮断状態にし、第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を導通状態にする(第2の状態)。
このように、スイッチ素子制御回路116は、第1のスイッチ素子119と、第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121とを交互に導通させ、第1の状態(充電状態)と第2の状態(放電状態)とを切り換える。第1の状態から第2の状態への切り換えは、所定の時間が経過することにより実行し、第2の状態から第1の状態への切り換えは、電流比較器114の出力に基づいて行う「谷電流制御方式」を採用する。
上記のように構成された誘導性負荷電流制御回路を用いた降圧DC−DCコンバータの動作を説明する。スイッチ素子制御回路116は起動時にセット状態に設定され、高電位側の第1のスイッチ素子119を導通状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を遮断状態にする。外部電源104から入力端子117、スイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と図示を省略した外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。この状態を続けるとインダクタ電流は時間と共に増え続ける(第1の状態:充電状態)。
所定の時間毎に、スイッチ素子制御回路116は、リセット端子から発振器115が出力するクロックを入力する。スイッチ素子制御回路116は、リセット端子に入力されたクロックがLowからHighに切り換わった時にリセット状態になり、高電位側の第1のスイッチ素子119を遮断状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を導通状態にする(第2の状態:放電状態)。
第2の状態において、第1の状態でインダクタ123に蓄えられたエネルギーにより、インダクタ電流は前の状態を保持して連続して流れる特性がある。インダクタ電流は、接地端子118から低電位側のスイッチ素子120とインダクタ123を介して、出力端子125に接続された外部負荷に供給される。
第2のスイッチ素子120が遮断状態から導通状態に切り換わった時、第3のスイッチ素子121に流れる電流IS2(t)は基準電流IREFより大きい。電流比較器114はLowを出力する。この状態でインダクタ電流IL(t)は、時間と共に減少する。
電流比較器114は、電流出力端子131から第3のスイッチ素子121に向かって流れる電流IS2(t)と、基準電流IREFとを比較し、比較結果を出力する。第2の状態において、第3のスイッチ素子121に流れる電流IS2(t)が基準電流IREFより小さくなった時に、電流比較器114の出力電圧はLowからHighに切り換わる。
スイッチ素子制御回路116は、再度セット状態(第1の状態)になり、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を遮断状態にし、高電位側のスイッチ素子119を導通状態にする。外部電源104から入力端子117、第1のスイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と、図示を省略した外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。
以下、上記の動作を繰り返す。回路が平衡動作状態となった時、電流比較器114を流れる三角波状の電流の最小値と基準電流IREFとは一致する。
このように電源装置は、低電位側の第3のスイッチ素子121に流れる電流を監視して、インダクタ123に流れる三角波状の電流の最小値を制御する。
図2は、実施の形態1における第1の状態と第2の状態とを示すタイミング図である。図2(a)は、第1および第2のスイッチ素子の接続点122の電圧VLX(t)を示す。図2(b)は、インダクタ123に流れる電流IL(t)を示す。図2(c)は、第2のスイッチ素子120に流れる電流IS1(t)を示す。接地電位側からインダクタ側へ流れる電流の方向をプラスとしている。図2(d)は、第3のスイッチ素子121に流れる電流IS2(t)を示す。電流比較器114側からインダクタ側へ流れる電流の方向をプラスとしている。
入力電圧側の第1のスイッチ素子119が導通しているTONの期間(第1の状態)、インダクタ123の接続点122の電圧VLX(t)は入力電圧VINに近い電圧となり、インダクタ電流IL(t)が時間と共に増加する。
一定時間が経過するとTONの期間が終了し、接地側の第2のスイッチ素子120が導通する(第2の状態)。接続点122の電圧VLX(t)は接地電位に近くなり、インダクタ電流IL(t)は時間と共に減少する。このとき電流は、接地端子118から第2のスイッチ素子120を通して供給され、第2のスイッチ素子120に電流IS1(t)が流れる。
第3のスイッチ素子121は第2のスイッチ素子120と同じ期間導通し、相互の導通抵抗の比に従って、第3のスイッチ素子121に電流IS2(t)が流れる。電流IS2(t)は電流IS1(t)に比例して時間と共に減少する。
電流IS2(t)が基準電流源113の値IREFよりも少なくなった時点で、電流比較器114の出力が切換わり、第1のスイッチ素子119は導通状態、第2のスイッチ素子120と第3のスイッチ素子121は遮断状態に移行する。電源装置は、この2つの状態を交互に繰り返して動作する。
次に、本発明の実施の形態1における電流検出の精度について述べる。誘導性負荷電流制御回路は、第2のスイッチ素子120に対して所定の導通抵抗の比にした第3のスイッチ素子121に流れる電流を基準電流IREFと直接比較する。導通抵抗の比は、同一プロセスで作られたモノリシック半導体において近接して配置された素子であれば、絶対値に比べて比較的高精度に作ることができる。本実施の形態の第2のスイッチ素子120と第3のスイッチ素子121は、同一プロセスで作られたモノリシック半導体に近接して配置された素子を利用する。これにより、第2のスイッチ素子120と第3のスイッチ素子121の各端子電圧は実質的に同一に維持される。従って本発明の電源装置は、高精度に電流を検出できる。
本発明は、電流比較器114で被検出電流IS2(t)を基準電流IREFと直接比較するため、図5に示す従来例のように電流検出増幅器501を必要としない。従来例のように電流検出増幅器501を使った場合は、入力オフセット電圧と利得のばらつきが電流検出の個体誤差の原因となるが、本発明はこの誤差要因を無くすことができる。従って本発明の実施の形態1では、高精度に電流を検出できる。
本発明は、電流検出用の抵抗を使用しないので電力損失も少なくでき、電力効率を高くすることができる。
《実施の形態2》
図3を用いて、本発明の実施の形態2の電源装置について説明する。図3は、本発明の実施の形態2の電源装置の構成を示す図である。実施の形態2の電源装置が図1の実施の形態1と異なる点は、図1の電圧安定化回路133に代えて図3の電圧安定化回路301を有することである。その他の構成については、実施の形態1と同一であるため、同一番号を付し、説明を省略する。
実施の形態2の電圧安定化回路301は、電圧電流変換器112に接続された基準電流源311と、基準電流源311の出力端子にベースとコレクタを接続されてエミッタを接地端子118に接続されたトランジスタ312と、トランジスタ312のベースとコレクタにベースを接続され、コレクタを電流入力端子132とバッファアンプ134の入力端子に接続され、エミッタを電流出力端子131に接続されたトランジスタ313とを有する。
基準電流源311は、基準電流源113が出力する基準電流IREFに比例した電流I311を出力する。
トランジスタ312及び313は、同一又は所定の比率の電流駆動能力を有し、同一の特性を有するバイポーラトランジスタである。トランジスタ312は、コレクタからエミッタに電流I311を流す。トランジスタ313のベース電圧は、トランジスタ312のベース電圧によって与えられる。
電圧電流変換器(V−I変換器)112は、基準電流源113及び311の電流駆動能力を、両者が同一又は所定の比率を維持するように制御する。基準電流源113及び311がそれぞれトランジスタ313、312に同一又は所定の比率の電流を流す時、トランジスタ313、312の動作条件は同一になるように設定されている。従って、トランジスタ313のエミッタ電位、即ち電流出力端子131の電位は、常にトランジスタ312のエミッタ電位である接地電位と等しくなるように動作する。
電流出力端子131から流れ出る電流IS2(t)が基準電流IREFよりも大きいと、トランジスタ313のコレクタ電位は接地電位に近くなる。電流出力端子131から流れ出る電流IS2(t)が基準電流IREFよりも小さくなると、コレクタ電位は入力電圧VINに近くなる。バッファアンプ134は、このコレクタ電圧に応じて、二値化した値を電流比較器114の出力として出力する。
実施の形態2の電源装置は、実施の形態1の電源装置と同一の効果を有する。
なお、実施の形態2ではトランジスタ312と313にバイポーラトランジスタを用いたが、FETに置き換えても同様の効果が得られる。
《実施の形態3》
図4を用いて、本発明の実施の形態3の電源装置について説明する。図4は、本発明の実施の形態3の電圧安定化回路、モノマルチバイブレータ及びその周辺回路の構成を示す図である。実施の形態3の電源装置が図1の実施の形態1又は図3の実施の形態2と異なる点は、図1及び図3の電圧安定化回路133、301及び発振器115に代えて、図4に示す電圧安定化回路401及びモノマルチバイブレータ(MMV)402を有することである。その他の構成については、実施の形態3の電源装置は実施の形態1又は実施の形態2と同一であるため、同一番号を付し、説明を省略する。
実施の形態3の電圧安定化回路401は、コレクタを電流入力端子132及びバッファアンプ134の入力端子に接続され、エミッタを電流出力端子131に接続されたトランジスタ411と、トランジスタ411のベースに出力端子を接続された単電源型の演算増幅器412を有する。演算増幅器412の非反転入力端子は接地され、反転入力端子は電流出力端子131に接続されて、電流出力端子131の電圧が接地電位に等しくなるように動作する。
トランジスタ411は、バイポーラトランジスタである。トランジスタ411のベース電圧は、演算増幅器412の出力によって与えられる。電流出力端子131から流れ出る電流IS2(t)が基準電流IREFよりも大きいと、トランジスタ411のコレクタ電位は接地電位に近くなる。電流出力端子131から流れ出る電流IS2(t)が基準電流IREFよりも小さくなると、トランジスタ411のコレクタ電位は入力電圧VINに近くなる。バッファアンプ134は、このコレクタ電圧に応じて2値化した値を電流比較器114の出力として出力する。
モノマルチバイブレータ402は、バッファアンプ134の出力電圧がLowからHighに切り換わった時にトリガーされてLowを出力し、所定時間後にHighを出力する。
スイッチ素子制御回路116は、電流比較器114の出力をセット端子に入力し、モノマルチバイブレータ402の出力をリセット端子に入力する、エッジトリガーのセット/リセット型フリップフロップである。実施の形態3のスイッチ素子制御回路116は、実施の形態1又は実施の形態2と同様の動作をする。
実施の形態3の降圧DC−DCコンバータの動作を説明する。図4に記載されていない、実施の形態3の電源装置(DC−DCコンバータ)の構成要素については実施の形態1(図1)又は実施の形態2(図3)と同じであるため、図1又は図3に記載されている構成要素を用いて説明する。
電流比較器114は、起動時にHighを出力するように設定されている。起動時に、モノマルチバイブレータ402はトリガーされ、スイッチ素子制御回路116はセット状態に設定される(第1の状態:充電状態)。
第1の状態において、スイッチ素子制御回路116は、高電位側の第1のスイッチ素子119を導通状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を遮断状態にする。外部電源104から入力端子117、スイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と、外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。
所定の時間経過後、モノマルチバイブレータ402の出力電圧がLowからHighに切り換わる。リセット端子にモノマルチバイブレータ402の出力電圧を入力されたスイッチ素子制御回路116は、リセット状態になる。スイッチ素子制御回路116は、高電位側の第1のスイッチ素子119を遮断状態にし、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を導通状態にする(第2の状態:放電状態)。
第2の状態において、第1の状態でインダクタ123に蓄えられたエネルギーにより、インダクタ電流は前の状態を保持して連続して流れる特性がある。インダクタ電流は、接地端子118から低電位側のスイッチ素子120とインダクタ123を介して外部負荷に供給される。第2のスイッチ素子120が遮断状態から導通状態に切り換わった時、第3のスイッチ素子121に流れる電流IS2(t)は基準電流IREFより大きい。電流比較器114はLowを出力する。この状態でインダクタ電流は時間と共に減少する。
電流比較器114は、電流出力端子131から第3のスイッチ素子121に向かって流れる電流IS2(t)と、基準電流IREFとを比較し、比較結果を出力する。第2の状態において、第3のスイッチ素子121に流れる電流IS2(t)が基準電流IREFより小さくなった時に電流比較器114の出力電圧はLowからHighに切り換わる。モノマルチバイブレータ402はトリガーされ、スイッチ素子制御回路116は、再度セット状態(第1の状態)になる。
スイッチ素子制御回路116は、低電位側の第2のスイッチ素子120及び第3のスイッチ素子121を遮断状態にし、高電位側のスイッチ素子119を導通状態にする。外部電源104から入力端子117、第1のスイッチ素子119、インダクタ123を介してフィルタ・キャパシタ124と、外部負荷とに電流が供給される。インダクタ電流IL(t)は時間tと共に増え、インダクタ123にはエネルギーが蓄えられる。
以下、上記の動作を繰り返す。回路が平衡動作状態となった時、電流比較器114を流れる三角波状の電流の最小値と基準電流IREFとは一致する。
このように電源装置は、低電位側の第3のスイッチ素子121に流れる電流を監視して、インダクタ123に流れる三角波状の電流の最小値を制御する。
なお、実施の形態1〜3の基準電流源113に代えて、直列接続された電圧源と抵抗によって構成され、その抵抗の一端より所定の電流を得る基準電源を用いても良い。
なお、実施の形態1〜3において、基準電流を発生する基準電流源113と、電圧電流変換器112とを独立した回路構成にしたが、これら2つの回路を1つの電圧電流変換器に置き換えて、電圧電流変換器の出力電流そのものを基準電流として実施しても良い。また、エラー増幅器102として電圧比較器を用いて、位相補償回路111による発振防止対策を行った形態で説明したが、発振防止対策は必要に応じて実施すれば良く、必ずしも必要なものではない。したがって、発振防止対策が必要でない場合には、実施の形態1〜3におけるエラー増幅器102、電圧電流変換器112および基準電流源113の3つの回路を、1つの電圧電流変換器に置き換えて、電圧電流変換器で構成されたエラー増幅器の出力電流を基準電流として実施することも可能である。
実施の形態1〜3では、電流比較器114が2値化した値を出力した。これに代えて、スイッチ素子制御回路116が、電流比較器が出力するアナログ電圧を2値化しても良い。
なお、実施の形態1〜3の電源装置は、電圧安定化回路133、301、401を用いたが、電圧安定化回路はなくても良い。但し、電圧安定化回路を用いると電流検出精度が高くなる故に、電圧安定化回路を設ける方が好ましい。
以上説明したように、本発明の電源装置は、誘導性負荷に流れる電流を電力損失なく精度良く検出し制御するのに有用である。本発明は、降圧DC−DCコンバータだけでなく、モーター制御用インバータなど誘導性負荷の電流を制御する回路として広く利用可能である。例えば、インダクタ123をモータのステータ巻線に置き換えることにより、誘導性負荷電流制御回路をモータ駆動回路として使用することが出来る。
本発明は、誘導性負荷の電流を制御する電源装置に有用である。
図1は本発明の実施の形態1の電源装置の構成を示す図である。 図2は本発明の実施の形態1における動作を示すタイミング図である。 図3は本発明の実施の形態2の電源装置の構成を示す図である。 図4は本発明の実施の形態3の電圧安定化回路、モノマルチバイブレータ及びその周辺回路を示す図である。 図5は従来例の誘導性負荷電流制御回路を用いた降圧DC−DCコンバータの回路図である。
符号の説明
101 基準電圧発生部
102 エラー増幅器
104 外部電源
111 位相補償回路
112 電圧電流変換器
113 基準電流源
114 電流比較器
115、402 発振器
116 スイッチ素子制御回路
117 入力端子
118 接地端子
119 第1のスイッチ素子
120 第2のスイッチ素子
121 第3のスイッチ素子
122 第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子との接続点
123 インダクタ
124 フィルタ・キャパシタ
125 出力端子
126 エラー電圧入力端子
133、301、401 電圧安定化回路

Claims (6)

  1. 入力電圧を入力する入力端子と、
    出力電圧を出力する出力端子と、
    所定の基準電流を出力する基準電流源と、
    前記入力端子と接地電位との間に直列に接続された第1のスイッチ素子及び第2のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に一端を接続し、他端を前記出力端子に接続して前記出力電圧を出力する誘導性負荷と、
    前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に一端を接続された第3のスイッチ素子と、
    前記基準電流源の出力端子に一端を接続し、他端を前記第3のスイッチ素子の他端に接続し、前記第3のスイッチ素子の電流と前記基準電流とを比較して、その大小関係を判定した比較結果を出力する電流比較器と、
    前記第1のスイッチ素子を導通とし、前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子を非導通として、前記入力端子から前記誘導性負荷に電流を流す第1の状態と、前記第1のスイッチ素子を非導通とし、前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子を導通として、前記第1の状態において前記誘導性負荷に蓄えられたエネルギーによって前記第2のスイッチ素子に前記接地電位から前記誘導性負荷に向けて電流が流れる第2の状態と、を交互に制御し、前記電流比較器の出力に基づいて前記第2の状態から前記第1の状態への移行を制御するスイッチ素子制御回路と、
    基準電圧を出力する基準電圧発生部と、
    前記基準電圧と前記出力電圧とを比較して、その差電圧を増幅したエラー電圧を出力するエラー増幅器と、
    を有し、
    前記エラー電圧の絶対値が小さくなるように、前記基準電流の値を制御する、ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記基準電流源は、直列接続された電圧源と抵抗とによって構成され、前記抵抗の一端より所定の電流を得ることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記基準電流源の電流の大きさを制御することにより、前記誘導性負荷の出力電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  4. 前記第2のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ素子はトランジスタによって構成され、前記第3のスイッチ素子に流れる電流が前記第2のスイッチ素子に流れる電流よりも小さくなるように導通抵抗の比を設定されていることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  5. 前記電流比較器は、一端を前記基準電流源に接続し、他端を前記第3のスイッチ素子の他端に接続し、制御端子に所定の電圧を入力した第1のトランジスタを含んでおり、
    前記第2の状態において、前記基準電流源の電流は前記第1のトランジスタを介して前記第3のスイッチ素子に流れる、ことを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  6. 前記電流比較器は、前記基準電流源と前記第1のトランジスタの一端との間の任意の点の電位、又はその電位を2値化した値を判定結果として出力する、ことを特徴とする請求項5記載の電源装置。
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