JP2001244620A - リフロー装置における熱風循環及び整流機構 - Google Patents

リフロー装置における熱風循環及び整流機構

Info

Publication number
JP2001244620A
JP2001244620A JP2000056630A JP2000056630A JP2001244620A JP 2001244620 A JP2001244620 A JP 2001244620A JP 2000056630 A JP2000056630 A JP 2000056630A JP 2000056630 A JP2000056630 A JP 2000056630A JP 2001244620 A JP2001244620 A JP 2001244620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
gas
nozzle
blower
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000056630A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hoshi
晃 星
Michisuke Yamamoto
通左 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Co Ltd
Original Assignee
Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koki Co Ltd filed Critical Koki Co Ltd
Priority to JP2000056630A priority Critical patent/JP2001244620A/ja
Publication of JP2001244620A publication Critical patent/JP2001244620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Details (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】風力ロスを小さくし熱効率を高くする。加熱さ
れた気体が被加熱物へ均等に吹付けられるようにする。 【解決手段】加熱対象である板形の被加熱物Pに対して
直交方向に配設され被加熱物Pに吹付けられる加熱され
た気体Wを案内する筒形のノズル2を備えている。気体
Wを旋回流として送風するブロア1をノズル2に対面さ
せ、ノズル2をブロア1から送風される旋回流のほぼ周
方向へ複数個配列し、各ノズル2の先端部のブロア1か
ら送風される旋回流の下流側の一部の部分2aを被加熱
物P側へ延長した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電子部品をプリ
ント基板へ半田付けするリフロー装置として利用される
リフロー装置における熱風循環及び整流機構に係る技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来、リフロー燥置における熱風循環
機構としては、例えば、特許2682138号公報,特
許2782791号公報に記載のものが知られている。
【0003】この従来のリフロー燥置における熱風循環
機構は、電子部品をプリント基板へ半田付けするリフロ
ー装置からなるもので、加熱対象である電子部品が載せ
られたプリント基板(被加熱物)に対して直交方向に配
設され被加熱物に吹付けられる加熱された気体を案内す
る筒形のノズルを備えてなる。
【0004】この従来のリフロー燥置における熱風循環
機構によると、加熱された気体がノズルに案内されてプ
リント基板に均等に吹付けられ、電子部品が載せられた
プリント基板が均質な温度で加熱されるため、電子部品
の半田付け性能が高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来のリフロ
ー燥置における熱風循環機構では、気体を送風するブロ
アがノズルから離れた位置に設置されるため、風力ロス
が大きくなって加加熱効率が低下するという問題点があ
る。
【0006】なお、風力ロスを減少させる手段として
は、ノズルにブロアを近接させる構成を採用することが
想到される。然しながら、単にノズルにブロアを近接さ
せる構成のみでは、各ノズルに供給される加熱された気
体がアンバランスになってしまい、加熱された気体の被
加熱物への均等な吹付けが得られなくなるという新たな
問題点が生ずる。
【0007】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、風力ロスが小さくて加熱効率が高く、し
かも加熱された気体が被加熱物へ均等に吹付けられるリ
フロー装置における熱風循環及び整流機構を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係るリフロー装置における熱風循環及び
整流機構は、次のような手段を採用する。
【0009】即ち、請求項1では、加熱対象である板形
の被加熱物に対して直交方向に配設され被加熱物に吹付
けられる加熱された気体を案内する筒形のノズルを備え
た乾燥置において、気体を旋回流として送風するブロア
をノズルに対面させ、ノズルをブロアから送風される旋
回流のほぼ周方向へ複数個配列し、各ノズルの先端部の
ブロアから送風される旋回流の下流側の一部の部分を被
加熱物側へ延長したことを特徴とする。
【0010】この手段では、ブロアがノズルに対面され
て風力ロスが減少されている。ブロアから送風された旋
回流の気体は、旋回流のほぼ周方向に配列された複数個
のノズルに均等に供給される。ノズルは、旋回流の下流
側の延長された部分で気体を整流し、気体が被加熱物へ
均等に吹付けられるように案内する。
【0011】また、請求項2では、請求項1のリフロー
装置における熱風循環及び整流機構において、ノズルと
被加熱物との間に多数の小孔が開口された整流板を介装
したことを特徴とする。
【0012】この手段では、ノズルから吹出された気体
が整流板によってさらに整流され、気体が被加熱物へよ
り均等に吹付けられるようにする。
【0013】また、請求項3では、請求項2のリフロー
装置における熱風循環及び整流機構において、ノズルと
整流板との間の加熱された気体の供給路が隔壁で区画さ
れ、供給路の周囲に被加熱物を加熱した空気が還流され
る還流路が設けられていることを特徴とする。
【0014】この手段では、気体の供給路,還流路が近
接して区画されて気体に流通性が付与されるため、被加
熱物での気体の滞溜が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係るリフロー装
置における熱風循環及び整流機構の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】この実施の形態では、電子部品をプリント
基板へ半田付けするリフロー装置に適用されたものを示
してある。
【0017】この実施の形態は、図1,図2に示すよう
に、水平方向へ順送される電子部品が載せられたプリン
ト基板からなる板形の被加熱物Pに対して、上下側に対
に設置されて炉体を構成している。なお、この上下対の
構成は、被加熱物Pの順送方向へ複数組並列されてトン
ネル形の炉体を構成している。
【0018】この実施の形態の全体構造は、図1に示す
ように、ブロア1,ノズル2,整流板3が積層されて被
加熱物Pに対面するようになっている。
【0019】ブロア1は、被加熱物Pに直交する方向へ
配設された回転軸1aの周方向に傾斜した多数枚のブレ
ード1bを取付けてなる。このブロア1は、回転軸1a
が外装ハウジング4に支持された駆動モータ5に連結さ
れ、ブレード1bが外装ハウジング4の内部に収容され
たフードハウジング6で覆われている。なお、フードハ
ウジング6は、有天底の円筒形からなるもので、天壁6
aの中央部に気体吸入口6bが開口され、底壁6cに1
0個の円形の気体送風口6dが開口されている。従っ
て、ブロア1が回転すると、フードハウジング6の気体
吸入口6bから吸入された気体(空気等)Wが旋回流と
なって気体送風口6dから送風されることになる。な
お、フードハウジング6の気体送風口6dは、図2に示
すように、ブロア1のブレード1b即ち、旋回流。)の
ほぼ周方向へ配列されている(後述の整流板3の構造に
対応して一部の配列が周方向と少しずれている。)。
【0020】ノズル2は、図3,図4に示すように、先
端部のブロア1から送風される旋回流の下流側に位置す
る一部の部分2aが被加熱物Pへ延長された変形の円筒
からなる。即ち、延長されなかった部分2bが、円筒を
斜めに切断した格好となっている。この延長された部分
2aは、図3に示すように、ブロア1の中心Oからノズ
ル2の中心に延びる直線aに平行な直線bを延長されな
かった部分2bとの境界とする円弧形からなる。このノ
ズル2は、フードハウジング6の底壁6cに各気体送風
口6dと同軸に位置合わせされ(被加熱物Pに直交する
方向)て固定されている。従って、フードハウジング6
の気体送風口6dに送風された気体Wは、ノズル2に流
入することになる。
【0021】整流板3は、比較的厚みのある長方形の板
本体3aにノズル2を通過した気体Wが通過する多数の
小孔3bが開口されてなる。この整流板3は、2枚が被
加熱物Pの順送方向へ少しの間隔を介して並列され、そ
れぞれ周囲が隔壁7によって囲まれてフードハウジング
6の底壁6cに支持され、被加熱物Pに対して平行(即
ち、小孔3bの軸線が被加熱物Pに直交する。)に設置
されている。従って、フードハウジング6の底壁6cと
整流板3との間のノズル2を含む2つの空間は、整流板
3の小孔3b以外に気体Wが漏出することのない区画さ
れた供給路8が形成される。この結果、2つの供給路8
の間と周囲とには、隔壁7,フードハウジング6と外装
ハウジング4との間の空間が気体Wが還流する還流路9
として区画されることになる。なお、還流路9には、還
流される気体Wを加熱するヒータ10が収容されてい
る。
【0022】この実施の形態によると、ノズル2に対し
てブロア1が近接して対面して配置され、還流され還流
路9に収容されたヒータ10で加熱された気体Wをブロ
ア1で直ちにノズル2に送風することができるため、風
力ロスが少なくなって加加熱効率が高くなる。
【0023】さらに、ブロア1がフードハウジング6の
内部で旋回流を起こして旋回流のほぼ周方向に配列され
たフードハウジング6の気体送風口6d,ノズル2に送
風するため、フードハウジング6の内部に気体Wが滞溜
することがない。従って、ブロア1によって気体Wが各
ノズル2に対して均等,確実に送風される。
【0024】さらに、ノズル2に送風された気体Wが送
風圧力の高い旋回流の下流側で延長された部分2aによ
って送風方向をより強く規制されるため、気体Wの全体
が被加熱物Pの直交方向への送風に整流される。そし
て、ノズル2を通過した気体Wが整流板3の小孔3bに
分流されてさらに送風方向を規制され、小孔3bから噴
出する気体Wが被加熱物Pに対して直交方向から吹付け
られる。このとき、整流板3の板本体3aの厚さが比較
的厚く形成され小孔3bの軸長が比較的長く確保されて
いるため、整流板3での気体Wの整流機能が高くなる。
従って、加熱された気体Wが被加熱物Pへ均等に吹付け
られる。
【0025】さらに、被加熱物Pに対面する位置で供給
路8,還流路9が近接して区画されているため、被加熱
物Pに吹付けられた気体Wに流動性が付与され、被加熱
物Pに気体Wが滞溜することがない。特に、供給路8の
被加熱部Pの順送方向の途中に還流路9が形成されてい
ることは、気体Wへの流動性の付与に有効である。従っ
て、被加熱物Pに電子部品等の凹凸があっても流動する
気体Wによってむらなく加熱されるため、被加熱物Pの
加熱むらを生ずることがない。
【0026】以上、図示した実施の形態の外に、リフロ
ー装置以外の乾燥に利用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る乾燥装置
は、ブロアがノズルに対面されているため、風力ロスが
小さく加熱効率が高くなる効果がある。
【0028】さらに、ブロアから送風された旋回流の気
体が旋回流のほぼ周方向に配列された複数個のノズルに
均等に供給されノズルの旋回流の下流側の延長された部
分で整流されるため、気体が被加熱物へ均等に吹付けら
れる効果がある。
【0029】さらに、請求項2として、ノズルから吹出
された気体が整流板によってさらに整流されるため、気
体が被加熱物へより均等に吹付けられる効果がある。
【0030】さらに、請求項3として、還流路が近接し
て区画されて気体に流通性が付与され、被加熱物での気
体の滞溜が防止されるため、被加熱物の加熱むらを生ず
ることがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る乾燥装置の実施の形態を示す縦
断面図である。
【図2】 図1のX−X線断面図である。
【図3】 図1の要部の底面断面図である。
【図4】 図1の一部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ブロア 2 ノズル 3 整流板 7 隔壁 8 供給路 9 還流路 P 被加熱物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱対象である板形の被加熱物に対して
    直交方向に配設され被加熱物に吹付けられる加熱された
    気体を案内する筒形のノズルを備えたリフロー燥置にお
    ける熱風循環機構において、気体を旋回流として送風す
    るブロアをノズルに対面させ、ノズルをブロアから送風
    される旋回流のほぼ周方向へ複数個配列し、各ノズルの
    先端部のブロアから送風される旋回流の下流側の一部の
    部分を被加熱物側へ延長したことを特徴とするリフロー
    装置における熱風循環及び整流機構。
  2. 【請求項2】 請求項1のリフロー装置における熱風循
    環及び整流機構において、ノズルと被加熱物との間に多
    数の小孔が開口された整流板を介装したことを特徴とす
    るリフロー装置における熱風循環及び整流機構。
  3. 【請求項3】 請求項2のリフロー装置における熱風循
    環及び整流機構において、ノズルと整流板との間の加熱
    された気体の供給路が隔壁で区画され、供給路の周囲に
    被加熱物を加熱した空気が還流される還流路が設けられ
    ていることを特徴とするリフロー装置における熱風循環
    及び整流機構。
JP2000056630A 2000-03-02 2000-03-02 リフロー装置における熱風循環及び整流機構 Pending JP2001244620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056630A JP2001244620A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 リフロー装置における熱風循環及び整流機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056630A JP2001244620A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 リフロー装置における熱風循環及び整流機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001244620A true JP2001244620A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18577539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000056630A Pending JP2001244620A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 リフロー装置における熱風循環及び整流機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001244620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185246A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Central Glass Co Ltd 加熱炉内の循環ファンケーシング構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185246A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Central Glass Co Ltd 加熱炉内の循環ファンケーシング構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395903B2 (ja) 誘導加熱装置
JP3515058B2 (ja) リフロー半田付け装置
JP2913989B2 (ja) 電子装置及びそれを用いたコンピュータ
JP3831765B2 (ja) 一体型空気加熱装置を有するヤンキーフード
CN107843105A (zh) 一种循环节能粮食烘干设备
JP2001204536A (ja) ヘアードライヤー
KR102322680B1 (ko) 납땜 장치
CN114234443A (zh) 一种电磁热风机
JP2001244620A (ja) リフロー装置における熱風循環及び整流機構
JP3585750B2 (ja) リフローはんだ付け装置
JP4262804B2 (ja) 熱風加熱装置
CN101411249B (zh) 回流炉
JP4713791B2 (ja) 乾燥装置
KR102077040B1 (ko) 의류건조기
JP3994235B2 (ja) 制御装置の冷却構造
JP2001144427A (ja) リフローはんだ付け装置
JP2003090681A (ja) 熱風処理装置
CN209693330U (zh) 风筒式散热装置及电源设备
JP4122005B2 (ja) 天井型空気調和機
CN215289878U (zh) 吹风机的电热板散热结构
JP3128495B2 (ja) 外側熱風・内側排風式の穀粒乾燥機における熱風生成装置
JPH0215353Y2 (ja)
JP5202113B2 (ja) はんだ付け方法およびはんだ付け装置
JP3245187U (ja) リフロー炉
JP3874102B2 (ja) 排気ガス再循環式燃焼方法及びその燃焼装置並びに温風暖房機