JP2001204536A - ヘアードライヤー - Google Patents

ヘアードライヤー

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JP2001204536A
JP2001204536A JP2000019138A JP2000019138A JP2001204536A JP 2001204536 A JP2001204536 A JP 2001204536A JP 2000019138 A JP2000019138 A JP 2000019138A JP 2000019138 A JP2000019138 A JP 2000019138A JP 2001204536 A JP2001204536 A JP 2001204536A
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D20/00Hair drying devices; Accessories therefor
    • A45D20/04Hot-air producers
    • A45D20/08Hot-air producers heated electrically
    • A45D20/10Hand-held drying devices, e.g. air douches
    • A45D20/12Details thereof or accessories therefor, e.g. nozzles, stands
    • A45D20/122Diffusers, e.g. for variable air flow

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風口のノズルによって風量の減少を抑えな
がら風速を増加させることで風のエネルギーロスを最小
限にすることができ、良好な毛髪のセット・乾燥を行な
うことができるヘアードライヤーを提供する。 【解決手段】 送風口1及び吸込口2を有するハウジン
グ3の内部に、ファン4、モータ5、整流翼6及びヒー
タ部7を具備するヘアードライヤーAである。送風口1
のノズル8を、内側ノズル10と外側ノズル9とで構成
する。内側ノズル10に、上流側から下流側に向かって
ノズル中心軸xに向けて傾斜する傾斜部10eと、傾斜
部10eの下流側において断面形状がノズル中心軸xと
略平行に形成された平行部10fとを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘアードライヤー
に関し、詳しくは、ノズル形状によって、送風口からの
風量の減少を抑えながら風速を増加させることで、風の
エネルギーロスを最小限にしようとする技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘアードライヤーAの送風口1に
は、送風口1から送風される熱風を絞って毛髪のセッ
ト、乾燥を行なうノズル8を形成している。
【0003】そして、図9に示す特開昭58−1436
04号公報に記載のもののように、外側ノズル9と内側
ノズル10とを設けることにより、ノズル8の開口面積
を変化させているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ノズル8の開
口面積を変化させて絞るだけでは、風速の速い熱風を得
ることはできるが、ノズル8を絞ることにより風量が減
少するばかりか、風の流れにロスが生じ、結果的に風の
運動エネルギーが減少すると共に熱エネルギーが上昇し
て、風の温度が過剰に上昇し、毛髪を傷める等の問題が
生じるものであった。
【0005】そこで、ノズル8の中心軸x付近を流れる
風のみを絞り、外周部を流れる風は絞らずに送風するこ
とで、風量を減らさずに風速を上げ、風のエネルギーロ
スを小さくする方法が考えられるが、図9の上記従来例
のように、内側ノズル10を絞ると内側ノズル10の下
流側部分10fにおいて風の干渉が生じて、やはり風の
流れにロスが生じるものであった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、送風口のノズルによって風量の減少を抑えながら
風速を増加させることで風のエネルギーロスを最小限に
することができ、良好な毛髪のセット・乾燥を行なうこ
とができるヘアードライヤーを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ヘアードライヤーは、送風口1及び吸込口2を有するハ
ウジング3の内部に、ファン4、モータ5、整流翼6及
びヒータ部7を具備するヘアードライヤーAであって、
送風口1のノズル8を、内側ノズル10と外側ノズル9
とで構成し、内側ノズル10に、上流側から下流側に向
かってノズル中心軸xに向けて傾斜する傾斜部10e
と、傾斜部10eの下流側において断面形状がノズル中
心軸xと略平行に形成された平行部10fとを形成して
成ることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
に加えて、内側ノズル10と外側ノズル9とを、ノズル
中心軸xに沿った方向において重なった部分が形成され
るように配設して成ることを特徴とするものである。
【0009】また請求項3に記載の発明は、請求項1又
は2の構成に加えて、内側ノズル10の下流側端部10
aが外側ノズル9の下流側端部9aよりも下流側に配置
されると共に、内側ノズル10の上流側端部10bが外
側ノズル9の下流側端部9aの配置位置よりも上流側に
配置されるように、内側ノズル10と外側ノズル9とを
配設して成ることを特徴とするものである。
【0010】また請求項4に記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれかの構成に加えて、対向して配置される一
対の外側ノズル9の間に内側ノズル10が配置されるよ
うに形成して成ることを特徴とするものである。
【0011】また請求項5に記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれかの構成に加えて、内側ノズル10に整流
片16を形成して成ることを特徴とするものである。
【0012】また請求項6に記載の発明は、請求項5の
構成に加えて、内側ノズル10の上流側端部10bに、
ノズル中心軸xと略平行な整流片16を設けて成ること
を特徴とするものである。
【0013】また請求項7に記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれかの構成に加えて、外側ノズル9の下流側
端部9a側に、断面形状がノズル中心軸xに向けて傾斜
する傾斜部10eを設けて成ることを特徴とするもので
ある。
【0014】また請求項8に記載の発明は、請求項11
乃至7のいずれかの構成に加えて、外側ノズル9の下流
側端部9aを、内側ノズル10の上流側端部10bより
も外側に配置して成ることを特徴とすものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は全体断面図、図2はノズル8の斜視図、図
3はノズル8の断面図、図4はノズル8の正面図であ
る。
【0016】図1に示すように、ヘアードライヤーAの
円筒状のハウジング3の先端部には送風口1が、後端部
には吸込口2がそれぞれ形成されている。ここで、ヘア
ードライヤーのハウジングは、本体ハウジング15と、
本体ハウジング15の先端に形成されたノズル8とで構
成されており、ノズル8にて送風口1が形成されてい
る。このノズル8は、本実施の形態では本体ハウジング
とは別部品として構成されているが、本体ハウジング1
5と一体に形成してもよい。また本体ハウジング15の
後端部側の下面からは、ハンドル11が下方に突設され
ている。
【0017】本体ハウジング15の内部には、モータ
5、モータ5にて駆動するファン4、及びモータ5の保
持と整流のための整流翼6とから構成される送風装置1
2が内装されている。またこの送風装置12よりも下流
側(先端部側)には、送風装置12により発生した気流
を加熱するためのヒータ部7が内装されている。
【0018】一方、ハンドル11には送風装置12とヒ
ータ部7の動作のオンオフを制御するためのスイッチ1
3が設けられており、更に、ハンドル11の下端部に
は、電源供給用のコード14が取付けられている。
【0019】図2に示すように、送風口1を構成するノ
ズル8は、内側ノズル10と、内側ノズル10よりも外
側に配置されている外側ノズル9とで構成されている。
【0020】図3,4に示すように、ノズル8の全体形
状は、ノズル8から送風される風の流通方向の上流側か
ら下流側に向かって径が緩やかに小さくなる略円筒状に
形成されている。このノズル8は、内側ノズル10と、
内側ノズル10の外側に隣接して配設された外側ノズル
9とで構成されている。ここで、図3,4に示す例で
は、ノズル8は対向して配置される一対の外側ノズル9
の間に内側ノズル10が配置されるように形成されてお
り、各外側ノズル9の、内側ノズル10側の外壁を構成
する外側ノズル片9cにて、内側ノズル10が挟み込ま
れた形状となっている。また、図8に示すように、複数
の外側ノズル9を、内側ノズル10の全周を囲むように
形成しても良い。
【0021】内側ノズル10には、外側ノズル9が配置
されている側に、傾斜部10eと、この傾斜部10eよ
りも下流側に設けられた平行部10fが形成されてい
る。
【0022】ここで、ノズル8の内部を流れる風の風向
に沿ってノズル8の中心を通るノズル中心軸xを想定す
ると、内側ノズル10はその内部にノズル中心軸xが配
置されるように形成される。また、図3に示すように、
ノズル中心軸xと直交する方向から視た断面形状におい
て、内側ノズル10の上流側に形成された傾斜部10e
は、上流側から下流側に向かって、ノズル中心軸xに向
けて傾斜するように配設され、この傾斜部10eが形成
されている領域では、内側ノズル10の開口面積が上流
側から下流側に行くに従って連続的に減少するようにな
っている。また傾斜部10eの下流側に連続して形成さ
れている平行部10fは、ノズル中心軸xと略平行に形
成され、この平行部10fが形成されている領域では内
側ノズル10の開口形状が上流側から下流側に至るまで
変化しないように形成されている。この傾斜部10eと
平行部10fとの接続部分15の形状は円弧状(アール
状)に形成することで、内側ノズル10の形状の変化を
緩やかにし、この接続部分15において急激な気流の変
化が発生しないようにすることが好ましい。
【0023】また、内側ノズル10は、外側ノズル9に
挟まれた領域、あるいは外側ノズル9に囲まれた領域に
配置されると共に、内側ノズル10の下流側端部10a
が外側ノズル9の下流側端部9aよりも下流側に配置さ
れて、内側ノズル10の開口が外側ノズル9の開口より
も突出しているように形成されている。すなわち、内側
ノズル10と外側ノズル9とを、ノズル中心軸xに沿っ
た方向において重なった部分が形成されるように配設し
たものである。
【0024】このような構成によれば、内側ノズル10
の内部において、熱風の流れが内側ノズル10の傾斜部
10eに沿ってノズル中心軸xに向き、その後、内側ノ
ズル10の平行部10fに沿ってノズル中心軸xと略平
行な向きに流れることとなる。このとき内側ノズル10
内の外縁側を通る熱風の流れは空気の粘性により内側ノ
ズル10の壁面に寄せられて、内側ノズル10の内奥側
を通る熱風と内側ノズル10の外縁側を通る熱風とは互
いに干渉され難くなる。その結果、内側ノズル10内に
おける風の流れがスムーズとなり、内側ノズル10から
直進性を持った風が送風されるものである。このため、
ノズル8から送風される熱風の風量の減少を軽減しなが
らその風速を増すことができるものである。また、外側
ノズル9からも風が送風されることにより、風量を更に
確保することができるものである。
【0025】ここで、上記のように、内側ノズル10と
外側ノズル9とを、ノズル中心軸xに沿った方向におい
て重なった部分が形成されるように配設したので、内側
ノズル10と外側ノズル9の開口の配置位置を近接させ
て、外側ノズル9から送風される風と内側ノズル10か
ら送風される風とが分離せずに一体的に送風することが
でき、充分な風量を確保することができるものである。
【0026】更に、内側ノズル10の下流側端部10a
が外側ノズル9の下流側端部9aよりも下流側に配置さ
れて、内側ノズル10が外側ノズル9よりも下流側に突
出するように形成されているので、外側ノズル9の、内
側ノズル10と重なる部分が低減されており、そのた
め、内側ノズル10が形成されることによる外側ノズル
9の内部形状の変化が生じることをできるだけ抑制し
て、外側ノズル9の内部形状の変化による風向きの乱れ
をできるだけ抑制し、外側ノズル9から送風される風の
風量及び風速を充分に維持することができるものであ
る。そのため、外側ノズル9から送風される風が内側ノ
ズル10からの離れて拡散するようなことがなく、外側
ノズル9から送風される風と内側ノズル10から送風さ
れる風とが分離せずに一体的に送風することができ、ノ
ズル8から送風される熱風の充分な風量を確保すること
ができるものである。
【0027】また、上記のように、ノズル8は、対向し
て配置される一対の外側ノズル9の間に内側ノズル10
が配置されるように形成されているので、内側ノズル1
0の開口形状を、図示の略長矩形状のような、横長の開
口形状に形成することが容易である。そのため、内側ノ
ズル10から充分な風量と風速をもって送風される熱風
をセットや乾燥を行なうために毛髪に向けて送風する場
合、毛髪の配置位置に沿って熱風を容易に送風すること
ができ、セットや乾燥の作業効率が高くなるものであ
る。
【0028】また、内側ノズル10には整流片16が形
成されており、この整流片16は、上流側からノズル8
側に送られてくる熱風を、内側ノズル10と外側ノズル
9とにスムーズに分離して各ノズル8に送ることがで
き、ノズル8内の風向きの乱れを更に抑制して、充分な
風量を確保することができるものである。この整流片1
6は、図示の例では、内側ノズル10の傾斜部10eの
上流側の端部から更にその上流側に向けて形成されてお
り、ノズル中心軸xと略平行に形成されているため、特
に、熱風を分岐する分岐効果が高いものであり、また熱
風を分岐する際にその気流に乱れが生じることを抑制す
ることができるものである。
【0029】また、外側ノズル9の、下流側端部9a側
には、ノズル中心軸xに向けて傾斜する傾斜部9eが設
けられている。ここで、図示の例では、外側ノズル9全
体に亘り、ノズル中心軸xに向かう傾斜が形成されてお
り、この下流側端部9a側が傾斜部9eとして形成され
ている。内側ノズル10を配設すると、外側ノズル9の
開口面積は、内側ノズル10の開口が絞られるにしたが
って増大し、そのままでは外側ノズル9への流入抵抗が
大きくなって内側ノズル10への気流の流入量が減少し
てしまうが、このような傾斜部9eを形成することによ
り、外側ノズル9の開口面積の増大を抑制して外側ノズ
ル9への風の流入抵抗が小さくならないように調節し、
外側ノズル9における風量が過剰になることを防止する
ことができる。そして、このことによって内側ノズル1
0における風量を確保して、ノズル8から送風される熱
風の風速と風量を効果的に増大させることができるもの
である。
【0030】更に、図示の通り、外側ノズル9の下流側
端部9aを、内側ノズル10の上流側端部10bよりも
外側に位置させている。このとき、外側ノズル9の内部
には、ノズル中心軸xと平行な方向の流路17が、ノズ
ル8の内壁に阻害されることなく確保されることとな
り、外側ノズル9におる極端な風量の低下を防止してノ
ズル8から送風される風の全体的な風量の低下を抑制す
ることができる。特に傾斜部10eを設けて外側ノズル
9の風量を調整する場合、この流路17における熱風の
流通を確保することにより、傾斜部10eによる風量の
極端な低下を抑制することができるものである。
【0031】上記のような実施の形態の例に対して、図
7に示すように、外側ノズル9に傾斜部9eを形成せ
ず、外側ノズル9の外側を、ノズル中心軸xと略平行に
形成してもよい。但し、この場合は、外側ノズル9が下
流側にいくに従って開口が広くなることとなり、内側ノ
ズル10に比べて、外側ノズル9への風の流入抵抗が大
きく低減されて、内側ノズル10における風量が低減さ
れると共に、外側ノズル9における風量が増加すること
がある。その結果、風速が低下すると共に、風の流れに
ロスが生じてしまうおそれがあるため、図3に示すよう
に外側ノズル9に傾斜部10eを形成することが好まし
い。
【0032】また、図5に示すように、内側ノズル10
の上流側端部10bを外側ノズル9の下流側端部9aよ
りも下流側に配置することにより、内側ノズル10と外
側ノズル9とを重ねないように形成することものでき
る。但し、この場合、外側ノズル9から送風される風
は、内側ノズル10の外面から剥離して周囲に拡散しや
すくなり、風量の効果的な増加を行なうことが困難とな
る場合があるため、図3に示すように、内側ノズル10
と外側ノズル9とを重ねて形成することが好ましい。
【0033】更に、図6に示すように、内側ノズル10
の下流側端部10aを外側ノズル9の下流側端部9aよ
りも上流側に配置することもできる。但し、この場合
は、内側ノズル10の平行部10fにおける外側ノズル
9と平行部10fと、内側ノズル10との重なり部分イ
の断面積が増大するので、外側ノズル9内における内部
形状の乱れによる気流の乱れが増大し、外側ノズル9に
おける風量・風速が減少して、外側ノズル9内における
風圧が減少する。また、外側ノズル9内においては、内
側ノズル10の平行部10fが形成されている部分で
は、外側ノズル9の形状が内側ノズル10に向けて拡張
するようになっているが、外側ノズル9と内側ノズル1
0の平行部10fとの重なりが大きくなる結果、外側ノ
ズル9を流れる風はこの平行部10fの形状に追随しき
れずに、内側ノズル10から離れる方向に拡散しやすく
なり、そのため外側ノズル9から送風される風は周囲に
拡散しやすくなって、風量の効果的な増加を行なうこと
が困難となる場合がある。そのため、図3に示すよう
に、内側ノズル10の下流側端部10aを外側ノズル9
の下流側端部9aよりも下流側に配置することが好まし
い。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るヘ
アードライヤーは、送風口及び吸込口を有するハウジン
グの内部に、ファン、モータ、整流翼及びヒータ部を具
備するヘアードライヤーであって、送風口のノズルを、
内側ノズルと外側ノズルとで構成し、内側ノズルに、上
流側から下流側に向かってノズル中心軸に向けて傾斜す
る傾斜部と、傾斜部の下流側において断面形状がノズル
中心軸と略平行に形成された平行部とを形成するため、
ノズルから熱風が送風されるにあたっては、内側ノズル
と外側ノズルとからそれぞれ送風されることとなり、こ
のとき内側ノズルにて風向きに乱れを起こさずに熱風の
気流を絞ることにより熱風の風量を確保しながら風速を
向上することができ、更に外側ノズルからの送風によ
り、熱風の風量を更に確保することができるものであ
る。従って、熱風の温度を過剰に上げることなく、且つ
熱風の風量を充分に確保しながら風速を向上することが
できるものである。
【0035】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
に加えて、内側ノズルと外側ノズルとを、ノズル中心軸
に沿った方向において重なった部分が形成されるように
配設するため、内側ノズルと外側ノズルのそれぞれから
送風される熱風を一体的に送風することができ、更に充
分な熱風の風量を確保することができるものである。
【0036】また請求項3に記載の発明は、請求項1又
は2の構成に加えて、内側ノズルの下流側端部が外側ノ
ズルの下流側端部よりも下流側に配置されると共に、内
側ノズルの上流側端部が外側ノズルの下流側端部の配置
位置よりも上流側に配置されるように、内側ノズルと外
側ノズルとを配設するため、外側ノズル内における内部
形状の変化を低減することができて、外側ノズルから送
風される熱風の気流の乱れや、外側ノズルから送風され
る熱風の拡散を更に抑制することができる。そのため、
外側ノズルから送風される風の風量及び風速を充分に維
持することができると共に、内側ノズルと外側ノズルの
それぞれから送風される熱風を更に一体的に送風するこ
とができ、更に充分な熱風の風量を確保することができ
るものである。
【0037】また請求項4に記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれかの構成に加えて、対向して配置される一
対の外側ノズルの間に内側ノズルが配置されるように形
成するため、内側ノズルの開口を横長に形成することが
容易となり、この内側ノズルから充分な風量及び風速で
送風熱風を毛髪に向けて送風するにあたり、毛髪の配置
に沿って熱風を送風することができて、セットや乾燥等
の作業効率を向上することができるものである。
【0038】また請求項5に記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれかの構成に加えて、内側ノズルに整流片を
形成するため、ノズル内の熱風の気流の乱れを更に抑制
して、更に充分な風量を確保すると共に、熱風の過剰な
加熱を抑制することができるものである。
【0039】また請求項6に記載の発明は、請求項5の
構成に加えて、内側ノズルの上流側端部に、ノズル中心
軸と略平行な整流片を設けるため、熱風の風向きに沿っ
て熱風を内側ノズルと外側ノズルとにスムーズに分流す
ることができ、ノズル内の熱風の気流の乱れを更に抑制
して、更に充分な風量を確保すると共に、熱風の過剰な
加熱を抑制することができるものである。
【0040】また請求項7に記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれかの構成に加えて、外側ノズルの下流側端
部側に、断面形状がノズル中心軸に向けて傾斜する傾斜
部を設けるため、内側ノズルの形状が絞られることに伴
う外側ノズルの形状の拡散を、傾斜部によって相殺し
て、外側ノズルへの熱風の流入抵抗が低くなりすぎない
ようにして外側ノズルにおける風量の過剰な増大を抑制
し、内側ノズルにおける熱風の風量を更に充分確保する
ことができるものである。
【0041】また請求項8に記載の発明は、請求項1乃
至7のいずれかの構成に加えて、外側ノズルの下流側端
部を、内側ノズルの上流側端部よりも外側に配置するた
め、外側ノズル内にノズル中心軸に沿った、外側ノズル
の内部形状に阻害されない流路を確保することができ、
外側ノズル内における熱風の気流の乱れの発生を更に抑
制することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の全体構成を示す断
面図である。
【図2】同上の要部を示す斜視図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他例の要部を示す断面図
である。
【図6】更に他例の要部を示す断面図である。
【図7】更に他例の要部を示す断面図である。
【図8】更に他例の要部を示す正面図である。
【図9】従来技術を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 吐風口 2 吸込口 3 ハウジング 4 ファン 5 モータ 6 整流翼 7 ヒータ部 8 ノズル 9 外側ノズル 9a 下流側端部 9b 上流側端部 10 内側ノズル 10a 下流側端部 10b 上流側端部 10e 傾斜部 10f 平行部 16 整流片 x ノズル中心軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、外側ノズル9の、下流側端部9a側
には、ノズル中心軸xに向けて傾斜する傾斜部9eが設
けられている。ここで、図示の例では、外側ノズル9全
体に亘り、ノズル中心軸xに向かう傾斜が形成されてお
り、この下流側端部9a側が傾斜部9eとして形成され
ている。内側ノズル10を配設すると、外側ノズル9の
開口面積は、内側ノズル10の開口が絞られるにしたが
って増大し、そのままでは外側ノズル9への流入抵抗が
小さくなって内側ノズル10への気流の流入量が減少し
てしまうが、このような傾斜部9eを形成することによ
り、外側ノズル9の開口面積の増大を抑制して外側ノズ
ル9への風の流入抵抗が小さくならないように調節し、
外側ノズル9における風量が過剰になることを防止する
ことができる。そして、このことによって内側ノズル1
0における風量を確保して、ノズル8から送風される熱
風の風速と風量を効果的に増大させることができるもの
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】上記のような実施の形態の例に対して、図
7に示すように、外側ノズル9に傾斜部9eを形成せ
ず、外側ノズル9の外側を、ノズル中心軸xと略平行に
形成してもよい。但し、この場合は、外側ノズル9が下
流側にいくに従って開口が広くなることとなり、内側ノ
ズル10に比べて、外側ノズル9への風の流入抵抗が大
きく低減されて、内側ノズル10における風量が低減さ
れると共に、外側ノズル9における風量が増加すること
がある。その結果、風速が低下すると共に、風の流れに
ロスが生じてしまうおそれがあるため、図3に示すよう
に外側ノズル9に傾斜部9eを形成することが好まし
い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、図5に示すように、内側ノズル10
の上流側端部10bを外側ノズル9の下流側端部9aよ
りも下流側に配置することにより、内側ノズル10と外
側ノズル9とを重ねないように形成することもできる。
但し、この場合、外側ノズル9から送風される風は、内
側ノズル10の外面から剥離して周囲に拡散しやすくな
り、風量の効果的な増加を行なうことが困難となる場合
があるため、図3に示すように、内側ノズル10と外側
ノズル9とを重ねて形成することが好ましい。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風口及び吸込口を有するハウジングの
    内部に、ファン、モータ、整流翼及びヒータを具備する
    ヘアードライヤーであって、送風口のノズルを、内側ノ
    ズルと外側ノズルとで構成し、内側ノズルに、上流側か
    ら下流側に向かってノズル中心軸に向けて傾斜する傾斜
    部と、傾斜部の下流側において断面形状がノズル中心軸
    と略平行に形成された平行部とを形成して成ることを特
    徴とするヘアードライヤー。
  2. 【請求項2】 内側ノズルと外側ノズルとを、ノズル中
    心軸に沿った方向において重なった部分が形成されるよ
    うに配設して成ることを特徴とする請求項1に記載のヘ
    アードライヤー。
  3. 【請求項3】 内側ノズルの下流側端部が外側ノズルの
    下流側端部よりも下流側に配置されると共に、内側ノズ
    ルの上流側端部が外側ノズルの下流側端部の配置位置よ
    りも上流側に配置されるように、内側ノズルと外側ノズ
    ルとを配設して成ることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のヘアードライヤー。
  4. 【請求項4】 対向して配置される一対の外側ノズルの
    間に内側ノズルが配置されるように形成して成ることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のヘアード
    ライヤー。
  5. 【請求項5】 内側ノズルに整流片を形成して成ること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のヘアー
    ドライヤー。
  6. 【請求項6】 内側ノズルの上流側端部に、ノズル中心
    軸と略平行な整流片を設けて成ることを特徴とする請求
    項5に記載のヘアードライヤー。
  7. 【請求項7】 外側ノズルの下流側端部側に、断面形状
    がノズル中心軸に向けて傾斜する傾斜部を設けて成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のヘア
    ードライヤー。
  8. 【請求項8】 外側ノズルの下流側端部を、内側ノズル
    の上流側端部よりも外側に配置して成ることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載のヘアードライヤ
    ー。
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