JP4940769B2 - 空調ダクト - Google Patents
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Description
かかる空調ダクト9においては、コーナー部910よりも上流側の上流ダクト部911からコーナー部910よりも下流側の下流ダクト部912へと至るまでに、空気の流れ方向が、例えば、180°変わることとなる。
しかしながら、上記従来の空調ダクト9には以下のような問題がある。
また、上記のごとく、空調ダクト9内における空気の流れが乱れることによって、空気の吹出口(図示略)における騒音が増大するおそれがある。
また、下流ダクト部912の入口96を大きくして上記渦Wが流路を塞がないようにすることも考えられるが、この場合には、空調ダクト9の体格が大きくなってしまうおそれがある。
しかしながら、空調ダクト内に新たに流路を設けたり大きな部品を取り付けたりした場合、空調ダクトの小型化を図ることが困難となるおそれがある。
上記コーナー部の上流側における内側壁面には、外側に向かって突出する突出部を有する整流部材が配設されており、
上記突出部は、上流側に面する上流面部と、下流側に面する下流面部と、該下流面部と上記上流面部とをつなげるように形成された曲面部とからなり、
上記整流部材は、上記上流ダクト部を構成する壁面部材と、上記下流ダクト部を構成する壁面部材とのそれぞれに対して、シール材を介して当接することにより、上記上流ダクト部と上記下流ダクト部との間の継ぎ目を閉塞していることを特徴とする空調ダクトにある(請求項1)。
上記内側壁面には、外側に向かって突出する突出部を有する整流部材が配設されている。そして、上記突出部は、上記上流面部と上記下流面部と上記曲面部とからなる。これにより、上記空調ダクト内における空気の流れをスムーズにすることができる。
一方、上記コーナー部に流れてくる空気の流れのうち、内側の空気の流れは、上記整流部材の上流面部に当ると共に、上記曲面部と上記下流面部とに沿ってその向きを変えながら上記下流ダクト部に向かう。
その結果、上記空調ダクト内における空気の圧力損失を低減することができる。
また、上記空調ダクト内の空気の流れをスムーズにすることによって、空気の吹出口における騒音をも低減することができる。
また、上記空調ダクト内に新たに流路を設けたり、上記下流ダクト部を大きくしたりする必要がないため、上記空調ダクトの小型化をも図ることができる。
また、本発明の構成は、例えば、その上流側と下流側とにおいて空気の流れ方向の変化が45°以上となるコーナー部を有する空調ダクトに適用すると本発明の作用効果を充分に発揮することができる。
本明細書において、上記空調ダクト内に送風される空気の風上側を上流側、その反対側を下流側として説明する。
この場合には、内側の空気の流れ方向を、より円滑に上記下流ダクト部へ向かう方向に変え易くなる。
即ち、仮に本発明の構成を適用しなかった場合において、例えば、流速が比較的速い空気が上記上流面部に直接当たったときには、その空気は、その後、外側へと拡散していく場合がある。
この場合には、空気を上記曲面部と上記下流面部とに、より一層沿わせ易くなり、上記空調ダクト内の空気の流れをより一層スムーズにすることができる。
本発明の実施例にかかる空調ダクトにつき、図1〜図3を用いて説明する。
本例の空調ダクト1は、空気の流路中に空気の流れ方向が急激に変化するコーナー部10を有する。
また、上流面部11の上流側には、上流面部11から更に上流側に向かって略平板の第1背面部24が形成されている。また、下流面部12の下流側には、下流面部12から更に下流側に向かって略平板状の第2背面部25が形成されている。
該エアコンユニット8は、図3に示すごとく、空調ダクト1と、ファン用モータ(図示略)と送風羽根30とを備えた送風ファン3と、空調ダクト1内の空気を加熱するヒータと空気を冷却するエバポレータとを備えた空調ユニット(図示略)とを有する。また、エアコンユニット8は、車内に加熱又は冷却された空気を送風するための吹出口5を空調ダクト1の最下流に有している。
まず、ファン用モータによって回転駆動される送風ファン3から空気が取り入れられる。そして、空気は、内蔵された空調ユニットにより加熱又は冷却される(図示略)。その後、空気は、図1に示すごとく、内側送風口111及び外側送風口112から上流ダクト部11を介して並行にコーナー部10へ送風される。
その後、上記空気は、下流ダクト部12を流れ、更に空調ダクト1内を通過した後、吹出口5から車内へと送風される。
内側壁面100には、図1、図2に示すごとく、外側に向かって突出する突出部20を有する整流部材2が配設されている。そして、突出部20は、上流面部201と下流面部202と曲面部203とからなる。これにより、空調ダクト1内における空気の流れをスムーズにすることができる。
一方、コーナー部10に流れてくる空気の流れのうち、内側の空気Xの流れは、同図に示すごとく、整流部材2の上流面部201に当ると共に、曲面部203と下流面部202とに沿ってその向きを変えながら下流ダクト部12に向かう。
その結果、空調ダクト1内における空気の圧力損失を低減することができる。
また、空調ダクト1内の空気の流れをスムーズにすることによって、空気の吹出口5における騒音をも低減することができる。
また、空調ダクト1内に新たに流路を設けたり、下流ダクト部12を大きくしたりする必要がないため、空調ダクト1の小型化をも図ることができる。
本例は、図4、図5に示すごとく、整流部材2が、突出部20よりも上流側において、コーナー部10の外側に向かって突出する衝立部21を有する空調ダクト1の例である。
また、上記衝立部21は、上流面部21の上流側に形成されている第1背面部24の上流側端部から外方へ向かって屈曲形成されており、突出部20よりも外側に突出している。
内側送風口111より上流ダクト部11に送風された内側の空気Xは、図4に示すごとく、上記衝立部21に当たる。このとき、衝立部21と上流面部201との間の空間23には、内側の空気Xは殆ど流れ込むことがない。そのため、上記空間23は負圧となる。それ故、衝立部21に当たった内側の空気Xは、外側へと拡散することなく、負圧となっている上記空間23側、即ち、整流部材2の方へと引き込まれるように流れる。そして、内側の空気Xは、その後、曲面部203と下流面部202とに沿って流れていき、コーナー部10を曲がって下流ダクト部12へと至る。
その他は、実施例1と同様である。
整流部材2は、突出部20よりも上流側において、コーナー部10の外側に向かって突出する衝立部21を有する。これにより、内側の空気Xの流れ方向を、より円滑に下流ダクト部12へ向かう方向に変え易くなる。
即ち、仮に本発明の構成を適用しなかった場合において、例えば、流速が比較的速い空気が上流面部201に直接当たったときには、その空気は、その後、外側へと拡散していく場合がある。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
10 コーナー部
11 上流ダクト部
12 下流ダクト部
100 内側壁面
2 整流部材
20 突出部
201 上流面部
202 下流面部
203 曲面部
Claims (3)
- 空気の流路中に空気の流れ方向が急激に変化するコーナー部と、該コーナー部の上流側の上流ダクト部と、上記コーナー部の下流側の下流ダクト部とを有する空調ダクトであって、
上記コーナー部の上流側における内側壁面には、外側に向かって突出する突出部を有する整流部材が配設されており、
上記突出部は、上流側に面する上流面部と、下流側に面する下流面部と、該下流面部と上記上流面部とをつなげるように形成された曲面部とからなり、
上記整流部材は、上記上流ダクト部を構成する壁面部材と、上記下流ダクト部を構成する壁面部材とのそれぞれに対して、シール材を介して当接することにより、上記上流ダクト部と上記下流ダクト部との間の継ぎ目を閉塞していることを特徴とする空調ダクト。 - 請求項1において、上記整流部材は、上記突出部よりも上流側において、上記コーナー部の外側に向かって突出する衝立部を有することを特徴とする空調ダクト。
- 請求項2において、上記衝立部は、上記突出部よりも外側に突出していることを特徴とする空調ダクト。
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