JP2001244582A - 配線基板 - Google Patents
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Abstract
源電圧変動及び不要放射ノイズを広い周波数範囲にわた
って簡単な構造で容易に抑制することのできる配線基板
を得る。 【解決手段】絶縁基板の表面に電子部品が搭載される搭
載部を有し、且つ前記絶縁基板の裏面または内部にC
u、W、Moのうち少なくとも1種を主成分とする導体
材料からなる電源層とグラウンド層が形成されてなる配
線基板であって、電源層とグランド層(導体層)の内、
少なくとも一方の周縁にその内部領域よりも低い導電率
を有する低導電率領域を設けてなり、低導電率領域の絶
縁基板との界面の粗さを配線基板に伝送される信号の最
も高い周波数における表皮深さの2倍以上とし、低導電
率領域の導電率を70Ω-1・m-1〜5×106Ω-1・m
-1とする。
Description
ランジスタ等の半導体素子が搭載される回路基板の電圧
変動及び不要放射ノイズを抑制するための構造に関する
ものであり、特にディジタル回路を搭載した配線基板に
関するものである。
の電子部品を搭載して所定の電子回路を構成する回路基
板においては、電子部品の作動時に電源端子とグラウン
ド端子の間に高周波成分を含む貫通電流が発生し、この
高周波電流が電子回路内に伝播し、回路自体の誤動作を
引き起こしたり、不要な放射ノイズの原因となったりし
ていた。
る電子部品の近傍にデカップリングコンデンサを搭載
し、高周波電流を閉じ込める方法が取られている。ま
た、電源層とグラウンド層に接続したコンデンサを基板
外周全体に配置することにより、配線基板の電源層及び
グラウンド層に電播した高周波電流を基板端で吸収する
ことも特開平9−266361号にて提案されている。
デカップリングコンデンサを用いる方法ではデカップリ
ングコンデンサの容量と寄生インダクタンスによって決
まる特定の周波数においては高周波電流を閉じ込めるこ
とができるが、それ以外の周波数で新たに高周波電流を
発生させてしまい、これがノイズとなるなどの副作用が
あった。この問題に対しては、容量の異なる複数個のコ
ンデンサを用いる方法も提案されているが、広い周波数
範囲にわたって改善することは困難であった。
る方法は、特別な形状のコンデンサや多数のチップコン
デンサが必要であるために、コンデンサにかかるコスト
の問題あるいはコンデンサの取付けの手間などにより生
産性が低下するなどの問題があった。
を図るために、CPU、LSIの動作周波数が向上し、
高い周波数のノイズ対策が必要となってきている。そこ
で、ミリ波、マイクロ波帯域の高周波帯域におけるノイ
ズ対策が求められているが、前記の従来のノイズ除去方
法では実用的には不十分であった。
源層及びグランド層に発生するノイズ定在波を抑制する
方法として、電源層および/またはグランド層の周縁部
に0.1Ω/sq〜1000Ω/sqのシート抵抗を有
する低導電率領域を設けることを提案した。かかる方法
によれば、電圧変動の抑制効果を大きくすることができ
る。これは、導電率に換算すると5×10Ω-1・m-1〜
5×105Ω-1・m-1となる。
Hz未満程度の周波数におけるノイズ除去には適用でき
るが、1GHz以上の高周波、特にマイクロ波、ミリ波
の領域では、電流は導体と絶縁基板との界面付近を流れ
るようになり、実効的な抵抗は体積抵抗率よりも高くな
るために、上記シート抵抗の制御では十分な効果が発揮
されない場合があった。
で発生するGHz帯の電源電圧変動及び不要放射ノイズ
を広い周波数範囲にわたって簡単な構造で容易に抑制す
ることのできる配線基板を提供することを目的とする。
縁基板の表面に電子部品が搭載される搭載部を有し、且
つ前記絶縁基板の裏面または内部に電源層とグラウンド
層が形成されてなる配線基板であって、前記電源層とグ
ランド層(導体層)の内、少なくとも一方の周縁にその
内部領域よりも低い導電率を有する低導電率領域を設け
てなり、前記低導電率領域の前記絶縁基板との界面の粗
さが、前記配線基板に伝送される信号の最も高い周波数
における表皮深さの2倍以上としたことを特徴とするも
のであり、前記内部領域は、Cu、W、Moのうち少な
くとも1種を主成分とする導体材料によって形成されて
なり、特に前記低導電率領域の導電率が70Ω-1・m-1
〜5×106Ω-1・m-1であることが望ましい。
はグラウンド層の周縁に低導電率領域を設けることによ
り、ICやLSIで発生した高周波電流によるノイズを
この低導電率領域で減衰、散逸させることができるた
め、電源層及びグラウンド層間での高周波ノイズによる
共振が発生せず、電源層及びグラウンド層内の電圧変動
を抑制することができ、同時に放射ノイズも低減でき
る。
電率領域の前記絶縁基板との界面の粗さが、前記配線基
板に伝送される信号の最も高い周波数における表皮深さ
の2倍以上とすることにより、電源層やグランド層の高
周波ノイズの行路が長くなるために抵抗が大きくなり高
周波ノイズを減衰することができる。
て、具体的な構造を図面を参照しながら説明する。図1
は本発明による配線基板の第一の実施の形態を示す断面
図、図2は図1の配線基板において電源層及びグラウン
ド層だけを取り出した斜視図である。
の表面には信号伝達用の配線回路層3が形成されてお
り、電子部品としてICやLSI等の半導体素子4が配
線基板1表面に搭載され、表面の配線回路層3と接続さ
れている。
グラウンド層6が形成されており、半導体素子4は、そ
の電源端子4aおよびグラウンド端子4bを経由して、
電源層5およびグラウンド層6と絶縁基板2を貫通する
ように形成されたビア導体7によってそれぞれ電気的に
接続されている。
ト抵抗を有する内部領域aによって主として形成されて
いるが、本発明によれば、この内部領域5a、6aの周
縁に、内部領域5a、6a(以下、単に内部領域aと称
する)を取り巻くように内部領域aよりも低い導電率を
有する低導電率領域5b、6b(以下、単に低導電率領
域bと称する)が形成されている。この低導電率領域
は、導電率が、内部領域aに対して相対的に低いことを
意味するものである。特に、内部領域aにおける導電率
σ1と低導電率領域bにおける導電率σ2とは、導電率
差が1×107Ω- 1・m-1以上、特に2×107Ω-1・m
-1以上であることが望ましい。
は、一般的に配線基板における導体材料として従来から
用いられるCu、W、Mo等の導体によって形成され、
導体損による電圧降下を小さくするために、その導電率
は高い程よく、1.0×10 7Ω-1・m-1以上が望まし
い。また、導体層と絶縁基板の界面における表面粗さ
は、表面が粗いと高周波における抵抗が大きくなるた
め、0.5μm以下に小さくする事が望ましく、特に、
0.1μm以下が望ましい。
5×106Ω-1・m-1以上では高周波電流の吸収能力が
低く、70Ω-1・m-1以下では高周波電流を反射し吸収
しなくなるため、70Ω-1・m-1〜5×106Ω-1・m
-1の範囲が望ましく効果が大きい。特に、100Ω-1・
m-1〜1×104Ω-1・m-1の範囲で効果が大きい。
抗は、導体層と絶縁基板との界面の粗さによっても変化
する。これは周波数が高くなると電流が導体の表面付近
を流れるようになるため、界面における表面粗さが大き
くなると高周波信号の行路が長くなり抵抗が増すためで
ある。
の3倍の時、表皮抵抗は約2倍となる。10GHzの信
号では銅の場合、表皮深さは約0.7μmであり、表面
粗さを2μm以上にすれば表皮抵抗は約2倍となる。
域の前記絶縁基板との界面の粗さが、前記配線基板に伝
送される信号の最も高い周波数における表皮深さの2倍
以上、特に3倍以上とすることによって、高周波ノイズ
を減衰することができる。
の電磁界の強さが導体界面における値の0.368(1
/e)倍になる深さを表すパラメータであって、通常、
下記数1によって表される。
導体素子4で発生した高周波電流は電流端子4a及びグ
ラウンド端子4bより電源層5の内部領域5a及びグラ
ウンド層6の内部領域6aに伝播し、電源層5及びグラ
ウンド層6の低導電率領域bで吸収される。従って、電
源層5及びグラウンド層6内で共振を起こし定在波が発
生することがなく、圧電変動を低く抑えることができる
と同時に、放射ノイズも低減される。
には、この領域を形成する導体層中に無機粉末を添加す
る方法が好適である。無機粉末の量としては10重量%
以上が望ましい。用いる無機粉末としては、絶縁基板を
構成する成分と類似または同一であることが、密着性な
どの点から好適である。
具体的な方法としては、以下の方法が挙げられる。
等のセラミックスとする場合、これらの原料粉末をドク
ターブレード法など周知のシート成形法によって所定の
グリーンシートを作製する。そして、このグリーンシー
トの配線基板におけるグランド層や電源層の周縁部に当
たる部分のグリーンシート表面に粗く加工したパネルを
押し付けたり、その周縁部に絶縁基板と同じ成分の粗い
セラミック粉末を散りばめ、その領域に導体ペーストを
印刷塗布することによって、導体層と絶縁基板との界面
の粗さを大きくすることができる。
い絶縁基板成分の主成分または基板と同一成分のセラミ
ック粉末を添加し、低導電率の形成領域に印刷塗布す
る。このようなセラミック粉末の添加量は、10重量%
以上とすることが望ましい。
部領域aよりも低い導電率を有する導体材料によって形
成し、低導電率領域の導電率を調整することも可能であ
る。低い導電率を有する導体材料としては、SnO2、
LaB6のうち少なくとも1種を主成分とする低導電率
材料によって形成したり、Cu、W、Moから選ばれる
少なくとも1種の導体に、Re、Ruや、絶縁物を含有
させた導体材料によって形成することにより導電率を低
下させることができる。
させるために図3a)のように複数の孔8を形成した
り、b)のように複数の溝9を形成したり、さらには、
c)のように抵抗体10を点在させることによって、こ
の領域の見掛け上の導電率を低下させることができ、そ
の孔8、溝9、抵抗体10の大きさや数によって導電率
を調整できる。
0.1mm以上が望ましい。これは低導電率領域bの幅
が小さすぎると、形成が困難であると同時に、高周波電
流の吸収効果が小さいからである。低導電率領域bの幅
の上限は、内部領域aの面積が確保できる範囲内であれ
ば特に定めるものではないが、その幅が30mmを越え
てもその効果は実質的に同じである。
低導電率領域bの接続部の構造としては、それらが全く
異なる導体材料からなる場合、図4のa)に示すように
内部領域aと低導電率領域bの重なりが全くない構造で
あるよりも、b)c)のように内部領域aを構成する導
体材料a1と低導電率領域bを構成する導体材料b1と
が重なりあう構造であることが望ましい。また、電源層
5、グラウンド層6が配線基板の表面層に形成される場
合はd)のように内部領域aと低導電率領域bを形成す
る導体材料b1によって内部領域a全体を覆うように形
成しても電流は内部領域aにおける絶縁基板2との接触
する側を流れるため問題はない。
の内部に形成される場合、e)のように、電源層5、グ
ラウンド層6の対向面側に内部領域aを形成し、この領
域a全体を覆うように低導電率領域bを形成してもよ
い。その場合、ビア導体7は、内部領域aと接続するこ
とが必要である。
またはグラウンド層の他の具体的な実施形態の示す図で
ある。この図5に示すように、電源層5やグラウンド層
6は、図5a)に示されるように、複数の層に分離さ
れ、それぞれの内部領域aの周縁に低導電率領域bを形
成してもよく、b)のように、低導電率領域bは、内部
領域aの周縁において一定の間隔xをおいて形成するこ
とも可能である。その場合、その間隔xの周縁長さに対
する比率が大きくなると、ノイズの吸収量が減るため
に、上記の間隔xの和が、全周縁長さの1/3以下であ
ることが必要である。
bをシート抵抗の異なる領域b1〜b3によって構成し
てもよい。この場合、内側から外側にかけて、即ち、シ
ート抵抗がa<b1<b2<b3となるように構成する
ことが望ましい。また、b1〜b3の各領域内も内側か
ら外側にかけて連続的にシート抵抗が変化するようにす
ることもできる。
2の表面形状は、図6に示すように、a)角状、b)三
角形状、c)丸型などの反復形状でも、さらに導体層中
に無機粉末を添加した場合には図6d)のように不規則
な凹凸形状であってもよい。
アルミナ(Al2O3)を主成分とする絶縁基板から成る
ものは勿論、窒化アルミニウム(AlN)や窒化珪素
(Si 3N4)、炭化珪素(SiC)、ムライト(3Al
2O3・2SiO2)、ガラスセラミックス等を主成分と
するセラミックスのほか、エポキシ樹脂、ガラス−エポ
キシ複合材料等の有機樹脂を含有する絶縁材料によって
形成される。
びビア導体7を構成する材料としては、Cu、W、Mo
等及びこれらを含む合金が使用可能である。
体素子を搭載し、これを気密に封止する半導体素子収納
用パッケージや、半導体素子の他にコンデンサや抵抗体
等の各種電子部品が搭載される混成集積配線基板等に適
用される。
a)、b)に沿って詳細に説明する。この実施例の配線
基板では、絶縁基板11にアルミナ質焼結体を用いた。
まず、平均粒径0.2μmのAl2O3、SiO2、Mg
O、CaOの焼結助剤を7重量%添加した混合粉末にに
有機バインダー、可塑剤、溶剤を添加混合して泥漿を調
整し、該泥漿を周知のドクターブレード法により厚さ約
250μmのセラミックグリーンシートを成形する。次
に、励振点となる位置にビア13を形成するために、セ
ラミックグリーンシートに孔(あな)空け加工法によっ
てスルーホールを形成する。
る粉末原料に、適当な有機バインダ、可塑剤、溶剤等を
添加し、混合して得た金属ペーストを印刷によって前記
セラミックグリーンシートのスルーホール部に充填する
とともに、スルーホール形成部の表面に電源端子14と
なるように、前記金属ペーストを印刷塗布した。
トを、水素(H2)や窒素(N2)の混合ガスからなる還
元性雰囲気中で1600℃の温度で焼成することによ
り、縦56mm×横80mm×厚さ250μmの評価用
アルミナ基板を得た。
層15を、裏面側に電源層12を次の方法にて形成し
た。尚、低導電率領域bを形成する場合、その幅はすべ
て4mmとした。
用いてグランド層15、電源層12を低導電率領域を形
成することなく、印刷塗布し900℃で焼き付け処理し
た。
ストを用いてグランド層15おける内部領域15a、電
源層12の内部領域12aを印刷塗布し、900℃で焼
き付け処理した。但し、グランド層15の内部領域15
aについては、図7に示すように、先にタングステンに
よって形成した電源端子14の周囲に印刷塗布した。そ
してグランド層15及び電源層12の各内部領域15
a、12aの周縁に、Cu、Cu−W、Cu−Niまた
はLaB6に対して適宜アルミナ成分を表1の比率で添
加混合した金属ペーストを図4c)に示すようにして一
部内部領域15a、12aと重なるように印刷し、90
0℃で焼き付けして低導電率領域12b、15bを形成
した。
の低導電率領域12b、15bは、この形成領域に、表
面を粗く加工したパネルを押し付けて、絶縁基板の表面
を機械的に粗くした。
(D)のみに低導電率領域を形成し、試料No.9につ
いては、グランド層(G)のみに低導電率領域を形成し
た。
の励振点に設けた電源端子14及びグランド端子16に
ウェハープローブ17の先端を接触させ、ネットワーク
アナライザにて1GHzから40GHzの反射減衰量
(S11)を測定した。S11の最大値が−5dB以下
のサンプルを電圧変動の抑制効果があると判断した。
のBEM(反射電子像)から絶縁基板と低導電率領域の
導体層との界面の粗さ(Ra)を測定した。表皮深さは
500MHzにおけるCuの値3.4μmとした。
厚さ0.2mmの絶縁層の片面に幅2mm、長さ30m
mの線路を形成した基板を作製し、線路の抵抗値を4端
子測定法にて測定して求めた。尚、線路の厚さは、断面
を金属顕微鏡で観察して、導電率を算出した。
適用した試料No.4〜9のS11は5dB以上減衰し
ているのに対して、低導電率領域を形成していない試料
No.1では減衰量が5dB未満であった。また、低導
電率領域の導電率が適当な範囲であっても、低導電率領
域の絶縁基板との界面の粗さが、前記配線基板に伝送さ
れる信号の最も高い周波数における表皮深さの2倍未満
の試料No.23や、低導電率領域の導電率が低すぎる
試料No.10でも、十分な効果が発揮できず、1〜4
0GHzの高周波領域では上記比率が2倍以上であるこ
とが必要であることが理解される。
ば、電源層とグランド層の少なくとも1層の導体層の導
電率を内部領域の周縁部を囲むように低導電率領域を設
け、且つその絶縁基板との界面の表面粗さを大きくする
ことによって、ICやLSIで発生した1GHz以上の
高周波帯域、特に10GHz以上のミリ波、マイクロ波
帯域の高周波電流を電源層及びグランド層の周縁に設け
た低導電率領域で減衰、散逸することができるため、電
源層及びグランド層での定在波の発生を抑制し、電圧変
動を抑制することができ、回路の信頼性を高めることが
できる。
図である。
ウンド層の構造を説明するための概略斜視図である。
率領域の他の構造を説明するための概略図である。
域と低導電率領域との接続部の構造を説明するための概
略断面図である。
またはグラウンド層における他の構造を説明するための
概略斜視図である。
率領域の界面の構造を説明するための概略断面図であ
る。
を説明するためのa)概略斜視図とb)概略断面図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁基板の表面に電子部品が搭載される搭
載部を有し、且つ前記絶縁基板の裏面または内部に電源
層とグラウンド層が形成されてなる配線基板であって、
前記電源層とグランド層(導体層)の内、少なくとも一
方の周縁にその内部領域よりも低い導電率を有する低導
電率領域を設けてなり、前記低導電率領域の前記絶縁基
板との界面の粗さが、前記配線基板に伝送される信号の
最も高い周波数における表皮深さの2倍以上であること
を特徴とする配線基板。 - 【請求項2】前記内部領域が、Cu、W、Moのうち少
なくとも1種を主成分とする導体材料によって形成され
てなる請求項1記載の配線基板。 - 【請求項3】前記低導電率領域の導電率が70Ω-1・m
-1〜5×106Ω-1・m-1である請求項1記載の配線基
板。
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