JP2001244220A - ダイシング装置 - Google Patents
ダイシング装置Info
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- JP2001244220A JP2001244220A JP2000054159A JP2000054159A JP2001244220A JP 2001244220 A JP2001244220 A JP 2001244220A JP 2000054159 A JP2000054159 A JP 2000054159A JP 2000054159 A JP2000054159 A JP 2000054159A JP 2001244220 A JP2001244220 A JP 2001244220A
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- Japan
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- frame carrier
- main body
- load port
- elevator
- frame
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フレームキャリアが受け渡されるロードポート
が設けられたダイシング装置において、小型化を図るこ
とができるダイシング装置を提供する。 【解決手段】本発明は、一つのロードポート40に順次
受け渡された複数のフレームキャリア22を、一台のエ
レベータ50の動作によって収納部60に順次搬送し収
納する。そして、収納部60に収納されているフレーム
キャリア22内の半導体ウェーハWを、エレベータ50
の動作によって取り出し、そして、この半導体ウェーハ
Wを供給装置80によって切断部30に供給しダイス状
に切断する。このように、本発明は、一台のエレベータ
50によってフレームキャリア22の搬送と半導体ウェ
ーハWの取り出しとを実施するので、二台の搬送装置を
有するダイシング装置と比較して小型になる。
が設けられたダイシング装置において、小型化を図るこ
とができるダイシング装置を提供する。 【解決手段】本発明は、一つのロードポート40に順次
受け渡された複数のフレームキャリア22を、一台のエ
レベータ50の動作によって収納部60に順次搬送し収
納する。そして、収納部60に収納されているフレーム
キャリア22内の半導体ウェーハWを、エレベータ50
の動作によって取り出し、そして、この半導体ウェーハ
Wを供給装置80によって切断部30に供給しダイス状
に切断する。このように、本発明は、一台のエレベータ
50によってフレームキャリア22の搬送と半導体ウェ
ーハWの取り出しとを実施するので、二台の搬送装置を
有するダイシング装置と比較して小型になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップが形成され
た半導体ウェーハをストリートに沿ってダイス状に切断
するダイシング装置に係り、特にフレームキャリアが受
け渡されるロードポートを備えたダイシング装置に関す
る。
た半導体ウェーハをストリートに沿ってダイス状に切断
するダイシング装置に係り、特にフレームキャリアが受
け渡されるロードポートを備えたダイシング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハをダイス状に切断するダ
イシング装置は、円盤状の半導体ウェーハをフレームに
貼り付け、そして、パターンマッチング手段によってア
ライメントした後、ストリートに沿ってダイス状に切断
する装置である。
イシング装置は、円盤状の半導体ウェーハをフレームに
貼り付け、そして、パターンマッチング手段によってア
ライメントした後、ストリートに沿ってダイス状に切断
する装置である。
【0003】図10に示すダイシング装置1は、8イン
チ径(φ200mm)の半導体ウェーハを切断する装置
であり、切断部2、洗浄部3、カセット収納部4、搬送
装置(エレベータ)5、及び供給装置6等から構成され
ている。切断前の半導体ウェーハは、図11上破線で示
すカセット7に複数枚収納された状態で、カセット収納
部4の扉4Aを開くことにより収納部4に収納される。
この後、半導体ウェーハは、エレベータ5の動作によっ
てカセット7から順次引き出され、図10に示すエレベ
ータ本体5Aに載置される。次に、この半導体ウェーハ
は、供給装置6によってプリロードステージ8を介して
切断部2のカッティングテーブル9に載置される。ここ
で、半導体ウェーハは、カッティングテーブル9に吸着
保持される。吸着保持された半導体ウェーハは、図示し
ないCCDカメラによって撮像されるとともに、画像処
理部によって半導体ウェーハ上のパターンが画像認識さ
れ、これに基づいてアライメントされる。そして、アラ
イメントされた半導体ウェーハは、切断部2のブレード
10によってダイス状に切断される。
チ径(φ200mm)の半導体ウェーハを切断する装置
であり、切断部2、洗浄部3、カセット収納部4、搬送
装置(エレベータ)5、及び供給装置6等から構成され
ている。切断前の半導体ウェーハは、図11上破線で示
すカセット7に複数枚収納された状態で、カセット収納
部4の扉4Aを開くことにより収納部4に収納される。
この後、半導体ウェーハは、エレベータ5の動作によっ
てカセット7から順次引き出され、図10に示すエレベ
ータ本体5Aに載置される。次に、この半導体ウェーハ
は、供給装置6によってプリロードステージ8を介して
切断部2のカッティングテーブル9に載置される。ここ
で、半導体ウェーハは、カッティングテーブル9に吸着
保持される。吸着保持された半導体ウェーハは、図示し
ないCCDカメラによって撮像されるとともに、画像処
理部によって半導体ウェーハ上のパターンが画像認識さ
れ、これに基づいてアライメントされる。そして、アラ
イメントされた半導体ウェーハは、切断部2のブレード
10によってダイス状に切断される。
【0004】切断終了した半導体ウェーハは、供給装置
6によって洗浄部3に搬送され、洗浄水により洗浄され
た後、エアブローによって乾燥される。乾燥された半導
体ウェーハは、供給装置6によってエレベータ本体5A
に戻された後、エレベータ5の動作によってカセット収
納部4に向けて搬送され、図11のカセット7に収納さ
れる。以上がダイシング装置1による一枚の半導体ウェ
ーハの切断工程の流れである。
6によって洗浄部3に搬送され、洗浄水により洗浄され
た後、エアブローによって乾燥される。乾燥された半導
体ウェーハは、供給装置6によってエレベータ本体5A
に戻された後、エレベータ5の動作によってカセット収
納部4に向けて搬送され、図11のカセット7に収納さ
れる。以上がダイシング装置1による一枚の半導体ウェ
ーハの切断工程の流れである。
【0005】ところで、上述のダイシング装置1は、中
型の8インチ径用の装置なので、作業者による手作業で
カセット7を収納部4に収納するように構成されてい
る。これに対して、12インチ(φ300mm)径用の
ダイシング装置は、半導体ウェーハが大径になることか
ら、SEMI規格(E15.1)に準拠する必要があ
る。即ち、10インチ径の半導体ウェーハは、フレーム
キャリアと称されるカセットに複数枚収納された状態で
ダイシング装置にセットされるわけであるが、このフレ
ームキャリアが受け渡されるロードポートと称される場
所を、ダイシング装置に設けることが規格化されてい
る。また、ロードポートに受け渡されたフレームキャリ
アを、収納部に搬送するフレームキャリア搬送装置を設
けることも提案されている。
型の8インチ径用の装置なので、作業者による手作業で
カセット7を収納部4に収納するように構成されてい
る。これに対して、12インチ(φ300mm)径用の
ダイシング装置は、半導体ウェーハが大径になることか
ら、SEMI規格(E15.1)に準拠する必要があ
る。即ち、10インチ径の半導体ウェーハは、フレーム
キャリアと称されるカセットに複数枚収納された状態で
ダイシング装置にセットされるわけであるが、このフレ
ームキャリアが受け渡されるロードポートと称される場
所を、ダイシング装置に設けることが規格化されてい
る。また、ロードポートに受け渡されたフレームキャリ
アを、収納部に搬送するフレームキャリア搬送装置を設
けることも提案されている。
【0006】図12に示す装置は、エレベータ5に隣接
してロードポート11とフレームキャリア搬送装置12
とを設けたものである。ロードポート11にフレームキ
ャリア(不図示)が受け渡されると、搬送装置12がロ
ードポート11を下降移動させてロードポート11と一
緒にフレームキャリアを収納部に収納する。このフレー
ムキャリアに収納された半導体ウェーハは、エレベータ
5の動作によって一枚ずつ引き出され、前述したように
切断加工される。
してロードポート11とフレームキャリア搬送装置12
とを設けたものである。ロードポート11にフレームキ
ャリア(不図示)が受け渡されると、搬送装置12がロ
ードポート11を下降移動させてロードポート11と一
緒にフレームキャリアを収納部に収納する。このフレー
ムキャリアに収納された半導体ウェーハは、エレベータ
5の動作によって一枚ずつ引き出され、前述したように
切断加工される。
【0007】しかしながら、図12に示した装置は、ロ
ードポート11が一箇所なので1台のフレームキャリア
しか取り扱うことができず、生産効率を上げることがで
きないという欠点があった。
ードポート11が一箇所なので1台のフレームキャリア
しか取り扱うことができず、生産効率を上げることがで
きないという欠点があった。
【0008】図13に示す装置は、ロードポート11、
11を二箇所設けるとともに、ロードポート11毎にフ
レームキャリア搬送装置12を設けたものである。この
装置によれば、2台のフレームキャリアを取り扱うこと
ができるので、即ち、一方のフレームキャリアの交換中
に他方のフレームキャリアの半導体ウェーハを処理する
ことができるので、生産効率を上げることができるとい
う利点がある。
11を二箇所設けるとともに、ロードポート11毎にフ
レームキャリア搬送装置12を設けたものである。この
装置によれば、2台のフレームキャリアを取り扱うこと
ができるので、即ち、一方のフレームキャリアの交換中
に他方のフレームキャリアの半導体ウェーハを処理する
ことができるので、生産効率を上げることができるとい
う利点がある。
【0009】しかしながら、図13に示した装置は、ロ
ードポート11を二箇所設けたこと、及びロードポート
11毎に搬送装置12を設けたことによって、ダイシン
グ装置全体が大型になるという欠点があった。
ードポート11を二箇所設けたこと、及びロードポート
11毎に搬送装置12を設けたことによって、ダイシン
グ装置全体が大型になるという欠点があった。
【0010】そこで、図14に示す装置が提案されてい
る。この装置は、ロードポート11が一箇所設けられる
とともに、フレームキャリア搬送装置12が一台設置さ
れ、そして、二台のフレームキャリア13、13を収納
する収納部14が設けられたものである。この装置によ
れば、ロードポート11に受け渡された一台目、二台目
のフレームキャリア13が搬送装置12によって収納部
14に順次搬送されて収納される。そして、フレームキ
ャリア13内の半導体ウェーハが、エレベータ5の動作
によって一枚ずつ引き出されて切断加工される。よっ
て、図14の装置を適用すれば、ダイシング装置を大型
にすることなく、生産効率を上げることができる。
る。この装置は、ロードポート11が一箇所設けられる
とともに、フレームキャリア搬送装置12が一台設置さ
れ、そして、二台のフレームキャリア13、13を収納
する収納部14が設けられたものである。この装置によ
れば、ロードポート11に受け渡された一台目、二台目
のフレームキャリア13が搬送装置12によって収納部
14に順次搬送されて収納される。そして、フレームキ
ャリア13内の半導体ウェーハが、エレベータ5の動作
によって一枚ずつ引き出されて切断加工される。よっ
て、図14の装置を適用すれば、ダイシング装置を大型
にすることなく、生産効率を上げることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示した従来装置は、ある程度小型化が図られているも
のの、2台の搬送装置(フレームキャリア搬送装置12
とエレベータ5)を有しているので依然として大型であ
り、よって、ダイシング装置が大型になるという欠点が
あった。
に示した従来装置は、ある程度小型化が図られているも
のの、2台の搬送装置(フレームキャリア搬送装置12
とエレベータ5)を有しているので依然として大型であ
り、よって、ダイシング装置が大型になるという欠点が
あった。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ロードポート部が設けられたダイシング装置に
おいて、小型化を図ることができるダイシング装置を提
供することを目的とする。
もので、ロードポート部が設けられたダイシング装置に
おいて、小型化を図ることができるダイシング装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ウェーハをダイス状に切断する切断刃を
備えた切断部と、複数枚のウェーハが収納されたフレー
ムキャリアが受け渡される一つのロードポート部と、該
ロードポート部に受け渡されたフレームキャリアを収納
する複数の収納部と、前記ロードポート部に受け渡され
た前記フレームキャリアを前記収納部に搬送し収納する
とともに、該収納部に収納されたフレームキャリアから
前記ウェーハを取り出す一台の搬送手段と、該搬送手段
で取り出されたウェーハを前記切断部に供給する供給手
段と、を有することを特徴としている。
成するために、ウェーハをダイス状に切断する切断刃を
備えた切断部と、複数枚のウェーハが収納されたフレー
ムキャリアが受け渡される一つのロードポート部と、該
ロードポート部に受け渡されたフレームキャリアを収納
する複数の収納部と、前記ロードポート部に受け渡され
た前記フレームキャリアを前記収納部に搬送し収納する
とともに、該収納部に収納されたフレームキャリアから
前記ウェーハを取り出す一台の搬送手段と、該搬送手段
で取り出されたウェーハを前記切断部に供給する供給手
段と、を有することを特徴としている。
【0014】本発明によれば、一つのロードポート部に
順次受け渡された複数のフレームキャリアを、一台の搬
送手段によって収納部に順次搬送し収納する。そして、
フレームキャリアに収納されているウェーハを、前記搬
送手段によって取り出し、そして、このウェーハを供給
手段によって切断部に供給しダイス状に切断する。この
ように、本発明によれば、一台の搬送手段によってフレ
ームキャリアの搬送と、ウェーハの取り出しとを実施す
るので、二台の搬送装置を有する従来のダイシング装置
と比較して小型になる。
順次受け渡された複数のフレームキャリアを、一台の搬
送手段によって収納部に順次搬送し収納する。そして、
フレームキャリアに収納されているウェーハを、前記搬
送手段によって取り出し、そして、このウェーハを供給
手段によって切断部に供給しダイス状に切断する。この
ように、本発明によれば、一台の搬送手段によってフレ
ームキャリアの搬送と、ウェーハの取り出しとを実施す
るので、二台の搬送装置を有する従来のダイシング装置
と比較して小型になる。
【0015】前記搬送手段は本体、本体移動手段、第1
保持手段、第1移動手段、第2保持手段、第2移動手段
から構成されている。この搬送手段によれば、第1保持
手段を第1移動手段で移動させて、ロードポートに受け
渡されたフレームキャリアを本体に移載する。次に、本
体を本体移動手段によって受取位置から収納位置に移動
する。次いで、第1保持手段を第1移動手段で移動させ
て、本体に載置されたいるフレームキャリアを収納部に
収納する。そして、第2保持手段を第2移動手段で移動
させて、フレームキャリアに収納されているウェーハを
取り出し、本体に移載して供給手段に受け取らせる。こ
れにより、本発明の搬送手段によれば、フレームキャリ
アの搬送とウェーハの取り出しとを円滑に実施できる。
保持手段、第1移動手段、第2保持手段、第2移動手段
から構成されている。この搬送手段によれば、第1保持
手段を第1移動手段で移動させて、ロードポートに受け
渡されたフレームキャリアを本体に移載する。次に、本
体を本体移動手段によって受取位置から収納位置に移動
する。次いで、第1保持手段を第1移動手段で移動させ
て、本体に載置されたいるフレームキャリアを収納部に
収納する。そして、第2保持手段を第2移動手段で移動
させて、フレームキャリアに収納されているウェーハを
取り出し、本体に移載して供給手段に受け取らせる。こ
れにより、本発明の搬送手段によれば、フレームキャリ
アの搬送とウェーハの取り出しとを円滑に実施できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るダイシング装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
るダイシング装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0017】図1は、本発明が適用された半導体ウェー
ハのダイシング装置20の全体斜視図であり、図2はそ
の平面図である。図1のダイシング装置20は、主とし
て切断部30、ロードポート40、エレベータ(搬送手
段)50、フレームキャリア収納部60、洗浄部70、
及び供給装置80等から構成され、主として10インチ
径の半導体ウェーハを取り扱う装置である。
ハのダイシング装置20の全体斜視図であり、図2はそ
の平面図である。図1のダイシング装置20は、主とし
て切断部30、ロードポート40、エレベータ(搬送手
段)50、フレームキャリア収納部60、洗浄部70、
及び供給装置80等から構成され、主として10インチ
径の半導体ウェーハを取り扱う装置である。
【0018】このダイシング装置20による半導体ウェ
ーハWの切断工程を説明すると、まず、切断前の半導体
ウェーハWは、フレームキャリア22に予め複数枚収納
されており、このフレームキャリア22が不図示の搬送
用ロボットによってロードポート40に受け渡される。
フレームキャリア22は、エレベータ50のアーム(第
1保持手段)52、52の進退動作によってロードポー
ト40からエレベータ本体54に移載された後、エレベ
ータ本体54の下降移動によって収納部60に搬送され
て収納される。収納部60には、図3の如くフレームキ
ャリア22の収納箇所62、62が二箇所形成されてお
り、よって、二台のフレームキャリア22、22がエレ
ベータ50の前記動作によって一台ずつ収納箇所62、
62に順次収納される。二台のフレームキャリア22、
22のうち、一方のフレームキャリア22を交換中に、
他方のフレームキャリア22を処理することが出来るた
め、生産効率を上げることが出来る。
ーハWの切断工程を説明すると、まず、切断前の半導体
ウェーハWは、フレームキャリア22に予め複数枚収納
されており、このフレームキャリア22が不図示の搬送
用ロボットによってロードポート40に受け渡される。
フレームキャリア22は、エレベータ50のアーム(第
1保持手段)52、52の進退動作によってロードポー
ト40からエレベータ本体54に移載された後、エレベ
ータ本体54の下降移動によって収納部60に搬送され
て収納される。収納部60には、図3の如くフレームキ
ャリア22の収納箇所62、62が二箇所形成されてお
り、よって、二台のフレームキャリア22、22がエレ
ベータ50の前記動作によって一台ずつ収納箇所62、
62に順次収納される。二台のフレームキャリア22、
22のうち、一方のフレームキャリア22を交換中に、
他方のフレームキャリア22を処理することが出来るた
め、生産効率を上げることが出来る。
【0019】収納部60に収納されたフレームキャリア
22内の半導体ウェーハWは、エレベータ50のチャッ
ク(第2保持手段)56の進退動作によって順次引き出
され、エレベータ本体54に移載される。そして、移載
された半導体ウェーハWは、エレベータ本体54の上昇
移動によって図2に示す位置P1にセットされる。次
に、この半導体ウェーハWは、供給装置80の吸着パッ
ド82、82に吸着保持された後、供給装置80の旋回
アーム84の旋回動作によって位置P2のプリロードス
テージを介して切断部30のカッティングテーブル32
(位置P3)上に載置される。ここで、半導体ウェーハ
Wは、カッティングテーブル32に吸着保持される。吸
着保持された半導体ウェーハWは、CCDカメラ34、
36によって撮像されるとともに、不図示の画像処理部
によって半導体ウェーハW上のパターンが画像認識さ
れ、これに基づいてアライメントされる。そして、アラ
イメントされた半導体ウェーハWは、切断部30の矢印
A、Bで示すY軸方向移動と、カッティングテーブル3
2の矢印C、Dで示すX軸方向移動とによって、二本の
ストリートが二枚のブレード(切断刃)38、38で同
時に切断される。最初の二本のストリートが切断される
と、ブレード38、38はストリートの1ピッチ分だけ
Y軸方向に移動され、そして、カッティングテーブル3
2を再びX軸方向に移動させる。これによって、次の二
本のストリートが切断される。この切断動作を繰り返し
て行い、一方向(X方向)の全てのストリートの切断が
終了すると、カッティングテーブル32を90°回動さ
せて、前記切断したストリートに直交する他方向(図2
上でY方向)のストリートを二本ずつ順次切断する。こ
れにより、半導体ウェーハWがダイス状に切断される。
22内の半導体ウェーハWは、エレベータ50のチャッ
ク(第2保持手段)56の進退動作によって順次引き出
され、エレベータ本体54に移載される。そして、移載
された半導体ウェーハWは、エレベータ本体54の上昇
移動によって図2に示す位置P1にセットされる。次
に、この半導体ウェーハWは、供給装置80の吸着パッ
ド82、82に吸着保持された後、供給装置80の旋回
アーム84の旋回動作によって位置P2のプリロードス
テージを介して切断部30のカッティングテーブル32
(位置P3)上に載置される。ここで、半導体ウェーハ
Wは、カッティングテーブル32に吸着保持される。吸
着保持された半導体ウェーハWは、CCDカメラ34、
36によって撮像されるとともに、不図示の画像処理部
によって半導体ウェーハW上のパターンが画像認識さ
れ、これに基づいてアライメントされる。そして、アラ
イメントされた半導体ウェーハWは、切断部30の矢印
A、Bで示すY軸方向移動と、カッティングテーブル3
2の矢印C、Dで示すX軸方向移動とによって、二本の
ストリートが二枚のブレード(切断刃)38、38で同
時に切断される。最初の二本のストリートが切断される
と、ブレード38、38はストリートの1ピッチ分だけ
Y軸方向に移動され、そして、カッティングテーブル3
2を再びX軸方向に移動させる。これによって、次の二
本のストリートが切断される。この切断動作を繰り返し
て行い、一方向(X方向)の全てのストリートの切断が
終了すると、カッティングテーブル32を90°回動さ
せて、前記切断したストリートに直交する他方向(図2
上でY方向)のストリートを二本ずつ順次切断する。こ
れにより、半導体ウェーハWがダイス状に切断される。
【0020】切断終了した半導体ウェーハWは、カッテ
ィングテーブル32によって位置P3に戻された後、供
給装置80によって位置P4の洗浄部70のスピナテー
ブルに搬送される。ここで半導体ウェーハWは、洗浄水
により洗浄された後、エアブローによって乾燥される。
乾燥された半導体ウェーハWは、供給装置80によって
位置P1に戻された後、エレベータ50によって収納部
60に搬送され、図3のフレームキャリア22に収納さ
れる。以上が前記ダイシング装置20による一枚の半導
体ウェーハWの切断工程の流れである。
ィングテーブル32によって位置P3に戻された後、供
給装置80によって位置P4の洗浄部70のスピナテー
ブルに搬送される。ここで半導体ウェーハWは、洗浄水
により洗浄された後、エアブローによって乾燥される。
乾燥された半導体ウェーハWは、供給装置80によって
位置P1に戻された後、エレベータ50によって収納部
60に搬送され、図3のフレームキャリア22に収納さ
れる。以上が前記ダイシング装置20による一枚の半導
体ウェーハWの切断工程の流れである。
【0021】図2の切断部30は、前述の如く一対のブ
レード38、38を有し、これらのブレード38は、モ
ータ39のスピンドル39Aにそれぞれ固定されてい
る。また、モータ39、39は、図示しないスピンドル
コントローラによってY軸方向に各々独立して移動され
るように構成されている。
レード38、38を有し、これらのブレード38は、モ
ータ39のスピンドル39Aにそれぞれ固定されてい
る。また、モータ39、39は、図示しないスピンドル
コントローラによってY軸方向に各々独立して移動され
るように構成されている。
【0022】次に、エレベータ50について説明する
と、このエレベータ50は、エレベータ本体54を昇降
移動させる図4の昇降装置(本体移動手段)90、図5
のアーム52、52を進退動作させる図6のエアシリン
ダ装置(第1移動手段)110、及び図6のチャック5
6を進退動作せる図7のベルト駆動装置(第2移動手
段)120から構成される。
と、このエレベータ50は、エレベータ本体54を昇降
移動させる図4の昇降装置(本体移動手段)90、図5
のアーム52、52を進退動作させる図6のエアシリン
ダ装置(第1移動手段)110、及び図6のチャック5
6を進退動作せる図7のベルト駆動装置(第2移動手
段)120から構成される。
【0023】図4の昇降装置90は、ボールねじ装置に
よってエレベータ本体54を昇降させる装置であり、モ
ータ92、ボールねじ94、ボールナット96、及び直
動ガイド98から構成されている。ボールねじ94は、
上下方向に配設されるとともに、その上端と下端とが軸
受100、100によって支持され、また、その上端が
軸受100を貫通してモータ92の駆動軸93に連結さ
れている。ボールねじ94に螺合されているボールナッ
ト96は、エレベータ本体54の側部に突設された逆L
字形状のガイド板55の側面に固定されている。このガ
イド板55には、直動ガイド98を構成する一対のガイ
ドブロック102、102が固定され、これらのガイド
ブロック102、102が、上下方向に配設されたガイ
ドバー104に上下移動自在に嵌合されている。
よってエレベータ本体54を昇降させる装置であり、モ
ータ92、ボールねじ94、ボールナット96、及び直
動ガイド98から構成されている。ボールねじ94は、
上下方向に配設されるとともに、その上端と下端とが軸
受100、100によって支持され、また、その上端が
軸受100を貫通してモータ92の駆動軸93に連結さ
れている。ボールねじ94に螺合されているボールナッ
ト96は、エレベータ本体54の側部に突設された逆L
字形状のガイド板55の側面に固定されている。このガ
イド板55には、直動ガイド98を構成する一対のガイ
ドブロック102、102が固定され、これらのガイド
ブロック102、102が、上下方向に配設されたガイ
ドバー104に上下移動自在に嵌合されている。
【0024】このように構成された昇降装置90によれ
ば、モータ92によってボールねじ94が正転、逆転さ
れると、ボールねじ装置と直動ガイド98とによる送り
作用によってエレベータ本体54が昇降移動される。こ
れによって、エレベータ本体54が図8上実線で示す位
置(フレームキャリアの受取位置)と二点鎖線で示す位
置(フレームキャリアの収納位置及び半導体ウェーハの
取出位置)との間で昇降移動される。
ば、モータ92によってボールねじ94が正転、逆転さ
れると、ボールねじ装置と直動ガイド98とによる送り
作用によってエレベータ本体54が昇降移動される。こ
れによって、エレベータ本体54が図8上実線で示す位
置(フレームキャリアの受取位置)と二点鎖線で示す位
置(フレームキャリアの収納位置及び半導体ウェーハの
取出位置)との間で昇降移動される。
【0025】図6のエアシリンダ装置110は、シリン
ダ本体112のピストン114の配設方向が、アーム5
2、52の進退方向と平行になるようにシリンダ本体1
12がエレベータ本体54(図4参照)に固定されてい
る。また、図6のピストン114の先端が、アーム5
2、52を連結する連結板116に固定されている。連
結板116は、図5に示すようにエレベータ本体54に
スライド自在に支持されている。
ダ本体112のピストン114の配設方向が、アーム5
2、52の進退方向と平行になるようにシリンダ本体1
12がエレベータ本体54(図4参照)に固定されてい
る。また、図6のピストン114の先端が、アーム5
2、52を連結する連結板116に固定されている。連
結板116は、図5に示すようにエレベータ本体54に
スライド自在に支持されている。
【0026】このように構成されたエアシリンダ装置1
10によれば、ピストン114を収縮動作させると、連
結板116がシリンダ本体112に向けて移動されるの
で、一対のアーム52、52が図5の如く、エレベータ
本体54から突出する。突出したアーム52、52は、
図1のロードポート40の両側に形成された溝42、4
2に挿入される。これにより、ロードポート40に受け
渡されたフレームキャリア22の下面がアーム52、5
2に支持される。この状態で、ピストン114を伸長動
作させると、連結板116がシリンダ本体112から退
避する方向に移動され、アーム52、52が図3上実線
で示す元の位置に戻される。これによって、フレームキ
ャリア22がアーム52、52を介してエレベータ本体
54に載置される。
10によれば、ピストン114を収縮動作させると、連
結板116がシリンダ本体112に向けて移動されるの
で、一対のアーム52、52が図5の如く、エレベータ
本体54から突出する。突出したアーム52、52は、
図1のロードポート40の両側に形成された溝42、4
2に挿入される。これにより、ロードポート40に受け
渡されたフレームキャリア22の下面がアーム52、5
2に支持される。この状態で、ピストン114を伸長動
作させると、連結板116がシリンダ本体112から退
避する方向に移動され、アーム52、52が図3上実線
で示す元の位置に戻される。これによって、フレームキ
ャリア22がアーム52、52を介してエレベータ本体
54に載置される。
【0027】図7のベルト駆動装置120は、無端状ベ
ルト122の往復移動によってチャック56を進退移動
させる装置である。ベルト122は、モータ124の駆
動軸125に固定された駆動プーリ126と従動プーリ
128とによって張設されている。また、ベルト122
の所定の位置には、連結部材130が固定されており、
連結部材130は、ケース132に固定されている。こ
のケース132には、チャック56を構成する一対の挟
圧板134、134を駆動するモータ(不図示)が内蔵
されるとともに、その下部にガイドブロック136が固
定されている。ガイドブロック136は、ベルト122
の配設方向と平行に配設されたガイドバー138にスラ
イド自在に嵌合されている。なお、符号140は支持板
であり、この支持板140にモータ124が固定される
とともに、従動プーリ128の支軸142が固定されて
いる。
ルト122の往復移動によってチャック56を進退移動
させる装置である。ベルト122は、モータ124の駆
動軸125に固定された駆動プーリ126と従動プーリ
128とによって張設されている。また、ベルト122
の所定の位置には、連結部材130が固定されており、
連結部材130は、ケース132に固定されている。こ
のケース132には、チャック56を構成する一対の挟
圧板134、134を駆動するモータ(不図示)が内蔵
されるとともに、その下部にガイドブロック136が固
定されている。ガイドブロック136は、ベルト122
の配設方向と平行に配設されたガイドバー138にスラ
イド自在に嵌合されている。なお、符号140は支持板
であり、この支持板140にモータ124が固定される
とともに、従動プーリ128の支軸142が固定されて
いる。
【0028】このように構成されたベルト駆動装置12
0によれば、モータ124を駆動してベルト122を図
7上で反時計回り方向に移動させると、連結部材130
を介してチャック56がガイドバー138に沿って矢印
A方向に移動される。そして、チャック56がガイドバ
ー138の先端部まで移動するとモータ124が停止さ
れ、チャック56の移動が停止される。この位置でチャ
ック56は、図8の収納部60に収納されているフレー
ムキャリア22内の半導体ウェーハWを取り出すことが
できる。そして、チャック56の一対の挟圧板134、
134が互いに近づく方向にモータで駆動されると、一
対の挟圧板134、134によって前記半導体ウェーハ
Wが把持される。この状態で、モータ124を先とは逆
方向に駆動してベルト122を図7上で時計回り方向に
移動させると、連結部材130を介してチャック56が
ガイドバー138に沿って矢印B方向に移動される。そ
して、チャック56が図7上実線で示す元の位置まで移
動するとモータ124が停止され、チャック56の移動
が停止される。この位置で挟圧板134、134よる把
持が解除され、半導体ウェーハWがエレベータ本体54
に載置される。
0によれば、モータ124を駆動してベルト122を図
7上で反時計回り方向に移動させると、連結部材130
を介してチャック56がガイドバー138に沿って矢印
A方向に移動される。そして、チャック56がガイドバ
ー138の先端部まで移動するとモータ124が停止さ
れ、チャック56の移動が停止される。この位置でチャ
ック56は、図8の収納部60に収納されているフレー
ムキャリア22内の半導体ウェーハWを取り出すことが
できる。そして、チャック56の一対の挟圧板134、
134が互いに近づく方向にモータで駆動されると、一
対の挟圧板134、134によって前記半導体ウェーハ
Wが把持される。この状態で、モータ124を先とは逆
方向に駆動してベルト122を図7上で時計回り方向に
移動させると、連結部材130を介してチャック56が
ガイドバー138に沿って矢印B方向に移動される。そ
して、チャック56が図7上実線で示す元の位置まで移
動するとモータ124が停止され、チャック56の移動
が停止される。この位置で挟圧板134、134よる把
持が解除され、半導体ウェーハWがエレベータ本体54
に載置される。
【0029】次に、前記の如く構成されたエレベータ5
0の作用について説明する。
0の作用について説明する。
【0030】まず、ロードポート40に一台目のフレー
ムキャリア22が受け渡されると、図3上実線で示した
受取位置にあるエレベータ本体54のアーム52、52
をエアシリンダ装置110によって進出移動させて溝4
2、42に挿入する。これにより、フレームキャリア2
2の下方にアーム52、52が位置する。
ムキャリア22が受け渡されると、図3上実線で示した
受取位置にあるエレベータ本体54のアーム52、52
をエアシリンダ装置110によって進出移動させて溝4
2、42に挿入する。これにより、フレームキャリア2
2の下方にアーム52、52が位置する。
【0031】次に、エレベータ本体54を昇降装置90
によって若干量上昇移動させ、ロードポート40に受け
渡されたフレームキャリア22をアーム52、52によ
ってロードポート40から持ち上げる。この状態でアー
ム52、52を退避移動させて、フレームキャリア22
をアーム52、52を介してエレベータ本体54に移載
する。
によって若干量上昇移動させ、ロードポート40に受け
渡されたフレームキャリア22をアーム52、52によ
ってロードポート40から持ち上げる。この状態でアー
ム52、52を退避移動させて、フレームキャリア22
をアーム52、52を介してエレベータ本体54に移載
する。
【0032】次いで、エレベータ本体54を昇降装置9
0によって下降移動させ、一台目のフレームキャリア2
2が、指定された収納箇所62の対向位置に位置したと
ころでエレベータ本体54の下降移動を停止させる。こ
の状態で、アーム52、52をエアシリンダ装置110
によって進出移動させ、アーム52、52に保持されて
いる一台目のフレームキャリア22を前記収納箇所62
に挿入し収納する。収納後、アーム52、52を退避移
動させ、アーム52、52を元の位置に復帰させる。こ
れにより、一台目のフレームキャリア22が収納部60
に収納される。そして、二台目のフレームキャリア22
を収納する場合には、前述した一台目のフレームキャリ
ア22の収納動作を繰り返せばよい。
0によって下降移動させ、一台目のフレームキャリア2
2が、指定された収納箇所62の対向位置に位置したと
ころでエレベータ本体54の下降移動を停止させる。こ
の状態で、アーム52、52をエアシリンダ装置110
によって進出移動させ、アーム52、52に保持されて
いる一台目のフレームキャリア22を前記収納箇所62
に挿入し収納する。収納後、アーム52、52を退避移
動させ、アーム52、52を元の位置に復帰させる。こ
れにより、一台目のフレームキャリア22が収納部60
に収納される。そして、二台目のフレームキャリア22
を収納する場合には、前述した一台目のフレームキャリ
ア22の収納動作を繰り返せばよい。
【0033】次に、収納部60に収納されているフレー
ムキャリア22内の半導体ウェーハWを取り出す場合に
は、まず、エレベータ本体54を昇降装置90で移動さ
せ、エレベータ本体54を、取り出す半導体ウェーハW
が収納されたフレームキャリア22の対向位置で停止さ
せる。この状態で、チャック56をベルト駆動装置12
0によって取り出し位置に位置させ、そして、チャック
56の一対の挟圧板134、134によって半導体ウェ
ーハWを把持する。この後、チャック56をベルト駆動
装置120によって先とは逆方向に移動させ、一対の挟
圧板134、134で取り出された半導体ウェーハWを
エレベータ本体54に載置する。
ムキャリア22内の半導体ウェーハWを取り出す場合に
は、まず、エレベータ本体54を昇降装置90で移動さ
せ、エレベータ本体54を、取り出す半導体ウェーハW
が収納されたフレームキャリア22の対向位置で停止さ
せる。この状態で、チャック56をベルト駆動装置12
0によって取り出し位置に位置させ、そして、チャック
56の一対の挟圧板134、134によって半導体ウェ
ーハWを把持する。この後、チャック56をベルト駆動
装置120によって先とは逆方向に移動させ、一対の挟
圧板134、134で取り出された半導体ウェーハWを
エレベータ本体54に載置する。
【0034】次に、エレベータ本体54を昇降装置90
によって上昇移動させ、受取位置に位置させる。これに
より、エレベータ本体54に載置されている半導体ウェ
ーハWが、供給装置80によって吸着保持され、切断部
30に供給される。
によって上昇移動させ、受取位置に位置させる。これに
より、エレベータ本体54に載置されている半導体ウェ
ーハWが、供給装置80によって吸着保持され、切断部
30に供給される。
【0035】図8は、エレベータ50によって搬送され
るフレームキャリア22の搬送経路Aと半導体ウェーハ
Wの搬送経路Bとを示した模式図である。これに対し、
図9は、図14の従来装置によって搬送されるフレーム
キャリア13の搬送経路Aと半導体ウェーハの搬送経路
Bとを示した模式図である。
るフレームキャリア22の搬送経路Aと半導体ウェーハ
Wの搬送経路Bとを示した模式図である。これに対し、
図9は、図14の従来装置によって搬送されるフレーム
キャリア13の搬送経路Aと半導体ウェーハの搬送経路
Bとを示した模式図である。
【0036】これらの図から分かるように、図8の装置
は一台のエレベータ50によってフレームキャリア22
の搬送と半導体ウェーハWの搬送とを実施する装置なの
で、図9の二台の搬送装置12、5を有する従来のダイ
シング装置と比較して、搬送装置12の分だけダイシン
グ装置20が小型になる。
は一台のエレベータ50によってフレームキャリア22
の搬送と半導体ウェーハWの搬送とを実施する装置なの
で、図9の二台の搬送装置12、5を有する従来のダイ
シング装置と比較して、搬送装置12の分だけダイシン
グ装置20が小型になる。
【0037】また、本実施の形態では、エレベータ50
に、フレームキャリア22を搬送するためのアーム52
とエアシリンダ装置110とを設けるとともに、半導体
ウェーハWを取り出すためのチャック56とベルト駆動
装置120とを設け、フレームキャリア22の搬送と半
導体ウェーハWの取り出しとを別個の装置で実施するよ
うにしたので、フレームキャリア22の搬送と半導体ウ
ェーハWの取り出しとを円滑に実施できる。
に、フレームキャリア22を搬送するためのアーム52
とエアシリンダ装置110とを設けるとともに、半導体
ウェーハWを取り出すためのチャック56とベルト駆動
装置120とを設け、フレームキャリア22の搬送と半
導体ウェーハWの取り出しとを別個の装置で実施するよ
うにしたので、フレームキャリア22の搬送と半導体ウ
ェーハWの取り出しとを円滑に実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るダイシ
ング装置によれば、ロードポートを備えたダイシング装
置において、一台の搬送手段によってフレームキャリア
の搬送とウェーハの取り出しとを実施するので、二台の
搬送装置を有するダイシング装置と比較して小型化を図
ることができる。
ング装置によれば、ロードポートを備えたダイシング装
置において、一台の搬送手段によってフレームキャリア
の搬送とウェーハの取り出しとを実施するので、二台の
搬送装置を有するダイシング装置と比較して小型化を図
ることができる。
【図1】本発明が適用されたダイシング装置の全体斜視
図
図
【図2】図1に示したダイシング装置の平面図
【図3】ロードポートとエレベータとを示す要部斜視図
【図4】エレベータ本体の昇降装置の構造を示す要部斜
視図
視図
【図5】エレベータ本体の構造を示す全体斜視図
【図6】エレベータ本体の要部構造図
【図7】エレベータのチャックとベルト駆動装置とを示
す斜視図
す斜視図
【図8】本発明のエレベータによるフレームキャリアと
ウェーハの搬送経路を示す模式図
ウェーハの搬送経路を示す模式図
【図9】従来装置によるフレームキャリアとウェーハの
搬送経路を示す模式図
搬送経路を示す模式図
【図10】8インチ径の半導体ウェーハを処理するダイ
シング装置の全体斜視図
シング装置の全体斜視図
【図11】図10のダイシング装置に設けられた収納部
とエレベータの要部斜視図
とエレベータの要部斜視図
【図12】ロードポートが設けられたダイシング装置の
第1従来例を示す要部斜視図
第1従来例を示す要部斜視図
【図13】ロードポートが設けられたダイシング装置の
第2従来例を示す要部斜視図
第2従来例を示す要部斜視図
【図14】ロードポートが設けられたダイシング装置の
第3従来例を示す要部斜視図
第3従来例を示す要部斜視図
20…ダイシング装置、22…フレームキャリア、30
…切断部、40…ロードポート、50…エレベータ、5
2…アーム、54…エレベータ本体、56…チャック、
60…フレームキャリア収納部、70…洗浄部、80…
供給装置、90…昇降装置、110…エアシリンダ装
置、120…ベルト駆動装置
…切断部、40…ロードポート、50…エレベータ、5
2…アーム、54…エレベータ本体、56…チャック、
60…フレームキャリア収納部、70…洗浄部、80…
供給装置、90…昇降装置、110…エアシリンダ装
置、120…ベルト駆動装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3C033 BB04 HH16 HH26 MM02 MM06 5F031 CA02 FA01 FA03 FA11 FA12 FA15 GA24 GA49 GA51 JA04 JA40 MA34
Claims (2)
- 【請求項1】 ウェーハをダイス状に切断する切断刃を
備えた切断部と、 複数枚のウェーハが収納されたフレームキャリアが受け
渡される一つのロードポート部と、 該ロードポート部に受け渡されたフレームキャリアを収
納する複数の収納部と、 前記ロードポート部に受け渡された前記フレームキャリ
アを前記収納部に搬送し収納するとともに、該収納部に
収納されたフレームキャリアから前記ウェーハを取り出
す一台の搬送手段と、 該搬送手段で取り出されたウェーハを前記切断部に供給
する供給手段と、 を有することを特徴とするダイシング装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、 前記フレームキャリア及び前記ウェーハが載置される本
体と、 前記ロードポート部に受け渡されたフレームキャリアを
受け取る受取位置とフレームキャリアを前記収納部に収
納する収納位置との間で、前記本体を移動する本体移動
手段と、 前記本体に設けられるとともに前記ロードポート部に受
け渡された前記フレームキャリアを保持する第1保持手
段と、 該第1保持手段を移動させて前記フレームキャリアを前
記ロードポート部から前記本体に移載するとともに、該
移載されたフレームキャリアを第1保持手段を移動させ
ることによって該本体から前記収納部に収納する第1移
動手段と、 前記本体に設けられるとともにウェーハを保持する第2
保持手段と、 該第2保持手段を移動させて前記フレームキャリアから
ウェーハを取り出して前記本体に移載する第2移動手段
と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のダイシング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000054159A JP2001244220A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ダイシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000054159A JP2001244220A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ダイシング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001244220A true JP2001244220A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18575450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000054159A Pending JP2001244220A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ダイシング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001244220A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102205562A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 株式会社东京精密 | 切割装置以及切割方法 |
JP2014007216A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Lintec Corp | シート貼付装置および貼付方法 |
JP2014017308A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Lintec Corp | シート貼付装置およびシート貼付方法 |
JP2018182159A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 株式会社ディスコ | レーザー加工装置 |
JP2018181951A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
JP6906674B1 (ja) * | 2020-12-11 | 2021-07-21 | リンテック株式会社 | フレーム収容装置およびフレーム収容方法 |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000054159A patent/JP2001244220A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102205562B (zh) * | 2010-03-29 | 2015-06-24 | 株式会社东京精密 | 切割装置以及切割方法 |
JP2011228726A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置及びダイシング方法 |
JP2011228641A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置及びダイシング方法 |
JP2011254111A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-12-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置及びダイシング方法 |
KR101258444B1 (ko) * | 2010-03-29 | 2013-04-26 | 가부시키가이샤 토쿄 세이미쯔 | 다이싱 장치 및 다이싱 방법 |
CN102205562A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 株式会社东京精密 | 切割装置以及切割方法 |
KR101419317B1 (ko) * | 2010-03-29 | 2014-08-13 | 가부시키가이샤 토쿄 세이미쯔 | 다이싱 장치 및 다이싱 방법 |
JP2014007216A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Lintec Corp | シート貼付装置および貼付方法 |
JP2014017308A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Lintec Corp | シート貼付装置およびシート貼付方法 |
JP2018181951A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
JP2018182159A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 株式会社ディスコ | レーザー加工装置 |
JP6906674B1 (ja) * | 2020-12-11 | 2021-07-21 | リンテック株式会社 | フレーム収容装置およびフレーム収容方法 |
JP2022092820A (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-23 | リンテック株式会社 | フレーム収容装置およびフレーム収容方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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