JP2626319B2 - ダイボンド方法およびその装置 - Google Patents

ダイボンド方法およびその装置

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JP2626319B2 JP16546491A JP16546491A JP2626319B2 JP 2626319 B2 JP2626319 B2 JP 2626319B2 JP 16546491 A JP16546491 A JP 16546491A JP 16546491 A JP16546491 A JP 16546491A JP 2626319 B2 JP2626319 B2 JP 2626319B2
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chip
vacuum suction
stock tray
chips
vacuum
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啓明 田上
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードフレームにチッ
プを固着するダイボンド方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のダイボンド装置の概略全
体図である。同図において、11はレール、12はこの
レール11上を運ばれるリードフレーム、13はこのリ
ードフレーム12上に構成された送り爪、14はステー
ジ、15はチップ、16はコレット、17はこのコレッ
ト16を取り付けるボンディングヘッド、18は上下動
ユニット、19はXY方向駆動モータ、20はこのXY
方向モータ19を取り付けたXYテーブル、21はウェ
ハリング、22はこのウェハリング21で保持されたウ
ェハ、23はこのウェハ22上に形成された素子をトラ
ンスファするヘッド、24はチップストックトレイ、2
5はY方向スライドユニットである。図4は従来のチッ
プストックトレイ取付部の詳細を示す斜視図である。図
中26はチップストックトレイに形成されたポケット、
27は位置決めブロック、28は固定プレート、29は
固定プレート28を固定、取り外しするねじである。
【0003】次に、動作について説明する。レール11
上で案内されたリードフレーム12は図示しない駆動系
で送り爪13が矢印に示すボックス動作を行うことによ
りピッチ送りされる。リードフレーム12がボンディン
グ点まで送られるとステージ14上に載置されたチップ
15をボンディングヘッド17の先端に取り付けられた
コレット16により真空吸着しリードフレーム12上に
搬送固着される。なお、チップ15は図示しない他のユ
ニットによりウェハリング21とともにウェハ22は位
置決めされ、良品のみ選別された後、ヘッド23により
真空吸着されチップストックトレイ24上のプレース点
のポケット26に置かれ、Y方向スライドユニット25
によりピックアップ点に送られたチップは、ヘッド23
によりピックアップされステージ14に搬送される。次
にチップサイズが変更になった場合、図4に示すチップ
ストックトレイ24を交換する必要が生じる。すなわ
ち、図示しないばね力によって固定プレート28はチッ
プストックトレイ24を位置決めブロック27に押し当
てて保持されており、作業者はネジ29をゆるめて固定
プレート28を移動させてチップストックトレイ24を
チップに対応した別のチップストックトレイと交換す
る。なお、チップトレイユニットは、ウェハの交換時に
ストックして置いたチップをボンディングすることによ
って、装置そのものの稼働を維持することができるため
のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイボンド装置
およびその製造方法は以上のように構成されているの
で、チップサイズが変わる毎にチップトレイを交換しな
ければならず、このため交換の作業時間を要し、またチ
ップに対応したチップトレイが必要となるとともにチッ
プトレイの管理が必要となる。また、チップトレイ上の
ポケットの中でチップが動くことにより、チップがトレ
イポケット側面に接触してチップに損傷が発生するとと
もに、ピックアップしてステージに置いたときに位置が
不安定になるという問題があった。本発明は上記した従
来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とする
ところは、チップストックトレイをチップサイズの変更
により交換する必要をなくすとともに、チップへの損傷
を防止し、またステージに載置した時点でのチップのば
らつきを防止したダイボンド装置およびその製造方法を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るダイボンド方法は、シート上で個々の
半導体チップに分離した半導体ウェハから前記チップを
コレットでピックアップしチップストックトレーに搬送
する工程と、このチップストックトレーに搬送されたチ
ップを真空吸着し前記チップストックトレー上面に固定
する工程と、前記チップストックトレー上のチップをコ
レットで吸着後にチップに対するチップストックトレー
の真空吸着を解除する工程と、この真空吸着の解除後に
チップをピックアップし主ステージ上へ搬送する工程
と、この主ステージ上のチップをリードフレーム上にボ
ンディングする工程とからなる。 また、本発明に係るダ
イボンド装置は、シート上で個々の半導体チップに分離
した半導体ウェハから前記チップをコレットでピックア
ップしチップストックトレーに搬送する第1の搬送手段
と、前記チップストックトレーに搬送されたチップを真
空吸着し前記チップストックトレー上面に固定する真空
吸着手段と、前記チップストックトレー上のチップをコ
レットで吸着ピックアップし主ステージ上へ搬送する第
2のチップ搬送手段と、この第2のチップ搬送手段のコ
レットによる吸着ピックアップの際に前記真空吸着手段
の真空吸着を解除する解除手段と、前記主ステージ上の
チップをリードフレーム上にボンディングするボンディ
ング手段とを備えたものである。 また、本発明に係るダ
イボンド装置は、チップストックトレーには、上面に複
数のチップをそれぞれ真空吸着する複数の真空吸着口が
形成されるとともに、これら複数の真空吸着口と連通す
る連通孔とが形成され、前記真空吸着口と連通孔との間
を選択的に連通・遮断するように前記チップストックト
レー内を移動自在に貫通し前記真空吸着口のそれぞれに
配設された複数のスライドシャフトと、この複数のスラ
イドシャフトのそれぞれの一端に係合しこのスライドシ
ャフトを移動させて前記真空吸着口と連通孔との間を連
通させる第1の係合子と、この第1の係合子と対応して
移動し前記複数のスライドシャフトのそれぞれの他端に
係合しこのスライドシャフトを移動させて前記真空吸着
口と連通孔との間を遮断させる第2の係合子とを備えた
ものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、チップをチップストックトレ
ーに真空吸着により固定するようにしたので、チップサ
イズに関係なく1つのトレイで適用でき、またチップが
当接するものもない。また、本発明によれば、各真空吸
着口は1つの連通孔を介して真空状態が形成され、真空
吸着口と連通孔との間を選択的に連通・遮断する複数の
スライドシャフトは一対の係合子により駆動される。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図にもとづいて説明
する。図1は本発明のチップストックトレイ取付部の詳
細を示す斜視図である。同図において、従来技術と同一
の符号を付したものは同一の構成を示すもので詳細な説
明は省略する。2はチップ15を載置する複数の吸着穴
6を有しチップ15をストックするチップストックステ
ージ、3はステージ2の吸着穴6に対応してステージ2
内を摺動自在に配設されて吸着穴6の真空状態を変える
スライドシャフト、4、5はステージ2の両側面に配設
されてスライドシャフト3の摺動位置を決めるガイドプ
レートB、A、7aは吸着穴6を真空状態にする図示し
ない真空ポンプに接続された真空管である。この真空管
7aは図2に示すように、各吸着穴6の下方に穿設され
た挿通孔7と連設されている。また、スライドシャフト
3のほぼ中央部には小径の段部8が形成されている。
【0008】以下動作について説明する。スライドシャ
フト3のうち、ガイドプレートA5の側面に当接してい
るスライドシャフト群3aは、図2(A)に示すよう
に、段部8が挿通孔7に位置しているので、挿通孔7は
開放状態にあり、このためスライドシャフト群3aに対
応した吸着穴6は真空状態にあり、チップ15はストッ
クステージ2に固定されている。一方、スライドシャフ
ト3のうち、ガイドプレートB4の側面に当接している
スライドシャフト群3bは、図2(B)に示すように、
段部8が挿通孔7からずれて位置しているので、挿通孔
7は閉鎖状態にあり、このためスライドシャフト群3b
に対応した吸着穴6は真空状態が解除しており、チップ
15はストックステージ2に載置されているのみで、固
定はされていない。したがって、この位置がチップ15
のピックアップ点となり、Y方向スライドユニット25
によりにこのピックアップ点に送られたチップ15はヘ
ッド23によりピックアップされステージ14に搬送さ
れる。吸着穴6間の配設位置関係は、各種の形状のチッ
プが互いに当接することなく載置できるように設計され
ている。なお、本実施例では、チップをストックする場
合について説明したが、基板への実装機の場合、パッケ
ージ等をストックする必要があるときにも適用できる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップストックトレーに搬送されたチップを真空吸着し
てチップストックトレー上面に固定するようにしたこと
により、従来のような位置決め凹所が不要となるととも
に、チップサイズに関係なくチップストックトレーの共
用化が図れる。また、本発明によれば、各真空吸着口は
1つの連通孔を介して真空状態が形成されるようにした
ので、各真空吸着口毎に真空配管を設ける必要がなく、
かつ複数のスライドシャフトの駆動を一対の係合子で行
うようにしたので、各シャフト毎に駆動手段を設ける必
要なく、このため構成が簡易となるとともに安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の詳細斜視図である。
【図2】本発明の動作を示す側断面図である。
【図3】従来装置の全体外観図である。
【図4】従来の斜視図である。
【符号の説明】
2 ストックステージ 3 スライドシャフト 4 ガイドプレートB 5 ガイドプレートA 6 吸着穴 7 真空穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート上で個々の半導体チップに分離し
    た半導体ウェハから前記チップをコレットでピックアッ
    プしチップストックトレーに搬送する工程と、このチッ
    プストックトレーに搬送されたチップを真空吸着し前記
    チップストックトレー上面に固定する工程と、前記チッ
    プストックトレー上のチップをコレットで吸着後にチッ
    プに対するチップストックトレーの真空吸着を解除する
    工程と、この真空吸着の解除後にチップをピックアップ
    し主ステージ上へ搬送する工程と、この主ステージ上の
    チップをリードフレーム上にボンディングする工程とか
    らなることを特徴とするダイボンド方法。
  2. 【請求項2】 シート上で個々の半導体チップに分離し
    た半導体ウェハから前記チップをコレットでピックアッ
    プしチップストックトレーに搬送する第1の搬送手段
    と、前記チップストックトレーに搬送されたチップを真
    空吸着し前記チップストックトレー上面に固定する真空
    吸着手段と、前記チップストックトレー上のチップをコ
    レットで吸着ピックアップし主ステージ上へ搬送する第
    2のチップ搬送手段と、この第2のチップ搬送手段のコ
    レットによる吸着ピックアップの際に前記真空吸着手段
    の真空吸着を解除する解除手段と、前記主ステージ上の
    チップをリードフレーム上にボンディングするボンディ
    ング手段とを備えたことを特徴とするダイボンド装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のダイボンド装置におい
    て、チップストックトレーには、上面に複数のチップを
    それぞれ真空吸着する複数の真空吸着口が形成されると
    ともに、これら複数の真空吸着口と連通する連通孔とが
    形成され、前記真空吸着口と連通孔との間を選択的に連
    通・遮断するように前記チップストックトレー内を移動
    自在に貫通し前記真空吸着口のそれぞれに配設された複
    数のスライドシャフトと、この複数のスライドシャフト
    のそれぞれの一端に係合しこのスライドシャフトを移動
    させて前記真空吸着口と連通孔との間を連通させる第1
    の係合子と、この第1の係合子と対応して移動し前記複
    数のスライドシャフトのそれぞれの他端に係合しこのス
    ライドシャフトを移動させて前記真空吸着口と連通孔と
    の間を遮断させる第2の係合子とを備えたことを特徴と
    するダイボンド装置。
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