JP2001243316A - 電子郵便システム及びその処理方法 - Google Patents

電子郵便システム及びその処理方法

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JP2001243316A JP2000060356A JP2000060356A JP2001243316A JP 2001243316 A JP2001243316 A JP 2001243316A JP 2000060356 A JP2000060356 A JP 2000060356A JP 2000060356 A JP2000060356 A JP 2000060356A JP 2001243316 A JP2001243316 A JP 2001243316A
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伸吾 広瀬
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好章 天野
Minoru Ikeda
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Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
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泰介 鹿島
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剛史 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子郵便システム及びその処理方法において、
発信者が発送要求を送信して郵便局から実郵便物印刷し
て配達することができると共に、電子郵便本部端末に記
憶された配達履歴を参照しすることができるようにする
こと。 【解決手段】電子郵便会社用端末130、140にネッ
トワーク120を介して接続される複数の発信者用端末
110を備える電子郵便システム及びその処理方法にお
いて、発信者用端末110から送信される電子郵便を有
する発送要求を電子郵便会社用端末130で受信して実
郵便物160を印刷し、電子郵便会社用端末130に配
達履歴を記憶すると共にこの配達履歴を発信者用端末1
10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子郵便システム
及びその処理方法に係わり、特にネットワークを利用し
た電子郵便システム及びその処理方法に好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子郵便システムとしては、電子
郵便本部用端末と、この電子郵便本部用端末にネットワ
ーク接続される複数の発信者用端末及び複数の電子郵便
支店用端末とを備え、前記発信者用端末は郵便物データ
を有する発送要求を作成して前記電子郵便本部用端末に
送信する機能を有し、前記電子郵便本部用端末は前記発
信者用端末から送信される発送要求を受信して前記電子
郵便支店用端末に送信する機能を有し、前記電子郵便支
店用端末は前記電子郵便本部用端末から送信される発送
要求を受信して実郵便物を印刷する機能を有するものが
ある。
【0003】この従来の電子郵便システムに関連するも
のとしては、例えば、特開平11−309417号公報
に記載されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子郵
便システムにおいては、ユーザーの手元にある発信者用
端末で発送要求を作成して送信することにより郵便局用
端末から実郵便物を印刷して配達することができるが、
配達日等の配達履歴を発信者用端末で知ることができな
いと共に、宛先等の配達履歴をユーザー端末で記憶して
おく必要があった。
【0005】また、実郵便物の受取人がネットワークに
接続された端末を有している場合に、実郵便物の配達の
前に配達通知を送信して受取人の希望に添った配達をす
ることについては配慮されていなかった。
【0006】本発明の目的は、発信者が発送要求を送信
して電子郵便会社から実郵便物印刷して配達することが
できると共に、電子郵便会社に記憶された配達履歴を参
照することができる使い勝手の良好な電子郵便システム
及びその処理方法を得ることにある。
【0007】本発明の別の目的は、発信者が発送要求を
送信して電子郵便会社から実郵便物印刷して配達するこ
とができると共に、電子郵便会社に記憶された配達履歴
を参照することができ、しかも、受取人に配達通知を送
信して配達要求を受けることができる使い勝手の良好な
電子郵便システム及びその処理方法を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、電子郵便会社用端末と、この
電子郵便会社用端末にネットワーク接続される複数の発
信者用端末とを備え、前記発信者用端末は、郵便物デー
タを有する発送要求を作成して前記電子郵便会社用端末
に送信する機能と、前記電子郵便会社用端末から送信さ
れる配達履歴を受信して表示する機能とを有し、前記電
子郵便会社用端末は、前記発信者用端末から送信される
発送要求を受信して実郵便物を印刷する機能と、配達履
歴を記憶する機能と、この配達履歴を前記発信者用端末
に送信する機能とを有する構成にしたことにある。
【0009】本発明の第2の特徴は、前記電子郵便本部
用端末にネットワーク接続される複数の電子郵便支店用
端末を備え、前記電子郵便支店用端末は、前記電子郵便
本部用端末から送信される発送要求を受信して実郵便物
を印刷する機能と、配達履歴を前記電子郵便本部用端末
に送信する機能とを有する構成にしたことにある。
【0010】本発明の第3の特徴は、前記電子郵便本部
用端末は、前記発信者用端末から送信される発送要求を
受信して実郵便物を印刷するか前記電子郵便支店用端末
に送信する機能を有する構成にしたことにある。
【0011】本発明の第4の特徴は、前記電子郵便本部
用端末にネットワーク接続される複数の受取人用端末を
備え、前記電子郵便本部用端末は、前記発送要求に基づ
いて前記受取人用端末に配達通知を送信する機能と、前
記受取人用端末は、前記電子郵便本部用端末から送信さ
れる配達通知を受信して配達要求を電子郵便本部用端末
に送信する機能を有する構成にしたことにある。
【0012】本発明の第5の特徴は、電子郵便用端末と
この電子郵便用端末にネットワーク接続される複数の発
信者用端末とを備えた電子郵便システムの処理方法にお
いて、前記発信者用端末で郵便物データを有する発送要
求を作成する工程と、この発送要求を前記発信者用端末
から前記電子郵便用端末に送信する工程と、この発送要
求を前記電子郵便用端末で受信して実郵便物を印刷する
工程と、前記電子郵便用端末に配達履歴を記憶する工程
と、この配達履歴を前記電子郵便用端末から前記発信者
用端末に送信する工程と、この配達履歴を前記発信者用
端末で受信して表示する工程とを有することにある。
【0013】本発明の第6の特徴は、発信者用端末から
送信される発送要求を前記電子郵便本部用端末で受信し
て前記電子郵便支店用端末に送信する工程と、この発送
要求を前記電子郵便支店で受信して実郵便物を印刷する
工程と、配達履歴を前記電子郵便本部用端末に送信する
工程と、前記電子郵便本部用端末に配達履歴を記憶する
工程と、この記憶した配達履歴を前記電子郵便本部用端
末から前記発信者用端末に送信する工程とを加えたこと
にある。
【0014】本発明の第7の特徴は、発信者用端末から
送信される発送要求に基づいて電子郵便本部用端末で配
達通知を作成する工程と、この配達通知を前記電子郵便
本部用端末から前記受取人用端末に送信する工程と、こ
の配達通知を前記受取人用端末で受信して配達要求を作
成する工程と、この配達要求を前記受取人用端末から前
記電子郵便本部用端末に送信する工程とを加えたことに
ある。
【0015】本発明の第8の特徴は、ネットワークを介
して複数の発信者用端末が接続される電子郵便用端末を
備えた電子郵便システムの処理方法において、前記発信
者用端末から送信される発送要求を前記電子郵便用端末
で受信して実郵便物を印刷する工程と、前記電子郵便用
端末に配達履歴を記憶する工程と、この配達履歴を前記
郵便局用端末から前記発信者用端末に送信する工程とを
有することにある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図を用
いて説明する。
【0017】まず、本発明の電子郵便システムの全体構
成を図1を用いて説明する。図1は本発明の一実施例の
電子郵便システムのブロック構成図である。
【0018】この実施の形態に係る電子郵便システム
は、各地に設置された電子郵便支店140Aと、この複
数の電子郵便支店140Aを統括する電子郵便本部13
0Aとを有し、発信者110Aから発信された電子郵便
160Aを実郵便物160(紙で出力された郵便)とし
て、あるいは実郵便物160を電子郵便160Aとして
受取人150Aに配達する業務を行う機関である。この
実施の形態の電子郵便システムは、電子郵便160Aの
配送を主体とする電子郵便会社1000と、この電子郵
便会社1000が出力する実郵便物160を受取人15
0Aに配達する輸送機関170Aとに分割しているが、
もちろん各電子郵便支店140Aが実郵便物160の配
達を行うことができる。また、前記電子郵便会社100
0は、電子郵便160Aの受付けに伴う支払いを金融機
関180Aを介して行うことで支払いの効率化を図るこ
とができる。
【0019】前記電子郵便システムに参加する発信者1
10Aは、前記ネットワーク120と接続された発信者
用端末110で参加することができる。つまり、パソコ
ンよりなる複数の発信者用端末110は、インターネッ
ト、イントラネツト等よりなる前記ネットワーク120
を介して、本部郵便用端末130に接続されている。ま
た、複数の支店郵便用端末140は、専用回線120A
を介して本部郵便用端末130に接続されている。さら
に、パソコンよりなる複数の受取人用端末150は、同
様にネットワーク120を介して本部郵便用端末130
及び支店郵便用端末140に接続されている。また、本
部郵便用端末130及び支店郵便用端末140は実郵便
物160を紙に印刷して出力する。なお、この実郵便物
160は、トラック等の輸送機関170Aにより受取人
150Aに配達される。
【0020】前記本部郵便用端末130は電子郵便本部
130Aに設置され、前記支店郵便用端末140は各地
の電子郵便支店140Aに設置される。また、この電子
郵便システムにおいて、本部郵便用端末130及び支店
郵便用端末140は電子郵便会社用端末として機能し、
発信者用端末110及び受取人用端末150はユーザー
用端未として機能する。
【0021】また、この実施の形態では、本部郵便用端
末130が支店郵便用端末140を兼用するようにして
いるが、この本部郵便用端末130を電子郵便本部13
0Aの機能のみを集約したサーバ(ホストコンピュー
タ)としてもよく。また、該サーバを設置した電子郵便
本部130Aに支店郵便用端末140を設置して、これ
を電子郵便本部130Aとして電子郵便支店140Aの
役割を果たすようにしてもよい。
【0022】前記発信者用端末110及び受取人用端末
150は、パソコンの代わりに、ネツトワークに接続可
能な電話、携帯電話、テレビ及びゲーム機等でもよい。
この両端末110、150は、1台で兼用してもよい。
【0023】前記輸送機関170Aは図示しない配送シ
ステムを備え、この配送システムで前記支店郵便用端末
140からの(10)配達依頼を受付けて、この(10)配達依
頼に基づく実郵便物160を受取人150Aに配達する
とともに、この配達状況を前記配送システムから前記支
店郵便用端末140に(11)配達状況連絡する。これによ
り、配達状況を迅速に把握することができる。
【0024】この電子郵便システムによれば、発信者1
10Aは、自分の発信者用端末110を介して葉書や手
紙などの郵便物を端末上で作成できるとともに、(2)書
式提供(書式)、配達履歴提供などの各種のサービスを
受けることができる。例えば、発信者110Aは自分で
自由に電子郵便160Aを作成できるが、(1)書式要求
を行うことにより、前記電子郵便会社1000から多様
な書式を入手して、これを元に簡単に電子郵便160A
を作成することができる。また、(1)履歴照会を行うこ
とにより、過去の電子郵便の履歴情報を入手することが
できるので、例えば、昨年発信したあるいは(7)配達通
知のあった年賀葉書などの情報が分かるので次回の相手
先を把握することができる。更に、(7)配達通知のあっ
た発信者に対して、この電子郵便160Aの履歴情報に
基づいて返信を行うことができる。
【0025】さて、この電子郵便システムでは、発信者
110Aから(3)発送要求があると電子郵便会社100
0の電子郵便本部130Aがこれを一括して受付ける。
この一括システムにより、電子郵便会社1000が連続
した受付番号や、年賀郵便の当選番号などを付して電子
郵便160Aを一括管理することができる。これによ
り、この電子郵便会社1000内での管理を良好にする
ことができる。
【0026】電子郵便本部130Aは、電子郵便160
Aの受付において、発信者110Aの(4)身元紹介を行
う。これは電子郵便費用の清算を行うための作業であ
り、プリペード方式などによりあらかじめ入金のある場
合以外は、口座番号やクレジット番号の支払い方法に基
づいて、これを金融機関180Aに通信回線を介して
(4)身元紹介を行い、これにより(5)身元確認を行うこと
ができる。更に、電子郵便本部130Aは、電子郵便1
60Aを受付けると(6)領収書(番号)を発行する。こ
れにより、発信者110Aは、この領収書(番号)によ
って特定される履歴情報を入手することができるので、
この電子郵便160Aの配達状況の紹介サービスを受け
ることができる。
【0027】また、電子郵便会社1000の電子郵便本
部130Aは、秘密が厳守される専用回線120Aで前
記電子郵便支店140Aと接続されている。これによ
り、電子郵便会社1000内での秘密保持を図ることが
できる。もちろん秘密保持が図れれる通常のインターネ
ット120で接続することができる。電子郵便本部13
0Aは、受付けた電子郵便160Aの受取人150Aが
受取人用端末150を保持している場合、(7)配達通知
を受取人150Aに発信する。この(7)配達通知に対
し、受取人150Aから(8)配達要求があった場合に
は、電子郵便本部130Aは、前記(8)配達要求に沿っ
た配達を行うように電子郵便支店140Aに前記電子郵
便160Aを添えて(9)配送要求を出す。
【0028】また、電子郵便本部130Aは、受取人1
50Aが受取人用端末150がない場合、あるいは所定
の期間内に(8)配達要求がない場合は、電子郵便支店1
40Aに対して電子郵便160Aのみで(9)配送要求を
出す。
【0029】電子郵便支店140Aは、前記(9)配送要
求を受付けると、同封された電子郵便160Aを実郵便
物160に変換する。そして、この実郵便物160を輸
送機関170Aに(10)配達依頼する。即ち、この電子郵
便会社1000は、この会社内で電子郵便160Aから
実郵便物160に変換するので、プライバシーの保持が
容易である。
【0030】輸送機関170Aは、その図示しない配送
システムにより電子郵便支店140Aの支店郵便用端末
140と通信回線で接続され、前記実郵便の配達依頼を
受付けるとともに、この郵送機関170Aが所持するト
ラックやバイクなどの手段を介して、前記依頼内容に沿
った実郵便物160の配達を行い、この(11)配達状況報
告を前記電子郵便支店140に行う。そして、この配達
状況は、前記電子郵便支店140Aを介して電子郵便本
部130Aに連絡され管理される。これにより、発信者
110Aは、電子郵便本部130Aに問い合わせれば、
その配達状況を把握することができる。
【0031】また、電子郵便会社100は、定期的に発
信者110Aの(13)支払要求を金融機関180Aに行
う。金融機関180Aは、電子郵便会社1000に(14)
料金支払を行った後、その支払い状況を発信者110A
に(6)領収書として報告する。更に、電子郵便会社10
00は、発信者110Aからプリペード方式などによ
り、事前に料金を預かり、これを管理して、発信者に残
高などを報告する。
【0032】また、電子郵便会社1000は、電子郵便
160Aの費用が受取人支払いの場合は、前記(7)配達
通知で受取人150Aが了承するか否かを確認すること
ができる。これに対応して、受取人150Aの(4)身元
紹介と(5)身元確認、(13)支払い要求と(14)料金支払
い、(6)領収書発行、さらにはプリペード方式の支払い
などの管理を行うことができる。例えば、発信者110
Aが、受取人支払いの電子郵便160Aを行う場合は、
発信者110Aの身元確認などを行った後で受付け、
(7)配達通知による受取人150Aの支払いの回答によ
り、配達の要否、支払い先を決定するようにする。
【0033】本部郵便用端末130及び支店郵便用端末
140は電子郵便用端末として機能し、発信者用端末1
10及び受取人端末150はユーザー用端末として機能
する。
【0034】また、この電子郵便会社1000は、発信
者110Aから実郵便物160を受付け、これを電子デ
ータに変換して、相手先の端末に電子郵便160Aとし
て送信したり、再び電子郵便160Aから実郵便物16
0に復元して輸送機関170Aを介して配達するサービ
スを行うこともできる。
【0035】このように、本実施の形態に係る電子郵便
会社1000は、インターネット120を介して電子郵
便160Aを受付け、これを各地域に設置された受取人
150Aの身近な電子郵便支店140Aで実郵便物16
0に変換して、これを配達するので、短時間に受取人1
50Aに配達することができる。また、受取人150A
に受取人用端末150の機能を備えたパソコンがあれ
ば、この端末150を介して受取人150Aの要望に沿
った、時間や配達場所、配達方法を選択することができ
る。
【0036】また、発信者110Aは、多様な書式の中
から所望の書式を選択(入手)して、この書式に所定の
入力を行うことで簡単に電子郵便160Aを出すことが
できる。しかも、この電子郵便160Aの費用を自由に
選択することができる。また、発信者110Aは、電子
郵便160Aの履歴データを入手することができるの
で、これを利用して、更なる電子郵便160Aを出すこ
とができる。
【0037】更に、発信者110Aは、電子郵便会社1
000の顧客管理データに登録されるので、受取人15
0Aとなる場合に、配達通知のサービスが受けられるの
で、所望の配達通知を選択することができる。
【0038】また、この実施の形態によれば、発信者1
10Aに発信者用端末110がなければ、直接、電子郵
便支店140Aに出向いて、あるいは、最寄りのコンビ
ニエンスストアーなどに設置された発信者用端末110
を利用することができる。
【0039】特に、近年、インターネットなどを利用し
た電子メールが頻繁に利用されているが、この電子メー
ルでは、第三者によるメールや添付文面の内容証明がし
づらい点がある。しかし、この電子郵便システムによれ
ば、電子郵便160Aの内容を電子郵便会社1000の
履歴情報を介して把握できるとともに、この内容を実郵
便物160に出力し、そのデータを記録する電子郵便会
社10000が発信者110Aの依頼に基づいて内容証
明を行うことができる。
【0040】以下、図を参照して、本実施の形態に係る
電子郵便システムを説明する。
【0041】この電子郵便システムにおいては、発信者
用端末110から本部郵便用端末130には図11に示
す発送要求データ構造の発送要求の送信がなされ、本部
郵便用端末130から発信者用端末110には図12に
示す配達履歴データ構造の配達履歴の送信がなされる。
【0042】また、本部郵便用端末130から支店郵便
用端末140には前記図11に示す発送要求データ構造
の配送要求の送信がなされ、支店郵便用端末140から
本部郵便用端末130には前記図12に示す配達履歴の
送信がなされる。さらには、本部郵便用端末130から
受取人用端末150には図13示す配達通知データ構造
の配達通知の送信がなされ、受取人用端末150から本
部郵便用端末130には図14に示す配達要求データ構
造の配達要求の送信がなされる。
【0043】次に、前記発信者用端末110の構成を図
2を用いて説明する。図2は図1の発信者用端末の構成
ブロック図である。
【0044】この発信者用端末110は、入力装置11
1、制御装置112、表示装置113、記憶装置11
4、通信装置115、及び位置情報取得装置116を有
している。
【0045】前記入力装置111は、ユーザーである発
信者が入力するキーボードやマウス等を有し、制御装置
112に接続されている。前記制御装置112は、マイ
コン等より構成され、所定の処理を行う。この処理方法
については図16を用いて後述する。前記表示装置11
3は、CRTディスプレイ、液晶表示装置等により構成
され、制御装置112に接続され、後述する図20に示
す発信者用郵便ソフトウェア画面例、図21に示す郵便
履歴管理ソフトウェア画面例等を表示する。前記記憶装
置114は、後述する図6に示すファイル構造のユーザ
ー固有の情報を記憶するもので、制御装置112に接続
されている。前記通信装置115は、制御装置112と
ネットワーク120との間の送受信を可能にする機能を
有している。位置情報取得装置116は、その端末の位
置情報を取得するためのもので、制御装置112に接続
されている。例えば、位置情報取得装置116は、携帯
電話や携帯端末などに一体または分離して取り付けられ
るものであり、GPSや基地局からの電波で位置を確認
できるものである。
【0046】次に、本部郵用端末130の構成を図3を
用いて説明する。図3は図1の本部郵便用端末130の
構成ブロック図である。
【0047】本部郵便用端末130は、入力装置13
1、制御装置132、表示装置133、記憶装置13
4、通信装置135、プリンタ136、及びOCR13
7を有している。この本部郵便用端末130は、大容量
の前記記憶装置134と、この記憶装置134に記録さ
れる各種情報を後記するフローにしたがって効率的に処
理する制御装置132が主体となって、この電子郵便会
社1000のシステムを統括するホストコンピュータ、
サーバーの機能をはたす。また、他の入力装置131や
表示装置133などの各種装置は、このシステムを管理
するための装置である。この実施の形態では、この本部
郵便用端末130が支店郵便用端末140としての機能
を備えているが、これを分離してもよい。
【0048】前記入力装置131は、電子郵便本部13
0Aのシステム管理者等が入力するキーボード等を有
し、制御装置132に接続されている。前記制御装置1
32は、マイコン等より構成され、所定の処理を行う。
なお、この処理方法については図22を用いて後述す
る。前記表示装置133は、CRTディスプレイ、液晶
表示装置等により構成され、制御装置132に接続さ
れ、システム管理者等に必要な入力画面及び配達履歴画
面等を表示する。前記記憶装置134は、後述する図7
に示すファイル構造の電子郵便本部固有の情報を記憶す
るもので、制御装置132に接続されている。前記通信
装置135は、制御装置132とネットワーク120、
専用回線120Aとの間の送受信を可能にする機能を有
している。プリンタ136は、制御装置132に接続さ
れ、各種の管理データを出力する他、実郵便物160を
印刷することができる。OCR137は、制御装置13
2に接続され、実郵便物160を読み取って、この電子
郵便システムを利用することができるようにするための
ものである。
【0049】次に、支店郵便用端末140の構成を図4
を用いて説明する。図4は図1の支店郵便用端末140
の構成ブロック図である。
【0050】支店郵便用端末140は、入力装置14
1、制御装置142、表示装置143、記憶装置14
4、通信装置145、プリンタ146、及びOCR14
6を有している。この支店郵便用端末140は、大容量
の前記記憶装置144と、この記憶装置144に記録さ
れる各種情報を後記するフローにしたがって効率的に処
理する制御装置142が主体となって、この電子郵便会
社1000の電子郵便支店140Aを統括するホストコ
ンピュータ、サーバーの機能をはたす。また、他の入力
装置141や表示装置143などの各種装置は、このシ
ステムを管理するための装置である。
【0051】前記入力装置141は、電子郵便支店14
0Aのシステム管理者等が入力するキーボード等を有
し、制御装置142に接続されている。前記制御装置1
42は、マイコンより構成され、所定の処理を行う。な
お、この処理方法については図24を用いて後述する。
前記表示装置143は、 CRTディスプレイ、液晶表
示装置等により構成され、制御装置142に接続され、
入力画面及び配達履歴画面等を表示する。前記記憶装置
144は、後述する図8に示すファイル構造の支部郵便
固有の情報を記憶するもので、制御装置142に接続さ
れている。前記通信装置145は、制御装置142と専
用回線120Aとの間の送受信を可能にする機能を有し
ている。プリンタ146は、実郵便物160を印刷する
もので、制御装置142に接続されている。OCR14
7は、制御装置142に接続され、実郵便物160を読
み取って、この電子郵便システムを利用することができ
るようにするためのものである。この他、この実施の形
態では、実郵便160から電子郵便160Aに変換する
ための装置として、ビデオ映像をデジタル変換する装置
や各種装置を接続することができる。また、この電子郵
便支店140には、管轄する地域のコンビニエンススト
アーなどに設置される発信者用端末110Aと接続する
ことができる。
【0052】次に、受取人用端末150の構成を図5を
用いて説明する。図5は図1の受取人用端末150の構
成ブロック図である。
【0053】受取人用端末150は、入力装置151、
制御装置152、表示装置153、記憶装置154、及
び通信装置155を有する。なお、ユーザーによっては
プリンタ等を有している場合もある。この受取人用端末
150は、基本的には前記発信者用端末110と同様な
機能を備えている。
【0054】これを具体的に説明すると、前記入力装置
151は、ユーザーである受取人が入力するキーボード
等を有し、制御装置152に接続されている。前記制御
装置152は、マイコンより構成され、所定の処理を行
う。なお、この処理方法については図25を用いて後述
する。前記表示装置153は、CRTディスプレイ、液
晶表示装置等により構成され、制御装置152に接続さ
れ、後述する図26に示す受取人用郵便ソフトウェア画
面例等を表示する。前記記憶装置154は、後述する図
9に示すファイル構造の支部郵便固有の情報を記憶する
もので、制御装置152に接続されている。前記通信装
置155は、制御装置152とネットワーク120との
間の送受信を可能にする機能を有している。
【0055】このように、この受取人用端末150は、
発信者用端末110の機能を備えていれば、受取人用端
末150をも兼用することができる。即ち、この電子郵
便システムによれば、一度発信者110Aになると、本
部郵便用端末130の顧客管理データに住所、氏名、メ
ール宛先など登録されるため、これを利用して、発信者
用端末110が受取人用端末150としての役割を果た
すことができる。このため、発信者110Aがメールア
ドレスを記入しなくとも、住所、氏名が特定されれば受
取人150Aのサービスを受けることができる。
【0056】次に、前述した各端末110、130、1
40、150の各記憶装置114,134,144、1
54のファイル構造を図6から図10を用いて説明す
る。図6は図2の発信者用端末110の記憶装置114
のファイル構造図、図7は図3の本部郵便用端末130
の記憶装置134のファイル構造図、図8は図4の支店
郵便用端末140の記憶装置144のファイル構造図、
図9は図7及び図8の記憶装置のユーザー情報ファイル
のデータ構造図、図10は図5の受取人用端末150の
記憶装置151のファイル構造図である。
【0057】発信者用端末110の記憶装置114のフ
ァイル構造210は、図6に示すように、後述する図1
9に示す発信者用郵便ソフトウェア211、配達履歴デ
ータ212、支払用ID213、残高情報214、文書
データ215、画像データ216、接続先データ21
7、認証用データ218、及び位置情報219を有して
いる。さらに、ファイル構造210には図示しない備考
欄などのデータを追加することができる。
【0058】前記発信者用郵便ソフトウェア211は、
通常のパソコンを発信者用端末110として動作させる
プログラムである。前記配達履歴データ212は、前記
発信者110Aが電子郵便160Aを発信することによ
り生成されるものであり、電子郵便本部130Aに対し
て履歴紹介を行うことにより、その履歴が更新される。
支払用ID213は、発信者が前記発信者用郵便ソフト
ウェア211を介して事前に設定することにより、ある
いは配達依頼を行うたびに設定される費用清算方法であ
る。例えば、プリペード方式で郵便の支払いを行う場合
に料金を事前に払い込んだ本人が電子郵便160Aを発
信することを承認するためのID番号である。また、銀
行口座番号や通信料として清算されるID番号である。
前記残高情報214は、あらかじめ供出した支払い金額
に対する残高情報である。前記文書データ215は、電
子郵便160Aの本文に対応するデータであり、前記画
像データ216は電子郵便160Aの画像データに対応
するものである。前記接続先データ217は、発信者1
60Aが参加するインターネット接続プロバイダの接続
先のデータである。前記認証用データ218は、この電
子郵便会社1000で登録される会員番号やパスワード
や入力されたサインが登録してあるものと同一か否かを
判定するデータである。前記位置情報219は、この発
信者用端末110の設置場所や所在を表す情報であり、
この発信者用端末に別途接続される位置情報検出手段に
よって設定されたり、あるいは発信者110Aの入力に
よって設定される。また、前記備考欄には、各電子郵便
160に対応して補足情報を記録することができる。例
えば、この電子郵便システムを通じて宝くじなどを行う
際に自由な番号を設定する際に用いたり、発信者が自由
に設定することができる。
【0059】本部郵便用端末130の記憶装置134の
ファイル構造230は、図7に示すように、後述する図
22に示す本部郵便処理用ソフトウェア231、配達履
歴情報232、支部所在地データ233、画像データ2
34、文例データ235、文書フォーマットデータ23
6、ユーザー情報237、郵便ID付与ソフトウエア2
38、及び輸送機関管理ソフトウエア239を有してい
る。
【0060】前記本部郵便処理用ソフトウェア231
は、この電子郵便会社1000を運営するためのプログ
ラムであり、前記電子郵便支店140Aと接続して電子
郵便会社1000の各種情報を統括し、前記発信者用端
末110や受取人用端末150Aと接続して、利用者に
各種サービスを提供するためのプログラムである。
【0061】前記配達履歴情報232は、受付けた電子
郵便160Aの履歴記録である。前記支部所在地データ
233は、この電子郵便本部130Aに接続された電子
郵便支店140Aの所在地データや、各電子郵便支店1
40Aが管轄する範囲(配達範囲)などの記録されてい
る。前記画像データ234は、発信者110Aに提供す
る画像データや、受付けた電子郵便160Aの画像情報
の記録エリアである。文例データ235は、発信者13
0Aに提供する各種の例文が記録されているエリアであ
る。文書フォーマットデータ236は、受付けた電子郵
便160の文書データや画像データのレイアウト情報の
記録エリアである。ユーザー情報237のデータ構造2
60は、氏名261、郵便番号262、住所263、発
信者110Aを特定するためのID264、プリペード
方式の場合の残高情報を有する残高265、メールアド
レス266、利用状況267などを有している。
【0062】郵便ID付与ソフトウエア238は、発信
者110Aからの発送要求に対して電子郵便会社100
0がこれを受付けると各電子郵便160に対して受付番
号(管理番号)を付与するソフトウエアであり、これ以
降この受付番号により電子郵便会社1000が各電子郵
便160Aを管理する。したがって、この受付番号によ
り配達の管理や履歴の管理を行うとともに、抽選などを
行うことができる。
【0063】輸送機関管理ソフトウエア239は、輸送
機関170Aの図示しない配送システムと接続して、出
力した実郵便物160を輸送機関170Aに配達依頼し
て、その配達状況報告を受けるなどの輸送機関170A
を管理するためのものである。
【0064】前記支店郵便用端末140の記憶装置14
4のファイル構造240は、図8に示すように、後述す
る図24に示す支部郵便処理用ソフトウェア241、配
達履歴情報242、ユーザー情報243、及び輸送機関
管理ソフトウエア244を有している。前記支部郵便処
理用ソフトウェア241は、この電子郵便会社1000
の実郵便物160の配達と受付けを主体に運営するため
のプログラプであり、前記電子郵便本部130Aと接続
して、この電子郵便本部130Aの統括の基に、電子郵
便会社1000の各種の電子郵便支店140Aの情報を
統括するためのプログラムである。前記配達履歴情報2
42は、前記電子郵便本部130Aから配達依頼のあっ
た電子郵便160や、この電子郵便支店140Aで受付
けた実郵便の履歴情報を蓄積する。この支店郵便用端末
140ユーザー情報243は、本部郵便用端末130の
データ構造260と同じであり、図9に示すように、氏
名261、郵便番号262、住所263、発信者110
Aを特定するためのID264、プリペード方式の場合
の残高情報を有する残高265、メールアドレス26
6、利用状況267などを有している。輸送機関管理ソ
フトウエア244は、輸送機関170Aの図示しない配
送システムと接続して、出力した実郵便物160を輸送
機関170Aに配達依頼して、その配達状況報告を受け
るなどの輸送機関170Aを管理するためのものであ
る。
【0065】前記受取人用端末150の記憶装置154
のファイル構造250は、図10に示すように、後述す
る図25に示す受取人用郵便ソフトウェア251、支払
用ID、残高情報253、接続先データ254、及び配
達履歴データ255を有している。これらのフアイルは
発信者用端末のフアイル構造と同様である。即ち、これ
ら発信者用端末と受取人用端末は同様なフアイル構造を
備えることで発信者用端末110にも受取人用端末15
0にもなりうるものである。
【0066】次に、前述した各端末110、130、1
40、150の間で送受信されるデータ構造を図11か
ら図15を用いて説明する。図11は図1における発送
要求のデータ構造図、図12は図1における配達履歴の
データ構造図、図13は図1における配達通知のデータ
構造図、図14は図1における配達要求のデータ構造
図、図15は図11における郵便種別のデータ構造図で
ある。
【0067】発信者用端末110から本部郵便用端末1
30に、そして本部郵便用端末130から支店郵便用端
末140に送信される配送要求のデータ構造300は、
図11に示すように、電子郵便の受付番号300A、差
出人氏名301、差出人郵便番号302、差出人住所3
03、宛先住所306、宛先郵便番号305、宛先住所
306、関連郵便物ID307、配達指定日308、配
達方法309、文面テキストデータ310、画像データ
311、文書フォーマットデータ312、郵便種別31
3、投函地314、認証用データ315、支払方法31
6、支払用ID317、支払状況318、差出人メール
アドレス361、及び宛先メールアドレス362を有し
ている。
【0068】ここで、電子郵便の受付番号300Aは、
電子郵便160Aを本部郵便用端末130で受付けた際
に取得されるものであり、発信者用端末110から本部
郵便用端末130に送信される際には空欄またはこの欄
はない。関連郵便物ID307は、発送要求している電
子郵便160Aがどの電子郵便160Aと関連があるか
という情報である。例えば、この関連郵便物ID307
により、新規の電子郵便なのか、返信であるのか、転送
郵便物であるのかが分かる。さらには、先の電子郵便1
60を引用する情報としても利用することができる。文
書フォーマットデータ312は、前記文面テキストデー
タ310と画像データ311のレイアウト情報である。
投函地314は、電子郵便160Aがどこから発送され
たかを表す情報であり、前記した前記位置情報取得装置
116(図2参照)から取得する情報、あるいは発信者
110Aにより入力される。なお、この投函地314
を、発信者用端末110が最初にインターネットに接続
する接続プロバイダの所在地情報としてもよい。例え
ば、前記投函地314の情報が発信者110Aによって
定義されない場合、この接続プロバーダの所在地を投函
地情報とすることにより、大まかな投函地、例えば国際
郵便であるかを知ることができる。
【0069】支払状況318は、発信者110Aによっ
て、電子郵便160Aの支払いが済んでいるか否かを把
握するための情報であり、この情報により、着払いか否
かを知ることができる。
【0070】本部郵便用端末130から発信者用端末1
10に、または支店郵便用端末140から本部郵便用端
末130に送信される配達履歴のデータ構造320は、
図12に示すように、電子郵便の受付番号300A、差
出人氏名321、差出人郵便番号322、差出人住所3
23、差出人ID324、郵便物ID325、宛先氏名
326、宛先郵便番号327、宛先住所328、配達指
定日329、文面テキストデータ330、画像データ3
31、郵便種別332、投函地333、支払方法33
4、支払状況335、配達状況336、及び配達方法3
37を有していいる。
【0071】なお、この実施の形態では、発信者110
Aからの発送要求の内容を確認する意味で、図11の内
容を領収書として発信者110Aに送信している。これ
により、発信者110Aは、実際に発送要求した電子郵
便160Aの内容を再確認することができる。例えば、
空欄でも発送要求のできるデータ、例えば投函地333
がどの場所で受付けられているか否かなどを確認するこ
とができる。さらに文面や画像に転送ミスがあるか否か
などの障害を確認することができる。また、データ量を
を軽減するために、発信者110Aへの領収書は電子郵
便の受付番号300Aのみを送信するようにしてもよ
い。
【0072】本部郵便用端末130または支店郵便用端
末140から受取人用端末150に送信される配達通知
のデータ構造330は、図13に示すように、電子郵便
の受付番号300A、差出人氏名331、差出人郵便番
号332、差出人住所333、郵便ID334、郵便種
別335、投函地336、文面テキストデータ337の
一部(タイトルなど)を有している。ここで、この実施
の形態では、文面テキストデータ337については、そ
の概要が分かる程度の内容、例えば、タイトルや文面の
最初の部分を送信する。これにより、受取人150A
は、電子郵便160Aの概要が分かるので、その取り扱
いを把握して至急配達してほしいのか、通常で良いのか
が判断できるので、配達要求を返信しやすくなる。ま
た、電子郵便の内容により、電子郵便160Aの全文を
いち早く受取人用端末150で入手できるように配達要
求を出して、これを入手するようにしてもよい。
【0073】受取人用端末150から本部郵便用端末1
30に送信される配達要求のデータ構造340は、図1
4に示すように、電子郵便の受付番号300A、郵便I
D341、配達指定日342、支払方法343、支払用
ID344、及び支払状況345を有している。
【0074】なお、前述した図11、図12及び図13
における郵便種別のデータ構造350は、一般葉書35
1、年賀状352、書中見舞い353、及び海外郵便3
54などを有している。
【0075】次に、ユーザー側の発信者用端末110の
操作方法について図16から図21を用いて説明する。
図16は図1の電子郵便システムにおける発信者用郵便
ソフトウェアの操作フロー図、図17は図16における
宛先及び文面の入力フロー図、図18は図16における
宛先及び文面の入力フロー図、図19は図16における
参照フロー図、図20は図1の電子郵便システムの発信
者用端末における画面例を示す図、図21は図1の電子
郵便システムの発信者用端末における異なる画面例を示
す図である。
【0076】先ず、発信者用端末110の電源が投入さ
れ、発信者用郵便ソフトウェア211が選択されてスタ
ートすると、この発信者用端末110は表示装置113
に図示しないメニュー画面を表示する。このメニュー画
面では、電子郵便の作成・発信や履歴情報の紹介など
の、この発信者用端末110で受けることが可能なサー
ビスや各種作業項目が表示されており、これを前記入力
装置で選択することで、これら作業を実行することがで
きる。
【0077】図20は、電子郵便160Aの作成・発信
を選択した状態の入力画面例を示し、図21は郵便履歴
が選択された状態の郵便履歴画面例を示している。
【0078】この実施の形態では、発信者用郵便ソフト
ウェア211が選択されてスタートすると、この発信者
用端末110の表示装置113に前記郵便履歴画面例を
最初に表示させるようにすることもできる。これらは前
記メニュー画面の図示しない設定画面で設定する。この
ように、最初に前記郵便履歴画面例を表示することで、
現在の電子郵便160Aの状況を把握することができ
る。そして、この郵便履歴画面例から、この表示された
履歴情報を利用しての電子郵便160Aの作成や新規電
子郵便の作成画面に移行すれば、現在通知のあった配達
通知を一早く、忘れることなく知ることができる。
【0079】また、前記郵便履歴画面例の最新情報の表
示は、この郵便履歴画面例を表示する時に、この発信者
用端末110が自動的に前記電子郵便本部130と連結
して入手するようにあらかじめ図示しない前記メニュー
画面の設定画面で設定したり、あるいは図21の上段左
側の履歴ボタンを選択することで行うことができる。こ
の際、この発信者用端末110と前記電子郵便本部13
0とが更新するときには、発信者用端末110から本部
郵便端末に認証用データ315に収められた発信者ID
と履歴紹介依頼が伝えられ、電子郵便本部130は発信
者IDで認証を行って、この認証結果に基づいて履歴情
報の返信や紹介不可の返信を行う。このように、この発
信者用端末110によれば、常に立ちあげ時に最新の履
歴情報を入手するか、必要な時に入手するかの選択を行
うことができるので、通信費用を削減できる。
【0080】図21において、この実施の形態に係る前
記郵便履歴画面例は、上下2分割されて、上部に発信履
歴、下部に受信履歴が表示される。発信履歴は、最新の
複数件の電子郵便160Aの宛先、配達日、配達状況、
費用、タイトルなどが表示される。例えば、最新の電子
郵便160Aは鈴木さんに宛たものであり、これは12
/14に配達されており、費用が50円かかり、その内
容は礼状であることがわかる。また、配達状況をみれ
ば、木村さんにあてた電子郵便160Aはデータ転送し
たがまだ配達されていないことがわかる。また同様に、
渡部さんは転居して不通であることがわかる。
【0081】また、受信履歴では、最新の複数件の配達
通知のあった電子郵便160Aの差出人、配達日、返信
日、タイトルなどが表示される。例えば、配達通知のあ
った電子郵便は最近3通あり、2件は配送要求を出して
いないことがわかる。また、これらの配達通知は、その
タイトルをみれば概要がわかるので、その内容により、
配達要求を出して配達日や配達方法を指定できる。
【0082】さて、図21において、発信者が発信者用
端末110Aの立ちあげ時に前記郵便履歴画面例を表示
するようにした操作フローを説明する。このフローによ
れば、発信者110Aは、この発信者用端末110の立
ちあげ時に最近の電子郵便160Aの履歴情報を入手す
ることができる。この図21の状態から前記郵便履歴画
面例の左上に設けた発信ボタンを操作すれば図20の発
信入力画面に移行することができ、受信ボタンを操作す
れば図26の配達要求画面例に移行することができ、履
歴ボタンを操作すれば最新の履歴情報を入手することが
できる。これらボタンを前記入力装置であるマウスで指
示することで動作させることができる。
【0083】この操作フローを図16Aを介して更に説
明する。制御部112は、図21の郵便履歴画面例にお
いて、画面左上の発信ボタンが操作されたかを監視して
いる(ステップ402)。この状態で、発信ボタンが押
された場合には、履歴情報の1つが選択されているか否
か判断し(ステップ406)、履歴情報が選択されてい
なければ新規電子郵便の作成として判断して、未選択状
態(未入力状態)をデフォルト値として(ステップ40
8)、図20の入力画面例を表示する(ステップ41
6)。
【0084】一方、ステップ406において、履歴情報
の1つを選択されている場合には、選択されている電子
郵便160Aの受付番号300Aを新規電子郵便160
Aの関連郵便物ID307に書き込んで(ステップ41
2)、選択されている電子郵便160Aのデフォルト値
を図20に示す入力画面例の各入力エリアに設定して
(ステップ414)、前記入力画面例を表示する(ステ
ップ416)。
【0085】このように、この実施の形態では、履歴情
報の1つを選択することにより過去作成した電子郵便の
入力項目を参照することができるので、入力作業の手間
を軽減することができる。なお、画面左上の受信ボタン
については、図26の配達要求画面例の操作フローで説
明する。
【0086】次に、表示装置113に図20に示す入力
用画面例が表示されるので、この入力用画面例に基づい
て、次に述べるように所定事項を入力する。ここで、こ
の実施の形態では、前記発信者用郵便ソフトウエア21
1に、電子郵便160Aを作成する上で必要な各種の書
式を予め取り込んでいる。そして、電子郵便会社100
0で新たに作成した書式を取り込む場合は、各入力エリ
アのプルダウンメニューに設けられた書式取り込みを選
択することにより、発信者用端末110が本部郵便用端
末130と接続して、新たな書式を取り込むようにして
いる。これにより、両端末の接続時間を軽減して料金を
安くすることができる。
【0087】まず、図16B及び図20において、宛先
入力エリアの右上の新規入力ボタンの押下により、宛先
入力が新規入力かを判定する(ステップ418)。ここ
で、新規入力である場合にはステップ420に進み、新
規入力でない場合には宛先入力エリアに表示されている
宛先を選択したとしてステップ422に進む。
【0088】このステップ420においては、図17に
示す入力フローが実行される。この場合の入力フローに
おいては、宛先入力エリアの右側に設けられる矢印が押
下されることでプルダウンメニューの入力エリアを表示
して過去に使用した宛先の候補を一覧表形式で表示する
(ステップ490)。この入力エリアに表示された候補
に真のものがあるかを判定する(491)。ここで、ユ
ーザーが前記一覧表の中から入力しようとする宛先があ
れば、その宛先を選択することによって、これを真の宛
先と判定し(ステップ491)、選択された選択項目
(宛先)を入力エリアに代入して(ステップ492)、
メインフローのステップ422へ進む。なお、過去の宛
先が多い場合には、図示しないウインドウを表示する宛
先検索プログラムを使用するようにすればよい。宛先が
前記入力エリアに表示された候補に真のものがなけれ
ば、即ち、ユーザーが入力しようとしているものがなけ
れば、キーボードによる所定のデータの入力を受付け
(ステップ493)、メインフローのステップ422へ
進む。
【0089】この所定データは、図11に示す宛先氏名
304、宛先郵便番号305、及び宛先住所306であ
る。なお、宛先郵便番号305を入力すれば宛先住所の
市町村名まで自動的に入力されてそれ以降の番地等を入
力する方式、または、宛先住所を入力すれば郵便番号3
05が自動的に入力される方式等を採用することによ
り、入力を簡単に行うことができる。
【0090】ステップ422において、宛先入力が選択
済みかを判定する。宛先入力が選択済みでない場合には
ステップ418に戻り、宛先入力が選択済みである場合
にはステップ424に進む。これにより、入力漏れを防
ぐことができる。
【0091】ステップ424において、郵便種別入力を
受付ける。この郵便種別入力の受付けは、入力エリア右
上のサムネールスイッチを押下するか否かによって、図
17に示す入力フローか、図18に示すサムネールフロ
ーかを選択することができる。両フローとも入力エリア
右側の矢印を押下することにより表示されるプルダウン
メニューの入力エリア内に表示される候補の一覧表示か
ら選択することによって入力エリア内に代入される。
【0092】図17に示す入力フローでは前記矢印の押
下によってプルダウンメニューの入力エリアを表示する
(ステップ490)。制御部は前記一覧表示の候補の中
の1つが選択されたかを判定し(ステップ491)、こ
の選択された候補を入力エリアに選択項目として代入し
(ステップ492)、メインフローのステップ428に
進む。ステップ491に入力エリア内に目的の選択項目
がなければキーボードからの入力を受付け(ステップ4
93)、メインフローのステップ428に進む。
【0093】また、図18のサムネールフローでは、入
力エリア右側の矢印を押下することによって表示される
前記プルダウンメニューに郵便種別の絵柄の付いた候補
を一覧表示する(ステップ494)。これにより、利用
者は、絵柄の付いた候補を見ながら容易に目的の郵便種
別を選択することができる。制御部は前記一覧表示の候
補の中の1つが選択されたかを判定し(ステップ49
5)、この選択された候補を入力エリアに選択項目とし
て代入し(ステップ496)、メインフローのステップ
428に進む。
【0094】ステップ428において、郵便種別入力が
選択済みかを判定する。郵便種別が選択済みでない場合
にはステップ424に戻り、郵便種別が選択済みである
場合にはステップ430に進む。
【0095】次に、電子郵便のレイアウトの候補を選択
する。このレイアウトの選択では、サムネールボタンを
押下して矢印の押下から絵柄付きのプルダウンメニュー
を表示するサムネールフローと、参照ボタンを押下して
外部フアイルからレイアウトデータを取り込む参照フロ
ーとを選択することができる。
【0096】つまり、ステップ430において、参照ボ
タンを押下されたか否かでレイアウト入力が参照かを判
定する。ここで、参照ボタンが押下された場合にはステ
ップ432に進み、サムネールボタンが押下された場合
にはステップ434からステップ436に進む。
【0097】ステップ432においては、図19に示す
参照フローが実行される。この場合の参照フローにおい
ては、図示しないウインドウを開いて、このウインドウ
で参照すべきフアイルの所在、フアイル名を選択表示さ
せる(ステップ497)。そして前記参照候補から特定
のフアイルが選択されたか否かを判定し(ステップ49
8)、この選択された選択項目を前記入力エリアに代入
して(ステップ499)メインフロー434へ進む。
【0098】ステップ434において、レイアウト入力
がサムネイル入力かを判定する。ここで、サムネイル入
力である場合にはステップ436に進み、サムネイル入
力でない場合にはステップ438に進む。
【0099】ステップ436においては、図18に示す
サムネイルフローが実行される。この場合のサムネイル
フローにおいては、入力エリアの右側の矢印を押下する
ことでプルダウンメニューを表示して絵柄の付いた一覧
表示から選択することができる(ステップ494)。そ
して、この候補が選択されたかが判定され(ステップ4
95)、この選択が決定されると、その決定項目を選択
項目として代入され(ステップ496)、メインフロー
のステップ438に進む。
【0100】ステップ438において、レイアウト入力
が選択済みかを判定する。ここで、レイアウト入力が選
択済みでない場合にはステップ430に戻り、レイアウ
ト入力が選択済みである場合にはステップ439に進
む。
【0101】ステップ439において、宛先メールアド
レスが選択済みかを判定する。ここで、宛先メールアド
レスが選択済みでない場合にはステップ439に戻り、
宛先メールアドレスが選択済みである場合にはステップ
440に進む。この宛先メールアドレスの選択は、図2
0の宛先メールアドレスの入力エリアの矢印の押下によ
って表示されるプルダウンメニューに、以前に入力した
宛先メールアドレスを一覧表示し、この候補からユーザ
ーが選択することにより行われる。ここに表示される候
補に希望する宛先メールアドレスがない場合には、キー
ボードからの入力を受付けて新規に入力することができ
る。なお、宛先メールアドレスが不明の場合には、空欄
を入力する。
【0102】ステップ440において、文面入力が参照
かを判定する。ここで、参照である場合にはステップ4
42に進み、参照でない場合にはステップ444に進
む。
【0103】ステップ442においては、図19に示す
参照フローが実行される。この参照フローにより、記憶
装置から文書フアイルを取り込んで利用することができ
る。
【0104】ステップ444において、文面入力が新規
入力かを判定する。ここで、新規入力である場合にはス
テップ446に進み、新規入力でない場合には既に文面
が選択されているとしてステップ448に進む。
【0105】このステップ446においては、図17に
示す入力フローが実行される。この場合の入力フローに
おいては、図20に示す文面の入力エリアに文面を含む
候補が表示され(ステップ490)、この入力エリアに
表示された候補に真のものがあるかを判定する(ステッ
プ491)。ここで、ユーザーが入力しようとしている
ものがあれば、これを選択することにより、この表示さ
れた候補が宛先として代入され(ステップ492)、メ
インフローのステップ448へ進む。前記入力エリアに
表示された候補に真のものがなければ、即ち、ユーザー
が入力しようとしているものがでなければ、キーボード
からの入力を受付け、希望する文面を入力し(ステップ
493)、メインフローのステップ448へ進むことが
できる。
【0106】ステップ448において、文面入力が選択
済みかを判定する。ここで、文面入力が選択済みでない
場合にはステップ440に戻り、レイアウト入力が選択
済みである場合にはステップ450に進む。
【0107】ステップ450において、画面入力が参照
かを判定する。ここで、参照である場合にはステップ4
52に進み、参照でない場合にはステップ454に進
む。
【0108】ステップ452においては、図19に示す
参照フローが実行される。これにより、外部フアイルか
ら画像データを入力することができる。
【0109】ステップ454において、画像入力がサム
ネイル入力かを判定する。ここで、サムネイル入力であ
る場合にはステップ456に進み、サムネイル入力でな
い場合にはステップ458に進む。
【0110】ステップ456においては、図18に示す
サムネイルフローが実行される。この場合のサムネイル
フローにおいては、図20に示す画像の入力エリアの矢
印の押下で表示されるプルダウンメニューのエリア内に
画像を含む候補が一覧表示される(ステップ494)。
そして、この候補が選択されたかが判定され(ステップ
495)、この選択が決定されると、その決定項目を選
択項目として代入され(ステップ496)、メインフロ
ーのステップ458に進む。
【0111】ステップ458において、画像入力が選択
済みかを判定する。ここで、画像入力が選択済みでない
場合にはステップ430に戻り、画像入力が選択済みで
ある場合にはステップ459に進む。
【0112】ステップ459において、差出人メールア
ドレスが選択済みかを判定する。ここで、差出人メール
アドレスが選択済みでない場合にはステップ459に戻
り、差出人メールアドレスが選択済みである場合にはス
テップ460に進む。この差出人メールアドレスの選択
は、図20の差出人メールアドレスの入力エリアのプル
ダウンメニューに表示される差出人メールアドレスの候
補からユーザーが選択することにより行われる。ここに
表示される差出人メールアドレスの候補を変更する場合
には、変更後の差出人メールアドレスを新規に入力す
る。
【0113】ステップ460において、署名形式が参照
かを判定する。ここで、参照である場合にはステップ4
62に進み、参照でない場合にはステップ464に進
む。
【0114】ステップ462においては、図19に示す
参照フローが実行される。これにより外部フアイルに記
録したサインを取り込むことができる。また、参照ボタ
ンを押下しないで矢印を押下して過去に使用したサイン
をプルダウンメニュー内に表示して、これを選択するこ
ともできる。
【0115】ステップ464において、署名形式が選択
済みかを判定する。ここで、署名形式が選択済みでない
場合にはステップ460に戻り、署名形式が選択済みで
ある場合にはステップ466に進む。
【0116】ステップ466において、配達日が選択済
みかを判定する。ここで、配達日が選択済みでない場合
にはステップ466に戻り、配達日が選択済みである場
合にはステップ468に進む。この配達日の選択は、図
20の配達日の入力エリアにプルダウンメニューで表示
される配達日の候補からユーザーが選択することにより
行われる。なお、配達日の候補は、翌日以降の所定期
間、例えば2週間の日付が表示される。
【0117】ステップ468において、配達方法が選択
済みかを判定する。ここで、配達方法が選択済みでない
場合にはステップ468に戻り、配達方法が選択済みで
ある場合にはステップ470に進む。この配達方法の選
択は、図20の配達方法の入力エリアにプルダウン表示
される配達方法の候補からユーザーが選択することによ
り行われる。なお、配達方法の候補は、普通、速達及び
書留が表示される。
【0118】ステップ470において、支払方法指定入
力ありかを判定する。ここで、支払方法指定入力なしの
場合にはステップ470に戻り、支払方法指定入力あり
の場合にはステップ472に進む。この支払方法指定入
力は、図20の支払方法の入力エリアにプルダウン表示
される支払方法の候補からユーザーが選択することによ
り行われる。なお、支払方法の候補は、予めユーザーが
購入したプリぺード番号、予めユーザーが登録しておい
たクレジット番号、銀行預金口座番号等が表示される。
【0119】ステップ472において、支払能力ありか
を判定する。ここで、支払能力なしの場合にはステップ
472に戻り、支払能力ありの場合にはステップ474
に進む。なお、支払能力がない場合には、ステップ47
2で支払方法指定を変更して支払能力ありにすることが
できる。
【0120】ステップ474において、サイン入力あり
かを判定する。ここで、サイン入力なしの場合にはステ
ップ474に戻り、サイン入力ありの場合にはステップ
476に進む。このサイン入力は、図20のサインエリ
アの入力エリアにペン入力により行う。
【0121】ステップ476において、サイン認証OK
かを判定する。ここで、サイン認証OKでない場合には
ステップ476に戻り、サイン認証OKの場合にはステ
ップ478に進む。また、サイン認証OKでない場合に
は、ステップ474で差出人が本部郵便用端末130に
登録してあるサインと同じサインを入力することが必要
である。
【0122】ステップ478において、以上の操作結果
が図20に示す表プレビュー及び裏プレビューに表示さ
れる。この表示された表プレビュー及び裏プレビューに
より発送要求する内容を簡単に確認することができる。
【0123】ステップ480において、ユーザーによる
確認OKかを判定する。ここで、ユーザーによる確認O
Kでない場合にはステップ418に戻り、ユーザーによ
る確認OKの場合にはステップ480に進む。即ち、図
20に示す確認画面において、キャンセルボタンを押す
ことによりステップ418に戻り、OKボタンを押すこ
とによりステップ482に進む。
【0124】ステップ482において、発送要求を送信
することにより、発信者用郵便ソフトウェア231が終
了する。この発送要求の送信は本部郵便用端末130へ
ネットワーク120を介して行われる。また、この送信
される発送要求のデータ構造は図11に示す通りであ
る。
【0125】次に、電子郵便本部130Aのシステム管
理者側の本部郵便用端末130の操作方法について図2
2及び図23を用いて説明する。図22は図1の電子郵
便システムにおける本部郵便処理用ソフトウェアの操作
フロー図、図23は図22で作成される郵便物イメージ
図である。なお、図22のフローでは、発信者用端末1
10や受信者用端末からのアクセスの際には、認証作業
が行われるがここではこれを省略している。
【0126】本部郵便処理用ソフトウェア231がスタ
ートすると、図22に示すように、配達履歴一覧の要求
があったかを判定する(ステップ506)。ここで、配
達履歴一覧の要求があった場合にはステップ508に進
み、配達履歴一覧の要求がなかった場合にはステップ5
10に進む。この配達履歴の要求は、発信者用端末11
0の図21に示す履歴ボタンが押下された場合、また
は、発信者用端末110の前記メニュー画面の図示しな
い設定画面で設定された内容に基づいて自動的に行わ
れ、ネットワーク120を介して本部郵便用端末130
に送信される。
【0127】ステップ508において、要求したユーザ
ーIDが該当する配達履歴を送信する。この送信は、そ
のユーザーIDが該当する発信者用端末110にネット
ワーク120介して行われ、図16のステップ404の
履歴画面表示が行われる。このように、ユーザーは、自
分の発信者用端末110にて配達履歴を確認及び利用す
ることができる。
【0128】ステップ510において、発信者側のユー
ザーから発送要求があったかを判定する。ここで、発送
要求がなかった場合には受付けた電子郵便に対して受付
番号を付与してステップ512に進み、発送要求があっ
た場合にはステップ513に進む。
【0129】ステップ512において、受取人側のユー
ザーから配達要求があったかを判定する。ここで、配達
要求がなかった場合にはステップ502に戻り、配達要
求があった場合には、この配達要求で指定された配達日
を取込み、ステップ518に進む。
【0130】このように、本部郵便用端末は、ユーザか
らの履歴情報と発送要求及び配達要求について監視し、
これらの要求に対して迅速に対応できるようにしてい
る。この他、ユーザからの書式要求の対応などのその他
のサービスについては省略している。
【0131】また、ステップ513では、本部郵便用端
末で受付けた電子郵便160Aに対して受付番号である
郵便IDを付与し、この郵便ID(受付番号)を発信者
用端末110に対して領収書として通知したあと、ステ
ップ514に進める。
【0132】ステップ514において、配達方法がすぐ
に郵送かを判定する。ここで、配達方法がすぐに郵送で
ない場合にはステップ516に進み、配達方法がすぐに
郵送の場合にはステップ518に進む。この配達方法が
すぐに郵送かの判定は、配達方法の速達か否かで判断し
て速達である場合に直ぐ郵送と判定し、そして速達でな
い場合には配達日で判断して配達日が所定期日例えば翌
日までの場合に直ぐ郵送と判定する。
【0133】ステップ516において、受取人に配達通
知を送信する。この送信は、具体的には、宛先の受取人
用端末150が本部郵便用端末130にネットワーク1
20を介して接続されている場合に、本部郵便用端末1
30から受取人用端末150にネットワーク120を介
して行われる。なお、受取人用端末150が本部郵便用
端末130に接続されていない場合には、このステップ
516はスキップされる。このように、本部郵便用端末
130から直接受取人用端末150に送信することによ
り、支店郵便用端末140を介して送信する場合に比較
して、早く、かつ確実に送信することができると共に、
支部郵便処理用ソフトウェアを簡単なものとすることが
できる。
【0134】また、この実施の形態では、ステップ51
4において、至急か否かにより受取人に対して配達通知
を発送するようにしているが、至急の場合にも、例え
ば、至急便を何時までに配達しますと一方的な内容で通
知するようにしてもよい。これにより、受取人150A
は、全ての電子郵便の履歴情報を入手することができる
ので、管理がしやすい。
【0135】また、電子郵便会社1000は、受付けた
電子郵便の差出人のメールアドレスと住所氏名をユーザ
ー情報237にメンテナンスを随時行っている。このた
め、一度電子郵便を発送した発信者110Aに対して宛
てられた電子郵便に宛先メールアドレスがなくとも配達
通知を発送することができる。
【0136】ステップ518において、受取人150A
に配達するのに一番効率のよい電子郵便支店140Aを
検索し、ステップ520に進む。この具体的な検索は、
本部郵便用端末130の記憶装置134の支部所在地デ
ータ233の中に各支部の一番効率のよい配達住所録が
収納されており、宛先住所をこの配達住所録と比較する
ことにより行うようになっている。
【0137】ステップ520において、受取人150A
に配達するのに一番効率のよい電子郵便支店140Aが
電子郵便本部130Aかを判定する。ここで、一番効率
のよい電子郵便支店140Aが電子郵便本部130Aで
ない場合にはステップ522に進み、一番効率のよい電
子郵便支店140Aが電子郵便本部130Aの場合には
ステップ524に進む。このように、電子郵便本部13
0Aは電子郵便支店140Aの機能を兼ね備えている。
【0138】ステップ522において、一番効率のよい
電子郵便支店140Aに電子郵便160Aとともに配送
要求を行い、ステップ530に進む。この配送要求は、
具体的には、本部郵便用端末130から支店郵便用端末
140に専用回線120Aを介して行われる。なお、配
送要求のデータ構造は図11に示す通りである。
【0139】ステップ524において、配達日が指定さ
れた配達物があるかを定期的に判定する。ここで、配達
日が指定された配達物がある場合にはステップ526に
進み、配達日が指定された配達物がない場合にはステッ
プ530に進む。この配達日が指定された配達物がある
かの判定は、発信者用端末110からの発送要求におけ
る配達日と受取人用端末150Aからの配達要求におけ
る配達日とを判定基準としているが、電子郵便本部13
0Aが配達する配達物を対象としており、電子郵便支店
140Aが配達する配達物を対象としていない。支部の
配達物は、支部郵便処理用ソフトウェアの中で同様の内
容の配達日が判定される。なお、配達要求のデータ構造
は図14に示す通りである。
【0140】ステップ526において、配達すべき配達
物について、図11に示す発送要求データ構造300に
おける文面テキストデータ310、画像データ311、
レイアウトである文書フォーマットデータ312、及び
郵便種別313を参照して図23に示す郵便物イメージ
を作成し、ステップ528に進む。図23に示す郵便物
イメージは、年賀葉書の例であるが、(a)が表側、
(b)が裏側のイメージを示す。
【0141】ここで、(a)図の抽選番号は、前記郵便
ID付与ソフトウエア238で付与された受付番号また
は、年賀状に関して、同ソフトウエア238で受付番号
付与の時に付与された番号を記載するものである。この
抽選番号は、同ソフトウエアで一括して付与されるダブ
リがない。そして、このソフトウエアは前記抽選番号を
介して抽選を行うことができる。この抽選番号を備えた
電子郵便システムによれば、電子郵便会社1000が、
電子郵便だけでなく、インターネットを使用した宝くじ
を行うことができる。これにより、宝くじの購入や当落
通知を発信者用端末110を介して行うことができる。
しかも、この電子郵便システムによれば、商品の発送を
電子郵便会社1000と輸送機関170Aのシステムで
行うことができるとともに、金融機関180Aを介して
賞金の発送をも一括して行うことができる。
【0142】ステップ528において、制御装置132
からプリンタ136に郵便物印刷の指令を出し、ステッ
プ530に進む。この郵便物印刷の指令により、プリン
タ136は、電子郵便160Aを紙に印刷して実郵便物
160として出力する。そして、本部郵便用端末130
は、輸送機関管理ソフトウエア239を介して前記輸送
機関170Aの配送システムと接続して、前記実郵便物
160とともに配達依頼する。そして、輸送機関管理ソ
フトウエア239は、郵送機関170Aからの配達状況
報告を管理し、これをフオローして、配達履歴情報ファ
イル232に記録する。
【0143】本部郵便用端末130においては、ステッ
プ530において、支店郵便用端末140から前記配達
履歴情報の連絡があったかを判定する。ここで、配達履
歴情報の連絡がなかった場合にはステップ534に進
み、配達履歴の連絡があった場合にはステップ532に
進む。ステップ532において、配達履歴の連絡のあっ
たものについて、図12に示す配達履歴データ構造32
0のデータを取込み、ステップ534に進む。ステップ
534において、配達履歴に関する全てのデータを記憶
装置134の配達履歴情報ファイル232に記録し、ス
テップ524に戻る。
【0144】次に、電子郵便支店のシステム管理者側の
郵便支店用端末140の操作方法について図24を用い
て説明する。図24は図1の電子郵便システムにおける
支部郵便処理用ソフトウェア241の操作フロー図であ
る。
【0145】支部郵便処理用ソフトウェア241がスタ
ートすると、図24に示すように、本部郵便用端末13
0から配送要求があったかを判定する(ステップ60
2)。ここで、配送要求がなかった場合にはステップ6
02に戻り、配送要求があった場合にはステップ604
に進む。
【0146】ステップ604において、配達日になった
配達物があるかを判定する。ここで、配達日になった配
達物がある場合にはステップ606に進み、配達日にな
った配達物がない場合にはステップ602に戻る。この
配達日になった配達物があるかの判定は、発信者用端末
110からの発送要求における配達日と受取人端末から
の配達要求における配達日とを判定基準としている。な
お、配達要求のデータ構造は図14に示す通りである。
【0147】ステップ606において、配達すべき配達
物について、図11に示す発送要求データ構造300に
おける文面テキストデータ310、画像データ311、
レイアウトである文書フォーマットデータ312、及び
郵便種別313を参照して図23に示す郵便物イメージ
を作成し、ステップ608に進む。
【0148】ステップ608において、制御装置142
からプリンタ146に郵便物印刷の指令を出し、ステッ
プ610に進む。この郵便物印刷の指令により、プリン
タ146は、実郵便物160を紙に印刷して出力する。
ここで支店郵便用端末140は、図22で説明した前記
ステップ526と528と同様なフローを行って、前記
輸送機関170Aからの情報も含めた配達履歴情報を本
部郵便用端末130に送付(ステップ610)し、ステ
ップ602に戻る。
【0149】次に、ユーザー側の受取人用端末150の
操作方法について図25及び図26を用いて説明する。
図25は図1の電子郵便システムにおける受取人用郵便
ソフトウェア251の操作フロー図、図26は図1の電
子郵便システムの受取人用端末150における画面例を
示す図である。
【0150】受取人用端末150の電源が投入され、図
25に示すように、受取人用郵便ソフトウェア251が
選択されてスタートすると、差出人情報が表示され(ス
テップ702)、ステップ704に進む。この差出人情
報として表示されるのは、図26の画面例に示すよう
に、受取人用端末150の表示装置153に差出人氏
名、差出人住所、及び差出人メールアドレスである。な
お、差出人が配達日をしている場合には、その配達日が
配達日の候補としてディフォルト表示される。
【0151】ステップ704において、配達方法がプレ
ビュー表示であるかを判定する。ここで、配達方法がプ
レビュー表示でない場合にはステップ708に進み、配
達方法がプレビュー表示である場合にはステップ706
に進む。
【0152】ステップ706において、配達方法がプレ
ビュー表示され、ステップ708に進む。このプレビュ
ーの表示は、図26のプレビュー枠内に表示される。
【0153】ステップ708において、配達日指定入力
ありかを判定する。ここで、配達日指定入力ありでない
場合にはステップ708に戻り、配達日指定入力ありで
ある場合にはステップ710に進む。即ち、受取人が配
達日指定入力しない限り次へは進まない。この配達日指
定入力は、差出人が配達日を指定している場合には、そ
の配達日の承諾入力、またはその配達日変更入力を含
む。なお、受取人が所定期間内に配達日指定入力しない
場合には、受取人に配達通知ができなかったとみなし
て、配達方法に基づいた通常の配達を行うことになる。
【0154】ステップ710において、支払方法指定入
力ありかを判定する。ここで、支払方法指定入力なしの
場合にはステップ710に戻り、支払方法指定入力あり
の場合にはステップ712に進む。この支払方法指定入
力は、図26の支払方法の入力エリアにプルダウン表示
される支払方法の候補からユーザーが選択することによ
り行われる。なお、支払方法の候補は、予めユーザーが
購入したプリぺード番号、予めユーザーが登録しておい
たクレジット番号、銀行預金口座番号等が表示される。
【0155】ステップ712において、支払能力ありか
を判定する。ここで、支払能力なしの場合にはステップ
712に戻り、支払能力ありの場合にはステップ714
に進む。なお、支払能力がない場合には、ステップ71
2で支払方法指定を変更して支払能力ありにすることが
できる。
【0156】なお、ステップ710、712は、受取人
が速達、書留等を追加指定して追加費用が必要な場合の
み対象となり、追加費用がかからない場合にはスキップ
される。
【0157】ステップ714において、サイン入力あり
かを判定する。ここで、サイン入力なしの場合にはステ
ップ714に戻り、サイン入力ありの場合にはステップ
716に進む。このサイン入力は、図26のサインエリ
アの入力エリアにペン入力により行う。
【0158】ステップ716において、サイン認証OK
かを判定する。ここで、サイン認証OKでない場合には
ステップ714に戻り、サイン認証OKの場合にはステ
ップ718に進む。また、サイン認証OKでない場合に
は、ステップ714で受取人が郵便本部用端末130に
登録してあるサインと同じサインを入力することが必要
である。
【0159】ステップ718において、以上の操作結果
が図26に示す確認画面表示される。この表示された確
認画面により配達要求する内容を確認することができ
る。
【0160】ステップ720において、ユーザーである
受取人による確認OKかを判定する。ここで、ユーザー
による確認OKでない場合にはステップ702に戻り、
ユーザーによる確認OKの場合にはステップ722に進
む。即ち、図26に示す確認画面において、キャンセル
ボタンを押すことによりステップ702に戻り、OKボ
タンを押すことによりステップ722に進む。
【0161】ステップ722において、配達要求を送信
することにより、受取人用郵便ソフトウェア241が終
了する。この送信される配達要求のデータ構造は図14
に示す通りである。
【0162】なお、この実施の形態では、受取人用端末
150を発信者用端末110で兼用することができる。
つまり、発信者用郵便ソフトウエア211には、受取人
用郵便ソウトウエア251の内容を含んでいる。例え
ば、図21の履歴情報画面例において、受信履歴に表示
されている受信情報の1つを選択して左上の受信ボタン
を押下することにより図26の画面を表示させることが
できる。このように、発信と受信情報を一括管理するこ
とができるので、電子郵便を1つの画面で把握すること
ができる。
【0163】このように、本発明の電子郵便システムに
よれば、発信者用端末110により郵便物データを有す
る発送要求300を作成して本部郵便用端末130に送
信し、この発送要求300を受信する支店郵便用端末1
40により実郵便物160を印刷するようにしているの
で、実郵便物160を出すことを希望している人自身が
実郵便物160を作成して、一般郵便局に出向いて投函
しなくても手元にある発信者用端末110から容易に実
郵便物160の作成及び配達依頼することができると共
に、本部郵便用端末130に配達履歴を記憶し、本部郵
便用端末130によりこの配達履歴320を発信者用端
末110に送信し、発信者用端末110によりこの配達
履歴を表示するようにしているので、この配達履歴を参
照して発送要求300を作成することができ、使い勝手
を著しく向上することができる。
【0164】また、本部郵便用端末130から配送され
る配送要求を受信する複数の支店郵便用端末140によ
り実郵便物160を印刷するようにしているので、実郵
便物160の配達範囲を支部の数だけ細かくすることが
でき、その配達時間を短縮することができると共に、発
信者用端末110から送信される配達履歴320を本部
郵便用端末130により発信者用端末110に送信する
ようにしているので、発信者用端末110は発送要求す
るために接続した本部郵便用端末130から配達履歴3
20を得ることができ、電子郵便システムを簡単な構成
にすることができる。
【0165】さらには、発信者用端末110から送信さ
れる発送要求320を受信する本部郵便用端末130に
より実郵便物160を印刷するか支店郵便用端末140
に送信するようにしているので、支店郵便用端末140
の機能を有しつつ、本部郵便用端末130の分だけ実郵
便物160の配達範囲を細かくすることができ、配達時
間を短縮することができる。
【0166】また、発信者用端末110から送信される
発送要求320を受信する本部郵便用端末130により
この発送要求320に基づいて受取人用端末150に配
達通知330を送信し、本部郵便用端末130から送信
される配達通知330を受信する受取人用端末150に
よりこの配達通知330に基づく配達要求340を本部
郵便用端末130に送信するようにしているので、実郵
便物160の配達を受取人150Aの希望に沿って配達
することができる。
【0167】次に、本発明の電子郵便システムに用いる
発信者用端末の一実施例を図27から図36を用いて説
明する。図27は本発明の電子郵便システムに用いる発
信者用端末の一実施例の構成を説明する図で、(a)は
正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)
は背面図、(e)は平面図、(f)は底面図、(g)は
(a)の内部機構省略のA−A’断面図、(h)は本体
が静止した状態の右側面図、図28は図27の端末の斜
視図、図29は図27の端末のLCD部を壁に取付けた
状態の右側面図、図30は図27の端末の入力ペンを移
動した状態の斜視図、図31は図27の端末の要部断面
拡大図、図32は図27の端末のLCD部の分解斜視
図、図33は図27の端末の本体部の分解斜視図であ
る。
【0168】図27において、端末110は、LCD部
800と本体部820とを着脱可能に組合わせて構成さ
れているので、LCD部800を本体部820から取外
してLCD部800単独で机上または壁に掛けて使用で
き、使い勝手が良好である。また、LCD部800は、
正面形状か正方形をしているので、左右上下のバランス
がよく、配置性が良好である。また、LCD部800
は、奥行き方向に薄い形状をしているので、机上で使用
する場合または、図29に示すように、壁に掛けて使用
する場合等に奥行寸法をとらず、使い勝手がよいもので
ある。そして、LCD部800は、図31に示すよう
に、ケース801内にタツチパネル802、LCDパネ
ル803及び主回路基板804が前後方向に積み重なる
ように収納されることにより、奥行寸法が薄くなってい
る。
【0169】具体的には、図32に示すように、主回路
基板804は、一枚の基板で構成することにより、簡単
な構成で、奥行寸法が薄くなるようにし、特に、LCD
パネル803の外形寸法とほぼ同じ大きさにすることに
より、タッチパネル802及びLCDパネル803と一
緒に取付けることができ、端末としての機能を奏するよ
うに主回路を一枚の基板に搭載できるようになってい
る。なお、ケース801、タッチパネル802、LCD
パネル803及び主回路基板804は略正方形のほぼ同
じ外形寸法を有している。
【0170】図32に示すように、前記ケース801
は、正方形の開口805aを有するフロントケース80
5と、バッテリー取付け部806a及び本体取付部80
6bを有するバツクケース806とを着脱可能に組合わ
せて構成されており、このフロントケース805とバッ
クケース806を外すことにより内蔵しているタッチパ
ネル802、LCDパネル803及び主回路基板804
のメンテナンスを行うことができる。
【0171】前記フロントケース805の前面下部の中
央部には、パワーボタン807とマイク808が並置さ
れている。パワーボタン807は、LCD部800の電
源をオンするものであり、オンされるとランプが点灯す
る。マイク808は、LCD部800への音声入力部と
なり、中央部に配置されていることにより、操作者の発
声部の位置と対応して確実な入力が可能である。前記タ
ッチパネル802は、略正方形の画面を有しているの
で、その使い勝手が良好なものであるが、その詳細につ
いては後述する。
【0172】前記バッテリー取付け部806aはバツク
ケース806の背面上部に浅い円形凹部を形成すること
により構成され、また、本体取付部806bはバックケ
ース806の背面下部に浅い半円形凹部を形成すること
により構成されており、簡単な構成で、バッテリー装置
809及び本体部820の取付け位置を特定てきること
により組立て性が良好であると共に、バツテリー装置8
09及び本体部820を確実に装着しておくことができ
る。なお、このバッテリー取付け部806aにはコネク
タ811が装着されている。バッテリー装置809は、
浅い円筒状のバッテリーケース809aと薄い円板状の
バッテリー809bより構成され、バツテリー取付け部
806aに一部挿入されて着脱可能に装着されている。
【0173】これにより、バツテリー装置809が背面
方向にあまり突出しないようになっているので、LCD
部800全体としての薄形を維持し、使い勝手のよいも
のになっている。また、このバッテリーケース809a
は、側面に全周にわたってアンテナ取付用凹部809c
が形成されている。
【0174】アンテナ810は、外部からの無線を受け
るアンテナ機能とLCD部800の携帯用のハンドル機
能とを有するように大きな環状をしており、その下部が
アンテナ取付用凹部809cに装着され、その上部がバ
ツテリー取付け部806aより上方に突出している。図
30に示すように、このアンテナ810を大きな環状と
して突出させたことにより、LCD部800の持ち運び
が著しく容易になると共に、アンテナとしての機能を十
分に持たせることができ、データ通信を無線で行えるこ
とにより携帯性が著しく良好である。
【0175】図32に戻り、前記バッテリー809b及
びアンテナ810は、ケース801内の主回路基板80
4にコネクタ811を介して電気的に接続される。これ
により、バツテリー809bの電源電圧を主回路基板8
04に供給することができると共に、アンテナ810で
受けた無線によるデータ信号を主回路基板804に伝え
ることができ、LCD部800を本体部820より分離
しても主回路基板804による所定動作を行うことがで
きる。バックケース806の側面中央部には、ペンフツ
ク806cが突出して形成されており、入力ペン812
を係着できるようになっている。
【0176】図33に示すように、本体部820は、半
球の略半分の形状をしたケース821内に、重心移動部
材822、メディアドライブ823、大容量記億デバイ
ス824、補助回路基板825及びスピーカ826を収
納して構成されている。前記ケース821は、前面部を
形成する略半円板状のフロントケース827と、背面部
及び底面部を形成するバックケース828とを着脱可能
に組合わせて構成されている。このフロントケース82
7は、下部に前方へ突出する段部827aを有してお
り、この段部827aをLCD部800と本体部820
を組合わせた際にLCD部800の下面を受ける受け面
とすることにより、LCD部800を本体部820に容
易に組合わせることができるようになっている。また、
フロントケース827は、その下端部の中央部にメディ
ア挿入口827bを有しており、このメディア挿入口8
27bからメディアドライブ823にメディアを挿入で
きるようになっている。さらに、フロントケース827
は、メディア挿入口827bの両側にスピーカ孔827
cを有しており、スピーカ826の音声を前方に出力で
きるようになっている。なお、段部827aには接続コ
ネクタ830が取付けられている。
【0177】図31に示すように、前記バックケース8
28は、底面部に軟質材で形成された緩やかな円弧面の
べース829を有し、机やテーブル等に置いた際に変形
させることができるようになっており、机やテーブル等
を損傷することがないと共に、画面角度か適切になるよ
うにべ一ス829を変形して調整することができる。前
記重心移動部材822は、ベース829の上に載置さ
れ、ベース829の変形に応じて変形し、その重心位置
を移動する。これにより、端末110を安定させて載置
することができる。このべ一ス829及びスピーカ82
6の機能とアンテナ810の大型ハンドル機能とが相俟
って、LCD部800を机やテーブル等にラフに置た
り、容易に持ち運ぶことができ、使い勝手か極めて良好
となる。
【0178】DVDドライブ等のメディアドライブ82
3は、重心移動部材822の上方でかつメディア挿入口
827bの後方に配置され、挿入されたDVD等のメデ
ィア831の情報を読み込み、主回路基板804及び補
助回路基板825に送信する。
【0179】前記大容量記憶デバイス824は、メディ
アドライブ823の上方に配置され記憶すべきデータを
主回路基板804及び重心移動部材822より受取って
記億する。前記補助回路基板825は、フロントケース
827の背面上部に沿って配置されている。
【0180】また、本体部820は上端部に着脱機構8
32を備えている。この着脱機構832は着脱フック8
33と着脱ボタン834で構成されている。この着脱フ
ック833は、弾性力を有してバックケース828に回
動可能に取付けられ、フロントケース827より前方へ
若干突出して設けられている。また、着脱ボタン834
は、着脱フック833を回動させることができるように
バックケース828の上面に露出している。
【0181】前記LCD部800と本体部820は、着
脱可能に組合わせることができる。即ち、両者を組合わ
せる場合には、LCD部800の下面を本体部820の
段部827aに載置して接続コネクタ830を介して結
合すると共に、LCD部800の着脱孔806dに本体
部820の着脱フツク833を係合して結合する。この
ように、両者の組合せは、段部827aを利用している
ので、極めて容易であり、また、段部827aに載置す
る操作と一緒に接続コネクタ830も結合することがで
き、さらに、着脱フック833と着脱孔806dとの簡
単な構成で係合できる。
【0182】そして、LCD部800を本体部820か
ら取外す場合には、着脱ボタン834を操作することに
より、着脱孔806dと着脱フック833の係合を外す
ことができ、その後、LCD部800を持ち上げれば、
フロントケース827との結合を外すことができ、簡単
な操作で行うことができる。
【0183】図33に示すように、本体部820を支持
するステーション835は、本体部820をその上面の
凹状部に載置することにより、本体部820に電源供給
及び双方向通信ができるように電源プラグ836及び通
信コネクタ837を接続している。
【0184】ここで、LCD部800の画面例を図34
を用いて説明する。図34は図27の端末の画面例を示
す図で、(a)は縦長表示例を示す図、(b)は横長表
示例を示す図である。
【0185】前述したように、LCD部800の画面は
略正方形である。画面を正方形にしたことにより、図3
4(a)に示すような縦長のインターネット画面840
などを表示する場合には、そのインターネット画面84
0の横に付属画面841を表示し、横長のテレビ画面8
42等を表示する場合には、そのテレビ画面842の下
に付属画面A843及び付属画面B844を表示するす
ることができ、縦長及び横長の両方の表示画面例に対応
できて使い勝手が良好である。これを各画面例毎に具体
的に説明する。
【0186】図34(a)の例においては、主画面にイ
ンターネツト画面840が縦横比10対7のフルスケー
ルで表示され、残りの横の部分に付属画面841が表示
される。この付属画面841は、インターネット画面8
40に関する対応ボタン845、インターネットのエー
ジェントにアクセスできるエージェントアイコン84
6、及び家族や友達等のアクセス頻度の多い特定者用ア
イコン847を表示させるようになっている。このよう
に、付属画面841を813と関連づけて独立して設け
ることにより、インターネットの使い勝手をより一層向
上することかできる。なお、対応ボタン845の代わり
にTV画面を表示するようにすれば、インターネット画
面840を閲覧しながらTVを見ることができる。
【0187】図34(b)の例においては、主画面にテ
レビ画面842が縦横比16対9または4対3のフルス
ケールで表示され、残りの下の部分に付属画面A843
及び付属画面B844が表示される。この付属画面A8
43は、テレビ画面842に関するデータ、例えば料理
番組であれば材料の内訳等のデータを表示させることに
より、使い勝手を向上することかできる。また、付属画
面B844は、前述したエージェントアイコン846及
び特定者用アイコン847を表示させることにより、直
ぐにインターネットにアクセスすることができ、使い勝
手が良好である。
【0188】ここで、LCD部800を単独で机上等で
入力する状態を図35を用いて説明する。図35は図2
7の端末のLCD部の別の使用例を説明する図である。
LCD部800を単独で机上等に載置すると、図35に
示すように、バツテリー装置809によりLCD部80
0を傾斜させることができるので、入力ペン812によ
る入力操作を容易にすることができる。
【0189】ここで、LCD部800への異なる電源供
給及び通信方法を図36を用いて説明する。図36は図
27の端末の別の使用例を説明する図である。この使用
例は、家の中の家電品や壁等に設けられている電源信号
夕一ミナル838にLCD部800のアンテナ810を
取付けることにより、この電源信号ターミナル838か
ら電源供給及びデータ通信ができるものである。この電
源信号ターミナル838を用いることにより、バッテリ
ー809bの充電の必要がなく、LCD部800を使用
することができる。
【0190】次に、本発明の電子郵便システムの発信者
用端末に用いる入力装置の一実施例を図37から図39
を用いて説明する。図37は本発明の電子郵便システム
の発信者用端末に用いる入力装置の一実施例の斜視図、
図38は図37の入力装置のキースイッチ部の拡大断面
図、図39は図37の入力装置のジョグハンドル部の拡
大縦断面図である。
【0191】図37において、入力装置111を形成す
るキーボード850は、全体が薄形で小型に形成されて
携帯用に構成され、そして、横長略矩形のキースイツチ
部851とこれから横方向に突出する略半円形のジョグ
ハンドル部852から構成されている。また、キーボー
ド850はキースイッチ部851及びジョグハンドル部
852にまたがって硬質合成樹脂製のケース853を有
している。このケース853は、浅い箱状の下ケース8
54と矩形開口及び円形開口を有する上ケース855と
を結合して構成されている。この結合部は気密を有する
ように結合される。
【0192】図38において、スイッチボード856
は、回路配線及びスイッチ配線を有し、ケース853内
で下ケース854上に配置されている。キースイツチ8
57は、スイツチボード856のスイッチ配線に接続さ
れ、キースイッチ部851に所定の配列で多数搭載され
ている。スイッチボード856は、各キースイツチ85
7の上面に装着され、これを指で操作することによりキ
ースイツチ857が操作される。
【0193】防水カバー859は、透明で軟質の薄膜で
形成されており、キートツプ858の上面全体をカバー
し、上ケース855の矩形開口を閉鎖するように装着さ
れる。また、防水カバー859は、上面全体が平坦面を
しており、周縁部が立ち下がって上ケース855の矩形
開口の周縁部に気密的に装着されている。この装着部に
は、防水パッキン860が装着されて、気密性を高める
ようになっている。そして、防水カバー859は、指で
押すことにより容易に変形し、これによりキートップ8
58を操作することができる。
【0194】図39において、ジョグハンドル861
は、ジョグスイッチ862、ジョグ操作棒863及びジ
ョグ握り部864より構成され、ジョグハンドル部85
2に配置されている。ジョグスイッチ862は、スイッ
チボード856のスイツチ配線に接続されて搭載されて
いる。ジョグ操作棒863は、ジョグスイツチ862の
操作を行うものであり、上ケース855の円形開口より
上方に突出されている。ジョグ握り部864は、ゴム等
の軟質材でジョグ操作棒863の上部を包み込むように
形成され、周縁部が円形開口の周縁部に気密的に装着さ
れている。ジョグハンドル861は、ジョグ握り部86
4を回転することにより表示装置113の画面カーソル
を移動することができ、ジョグ握り部864を上下動す
ることにより実行機能を奏することができ、ジョグ握り
部864の側面を強く摘まむことにより他の操作機能を
奏することかできるように構成されている。
【0195】つまり、このジョグハンドル861は、ジ
ョグスイッチ862によりジョグハンドル861を周囲
に傾けることで第1、第2の動作指示(カーソルのXY
方向への移動)を可能にし、ジョグ操作棒863を介し
てジョグ握り部864を上下に移動させることによりよ
り(第3の動作指示)を可能にし、ジョグ操作棒863
の上部に設けられたスイッチ(左右方向)をジョグ握り
部864を摘むことで第4、第5の動作指示を可能とす
ることができる。これにより、このジョグハンドル86
1を自然に動作することで多用な動作指示を割り当てる
ことができるので、操作性を良好にすることができる。
【0196】係るキーボード850においては、スイツ
チボード856、キースイツチ857及びジョグスイッ
チ862が防水カバー859及びジョグスイツチ862
によりケース853内に気密的に収納されているので、
防水性に優れ、信頼性が高いものである。また、防水力
バー859は、上面全体が平坦に形成されているため、
清掃性が優れている。
【0197】そして、ジョグハンドル861は、軟質材
のジョグ操作棒863でカバーされているので、持ちや
すく操作を容易に行うことができ、しかも、ジョグ握り
部864の側面を強く摘まむことにより他の操作機能を
奏するので、操作性がより一層良好になっている。
【0198】なお、キーボード850は、無線装置(近
距離無線技術)が内蔵されており、制御装置11との入
出カはこの無線装置を介して行われるので、屋外等でも
容易に入出力でき、その場合に防水構造が特に効果的で
ある。
【0199】次に、本発明の電子郵便システムに用いる
発信者用端末の他の実施例を図40から図48を用いて
説明する。図40は本発明の電子郵便システムの発信者
用端末の他の実施例の正面図、図41は図40の発信者
用端末の右側面図、図42は図40のBーB’断面概略
図、図43は図40のC−C’断面概略図、図44は図
40の発信者用端末の開いた状態の斜祝図、図45は図
40の発信者用端末の閉じた状態の平面図、図46は図
40の発信者用端末の分解図、図47は図40の発信者
用端末の入力ペンの挿入先端部分の断面図、図48は図
40の発信者用端末の入力ペンの挿入根本部分の斜視図
である。
【0200】図40から図45において、この実施の形
態に係る端末110は、LCD部870と本体部871
から構成され、近距離無線で送受信が可能なように送受
信装置が内蔵されており、また、衣服のポケツト等に収
納可能となるように小型で薄く平坦な形状となってい
る。LCD部870と本体部871は、全体か横長で一
側が円弧状をしており、ヒンジ870aを介して回動可
能であり、これにより垂なり合うように閉じ、または平
行になるように開くことができる。このように構成した
ことにより、端末110は、容易に携帯できると共に、
容易に入力、入力確認及びメール受信確認等が行えるも
のであ。LCD部870は、LCDケース872内に、
液晶ディスプレイ部873、スピーカ874、サブ基板
875、液晶お知らせ表示部876、イヤホン877、
コードリール878、選択ボタン879及び読み上げボ
タン880が配置されている。
【0201】図46において、LCDケース872は、
LCD下ケース881とLCD上ケース882から構成
され、その両者LCD下ケース881、LCD上ケース
882が内部部品をメンテナンスできるように着脱可能
になっている。LCD下ケース881は、中央部に横長
で大きなディスプレイ表示窓883を有すると共に、そ
の隣の円弧状部側に多数の孔よりなるスピーカ孔884
を有している。LCD上ケース882は、円弧状側のな
だらかに隆起した部分の中央に小さな円形に形成された
お知らせ表示窓885、この外側に同心円状に延びるよ
うに設けられたイヤホン用開口886及び選択ボタン用
開口887、円弧状の最先端部に設けられた読み上げボ
タン用開口888を有している。
【0202】液晶ディスプレイ部873は、ディスプレ
イ表示窓883から露出するように配置され、入力内
容、メール受信内容、記憶内容等が表示され、LCD部
870を開いた状態でその表示を確認することができ
る。この表示は、大型画面であるために見やすくなって
いるが、所定行数の表示となり、長い行数の内容の場合
にはスクロールすることか必要である。
【0203】スピーカ874は、スピーカ孔884の内
側に配置され、入力内容、受信内容、記憶内容等を必要
に応じて音声出力する。従って、これらの内容を音声で
確認することかでき、便利である。
【0204】メイン基板897に電気的に接続されたサ
ブ基板875は、LCDケース872の円弧状側に配置
され、LCD部870側の電気部品を集中的に搭截して
いる。即ち、サブ基板875の一側には液晶ディスプレ
イ部873及びスピーカ874が搭載され、サブ基板8
75の他側には液晶お知らせ表示部876、イヤホン8
77、選択ボタン879及び読み上げボタン880が搭
載されている。これにより、これらの電気部品の組立て
性を良好にしつつ、全体寸法の小型化を図ることかでき
る。
【0205】液晶お知らせ表示部876は、お知らせ表
示窓885から露出するように配置されているので、L
CD部870を閉じた状態においてもLCDケース87
2の外側からその表示を確認することができる。また、
液晶お知らせ表示部876は、LCD上ケース882の
なだらかに隆起した部分の中央に設けられたお知らせ表
示窓885に露出しているので、より表示の確認が容易
である。
【0206】イヤホン877は、コードリール878に
巻き取り可能に設けられ、巻き取られた状態で図45で
表わされるようにイヤホン用開口886に位置する。選
択ホタン879及び読み上げボタン880は、選択ボタ
ン用開口887及び読み上げボタン用開口888より外
側に突出して設けられ、外部から操作することが可能で
ある。選択ボタン879を押すことにより、スピーカ8
74による出力とイヤホン877による出力とを選択す
ることができる。また、読み上げボタン880を押すこ
とによりスピーカ874の音声出力が行われる。
【0207】一方、本体部871は、本体ケース889
内に、入力パッド890、カーソルボタン891、OK
ボタン892、キャンセルボタン893、入力ペン89
4、回転センサ895、メイン基板897、バッテリ8
98が配置されている。本体ケース889は、本体上ケ
ース900と本体下ケース901から構成され、その両
者が内部部品をメンテナンスできるように着脱可能にな
っている。本体上ケース900は、中央部に横長で大き
な入力パッド窓902を有すると共に、その隣の円弧状
部側にカーソルボタン用開口903、OKボタン用開口
904、キャンセルボタン用開口905を有し、さらに
は、反円弧状部側には入力ベン用切欠部905を有して
いる。カーソルボタン用開口903は、円弧状部と同心
で大きな円形をしており、その両側にOKボタン用開口
904、キャンセルボタン用開口905が形成されてい
る。本体下ケース901は、半円弧状側側面に入力ペン
用切欠部907を有すると共に、半円弧状側にバツテリ
挿入用開口908を有している。
【0208】入力パッド890は、入力パッド窓902
から露出するように配置され、入力ペン894により手
書き入力できる。この入力パッド890は、大型て横長
であり、テキスト入力が容易にできるようになってい
る。カーソルボタン891は、大きな円板状をしてお
り、カーソルボタン用開口903より突出して中心を軸
として揺動可能に設けられている。このカーソルボタン
891の周縁を押すことにより、その方向に液晶ディス
プレイ部873におけるカーソルが移動する。そして、
このカーソルボタン891は、大きな外径を有している
ので、携帯用の小型端未であってもその操作が容易であ
る。
【0209】OKボタン892及びキャンセルボタン8
93は、OKボタン用開口904及びキャンセルボタン
用開口905から突出して設けられ、これを押すことに
より所定の操作を行うことかできる。
【0210】図47、図48において、入力ペン894
は、入力ペン用切欠部905と入力ペン用切欠部907
で構成される入力ペン挿入用開口910から本体部87
1内に収納可能である。そして、入力ペン894は、収
納状態において、入力ペン894の先端側筒部が回転セ
ンサ895により保持されると共に、根本部が入力ペン
用切欠部907により保持され、回動可能になってい
る。また、入力ペン894は、その先端側筒部に位置し
て磁性体よりなるセンサ部909を有すると共に、その
根本側に位置して中央筒部より若干大径の入力ペン操作
部911を有している。この入力ペン操作部911が入
力ペン用切欠部905より露出しており、指で入力ペン
操作部911を回動することができる。入力ペン操作部
911を回動することによりセンサ部909を回動さ
せ、このセンサ部909の回動を回転センサ895で検
出してその回動量に応じて液晶ディスブレイ部873の
表示のスクロールを行う。従って、簡単な構成により、
極めて容易にスクロール操作をすることができる。
【0211】図46に戻り、メイン基板897は、本体
ケース889内のほぼ一杯の大きさの寸法を有し、一枚
で構成されている。メイン基板897の一側にはカーソ
ルボタン891、OKボタン892、キャンセルボタン
893、896、入力パッド890が搭載され、メイン
基板897の他側にはバッテリ898が搭載される。バ
ッテリ898は、バッテリカバー899を外してバッテ
リ挿入用開口908より着脱できる。
【0212】このように、この実施の形態に係る端末1
10は、入力パッドとディスプレイを介して、データの
入出力を行なうことでメールを送受信することができ
る。上ケース内側にスピーカーと大型表示部を並べて配
置している。さらにゲーム感覚で検索時等快適な操作が
できるよう操作性向上のための大型のカーソルキーを下
ケースの操作面左に装備しており、付属の入力ペンは、
テキスト入力時に使用するのはもちろんのこと、収納時
にも回転操作で上下スクロールレバーとしての役割も備
えている。また、ケースの外側には小型表示部を備えて
おり、蓋を閉じた状態の携帯時等でもメールの着信か一
目で知ることかてきる。さらに、メール読み上げ機能ボ
タンとコード巻き取り式イヤホンにより、上ケースを開
けなくても容易にメールの内容を確認することができ
る。
【0213】
【発明の効果】本発明によれば、発信者が発送要求を送
信して郵便局から実郵便物印刷して配達することができ
ると共に、本部郵便用端末に記憶された配達履歴を参照
しすることができる使い勝手の良好な電子郵便システム
及びその処理方法を得ることができる。
【0214】また、本発明よれば、発信者が発送要求を
送信して電子郵便会社から実郵便を印刷して配達するこ
とができると共に、本部郵便用端末に記憶された配達履
歴を参照することができ、しかも、受取人に配達通知を
送信して配達要求を受けることができる使い勝手の良好
な電子郵便システム及びその処理方法を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子郵便システムのブロッ
ク構成図である。
【図2】図1の発信者用端末の構成ブロック図である。
【図3】図1の電子郵便本部用端末の構成ブロック図で
ある。
【図4】図1の電子郵便支店用端末の構成ブロック図で
ある。
【図5】図1の受取人用端末の構成ブロック図である。
【図6】図2の発信者用端末の記憶装置のファイル構造
図である。
【図7】図3の電子郵便本部用端末の記憶装置のファイ
ル構造図である。
【図8】図4の電子郵便支店用端末の記憶装置のファイ
ル構造図である。
【図9】図7及び図8の記憶装置のユーザー情報ファイ
ルのデータ構造図である。
【図10】図5の受取人用端末の記憶装置のファイル構
造図である。
【図11】図1における発送要求のデータ構造図であ
る。
【図12】図1における配達履歴のデータ構造図であ
る。
【図13】図lにおける配達通知のデータ構造図であ
る。
【図14】図1における配達要求のデータ構造図であ
る。
【図15】図11における郵便種別のデータ構造図であ
る。
【図16A】図1の電子郵便システムにおける発信者用
郵便ソフトウェアの操作フロー図である。
【図16B】図1の電子郵便システムにおける発信者用
郵便ソフトウェアの操作フロー図(続き)である。
【図16C】図1の電子郵使システムにおける発信者用
郵便ソフトウェアの操作フロー図(続き)である。
【図17】図16における宛先び文面の入力フロー図で
ある。
【図18】図16における宛先び文面の入力フロー図で
ある。
【図19】図16における参照フロー図である。
【図20】図1の電子郵便システムの発信者用端末にお
ける画面例を示す図である。
【図21】図1の電子郵便システムの発信者用端末にお
ける異なる画面例を示す図である。
【図22】図1の電子郵便システムにおける本部郵便処
理用ソフトウェアの操作フロー図である。
【図23】図22で作成される郵便物イメージ図であ
る。
【図24】図1の電子郵便システムにおける支部郵便処
理用ソフトウェアの操作フロー図である。
【図25】図1の電子郵便システムにおける受取人用郵
便ソフトウェアの操作フロー図である。
【図26】図1の電子郵便システムの受取人用端末にお
ける画面例を示す図である。
【図27】本発明の電子郵便システムに用いる発信者用
または受取人用の端末の第1実施例の構成を説明する図
である。
【図28】図27の端末の斜視図である。
【図29】図27の端末のLCD部を璧に取付けた状態
の右側面図である。
【図30】図27の端末の入力ペンを移動した状態の斜
視図である。
【図31】図27の端末の要部断面拡大図である。
【図32】図27の端末のLCD部の分解斜視図であ
る。
【図33】図27の端末の本体部の分解斜視図である。
【図34】図27の端末の画面例を示す図である。
【図35】図27の端末のLCD部の別の使用例を説明
する図である。
【図36】図27の端末の別の使用例を説明する図であ
る。
【図37】本発明の電子郵便システムの発信者用端末に
用いる入力装置の一実施例の斜視図である。
【図38】図37の入力装置のキースイッチ部の拡大断
面図である。
【図39】図37の入力装置のジョグハンドル部の拡大
縦断面図である。
【図40】本発明の電子郵便システムの発信者用端末の
他の実施例の正面図である。
【図41】図40の発信者用端末の右側面図である。
【図42】図40のB−B’断面概略図である。
【図43】図40のC一C’断面概略図である。
【図44】図40の発信者用端末の斜視図である。
【図45】図40の発信者用端末の閉じた状態の平面図
である。
【図46】図40の発信者用端未の分解図である。
【図47】図40の発信者用端末の入力ペンの挿入先端
部分の断面図である。
【図48】図40の発信者用端末の入力ペンの挿入根本
部分の斜視図である。
【符号の説明】
110…発信者用端末、110A…発信者、120…ネ
ットワーク、120A…専用回線、130…本部郵便用
端末、130…電子郵便本部、140…支店郵便用端
末、140…電子郵便支店、150…受取人用端末、1
50A…受取人、160…実郵便物、160…電子郵
便、170A…郵送機関、180A…金融機関、11
1、131,141,151…入力装置、112、13
2,142,152…制御装置、113、133,14
3,153…表示装置、114、134、144、15
4…記憶装置、115、135、145、155…通信
装置、116…位置情報取得装置、137,147…O
CR、210…発信者用記憶装置内ファイル構造、23
0…本部用記憶装置内ファイル構造、240…支部用記
憶装置内ファイル構造、250…受取人用記憶装置内フ
ァイル構造、260…ユーザー情報データ構造、300
…発送要求データ構造、320…配達履歴データ構造、
330…配達通知データ構造、340…配達要求データ
構造、350…郵便種別、1000…電子郵便会社。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 (72)発明者 天野 好章 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 池田 稔 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 丸山 幸伸 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 鹿島 泰介 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 星野 剛史 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 須曽 公士 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB33 CC05 DD01 DD05 EE59 FF02 FF03 FF09 GG04 GG07 5E501 AA01 AA13 AC25 BA05 DA15 DA17 5K030 GA17 GA18 HA07 HB08 HC01 KA06 LD13 LD15 LE11 MC08 9A001 JJ25 JJ53 JJ71 KK56 KK61

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子郵便会社用端末と、この電子郵便会
    社用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末
    とを備え、前記発信者用端末は、郵便物データを有する
    発送要求を作成して前記電子郵便会社用端末に送信する
    機能と、前記電子郵便会社用端末から送信される配達履
    歴を受信して表示する機能とを有し、前記電子郵便会社
    用端末は、前記発信者用端末から送信される発送要求を
    受信して実郵便物を印刷する機能と、配達履歴を記憶す
    る機能と、この配達履歴を前記発信者用端末に送信する
    機能とを有することを特徴とする電子郵便システム。
  2. 【請求項2】 電子郵便本部用端末と、この電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末
    及び複数の電子郵便支店用端末とを備え、前記発信者用
    端末は、郵便物データを有する発送要求を作成して前記
    電子郵便本部用端末に送信する機能と、前記電子郵便本
    部用端末から送信される配達履歴を受信して表示する機
    能とを有し、前記電子郵便本部用端末は、前記発信者用
    端末から送信される発送要求を受信して前記電子郵便支
    店用端末に送信する機能と、配達履歴を記憶する機能
    と、この記憶した配達履歴を前記発信者用端末に送信す
    る機能とを有し、前記電子郵便支店用端末は、前記電子
    郵便本部用端末から送信される発送要求を受信して実郵
    便物を印刷する機能と、配達履歴を前記電子郵便本部用
    端末に送信する機能とを有することを特徴とする電子郵
    便システム。
  3. 【請求項3】 電子郵便本部用端末と、この電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末
    及び複数の電子郵便支店用端末とを備え、前記発信者用
    端末は、郵便物データを有する発送要求を作成して前記
    電子郵便本部用端末に送信する機能と、前記電子郵便本
    部用端末から送信される配達履歴を受信して表示する機
    能とを有し、前記電子郵便本部用端末は、前記発信者用
    端末から送信される発送要求を受信して実郵便物を印刷
    するか前記電子郵便支店用端末に送信する機能と、配達
    履歴を記憶する機能と、この配達履歴及び前記電子郵便
    支店用端末から受信する配達履歴を前記発信者用端末に
    送信する機能とを有し、前記電子郵便支店用端末は、前
    記電子郵便本部用端末から送信される発送要求を受信し
    て実郵便物を印刷する機能と、配達履歴を記憶する機能
    と、この配達履歴を前記電子郵便本部用端末に送信する
    機能とを有することを特徴とする電子郵便システム。
  4. 【請求項4】 電子郵便本部用端末と、この電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端
    末、複数の受取人用端末及び複数の電子郵便支店用端末
    とを備え、前記発信者用端末は、郵便物データを有する
    発送要求を作成して前記電子郵便本部用端末に送信する
    機能と、前記電子郵便本部用端末から送信される配達履
    歴を受信して表示する機能とを有し、前記電子郵便本部
    用端末は、前記発信者用端末から送信される発送要求を
    受信して前記電子郵便支店用端末に送信する機能と、前
    記発送要求に基づいて前記受取人用端末に配達通知を送
    信する機能と、前記電子郵便支店用端末から受信する配
    達履歴を前記発信者用端末に送信する機能とを有し、前
    記電子郵便支店用端末は、前記電子郵便本部用端末から
    送信される発送要求を受信して実郵便物を印刷する機能
    と、配達履歴を記憶する機能と、この配達履歴を前記電
    子郵便本部用端末に送信する機能とを有し、前記受取人
    用端末は、前記電子郵便本部用端末から送信される配達
    通知を受信して配達要求を電子郵便本部用端末に送信す
    る機能を有することを特徴とする電子郵便システム。
  5. 【請求項5】 電子郵便本部用端末と、この電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末
    及び複数の電子郵便支店用端末とを備え、前記発信者用
    端末は、制御装置と、この制御装置に接続される入力装
    置及び表示装置とを有し、前記発信者用端末の制御装置
    は、前記入力装置により作成される郵便物データを有す
    る発送要求を前記電子郵便本部用端末に送信する機能
    と、前記電子郵便本部用端末から送信される配達履歴を
    受信して前記表示装置に表示する機能とを有し、前記電
    子郵便本部用端末は、制御装置と、この制御装置に接続
    される記憶装置とを有し、前記電子郵便本部用端末の制
    御装置は、前記発信者用端末から送信される発送要求を
    受信して前記電子郵便支店用端末に送信する機能と、配
    達履歴を前記記憶装置に記憶する機能と、この記憶され
    た配達履歴を前記発信者用端末に送信する機能とを有
    し、前記電子郵便支店用端末は、制御装置と、この制御
    装置に接続されるプリンタとを有し、前記電子郵便支店
    用端末の制御装置は、前記電子郵便本部用端末から送信
    される発送要求を受信して前記プリンタに実郵便物を印
    刷させる機能と、配達履歴を前記電子郵便本部用端末に
    送信する機能とを有することを特徴とする電子郵便シス
    テム。
  6. 【請求項6】 電子郵便本部用端末と、この電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端
    末、複数の受取人用端末及び複数の電子郵便支店用端末
    とを備え、前記発信者用端末は、制御装置と、この制御
    装置に接続される入力装置、表示装置及び記憶装置とを
    有し、前記発信者用端末の制御装置は、前記入力装置に
    より作成される郵便物データを有する発送要求を前記電
    子郵便本部用端末に送信する機能と、前記電子郵便本部
    用端末から送信される配達履歴を受信して前記表示装置
    に表示する機能とを有し、前記電子郵便本部用端末は、
    制御装置と、この制御装置に接続される記憶装置、プリ
    ンタ及び表示装置とを有し、前記電子郵便本部用端末の
    制御装置は、前記発信者用端末から送信される発送要求
    を受信して前記プリンタにより実郵便物を印刷するか前
    記電子郵便支店用端末に送信する機能と、配達履歴を前
    記記憶装置に記憶する機能と、この記憶された配達履歴
    を前記発信者用端末に送信する機能とを有し、前記電子
    郵便支店用端末は、制御装置と、この制御装置に接続さ
    れるプリンタ及び記憶装置とを有し、前記電子郵便支店
    用端末の制御装置は、前記電子郵便本部用端末から送信
    される発送要求を受信して前記プリンタに実郵便物を印
    刷させる機能と、配達履歴を前記記憶装置に記憶する機
    能と、この記憶された配達履歴を前記電子郵便本部用端
    末に送信する機能とを有し、前記受取人用端末は、制御
    装置と、この制御装置に接続される入力装置及び表示装
    置とを有し、前記受取人用端末の制御装置は、前記電子
    郵便本部用端末から送信される配達通知を受信して前記
    表示装置に表示する機能と、前記入力装置により作成さ
    れる配達要求を電子郵便本部用端末に送信する機能を有
    することを特徴とする電子郵便システム。
  7. 【請求項7】 電子郵便用端末とこの電子郵便用端末に
    ネットワーク接続される複数の発信者用端末とを備えた
    電子郵便システムの処理方法において、前記発信者用端
    末で郵便物データを有する発送要求を作成する工程と、
    この発送要求を前記発信者用端末から前記電子郵便用端
    末に送信する工程と、この発送要求を前記電子郵便用端
    末で受信して実郵便物を印刷する工程と、前記電子郵便
    用端末に配達履歴を記憶する工程と、この配達履歴を前
    記電子郵便用端末から前記発信者用端末に送信する工程
    と、この配達履歴を前記発信者用端末で受信して表示す
    る工程とを有することを特徴とする電子郵便システムの
    処理方法。
  8. 【請求項8】 電子郵便本部用端末とこの電子郵便本部
    用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末及
    び複数の電子郵便支店用端末とを備えた電子郵便システ
    ムの処理方法において、前記発信者用端末で郵便物デー
    タを有する発送要求を作成する工程と、この発送要求を
    前記発信者用端末から前記電子郵便本部用端末に送信す
    る工程と、この発送要求を前記電子郵便本部用端末で受
    信して前記電子郵便支店用端末に送信する工程と、この
    発送要求を前記電子郵便支店で受信して実郵便物を印刷
    する工程と、配達履歴を前記電子郵便本部用端末に送信
    する工程と、前記電子郵便本部用端末に配達履歴を記憶
    する工程と、この記憶した配達履歴を前記電子郵便本部
    用端末から前記発信者用端末に送信する工程と、この配
    達履歴を前記発信者用端末で受信して表示する工程とを
    有することを特徴とする電子郵便システムの処理方法。
  9. 【請求項9】 電子郵便本部用端末とこの電子郵便本部
    用端末にネットワーク接続される複数の発信者用端末、
    複数の受取人用端末及び複数の電子郵便支店用端末とを
    備えた電子郵便システムの処理方法において、前記発信
    者用端末で郵便物データを有する発送要求を作成する工
    程と、この発送要求を前記発信者用端末から前記電子郵
    便本部用端末に送信する工程と、この発送要求に基づい
    て電子郵便本部用端末で配達通知を作成する工程と、こ
    の配達通知を前記電子郵便本部用端末から前記受取人用
    端末に送信する工程と、この配達通知を前記受取人用端
    末で受信して配達要求を作成する工程と、この配達要求
    を前記受取人用端末から前記電子郵便本部用端末に送信
    する工程と、前記発信者用端末から送信される発送要求
    を前記電子郵便本部用端末で受信して前記電子郵便支店
    用端末に送信する工程と、この発送要求を前記電子郵便
    支店で受信して実郵便物を印刷する工程と、配達履歴を
    前記電子郵便本部用端末に送信する工程と、前記電子郵
    便本部用端末に配達履歴を記憶する工程と、この記憶し
    た配達履歴を前記電子郵便本部用端末から前記発信者用
    端末に送信する工程と、この配達履歴を前記発信者用端
    末で受信して表示する工程とを有することを特徴とする
    電子郵便システムの処理方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して複数の発信者用
    端末が接続される電子郵便用端末を備えた電子郵便シス
    テムの処理方法において、前記発信者用端末から送信さ
    れる発送要求を前記電子郵便用端末で受信して実郵便物
    を印刷する工程と、前記電子郵便用端末に配達履歴を記
    憶する工程と、この配達履歴を前記電子郵便端末から前
    記発信者用端末に送信する工程とを有することを特徴と
    する電子郵便システムの処理方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して複数の発信者用
    端末が接続される電子郵便本部用端末とこの電子郵便本
    部用端末にネットワーク接続される複数の電子郵便支店
    用端末とを備えた電子郵便システムの処理方法におい
    て、前記発信者用端末から送信される発送要求を前記電
    子郵便本部用端末で受信して前記電子郵便支店用端末に
    送信する工程と、この発送要求を電子郵便支店端末で受
    信して実郵便物を印刷する工程と、前記電子郵便支店用
    端末による配達履歴を記憶する工程と、この記憶した配
    達履歴を前記電子郵便支店用端末から前記電子郵便本部
    用端末に送信する工程と、前記電子郵便支店用端末から
    送信される配達履歴を及び前記電子郵便本部用端末によ
    る配達履歴を前記電子郵便本部用端末に記憶する工程
    と、この記憶した配達履歴を前記電子郵便本部用端末か
    ら前記発信者用端末に送信する工程とを有することを特
    徴とする電子郵便システムの処理方法。
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