JP2006134257A - 携帯情報端末、サーバ装置、サービス利用資格取得通知システム、サービス利用資格取得通知方法、サービス利用資格取得通知プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

携帯情報端末、サーバ装置、サービス利用資格取得通知システム、サービス利用資格取得通知方法、サービス利用資格取得通知プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 商品の販売や、コンサート等のイベント開催などのサービス(第1のサービス)の利用履歴に応じて、ユーザが即座にプレゼントの応募サービスや景品取得サービスなどのサービス(第2のサービス)を受けることができる。
【解決手段】 携帯電話機2は、自動販売機の購入データ書込部によりメモリ222に書き込まれた購入履歴情報222dと、予め定められた基準とを比較することにより、キャンペーンプレゼントの応募資格を取得したか否かを判断する取得判断部233aと、取得判断手段233aが応募資格を取得したと判断した場合に、音/振動発生部26および/または表示部25に対して、該応募資格を取得した旨を通知させる通知制御部233bとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部の読取書込装置により情報の読取および書込が可能な記憶部を備える携帯情報端末、該携帯情報端末と通信可能なサーバ装置、該携帯情報端末に対してサービスの利用資格を取得したことを通知するサービス利用資格取得通知システム、サービス利用資格取得通知方法、サービス利用資格取得通知プログラムおよび記録媒体に関するものである。
近年、非接触ICカードを用いた技術が活発に開発されている。非接触ICカードを用いた技術としては、例えば、電子マネーが挙げられる。
また、近年、急速に携帯電話機の普及率が増大しており、上記非接触ICカードを備える携帯電話機が開発されている。そして、このような非接触ICカードを備えた携帯電話機を対象とし、該非接触ICカードに記憶された電子マネーによる支払いが可能な缶飲料等の自動販売機も開発されている(非特許文献1参照)。ユーザは、携帯電話機を自動販売機に非接触にかざすだけで、所望の缶飲料を購入することができる。また、溜まったポイントにより画像データ等のコンテンツを購入することが開示されている。
"Let’s Try! Cmode(登録商標)"、[online]、Coca−Cola(Japan) Company Limited、[平成16年10月25日検索]、インターネット<URL:http://www.cmode.jo>
しかしながら、非特許文献1では、携帯電話機の非接触ICカードにチャージ(入金)した電子マネーに応じたポイントにより、コンテンツを購入することができるが、ユーザは、溜まっているポイントでコンテンツが購入できるか否かを即座に認識することができない。そのため、ユーザは、溜まったポイントを即座に利用することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、商品の販売や、コンサート等のイベント開催などのサービス(第1のサービス)の利用履歴に応じて、ユーザが即座にプレゼントの応募サービスや景品取得サービスなどのサービス(第2のサービス)を受けることができる、携帯情報端末、サーバ装置、サービス利用資格取得通知システム、サービス利用資格取得通知方法、サービス利用資格取得通知プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
本発明に係る携帯情報端末は、上記課題を解決するために、外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末であって、第1のサービスを利用したときに、前記読取書込装置から第1のサービスを利用したことを示す利用データを取得し、取得した利用データを前記記憶部に書き込む記憶制御手段と、前記記憶制御手段が記憶部に書き込んだ利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るサービス利用資格取得通知方法は、上記課題を解決するために、外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末におけるサービス利用資格取得通知方法であって、第1のサービスを利用したときに、前記読取書込装置から第1のサービスを利用したことを示す利用データを取得し、取得した利用データを前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込まれた利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断し、該利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させることを特徴としている。
なお、記憶部は、例えば、非接触ICチップから構成される。非接触ICチップが内蔵された携帯情報端末としては、例えば、FeliCa(登録商標)対応の携帯電話機等が挙げられる。しかし、これに限定はされない。接触により読取および書込可能なICカードを上記記憶部として構成してもよい。ただし、記憶部が非接触ICチップから構成された場合、携帯情報端末を読取書込装置に接触させる必要がなく、ユーザの利便性が向上する。
上記の構成または方法によれば、第1のサービスを利用したときに、記憶制御手段は、記憶部に、第1のサービスを利用したことを示す利用データを記憶させる。
ここで、第1のサービスとは、例えば、商品の販売サービスである。この場合、利用データとは、例えば、商品の購入場所(購入店舗)、購入金額、購入商品名などである。
また、読取書込装置は、第1のサービスの提供に関連する装置である。第1のサービスが商品の販売サービスである場合、読取書込装置は、例えば、該商品の自動販売機で構成することができる。
そして、判断手段は、記憶部が記憶する利用データと、予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する。さらに、通知制御手段は、判断手段が該利用資格を取得した場合に、通知部に対して利用資格取得情報を通知させる。
ここで、通知部とは、音および/または振動を発生させたり、画像および/または文字を表示させることにより、任意の情報をユーザに通知するものである。
上記判断手段および通知制御手段により、ユーザは、第2のサービスの利用資格を取得したときに、即座に、該利用資格を取得したことを認識することができる。その結果、ユーザは、第2のサービスを利用する資格を得たとほぼ同時に、第2のサービスを利用することができる。
ここで、予め定められた基準とは、例えば、商品の購入回数や、購入金額の合計金額である。また、第2のサービスとは、例えば、プレゼントの応募や、景品の取得である。例えば、ユーザは、購入回数が一定基準に達した場合に、即座に、プレゼントの応募をすることができる。
さらに、本発明の携帯情報端末は、上記の構成に加えて、通信ネットワークを介してサーバ装置と通信可能であり、前記第2のサービスの利用申し込みに関する申込データを前記サーバ装置に送信する申込データ送信手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、申込データ送信手段は、通信ネットワークを介して、第2のサービスの申込を行うことができる。
例えば、第2のサービスがプレゼントの応募である場合、従来、ユーザは、商品に付けられたシール等を葉書に貼付し、該葉書を郵送することでプレゼントの応募を行っていた。しかしながら、上記の構成によれば、ユーザは、このようなプレゼント応募に代表される第2のサービスの利用申し込みを、所有する携帯情報端末および通信ネットワークを用いて行うことができる。すなわち、従来のように、葉書を容易する必要がなくなる。その結果、ユーザが第2のサービスを利用する際の利便性が向上する。
また、サーバ装置は、通信ネットワークを介して、申込データを取得する。そのため、従来のように郵送によるシステムに比べて、申込データの送信時間を格段に短縮することができる。よって、例えば、第2のサービスがプレゼント提供の場合、締め切り期間が経過するとともに、即座に、プレゼントの当選者を決定することができる。よって、従来のように、ユーザは、葉書の到着日を気にしながら、プレゼントの応募をする必要がない。また、消印有効の従来の郵送システムと比べて、プレゼントの提供者は、締め切り期限以降に到着する葉書を待つ必要がなくなる。
さらに、本発明の携帯情報端末は、上記の構成に加えて、前記通知制御手段が前記通知部に利用資格取得情報を通知させる前に予め申込データを取得する申込データ取得手段を備え、前記申込データ送信手段は、通知制御手段が前記通知部に利用資格取得情報を通知させるとき、前記申込データ取得手段が予め取得していた申込データを送信することを特徴としている。
上記の構成によれば、申込データ取得手段は、通知制御手段が利用資格取得情報を通知させる前に予め申込データを取得している。そのため、第2のサービスの利用資格を取得したときに、申込データ取得手段は、申込データを取得する必要がない。
そして、申込データ送信手段は、通知制御手段が利用資格取得情報を通知させるとき、申込データ取得手段が予め取得していた申込データを送信する。そのため、申込データ送信手段は、第2のサービスの利用資格を取得すると、即座に申込データ取得手段が予め取得していた申込データを送信することができる。これにより、ユーザは、一層早く第2のサービスを利用することができる。
さらに、本発明の携帯情報端末は、上記の構成に加えて、前記申込データ取得手段は、申込データとして、ユーザの個人情報を取得することを特徴としている。
すなわち、申込データは、ユーザの個人情報を含んでいる。
上記の構成によれば、申込データ送信手段は、個人情報を含む申込データをサーバ装置に送信する。そのため、サーバ装置は、第2のサービスを利用するユーザに関する個人情報を収集することができる。これにより、第2のサービスを行う企業等は、ユーザに関する情報を容易に収集することができ、次回のサービス提供時に該個人情報を利用することができる。
さらに、本発明の携帯情報端末は、上記の構成に加えて、前記第2のサービスの申し込みに関する申込データを前記記憶部に格納する申込データ格納手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、申込データ格納手段により、申込データは、記憶部に格納される。該記憶部は、外部の読取書込装置により読取が可能である。そのため、携帯情報端末は、申込データを、読取書込装置を介して、サーバ装置に送ることができる。すなわち、携帯情報端末は、記憶部から申込データを読取書込装置に読み取らせるだけで、第2のサービスの利用申し込みを行うことができる。その結果、携帯情報端末は、第2のサービスの利用申し込みの際、通信ネットワークを使用することがなく、通信ネットワークの使用費用を抑えることができる。
また、本発明のサーバ装置は、上記の課題を解決するために、通信ネットワークを介して、携帯情報端末と通信可能なサーバ装置であって、第1のサービスを利用したことを示す利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信する利用資格取得情報送信手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明のサービス利用資格取得通知方法は、上記の課題を解決するために、通信ネットワークを介して、携帯情報端末と通信可能なサーバ装置におけるサービス利用資格取得通知方法であって、第1のサービスを利用したことを示す利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断し、前記利用資格を取得したと判断した場合に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信することを備えることを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、携帯情報端末は、第2のサービスの利用資格を取得したと同時に、利用資格取得情報をサーバ装置から受信することができる。この結果、ユーザは、第2のサービスの利用資格を取得すると即座にその旨を認識することができる。
また、サーバ装置は、第1のサービスの利用データにより、第1のサービスの利用状況を把握することができる。例えば、第1のサービスが商品の販売サービスである場合、該商品の販売者は、サーバ装置が収集した該商品の販売状況を基に、今後の販売動向を予測することができる。
さらに、本発明のサーバ装置は、上記の構成に加えて、前記利用資格取得情報送信手段は、前記利用資格取得情報を含む電子メールを前記携帯情報端末に送信することを特徴としている。
上記の構成によれば、サーバ装置は、電子メールを用いて、利用資格取得情報を形態情報端末に送信することができる。電子メールは、現在広く普及している。そのため、現在普及されている携帯情報端末に適用することができる。
さらに、本発明のサーバ装置は、上記の構成に加えて、前記利用データと予め定められた基準とを基に、第2のサービスの利用資格を取得しているか否かを判断し、該利用資格を取得したと判断した前記携帯情報端末のみから、第2のサービスの申し込みに関する申込データを受け付ける申込データ受付判断手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、応募資格を有さないユーザからの偽造した申込データを受信した場合でもあっても、サーバ装置は、該申込データを受け付けることがない。すなわち、偽造した申込データの受付を防止することができる。
本発明に係るサービス利用資格取得通知システムは、上記課題を解決するために、記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末と、前記記憶部に対して情報の読取および書込を行う読取書込装置とを備えるサービス利用資格取得通知システムであって、
前記読取書込装置は、第1のサービスを利用したことを示す利用データを前記記憶部に書き込む利用データ書込手段を備え、
前記携帯情報端末は、前記利用データ書込手段により前記記憶部に書き込まれた利用データと、予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明のサービス利用資格取得通知システムは、上記の課題を解決するために、固有の識別情報を記憶する記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末と、前記記憶部に対して前記識別情報の読み取りを行う読取装置と、通信ネットワークを介して、前記携帯情報端末および前記読取装置と通信可能なサーバ装置とを備えるサービス利用資格取得通知システムであって、
前記読取装置は、前記記憶部から読み取った前記識別情報と、第1のサービスを利用したことを示す利用データとを前記サーバ装置に送信する利用データ送信手段を備え、
前記サーバ装置は、前記利用データ送信手段が送信した利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記利用データ送信手段が送信した識別情報を基に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信する利用資格取得情報送信手段とを備え、
前記携帯情報端末は、前記利用資格取得情報送信手段から利用資格取得情報を受信し、受信した利用資格取得情報を通知部に通知させる通知制御手段を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは、第2のサービスの利用資格を取得したときに、即座に、該利用資格を取得したことを認識することができる。その結果、ユーザは、第2のサービスを利用する資格を得たとほぼ同時に、第2のサービスを利用することができる。
また、本発明のサービス利用資格取得通知プログラムは、コンピュータを上記の各手段として機能させるコンピュータ・プログラムである。
上記の構成により、コンピュータで携帯情報端末またはサーバ装置の各手段を実現することによって、上記携帯情報端末またはサーバ装置を実現することができる。
また、本発明のサービス利用資格取得通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の各手段をコンピュータに実現させて、上記携帯情報端末またはサーバ装置を動作させるサービス利用資格取得通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に係る携帯情報端末は、以上のように、外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末であって、第1のサービスを利用したときに、前記読取書込装置から第1のサービスを利用したことを示す利用データを取得し、取得した利用データを前記記憶部に書き込む記憶制御手段と、前記記憶制御手段が記憶部に書き込んだ利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御手段とを備える。
それゆえ、ユーザは、第2のサービスの利用資格を取得したときに、即座に、該利用資格を取得したことを認識することができる。その結果、ユーザは、第2のサービスを利用する資格を得たとほぼ同時に、第2のサービスを利用することができる。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態に係る携帯情報端末について、図1から図14に基づいて説明すると以下の通りである。本実施形態は、第1のサービスとして、商品(例えば、缶飲料)の販売サービスを、第2のサービスとして、応募者の中からランダムに選出した者にのみプレゼントを贈るサービス(以下、キャンペーンサービスまたは単にキャンペーンという)を例としている。なお、第1のサービスおよび第2のサービスは、これらに限られない。例えば、第1のサービスとしては、コンサート等のイベント開催サービスが挙げられる。また、第2のサービスとしては、例えば、応募者全員に特定の景品(例えば、キャラクター人形など)を渡すサービスなどが挙げられる。
図2は、本実施形態に係る携帯情報端末を含むキャンペーン応募資格取得通知システム1の全体構成を簡略的に示すブロック図である。図2に示されるように、キャンペーン応募資格取得通知システム1は、携帯電話機(携帯情報端末)2、携帯電話機2が有する電子マネーを管理する電子マネーサーバ3、携帯電話機2が有する電子マネーと引き換えに商品を販売する自動販売機(読取書込装置)4、および、自動販売機4における販売情報および携帯電話機2からのキャンペーンの応募データを管理する管理サーバ(サーバ装置)5を備えている。
携帯電話機2、自動販売機4、および、管理サーバ5は、ネットワーク(通信ネットワーク)Nを介して、相互に通信が可能である。また、自動販売機4は、携帯電話機2が有するICチップ(後述する)に対して、ネットワークNを介さず、非接触に電子マネー情報や購入データなどの読取および書込を行うことができる。さらに、管理サーバ5は、電子マネーサーバ3とネットワークNを介さずに接続されており、電子マネーサーバ3に対して電子マネー情報を出力する。
ネットワークNは、例えば公衆電話回線、携帯電話回線、PHS回線、インターネットなどで構成されており、自動販売機4と管理サーバ5との間の情報通信、及び携帯電話機2と管理サーバ5の間の情報通信を実現するものである。
なお、図2において、実線矢印は、ネットワークNを介して、やり取りされる情報を示しており、破線矢印は、ネットワークNを介さないで、やり取りされる情報を示している。
携帯電話機2が自動販売機4の販売サービスを利用するために、携帯電話機2は、予め自動販売機4を利用するための固有ID(識別情報)を管理サーバ5から取得している。そして、携帯電話機2は、電子マネーを用いて自動販売機4から商品を購入する。このとき、自動販売機4は、携帯電話機2に対して、購入した商品、金額等を含む購入データを書き込むとともに、携帯電話機2の電子マネー情報を更新する。また、自動販売機4は、携帯電話機2から固有IDを読み取り、該固有IDと前記購入データと更新したID−電子マネー情報、および、該固有IDと購入データとを対応付けたID−販売情報を管理サーバ5に送信する。
ここで、購入回数が所定回数(本実施形態では、例えば、5回とする)に達した場合、上記キャンペーンサービスの応募資格を得るものとする。携帯電話機2は、購入回数が上記所定回数に達したことを検知して、キャンペーンの応募資格を得たものと判断し、ネットワークNを介して、キャンペーンの応募データを管理サーバ5に送信する。
次に、各装置の構成について説明する。
<携帯電話機の構成>
図1は、携帯電話機2の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、携帯電話機2は、ネットワーク通信部21、購入情報管理部22、アプリケーション部23、入力部24、表示部(通知部)25および音/振動発生部(通知部)26を備えている。
ネットワーク通信部21は、ネットワークNとのインターフェイスであり、携帯電話機2を用いた通話や電子メールの送受信、インターネットへのアクセスなどの際に、携帯電話回線との通信を行う。
入力部24は、ユーザがアルファベットや数字等の文字を入力するものであり、例えば、テンキーからなる。
表示部25は、ユーザに対して、画像および/または文字を表示するものである。なお、表示部25は、ユーザに対して、任意の情報を通知するものであるため、通知手段といえる。
音/振動発生部26は、音および/または振動を発生させ、ユーザに対して、任意の情報を通知するものである。
購入情報管理部22は、電子マネー情報および購入履歴情報などを管理するものであり、メモリ制御部221およびメモリ(記憶部)222を備える。なお、本実施形態において、購入情報管理部22は、非接触ICチップで構成されている。そのため、メモリ222は、自動販売機4により情報の読取および書込が非接触に行われる。
メモリ制御部(記憶制御手段)221は、自動販売機4との通信を非接触に実現するアンテナ機能を有するとともに、自動販売機4の読取・書込処理部(後述する)からの要求を応じて、メモリ222に対する情報の読取・書込を行う。
メモリ222は、個人情報(識別情報)222a、固有ID(識別情報)222b、電子マネー情報222c、購入履歴情報(利用データ)222dおよび希望景品データ(申込データ)222eを記憶している。
個人情報222aは、携帯電話機2のユーザに関する個人情報であり、該ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、性別などを含む。
固有ID222bとは、自動販売機4の利用登録の際に、管理サーバ5から携帯電話機2に対して配信された識別番号であり、携帯電話機またはユーザごとにユニークに定められている。
電子マネー情報222cとは、携帯電話機2が所有する電子マネーの残金を示すものである。
購入履歴情報222dとは、電子マネーを用いて自動販売機4から商品を購入した際の過去の購入データ(自動販売機4の設置場所、購入商品および購入金額等を含む:利用データ)からなる。図3にメモリ221が記憶する購入履歴情報222dの一記憶例を示す。図3に示されるように、メモリ221は、購入履歴情報222dとして、購入日、自動販売機4の設置場所、購入商品および購入金額を各々対応づけた購入データ1〜3を記憶している。
希望景品データ222eとは、キャンペーンプレゼントの応募対象となる希望の景品を示すデータである。
アプリケーション部23は、メモリ222、入力部24、表示部25および音/振動発生部26を制御するためのアプリケーションである。
アプリケーション部23は、利用登録処理部231、電子マネー設定部232、応募資格取得通知処理部233および応募処理部234を備えている。
利用登録処理部231は、自動販売機4の利用登録処理を行う。すなわち、利用登録処理部23は、自動販売機4で商品を購入するための固有IDを管理サーバ5から取得し、取得した固有IDをメモリ222に固有ID222bとして格納する。
利用登録処理部231は、入力部24に入力されたユーザからの利用登録指示に応じて、表示部25に個人情報(氏名、住所、電話番号、携帯電話機2が有する電子メールアドレスを含む)の入力指示画面を表示させる。そして、利用登録処理部231は、入力部24に入力された個人情報をメモリ222に個人情報222aとして格納するとともに、該個人情報222aを付加した利用登録要求を、ネットワーク通信部21を介して、管理サーバ5に送信する。利用登録処理部231は、ネットワークNおよびネットワーク通信部21を介して管理サーバ5から受信した固有IDを、メモリ222に固有ID222bとして格納する。
電子マネー設定部232は、入力部24に入力されたユーザからの入金指示に従い、ネットワークNおよび管理サーバ5を介して、電子マネーサーバ3を通じて、予め登録したクレジットカードから電子マネーをチャージ(入金)させるものである。電子マネー設定部232は、入金した電子マネーをメモリ222が記憶する電子マネー情報222cに加算し、加算した合計金額を新たな電子マネー情報222cとしてメモリ222に格納する。
なお、電子マネー設定部232は、店頭の現金入金機(チャージ装置)等と接続し、該現金入金機から電子マネーをチャージできるようになっていてもよい。なお、この場合、店頭の現金入金機もネットワークNに繋がり、管理サーバ5を介して、電子マネーサーバ3に接続される。この現金入金機(チャージ装置)が、例えば、自動販売機4に設けられていてもよい。
応募資格取得通知処理部233は、メモリ222の購入履歴情報222dを基に、キャンペーンの応募資格を得たか否かを判断し、応募資格を得た場合にその旨をユーザに対して通知する処理を行うものである。応募資格取得通知処理部233は、取得判断部(判断手段)233aと、通知制御部(通知制御手段)233bとを備える。
取得判断部233aは、購入履歴情報222dを監視し、購入回数(つまり、購入履歴情報222dに含まれる購入データの数に相当する)が一定回数(ここでは、5回)以上か否かを判断する。取得判断部233aは、購入回数が5回以上であることを検知した場合、応募資格を取得したと判断し、通知指示を通知制御部233bに出力する。
通知制御部233bは、取得判断部233aから通知指示を受けると、音/振動発生部26に対して、音および/または振動の発生指示を出力する。これにより、音/振動発生部26は、音および/または振動を発生させる。その結果、ユーザは、なんらかの情報が通知されていることを理解できる。特に、音および/または振動により通知されるため、ユーザは、表示部25の画面通知に比べて、該通知に気付く確率が高い。
また、通知制御部233bは、音/振動発生部26に発生指示を出力した後、入力部24に対する何らかの入力があることを検知すると、表示部25に応募資格を得た旨を示す画面および/または文字を表示させる。これにより、ユーザは、これまでの購入回数を覚えることなく、キャンペーンの応募資格(利用資格)を得たことを即座に知ることができる。
応募処理部234は、入力部24に入力された応募指示に応じて、ネットワークNおよびネットワーク通信部21を介して、キャンペーンの応募処理を行うものである。応募処理部234は、応募データ決定部(申込データ取得手段、申込データ格納手段)234aと送信処理部(申込データ送信手段)234bと応募資格データ削除部234cとを備えている。
応募データ決定部234aは、入力部24に応募指示が入力されたことを受けて、プレゼントの希望景品を決定するものである。応募データ決定部234aは、希望景品名を入力部24に入力させる希望景品名入力指示を表示部25に表示させる。そして、応募データ決定部234aは、入力部24に入力された希望景品名を示す希望景品データ222eをメモリ222に格納する。応募データ決定部234aは、希望景品データ222eのメモリ222への格納処理が終了すると、送信開始を指示する送信開始指示を送信処理部234bに出力する。
送信処理部234bは、応募データ決定部234aから送信開始指示を受けると、メモリ222から固有ID222bおよび希望景品データ222eを読み取り、読み取った固有ID222bおよび希望景品データ222eを含む応募データを、ネットワーク通信部21およびネットワークNを介して、管理サーバ5に送信する。また、送信処理部234bは、応募データを送信すると、応募資格データ削除部234cに削除指示を出力する。
応募資格データ削除部234cは、送信処理部234bから削除指示を受けると、応募資格に対応する回数分の購入データを、メモリ222の購入履歴情報222dから消去する。
<自動販売機の構成>
図4は、自動販売機4の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、自動販売機4は、ネットワーク通信部41と、読取・書込処理部42と、商品排出部43と、自動販売機情報記憶部44と、商品決定部45と、商品情報記憶部46と、販売情報送信処理部(利用データ送信手段)47と、複数の商品選択ボタン48(48−1、48−2、・・・)と、表示部49とを備えている。
表示部49は、ユーザに対して操作方法や価格等の情報を表示するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイからなる。
自動販売機情報記憶部44は、自動販売機4を識別するための自動販売機識別情報を記憶しているものである。自動販売機4を識別するための自動販売機識別情報は、自動販売機4の識別番号および自動販売機4の設置場所を示す設置位置情報を含んでいる。該自動販売機識別情報は、自動販売機4の設置時に予め自動販売機情報記憶部44に格納されている。
複数の商品選択ボタン48(48−1、48−2、・・・)は、各商品に対応したボタンである。ユーザは、購入を希望する商品に対応する商品選択ボタン48を押すことにより、所望の商品を選択することができる。商品選択ボタン48(48−1、48−2、・・・)は、押下されると、自己のボタンを識別するボタン識別信号を商品決定部45に送る。
商品情報記憶部46は、各商品選択ボタン48から出力されるボタン識別信号と、該商品選択ボタン48に対応する商品名と、該商品の価格とを対応づけて記憶している。例えば、商品情報記憶部46は、商品選択ボタン48−1と、商品名「炭酸飲料」と、価格「120円」とを対応付けて記憶している。
商品決定部45は、商品選択ボタン48からのボタン識別信号を受けると、受けたボタン識別信号に対応する商品名および価格を、商品情報記憶部46から読み出す。そして、商品決定部45は、読み出した商品名および価格と、検出開始指示とを読取・書込処理部42に送る。
読取・書込処理部42は、上記携帯電話機2が有するメモリ222に対して、非接触に情報の読取・書込処理を行うものである。読取・書込処理部42は、検出部420、相互認証部421、残高照会部422、課金処理部423および購入データ書込部424を備えている。
検出部420は、携帯電話機2のメモリ制御部221から発せられる電波を検出するものである。検出部420は、上記商品決定部45から検出開始指示を受けると、所定時間(例えば、30秒)の間、メモリ制御部221から発せられる電波の有無を確認する。電波がある場合、検出部420は、携帯電話機2のメモリ222に対して情報の読取・書込が可能であると判断し、相互認証部421に対して相互認証開始指示を送る。一方、電波がない場合、検出部420は、メモリ222に対して情報の読取・書込が不可能であると判断し、制限時間超過を示す画面を表示部49に表示させる。
相互認証部421は、上記検出部420から相互認証開始指示を受けると、上記携帯電話機2のメモリ制御部221との間で相互認証を行うものである。具体的には、相互認証部421は、携帯電話機2のメモリ222およびメモリ制御部221の形式が、読取・書込処理部42が読取および書込を行うことのできる形式であるか否かを判断する。メモリ222およびメモリ制御部221の形式が読取・書込可能な形式である場合、相互認証部421は、携帯電話機2が正当な相手であると認識して、相互認証に成功したと判断する。相互認証部421は、相互認証に成功した場合、その旨を示す相互認証成功信号を残高照会部422に対して出力する。相互認証部421は、相互認証に失敗した場合、その旨を示す画面を表示部49に表示させる。
残高照会部422は、携帯電話機2のメモリ222から電子マネー情報222cを読み取る。そして、残高照会部422は、読み取った電子マネー情報222cが示す残高と、上記商品決定部45から受けた価格とを比較する。電子マネー情報222cの示す残高が商品決定部45から受けた価格以上である場合、残高照会部422は、課金処理部423に対して課金指示を出力する。一方、電子マネー情報222cの示す金額が商品決定部45から受けた価格よりも小さい場合、残高照会部422は、残高不足を示す画面を表示部49に表示させる。
課金処理部423は、残高照会部422から課金指示を受けると、読み取った電子マネー情報222cの示す残高から商品の価格を差し引いた金額を新たな電子マネー情報222cとして、携帯電話機2のメモリ222に書き込む。同時に、課金処理部423は、メモリ222に書き込んだ新たな電子マネー情報222cと、メモリ222から読み取った固有ID222bとを対応付けたID−電子マネー情報を販売情報送信処理部47に出力する。また、課金処理部423は、携帯電話機2の電子マネー情報222cを更新すると、購入データ書込部424に対して書込指示を出力する。
購入データ書込部424は、書込指示を受けて、商品決定部45からの商品名および価格、並びに、自動販売機情報記憶部44が記憶する自動販売機識別情報のそれぞれを対応付けた購入データを、上記メモリ222に購入履歴情報222dとして、メモリ222に書き込む。また、購入データ書込部424は、メモリ222に書き込んだ購入データと、メモリ222から読み取った固有ID222bとを対応付けたID−販売情報を販売情報送信処理部47に出力する。さらに、購入データ書込部424は、商品決定部45から受けた商品名を付加した排出指示を商品排出部43に対して出力する。
商品排出部43は、排出指示を受けて、該排出指示に付加された商品名に対応する商品を排出する。
販売情報送信処理部47は、購入データ書込部424からのID−販売情報と課金処理部423からのID−電子マネー情報とを受けて、ネットワーク通信部41およびネットワークNを介して、該ID−販売情報およびID−電子マネー情報を管理サーバ5に送信する。
<管理サーバの構成>
管理サーバ5は、携帯電話機2からキャンペーンの応募データを収集するとともに、自動販売機4から販売データを収集するためのサーバ装置である。
図5は、管理サーバ5および電子マネーサーバ3の構成を示すブロック図である。図5に示されるように、管理サーバ5は、ネットワーク通信部51と、登録処理部52と、販売情報書込部53と、電子マネー情報出力部54と、応募データ受付判断部(申込データ受付判断手段)55と、応募データ書込部56と、ID−応募データ記憶部57と、ID−個人情報記憶部58と、ID−販売情報記憶部59と、応募データ出力部50とを備えている。
ネットワーク通信部51は、ネットワークNとのインターフェイスである。ネットワーク通信部51は、ネットワークNを介して、携帯電話機2から利用登録要求および応募データを受信するとともに、自動販売機4からID−販売情報およびID−電子マネー情報を受信する。
登録処理部52は、携帯電話機2からの利用登録要求に応じて、該携帯電話機2に固有IDを付与するものである。登録処理部52は、ネットワークNおよびネットワーク通信部51を介して、携帯電話機2から個人情報が付加された利用登録要求を受け、該個人情報に対してユニークに固有IDを付与する。そして、登録処理部52は、ネットワーク通信部51およびネットワークNを介して、付与した固有IDを携帯電話機2に送信する。送信方法は、例えば、電子メールを用いて行われる。
また、登録処理部52は、受けた個人情報と、該個人情報に付与した固有IDとを対応付けたID−個人情報を、ID−個人情報記憶部58に格納する。
販売情報書込部53は、ネットワークNおよびネットワーク通信部51を介して、自動販売機4から受けたID−販売情報をID−販売情報記憶部59に格納するものである。なお、販売情報書込部53は、ID−販売情報をID−販売情報記憶部59に格納する際、該ID−販売情報に対してキャンペーンの応募対象データであることを示す応募資格対象フラグを付加して格納する。
電子マネー情報出力部54は、携帯電話機2からの入金指示や、自動販売機4からのID−電子マネー情報を、電子マネーサーバ3に出力するものである。
応募データ受付判断部55は、携帯電話機2からの応募データ(固有ID222bおよび希望景品データ222eを含む)が正当なものかどうかを判断するものである。応募データ受付判断部55は、受信した応募データに含まれる固有ID222bに対応する複数の販売情報を、ID−販売情報記憶部59から読み出す。そして、応募データ受付判断部55は、読み出した販売情報に付加された応募対象フラグを基に、受信した固有ID222bが応募資格を取得しているか否かを判断する。具体的には、応募データ受付判断部55は、応募対象フラグが付加された販売情報の回数が所定回数(ここでは、5回)以上であるか否かにより、応募資格を取得しているか否かを判断する。応募資格を資格していると判断した場合、応募データ受付判断部55は、受信した応募データが正当であると判断し、該応募データを応募データ書込部56に出力する。なお、応募データ受付判断部55は、応募データを受け付ける場合、応募資格に対応する回数分の応募対象フラグをID−販売情報記憶部59から削除する。
このように、応募データ受付判断部55がID−販売情報記憶部59に格納されたID−販売情報を基に応募データが正当であるか否かを判断するため、偽造された応募データを受け付けることがなくなる。
応募データ書込部56は、応募データ受付判断部55から受けた応募データに含まれる固有ID222bと希望景品データ222eとを対応付けたID−希望景品情報をID−応募データ記憶部57に格納するものである。
応募データ出力部50は、ID−個人情報記憶部58からID−個人情報を、ID−応募データ記憶部57からID−希望景品情報を読み取り、各固有IDの個人情報と希望景品名とを関連付けた個人情報−希望景品情報を出力するものである。出力形式は、特に限定されず、例えば、電子データとしての出力や、紙等の記録媒体への印刷出力である。
<電子マネーサーバの構成>
電子マネーサーバ3は、携帯電話機2が有する電子マネーに関する管理を行うためのサーバ装置である。図5に示されるように、電子マネーサーバ3は、CPU等からなる制御部31、ハードディスク等からなる記憶装置32を備えている。
制御部31は、管理サーバ5から携帯電話機2ごとの固有IDを取得し、取得した固有IDと該固有IDに対応する携帯電話機2が有する電子マネーとを対応付けて、記憶装置32に格納している。そして、制御部31は、携帯電話機2からの入金指示に含まれる固有IDおよび入金金額に応じて、記憶装置32が記憶する各固有IDに対応する電子マネーを更新する。さらに、制御部31は、自動販売機4からのID−電子マネー情報に応じて、記憶装置32が記憶する各固有IDに対応する電子マネー情報を更新する。
この電子マネーサーバ3は、一般には複数の携帯電話機2に対して共通に設けられている装置である。なお、ネットワークNを介して電子マネーをチャージしてもよいが、例えば、電子マネーは、店頭の現金入金機(チャージ装置)等からチャージできるようになっていてもよい。なお、この場合、店頭の現金入金機も、ネットワークNおよび管理サーバ5を介して、電子マネーサーバ3に接続される。この現金入金機(チャージ装置)が、例えば、自動販売機4に設けられていてもよい。
<自動販売機の処理フロー>
次に、携帯電話機2のメモリ222に格納された電子マネーを用いて自動販売機4で商品を購入する際の自動販売機4の処理手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、商品選択ボタン48は、ユーザにより押下されたことを検知して、自己のボタンを識別するボタン識別信号を商品決定部45に出力する(S1)。
ボタン識別信号を受けた商品決定部45は、受けたボタン識別信号に対応する商品名および価格を商品情報記憶部46から読み出す。そして、商品決定部45は、読み出した価格(金額)を表示部49に表示させる(S2)。このとき、商品決定部45は、支払い手順を表示部49に表示してもよい。また、商品決定部45は、読み出した価格および商品名と、検出開始指示とを読取・書込処理部42に出力する。
検出開始指示を受けた読取・書込処理部42の検知部420は、携帯電話機2のメモリ制御部221が発する電波の有無を判断する(S3)。
メモリ制御部221が発する電波を検知できない場合(S3でNo)、検知部420は、商品決定部45から価格および商品名を受けてから所定の制限時間(例えば、30秒間)が経過したか否かを判断する(S4)。制限時間を経過している場合(S4でNo)、検知部420は、表示部49に制限時間が超過した旨を表示させる(S5)。その後、S1の処理に戻る。また、制限時間経過していない場合(S4でYes)、S3の処理に戻る。
一方、メモリ制御部221が発する電波を検知した場合(S3でYes)、検知部420は、相互認証開始信号を相互認証部421に出力する。
相互認証開始信号を受けた相互認証部421は、携帯電話機2のメモリ制御部221との間で相互認証を行う(S6)。
次に、相互認証部421は、相互認証が成功したか否かを判断する(S7)。すなわち、相互認証部421は、メモリ制御部221の形式が読取および書込を行うことのできる形式であるか否かを判断する。
相互認証が失敗した場合(S7でNo)、相互認証部422は、その旨を示す画面を表示部49に表示させる(S8)。その後、S1の処理に戻る。
一方、相互認証が成功した場合(S7でYes)、相互認証部421は、その旨を示す相互認証成功信号を残高照会部422に対して出力する。相互認証成功信号を受けた残高照会部422は、携帯電話機2のメモリ222から電子マネー情報222cを読み取り、読み取った電子マネー情報222cの残高を確認する(S9)。
次に、残高照会部422は、電子マネー情報222cの残高と、商品決定部45から受けた価格とを比較し、価格に対して電子マネーの残高が十分であるか否かを判断する(S10)。
携帯電話機2の電子マネー情報222cの残高が商品決定部45から受けた価格よりも小さい場合、つまり、携帯電話機2の電子マネー情報222cの残高が十分でない場合(S10でNo)、残高照会部422は、残高が不足している旨を示す画面を表示部49に表示させる(S11)。その後、S1の処理に戻る。
携帯電話機2の電子マネー情報222cの残高が商品決定部45から受けた価格よりも高い或いは同じである場合、つまり、携帯電話機2の電子マネー情報222cの残高が十分である場合(S10でYes)、残高照会部422は、課金処理部423に対して課金指示を出力する。
課金指示を受けた課金処理部423は、メモリ222から読み取った電子マネー情報222cの示す残高から商品の価格を差し引く。そして、課金処理部423は、差し引いた金額を新たな電子マネー情報222cとして、携帯電話機2のメモリ222に書き込む(S12)。また、このとき、課金処理部423は、新たな電子マネー情報222cと、メモリ222から読み取った固有ID222bとを対応付けたID−電子マネー情報を販売情報送信処理部47に出力する。
次に、課金処理部423は、購入履歴書込部424に対して書込指示を出力する。書込指示を受けた購入履歴書込部424は、商品決定部45から受けた商品名および価格、並びに、装置情報記憶部44が記憶する自動販売機識別情報の各々を対応付けた購入データを携帯電話機2のメモリ222の購入履歴情報222dとして書き込む(S13)。
その後、購入データ書込部424は、表示部49に支払いが完了した旨を示す画面を表示させ(S14)、商品決定部45から受けた商品名を付加した排出指示を商品排出部43に対して出力する。該排出指示を受けた商品排出部43は、該排出指示に付加された商品名に対応する商品を排出する(S15)。
また、購入データ書込部424は、メモリ222に書き込んだ購入データと、メモリ222から読み取った固有ID222bとを対応付けたID−販売情報を販売情報送信処理部47に出力する。そして、販売情報送信処理部47は、ネットワーク通信部41およびネットワークNを介して、購入データ書込部424からのID−販売情報と課金処理部423からのID−電子マネー情報とを管理サーバ5に送信する(S16)。これにより、管理サーバ5は、自動販売機4での販売情報を集約することができる。
<携帯電話機におけるキャンペーンの応募処理の手順>
次に、携帯電話機2のメモリ222に格納された電子マネーを用いて自動販売機4で商品を購入する際の携帯電話機2の処理手順について、図7のフローチャートおよび図8から図11の携帯電話機2の表示部25における表示画面例を参照して説明する。
まず、携帯電話機2のメモリ222に格納された電子マネー情報222cを用いて自動販売機4で商品を購入すると、上述したS13の処理により、上記購入データが携帯電話機2のメモリ222の購入履歴情報222dとして書き込まれる(S21)。
取得判断部233aは、メモリ222の購入履歴情報222dを監視しており、購入回数(購入履歴情報222dに含まれる購入データの数に相当する)が所定回数(ここでは、5回)以上であるか否かを判断する(S22)。購入回数が所定回数未満である場合(S22でNo)、S21の処理に戻る。
一方、購入回数が所定回数以上である場合(S22でYes)、通知制御部233bは、音/振動発生部26に音および/または振動を発生させ、ユーザに対してキャンペーンの応募資格を取得したことを通知する(S24)。
次に、通知制御部233bは、ユーザからの操作の有無を判断する(S25)。ここで、ユーザからの操作とは、例えば、入力部24に対する任意の入力である。
ユーザからの操作がない場合(S25でNo)、通知制御部233bは、アプリケーション部23の動作を停止させる(S26)。その後、S21の処理に戻る。
一方、ユーザからの操作がある場合(S25でYes)、通知制御部233bは、表示部25にキャンペーン応募資格を取得した旨の画面を表示させる(S27)。このとき、通知制御部233bは、応募するか否かをユーザに対して入力させる指示を、表示部25に表示させる。
図8は、通知制御部233bが表示部25に表示させるキャンペーン応募資格を取得した旨の画面の一例である。図8に示されるように、通知制御部233bは、今回の購入でキャンペーンの応募資格を得たことを表示させるとともに、すぐに応募するか否かを入力部24に入力させる指示を表示させる。
次に、応募処理部234は、入力部24に入力された情報が「今すぐ応募する」または「後で応募する」のどちらであるかを判断する(S28)。
入力部24に入力された情報が「後で応募する」である場合(S28でNo)、応募処理部234は、アプリケーション部23の動作を停止させる旨の画面を表示部25に表示させる(S29)。図9は、S29においてユーザ通知処理部231が表示部25に表示させる画面の一例である。その後、S26およびS21の処理に戻る。
一方、入力部24に入力された情報が「今すぐ応募する」である場合(S28でYes)、応募処理部234の応募データ決定部234aは、希望する景品名を入力部24に入力させる希望景品名入力指示を、表示部25に表示させる(S30)。
図10は、S30において応募データ決定部234aが表示部25に表示させる画面の一例である。図10に示されるように、応募データ決定部234aは、購入回数「5回」で応募可能な商品が「オリジナル携帯ストラップ」のみであることを示している。例えば、購入回数が「20回」である場合、ユーザは、「オリジナル携帯ストラップ」または「αβ飲料1箱」を選択することができる。
そして、応募データ決定部234aは、入力部24に入力された希望景品名を希望景品データ222eとしてメモリ222に保存する(S31)。応募データ決定部234aは、希望景品データ222eのメモリ222への格納処理が終了すると、送信開始を指示する送信開始指示を送信処理部234bに出力する。
次に、送信処理部234bは、応募データを送信するか否かを入力させる指示を表示部25に表示させ、応募データの送信有無を判断する(S35)。
入力部24に「応募しない」旨の指示が入力された場合(S35でNo)、送信処理部234bは、アプリケーション部23の動作を停止させる旨を表示部25に表示させる(S36)。例えば、ユーザは、購入回数が20回で応募可能な「αβ飲料1箱」を希望する場合、購入回数が5回で応募可能な「オリジナル携帯ストラップ」に対する応募を行わないことを選択できる。これにより、購入回数を増やすことができる。その後、S26およびS21の処理に戻る。
一方、入力部24に「応募する」旨の指示が入力された場合(S35でYes)、送信処理部234bは、メモリ222に格納された希望景品データ222eおよび固有ID222bを読み出す。そして、送信処理部234bは、ネットワーク通信部21およびネットワークNを介して、読み取った希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む応募データを、管理サーバ5に送信する(S37)。
送信処理部234bは、ネットワーク通信部21が正常に送信できたか否かを判断する(S38)。
送信エラーが発生した場合(S38でNo)、送信処理部234bは、S37の処理からの経過時間が所定の制限時間内であるか否かを判断する(S39)。制限時間内である場合(S39でYes)、送信処理部234bは、再度S38の処理を行う。一方、制限時間内ではない場合(S39でNo)、送信処理部234bは、制限時間を超過した旨の画面を表示部25に表示させる(S40)。その後、S36の処理に戻る。
一方、正常に送信できた場合(S38でYes)、送信処理部234bは、応募資格データ削除部234cに削除指示を出力する。そして、応募資格データ削除部234cは、送信処理部234bから削除指示を受けると、応募資格に対応する回数分の購入データを、メモリ222の購入履歴情報222dから消去する(S41)。
その後、送信処理部234bは、応募完了した旨の画面を表示部に表示させる(S42)。図11は、S42において送信処理部234bが表示部25に表示させる画面例である。
そして、送信処理部234bは、アプリケーション部23の動作を停止させ(S43)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態の携帯電話機2は、外部の自動販売機4により読取および書込が可能なメモリ222と、任意の情報をユーザに通知する音/振動発生部26および表示部25とを備える。そして、携帯電話機2は、自動販売機4の販売サービスを利用したときに、自動販売機4から購入データを取得し、取得した購入データをメモリ222に書き込むメモリ制御部221を備える。さらに、携帯電話機2は、メモリ制御部221がメモリ222に書き込んだ購入データである購入履歴情報222dと予め定められた基準とを比較することにより、キャンペーンの応募資格を取得したか否かを判断する取得判断部233aと、該取得判断部233aが応募資格を取得したと判断した場合に、音/振動発生部26および表示部25に対して、該応募資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御部233bとを備える。
これにより、ユーザは、キャンペーンプレゼントの応募資格を取得したときに、即座に、該応募資格を取得したことを認識することができる。その結果、ユーザは、該応募資格を得たとほぼ同時に、キャンペーンプレゼントを利用することができる。
さらに、携帯電話機2は、キャンペーンの応募データを取得する応募データ決定部234aと、該応募データを管理サーバ5に送信する送信処理部234bとを備える。
これにより、送信処理部234bは、ネットワークNを介して、キャンペーンの応募データを送信することができる。
従来、ユーザは、商品に付けられたシール等を葉書に貼付し、該葉書を郵送することでキャンペーンプレゼントの応募を行っていた。しかしながら、上記の構成によれば、ユーザは、このようなプレゼント応募を、所有する携帯電話機2およびネットワークNを用いて行うことができる。すなわち、従来のように、葉書を容易する必要がなくなる。その結果、ユーザがキャンペーンに応募する際の利便性が向上する。
また、管理サーバ5は、ネットワークNを介して、応募データを取得する。そのため、従来のように郵送によるシステムに比べて、応募データの送信時間を格段に短縮することができる。
さらに、管理サーバ5は、販売情報送信処理部47から受信したID−販売情報と、購入回数5回とを基に、キャンペーンの応募資格を取得しているか否かを判断し、該応募資格を取得したと判断した固有IDを記憶する携帯電話機2からの応募データのみを受け付ける申込データ受付判断部55を備える。
これによれば、応募資格を有さないユーザからの偽造した応募データを受信した場合でもあっても、管理サーバ5は、該応募データを受け付けることがない。すなわち、偽造した応募データの受付を防止することができる。
また、管理サーバ5は、自動販売機4の販売情報を収集することができるため、該販売状況を把握することができる。そのため、販売管理者は、管理サーバ5が収集した該商品の販売状況を基に、今後の販売動向を予測することができる。
なお、上記説明では、取得判断部233aは、購入回数(つまり、購入履歴情報222dに含まれる購入データの数)が所定回数に達したことにより、キャンペーンの応募資格を取得したと判断するとした。しかしながら、これに限らず、取得判断部233aは、購入金額の合計が所定額に達したことにより、キャンペーンの応募資格を取得したと判断するとしてもよい。つまり、取得判断部233aは、購入履歴情報222dと、所定の購入基準とを基に、キャンペーンの応募資格を取得したと判断すればよい。所定の購入基準は、購入回数、購入金額、特定商品の購入回数、特定商品の購入金額、特定自動販売機での購入回数または購入金額など、様々なパターンが想定される。
また、応募データ決定部234aは、上記機能に加えて、メモリ222が記憶する個人情報222aを更新する機能を有していることが好ましい。すなわち、応募データ決定部234aは、希望景品名入力指示とともに、メモリ222が記憶する個人情報222a、および、該個人情報222aに対する修正の有無を入力部24に入力させる指示を、表示部25に表示させる。図12は、応募データ決定部234aが表示させる修正有無確認画面の一例である。
修正ありの場合、応募データ決定部234aは、修正事項を入力させるための画面を表示部25に表示させる。図13は、応募データ決定部234aが表示させる、修正事項入力画面の一例である。これにより、ユーザは、自動販売機4の利用登録時から変更のあった個人情報(例えば、住所など)222aの変更を行うことができる。
そして、送信処理部234bは、メモリ222の個人情報222aが更新された場合、応募データとともに、該個人情報222aを管理サーバ5に送信する。管理サーバ5の登録処理部52は、携帯電話機2から応募データおよび個人情報222aを受けると、該応募データに含まれる固有ID222bに対応するID−個人情報記憶部58に格納された個人情報を更新する。これにより、管理サーバ5は、最新の個人情報を保有することができる。
〔実施形態2〕
本発明のキャンペーン応募資格取得通知システムに関する他の実施形態について、図14〜図16に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上記実施形態1では、携帯電話機2の応募資格取得通知処理部233が購入履歴情報222dを監視し、キャンペーンの応募資格を取得したことをユーザに通知する処理を行い、応募処理部234がキャンペーンの応募処理を行う構成とした。しかしながら、キャンペーンの応募資格を取得したことを通知する構成は、これに限られない。例えば、電子メールを利用することもできる。本実施形態は、電子メールを用いて、キャンペーンの応募資格を取得したことをユーザに通知する構成である。
図14は、本実施形態に係るキャンペーン応募資格取得通知システム1aの全体構成を簡略的に示すブロック図である。図14に示されるように、キャンペーン応募資格取得通知システム1aは、上記実施形態と比較して、携帯電話機2の代わりに携帯電話機(携帯情報端末)2aを、管理サーバ5の代わりに管理サーバ(サーバ装置)5aを備えている点で異なる。
上記実施形態と同様に、携帯電話機2aの電子マネーを用いて自動販売機4から商品を購入すると、自動販売機4は、ID−販売情報およびID−電子マネー情報を管理サーバ5aに送信する。ID−販売情報を受けた管理サーバ5aは、該販売情報を基に、購入回数が5回以上であるユーザに対して、キャンペーンの応募資格を取得したことを通知する応募資格取得通知電子メールを携帯電話機2aに送信する。ユーザは、携帯電話機2が受信した応募資格取得通知電子メールを確認することで、キャンペーンの応募資格を取得したことを知ることができる。
<管理サーバの構成>
図15は、管理サーバ5aの構成を示すブロック図である。管理サーバ5aは、上記管理サーバ5と比較して、応募資格取得通知メール送信処理部60を備えている点で異なる。
応募資格取得通知メール送信処理部60は、ID−販売情報記憶部59が記憶するID−販売情報を基に、キャンペーンの応募資格を取得したことを判断し、該応募資格を取得したことを示す電子メール(応募資格取得通知メール)を携帯電話機2aに送信するものである。応募資格取得通知メール送信処理部60は、取得判断部(判断手段)60aおよび通知メール送信部(利用資格取得情報送信手段)60bを備えている。
取得判断部60aは、ID−販売情報記憶部59が記憶する各固有IDの販売情報の数(つまり、販売回数)と所定回数(ここでは、5回)との比較結果を基に、キャンペーンの応募資格を取得したか否かを判断するものである。取得判断部60aは、販売情報の数(販売回数)が5回以上である場合、応募資格を得たと判断する。応募資格を取得したと判断した場合、取得判断部60aは、該販売情報に対応する固有IDを付加した通知指示を、通知メール送信部60bに出力する。
通知メール送信部60bは、取得判断部60aから通知指示を受けて、応募資格を取得した旨を示す電子メール(応募資格取得通知メール)を送信するものである。通知メール送信部60bは、該通知指示に付加された固有IDに対応する電子メールアドレスを、ID−個人情報記憶部58から読み出す。さらに、通知メール送信部63は、読み出した電子メールアドレスを送信先として、ネットワーク通信部51およびネットワークNを介して、応募資格取得通知メールを送信する。なお、通知メール送信部60bは、応募資格取得通知メールにおいて、応募の対象となる景品名を含めている。
<携帯電話機の構成>
図16は、携帯電話機2aの構成を示す図である。図16に示されるように、携帯電話機2aは、上記携帯電話機2と比較して、応募資格取得通知処理部233の代わりに通知メール処理部(通知制御手段)235を含むアプリケーション部23aを備える点で異なる。
通知メール処理部235は、ネットワークNおよびネットワーク通信部21を介して、応募資格取得通知メールを受信し、ユーザに対して、キャンペーンの応募資格を取得したことを通知するものである。通知メール処理部235は、応募資格取得通知メールを受信したことを通知するために、音/振動発生部26に音および/または振動を発生させるとともに、応募資格取得通知メールの内容を表示部25に表示させる。これにより、ユーザは、キャンペーンの応募資格を取得したことを知ることができる。
また、上記応募資格取得通知メールには応募対象となる景品名が含まれているため、ユーザは、希望の景品名を選択・入力することができる。そして、応募処理部234は、上記実施形態と同様に、キャンペーンの応募処理を行う。
このように、本実施形態のキャンペーン応募資格取得通知システム1aは、固有ID222bを記憶するメモリ222と任意の情報をユーザに通知する音/振動発生部26および表示部25とを備える携帯電話機2aと、メモリ222から固有ID222bの読み取りを行う自動販売機4と、ネットワークNを介して、携帯電話機2aおよび自動販売機4と通信可能な管理サーバ5とを備える。
そして、上記実施形態で説明したように、自動販売機4は、ID−販売情報を送信する販売情報送信処理部47を備える。
管理サーバ5aは、販売情報送信処理部47が送信した販売情報と予め定められた基準とを比較することにより、キャンペーンの応募資格を取得したか否かを判断する取得判断部60aと、取得判断部60aが応募資格を取得したと判断した場合に、販売情報送信処理部47が送信した固有IDを基に、携帯電話機2aに対し、応募資格を取得した旨を示す応募資格取得通知メールを送信する通知メール送信部60bとを備える。さらに、携帯電話機2aは、応募資格取得通知メールを受信し、受信した応募資格取得情報を音/振動発生部26および表示部25でユーザに通知させる通知メール処理部235を備える。
これによれば、通知メール処理部235は、応募資格取得情報を管理サーバ5aから受信し、応募資格を取得した旨を音/振動発生部26および表示部25でユーザに通知させることができる。この結果、ユーザは、キャンペーンの応募資格を取得すると即座にその旨を認識することができる。
なお、本実施形態では、管理サーバ5aが自動販売機4から送信されたID−販売情報を基にキャンペーンの応募資格を取得したか否かを判断する。すなわち、携帯電話機2aでは、キャンペーンの応募資格を取得したか否かを判断する必要がない。そのため、本実施形態では、自動販売機4は、メモリ222に対して、購入データ(購入履歴情報222d)を書き込む必要がない。自動販売機4は、メモリ222から固有ID222bを読み取り、該固有ID222bと購入データとを対応付けたID−販売情報を管理サーバ5aに送信すればよい。よって、本実施形態の自動販売機4は、少なくともメモリ222から固有ID222bを読み取る機能を有していればよい。すなわち、本実施形態の自動販売機4は、少なくとも読取装置であればよい。
ただし、携帯電話機2aのユーザは、過去の購入データを確認したい場合もある。そのため、自動販売機4は、上記説明のように、メモリ222に購入履歴情報222dを書き込むことが好ましい。
なお、本実施形態では、第2のサービスをキャンペーンプレゼントとして説明したが、これに限られず、例えば、第2のサービスは、購入回数が所定回数に達したユーザ全員に対して景品を与えるサービスであってもよい。この場合、管理サーバ5aの通知メール送信部60bは、上記キャンペーンの応募資格取得通知メールの代わりに、購入回数が所定回数に達したことにより獲得した景品が送付される旨を示す景品獲得資格取得通知メール(利用資格取得通知メール)を送信する。このとき、例えば、景品が所定額の電子マネーであるサービス(キャッシュバックサービス)の場合、管理サーバ5aにおいて、通知メール送信部60bは、所定額の電子マネーがサービスとして与えられたことを示す電子マネー獲得資格取得通知メールを携帯電話機2aに送信し、電子マネー情報出力部54は、電子マネーサーバ3に対して該ユーザの電子マネーの額を所定額だけ増加させる旨の指示を出力する。さらに、携帯電話機2aの電子マネー設定部232は、電子マネー獲得資格取得通知メールを受けて、メモリ222の電子マネーを所定額だけ増加させる。また、景品が特定の音楽や画像のデータである場合、管理サーバ5aの通知メール送信部60bは、上記景品獲得資格取得通知メールにこの特定の音楽や画像のデータを添付して、携帯電話機2aに送信する。これにより、ユーザは、購入回数が所定回数に達したと同時に、音楽や画像のデータを取得することができる。
〔実施形態3〕
本発明のキャンペーン応募資格取得通知システムに関する他の実施形態について、図17〜図20に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1または実施形態2にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上記実施形態1では、携帯電話機2が、ネットワークNを介して、キャンペーンの応募データを管理サーバ5に送信するものとした。しかしながら、応募データの送信経路はこれに限られない。本実施形態は、キャンペーンの応募データが自動販売機4を経由して管理サーバ5に送信される構成である。
図17は、本実施形態に係るキャンペーン応募資格取得通知システム1bの全体構成を簡略的に示すブロック図である。図17に示されるように、キャンペーン応募資格取得通知システム1bは、上記実施形態と比較して、自動販売機4の代わりに自動販売機4bを備えている点で異なる。
本実施形態の自動販売機4bは、携帯電話機2のメモリ222から希望景品データ222eおよび固有ID222bを読み取り、読み取った希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む応募データを管理サーバ5に送信する。
図18は、本実施形態の自動販売機4bの構成を示すブロック図である。自動販売機4bは、上記実施形態1の自動販売機4と比較して、読取・書込処理部42の代わりに読取・書込処理部42bを備え、さらに、応募ボタン48bおよび応募データ送信処理部40を備えている点で異なる。
応募ボタン48bは、ユーザからキャンペーンの応募開始指示を受け付けるボタンである。応募ボタン48bは、押下されると、読取・書込処理部42bに対して応募処理指示を出力する。
読取・書込処理部42bは、読取・書込処理部42の構成に加えて、応募データ読取部425および応募資格データ削除部426を備えている。
応募データ読取処理部425は、応募ボタン48bから応募処理指示を受け、かつ、相互認証部421からの相互認証成功信号を受けると、携帯電話機2のメモリ222から希望景品データ222eおよび固有ID222bを読み取り、読み取った希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む応募データを応募データ送信処理部40に出力する。さらに、応募データ読取処理部425は、希望景品データ222eおよび固有ID222bを読み取ると、応募資格データ削除部426に削除指示を出力する。
応募資格データ削除部426は、応募データ読取処理部425から削除指示を受けると、応募資格に対応する回数分の購入データを、携帯電話機2bのメモリ222の購入履歴情報222dから消去する。
応募データ送信処理部40は、応募データ読取処理部425から受けた応募データ(希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む)を、ネットワーク通信部41およびネットワークNを介して、管理サーバ5に送信するものである。
次に、キャンペーンの応募時における自動販売機4bの処理手順について、図19のフローチャートを参照して説明する。
なお、予め、携帯電話機2において、ユーザ通知処理部231および音/振動発生部26が応募資格を取得したことをユーザに対して通知し、応募データ決定部234aが入力部24に入力された希望景品名を示す希望景品データ222eをメモリ222に格納しているものとする。
まず、応募ボタン48bは、ユーザにより押下されたことを検知して、応募処理指示を読取・書込処理部42bに対して出力する(S51)。このとき、読取・書込処理部42bは、表示部49に対して、応募手順を表示させてもよい。
応募処理指示を受けた読取・書込処理部42bの検知部420は、携帯電話機2bのメモリ制御部221が発する電波の有無を判断する(S52)。
メモリ制御部221が発する電波を検知できない場合(S3でNo)、検知部420は、S51の処理から所定の制限時間(例えば、30秒間)だけ経過したか否かを判断する(S53)。制限時間を経過している場合(S53でNo)、検知部420は、表示部49に制限時間が超過した旨を表示させる(S54)。その後、S51の処理に戻る。また、制限時間経過していない場合(S53でYes)、S52の処理に戻る。
一方、メモリ制御部221が発する電波を検知した場合(S52でYes)、検知部420は、相互認証開始信号を相互認証部421に出力する。
相互認証開始信号を受けた相互認証部421は、携帯電話機2bとの間で相互認証を行い(S55)、相互認証が成功したか否かを判断する(S56)。
相互認証が失敗した場合(S56でNo)、相互認証部422は、その旨を示す画面を表示部49に表示させる(S57)。その後、S51の処理に戻る。
一方、相互認証が成功した場合(S56でYes)、相互認証部421は、その旨を示す相互認証成功信号を応募データ読取処理部425に対して出力する。
相互認証成功信号を受けた応募データ読取処理部425は、メモリ222から希望景品データ222eおよび固有ID222bをメモリ222から読み取る。ここで、希望景品データ222eおよび固有ID222bは応募データを構成するものである。つまり、応募データ読取処理部425は、携帯電話機2から応募データを受け付ける(S61)。
次に、応募データ読取処理部425は、読み取った応募データを応募データ送信処理部40に出力する。そして、応募データ送信処理部40は、応募データ読取処理部425から受けた応募データ(希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む)を、ネットワーク通信部41およびネットワークNを介して、管理サーバ5に送信する、ネットワーク通信部41およびネットワークNを介して、管理サーバ5に送信する。
また、応募データ読取処理部425は、応募データを応募データ送信処理部40に出力するとともに、応募資格データ削除部426に削除指示を出力する。
応募資格データ削除部426は、応募データ読取処理部425から削除指示を受け、応募資格に対応する回数分の購入データを携帯電話機2のメモリ222の購入履歴情報222dから消去する(S62)。
その後、応募データ読取処理部425は、応募完了した旨の画面を表示部49に表示させる(S63)。
このように、本実施形態のキャンペーン利用資格取得通知システム1bにおいて、携帯電話機2は、希望景品データ222eを取得し、取得した希望景品データ222eをメモリ222に格納する応募データ決定部234aを備える。そして、自動販売機4bは、応募データ決定部234aにより格納された希望景品データ222eをメモリ222から読み取る応募データ読取処理部425と、読み取った希望景品データ222eを管理サーバ5に送信する応募データ送信処理部40とを備える。すなわち、応募データ読取処理部425と応募データ送信処理部40とは、応募データ決定部234aにより格納された希望景品データ222eをメモリ222から読み取り、読み取った希望景品データ222eを管理サーバ5に送信する応募データ読取送信手段(申込データ読取送信手段)である。
これによれば、携帯電話機2は、応募データを、自動販売機4bを介して、管理サーバ5に送ることができる。すなわち、携帯電話機2は、キャンペーンの応募の際、ネットワークNを使用することがなく、該ネットワークNの使用費用を抑えることができる。
なお、上記説明では、本実施形態3を、実施形態1の変形例として説明した。しかしながら、本実施形態3の特徴点である、自動販売機4bを経由して応募データを送信する構成は、上記実施形態2にも適用することができる。図20は、本実施形態3の特徴点を上記実施形態2に適用したときのキャンペーン応募資格取得通知システム1cを示すブロック図である。
図20に示されるように、管理サーバ5aが応募資格取得通知メールを携帯電話機2aに送り、携帯電話機2aが自動販売機4bを経由して応募データを管理サーバ5に送信する。これにより、携帯電話機2のユーザは、応募資格を取得したことをすぐに知るとともに、ネットワークNの使用料を払うことなく、キャンペーンの応募を行うことができる。
〔その他の変形例〕
上記各実施形態における管理サーバ5・5aは、さらに、応募データ出力部50が出力する個人情報−希望景品情報の中から景品の当選者をランダムに選出する当選者選出部と、当選者選出部が選出した個人情報に含まれる電子メールアドレスを基に、当選したことを通知する電子メール(当選通知メール)をユーザに送信する当選通知メール送信部とを備えていることが好ましい。これにより、ユーザは、自分が当選したことを即座に認識することができる。なお、景品が音楽や画像のデータである場合、当選通知メール送信部は、当選通知メールに該音楽や画像のデータを添付して送信してもよい。また、景品が電子マネーである場合、電子マネー情報出力部54は、当選者選出部が選出したユーザの電子マネーを所定額だけ増やす指示を電子マネーサーバ3に出力する。さらに、携帯電話機2aの電子マネー設定部232は、電子マネーが当選したことを示す当選通知メールを受けて、メモリ222の電子マネーを所定額だけ増加させる。
上記各実施形態では、応募データ決定部234aは、希望する景品名を入力部24から取得する構成とした。これにより、ユーザは、複数ある景品から希望のものを選択することができる。しかしながら、景品が予め定められた1つしかない場合、応募データ決定部234aは、入力部24への入力を待つことなく、該景品名を希望景品名と決定することができる。なお、この場合、応募データ決定部234aは、予め該景品名を取得している。
これにより、携帯電話機2において、応募資格取得通知処理部233が応募資格を取得したことをユーザに通知すると同時に、応募処理部234は、応募データを管理サーバ5に送信することができる。もしくは、携帯電話機2aにおいて、通知メール処理部235が応募資格取得通知メールを受信し、ユーザに応募資格取得情報を通知すると同時に、応募処理部234は、応募データを管理サーバ5に送信することができる。
このとき、応募処理部234は、ユーザからの応募有無の確認を入力部24に入力させる画面を表示部25に表示させてもよい。または、応募処理部234は、該応募有無の確認画面を表示させることなく、応募資格取得通知により自動的に応募データを送信してもよい。
上記説明では、携帯電話機2・2aのアプリケーション部23・23aは、キャンペーンの応募資格を取得したときに起動するものとした。しかしながら、これに限らず、アプリケーション部23・23aは、ユーザが入力部24に入力した起動指示にしたがって起動してもよい。
図21は、ユーザからの起動指示に従ってアプリケーション部23・23aが起動したときに、アプリケーション部23・23aが表示部25に表示させる一画面例である。
図21に示されるように、アプリケーション部23・23aは、ユーザからの起動指示にしたがって起動した場合でも、キャンペーンの応募処理を行うことができる。よって、上記S28において、応募資格を取得しているが「後に応募する」を選択した場合であっても、ユーザは、所望の時間にキャンペーンの応募申込を行うことができる。
また、ユーザからの起動指示に従ってアプリケーション部23・23aが起動したときに、応募データ決定部(申込データ取得手段)234aは、予め希望景品データ222eを入力部24を介してユーザから取得し、メモリ222に格納しておいてもよい。これにより、応募資格取得通知処理部233または通知メール処理部235が応募資格取得情報をユーザに通知すると同時に、送信処理部234bは、自動的に希望景品データ222eおよび固有ID222bを含む応募データを送信することができる。
また、アプリケーション部23・23bは、ユーザからの起動指示にしたがって起動した場合、購入履歴の表示処理を行うことができる。アプリケーション部23・23bは、メモリ222から購入履歴情報222dを読み取り、読み取った購入履歴情報222dに含まれる購入データを順に表示部25に表示させる。図22は、アプリケーション部23・23bが表示部25に表示する購入履歴情報表示画面の一例である。これにより、ユーザは、購入履歴を確認することができる。また、アプリケーション部23・23bは、ユーザからの参照期間の入力に応じて、入力された参照期間の購入データを表示部25に表示させることができる。
また、上記各実施形態では、事前に利用登録を行い、各携帯電話機2・2aに対して固有IDが付与されるとした。すなわち、管理サーバ5・5aは、事前に固有IDと個人情報とを対応付けたID−個人情報を記憶している。これにより、管理サーバ5・5aは、固有IDにより個人情報を特定することができる。そのため、携帯電話機2・2aは、キャンペーンの応募データの中に個人情報を含める必要がない(ただし、個人情報に修正がある場合は、応募データの中に修正後の個人情報を含めることが好ましい)。
しかしながら、本発明は、事前の利用登録を必要とするものではない。事前に上記利用登録が行われない場合、つまり、管理サーバ5・5aがID−個人情報を記憶していない場合、携帯電話機2・2aは、固有IDの代わりに個人情報を携帯電話機の固有の識別情報とし、該個人情報を含む応募データ(申込データ)を送信すればよい。
具体的には、応募データ決定部234aは、希望景品名入力指示とともに、個人情報の入力指示を表示部25に表示させ、個人情報を取得する。そして、応募データ決定部234aは、取得した個人情報222aをメモリ222に格納する。
さらに、送信処理部234bは、メモリ222から個人情報222a、希望景品データ222eを読み取り、該個人情報222aおよび希望景品データ222eを含む応募データを管理サーバ5に送信すればよい。これにより、管理サーバ5は、個人情報と希望景品データとを対応付けた情報を集約することができる。
もしくは、自動販売機4の購入データ書込部424は、メモリ222から個人情報222aを読み取り、該個人情報222aと購入データとを対応付けて、販売情報送信処理部47に出力すればよい。これにより、販売情報送信処理部47は、個人情報222aおよび購入データを管理サーバ5aに送信することができる。これにより、管理サーバ5aは、個人情報と購入データとから、キャンペーンの応募資格を取得したユーザを特定することができ、応募資格取得通知メールをユーザに送信することができる。
なお、アプリケーション部23・23aは、入力部24からの起動指示にしたがって起動した場合、応募データに含まれる個人情報(氏名、住所、電話番号等)の事前入力処理を行うことができる。この場合、応募データ決定部234aは、予め、ユーザから応募データに含まれる個人情報222aを受け付け、受け付けた個人情報222aをメモリ222に格納することができる。図22は、応募データ決定部234aが表示部25に表示させる個人情報の事前入力画面の一例である。また、事前入力によりメモリ222に格納された個人情報222aは、後にユーザからの指示により、削除または変更することができる。
これにより、応募資格を取得したときに、応募データ決定部234aが希望景品名のみを受け付けるだけで、携帯電話機2・2aは、即座に個人情報222aおよび希望景品データ222eを管理サーバ5に送信することができる。
さらに、アプリケーション部23・23bの通知制御部233bは、応募資格を取得した時点のみならず、応募資格を取得した後、応募資格を取得した旨の通知を定期的に繰り返し音/振動発生部26にさせてもよい。これにより、ユーザは、確実に応募資格を取得したことに気付くことができる。通知制御部233bは、ユーザからの事前の設定された、応募資格取得通知を繰り返し行う間隔に応じて、通知を行う。図24は、該通知の繰り返し間隔設定画面の一例である。
また、上記説明において、携帯電話機2・2aは、非接触に読取および書込可能なメモリ222を備えるとした。しかしながら、メモリ222は、非接触ではなく、接触により読取・書込が行われてもよい。例えば、携帯電話機2・2aが着脱可能なメモリを有しており、該メモリを自動販売機4・4bに挿入することにより、自動販売機4・4bが該メモリに対して情報の読取・書込を行う形態であってもよい。
また、電子マネーサーバ3は、ネットワークNに接続されていてもよい。この場合、携帯電話機2・2aは、管理サーバ5を介さずに、直接電子マネーサーバを通じて、電子マネーの入金処理を行うことができる。
また、上記各実施形態では、携帯電話機2・2aは、通信ネットワーク(および自動販売機4b)を介して、キャンペーンの応募を行うものとした。しかしながら、これに限らず、ユーザは、応募資格取得通知処理部233による第2のサービスの利用資格を取得した旨の通知を受けると、携帯電話機2を店舗に持参し、店舗に設置された読取装置にメモリ222を読み取らせてもよい。例えば、第2のサービスが購入回数が所定回数以上であるユーザ全員に対して景品を渡すサービスの場合、ユーザが店舗に携帯電話機2を持参したときに、店舗は、上記読取装置により読み取った購入履歴情報222dを基に、景品を渡すことができる。
上記携帯電話機2,2a,自動販売機4,4bおよび管理サーバ5,5aの各部や各処理ステップは、CPU(Central Processing Unit)などの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェイス回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、前記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の携帯電話機2,2a,自動販売機4,4bおよび管理サーバ5,5aの各種機能および各種処理を実現することができる。また、前記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で前記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め装置本体に格納されているものとする。
また、前記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末に適用できる。
本発明の実施形態1に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 実施形態1のキャンペーン応募資格取得通知システムの全体構成を示すブロック図である。 携帯電話機が備える記憶部が記憶する購入履歴情報の一例である。 本発明の実施形態1に係る自動販売機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る電子マネーサーバおよび管理サーバの構成を示すブロック図である。 商品購入時における自動販売機の処理手順を示すフローチャートである。 携帯電話機におけるキャンペーンの応募手順を示すフローチャートである。 応募資格を取得したときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 アプリケーション終了時における携帯電話機の表示部の画面例である。 応募可能な商品を示すときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 応募データの送信終了を示す携帯電話機の表示部の画面例である。 応募データの入力確認を行うときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 応募データの入力を指示するときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 本発明の実施形態2に係るキャンペーン応募資格取得通知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る管理サーバの構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係るキャンペーン応募資格取得通知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る自動販売機の構成を示すブロック図である。 自動販売機におけるキャンペーンの応募手順を示すフローチャートである。 実施形態3に係るキャンペーン応募資格取得通知システムの変形例を示すブロック図である。 アプリケーションを起動させたときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 応募データの事前入力を行うときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 購入履歴情報を表示するときにおける携帯電話機の表示部の画面例である。 繰り返し通知の設定画面例である。
符号の説明
1・1a・1b・1c キャンペーン応募資格取得通知システム(サービス利用資格取得通知システム)
2・2a 携帯電話機(携帯情報端末)
4・4b 自動販売機(読取書込装置、読取装置)
5・5a 管理サーバ(サーバ装置)
25 表示部(通知部)
26 音/振動発生部(通知部)
47 販売情報送信処理部(利用データ送信手段)
55 応募データ受付判断部(申込データ受付判断手段)
60a 取得判断部(判断手段)
60b 通知メール送信部(利用資格取得情報送信手段)
221 メモリ制御部(記憶制御手段)
222 メモリ(記憶部)
222a 個人情報(識別情報)
222b 固有ID(識別情報)
222d 購入履歴情報(利用データ)
222e 希望景品データ(申込データ)
233a 取得判断部(判断手段)
233b 通知制御部(通知制御手段)
234a 応募データ決定部(申込データ取得手段、申込データ格納手段)
234b 送信処理部(申込データ送信手段)
235 通知メール処理部(通知制御手段)
N ネットワーク(通信ネットワーク)

Claims (15)

  1. 外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末であって、
    第1のサービスを利用したときに、前記読取書込装置から第1のサービスを利用したことを示す利用データを取得し、取得した利用データを前記記憶部に書き込む記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段が記憶部に書き込んだ利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 通信ネットワークを介してサーバ装置と通信可能であり、
    前記第2のサービスの利用申し込みに関する申込データを前記サーバ装置に送信する申込データ送信手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記通知制御手段が前記通知部に利用資格取得情報を通知させる前に予め申込データを取得する申込データ取得手段を備え、
    前記申込データ送信手段は、通知制御手段が前記通知部に利用資格取得情報を通知させるとき、前記申込データ取得手段が予め取得していた申込データを送信することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記申込データ取得手段は、申込データとして、ユーザの個人情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 前記第2のサービスの申し込みに関する申込データを前記記憶部に格納する申込データ格納手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  6. 通信ネットワークを介して、携帯情報端末と通信可能なサーバ装置であって、
    第1のサービスを利用したことを示す利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信する利用資格取得情報送信手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  7. 前記利用資格取得情報送信手段は、前記利用資格取得情報を含む電子メールを前記携帯情報端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記利用データと予め定められた基準とを基に、第2のサービスの利用資格を取得しているか否かを判断し、該利用資格を取得したと判断した前記携帯情報端末のみから、第2のサービスの申し込みに関する申込データを受け付ける申込データ受付判断手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  9. 外部の読取書込装置により読取および書込が可能な記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末におけるサービス利用資格取得通知方法であって、
    第1のサービスを利用したときに、前記読取書込装置から第1のサービスを利用したことを示す利用データを取得し、取得した利用データを前記記憶部に書き込み、
    前記記憶部に書き込まれた利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断し、該利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させることを特徴とするサービス利用資格取得通知方法。
  10. 通信ネットワークを介して、携帯情報端末と通信可能なサーバ装置におけるサービス利用資格取得通知方法であって、
    第1のサービスを利用したことを示す利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断し、
    前記利用資格を取得したと判断した場合に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信することを備えることを特徴とするサービス利用資格取得通知方法。
  11. 記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末と、
    前記記憶部に対して情報の読取および書込を行う読取書込装置とを備えるサービス利用資格取得通知システムであって、
    前記読取書込装置は、
    第1のサービスを利用したことを示す利用データを前記記憶部に書き込む利用データ書込手段を備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記利用データ書込手段により前記記憶部に書き込まれた利用データと、予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記通知部に対して、該利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を通知させる通知制御手段とを備えることを特徴とするサービス利用資格取得通知システム。
  12. 固有の識別情報を記憶する記憶部と、任意の情報をユーザに通知する通知部とを備える携帯情報端末と、
    前記記憶部に対して前記識別情報の読み取りを行う読取装置と、
    通信ネットワークを介して、前記携帯情報端末および前記読取装置と通信可能なサーバ装置とを備えるサービス利用資格取得通知システムであって、
    前記読取装置は、
    前記記憶部から読み取った前記識別情報と、第1のサービスを利用したことを示す利用データとを前記サーバ装置に送信する利用データ送信手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記利用データ送信手段が送信した利用データと予め定められた基準とを比較することにより、第2のサービスの利用資格を取得したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が第2のサービスの利用資格を取得したと判断した場合に、前記利用データ送信手段が送信した識別情報を基に、前記携帯情報端末に対し、利用資格を取得した旨を示す利用資格取得情報を送信する利用資格取得情報送信手段とを備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記利用資格取得情報送信手段から利用資格取得情報を受信し、受信した利用資格取得情報を通知部に通知させる通知制御手段を備えることを特徴とするサービス利用資格取得通知システム。
  13. 請求項1〜5の何れか1項に記載の携帯情報端末を動作させるためのサービス利用資格取得通知プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのサービス利用資格取得通知プログラム。
  14. 請求項6〜8の何れか1項に記載のサーバ装置を動作させるためのサービス利用資格取得通知プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのサービス利用資格取得通知プログラム。
  15. 請求項13または14に記載のサービス利用資格取得通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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