JP2001243263A - 半導体マクロの設計装置及びその方法 - Google Patents

半導体マクロの設計装置及びその方法

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JP2001243263A
JP2001243263A JP2000051215A JP2000051215A JP2001243263A JP 2001243263 A JP2001243263 A JP 2001243263A JP 2000051215 A JP2000051215 A JP 2000051215A JP 2000051215 A JP2000051215 A JP 2000051215A JP 2001243263 A JP2001243263 A JP 2001243263A
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JP2000051215A
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Tetsuya Kikuchi
徹也 菊池
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォワード及びバック各アノテーション結果の
差異を低減しレイアウト・回路各設計の見直し必要性を
抑制し、設計精度向上及び設計工数削減を図る。 【解決手段】回路図シンボルF31にセルの実際のレイ
アウトサイズ情報を付加しレイアウトセルサイズ情報付
回路図シンボルF12を生成するレイアウトサイズ情報
付加部3と、回路図F11とレイアウトセルサイズ情報
付回路図シンボルF12に基づき回路設計を行い、回路
接続情報F15と配置配線情報F16とを生成しフォワ
ードアノテーションを行う回路設計部1と、回路接続情
報F15と配置配線情報F16とセルレイアウトデザイ
ン情報F21とを入力しレイアウト設計を行いマクロレ
イアウトF22を生成しバックアノテーションを行うレ
イアウト設計部2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体マクロの設計
装置及びその方法に関し、特にCADによるLSIの回
路設計装置における半導体マクロの設計装置及びその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路(以下、LSI)
の微細化に伴い、配線容量が増加し、信号の伝達遅延時
間が大きくなることにより、信号のタイミング規格を満
足できないという問題が顕著になってきている。
【0003】従来、このような問題を解決する方法とし
てLSIの回路設計工程の段階で、レイアウト設計工程
における配線長を想定した仮配線長を見積もり、遅延解
析やタイミング解析を行って、レイアウト設計工程の見
直しや再設計等の発生を未然に防ぐとともに、信号の伝
達遅延時間を改善することが行われていた。
【0004】しかしながら、従来の半導体マクロの設計
方法及びその装置では、LSIを構成する半導体マクロ
の設計において、個々のセルの実際のセルサイズを含む
回路シンボル及びレイアウト情報を用いることなく予め
設定された回路シンボル対応の標準セルサイズで一律に
回路図入力されるため、実際のセルサイズに対応するレ
イアウトを考慮した配置が出来ない。また、上記仮配線
長及び容量の見積もりでは、各回路シンボル間の配線に
一律に標準の仮配線長を付加する方法で上記容量を算出
していたので、実際のレイアウトとは大幅に異なること
がしばしばあった。
【0005】この結果、回路接続情報に基づいて推定し
た予測配線長を用いる容量付き回路接続情報に基づく遅
延値・タイミング値のシミュレーション(以下フォワー
ドアノテーション)結果と、レイアウト後の実際の配線
長を用いる容量付き回路接続情報に基づく遅延値・タイ
ミング値のシミュレーション(以下バックアノテーショ
ン)結果とが、遅延値やタイミング値の厳しいところで
全く異なっていることが多く、レイアウト設計工程の見
直しや、回路設計工程の見直しの繰り返しが増加するこ
とにより、設計工数が増大するという問題があった。
【0006】従来の半導体マクロの設計装置をブロック
で示す図12を参照すると、この従来の半導体マクロの
設計装置は、回路図F11と回路図シンボルF31とを
入力し回路設計を行い回路接続情報F115を出力する
回路設計部101と、回路接続情報F15とセルレイア
ウトデザイン情報F21とを入力しレイアウト設計を行
いマクロレイアウトF122を生成するレイアウト設計
部102ととを備える。
【0007】次に、図12及び処理フローをフローチャ
ートで示す図13をを参照して、従来の半導体マクロの
設計装置の動作である従来の半導体マクロの設計方法に
ついて説明すると、回路設計部101は、レイアウトサ
イズを持たない回路図シンボルF31を直接用いて回路
図F11を入力し、回路図情報(図示省略)を生成する
(ステップP11)。
【0008】次に、生成された回路図情報を用いて回路
素子間の接続の情報である回路接続情報F115を生成
する(ステップP12)。
【0009】次に、回路接続図情報F115に基づいて
予め定めた様式で基板上に各回路素子を仮配置配線して
この仮配線の長さである仮配線長を推定し(ステップP
13)、この仮配線長に対応する配線長予測容量値を抽
出して(ステップP14)、容量付回路接続情報(図示
省略)を作成する。
【0010】次に、上記容量付回路接続情報を使用して
仮配置配線に基づく遅延値及びタイミング値のシミュレ
ーションであるフォワードアノテーションを行う(ステ
ップP15)。
【0011】次に、フォワードアノテーションの結果が
遅延値・タイミング値の規格を満足するか否かを判定し
(ステップP16)、結果が不満足な場合は回路修正
(ステップP17)後、ステップP11に戻り、再度ス
テップP11〜P16を繰り返す。
【0012】結果判定ステップP16にて、フォワード
アノテーション結果が、遅延値・タイミング値の規格を
満足していれば、回路接続情報F115をレイアウト設
計部102に供給し、レイアウト設計部102は、マク
ロレイアウト設計を開始する。
【0013】レイアウト設計部2は、回路接続情報F1
15とセルレイアウトデザイン情報F21とを入力し、
マクロレイアウトを行い、実際のレイアウトであるマク
ロレイアウトF22を生成する(ステップP21)。
【0014】次に、生成されたマクロレイアウトF22
を用いて、実配線の配線長を求めこの実配線長から容量
値を計算して抽出し(ステップP22)、容量付回路接
続情報(図示省略)を生成する。
【0015】次に、生成した上記容量付回路接続情報か
ら、実配線の実配線の配線容量に起因する信号遅延値及
びタイミング値のシミュレーションであるバックアノテ
ーションを実行(ステップP23)する。
【0016】次に、バックアノテーション結果が、遅延
値・タイミング値の規格を満足するか否かを判定し(ス
テップP24)、結果が不満足な場合はレイアウト修正
(ステップP25)後、ステップP21に戻り、再度ス
テップP21〜P24を繰り返す。
【0017】結果判定ステップP24にて、バックアノ
テーション結果が、遅延値・タイミング値の規格を満足
していれば、マクロレイアウト設計を終了する。
【0018】このように従来の半導体マクロ設計装置及
びその方法では、仮配線長の見積の方法として、レイア
ウトサイズを持たない回路シンボル、回路図11から生
成した回路図情報から、回路図形情報を削除した回路接
続情報F115を生成し、この回路接続情報F115を
使用して、仮配線長及び容量値を見積もっているので、
実際のセルサイズに対応するレイアウトを考慮した配置
が出来ない。また、上記仮配線長及び容量の見積もりで
は、各回路シンボル間の配線に一律に標準の仮配線長を
付加する方法で上記容量を算出していたので、実際のレ
イアウトとは大幅に異なっていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
マクロの設計装置及びその方法は、LSIを構成する半
導体マクロの設計において、個々のセルの実際のセルサ
イズを含む回路シンボル及びレイアウト情報を用いるこ
となく予め設定された回路シンボル対応の標準セルサイ
ズで一律に回路図入力されるため、実際のセルサイズに
対応するレイアウトを考慮した配置が出来ず、また、各
回路シンボル間の配線に一律に標準の仮配線長を付加す
る方法で配線付加容量を算出していたので、回路接続情
報に基づき推定した予測配線長を用いる容量付き回路接
続情報に基づくフォワードアノテーション結果と、レイ
アウト後の実際の配線長を用いる容量付き回路接続情報
に基づくバックアノテーション結果とが、遅延値やタイ
ミング値の厳しいところで全く異なっていることが多
く、レイアウト設計工程の見直しや、回路設計工程の見
直しの繰り返しが増加することにより、設計工数が増大
するという欠点があった。
【0020】本発明の目的は、上記欠点を解消し、フォ
ワードアノテーション結果と、バックアノテーション結
果との差異を低減することにより、レイアウト設計工程
の見直しや、回路設計工程の見直しの必要性を抑制し、
設計精度の向上及び設計工数の削減を図った半導体マク
ロの設計装置及びその方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体マク
ロの設計装置は、回路図データと回路図シンボルとを入
力し回路設計を行いこの回路設計の結果に基づきレイア
ウト設計を行うことにより半導体集積回路(LSI)を
構成し複数の回路素子であるセルから成る単位機能ブロ
ックであるマクロを設計する半導体マクロ設計装置にお
いて、前記回路図シンボルに個々の前記セルの実際のレ
イアウトのサイズ情報であるレイアウトセルサイズ情報
を付加した回路図シンボルであるレイアウトセルサイズ
情報付回路図シンボルを生成するレイアウトサイズ情報
付加部と、前記回路図データと前記レイアウトセルサイ
ズ情報付回路図シンボルを入力し、回路設計を行い前記
回路図シンボル間の接続の情報である回路接続情報と前
記回路図シンボルの図形情報とサイズと配置座標及び各
回路図シンボル間を接続する配線座標の情報を有する配
置配線情報とを生成し回路設計時の遅延シミュレーショ
ンであるフォワードアノテーションを行う回路設計部
と、前記回路接続情報と前記配置配線情報とを入力しレ
イアウト設計を行い前記マクロのレイアウトであるマク
ロレイアウトを生成しこのレイアウト設計後の遅延シミ
ュレーションであるバックアノテーションを行うレイア
ウト設計部とを備えて構成されている。
【0022】また、前記レイアウトサイズ情報付加部
が、前記回路図データ入力の際に用いる前記回路図シン
ボルにセルのレイアウト設計の情報であるセルレイアウ
トデザイン情報に基づき前記レイアウトセルサイズ情報
を付加し前記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボ
ルを生成するレイアウトセルサイズ付加部を備えても良
い。
【0023】また、前記回路設計部が、前記回路図デー
タと前記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルと
を入力し座標とシンボル図形とセルレイアウトのサイズ
情報を付加した回路シンボルを有する回路図情報を生成
する回路図入力部と、前記回路図情報に基づき回路接続
情報を生成する回路接続情報生成部と、前記回路図情報
に基づき配置配線した仮配線の配線長を推定し前記配置
配線情報を生成すると共に前記仮配線の容量を予測し容
量付回路接続情報を生成する配線長予測容量抽出部と、
前記容量付回路接続情報に基づき前記仮配線の予測配線
容量に起因する信号遅延値及びタイミング値のシミュレ
ーションである前記フォアワードアノテーションを実行
しフォアワードアノテーション結果を出力するフォアワ
ードアノテーション部とを備えるものでも良い。
【0024】また、前記レイアウト設計部が、前記回路
接続情報と前記配置配線情報とセルのレイアウト設計の
情報であるセルレイアウトデザイン情報とを入力しマク
ロレイアウトを生成するマクロレイアウト生成部と、前
記マクロレイアウトに基づき配置配線した実配線の配線
長を求めこの実配線の容量を算出し容量付回路接続情報
を生成する実配線長容量抽出部と、前記容量付回路接続
情報に基づき前記実配線の配線容量に起因する信号遅延
値及びタイミング値のシミュレーションであるバックア
ノテーションを実行しバックアノテーション結果を出力
するバックアノテーション部とを備えるものでも良い。
【0025】さらに、前記レイアウト設計部が、前記回
路接続情報と前記配置配線情報とセルのレイアウト設計
の情報であるセルレイアウトデザイン情報とを入力しマ
クロレイアウトを生成するマクロレイアウト生成部と、
前記マクロレイアウトに基づき配置配線した実配線の配
線長を求めこの実配線の容量を算出し容量付回路接続情
報を生成する実配線長容量抽出部と、前記容量付回路接
続情報に基づき前記実配線の配線容量に起因する信号遅
延値及びタイミング値のシミュレーションであるバック
アノテーションを実行しバックアノテーション結果を出
力するバックアノテーション部とを備えるものでも良
い。
【0026】第2の発明の半導体マクロの設計方法は、
回路図データと回路図シンボルとを入力し回路設計を行
い、この回路設計終了後にレイアウト設計を行うことに
より半導体集積回路(LSI)を構成し複数の回路素子
であるセルから成る単位機能ブロックであるマクロを設
計する半導体マクロ設計方法において、個々の前記セル
の実際のレイアウトのサイズ情報であるレイアウトセル
サイズ情報を含む回路図シンボルであるレイアウトセル
サイズ情報付回路図シンボルを用いて回路設計を行い、
この回路設計で入力された前記回路図シンボル間の接続
の情報である回路接続情報と前記回路図シンボルの図形
情報とサイズと配置座標及び各回路図シンボル間を接続
する配線座標の情報を用いて予測配線長を算出すること
により、前記予測配線長を用いたの遅延シミュレーショ
ンであるフォワードアノテーションの結果と、前記レイ
アウト設計結果のマクロレイアウトに基づく配線長であ
る実配線長を用いた遅延シミュレーションであるバック
アノテーションの結果との間の差異を低減させることを
特徴とするものである。
【0027】第3の発明の半導体マクロの設計方法は、
回路図データと回路図シンボルとを入力し回路設計を行
い、この回路設計終了後にレイアウト設計を行うことに
より半導体集積回路(LSI)を構成し複数の回路素子
であるセルから成る単位機能ブロックであるマクロを設
計する半導体マクロ設計方法において、前記回路図シン
ボルにセルのレイアウト設計の情報であるセルレイアウ
トデザイン情報に基づき回路図データを構成する個々の
前記セルの実際のレイアウトのサイズ情報であるレイア
ウトセルサイズ情報を付加し各回路図シンボルの図形情
報とレイアウトのサイズのデータとを有するレイアウト
セルサイズ情報付回路図シンボルを生成するレイアウト
セルサイズ情報付回路図シンボル生成ステップと、前記
レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルに基づき入
力した回路図データから座標とシンボル図形とセルレイ
アウトのサイズ情報を付加した回路図情報を生成する第
1のステップと、生成された前記回路図情報を用いて前
記回路図シンボル間の接続の情報である回路接続情報を
生成する第2のステップと、前記回路図情報に基づき予
め定めた様式で基板上に回路設計対象回路の各回路図シ
ンボルを仮配置配線し、これら各回路図シンボルの配置
座標及び各回路図シンボル間を結ぶ配線座標を含む仮配
置配線情報を生成し、仮配線の長さである仮配線長を予
測する第3のステップと、前記仮配線長に対応する配線
長予測容量値を抽出して第1の容量付回路接続情報を作
成する第4のステップと、前記第1の容量付回路接続情
報を使用して前記仮配置配線情報に基づく遅延値及びタ
イミング値のシミュレーションであるフォワードアノテ
ーションを行う第5のステップと、前記フォワードアノ
テーション結果が遅延値及びタイミング値の規格を満足
するか否かを判定し、満足する場合は前記回路接続情報
と前記仮配置配線情報を出力する第6のステップと、前
記第6のステップで、前記フォワードアノテーション結
果が前記規格を満足しない場合は回路を修正し前記第1
のステップに戻る第7のステップと、前記第6のステッ
プで出力した前記回路接続情報と前記仮配置配線情報及
びセルのレイアウト設計の情報であるセルレイアウトデ
ザイン情報とを入力し、前記仮配置配線情報と同様の配
線長かつ配置座標間隔を実配線長及び実配置座標間隔と
してマクロレイアウトを行い、実際のレイアウトである
マクロレイアウトを生成する第8のステップと、生成し
た前記マクロレイアウトを用いて実配線の配線長を求め
この実配線長から容量値を計算して抽出し第2の容量付
回路接続情報を生成する第9のステップと、前記第2の
容量付回路接続情報に基づき実配線の配線容量に起因す
る信号遅延値及びタイミング値のシミュレーションであ
るバックアノテーションを行う第10のステップと、前
記バックアノテーション結果が前記規格を満足するか否
かを判定し、満足する場合は処理を終了する第11のス
テップと、前記第11のステップで、前記バックアノテ
ーション結果が前記規格を満足しない場合はレイアウト
を修正し前記第8のステップに戻る第12のステップと
を有することを特徴とするものである。
【0028】また、前記レイアウトセルサイズ情報付回
路図シンボル生成ステップの後に、レイアウトセルサイ
ズ情報付回路図シンボルに基づき階層を持った回路であ
る階層回路における下位階層回路の回路シンボルにレイ
アウトサイズ情報を付加し前記階層回路の上位階層回路
の回路図データとして供給するレイアウトサイズ情報付
階層回路図シンボルを生成するレイアウトサイズ情報付
階層回路図シンボルを生成ステップをさらに有すること
を特徴とするものでも良い。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0030】本実施の形態の半導体マクロの設計装置及
びその方法は、半導体集積回路(LSI)を構成し複数
のトランジスタ等の回路素子(以下セル)から成る単位
機能ブロックであるマクロの設計において、回路図デー
タと回路図シンボルとを入力し回路設計を行い、回路設
計終了後にマクロのレイアウト設計を行うものであり、
個々のセルの実際のレイアウトのサイズ情報であるセル
レイアウトサイズ情報を含む回路図シンボルを用いて回
路設計を行い、この回路設計で入力された回路図データ
を構成する回路素子の回路図シンボルの図形情報、レイ
アウトのサイズ(以下サイズ)、配置座標、及び各回路
図シンボル間を結ぶ配線座標を用いて予測配線長を算出
することにより、回路設計時の遅延シミュレーションで
あるフォワードアノテーション値とレイアウト設計後の
遅延シミュレーションであるバックアノテーション値と
の差異を低減し、設計精度の向上を可能とすることによ
り、半導体マクロの設計工数の削減を可能とすることを
特徴とするものである。
【0031】本発明の実施の形態をブロックで示す図1
を参照すると、この図に示す本実施の形態の半導体マク
ロの設計装置は、回路図データ(以下、回路図)F11
とレイアウトサイズ情報付回路図シンボルF12とレイ
アウトサイズ情報付階層回路図シンボルF13とを入力
し回路設計を行い回路図シンボル間の接続の情報である
回路接続情報F15と各回路図シンボルの図形情報とサ
イズと配置座標及び各回路図シンボル間を接続する配線
座標の情報を有する配置配線情報F16とを出力する回
路設計部1と、回路接続情報F15と配置配線情報F1
6とセルのレイアウト設計の情報であるセルレイアウト
デザイン情報F21とを入力しレイアウト設計を行いマ
クロレイアウトF22を生成するレイアウト設計部2
と、回路図シンボルF31とセルレイアウトデザイン情
報F21とを入力しセルレイアウトサイズ情報を付加し
レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルF12とレ
イアウトサイズ情報付階層回路図シンボルF13とを生
成するレイアウトサイズ情報付加部3とを備える。
【0032】なお、説明の便宜上、ここでは、F11,
F12等Fで始まる符号の構成要素はデータファイルを
表すものとし、回路図F11,レイアウトサイズ情報付
回路図シンボルF12は、それぞれ複数のデータから成
る回路図データファイルF11,レイアウトサイズ情報
付回路図シンボルデータファイルF12などから「デー
タファイル」を省略して示したものとする。
【0033】回路設計部1の構成をブロックで示す図2
を参照すると、この回路設計部1は、回路図F11とレ
イアウトセルサイズ情報付回路図シンボルF12とレイ
アウトサイズ情報付階層回路図シンボルF13とを入力
し回路図情報F14を出力する回路図入力部11と、回
路図情報F14から読み込んだ個々の回路図情報に基づ
き回路接続情報F15を生成する回路接続情報生成部1
2と、読み込んだ回路図情報F14に基づき配置配線し
た仮配線の配線長を推定し配置配線情報F16を生成す
ると共に仮配線の容量を予測し容量付回路接続情報F1
7を生成する配線長予測容量抽出部13と、容量付回路
接続情報F17に基づき仮配線の予測配線容量に起因す
る信号遅延値及びタイミング値のシミュレーションであ
るフォアワードアノテーションを実行しフォアワードア
ノテーション結果F18を出力するフォアワードアノテ
ーション部14とを備える。
【0034】レイアウト設計部2の構成をブロックで示
す図3を参照すると、このレイアウト設計部2は、回路
接続情報F15と配置配線情報F16とセルレイアウト
デザイン情報F21とを入力しマクロレイアウトF22
を生成するマクロレイアウト生成部21と、マクロレイ
アウトF22に基づき配置配線した実配線の配線長を求
めこの実配線の容量を算出し容量付回路接続情報F23
を生成する実配線長容量抽出部22と、容量付回路接続
情報F23に基づき実配線の配線容量に起因する信号遅
延値及びタイミング値のシミュレーションであるバック
アノテーションを実行しバックアノテーション結果F2
4を出力するバックアノテーション部23とを備える。
【0035】レイアウトサイズ情報付加部3の構成をブ
ロックで示す図4を参照すると、このレイアウトサイズ
情報付加部3は、回路図入力の際に用いる回路図シンボ
ルF31にセルレイアウトデザイン情報F21に基づき
レイアウトセルサイズ情報を付加しレイアウトセルサイ
ズ情報付回路図シンボルF12を生成するレイアウトセ
ルサイズ付加部31と、回路図シンボルF31にレイア
ウトサイズ情報付路図シンボルF12に基づき階層を持
った回路である階層回路における下位階層回路の回路シ
ンボルにレイアウトサイズ情報を付加しこの階層回路の
上位階層回路の回路図データととして回路設計部1に供
給するするレイアウトサイズ情報付階層回路図シンボル
F13を生成する階層回路シンボルレイアウトサイズ付
加部32とを備える。
【0036】次に、図1〜図4及び処理フローをフロー
チャートで示す図5を参照して本実施の形態の動作であ
る半導体マクロの設計方法について説明すると、まず、
回路設計部1の回路図入力部11は、レイアウトセルサ
イズ情報付回路図シンボルF12及びレイアウトサイズ
情報付階層回路図シンボルF13に基づき入力した回路
図F11から、座標とシンボル図形とセルレイアウトの
サイズ情報を付加した回路シンボルを有する回路図情報
F14を生成する(ステップS11)。
【0037】レイアウトサイズ情報付加部3の処理フロ
ーをフローチャートで示す図6を併せて参照して、回路
図入力の際に用いる回路図シンボルF31にセルのレイ
アウトサイズであるセルサイズ情報を付加する処理につ
いて説明すると、まず、レイアウトセルサイズ付加部3
1は、回路図シンボルF31にセルレイアウトデザイン
情報F21に基づきレイアウトセルサイズ情報を付加し
レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルF12を生
成する(ステップS31)。
【0038】このレイアウトセルサイズ情報付回路図シ
ンボルF12の個々のデータは、回路図データを構成す
る各回路素子の回路図シンボルの図形情報、レイアウト
のサイズ(以下サイズ)のデータを有する。
【0039】階層回路シンボルレイアウトサイズ付加部
32は、レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルF
12を入力し、このレイアウトセルサイズ情報付回路図
シンボルF12に基づき、階層回路における下位階層回
路の回路シンボルにレイアウトサイズ情報を付加し上位
階層回路の回路図データとして回路設計部1に供給する
レイアウトサイズ情報付階層回路図シンボルF13を生
成する(ステップS32)。
【0040】回路接続情報生成部12は、生成された回
路図情報F14を用いて回路図シンボル間の接続の情報
である回路接続情報F15を生成する(ステップS1
2)。
【0041】一方、配線長予測容量値抽出部13は、回
路図情報F14に基づき予め定めた様式で回路設計対象
回路の各回路図シンボルを仮配置配線し、これら各回路
図シンボルの配置座標及び各回路図シンボル間を結ぶ配
線座標を含む仮配置配線情報F16を生成し、仮配線の
長さである仮配線長を推定し(ステップS13)、この
仮配線長に対応する配線長予測容量値を抽出して(ステ
ップS14)、容量付回路接続情報F17を作成する。
【0042】次に、フォワードアノテーション部14
は、容量付回路接続情報F17を使用して仮配置配線情
報に基づく遅延値及びタイミング値のシミュレーション
であるフォワードアノテーションを行い(ステップS1
5)、フォワードアノテーション結果F18を出力す
る。
【0043】次に、フォワードアノテーション結果F1
8が遅延値・タイミング値の規格を満足するか否かを判
定し(ステップS16)、結果が不満足な場合は回路修
正(ステップS17)後、ステップS11に戻り、再度
ステップS11〜S16を繰り返す。
【0044】結果判定ステップS16にて、フォワード
アノテーション結果F18が、遅延値・タイミング値の
規格を満足していれば、回路接続情報F15及び仮配置
配線情報F16をレイアウト設計部2に供給し、レイア
ウト設計部2は、マクロレイアウト設計を開始する。
【0045】レイアウト設計部2のマクロレイアウト生
成部21は、回路接続情報F15とセルレイアウトデザ
イン情報F21と、回路上任意の部分に対して遅延値・
タイミング値を満足した仮配線長及び各回路シンボル間
の配置座標間隔である配置配線情報F16を入力し、こ
の配置配線情報F16と同様の配線長かつ配置座標間隔
を実配線長及び実配置座標間隔としてマクロレイアウト
を行い、実際のレイアウトであるマクロレイアウトF2
2を生成する(ステップS21)。
【0046】実配線長容量抽出部22は、生成されたマ
クロレイアウトF22を用いて、実配線の配線長を求め
この実配線長から容量値を計算して抽出し(ステップS
22)、容量付回路接続情報F23を生成する。
【0047】バックアノテーション部23は、生成した
容量付回路接続情報F23から、実配線の実配線の配線
容量に起因する信号遅延値及びタイミング値のシミュレ
ーションであるバックアノテーションを実行し(ステッ
プS23)、バックアノテーション結果F24を出力す
る。
【0048】次に、バックアノテーション結果F24が
遅延値・タイミング値の規格を満足するか否かを判定し
(ステップS24)、結果が不満足な場合はレイアウト
修正(ステップS25)後、ステップS21に戻り、再
度ステップS21〜S24を繰り返す。
【0049】結果判定ステップS24にて、バックアノ
テーション結果F24が、遅延値・タイミング値の規格
を満足していれば、マクロレイアウト設計を終了する。
【0050】次に、本発明を特徴付けるレイアウトサイ
ズ情報付加部3におけるセルサイズ情報を付加する処理
の詳細について説明すると、まず、上述したように回路
図入力部11において回路図及び回路図シンボルを作成
する際には、配線等の図形データをグリッドとよばれる
最小単位(以下回路図グリッド)で入力を行う。
【0051】回路図シンボルの一例を説明図で示す示す
図7を参照すると、この回路図シンボルには、図7
(A)に示すように、図形データと、接続端子データ
と、セルサイズ(以下シンボルセルサイズ)との情報を
有し、シンボルセルサイズは図7(B)にその1単位を
平面図で示す回路図グリッドGCによって表わされ、G
Cの各頂点が図形データの座標を表わす点となる。
【0052】ここで、図7に示す回路図シンボルは、セ
ルレイアウトのセルサイズ(以下レイアウトサイズ)を
持たない回路図シンボルSY01を示し、GCの個数に
よりセルサイズを決定する。
【0053】セルサイズの最小単位GCは、図7(B)
及び表1(A)に示すように、x方向はGCx、y方向
はGCyとそれぞれの方向に長さの最小単位(シンボル
グリッド長)を持つ。また、シンボルセルサイズは、表
1(B)に示すように、x方向のGCの個数をWCxと
し、y方向のGCの個数をWCyとし、また、x方向の
シンボルセルサイズ算出式XC01を(WCx*GC
x)とし、y方向のシンボルセルサイズ算出式YC01
を(WCy*GCy)としてシンボルセルサイズを求め
る。
【0054】
【表1】
【0055】次に、入力情報の1つであるセルレイアウ
トデザイン情報F21は、各回路図シンボルに対応した
セルレイアウトのデータベースであり、レイアウト図形
データと、接続端子データと、セルサイズ及びグリッド
と呼ばれる配線格子の最小単位(以下レイアウトグリッ
ド)の各情報を有する。
【0056】セルレイアウトデザイン情報F21内のセ
ルレイアウトLC01の一例をレイアウト図で示す図8
を参照すると、上述した回路図シンボルSY01に対応
するセルレイアウトが、セルレイアウトLC01であ
り、このレイアウトセルサイズは最小単位であるレイア
ウトグリッドGLにより表わされる。
【0057】レイアウトグリッドGLは、図7(B)及
び表2(A)に示すように、x方向はGLx、y方向は
GLyとそれぞれの方向に長さの最小単位であるレイア
ウトグリッド長を持つ。また、レイアウトセルサイズ
は、表2(B)に示すように、x方向のGLの個数をW
Lxとし、y方向のGLの個数をWLyとし、また、x
方向のレイアウトセルサイズ算出式XL01を(WLx
*GLx)とし、y方向のレイアウトセルサイズ算出式
YL01を(WLy*GLy)としてレイアウトセルサ
イズを求める。
【0058】
【表2】
【0059】マクロの回路図データ内で使用している回
路図シンボルと対応するセルレイアウトがある場合に、
回路図シンボルにレイアウトセルサイズを付加する方法
を説明図で示す図9(A),(B)を参照すると、この
レイアウトセルサイズ付加方法は、回路図シンボルに対
応するセルレイアウトのレイアウトグリッドGLと図9
(B)に示す回路図シンボルの回路グリッドGCとのセ
ルサイズ変換代入式CCとを用いて回路図シンボルにレ
イアウトサイズを付加する。
【0060】セルサイズ変換代入式CCは、表3(A)
に示すように、セルサイズ変換係数Ax、Ayを用い
て、セルサイズのx方向を(GLx=Ax*GCx)に
より、セルサイズのy方向を(GLy=Ay*GCy)
によりそれぞれレイアウトグリッドを回路図グリッドに
変換することにより、回路図シンボルにレイアウトサイ
ズを反映させることを可能とする。また、セルサイズ変
換代入式CCを、レイアウトセルLC01のシンボルセ
ルサイズ算出式XL01、YL01に代入することによ
り、レイアウトセルサイズを付加した回路図シンボルで
あるレイアウトセルサイズ付回路図シンボルSY11を
生成する。
【0061】表3(B)を参照すると、レイアウトセル
サイズ付回路図シンボルSY11のセルサイズは、x方
向のシンボルセルサイズ算出式XC11を(WLx*A
x*GCx)とし、y方向のシンボルセルサイズ算出式
YC11を(WLy*Ay*GCy)として、レイアウ
トセルサイズ付回路図シンボルSY11のセルサイズを
求める。
【0062】
【表3】
【0063】これにより回路図シンボルSY11はレイ
アウトセルサイズをもった回路図シンボルとなる。この
時点では、単にレイアウトセルサイズのみが反映された
回路図シンボルであるため、回路図シンボル内の図形デ
ータ及び接続端子データを移動させる必要がある。
【0064】回路図シンボルSY12を説明図で示す図
10を参照すると、この回路図シンボルSY12は、左
下を原点(x=0,y=0)として、回路図シンボルS
Y11内の図形データ及び接続端子データTM01,T
M02を移動させたものである。
【0065】
【表4】
【0066】上記移動量を表形式で示した表4を参照す
ると、これら回路図シンボルSY11内の図形データ及
び接続端子データTM01,TM02の移動量は、図形
配置座標移動量PX01を[{(WLx*Ax−WCx
)/2}*GCx]とし、図形配置座標移動量PY0
1を[{(WLx*Ax−WCx )/2}*GCx]
とし、端子配置座標移動量TX01を0又は[{(WL
x*Ax−WCx )/2}*GCx]、端子配置座標
移動量TY01を[{(WLx*Ax−WCx)/2}
*GCx]又は0として、回路図シンボルSY11の中
心へ移動させる。ただし、接続端子データの座標の移動
については、接続端子データの配置座標がx=0の場
合、y方向の移動のみとし、y=0の場合はx方向のみ
の移動とする。
【0067】また、GCx、GCyは1単位として扱う
ので図形データの座標は回路図グリッドGCの各頂点で
表わされ、整数となる。そのため、PX01,PY0
1、TX01、TY01に小数点以下の端数がでた場合
は、切り捨て、または、切り上げを行い整数値とする。
【0068】以上でレイアウトセルサイズ付回路図シン
ボルSY12の生成が完了する。この作業を回路図シン
ボルと対応するセルレイアウトの全てに対して行うこと
により、レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボル2
3を生成する。
【0069】次に、回路図入力部11は、回路図入力ス
テップS11において、レイアウトセルサイズ情報付回
路図シンボル23を用いて回路図入力を行うが、この場
合階層を持った回路図データを作成する場合は、レイア
ウトセルサイズ情報付回路図シンボル23を用いて作成
された回路図データを回路図シンボルとしてさらに上位
の階層にて回路図データの作成を行う。この場合、上位
の階層の回路図シンボルに対応するのはセルレイアウト
ではなく、回路図シンボルで表わされる下位階層の回路
図データ、すなわち、階層付回路図シンボルとなる。
【0070】この階層付回路図シンボル(以下階層回路
図シンボル)の場合、セルレイアウトから直接レイアウ
トセルサイズを反映させることができないため、階層回
路図シンボルレイアウトサイズ付加部32にて、既に下
位階層の回路図データで使用されているレイアウトセル
サイズを持っている回路図シンボルのシンボルセルサイ
ズから、レイアウトセルサイズを反映させる方法を用い
る。
【0071】レイアウトセルサイズをもった回路図シン
ボルで構成されている下位階層の回路図データMC1を
回路図で示す図11(A)を参照すると、この回路図デ
ータMC1は、4個の回路図シンボルLC11,LC1
2,LC13,及びLC14を有する。
【0072】ここで使用されている回路図シンボルのシ
ンボルセルサイズから回路図データMC1を表わす回路
図シンボルにレイアウトサイズを反映させる方法とし
て、この回路図データMC1で使用されている各回路図
シンボルの回路図グリッド数をx方向をWCx(n)、
y方向をWCy(n)とし、各回路図シンボルのシンボ
ルセルサイズを求める。nは回路図シンボルの使用個数
であり、WCx(n)、WCy(n)には、各々の回路
図シンボルの回路図グリッド数を当てはめる。
【0073】この図の例では、上述のように、n=4で
あり、その回路図シンボルLC11,LC12,LC1
3,及びLC14の回路図グリッド数の参考例を表5に
示す。
【0074】
【表5】
【0075】これにより、各回路図シンボルのシンボル
セルサイズは、x方向を(WCx(n)*GCx)と
し、y方向を(WCy(n)*GCy)としてそれぞれ
求める。ここで求めたシンボルセルサイズは、既にレイ
アウトセルサイズを反映しているので、これらのシンボ
ルセルサイズを用いて図11(B)に示すように、回路
図データMC1を表わす回路図シンボルにレイアウトサ
イズを反映させる。
【0076】図11(B)を参照すると、この回路図シ
ンボルMC1にレイアウトセルサイズを反映させるため
のシンボルセルサイズ換算式XM1,YM1、および図
形配置座標移動量PXM1、PYM1、および端子配置
座標移動量TXM1,TYM1を用いる。
【0077】表6(A)に示すように、シンボルセルサ
イズ換算式XM1,YM1は、x方向を(Σ(WCx
(n))*GCx)とし、y方向を(Σ(WCy
(n))*GCy)として、レイアウトセルサイズを反
映する。
【0078】
【表6】
【0079】この例では、上述のように、n=4であ
り、シンボルセルサイズMC01のx,y各方向のサイ
ズの参考例を表6(B)に示す。
【0080】さらに図形データの移動を図形配置座標移
動量PXM1,PYM1で座標移動させ、接続端子デー
タの移動を端子配置座標移動量TXM1,TYM1で座
標移動させる。これによりレイアウトセルサイズ付回路
図シンボルMC1の生成は完了する。
【0081】階層回路図シンボルレイアウトサイズ付加
部32は、マクロの回路図データ内で使用されている全
ての回路図シンボルに対して以上の処理を行うことによ
りレイアウトサイズ情報付階層回路図シンボル33を作
成する。
【0082】本実施の形態では、レイアウトサイズ情報
付加部3は、全ての回路図シンボルF31に対して、レ
イアウトセルサイズ付加ステップS31及び回路図シン
ボルレイアウトサイズ付加ステップS32を行い、レイ
アウトセルサイズ情報付回路図シンボルF12及びレイ
アウトサイズ情報付階層回路図シンボルF13を生成し
て、回路図入力部11に入力する。回路図入力部11
は、これらレイアウトセルサイズ情報付回路図シンボル
F12及びレイアウトサイズ情報付階層回路図シンボル
F13に基づき回路図情報F14を生成する。その後、
配線長予測容量抽出部13は回路図情報F14を直接用
いて用いて仮配線長の見積を行う。
【0083】次に、回路図入力部11で回路入力を行っ
た回路図データMC1を示す図11(A)を再度参照し
て、本実施の形態の仮配線長の見積の詳細について説明
すると、この回路図データの配線データLW21、LW
22、LW23、LW24、LW25、LW26、LW
27は、表1(A)で示した回路図入力の最小単位長G
Cx、GCyの単位で図形が構成されている。そのた
め、表7(A)に示すように、各配線データの長さは、
各配線データの回路図グリッド数をLx(n)、Ly
(n)とすると、回路図上の配線長は、x方向が(Lx
(n)*GCx)、y方向が(Ly(n)*GCy)で
表わすことができる(nは各配線データの個数)。遅延
・タイミングシミュレーションでは、仮配線長を容量値
として扱うため、この回路上の配線長を遅延・タイミン
グシミュレーションに使用する実際のレイアウトを想定
した容量値に変換する(ステップS14)。
【0084】
【表7】
【0085】この容量値の変換は、表7(B)に示す容
量値変換代入式CAを用いる。これは最小単位長GC
x、GCyに対し、容量値単位としてCAx、CAyを
代入する。表3(A)のセルサイズ変換代入式CCから
GCx=GLx/Ax=CAx、GCy=GLy/Ay
=CAyの関係が成り立つことから、マクロのレイアウ
トを行う際の配線のレイアウトグリッド長の最小単位G
Lx、GLyに対応した容量値を算出することが可能と
なる。これより、表7(C)に示すような各配線データ
の長さを容量値DC(n)に変換し、回路図情報F14
から回路図形情報を削除して、容量値DC(n)を付加
することにより容量付回路接続情報F17を生成する。
【0086】また、本実施の形態では、回路図データの
GCx、GCyをから配置配線情報として表3(A)で
示したセルサイズ変換代入式CCを用いてGCxをGL
x/Ax、GCyをGLx/Ayに置き換えることによ
り実際のレイアウトに使用する配線長及びセルレイアウ
トの配置位置としてマクロ全体又は回路図データの一部
の配置配線情報F16を作成する。
【0087】この配置配線情報F16は、レイアウトグ
リッド長の最小単位で構成されているため、遅延・タイ
ミングシミュレーション(フォアワードアノテーショ
ン)に使用した回路図データと同一の容量値、セル配置
位置でレイアウトを行うことが可能となる。そのため、
フォアワードアノテーション部14にて算出されたフォ
アワードアノテーション結果F18が、結果判定ステッ
プS16で規格を満足しておりOKとなった場合は、配
置配線情報F16を用いてマクロレイアウト生成部21
でレイアウトを行う際に、各シンボル間、各階層間の配
線長を回路図データと同様のレイアウトで行うことが可
能となる。
【0088】このような半導体マクロ設計方法により、
バックアノテーションとフォワードアノテーションでの
遅延シミュレーション結果の誤差が近似した値となるた
め、設計工程における回路修正、レイアウト修正の繰り
返しによる設計工数の増大が抑制され、回路設計時に考
慮した動作特性となるレイアウト設計を行うことができ
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体マ
クロの設計装置及びその方法は、回路図入力において、
回路図シンボルに個々のセルの実際のレイアウトのサイ
ズ情報であるレイアウトセルサイズ情報を付加したレイ
アウトセルサイズ情報付回路図シンボルを使用するの
で、実際のレイアウトを考慮した回路図シンボル配置
や、各シンボル間を接続する配線が行える回路図設計が
可能となるという効果がある。
【0090】また、仮配線長の推定時に、実際のレイア
ウトを考慮したレイアウトセルサイズ情報付回路図シン
ボルを用いた配置配線情報を用い、回路図データの配線
最小単位をレイアウトの配線最小単位に置き換えて仮配
線長を見積もるため、全ての回路図シンボル間に高精度
の仮配線長を付加することが可能となり、レイアウト設
計による実配線長に近似した仮配線長の値を得ることが
できるので、フォワードアノテーションとバックアノテ
ーションの各結果間の差異を低減でき、設計工程におけ
る回路修正、レイアウト修正の繰り返しによる設計工数
の増大が抑制され、回路設計時に考慮した動作特性とな
るレイアウト設計を行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体マクロの設計装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図1の回路設計部の構成の一例を示すブロック
図である。
【図3】図1のレイアウト設計部の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1のレイアウトサイズ情報付加部の構成の一
例を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の半導体マクロの設計装置におけ
る動作である半導体マクロの設計方法の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5のステップS1のレイアウトサイズ情報付
回路図シンボルの生成処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】回路図シンボルの一例を示す示す説明図であ
る。
【図8】セルレイアウトデザイン情報内のセルレイアウ
トの一例を示すレイアウト図である。
【図9】回路図シンボルにレイアウトセルサイズを付加
する方法を説明するための説明図である。
【図10】回路図シンボルの内容の一例を示す説明図で
ある。
【図11】レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボル
で構成されている下位階層の回路図データの一例を示す
回路図である。
【図12】従来の半導体マクロの設計装置の一例を示す
ブロック図である。
【図13】従来の半導体マクロの設計装置における動作
である半導体マクロの設計方法の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,101 回路設計部 2,102 レイアウト設計部 3 レイアウトサイズ情報付加部 11 回路図入力部 12 回路接続情報生成部 13 配線長予測容量抽出部 14 フォアワードアノテーション部 21 マクロレイアウト生成部 22 実配線長容量抽出部 23 バックアノテーション部 31 レイアウトセルサイズ付加部 32 階層回路シンボルレイアウトサイズ付加部 F11 回路図 F12 レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボル F13 レイアウトサイズ情報付階層回路図シンボル F14 回路図情報 F15,F115 回路接続情報 F16 配置配線情報 F17,F23 容量付回路接続情報 F18 フォアワードアノテーション結果 F21 セルレイアウトデザイン情報 F22,F122 マクロレイアウト F24 バックアノテーション結果 F31 回路図シンボル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/60 668P H01L 21/82 C B Fターム(参考) 5B046 AA08 BA05 BA06 DA05 GA01 JA03 JA05 5F064 AA04 DD04 DD07 DD12 DD14 DD20 DD25 EE08 EE13 EE17 EE43 EE57 HH06 HH09 HH13 HH14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路図データと回路図シンボルとを入力
    し回路設計を行いこの回路設計の結果に基づきレイアウ
    ト設計を行うことにより半導体集積回路(LSI)を構
    成し複数の回路素子であるセルから成る単位機能ブロッ
    クであるマクロを設計する半導体マクロ設計装置におい
    て、 前記回路図シンボルに個々の前記セルの実際のレイアウ
    トのサイズ情報であるレイアウトセルサイズ情報を付加
    した回路図シンボルであるレイアウトセルサイズ情報付
    回路図シンボルを生成するレイアウトサイズ情報付加部
    と、 前記回路図データと前記レイアウトセルサイズ情報付回
    路図シンボルを入力し、回路設計を行い前記回路図シン
    ボル間の接続の情報である回路接続情報と前記回路図シ
    ンボルの図形情報とサイズと配置座標及び各回路図シン
    ボル間を接続する配線座標の情報を有する配置配線情報
    とを生成し回路設計時の遅延シミュレーションであるフ
    ォワードアノテーションを行う回路設計部と、 前記回路接続情報と前記配置配線情報とを入力しレイア
    ウト設計を行い前記マクロのレイアウトであるマクロレ
    イアウトを生成しこのレイアウト設計後の遅延シミュレ
    ーションであるバックアノテーションを行うレイアウト
    設計部とを備えることを特徴とする半導体マクロの設計
    装置。
  2. 【請求項2】 前記レイアウトサイズ情報付加部が、前
    記回路図データ入力の際に用いる前記回路図シンボルに
    セルのレイアウト設計の情報であるセルレイアウトデザ
    イン情報に基づき前記レイアウトセルサイズ情報を付加
    し前記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルを生
    成するレイアウトセルサイズ付加部を備えることを特徴
    とする請求項1記載の半導体マクロの設計装置。
  3. 【請求項3】 前記回路設計部が、前記回路図データと
    前記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルとを入
    力し座標とシンボル図形とセルレイアウトのサイズ情報
    を付加した回路シンボルを有する回路図情報を生成する
    回路図入力部と、 前記回路図情報に基づき回路接続情報を生成する回路接
    続情報生成部と、 前記回路図情報に基づき配置配線した仮配線の配線長を
    推定し前記配置配線情報を生成すると共に前記仮配線の
    容量を予測し容量付回路接続情報を生成する配線長予測
    容量抽出部と、 前記容量付回路接続情報に基づき前記仮配線の予測配線
    容量に起因する信号遅延値及びタイミング値のシミュレ
    ーションである前記フォアワードアノテーションを実行
    しフォアワードアノテーション結果を出力するフォアワ
    ードアノテーション部とを備えることを特徴とする請求
    項1記載の半導体マクロの設計装置。
  4. 【請求項4】 前記レイアウト設計部が、前記回路接続
    情報と前記配置配線情報とセルのレイアウト設計の情報
    であるセルレイアウトデザイン情報とを入力しマクロレ
    イアウトを生成するマクロレイアウト生成部と、 前記マクロレイアウトに基づき配置配線した実配線の配
    線長を求めこの実配線の容量を算出し容量付回路接続情
    報を生成する実配線長容量抽出部と、 前記容量付回路接続情報に基づき前記実配線の配線容量
    に起因する信号遅延値及びタイミング値のシミュレーシ
    ョンであるバックアノテーションを実行しバックアノテ
    ーション結果を出力するバックアノテーション部とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の半導体マクロの設
    計装置。
  5. 【請求項5】 レイアウトサイズ情報付加部が、前記回
    路図データ入力の際に用いる前記回路図シンボルにセル
    のレイアウト設計の情報であるセルレイアウトデザイン
    情報に基づき前記レイアウトセルサイズ情報を付加し前
    記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルを生成す
    るレイアウトセルサイズ付加部と、 前記回路図シンボルに前記レイアウトサイズ情報付路図
    シンボルに基づき階層を持った回路である階層回路にお
    ける下位階層回路の回路シンボルにレイアウトサイズ情
    報を付加し前記階層回路の上位階層回路の回路図データ
    として前記回路設計部に供給するレイアウトサイズ情報
    付階層回路図シンボルを生成する階層回路シンボルレイ
    アウトサイズ付加部とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の半導体マクロの設計装置。
  6. 【請求項6】 回路図データと回路図シンボルとを入力
    し回路設計を行い、この回路設計終了後にレイアウト設
    計を行うことにより半導体集積回路(LSI)を構成し
    複数の回路素子であるセルから成る単位機能ブロックで
    あるマクロを設計する半導体マクロ設計方法において、 個々の前記セルの実際のレイアウトのサイズ情報である
    レイアウトセルサイズ情報を含む回路図シンボルである
    レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルを用いて回
    路設計を行い、この回路設計で入力された前記回路図シ
    ンボル間の接続の情報である回路接続情報と前記回路図
    シンボルの図形情報とサイズと配置座標及び各回路図シ
    ンボル間を接続する配線座標の情報を用いて予測配線長
    を算出することにより、前記予測配線長を用いたの遅延
    シミュレーションであるフォワードアノテーションの結
    果と、前記レイアウト設計結果のマクロレイアウトに基
    づく配線長である実配線長を用いた遅延シミュレーショ
    ンであるバックアノテーションの結果との間の差異を低
    減させることを特徴とする半導体マクロの設計方法。
  7. 【請求項7】 回路図データと回路図シンボルとを入力
    し回路設計を行い、この回路設計終了後にレイアウト設
    計を行うことにより半導体集積回路(LSI)を構成し
    複数の回路素子であるセルから成る単位機能ブロックで
    あるマクロを設計する半導体マクロ設計方法において、 前記回路図シンボルにセルのレイアウト設計の情報であ
    るセルレイアウトデザイン情報に基づき回路図データを
    構成する個々の前記セルの実際のレイアウトのサイズ情
    報であるレイアウトセルサイズ情報を付加し各回路図シ
    ンボルの図形情報とレイアウトのサイズのデータとを有
    するレイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルを生成
    するレイアウトセルサイズ情報付回路図シンボル生成ス
    テップと、 前記レイアウトセルサイズ情報付回路図シンボルに基づ
    き入力した回路図データから座標とシンボル図形とセル
    レイアウトのサイズ情報を付加した回路図情報を生成す
    る第1のステップと、 生成された前記回路図情報を用いて前記回路図シンボル
    間の接続の情報である回路接続情報を生成する第2のス
    テップと、 前記回路図情報に基づき予め定めた様式で基板上に回路
    設計対象回路の各回路図シンボルを仮配置配線し、これ
    ら各回路図シンボルの配置座標及び各回路図シンボル間
    を結ぶ配線座標を含む仮配置配線情報を生成し、仮配線
    の長さである仮配線長を予測する第3のステップと、 前記仮配線長に対応する配線長予測容量値を抽出して第
    1の容量付回路接続情報を作成する第4のステップと、 前記第1の容量付回路接続情報を使用して前記仮配置配
    線情報に基づく遅延値及びタイミング値のシミュレーシ
    ョンであるフォワードアノテーションを行う第5のステ
    ップと、 前記フォワードアノテーション結果が遅延値及びタイミ
    ング値の規格を満足するか否かを判定し、満足する場合
    は前記回路接続情報と前記仮配置配線情報を出力する第
    6のステップと、 前記第6のステップで、前記フォワードアノテーション
    結果が前記規格を満足しない場合は回路を修正し前記第
    1のステップに戻る第7のステップと、 前記第6のステップで出力した前記回路接続情報と前記
    仮配置配線情報及びセルのレイアウト設計の情報である
    セルレイアウトデザイン情報とを入力し、前記仮配置配
    線情報と同様の配線長かつ配置座標間隔を実配線長及び
    実配置座標間隔としてマクロレイアウトを行い、実際の
    レイアウトであるマクロレイアウトを生成する第8のス
    テップと、 生成した前記マクロレイアウトを用いて実配線の配線長
    を求めこの実配線長から容量値を計算して抽出し第2の
    容量付回路接続情報を生成する第9のステップと、 前記第2の容量付回路接続情報に基づき実配線の配線容
    量に起因する信号遅延値及びタイミング値のシミュレー
    ションであるバックアノテーションを行う第10のステ
    ップと、 前記バックアノテーション結果が前記規格を満足するか
    否かを判定し、満足する場合は処理を終了する第11の
    ステップと、 前記第11のステップで、前記バックアノテーション結
    果が前記規格を満足しない場合はレイアウトを修正し前
    記第8のステップに戻る第12のステップとを有するこ
    とを特徴とする半導体マクロの設計方法。
  8. 【請求項8】 前記レイアウトセルサイズ情報付回路図
    シンボル生成ステップの後に、レイアウトセルサイズ情
    報付回路図シンボルに基づき階層を持った回路である階
    層回路における下位階層回路の回路シンボルにレイアウ
    トサイズ情報を付加し前記階層回路の上位階層回路の回
    路図データとして供給するレイアウトサイズ情報付階層
    回路図シンボルを生成するレイアウトサイズ情報付階層
    回路図シンボルを生成ステップをさらに有することを特
    徴とする請求項7記載の半導体マクロの設計方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301130A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Canon Inc プログラム、記録媒体及び回路図生成方法

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