JP2001242558A - 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

光学装置,画像読取装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001242558A
JP2001242558A JP2000057999A JP2000057999A JP2001242558A JP 2001242558 A JP2001242558 A JP 2001242558A JP 2000057999 A JP2000057999 A JP 2000057999A JP 2000057999 A JP2000057999 A JP 2000057999A JP 2001242558 A JP2001242558 A JP 2001242558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical system
image
optical device
scanning movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000057999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Yano
寛治 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000057999A priority Critical patent/JP2001242558A/ja
Publication of JP2001242558A publication Critical patent/JP2001242558A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量を大きく増加させることなく、特別な固
定部材を付け忘れて輸送しても本体のダメージを与えな
いような光学装置を提供する。 【解決手段】 第2ミラー台5に走査移動方向に延びて
第1ミラー台2の走査移動距離の1/2以上の長さを有
するアーム8を設ける。アーム8の先端には係止部11
を設ける。光学台21の底面に配置されたレンズフード
12に係止片13を設ける。係止片13の下面にはゴム
部材14が取り付けられている。第1ミラー台2及び第
2ミラー台5が走査移動開始位置にある場合には、係止
片13及びゴム部材14と係止部11が近接距離だけ隔
てて対向した位置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子複
写機等の画像形成装置やスキャナー等の画像読取装置に
備えられて原稿を露光走査する光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機等においては、原稿台ガラス
にセットされた原稿に対し光学装置を走行させながら照
明ランプの光を照射し原稿面に露光するものがある。こ
の露光走査により、原稿面から反射される反射光は画像
形成部に設けられた感光体ドラムに照射され結像し原稿
像が形成される。
【0003】通常、露光走査を行う第一ミラー台と第二
ミラー台は、光学台の片側に設けられたパイプ状のレー
ルに遊嵌して支持され、他端は光学台の平面状のレール
上にスライダーと称する摺動部材が接触するようになさ
れていた。これらの第一ミラー台と第二ミラー台の片側
には、ワイヤー及びプーリー等が掛けられ、第一ミラー
台は原稿をスキャンし、第二ミラー台は第一ミラー台の
1/2の移動量往復駆動していた。第一ミラー台、第二
ミラー台は原稿台に対して平行に移動することが必要
で、特に、第二ミラー台は移動量が第一ミラー台の1/
2であることからアームを延ばして補強していた。
【0004】これに対して、特公平3−27187にみ
られるように、第一ミラー台と第二ミラー台を両側駆動
することでパイプ状のレールを廃止し、光学台の前側と
奥側に設けた平面状のレール上にスライダーを摺動さ
せ、第二ミラー台をできるだけコンパクトにした光学装
置が開発されている。
【0005】第二ミラー台を第一ミラー台の1/2の移
動量にする為、第二ミラー台には通常プーリー(動滑
車)が固定され、第一ミラー台の固定されたワイヤーが
かけられている。
【0006】第二ミラー台は見かけ上スライダーを介し
て滑らかに摺動するが、微細にみるとスティク.スリッ
プ現象が発生し画像の読み取りにブレ等が発生する時が
あった。この傾向は、第二ミラー台の移動方向の長さが
短く、また耐久数が増せばより顕著に現れていた。
【0007】その対策として、第一ミラー台に当接しな
いように第二ミラー台のアームを伸ばし、スティク.ス
リップ現象の発生しにくい対策が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では次に述べるような問題が生じていた。 第二
光学系の各両端は光学台上に設けられた平面レール上に
単純に載置されて支持されているだけなので、外部の外
乱に対して弱く左右に振られてしまうことがある。特に
本体が輸送中においては、左右振動のみならず上下振動
も加わるので第二光学系の長いアーム部は大きく変形し
てしまう。
【0009】この変形を発生させないために、第一光学
系、第二光学系をスタート位置にあわせネジ等の部材を
取り付けて、第一光学系、第二光学系の固定を確認して
から輸送している。メーカーの出荷時には必ず実行され
ているが、一度ユーザー先で使用された本体では、これ
らの固定部材は不要となるのでユーザーがこれらの固定
部材を必ず保管しておくわけではない。そして、ユーザ
ーが設置場所を変更したりする場合や本体にトラブルが
生じてメーカー側に送り返えす場合に、固定部材が正し
く取り付けられて送られるケースは統計的にも稀なこと
であった。 アーム部に強固な部材を使用して、剛性
を高くした構造にすれば、変形もある程度抑えられるこ
とが可能であるが、第二光学系の重量が増加し、モータ
ーの負荷トルクが増大し、光学装置の動作不良の原因と
なる。
【0010】そこで、本発明は、重量を大きく増加させ
ることなく、特別な固定部材を付け忘れて輸送しても本
体のダメージを与えないような光学装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為、原稿を載置する原稿台の下側に配置された第一
光学系と第二光学系とを2:1の速度比で一方向に走査
移動させて受像体上に画像露光を行う光学装置であっ
て、前記第一光学系と第二光学系は前記原稿台に平行か
つ走査移動方向に直交する方向の両端部を光学台上に設
けられた案内部材に支持されるとともにワイヤー駆動さ
れ、前記第二光学系は、該第二光学系の前記両端部のう
ち少なくともいずれか一端部から走査移動方向に延びる
アーム部を備える光学装置において、前記第一光学系と
第二光学系とが走査移動を開始する位置にある場合に、
前記アーム部の先端部に設けられた第一の係合部と、光
学台上に設けられた第二の係合部とが、走査移動方向に
直交する方向に所定の近接距離だけ離間し、対向して位
置することを特徴とする。
【0012】また、前記第二光学系のアーム部は前記第
一光学系の走査移動距離の1/2以上の長さを有するこ
とが好適である。
【0013】また、前記第二の係合部はレンズフードに
設けられるようにしてもよい。
【0014】また、前記第二の係合部に、第一の係合部
と接触した際の衝撃を緩和する緩衝材を設けてもよい。
【0015】また、原稿を露光走査する光学部と、光学
部によって露光走査された画像光を読み取る読取部とを
備えた画像読取装置において、前記光学部に本発明に係
る光学装置を備えるようにしてもよい。
【0016】また、原稿を露光走査する光学部と、走査
された画像を被記録材に記録する画像形成部とを備えた
画像形成装置において、前記光学部に本発明に係る光学
装置を備えるようにしてもよい。
【0017】このように構成した光学装置によれば、ア
ーム部の先端部に設けられた第一の係合部と、光学台上
に設けられた第一の係合部から所定の近接距離だけ離間
した第二の係合部とが対向して位置するので、本体が輸
送中において、上下振動や左右振動が激しく加わって
も、第二光学系の長いアーム部が大きく変形することを
防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
よって詳細に説明する。但し、この明細書の記述から明
らかに想起し得る範囲の構成、作用及びこの発明の目的
と新規な特徴については、説明の煩雑化を避ける上か
ら、簡略化する。
【0019】図1は画像読取装置の縦断面説明図であ
り、図2は画像読取装置の横断面説明図であり、図3は
画像読取装置の平面説明図である。
【0020】原稿台ガラス1は光学台21の上部に水平
に置かれ、第一ミラー台2と第二ミラー5は光学台21
の前側と奥側に設けた光学台レール16上に摺動自在に
支持されている。第一ミラー台には前側に2個スライダ
ー2−1,2−2が設けられ、奥側にも同様なスライダ
ーが設けられている。(尚、前側奥側で対称の部材に関
しては、奥側は図示せず省略する。)
【0021】第二ミラー台5には高さ調整可能なスライ
ダー9とアーム8の自由先端部にスライダー10が設け
られている。奥側には図示しないスライダーがミラー台
5の幅の半分位の位置に設けられている。アーム8は図
2に示すように第二ミラー台5の前下端部に沿う断面形
状をしており、アーム8の基端部は第二ミラー台5の前
下端部にしっかりと固定されている。アーム8の先端部
下側には、約15mmの横幅で奥側行き長さが約8mm
の係止部(第一の係合部)11が形成されている。従っ
て、第二ミラー台5は前側2点と奥側1点の3点支持さ
れている。
【0022】プーリー19は第二ミラー台5の前側と奥
側に設けられ、取り付け面は約45度の傾斜角を有して
いる。
【0023】ワイヤー17aは固定具2aにより第一ミ
ラー台2に固定されるとともに、プーリー19に掛けら
れている。ワイヤー17aの右端下部は図示しない駆動
プーリーに巻き取られ、ワイヤー17aの右端上部は光
学台15の右端部に固定されている。
【0024】ワイヤー18aはプーリー19に掛けら
れ、ワイヤー18aの左端上部は光学台15の左端部に
バネを介して固定されている。プーリー19に掛けられ
たワイヤー18aは、光学台15の側面に固定されたプ
ーリー20に掛けられ、ワイヤー18aの右端下部は図
示しない駆動プーリーに巻き取られる。
【0025】レンズフード12は光学台21の中央右側
寄りで中央に固定され、ミラーに原稿反射光以外のフレ
アが入らないようにしている。このレンズフード12の
上流側で手前側側面には係止片13(第二の係合部)が
設けられ、係止片13の下面にはゴム部材(緩衝材)1
4が取り付けられている。ゴム部材14の下端面は係止
部11と数mm離れている。
【0026】スタートボタンが押されると、ワイヤー1
7a,18aは巻き取られ第一ミラー台2と第二ミラー
台5は2:1の比で原稿スキャンを行う。この時、第二
ミラー台5はアーム8が取り付けられているので、振動
せずスムーズに往復動する。
【0027】次にこの画像読取装置が出荷時に輸送され
る時について説明する。図1あるいは図3で示す第二ミ
ラー台5の位置は原稿スキャンを始めて30〜40mm
前進した位置であり、スタート時は左側(上流側)に示
す二点鎖線の位置よりはじまる。
【0028】通常この位置で、図示しない固定ネジ、固
定部材で第二ミラー台5を固定する。もしこれらの固定
ネジ、固定部材で第二ミラー台5を固定しなかった場合
でも、アーム8の係止部11とレンズフード12のゴム
部材14とは対向しているので、外乱によりアーム8が
上下に暴れようとしても、係止部11とゴム部材14と
がすぐに当接するので大きく暴れたり、アーム8が変形
したりすることは防止できる。輸送中、アーム8の右端
部は固定支持されてはいないが、係止部11がゴム部材
14より規制されたり、光学台21により規制されるの
でアーム8が変形したりすることは防止できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、アーム部の先端部に設
けられた第一の係合部と、光学台上に設けられた第一の
係合部から所定の近接距離だけ離間した第二の係合部と
が対向して位置するので、重量を大きく増加させること
がなく、特別な固定部材を付けずに本体を輸送する場合
に、上下振動や左右振動が激しく加わっても、第二光学
系の長いアーム部が大きく変形することを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態に係る画像読取装置の
縦断面説明図である。
【図2】図2は本発明の実施形態に係る画像読取装置の
横断面説明図である。
【図3】図3は本発明の実施形態に係る画像読取装置の
平面説明図である。
【符号の説明】
1 原稿台ガラス 2 第一ミラー台 3 ランプ 4,6,7 ミラー 5 第二ミラー台 8 アーム 10 スライダー 11 係止部 14 ゴム部材 12 レンズフード 13 係止片 17a,18a ワイヤー 21 光学台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿台の下側に配置され
    た第一光学系と第二光学系とを2:1の速度比で一方向
    に走査移動させて受像体上に画像露光を行う光学装置で
    あって、 前記第一光学系と第二光学系は前記原稿台に平行かつ走
    査移動方向に直交する方向の両端部を光学台上に設けら
    れた案内部材に支持されるとともにワイヤー駆動され、 前記第二光学系は、該第二光学系の前記両端部のうち少
    なくともいずれか一端部から走査移動方向に延びるアー
    ム部を備える光学装置において、 前記第一光学系と第二光学系とが走査移動を開始する位
    置にある場合に、前記アーム部の先端部に設けられた第
    一の係合部と、光学台上に設けられた第二の係合部と
    が、走査移動方向に直交する方向に所定の近接距離だけ
    離間し、対向して位置することを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 前記第二光学系のアーム部は前記第一光
    学系の走査移動距離の1/2以上の長さを有することを
    特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記第二の係合部はレンズフードに設け
    られたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第二の係合部に、第一の係合部と接
    触した際の衝撃を緩和する緩衝材を設けたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の光学装置。
  5. 【請求項5】 原稿を露光走査する光学部と、光学部に
    よって露光走査された画像光を読み取る読取部とを備え
    た画像読取装置において、 前記光学部に請求項1乃至4のいずれかに記載の光学装
    置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿を露光走査する光学部と、走査され
    た画像を被記録材に記録する画像形成部とを備えた画像
    形成装置において、 前記光学部に請求項1乃至4のいずれかに記載の光学装
    置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000057999A 2000-02-29 2000-02-29 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2001242558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000057999A JP2001242558A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000057999A JP2001242558A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001242558A true JP2001242558A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18578658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000057999A Withdrawn JP2001242558A (ja) 2000-02-29 2000-02-29 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001242558A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6144465A (en) Guiding mechanism for slidable movement of a carrier in an image processor
JPH11289430A (ja) 画像読取り装置及び画像形成装置
JP2001242558A (ja) 光学装置,画像読取装置及び画像形成装置
JPH10145560A (ja) 画像読み取り装置
JP2001007996A (ja) 走査往復台
JP2004157174A (ja) 画像読取装置
JP4296673B2 (ja) スキャナの保持構造
JP2000250146A (ja) 画像読取装置
US4989041A (en) Optical scanning device for image forming apparatus
JP3466333B2 (ja) 画像読取装置
JP3292501B2 (ja) 画像形成装置の原稿走査光学装置
JP4481742B2 (ja) 画像読取装置
JP4302620B2 (ja) 画像読取装置
JP4758109B2 (ja) 画像読取装置
JP2001083633A (ja) 画像読取装置
JP4323658B2 (ja) 画像読取装置
JP3514416B2 (ja) 画像読取装置
JPH09244156A (ja) 移動光学系支持装置、原稿照明装置、複写装置及び原稿読取装置
US7344075B2 (en) Scanning apparatus and guiding mechanism thereof
JP2000105430A (ja) 走査装置
JPS61111056A (ja) 原稿読取装置
JP2008136050A (ja) 画像読取装置
JPH09146185A (ja) 画像読取装置
JPH1042103A (ja) 画像読み取り装置
JP2000078363A (ja) 走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501