JP2001241046A - ニューマチックケーソン用シャフト - Google Patents

ニューマチックケーソン用シャフト

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JP2001241046A
JP2001241046A JP2000055175A JP2000055175A JP2001241046A JP 2001241046 A JP2001241046 A JP 2001241046A JP 2000055175 A JP2000055175 A JP 2000055175A JP 2000055175 A JP2000055175 A JP 2000055175A JP 2001241046 A JP2001241046 A JP 2001241046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掘削土砂等の物資通過範囲を制約することな
く、垂直梯子の昇降を安全かつ迅速に行うことができる
ニューマチックケーソン用シャフトを提供する。 【解決手段】作業員の出入りと物資運搬共用の通路が設
けられ、上下に継ぎ足し自在に構成される中空のシャフ
ト本体11と、シャフト本体11内壁に取り付けられる
垂直梯子12と、この垂直梯子12の開放面側に設けら
れる折り畳み可能の背もたれ13と、を備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニューマチック工
法に用いられるシャフトに関し、特に作業員の出入りと
掘削土砂等の物資運搬共用のシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のニューマチックケーソン
工法のシャフトは、作業員が作業室に出入りするための
マンシャフトと、掘削土砂等の物資を作業室から搬出す
るマテリアルシャフトを設置している。しかし、小規模
のケーソンではマンシャフトとマテリアルシャフトを別
々に設けることが不可能となる。このようなケーソンで
は、1本のシャフトでマンシャフトとマテリアルシャフ
トを共用して使用することが想定される。
【0003】図13および図14は、その想定されるマ
ンシャフトとマテリアルシャフト共用のシャフトを示し
ている。
【0004】このシャフト100は、ケーソン101の
作業室102への作業員の出入りと物資運搬共用の通路
103が設けられる上下に継ぎ足し自在のシャフト本体
104と、このシャフト本体104に取り付けられる垂
直梯子105と、を備えている。昇降設備として垂直梯
子105が用いられているのは、土砂等の物資搬出入の
スペース確保のためである。シャフト100の下端はア
ンカーハッチ108に固定され、アンカーハッチ108
はケーソン101の天井スラブ106に埋め込まれたア
ンカーリング107に固定されている。また、シャフト
100の上端にはロック下部109,中間シャフト11
0及びロック上部111が順に固定されている。
【0005】次に作業手順について簡単に説明する。
【0006】図13は、ケーソン101の構築途中であ
り、ロック上部111の扉は全閉でケーソン101の作
業室102からシャフト100及び中間シャフト110
の内部は加圧状態である。作業員(図示しない)が作業
室102に入るため、ロック下部109の扉を全閉にし
た後、中間シャフト110内を減圧し大気圧と同圧とす
る。ロック上部111の扉を開き、中間シャフト110
内に作業員が入り、ロック上部111の扉を閉める。次
いで、中間シャフト110内を加圧し、中間シャフト1
10内を作業室102と同圧とする。ロック下部109
の扉を開き、シャフト100内に設置された垂直梯子1
05を使用して作業室102内に作業員が入る。
【0007】土砂等を積載したバケット112を、地上
に設置したクレーン等(図示しない)のワイヤ113で
吊り下げ、前記作業員が作業室102に入る方法と同様
にバケット112を作業室102に入れる。作業員によ
り掘削を行い、掘削土砂をバケット112内に入れる。
作業室102に搬入したときと逆の手順でバケット10
5を地上に排土し、掘削を繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たニューマチックケーソン用シャフトの場合には、高所
での昇降を垂直梯子105で行わなければならず、昇降
しづらく、時間もかかるという問題があった。昇降設備
として螺旋梯子を用いることも考えられるが、螺旋梯子
とするとスペースが大きくなり、掘削土砂通過範囲を考
慮すると、勢いシャフトが太く大型化してしまうという
問題がある。
【0009】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、掘削土砂等の物資通過範囲を制約することなく、垂
直梯子の昇降を安全かつ迅速に行うことができるニュー
マチックケーソン用シャフトを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、作業員の出入りと物資運搬共用の通路が
設けられ、上下に継ぎ足し自在に構成される中空のシャ
フト本体と、該シャフト本体内壁に取り付けられる垂直
梯子と、該垂直梯子の開放面側に設けられる折り畳み可
能の背もたれと、を備えたことを特徴とする。
【0011】昇降時には背もたれを開き、適宜背もたれ
に背中を保持することによって、安全かつ迅速に昇降す
る。物資運搬時には、物資の搬出入に支障が生じ無いよ
うに、背もたれを折り畳むことによって物資通過範囲を
大きくする。
【0012】背もたれは、開いた位置では物資通過範囲
と干渉する位置にあり、折り畳んだ位置では物資通過範
囲外に設定される。
【0013】背もたれを開閉する背もたれ駆動手段を設
ければ、開閉制御を自動的に行える。また、シャフト本
体に連結される駆動シャフトを設け、この駆動シャフト
に背もたれ駆動手段を構成する駆動源を設けることが好
適である。
【0014】さらに、駆動シャフトには、開閉可能の床
板と、この床板を開閉駆動する床板駆動手段とが設けら
れていることが好ましい。この床板は、シャフト本体内
の垂直梯子に乗り降りする際の転落防止用の踊り場とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】[発明の実施の形態1]図1は本発明の実
施の形態1に係るニューマチックケーソン用シャフトが
用いられたケーソンのシャフト設備の全体構成図であ
る。
【0017】すなわち、このシャフト設備1はケーソン
2の天井スラブ3に立設されるもので、上下に継ぎ足さ
れる少なくとも一つの可動シャフト4を備えている。最
上位の可動シャフト4の上端には駆動シャフト5が固定
され、この駆動シャフト5の上方にはロック下部6,中
間シャフト7及びロック上部8が順に固定されている。
また、最下位の可動シャフト4の下部にはアンカーハッ
チ9が固着され、このアンカーハッチ9は天井スラブ3
に固定されたアンカーリング10に固着されている。ア
ンカーリング10は天井スラブ3内に埋め込まれてお
り、作業員と掘削土砂等の物資搬出入用連通口となる。
【0018】そして、ケーソンの作業室内が掘削され、
沈下およびシャフト設備1を取り囲むように円筒状の側
壁2Aのコンクリート打設を繰り返しながら、可動シャ
フト4がシャフト接続部4Aにおいて順次継ぎ足されて
いく。
【0019】各可動シャフト4は同一の構成で、図2乃
至図5に示すように、作業員が出入りと物資運搬共用の
通路が設けられた継ぎ足し可能のシャフト本体11と、
このシャフト本体11内壁に取り付けられる垂直梯子1
2と、垂直梯子12に設けられる折り畳み可能の背もた
れ13と、を備えている。
【0020】また、背もたれ13を、使用位置と折り畳
み位置とに移動させる背もたれ駆動手段としての駆動装
置14が設けられている。
【0021】シャフト本体11は略円筒形で、内壁には
中心に向かって突出するバケット受け15が円周方向に
複数設けられている。このバケット受け15は、掘削土
砂や機材を運搬するためのバケット16を案内するもの
で、シャフト本体11の全長にわたって上下方向に延び
ており、各バケット受け15に内接する仮想円内がバケ
ット通過範囲17となっている。このバケット通過範囲
17の中心はシャフト本体11の内壁の中心に対して、
垂直梯子12から離れる方向に所定量偏心させている。
また、バケット受け15の上下端部はバケット通過範囲
17を広げるようにテーパ形状となっていて、バケット
16がスムーズにシャフト本体11内に出入り可能とし
ている。
【0022】垂直梯子12はシャフト本体11内周壁に
沿って上下方向に直線的に配設されており、シャフト本
体11に対して等間隔に梯子固定板18にて固定されて
いる。
【0023】背もたれ13は、この実施の形態では垂直
梯子12に対して取り付けられるもので、使用位置では
上記バケット通過範囲17と干渉する位置にあり、折り
畳んだ位置ではバケット通過範囲17外に位置するよう
になっている。
【0024】背もたれ13は、垂直梯子12の開放面側
に任意の間隔に取り付けられる複数の略U字形の水平板
19と、この水平板19にU字の腕に当たる部分に対角
状に2本取り付けられる側方垂直板20と、水平板10
のU字の底辺に当たる部分(垂直梯子12との対向辺
部)に取り付けられる後方垂直板21とから構成されて
いる。水平板19の形状としては、U字形の他、昇降す
る作業員を取り囲んで支持する形状であれば、三角、四
角、多角形等どのような形でもかまわない。
【0025】複数の各水平板19は上下に回転可能のよ
うに梯子固定板18と支持軸22にて軸着されている。
また、各水平板19が斜め上方から水平より下方に移動
しないように、少なくとも一つの水平板19を移動を規
制するロック装置23が梯子固定板18に固着されてい
る。
【0026】対角状の2本の側方垂直板20は、複数の
各水平板19に対して支持軸24にて回転可能に軸着さ
れている。また、後方垂直板21も各水平板19に対し
て軸受25にて回転可能に軸着されている。
【0027】駆動装置14は、図6に示すように、各可
動シャフト4に設けられる折り畳み機構26と、この折
り畳み機構26に動力を与えるべく駆動シャフト5に設
けられる駆動源としての駆動ジャッキ27とから構成さ
れる。
【0028】折り畳み機構26は、少なくとも1本の水
平板19に回動軸28を介して固着されるピニオン29
と、シャフト本体11側に上下方向に摺動可能に設けら
れるラック30と、を備えている。ラック30は、シャ
フト本体11に固定されたラック固定部材31に固着さ
れた摺動材であるスライドラック32に摺動自在に挿入
されている。
【0029】そして、ラック30の摺動により、ピニオ
ン29が回転可能のようにラック30とピニオン29が
噛合されている。ラック30は、バケット16が通過す
るために必要な回転角度分の長さだけとし、その上部と
下部は連結バー33となっている。この連結バー33の
上・下端部は、上下に隣接する可動シャフト4の連結バ
ー33を連動させる連結上端部34および連結下端部3
5となっている。
【0030】駆動シャフト5も上下端が開口する中空の
シャフトで、内部に駆動装置14を構成する駆動ジャッ
キ27が固定されている。この駆動ジャッキ27は、下
方に向かって往復駆動されるシリンダ軸36を備えてい
る。このシリンダ軸36の先端に連結バー33の連結下
端部35と同型の接続部材として連結下端部37を有
し、この連結下端部37と可動シャフト4の連結バー3
3の連結上端部34が連動するように挿着されている。
【0031】駆動ジャッキ27は連絡手段38により地
上の操作盤39に接続される。この操作盤39によりシ
リンダー軸36の操作を行う。なお駆動シャフト5から
の引出口は漏気しないようにシーリング40が設置して
ある。
【0032】折り畳み機構26としては、上記したラッ
ク30とピニオン29でも、図7に示すようなウオーム
41とウォームギヤ42でもかまわない。ウォーム41
とウォームギヤ42を用いる場合には、駆動源としては
モータ43が用いられる。なお、駆動源としては空圧、
油圧および電動いずれでもかまわない。
【0033】また、駆動シャフト5には、図8および図
9に示すように、可動シャフト4の上端開口部からの転
落を防止するための踊り場となる床板44が設けられ、
この床板44を開閉するための床板駆動ジャッキ45も
設けられている。
【0034】床板駆動ジャッキ45は、シリンダー軸4
6先端に可動板47を回転可能のように軸支される。可
動板47と床板44は床板支持軸48にて軸着され、床
板支持軸48と床板軸受49とが回転可能に軸支され
る。
【0035】この床板ジャッキ45は駆動シャフト5に
固定部材50にて固定されている。床板ジャッキ45
も、上記した連絡手段38により地上の操作盤39に接
続され、操作盤39により操作される。
【0036】次に作業手順について説明する。
【0037】図1に示す全体縦断面はケーソンの構築途
中であり、ロック上部8の扉は全閉とし、ケーソン内部
は加圧状態である。また駆動シャフト5の床板44は閉
められている。
【0038】作業員(図示しない)がケーソン2の作業
室51に入るため、ロック下部6の扉を全閉にし、中間
シャフト7内を減圧して大気圧と同圧とする。
【0039】ロック上部8の扉を開き中間シャフト7内
に作業員が入り、ロック上部8の扉を閉め、中間シャフ
ト7内を加圧して作業室51と同圧とする。
【0040】駆動シャフト5の床板44は、操作盤39
と連絡手段38により床板ジャッキ45が引き込むよう
に操作されているので床板44は閉められている。
【0041】可動シャフト4内の水平板19、側方垂直
板20および後方垂直板21が操作盤39と連絡手段3
8により駆動ジャッキ27のシリンダー軸36を引き込
むように操作されているので、水平板19は水平に、側
方垂直板20および後方垂直板21は鉛直に固定されて
いる。水平板19はロック装置23により水平より下方
に回動しないように固定されている。
【0042】ロック下部6の扉を開き、駆動シャフト5
の床板44の上に作業員が降りる。
【0043】可動シャフト4に設置された垂直梯子12
を使用して作業室51内に作業員が安全に入る。
【0044】次に、床板ジャッキ45を伸ばすように操
作盤39を連絡手段38により操作する。
【0045】床板ジャッキ45が伸びると、床板支持軸
48と軸着した床材44が可動板47により床板軸受4
9を中心として回動し、床板44を全開する。
【0046】駆動ジャッキ27のシリンダー軸36を伸
ばすように操作盤39を連絡手段41により操作する。
【0047】上記操作により駆動ジャッキ27のシリン
ダー軸36が伸びる。
【0048】シリンダー軸36が伸びると、シリンダー
軸36先端に固定した連結下端部37と連結バー33の
連結上端部34が挿着され、連結バー33に連動してラ
ック30が引き下げられる。
【0049】ラック30が引き下げられると、ラック3
0とかみ合ったピニオン29が回動軸28を中心として
反時計方向に回転する。ピニオン29が反時計方向に回
転するとピニオン29に固着された水平板19、側方垂
直板20および後方垂直板21が反時計方向に回転し、
バケット通過範囲17に干渉されない位置まで回動する
(図5のバケット16通過状況参照)。
【0050】前記動作は連結バー33によって複数の可
動シャフト4と連動するものである。
【0051】バケット16を、地上に設置したクレーン
等(図示しない)のワイヤ52で吊り下げ、前記作業員
が作業室51に入る方法と同様にバケット16を作業室
51に入れる。
【0052】作業員により掘削を行い、掘削土砂をバケ
ット16内に入れて、作業室51に搬入したときと逆の
手順でバケット16を地上に搬出し、作業室51内を掘
削,沈下を繰り返す。
【0053】作業員(図示しない)が作業室51から地
上に出るためには、前記動作と逆の操作を行えばよい。
【0054】次に本発明の他の実施の形態を説明する。
以下の説明では、基本的に上記実施の形態と異なる構成
のみを説明するものとし、同一の構成部分については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0055】[発明の実施の形態2]図10は本発明の
実施の形態2に係るニューマチックケーソン用シャフト
が示されている。
【0056】この実施の形態2は、背もたれ13を垂直
梯子12に対してではなく、シャフト本体11に対して
取り付けた例である。すなわち、シャフト本体11内壁
に設けたバケット受け215が垂直梯子12の側縁に平
行して配設され、このバケット受け215に背もたれ1
3の水平板219が支持軸222によって回転可能に軸
支されている。
【0057】そして、連結バー233と水平板219の
端部が支持軸228により回転可能のように軸支されて
いる。この支持軸228は上記支持軸222よりも所定
距離だけシャフト本体11内壁側に位置しており、連結
バー233を上下に駆動すると、水平板219は支持軸
222を中心として上下に円弧を描くように動作する。
【0058】[発明の実施の形態3]図11,図12は
本発明の実施の形態3に係るニューマチックケーソン用
シャフトが示されている。
【0059】この実施の形態3は、可動部分にラック、
ピニオン等の歯車を使用しないで背もたれを移動させる
方法である。
【0060】背もたれ13の側方垂直板20にワイヤ固
定301を固定し、このワイヤ固定301にワイヤ30
2を取り付ける。ワイヤ302と、駆動シャフト5に固
定された駆動ジャッキ27のシリンダー軸35に固定さ
れたワイヤ接続部材303を接続する。
【0061】このワイヤ302は駆動シャフト5に固定
された滑車304に通し、駆動ジャッキ27を押すこと
によりシリンダー軸36が下方に延びて背もたれ13を
回転させる。シャフト間は移動自在のワイヤ接続部材3
03により連動される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャフト内の垂直梯子を昇降する作業員の背中を保持す
る折り畳み可能の背もたれを設け、作業員の昇降時には
背もたれを開き、掘削土砂等の物資通過時には背もたれ
を折り畳んでおくことにより、マンシャフトとマテリア
ルシャフト共用のシャフトでも、掘削土砂等の物資通過
範囲を制約することなく、垂直梯子の昇降を安全かつ迅
速に行うことができ、昇降時間も短くなる。
【0063】前記背もたれを開閉する背もたれ駆動手段
を設ければ、開閉制御を自動的に行える。
【0064】また、シャフト本体に連結される駆動シャ
フトを設け、この駆動シャフトに背もたれ駆動手段を構
成する駆動源を設ければ、シャフト自体の構成を簡略化
できる。
【0065】さらに、駆動シャフトに開閉可能の床板を
設けることにより、垂直梯子に乗り降りする際の転落防
止用の踊り場として利用することができ、安全性が高ま
る。また、非常時における緊急避難を容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態1に係るニューマチ
ックケーソン用シャフトが用いられた設備の概略全体縦
断面図である。
【図2】図2は図1のシャフトを構成する可動シャフト
を示しすもので、図3のII−II線断面図である。
【図3】図3は図2のIII−III線断面図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図5は図4の背もたれが折り畳まれた状態を示
す図である。
【図6】図6は図1の背もたれ駆動装置を示す概略図で
ある。
【図7】図7は背もたれ駆動装置の他の態様を示す図で
ある。
【図8】図8は図1のシャフトを構成する駆動シャフト
を示す断面図である。
【図9】図9は図8の駆動シャフの上面図である。
【図10】図10は本発明の実施の形態2に係るニュー
マチックケーソン用シャフトに用いられる可動シャフト
の上面図である。
【図11】図11は本発明の実施の形態3に係るニュー
マチックケーソン用シャフトの駆動シャフト近傍の縦断
面図である。
【図12】図12は図11のシャフトを90°回転させ
た方向の縦断面図である。
【図13】図13は従来のニューマチックケーソン用シ
ャフトが用いられた設備の概略全体縦断面図である。
【図14】図14は図13のXIV−XIV線断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト設備 2 ケーソン 2A 側壁 3 天井スラブ 4 可動シャフト 5 駆動シャフト 6 ロック下部 7 中間シャフト 8 ロック上部 10 アンカーリング 11 シャフト本体 12 垂直梯子 13 背もたれ 14 駆動装置(背もたれ駆動手段) 15 バケット受け 16 バケット 17 バケット通過範囲 26 折り畳み機構 27 駆動ジャッキ(駆動源) 29 ピニオン 30 ラック 33 連結バー 34 連結上端部 35 連結下端部 36 シリンダ軸 37 連結下端部 41 ウォーム 42 ウォームギヤ 43 モータ 44 床板 45 床板ジャッキ 51 作業室 52 ワイヤ 53 支持軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業員の出入りと物資運搬共用の通路が
    設けられ、上下に継ぎ足し自在に構成される中空のシャ
    フト本体と、 該シャフト本体内壁に取り付けられる垂直梯子と、 該垂直梯子の開放面側に設けられる折り畳み可能の背も
    たれと、を備えたことを特徴とするニューマチックケー
    ソン用シャフト。
  2. 【請求項2】 背もたれは、開いた位置では物資通過範
    囲と干渉する位置にあり、折り畳んだ位置では物資通過
    範囲外に位置する請求項1に記載のニューマチックケー
    ソン用シャフト。
  3. 【請求項3】 前記背もたれを開閉する背もたれ駆動手
    段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のニューマチックケーソン用シャフト。
  4. 【請求項4】 シャフト本体に連結される駆動シャフト
    を有し、 該駆動シャフトには前記背もたれ駆動手段を構成する駆
    動源が設けられていることを特徴とする請求項3に記載
    のニューマチックケーソン用シャフト。
  5. 【請求項5】 前記駆動シャフトには、開閉可能な床板
    と、該床板を開閉駆動する床板駆動手段とが設けられて
    いることを特徴とする請求項4に記載のニューマチック
    ケーソン用シャフト。
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Citations (6)

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