JP2001240971A - 薄膜形成装置 - Google Patents
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Abstract
膜の高速形成を可能にする。 【解決手段】 基板に対向するように回転電極REを配
置し、この回転電極REを回転させながら基板との間に
プラズマを発生させて、このプラズマで化学反応を起こ
させることにより基板上に薄膜を形成する装置。前記回
転電極REの周面上にガス噴出孔18bなどのガス噴出
部を設ける。そこから前記化学反応に影響しないパージ
ガスを噴出させることにより、良好な薄膜形成の障害と
なる回転電極近傍でのパーティクル発生や回転電極RE
上への薄膜形成を抑止する。
Description
学反応を利用して基板上にアモルファスシリコン等から
なる薄膜を形成するための薄膜形成装置に関するもので
ある。
成装置として、基板上に配置されるプラズマ発生用の電
極を略円柱状とし、かつ、これを高速回転させるように
したものが開発されるに至っている(例えば特開平9−
104985号公報参照)。その装置の概要を図10及
び図11に示す。
内には、基板搬送台12が設置され、その上に基板14
が載置されるとともに、これら基板搬送台12及び基板
14はアースに接続されている。そして、この基板14
と僅かな隙間をもって対向するように回転電極REが配
設されている。この回転電極REは、図の奥行き方向に
延びる略円筒状の電極本体18の中心部を回転軸16が
貫いてなり、この回転軸16の両端が図略の支柱により
回転可能に支持されている。回転軸16の端部は、チャ
ンバ外面に設けられた共振器19を介して図略の高周波
電源に接続されている。
し、回転電極REを回転させながらこれに高周波電力
(直流電力でもよい)を印加して当該回転電極REと基
板14との間にプラズマ22を発生させるとともに、図
略の反応ガス供給源から反応ガス(図例ではSiH4と
H2との混合ガス)及び希釈ガス(例えばHe)をチャ
ンバ10内に導入すると、これらのガスは回転電極RE
の回転によって当該回転電極REと基板14との間に巻
き込まれてプラズマ22に導かれ、ここで前記反応ガス
が化学反応を起こす。このような化学反応を起こさせな
がら基板14を基板搬送台12とともに所定方向(回転
電極REの回転軸方向と直交する方向)に走査する結
果、図11に示すように、基板14上に薄膜(図例では
アモルファスシリコンからなる薄膜)23が形成され
る。
域に高速で連続的に形成することを可能にするととも
に、従来では困難とされていた1気圧以上の圧力下での
グロー放電プラズマ発生を可能にする画期的な手段であ
る。しかし、このように高圧下でしかも高速で成膜を行
うと、反応ガスの分解反応が気相で急激に起こることに
起因して、図11に示すように成膜23に寄与しなかっ
たシリコン原子が相互に結びついてパーティクル(微粒
子)24を形成することになる。このようなパーティク
ル24が基板14上に堆積すると、成膜23の表面形態
を乱し、高品質膜の形成を阻害する要因となる。
流側に図12(a)(b)に示すようなダクト90を配
置し、このダクト90を通じてパーティクル24を吸引
除去するようにしたものが開示されている。このダクト
90は、その先端の吸引口92が他の部分よりも狭小の
先細り状に形成され、その吸引口92が回転電極REの
回転方向下流側において当該回転電極REの外周面と基
板14の上面との隙間に挿入されている。この吸引口9
2におけるガス吸引速度としては、電極表面の周速度と
同等の速度以上であって、好ましくは電極表面の周速度
の2倍以上、より好ましくは10倍以上であるとされて
いる。
90の近傍におけるガスの流れ状態を示したものであ
る。この図に示されるように、従来のダクトを用いた装
置では次のような不都合が存在する。
面との間や、ダクト90の下面と基板14の上面との間
には必ず隙間が存在するため、この隙間を通じてもダク
ト吸引口92へガスが吸引され、その分、回転電極RE
の近傍でのガス吸引速度が低下する。従って、前記吸引
口92を回転電極REに近づけ、かつ吸引口92での吸
引速度を高くしても、電極近傍でのガス吸引速度を上げ
るには限界があり、当該電極近傍におけるパーティクル
の有効な除去は困難である。
するぐらい小径のパーティクルであるとは限らず、慣性
力によって回転電極REの円周接線方向に飛散するよう
な大径のパーティクル(図13に示すパーティクル24
b)も存在する。また、パーティクル24は、必ずしも
気相中から下流側(ダクト90側)へ運ばれるとは限ら
ず、一旦回転電極REの表面に付着してから基板14よ
り大きく離れた位置で剥離し、再飛散することもある。
これらのパーティクルは、前記先細ダクト90によって
は有効に捕集することができない。
を含むガスが正面から衝突するため、その近傍にパーテ
ィクルが堆積しやすく(図13に示すパーティクル24
c)、このようなパーティクル24cが堆積したダクト
自体が汚染源となるおそれがある。
極周方向へのガスの流れと、当該回転電極REとダクト
90との隙間から吸引されるガスの流れとが交錯するこ
とにより、プラズマ22の発生領域から遠くない位置で
渦Wが形成されてしまう。この渦Wは、活性な反応中間
体あるいはそれらのクラスターを長時間滞留させ、パー
ティクルの成長を促す要因となる。
ら吸引されるガスの流れに起因して、基板14の近傍に
流れの淀み域94が形成される。この淀み域94も、前
記渦Wと同様、活性な反応中間体あるいはそれらのクラ
スターを長時間滞留させ、パーティクルの成長を促す要
因となる。
成膜条件によって良好な薄膜形成を阻害する要因とし
て、前記気相中でのパーティクル発生の他、基板14上
での薄膜形成と同様のメカニズムで回転電極REの外周
面上に形成された薄膜が成長し、さらには剥離して基板
表面に付着することが考えられる。このような剥離成分
を前記ダクト90によって除去するのは困難である。こ
の阻害要因は、前記回転電極REを定期的にドライエッ
チング等でクリーニングすることにより回避可能である
が、当該クリーニングには相当の手間を要し、運転効率
向上の妨げになる。
極を用いながら、当該回転電極を用いることにより従来
発生していた薄膜形成のトラブルを抜本的に解決して高
品質膜の高速形成を可能にする薄膜形成装置を提供する
ことを目的とする。
たり、まず、その課題の要因となる薄膜形成阻害のメカ
ニズムについて以下に詳細な検討を行う。
て 前記回転電極と基板との間のプラズマ発生領域の状況
と、その領域での薄膜及びパーティクルとの間には次の
関係があると考えられる。
配が急なシース領域が存在し、これらのシース領域の間
に比較的電界勾配の緩やかなバルク領域が存在する。そ
して、電子は主にシース領域でそのエネルギーが高めら
れ、このシース領域とバルク領域との境界部分でガス分
子と衝突しエネルギーを損失する。従って、前記境界部
分近傍に、化学的に活性なラジカル分子や、内部エネル
ギーが高い励起分子やイオンが局在することになる。
用いた薄膜形成装置におけるプラズマ発生領域での発光
強度分布を示したものである。この分布は、前記励起分
子等が基底状態に戻るときに発する光の強度の検出結果
を示したものである。従って、発光強度分布が高いとい
うことは、その領域でのラジカル分子や励起分子の生成
が盛んであることを意味する。
板に近いシース領域/バルク領域境界部分近傍や、回転
電極に近いシース領域/バルク領域境界近傍で発光強度
が局所的に高くなっており、従って、これらの領域でラ
ジカル分子や励起分子の生成が盛んであることが理解で
きる。しかも、同図(a)と(b)を比較して明らかな
ように、運転圧力が高いほど、発光強度分布は急峻にな
る。これは、圧力上昇につれて電子や分子の衝突確率が
増し、ラジカル分子や励起分子の生成速度が増大すると
ともに拡散係数が低下するためと考えられる。
ルク領域境界近傍で生成されたラジカル分子や励起分
子、イオンは、その生成後直ちに基板上に成膜され、あ
るいは他の反応中間体となってから基板上に成膜され
る。これに対し、回転電極に近いシース領域/バルク領
域境界近傍で生成されたラジカル分子や励起分子、イオ
ンの多くは、回転電極表面温度が基板温度ほど高くない
ため、電極表面で膜化する前に気相中でクラスター化さ
らには微粒子化し、これによりパーティクルが生成され
ることとなる。従って、後者の回転電極近傍でのラジカ
ル分子や励起分子、イオンの発生を抑制することによ
り、パーティクルを有効に抑止しつつ良好な薄膜形成を
実現することが可能となる。
板近傍で発生した活性種が基板表面に付着することで薄
膜が形成されるが、原料ガス濃度や回転電極温度などの
成膜条件によっては、パーティクルを生成するばかりで
なく、基板近傍と同様のメカニズムで電極表面にも薄膜
が形成され、かつ、その厚さは処理時間に比例して増大
する。これをクリーニングせずに放置しておくと、前記
電極表面で成長した膜がある程度の厚さに達した時点で
剥離してフレーク状になり、その一部が基板表面に付着
し、ピンホールなどの欠陥を与えてしまうことになる。
このような回転電極外周面上での薄膜形成による障害
は、前記回転電極側での薄膜形成そのものを抑止するこ
とにより、抜本的解決が可能となる。
のであり、円筒状の外周面をもつ回転電極と、この回転
電極を回転駆動する駆動手段と、この回転電極と対向す
る位置に基板を保持しながら当該基板を回転電極に対し
てその回転中心軸と略直交する方向に相対移動させる送
り手段とを備え、前記回転電極を回転させながら当該回
転電極と基板との間にプラズマを発生させることによ
り、このプラズマに供給された反応ガスに化学反応を起
こさせて前記基板上に薄膜を形成する薄膜形成装置にお
いて、前記回転電極の外周面上であって少なくとも前記
基板上の薄膜形成領域に対応する領域に前記反応ガスと
異なるパージガスからなるガス層を形成するパージガス
層形成手段を備えたものである。
手段により回転電極表面に非常に薄いパージガス粘性底
層(具体的には回転電極と基板との距離よりも薄く、か
つ、回転電極から当該回転電極側のシース領域/バルク
領域境界部分までの距離よりも厚い層が好ましい。)を
形成することにより、その層形成領域でのパージガス濃
度(例えばパージガスにヘリウムを用いた場合にはその
ヘリウム濃度やヘリウムラジカル濃度)が高くなる一
方、回転電極に近いシース領域/バルク領域境界近傍で
生成される原料ガス(例えばシランガス)の濃度や当該
原料ガスのラジカル種の濃度が抑えられる。これによっ
て、回転電極近傍領域でのパーティクルの発生を有効に
抑止できるとともに、回転電極外周面上への薄膜形成も
阻止できる。一方、基板に近いシース領域/バルク領域
境界近傍では、従来装置と同様、原料ガスを元に良好な
薄膜を基板上に形成することができる(図15参照)。
に影響を及ぼさないものであればよい。例えば前記反応
ガスとしてシランガスを含むものを用いて基板上にアモ
ルファスシリコン等からなる薄膜を形成する場合には、
前記パージガスとして、前記ヘリウムをはじめとする不
活性ガス(ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン
等)の他、水素、窒素、酸素、あるいはこれらの混合ガ
スなどが適用可能である。
回転電極の外周面上において少なくとも基板上の薄膜形
成領域に対応する領域にガス噴出部を設け、このガス噴
出部と異なる位置に当該ガス噴出部と連通するガス供給
部を設けるとともに、このガス供給部に前記反応ガスと
異なるパージガスを供給して当該パージガスを回転電極
のガス噴出部から電極周面上に噴出させるパージガス供
給手段を備えたものが好適である。この構成により、回
転電極外周面上に均一なパージガス層を形成することが
できる。
いが、その電極本体を中空の略円柱状とし、この電極本
体の周壁にその内外を連通するガス噴出部を設け、当該
電極本体の内側の空間を前記ガス噴出部と通ずるガス供
給路とすれば、電極全体を軽量にでき、かつ、そのガス
噴出部及び電極内部のガス供給路を簡単に形成すること
が可能である。
面上の軸方向に並ぶ複数の位置に当該電極本体を貫通す
るガス噴出孔を設けたものが、好適である。
周面上の周方向に並ぶ複数の位置に設けるのが、より好
ましい。この場合、各ガス噴出孔の軸方向位置を相互に
ずらすことにより、回転電極からのパージガスの噴出を
軸方向により均等化することができる。
本体の周壁の少なくとも一部を当該電極本体の軸方向に
延びる多孔質体で構成したものも、好適である。この構
成によっても、電極本体軸方向に延びる多孔質体から当
該軸方向に略均一にパージガスを供給することが可能に
なる。
ることも可能であるが、当該ガス供給部を電極回転中心
軸上に設けることが、より好ましい。この構成によれ
ば、回転電極が高速回転している間も、前記ガス供給部
の位置は動かないので、当該回転電極に対してより容易
にかつ安定してパージガスを供給することができる。
具備する回転電極においては、その電極本体の中心部に
筒状の回転軸を軸方向に貫通させ、この回転中心軸の軸
端開口をガス供給部とし、かつ、この回転中心軸の周壁
にその内外を連通するガス導出部を設け、この回転中心
軸と前記電極本体との間の空間をガス攪拌室としたもの
が好適である。この構成によれば、筒状回転軸の軸端開
口から供給されたパージガスは、この回転軸のガス導出
部を通じて当該回転軸の外側のガス攪拌室に入り、ここ
で攪拌されてから電極本体のガス噴出部より回転電極外
側に略均一に噴出する。
である回転中心軸の軸端開口にパージガス供給管を挿入
するだけの簡単な構造で、このパージガス供給管を通じ
てパージガス供給手段は前記回転中心軸内にパージガス
を供給することができ、このパージガスを回転電極のガ
ス噴出部から噴出させることが可能である。
と基板との隙間もしくはその近傍位置に対して当該回転
電極の回転方向上流側からパージガスを供給するパージ
ガス供給手段を備え、その供給されたパージガスが前記
隙間に巻き込まれてガス層を形成するという構成によっ
ても形成することが可能である。
態を図面に基づいて説明する。なお、本発明において形
成する薄膜材料は前記のアモルファスシリコンに限られ
ず、例えばC、SiC、SiO2など、プラズマを利用
した化学反応により薄膜を形成できる材料に広く適用が
可能である。
密閉されたチャンバ10を備えている。このチャンバ1
0の底部にはテーブル11が設置されている。このテー
ブル11上には基板搬送台12が設けられ、後述の回転
電極REの回転中心軸と直交する方向(図1では左右方
向)にスライド駆動されるようになっている。この基板
搬送台12は、基板14を上方に露出させた状態で保持
しながらスライド駆動される。従って、この基板搬送台
12及び前記テーブル11によって、基板14を走査す
る送り手段が構成されている。
ぐ上方に設けられている。その高さ位置は、回転電極R
Eの周面と基板14との間にプラズマCVDを実行する
のに適した隙間(例えば0.1mm〜1mm)が保たれるよう
に設定されている。
本体18と、これを軸方向に貫通する回転軸16とから
なっている。この回転軸16の両端は、チャンバ10内
に設けられた一対の軸受台13によって回転可能に支持
されている。回転軸16の一端は、チャンバ10に固定
されたモータ(回転駆動手段;図2参照)73の出力軸
にカップリング74を介して連結され、このモータ73
の作動によって回転電極RE全体が高速で回転駆動され
るようになっている。
チャンバ外側の共振器19を介して高周波電源20に接
続されている。そして、この高周波電源20から前記共
振器19及び電気接続部材17を通じて回転電極18に
成膜用の高周波電圧が印加されるようになっている。な
お、この電源には直流電源を使用することも可能であ
る。
(b)及び図5に示す。
をなしている。すなわち、この回転軸16には、これを
軸方向に貫く貫通孔16aが設けられている。さらに、
回転軸16の周壁には、これを径方向に貫通する(すな
わち回転軸の内外を連通する)複数のガス導出孔16b
が適所に設けられている。
その両端開口を塞ぐ円形状の側壁18sとからなってい
る。前記回転軸16は、電極本体18の両側壁18sを
貫通した状態で当該両側壁18sに固定されている。こ
の電極本体18の内部空間、すなわち、この電極本体1
8と回転軸16とで挟まれた空間は、ガス攪拌室18a
となっている。
は、これを径方向に貫く小径のガス噴出孔18bが多数
設けられている。これらのガス噴出孔18bは、図例で
は、周方向に並ぶ8つの列に沿って軸方向に並べて設け
られている。さらに、図5に示すように、各列のガス噴
出孔18bを軸方向に相互位置をずらして設けることに
より、後述のパージガスの噴出を電極軸方向に均等化す
ることが可能になる。
の配設位置や個数は適宜設定が可能である。例えば、回
転電極表面への膜付着をより有効に抑制するには、電極
周壁18rの全面に均等にガス噴出孔18bを配するの
が望ましいが、電極製作上の簡便性に鑑みて図4に示す
ような部分的な噴出孔18の配置を行っても有効であ
る。
慮して適宜設定すればよい。具体的には0.3〜5mm程度
が好適である。
(前記モータ73に連結される軸端と反対側の軸端)の
開口には、その軸方向に沿ってパージガス供給管30が
挿通されている。このパージガス供給管30の外径は、
回転軸16の内径よりも僅かに小さく設定され、当該パ
ージガス供給管30の外周面と回転軸16の内周面との
間にはほんの僅かな微小隙間32が確保されている。パ
ージガス供給管30自体は、前記チャンバ10の側壁を
貫通し、かつこの貫通部位でシールがなされた状態で当
該チャンバ側壁に固定されている。
排設備を図3に基づいて説明する。
されている。このガス循環系80では、チャンバ10内
のガスがその排気口10aから粉末除去フィルタ81を
通じてドライポンプ82に吸入される。ドライポンプ8
2の吐出ガスは、その一部がシラン除去装置83を通じ
て大気へ放出され、残りが水吸着筒84を通じてチャン
バ10内にその供給口10bから戻される。
ムガス容器86、水素ガス容器87、メタンガス容器8
8、及びシランガス容器89が接続され、これらの容器
86〜89からその収容ガスが適宜チャンバ10内に供
給されるようになっている。さらに、前記ヘリウムガス
容器86は、前記チャンバ10への直接接続とは別に、
前記パージガス供給管30にも接続されている。
動によって回転電極REを回転させながら、ヘリウムガ
ス容器86よりパージガス供給管30を通じて回転軸1
6内にパージガス(この実施の形態ではヘリウムガス)
を送り込む。
通孔16aから径方向の各ガス導出孔16bを通じてガ
ス攪拌室18a内に入り、さらに、電極回転による遠心
力を受けて各ガス噴出孔18bから電極本体18の外側
に噴出する。この噴出パージガスは、高速回転する回転
電極REの外周面に引きずられるようにしてこれと同方
向に回転し、当該電極外周面の周囲に薄いパージガス層
を形成する。
電極と基板との距離よりも薄く、かつ、回転電極から当
該回転電極側のシース領域/バルク領域境界部分までの
距離よりも厚くするのが好ましい。その層厚は、各ガス
噴出孔18bの孔径や個数、パージガスの供給圧等によ
って自由に調節が可能である。
流電力でもよい)を印加して当該回転電極REと基板1
4との間にプラズマを発生させながら、ガス容器86〜
89から反応ガス(この実施の形態ではSiH4、H2、
及びCH4)及び希釈ガス(この実施の形態ではHe)
をチャンバ10内に導入すると、これらのガスは前記回
転電極REの高速回転によって当該回転電極REと基板
14との間に巻き込まれ、プラズマ22に導かれて化学
反応を起こす。これと同時に、基板14が基板搬送台1
2とともに回転電極REの回転軸方向と直交する方向に
走査されることにより、基板14上に薄膜(図例ではア
モルファスシリコンからなる薄膜)が形成される。
らず、回転電極REの近傍で発生したシランガスのラジ
カル種が化学反応を起こすことにより、パーティクル
(微粒子)が発生し、また成膜条件によっては回転電極
RE上に形成された薄膜が剥離し、良好な薄膜形成を妨
げるおそれがあったが、ここに示す装置では、前記回転
電極REの径方向外側に薄いパージガス層が形成される
ことにより、このパージガス層がいわばバリアの機能を
果たすことになり、回転電極近傍でのパーティクルの発
生が有効に抑止される。また、当該パージガス層の形成
により、回転電極RE上での薄膜形成も有効に抑止する
ことができ、当該薄膜が剥離して基板表面側に付着する
のを事前に防止できる。その結果、良好な薄膜形成を実
現することができる。
にガス噴出孔18bを設けるようにしているが、これに
代え、図7(a)(b)に示すように周壁18rの一部
を電極軸方向に延びる多孔質体18cで構成し、あるい
は図8(a)(b)に示すように周壁18rの全部を多
孔質体18cで構成して、その多孔質体18cからガス
を噴出させるようにしてもよい。
質窒化ケイ素(Si3N4)や多孔質アルミナ(Al
2O3)が好適である。また、多孔質焼結金属の適用も可
能である。
の軸方向全域にわたって延びており、パージガスを軸方
向にわたって均一に噴出させることが可能となってい
る。この多孔質体18cの具体的な形状や個数は自由に
設定が可能である。
も、前記のようなガス噴出孔18bを設ける場合も、そ
のガス噴出領域は少なくとも基板上での薄膜形成領域を
含む領域に設定すればよい。
れを例えば電極本体18の側壁18sに設けることも可
能であるが、前記のように回転軸16を筒状にしてその
軸端開口をガス供給口とすれば、回転電極REが高速回
転中であってもその内部に容易にパージガスを供給する
ことができる。また、その供給は、例えば図示のように
パージガス供給管30を回転軸16の軸端開口に挿入す
るだけの簡単な構造で行うことができる。
や回転軸16とのクリアランスは適宜設定が可能であ
る。その挿入深さを深くするほど、また、前記クリアラ
ンスを小さくするほど、パージガスのリークが減少し、
パージガス供給効率が向上することになる。
膜形成反応を阻害しない性質のものであればよく、前記
ヘリウムガスをはじめとする不活性ガスの他、水素、窒
素、酸素、あるいはこれらの混合ガスであってもよい。
また、この電極用のパージガスは、チャンバ10内に供
給される希釈ガスと同種のものであると異種のものであ
るとを問わない。
ンバ内雰囲気温度よりも高くすることが、より好まし
い。このようにすることにより、パージガスが電極回転
の遠心力によって雰囲気中に拡散する量を抑制しなが
ら、適当なパージガス層厚を確保できる。
を設ける手段をとることにより、回転電極REの外周面
上に均一なパージガス層を形成することができるが、そ
れ以外の手段によってもパージガス層の形成は可能であ
る。
REの回転方向上流側にチャンバ10の側壁を貫くパー
ジガス供給管32を設け、このパージガス供給管32の
ガス噴出端を回転電極REと基板14との隙間もしくは
その近傍位置に指向させて、他端をパージガス供給源
(例えば前記ヘリウムガス容器86)に接続し、このパ
ージガス供給管32から前記隙間もしくはその近傍位置
にパージガスを噴射させるようにしても、当該パージガ
スが回転電極REの高速回転によって前記隙間に巻き込
まれることにより、回転電極REの外周面上であって少
なくとも前記基板14上の薄膜形成領域に対応する領域
(プラズマ22が形成される領域)にパージガス層34
が形成される。この場合、前記パージガス供給管32を
回転電極REの幅方向にわたって複数本配設したり、パ
ージガス供給管32の噴出口の開口幅を回転電極REの
幅と略同等にしたりすることにより、回転電極幅方向に
ついてのガス層の均一化を図ることが可能である。ただ
し、前記図4〜図7に示したように回転電極REの周面
にガス噴出部を設けることにより、パージガス層のさら
なる均一化が可能になる。
び、以下の成膜実験を行った。
RE)、高速回転モータ、基板搬送台(図1の基板搬送
台12)、インピーダンスマッチング装置などを備えた
装置を用い、ドラム電極は、その振動を防ぐため、マグ
ネットカップリング及び磁気流体シールを介して前記高
速モータに連結した。高周波電源には150MHzのものを用
い、インピーダンス間マッチングユニットを介して電極
部に高周波電力を印加し、200μmの最狭隙間部にプラズ
マを発生させるようにした。回転電極寸法は、直径300m
m、幅100mmとし、最高回転速度を5000rpm(周速度79m/
s)に設定した。
(b)及び図5に示すように周方向に並ぶ8つの列に沿
って軸方向に多数のガス噴出孔(孔径0.5mm)を並設
し、そこから同図に示す構造でパージガスが噴出される
ようにした。
して、排気速度1m3/minのドライポンプ及び0.1μmメ
ッシュをもつパーティクル除去フィルタを備えたものを
チャンバに接続した。
し、成膜ギャップ(最狭隙間部δ)を設定した後、真空
排気を行った。その後、ヘリウム(希釈ガス)と、水素
及びシランの混合ガス(反応ガス)とをマスフローコン
トローラを通じてチャンバ内に導入し、さらに回転電極
表面にはパージガスとして微量のヘリウムガスを噴出さ
せ、雰囲気圧力は大気圧とした。この状態で電極を回転
させながらプラズマを発生させ、基板上にアモルファス
シリコンの薄膜を形成した。成膜条件は、水素濃度を0
〜10%、シラン濃度を0.01〜10%、雰囲気圧力を1気
圧、基板温度を250℃、成膜時間を30秒とした。
回転数が1000〜5000rpmという広い範囲で、パーティク
ルを発生させることなく均一の薄膜を得ることができ、
かつ、その得られた薄膜がまさしくアモルファスシリコ
ンであることがラマン分光分析により確認された。その
後も実験を5バッチ継続したが、チャンバ内壁や回転電
極表面にパーティクルの堆積や薄膜形成は見られなかっ
た。
ィクル除去フィルタの重量増分、つまり、捕集パーティ
クル重量を測定したところ、その捕集量は従来装置の1
/10であることが判明した。この結果は、本発明の実
施により、パーティクルの発生が有効に抑止され、原料
ガスのうち基板上の成膜に寄与するものの比率が向上し
たことを明らかに示すものである。
囲にシリコンゴムヒータを巻き付けてパージガスを余熱
したところ、パージガス供給量をさらに減らしながらも
反応室各部へのパーティクルの付着や回転電極への薄膜
形成を防止できることが判明した。
電極の外周面上に、薄膜形成反応に関与しないパージガ
スからなるガス層を形成するようにしたものであるの
で、当該回転電極近傍でのパーティクル発生等による基
板表面の汚染を有効に抑止し、また回転電極への成膜を
抑制することにより、高品質膜を高速で形成することが
できる効果がある。
面正面図である。
である。
極であってガス噴出孔が設けられた回転電極の斜視図、
(b)はその断面正面図である。
展開図である。
面側面図である。
極の例であって周方向の一部にガス噴出用の多孔質体が
設けられた回転電極の斜視図、(b)はその断面正面図
である。
極の例であって周方向の全部にガス噴出用の多孔質体が
設けられた回転電極の斜視図、(b)はその断面正面図
である。
る。
る。
と基板との間での薄膜形成のメカニズムを示す図であ
る。
の配置を示す断面正面図、(b)は同ダクトの斜視図で
ある。
れを示す断面図である。
プラズマ発生領域での発光強度分布を示す図である。
ムを示す説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 円筒状の外周面をもつ回転電極と、この
回転電極を回転駆動する駆動手段と、この回転電極と対
向する位置に基板を保持しながら当該基板を回転電極に
対してその回転中心軸と略直交する方向に相対移動させ
る送り手段とを備え、前記回転電極を回転させながら当
該回転電極と基板との間にプラズマを発生させることに
より、このプラズマに供給された反応ガスに化学反応を
起こさせて前記基板上に薄膜を形成する薄膜形成装置に
おいて、前記回転電極の外周面上であって少なくとも前
記基板上の薄膜形成領域に対応する領域に前記反応ガス
と異なるパージガスからなるガス層を形成するパージガ
ス層形成手段を備えたことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄膜形成装置において、
前記回転電極の外周面上において少なくとも基板上の薄
膜形成領域に対応する領域にガス噴出部を設け、このガ
ス噴出部と異なる位置に当該ガス噴出部と連通するガス
供給部を設けるとともに、このガス供給部に前記パージ
ガスを供給して当該パージガスを回転電極のガス噴出部
から電極周面上に噴出させるパージガス供給手段を備え
たことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の薄膜形成装置において、
前記反応ガスはシランガスを含むものであり、前記パー
ジガスは、不活性ガス、水素ガス、窒素ガス、酸素ガ
ス、これらの混合ガスのうちのいずれかであることを特
徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の薄膜形成装置に
おいて、前記回転電極の電極本体を中空の略円柱状と
し、この電極本体の周壁にその内外を連通するガス噴出
部を設け、当該電極本体の内側の空間を前記ガス噴出部
と通ずるガス供給路としたことを特徴とする薄膜形成装
置。 - 【請求項5】 請求項4記載の薄膜形成装置において、
前記ガス噴出部として、前記電極本体周面上の軸方向に
並ぶ複数の位置に当該電極本体を貫通するガス噴出孔を
設けたことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の薄膜形成装置において、
前記ガス噴出孔を前記電極本体周面上の周方向に並ぶ複
数の位置に設けるとともに、各ガス噴出孔の軸方向位置
を相互にずらしたことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項7】 請求項4記載の薄膜形成装置において、
前記ガス噴出部として、前記電極本体の周壁の少なくと
も一部を当該電極本体の軸方向に延びる多孔質体で構成
したことを特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7記載の薄膜形成装置におい
て、前記ガス供給部を電極回転中心軸上に設けたことを
特徴とする薄膜形成装置。 - 【請求項9】 請求項4〜7のいずれかに記載の薄膜形
成装置において、前記電極本体の中心部に筒状の回転軸
を貫通させ、この回転中心軸の軸端開口をガス供給部と
し、かつ、この回転中心軸の周壁にその内外を連通する
ガス導出部を設け、この回転中心軸と前記電極本体との
間の空間をガス攪拌室としたことを特徴とする薄膜形成
装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の薄膜形成装置におい
て、前記回転電極のガス供給部である回転中心軸の軸端
開口に挿入されるパージガス供給管を備え、このパージ
ガス供給管を通じて前記回転中心軸内にパージガスを供
給するようにパージガス供給手段を構成したことを特徴
とする薄膜形成装置。 - 【請求項11】 請求項1記載の薄膜形成装置におい
て、前記回転電極と基板との隙間もしくはその近傍位置
に対して当該回転電極の回転方向上流側からパージガス
を供給するパージガス供給手段を備え、その供給された
パージガスが前記隙間に巻き込まれてガス層を形成する
ように構成したことを特徴とする薄膜形成装置。
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---|---|---|---|
JP2000055220A JP4073140B2 (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 薄膜形成装置及び薄膜製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002184704A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-28 | Kobe Steel Ltd | 回転電極のドライクリーニング装置及びプラズマ処理装置 |
JP2009127063A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Kobe Steel Ltd | 薄膜形成装置及び薄膜形成方法 |
KR101478788B1 (ko) | 2013-02-15 | 2015-01-02 | 백용구 | 박막 증착 장치 및 이를 이용한 박막 증착 방법 |
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JPH09104985A (ja) * | 1995-08-08 | 1997-04-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転電極を用いた高速成膜方法及びその装置 |
-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000055220A patent/JP4073140B2/ja not_active Expired - Fee Related
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