JP2001240108A - 縦型ポンプ式容器 - Google Patents
縦型ポンプ式容器Info
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
プ式容器体内の液体を異種液体に入れ替えられるおそれ
を防止する。 【解決手段】内向きフランジ状壁10の外周部へ載置し
た第1周壁14上端から内向きフランジ15を介して第
2周壁16を起立すると共に、内向きフランジ15下面
から係合筒17を垂設して、該筒下端部を小外径部11
外面へ凹凸の係合手段13、18を介して嵌合させたカ
バー筒30を設け、係合筒17の後壁には、該筒下端に
開口する2つの割溝19a、19bを縦設して、両割溝
間の筒部分を弾性片19に形成し、また該弾性片上端よ
りも前方内向きフランジ15部分には治具挿入用の透孔
20を穿設した。
Description
関する。
ように、胴部上端から容器体口頸部を起立し、容器体内
へ垂下するシリンダの上端部に付設した外向きフランジ
を口頸部上端面へ載置すると共に、口頸部外面へ螺合さ
せた装着筒上端の内向きフランジでシリンダの外向きフ
ランジを挟持させ、さらに、シリンダ内から起立する作
動部材の上端部に、ノズルを外方へ突出させた押下げヘ
ッドを嵌着させた縦型ポンプ式容器が知られている。
は、容器体に対する縦型ポンプの着脱を、該ポンプに付
設した装着筒の螺合、螺脱で行うよう設けているから、
容器体内液体が無くなると、ポンプを外し、容器体内液
体を補充しかつポンプを再装着することで使用を継続す
ることができる。上記容器は洗浄液、シャンプー、リン
ス等の吐出用として家庭用としても、又ホテル等でも使
用されているが、ホテルにあっては上記のようにポンプ
を外し、容器体内液体を異種液体に入れ替えされるおそ
れがあり、関係者はその対策に苦慮している。
うカバー筒を、容器体胴部へ適宜治具を用いない限り取
外し困難に取り付けて、その治具は担当者が管理するよ
うにして上記悪戯のおそれを防止するものである。
体1に対する縦型ポンプの着脱を、該ポンプに付設され
て容器体口頸部3外面へ嵌合する装着筒6の着脱で行う
よう設けた縦型ポンプ式容器において、容器体胴部2の
上部を内向きフランジ状壁10を介して小外径部11に
形成し、該小外径部上端から肩部12を介して口頸部3
を起立し、上記内向きフランジ状壁10の外周部へ載置
した第1周壁14上端から内向きフランジ15を介して
上記装着筒6とほぼ同一高さの第2周壁16を起立する
と共に、内向きフランジ15下面から係合筒17を垂設
して、該筒下端部を上記小外径部11外面へ凹凸の係合
手段13、18を介して嵌合させたカバー筒30を設
け、上記係合筒17の後壁には、該筒下端に開口する2
つの割溝19a、19bを縦設して、両割溝間の筒部分
を弾性片19に形成し、また該弾性片上端よりも前方内
向きフランジ15部分には治具挿入用の透孔20を穿設
した。
ポンプの着脱を、該ポンプに付設されて容器体口頸部外
面へ嵌合する装着筒6の着脱で行うよう設けた縦型ポン
プ式容器において、容器体胴部2の上部を内向きフラン
ジ状壁10を介して小外径部11に形成し、該小外径部
上端から肩部12を介して口頸部3を起立し、上記内向
きフランジ状壁10の外周部へ載置した第1周壁14上
端から内向きフランジ15を介して上記装着筒とほぼ同
一高さの第2周壁16を起立すると共に、内向きフラン
ジ15下面から係合筒17を垂設して、該筒下端部を上
記小外径部11外面へ凹凸の係合手段13、18を介し
て嵌合させたカバー筒30を設け、上記係合筒17の後
壁に、該筒下端に開口する2つの割溝19a、19bを
縦設して、両割溝間の筒部分を弾性片19に形成し、か
つ該弾性片より下方内向きフランジ状壁10部分に、前
後方向への後端開口の治具挿入用の凹溝40を設ける
か、または弾性片19より後方第1周壁14部分に、該
周壁下端に開口する治具挿入用の割溝を縦設した。
容器の実施形態を図面を参照しながら説明する。まず、
縦型ポンプ式容器の公知の部分について簡単に説明する
と、1は容器体で、胴部2上端から口頸部3を起立する
と共に、容器体内へ垂下するシリンダ4の上端部に付設
した外向きフランジを口頸部3上端面へ載置して、該外
向きフランジを、口頸部3外面へ螺合させた装着筒6上
端の内向きフランジで挟持させ、さらに、シリンダ4内
から起立する作動部材の上端部へ、ノズル8を前方へ突
出させた押下げヘッド9を嵌着させている。
ランジ状壁10を介して小外径部11に形成し、該小外
径部上端から肩部12を介して口頸部3を起立すると共
に、小外径部11の上部外面に第1係合突条13を周設
する。
0の外周部へ載置した第1周壁14上端から内向きフラ
ンジ15を介して第2周壁16を起立する。該第2周壁
は装着筒6よりもやや高く形成する。さらに、内向きフ
ランジ15下面から係合筒17を垂設して、該係合筒下
端部を第1係合突条13外面へ嵌合させる共に、その係
合筒の下端内面に周設した第2係合突条18上面を第1
係合突条13下面へ係合させる。
後壁には、該係合筒下端に開口する2つの割溝19a、
19bを縦設して、両割溝間の筒部分を弾性片19に形
成する。さらにまた、弾性片19上端よりも前方内向き
フランジ15部分には治具挿入用の透孔20を穿設す
る。該透孔の位置としては、図示例のように、弾性片1
9の左右方向中間部に隣接させる。
容器体から縦型ポンプを取り外すには、図1に示すよう
に、細長板状の治具21を透孔20からカバー筒30内
へ挿入し、かつ、その治具21の先端部を弾性片19の
下部へ接触させて、治具の基部を前方へ引くことによ
り、弾性片19を第1係合突条13から後方へ離脱させ
た状態で、カバー筒30後部を持ち上げればよく、する
と図5に示すように、係合筒17の下端部が左右方向へ
拡開して、第1係合突条13から上方へ離脱する。この
後、カバー筒30を前斜め上方へ持ち上げてノズル付き
押下げヘッド9上方へと離脱させる。次いで、装着筒6
を口頸部3から螺脱させて、容器体からポンプを取り外
す。
0を容器体へ取り付けるには、装着筒6を口頸部3へ螺
合させて、ポンプを容器体へ取り付けた後、カバー筒3
0をノズル付き押下げヘッド9へ挿入して、係合筒17
を第1係合突条13へ係合させる。
す。図1ないし図5に示す第1の実施形態では、治具2
1を透孔20からカバー筒30内へ挿入するが、本実施
形態では、カバー筒30の下方から治具21をカバー筒
内へ挿入する。すなわち、弾性片19より下方内向きフ
ランジ状壁10部分を凹設して、前後方向への、かつ後
端開口の治具挿入用の凹溝40に形成する。あるいは、
このような凹溝40を設けることなく、弾性片19より
後方第1周壁14部分に、該第1周壁14下端に開口す
る治具挿入用の図示しない割溝を形成することも可能で
ある。
30を取り外すには、治具21を凹溝40または割溝か
らカバー筒30内へ挿入し、かつ、その先端部を弾性片
19下端へ接触させて、治具の基部を下方へ押し下げる
ことにより、第1の実施形態と同様に弾性片19を第1
係合突条13から後方へ離脱させればよい。
バー筒を、適宜治具を用いない限り取外し不能に取り付
けたので、素手でカバー筒を取り外すことは殆ど不可能
であり、従って、装着筒を容器体口頸部から取り外すこ
とができないため、容器体から縦型ポンプを取り外すこ
とも不可能であり、このため容器体液体を異種液体に入
れ替えるといった悪戯を未然に防止することができる。
態を示す要部断面図。
態を示す要部断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】容器体1に対する縦型ポンプの着脱を、該
ポンプに付設されて容器体口頸部3外面へ嵌合する装着
筒6の着脱で行うよう設けた縦型ポンプ式容器におい
て、 容器体胴部2の上部を内向きフランジ状壁10を介して
小外径部11に形成し、該小外径部上端から肩部12を
介して口頸部3を起立し、 上記内向きフランジ状壁10の外周部へ載置した第1周
壁14上端から内向きフランジ15を介して上記装着筒
6とほぼ同一高さの第2周壁16を起立すると共に、内
向きフランジ15下面から係合筒17を垂設して、該筒
下端部を上記小外径部11外面へ凹凸の係合手段13、
18を介して嵌合させたカバー筒30を設け、 上記係合筒17の後壁には、該筒下端に開口する2つの
割溝19a、19bを縦設して、両割溝間の筒部分を弾
性片19に形成し、また該弾性片上端よりも前方内向き
フランジ15部分には治具挿入用の透孔20を穿設した
ことを特徴とする縦型ポンプ式容器。 - 【請求項2】容器体1に対する縦型ポンプの着脱を、該
ポンプに付設されて容器体口頸部外面へ嵌合する装着筒
6の着脱で行うよう設けた縦型ポンプ式容器において、 容器体胴部2の上部を内向きフランジ状壁10を介して
小外径部11に形成し、該小外径部上端から肩部12を
介して口頸部3を起立し、 上記内向きフランジ状壁10の外周部へ載置した第1周
壁14上端から内向きフランジ15を介して上記装着筒
とほぼ同一高さの第2周壁16を起立すると共に、内向
きフランジ15下面から係合筒17を垂設して、該筒下
端部を上記小外径部11外面へ凹凸の係合手段13、1
8を介して嵌合させたカバー筒30を設け、 上記係合筒17の後壁に、該筒下端に開口する2つの割
溝19a、19bを縦設して、両割溝間の筒部分を弾性
片19に形成し、かつ該弾性片より下方内向きフランジ
状壁10部分に、前後方向への後端開口の治具挿入用の
凹溝40を設けるか、または弾性片19より後方第1周
壁14部分に、該周壁下端に開口する治具挿入用の割溝
を縦設したことを特徴とする縦型ポンプ式容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051117A JP4112151B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 縦型ポンプ式容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008133036A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ディスペンサー付き容器 |
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-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051117A patent/JP4112151B2/ja not_active Expired - Fee Related
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