JP2001240109A - 縦型ポンプ式容器と該容器からの縦型ポンプ取外し用治具 - Google Patents

縦型ポンプ式容器と該容器からの縦型ポンプ取外し用治具

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JP2001240109A
JP2001240109A JP2000053601A JP2000053601A JP2001240109A JP 2001240109 A JP2001240109 A JP 2001240109A JP 2000053601 A JP2000053601 A JP 2000053601A JP 2000053601 A JP2000053601 A JP 2000053601A JP 2001240109 A JP2001240109 A JP 2001240109A
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JP
Japan
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container
mounting cylinder
peripheral wall
vertical pump
container body
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Application number
JP2000053601A
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English (en)
Inventor
Takayuki Goto
孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホテル等に置かれたシャンプー等用の縦型ポン
プ式容器体内の液体を異種液体に入れ替えるといった悪
戯を防止する。 【解決手段】容器体1に対する縦型ポンプの着脱を、該
ポンプに付設されて容器体口頸部4外面へ嵌合する装着
筒7の着脱で行うよう設けた縦型ポンプ式容器におい
て、装着筒を、凹凸の係合手段を介して適宜治具を用い
ない限りほぼ抜出し不能に嵌着させ、かつ口頸部4の下
端部に形成した大外径部13の一部を切り欠いて、装着
筒7下端へ係合させる治具の差込み用切欠き部14に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦型ポンプ式容器と
該容器からの縦型ポンプ取外し用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平4−124956に示す
ように、胴部上端から容器体口頸部を起立し、容器体内
へ垂下するシリンダの上端部に付設した外向きフランジ
を口頸部上端面へ載置すると共に、口頸部外面へ嵌合さ
せた周壁上端の内向きフランジでシリンダの外向きフラ
ンジを挟持させ、さらに、シリンダ内から起立する作動
部材の上端部に、ノズルを外方へ突出させた押下げヘッ
ドを嵌着させた縦型ポンプ式容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記縦型ポンプ式容器
は、容器体に対する縦型ポンプの着脱を、該ポンプに付
設した装着筒の螺合、螺脱で行うよう設けているから、
容器体内液体が無くなると、ポンプを外し、容器体内液
体を補充しかつポンプを再装着することで使用を継続す
ることができる。上記容器は洗浄液、シャンプー、リン
ス等の吐出用として家庭用としても、又ホテル等でも使
用されているが、ホテルにあっては上記のようにポンプ
を外し、容器体内液体を異種液体に入れ替えする悪戯が
あり、関係者はその対策に苦慮している。
【0004】本発明は、装着筒を、容器体口頸部外面
へ、適宜治具を用いない限りほぼ抜出し不能に嵌着させ
て、その治具は担当者が管理するようにして上記悪戯を
防止するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、容器
体1に対する縦型ポンプの着脱を、該ポンプに付設され
て容器体口頸部4外面へ嵌合する装着筒7の着脱で行う
よう設けた縦型ポンプ式容器において、上記容器体口頸
部の下端部外面を、上向き段部を介して大外径部13に
形成すると共に、該大径部よりも上方口頸部部分外面
へ、上記装着筒を、凹凸の係合手段を介して適宜治具を
用いない限りほぼ抜出し不能に嵌着させ、かつ上記大外
径部13の一部を切り欠いて、装着筒7下端へ係合させ
る治具の差込み用切欠き部14に形成した。
【0006】第2の手段として、容器体1に対する縦型
ポンプの着脱を、該ポンプに付設されて容器体口頸部4
外面へ嵌合する装着筒7の着脱で行うよう設けた縦型ポ
ンプ式容器において、上記装着筒を、凹凸の係合手段を
介して容器体口頸部外面へ、適宜治具を用いない限りほ
ぼ抜出し不能に嵌着させると共に、その装着筒下端部に
治具係合用の切欠き部を形成した。
【0007】第3の手段として、第1又は第2の手段を
有すると共に、作動部材上端の押下げヘッド12の外径
とほぼ同一の内径を有する周壁16を頂壁17外周から
垂下すると共に、該周壁の一部には周壁の下端に開口さ
せて割溝18を縦設し、又周壁下端の他の一部からは側
外方へ突片19を突出して形成し、上記周壁16は、該
周壁内へ押下げヘッド12を、又割溝18内へ上記押下
げヘッドから外方突出するノズル11の基部をそれぞれ
挿入させて、装着筒7上端面上へ周壁16下端面を載置
させた状態からの頂壁押下げにより、装着筒7を容器体
口頸部外面へ嵌着可能に形成し、又、上記突片19は、
装着筒7の下端面へ該突片上面を、かつ周壁16下端面
を容器体肩部3へ係合させ、該係合部を支点としての周
壁押下げにより、装着筒7を容器体口頸部から上方へ離
脱可能な強度に形成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る縦型ポンプ式
容器及び治具の実施形態を図面を参照しながら説明す
る。まず、縦型ポンプ式容器の公知の部分について簡単
に説明すると、1は容器体で、胴部2上端から肩部3を
介して口頸部4を起立すると共に、該口頸部外面へ嵌合
させた周壁5上端に内向きフランジ6を付設して装着筒
7を形成し、容器体内へ垂下するシリンダ8の上端部に
付設した外向きフランジ9を口頸部4上端面へ載置し
て、該外向きフランジ9を内向きフランジ6で挟持さ
せ、さらに、シリンダ8内から起立する図示しない作動
部材の上端部に、ノズル11を外方へ突出させた押下げ
ヘッド12を嵌着させている。
【0009】本発明では、容器体口頸部4の下端部外面
を、上向き段部を介して大外径部13に形成して、該大
径部よりも上方口頸部部分外面へ、装着筒7を、凹凸の
係合手段を介して嵌着させるが、この嵌着は、適宜の治
具を使用しなければほぼ抜出し不能な程度にする。さら
に、大外径部13の一部を切り欠いて、装着筒7下端へ
係合させる適宜治具の差込み用切欠き部14に形成す
る。
【0010】次に本実施形態の作用について説明する。
容器体内液体が費消されて容器体内が空になった場合に
は、適宜の治具を切欠き部14内へ差し込んで装着筒7
下端へ係合させることにより、該装着筒を容器体口頸部
から上方へ離脱させて、容器体から縦型ポンプを取り外
した後、容器体口頸部から洗浄液、シャンプー或いはリ
ンス等の液体を補充する。
【0011】液体補充後、縦型ポンプを容器体に取り付
けるには、装着筒7の下端部を容器体口頸部4の上端部
外面へ嵌合させた後、適宜の治具を装着筒7の外周部上
面へ係合させて治具を押し下げることにより装着筒を容
器体口頸部外面へ嵌着させればよい。
【0012】なお、上記第1の実施形態では容器体口頸
部4の下端部を大外径に形成しているが、これに限らず
口頸部全体の外径をほぼ一定に形成し、かつ、該口頸部
へ嵌着させる装着筒7の下端を肩部3に近接させて、請
求項2記載のように、装着筒7下端部の一部を切り欠い
て、適宜治具を係合させるための切欠き部に形成するこ
とも可能である。
【0013】このように装着筒7に切欠き部を形成する
場合も、縦型ポンプの容器体に対する着脱の方法は上記
と同様であり、すなわち、容器体からポンプを取り外す
場合には、適宜治具を切欠き部へ係合させて、装着筒7
を容器体口頸部から上方へ離脱させればよく、また、ポ
ンプを容器体に取り付けるには、上記と同様の手段によ
り装着筒7を容器体口頸部4へ嵌着させればよい。
【0014】図3は上記装着筒7を容器体口頸部4から
取り外すのに使用する治具15を示すもので、請求項3
記載のように、押下げヘッド12の外径とほぼ同一の内
径を有する周壁16を頂壁17外周から垂下すると共
に、該周壁の一部には周壁の下端に開口させて割溝18
を縦設し、また、周壁16下端の他の一部からは径方向
外方へ突片19を突出して形成する。
【0015】そして、周壁16は、該周壁内へ押下げヘ
ッド12を、また、割溝18内へ押下げヘッド12から
外方突出するノズル11の基部をそれぞれ挿入させて、
装着筒7上端面へ周壁16下端面を載置させた状態から
の頂壁17押下げにより、装着筒7を容器体口頸部4外
面へ嵌着可能に形成する。
【0016】また、突片19は、差込み用切欠き部14
を介して装着筒7の下端面へ、一方、請求項2記載のよ
うに装着筒7が切欠き部を有する場合には、該切欠き部
へ、突片上面を係合させると共に、周壁16下端面を容
器体肩部3へ係合させ、該係合部を支点としての周壁押
下げにより、装着筒7を容器体口頸部4から上方へ離脱
可能な強度に形成する。
【0017】上記から理解しうるように、治具15を使
用して容器体からポンプを取り外すには、突片19を利
用すればよく、一方、容器体にポンプを取り付けるに
は、周壁16内へ押下げヘッド12とノズル11とを挿
入させて押し下げればよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1及び2に係る発明は、装着筒
を、適宜治具を用いない限りほぼ抜出し不能に嵌着させ
たので、関係者以外は容器体から縦型ポンプを取り外す
ことが困難であり、従って、容器体内の液体を異種液体
に入れ替えるといった悪戯を未然に防止することができ
る。
【0019】請求項3に係る発明は、押下げヘッドの外
径とほぼ同一の内径を有する周壁を頂壁外周から垂下す
ると共に、該周壁の一部には周壁の下端に開口させて割
溝を縦設し、また、周壁下端の他の一部からは突片を突
出して治具を形成したので、容器体に対する縦型ポンプ
の着脱が容易であり、しかも、治具は一個の物品からな
るので、管理および持ち運びが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦型ポンプ式容器の半断面図を示
し、二点鎖線は図3に示す治具の作用を説明するもので
ある。
【図2】同じく、縦型ポンプ式容器の斜視図である。
【図3】図1および図2に示す容器体から装着筒を取り
外すのに使用する治具の斜視図である。
【符号の説明】
1 容器体 3 肩部 4 口頸部 7 装着筒 8 シリンダ 11 ノズル 12 押下げヘッド 13 大外径部 14 差込み用切欠き部 15 治具 16 周壁 17 頂壁 18 割溝 19 突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PD11 PE21 3E081 AA16 AB06 AC11 BB52 DD02 EE21 3E084 AA04 AA12 AB01 BA01 CA01 DA01 DB13 FA09 FC07 GA08 GB12 GB19 JA18 KB01 LB02 LB07 LC01 LC06 LD22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体1に対する縦型ポンプの着脱を、該
    ポンプに付設されて容器体口頸部4外面へ嵌合する装着
    筒7の着脱で行うよう設けた縦型ポンプ式容器におい
    て、 上記容器体口頸部の下端部外面を、上向き段部を介して
    大外径部13に形成すると共に、該大径部よりも上方口
    頸部部分外面へ、上記装着筒を、凹凸の係合手段を介し
    て適宜治具を用いない限りほぼ抜出し不能に嵌着させ、
    かつ上記大外径部13の一部を切り欠いて、装着筒7下
    端へ係合させる治具の差込み用切欠き部14に形成した
    ことを特徴とする縦型ポンプ式容器。
  2. 【請求項2】容器体1に対する縦型ポンプの着脱を、該
    ポンプに付設されて容器体口頸部4外面へ嵌合する装着
    筒7の着脱で行うよう設けた縦型ポンプ式容器におい
    て、 上記装着筒を、凹凸の係合手段を介して容器体口頸部外
    面へ、適宜治具を用いない限りほぼ抜出し不能に嵌着さ
    せると共に、その装着筒下端部に治具係合用の切欠き部
    を形成したことを特徴とする縦型ポンプ式容器。
  3. 【請求項3】作動部材上端の押下げヘッド12の外径と
    ほぼ同一の内径を有する周壁16を頂壁17外周から垂
    下すると共に、該周壁の一部には周壁の下端に開口させ
    て割溝18を縦設し、又周壁下端の他の一部からは側外
    方へ突片19を突出して形成し、 上記周壁16は、該周壁内へ押下げヘッド12を、又割
    溝18内へ上記押下げヘッドから外方突出するノズル1
    1の基部をそれぞれ挿入させて、装着筒7上端面上へ周
    壁16下端面を載置させた状態からの頂壁押下げによ
    り、装着筒7を容器体口頸部外面へ嵌着可能に形成し、 又、上記突片19は、装着筒7の下端面へ該突片上面
    を、かつ周壁16下端面を容器体肩部3へ係合させ、該
    係合部を支点としての周壁押下げにより、装着筒7を容
    器体口頸部から上方へ離脱可能な強度に形成したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の装着筒離脱用の筒状治
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227057A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yoshino Kogyosho Co Ltd 容器用吐出器
JP2013227056A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yoshino Kogyosho Co Ltd 容器用吐出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227057A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yoshino Kogyosho Co Ltd 容器用吐出器
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