JP2001239808A - 改良されたプライラインを有するラジアルタイヤ - Google Patents

改良されたプライラインを有するラジアルタイヤ

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JP2001239808A JP2001025296A JP2001025296A JP2001239808A JP 2001239808 A JP2001239808 A JP 2001239808A JP 2001025296 A JP2001025296 A JP 2001025296A JP 2001025296 A JP2001025296 A JP 2001025296A JP 2001239808 A JP2001239808 A JP 2001239808A
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Gia Van Nguyen
ヴァン ヌギュイエン ジア
Marco Joseph Eicher
ジョゼフ エッシェ マルコ
Alain Alphonse Zelie S Klepper
アルフォンス ゼリ サムエル クレぺール アラン
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • B60C9/08Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship the cords extend transversely from bead to bead, i.e. radial ply
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレッドリフトが発生せず、ショルダーのト
レッドに分離溝を設ける必要がない改善されたプライラ
インを備えたラジアルタイヤを提供する。 【解決手段】 ラジアルプライタイヤ(200)は、ト
レッド(210)、ベルト構造(212)、ならびに、
2面のサイドウォール(226a、226b)と、2本
のビード(220a、220b)と、1個以上のプライ
(220)とを有するカーカスを備えている。1個以上
のプライ(220)には、無荷重時のショルダのプライ
の半径(R2U)(タイヤが無荷重の時のショルダ領域の
プライライン)よりも小さい荷重付加時のショルダのプ
ライの半径(R2L)(タイヤに荷重が付加された時のシ
ョルダ領域のプライライン)を有する。この設計により
トレッドリフトが回避され、ショルダーのトレッドに分
離溝を設ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改良されたラジアル
プライタイヤに関し、特にラジアルプライタイヤの改良
されたプライラインに関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤにかかる荷重が均一に分布するよ
うに、タイヤのトレッドがその幅に沿って一様となるよ
うに地面を支えることが望ましい。タイヤが荷重を受け
ると、地面に近い部分のサイドウォールは外側に膨ら
む。もし、そのタイヤがそのショルダに沿って剛性が高
ければ、サイドウオールの膨らみによって地面に接触す
るトレッドの中央部分が地面から離れて持ち上がった
り、地面にかかるトレッドの圧力が失われる。タイヤの
剛性の高いサイドウオールは梃子のように働き、ショル
ダは地面に対して支点として働く。この「トレッドリフ
ト」はショルダ領域の曲げに対する剛性が大きくなって
いたり、ショルダにおけるプライラインの半径が小さく
なっていたり(即ち鋭く曲る)したときに一層ひどくな
る。
【0003】サイドウオールからトレッドに働く曲げ応
力の結果として、内側への曲げやトレッドの中央部分の
持ち上がりを生じて、トレッドの中央部分がタイヤの負
荷を少ししか支えなかったり、全く支えなくなり、いく
つかの問題を引き起こす。これは、車の操縦性能、特に
コーナリングの性能を低下させる。またショルダーに近
い領域のトレッドの磨耗を早め、繰り返し曲げ応力によ
ってトレッドの下側に置かれている材料の機械的疲労度
を拡大させて、タイヤの寿命を短くする。トレッドの中
央部が地面から離れて上に持ち上がるにせよ、または地
面に対する圧力が低下するだけにせよ、トレッドリフト
は問題である。
【0004】「激しい運転」とは、鋭いコーナリングや
競争状態などの、運転者の攻撃的な操縦が生み出す過酷
な運転状態をいう。激しい運転に対して適切な性能を備
えるためには、タイヤのショルダー領域のショルダーと
サイドウォール上部には重量規格(厚手)のゴム材の使
用を必要とする。接線方向の剛性(つまり、タイヤの軸
を中心とし、ビードを基準とするトレッドの回転に対す
る抵抗)と激しい運転に対する耐久性の向上が求められ
る。しかし特に重量規格では曲げ剛性が高くなり、プラ
イラインの半径が小さいショルダ部分で特に高くなる。
従って、激しい運転用のタイヤでトレッドリフトが起こ
りやすい。
【0005】被譲渡人が本発明の場合と同じである19
98年1月15日出願のPCT特許願PCT/US98
/00717では、トレッドリフトの緩和する方法を開
示しており、そこでは、タイヤのショルダのトレッドに
「分離溝」を設け、隣接するショルダー近辺の外形輪郭
曲線の半径を大きくとり、さらにその隣接する外形輪郭
曲線が接点で互いに接触していないことによってトレッ
ドリフトを緩和している。ショルダに分離溝を組み込む
ことは、トレッドリフト問題を緩和させる一方で、接線
部での剛性を減少させ、激しい運転においてタイヤの完
全な状態(耐久性)を損なう。
【0006】従来技術と望ましい実施の形態とは図面を
参照して説明されるが、これらの図面は模式的な図面で
あって発明の範囲を限定するものではなく、説明を理解
しやすくするために、図面の構成要素には必ずしも縮尺
通りでないものもある。
【0007】図面中、通常、符号番号の100の位の数
字は、1が従来技術を、2が実施の形態を示し、類似す
る要素は互いに類似の番号で引用される。例えば、図5
の符号199と図1の符号299とは、対応またはほぼ
類似の要素の何れかを表している。同一の要素を違う図
面に表示する場合普通、同じ符号がすべての図に与えら
れる。1枚の図面では類似の要素には同じ符号が付けら
れ、番号の末尾に添字をつけて相互間での区別をしてい
る。明確な描写を目的として断面図は近視眼的に描か
れ、通常正面から見える背後の断面輪郭線が省略されて
いる場合がある。
【0008】またここでタイヤに関して使用される名称
の定義を行う。
【0009】“軸線方向”および“軸線方向に”は、タ
イヤの回転軸に平行なラインまたは方向を意味する。
【0010】“ビード”は、タイヤをリムに保持するた
めに協働する環状の引張部材を意味し、ビードは、プラ
イコードに被覆されて形作られて、フリッパ、チッパ、
エイペックスまたはフィラー、トウガードおよびチェー
ファーのような他の補強部材を有することもあれば、有
しないこともある。
【0011】“ベルト構造”または“ベルト”は、トレ
ッドの下に存在し、ビードに固定されておらず、タイヤ
の赤道面に対して17°から27°の範囲の左および右
のコード角を有する、織物または不織布の平行なコード
の少なくとも2つの環状の層すなわちプライを意味す
る。
【0012】“カーカス”は、ベルト構造、トレッドお
よびプライ上を覆う裏打ち材から離れているがビードを
含むタイヤ構造を意味する。
【0013】“カーカスコード”は、プライコードを意
味する。
【0014】“周方向”は、軸線方向に垂直な環状トレ
ッドの表面の周囲に沿って延びているラインまたは方向
を意味する。
【0015】“コード”は、タイヤのプライを構成する
補強用の撚り糸の一つを意味する。
【0016】“赤道面”または“EP”は、タイヤの回
転軸線に垂直でトレッドの中心を通る平面を意味する。
【0017】“横方向”はタイヤの軸に平行な方向を示
す。
【0018】“子午線方向の”はタイヤの回転軸を含む
平面に沿って切断したタイヤの輪郭を意味する。
【0019】“プライ”はゴム被覆された平行するコー
ドの層を意味する。
【0020】“ラジアル”は、タイヤの回転軸線に直交
する方向を意味する。
【0021】“ラジアルプライタイヤ”は、ビードから
ビードへ延びるプライコードがタイヤの赤道面に対して
65°から90°の間のコード角度で配置された、ベル
トが巻かれ、または周方向に制限された空気入りタイヤ
を意味する。
【0022】“サイドウォール”はトレッドとビードと
の間のタイヤの部分を意味する。
【0023】“荷重付加状態で”は、荷重が付加され
た、即ち膨張状態で、車両に装着され、路面上に静止さ
れたタイヤの特性に関する何らかの特性に対する形容詞
として用いられる。
【0024】“無荷重状態で”は、荷重が掛かっていな
い、即ち膨張状態で、路面上に置かれていないタイヤの
特性に関する何らかの特性に対する形容詞として用いら
れる。
【0025】次に、従来例のタイヤの構造について図面
を参照して説明する。図5は、従来例のラジアルプライ
空気タイヤ100の回転中心線を含む平面上の断面図で
あり、膨張状態でかつ路面に接触していない状態(無荷
重時)のタイヤの輪郭を示す。タイヤ100は、トレッ
ド110、1つ以上のベルトを含むベルト構造(“ベル
ト”)112、およびカーカス116を有する。カーカ
ス116には、伸びを示さない2個の環状ビード120
aと120b,ラジアルプライ122ならびに2個のサ
イドウォール126aと126bとを有する。プライ1
22はタイヤの内側周辺面の近傍を通過し、高性能合成
カーカスコード(図示せず)で補強されている。各サイ
ドウォール126a、126bとトレッド110の端部
との交わる頂点部(交点)は、それぞれショルダ128
aおよび128bとなっている。トレッド110の軸方
向の中央で半径方向の最も外側の点がクラウン114で
ある。タイヤの半径方向の最も内側の点がトウ132
a、132bである。
【0026】次に従来技術のラジアル空気タイヤの無荷
重時の状態について説明する。図6は図5の従来技術の
タイヤの回転中心線を含む平面上の部分断面詳細図であ
り、膨張状態でかつ無荷重時の輪郭を示し、種々な寸法
仕様を示している。符号番号は図5の符号番号と一致さ
せており、簡潔にするために図5に示される構成部分の
すべてが図6には示されていない。以後の説明はタイヤ
100の半分の輪郭を示す図6について行われている
が、タイヤ100の他の半分の輪郭についても同様に適
用される。
【0027】プライ122の経路(プライライン)は、
タイヤ100の内面に沿って内面に近接して続いてお
り、ショルダ128a近くのプライラインはショルダプ
ライ半径R1U(下付き文字“U”は“無負荷状態”を示
す)を有する。ショルダドロップD1は、クラウン11
4とショルダ128aとの間の無負荷時の半径方向の距
離である。断面高H1U(下付き文字“U”は“無負荷状
態”を示す)は無荷重時のタイヤのクラウン114とト
ウ132aとの間の半径方向の距離を示す。トレッド幅
TW1Uはショルダ128aと128bとの間の横方向直
線距離である(図6には半分の寸法のみが示されてい
る)。トレッド長TL1 はショルダ128aと128b
との間の弧の長さである(図6には半分の寸法のみが示
されている)。サイドウォール高SWH1Uはショルダー
128aとトウ132aとの半径方向の距離である。
【0028】本発明を理解するための工学的な原則は、
図9に示される曲げ応力がかけられた横長の構造物に関
する次の一般原則に基礎を置いている。図9は、両端A
およびBの2支点で支えられ、中心点に外部荷重Lがか
かり、内部に屈曲(曲げ)応力を生ずる横長の構造梁3
00を示している。上端フランジ372を含む梁300
の上部全体は圧縮され、下端フランジ374を含む梁3
00の下部全体は引張りを受けている。曲げ中立線34
2は、圧縮応力と引張り応力とを受ける部分の境界であ
る。圧縮にせよ引張りにせよ、曲げ中立線342に添っ
て応力が働くことはない。
【0029】梁300のような横長の構造部材は、圧縮
側の材料および引張り側の材料がそれぞれ、顕著な圧縮
および引張り剛性率(係数)の値を持つ場合に限って大
きな曲げ剛性を有する。圧縮側の圧縮剛性が上がった
り、または引張り側の剛性が上がったりすると横長の構
造部材は硬くなる。
【0030】従来技術のタイヤでは、プライはショルダ
では引張りが掛かり、一方プライから半径方向外側のゴ
ムの殆どの部分では圧縮状態に置かれている。このた
め、ショルダーが高い剛性を有する。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】次に従来技術におい
て、荷重付加時にトレッドリフトを起こす状態について
説明する。図7は図5および図6に示す従来技術のタイ
ヤ100のの回転中心線を含む平面上の部分断面詳細図
であり、タイヤが膨張状態でかつ路面140上に静止状
態(荷重付加時)の時の外形輪郭線を示す。符号番号は
図5、図6の両図に対応している。以後の説明はタイヤ
100の半分の輪郭を示す図7について行われている
が、タイヤ100の他の半分の輪郭についても同様に適
用される。
【0032】断面高さH1L(下付き文字“L”は“荷重
付加時”を示す)は、荷重付加時のクラウン114とト
ウ132aとの半径方向の距離を示す。定格荷重の50
%から90%相当のタイヤ荷重に対する断面高さH1L
典型値は、それぞれ無荷重時の断面高さH1U(図6参
照)に比べて5%から40%低くなる。つまりタイヤで
はそれぞれ5%から40%相当のたわみが生じたことに
なる。
【0033】タイヤに車両荷重が加わると、それぞれ1
52、153の矢印が示すようにサイドウォール126
aは外側に膨らむ。結果的に、路面140がショルダ1
28aに対して支点として働き、矢印153で示される
変位が(梃子の原理によって)トレッド110を矢印1
56で示されるようにクラウン114で持ち上げる。シ
ョルダ部分が平坦になろうとする応力を受けることによ
って、ショルダ128aの内側のプライ122の経路
(プライライン)が半径R1U(無負荷時の半径;図6参
照)よりも大きい半径R1L(“L”は“荷重付加時”を
示す)となる。
【0034】トレッドリフトは、特にコーナリング時
に、車両の操縦性を低下させ、旋回(操舵)抵抗を増大
させ、ショルダ128aおよび128bのトレッド部の
摩耗を増大させ、曲げ応力の繰り返しも加わってトレッ
ド110の内側部分の材料疲労を高め、タイヤの寿命を
短くする。トレッドリフトはクラウン114が実際に地
面から持ち上がるか、対地圧力の単なる低下のみに止ま
るか何れにせよ、これによってトレッド部の幅を横切る
方向にタイヤの不均一荷重分布を招く。
【0035】タイヤにおいては一般に、プライコードの
基準値が高くなったり、ゴム材のゲージが重くなった
り、ショルダが鋭い曲率の曲げ形状設計であったり、規
定値以下のタイヤ膨張圧であったりすることによりトレ
ッドリフトの問題が大きくなる。それで、サイドウォー
ルならびにトレッド厚の増加、およびショルダ近辺にお
けるトレッドの外形輪郭半径の短小化はトレッドリフト
を悪化させる。また、横方向のへ旋回によってもトレッ
ドリフトは大きくなる。
【0036】ショルダ128aを取り巻くタイヤの内側
部分は張力を(文字“T”で示す)、また外側部分は圧
縮力を(文字“C”で示す)それぞれ受け、その中間部
分に中立曲げ曲線142を有する。ショルダ128aと
トレッド110との近辺では高い抗張力係数のプライ1
22が張力を受け、ショルダ128aおよびトレッド1
10を構成する高い圧縮係数のゴム材が圧縮力を受け、
このような状態では、先に説明した荷重梁の原理によっ
てプライはゴム部とともにショルダを硬化させ、これが
トレッドリフトを作り出す。
【0037】サイドウォール126aの内部ではプライ
122は圧縮力を受けるが圧縮係数を持たないので硬さ
の原因とならない。同じ事情で、サイドウォール126
a内部のゴム(プライ122より軸方向外側)は、主と
して張力を受けるが抗張力係数は小さく、中立曲げ曲線
142に近いので硬さの原因にはなりにくい。従って、
タイヤ100が膨張下で荷重を受ける場合には、サイド
ウォール126aは容易に曲がるが、ショルダ128a
およびトレッド110は曲がりが少ないので、トレッド
リフトを生ずることになる。
【0038】図8は図5〜図7のタイヤ100の回転中
心線を含む平面上の部分断面詳細図であり、無負荷時の
無負荷プライライン122Uとタイヤアウトライン10
0Uおよび荷重付加時の荷重付加プライライン122L
とタイヤアウトライン100Lを示す。明確にするため
その他の構成要素は示されていない。留意すべきは、荷
重付加時のプライライン122Lは荷重付加時のショル
ダー半径R1Lを有し、そのR1Lは無荷重時のプライライ
ン122Uの無荷重時のショルダー半径R1Uより大きい
点(通常は50%大)である。すなわち、R1L>R1U
ある。
【0039】本発明の目的は、トレッドリフトが発生せ
ず、ショルダーのトレッドに分離溝を設ける必要がない
改善されたプライラインを備えたラジアルタイヤを提供
することにある。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明のラジアルプライ
タイヤには、トレッド、ベルト構造、ならびに2面のサ
イドウォールと、2本のビードと、1個以上のプライと
で構成されるカーカスを備えている。この1個以上のプ
ライが形成する荷重付加時のショルダーのプライの半径
(荷重付加時におけるショルダーのプライライン)は、
無荷重時のショルダーのプライの半径(無荷重時におけ
るショルダーのプライライン)よりも小さい。こうした
設計によりトレッドリフトが除かれ、ショルダーのトレ
ッドに分離溝を設ける必要がなくなる。この場合荷重付
加時のショルダーのプライの半径は、無荷重時のショル
ダーのプライの半径の20%から80%の大きさであ
り、40%から60%であることが望ましい。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
の車両用のラジアルプライ空気タイヤ200の回転中心
線を含む平面上の断面図であり、膨張状態でかつ路面上
に接触していない状態(無荷重時)のタイヤの輪郭を示
す。タイヤ200の構成要素は、従来技術のタイヤ10
0の構成要素と基本的に同じである。タイヤ200は、
トレッド210、1つ以上のベルトを含むベルト構造
(ベルト)212、およびカーカス216を有する。カ
ーカス216には、伸びを示さない2個の環状ビード2
20aと220b、ラジアルプライ222ならびに2個
のサイドウォール226aと226bとを有する。プラ
イ222はタイヤの内側周辺面の近傍を通過し、高性能
合成カーカスコード(図示せず)で補強されている。各
サイドウォール226a、226bとトレッド210の
端部とが交わる交点は、それぞれショルダ228aおよ
び228bとなっている。トレッド210の軸方向の中
央で半径方向の最も外側の点がクラウン214である。
タイヤの半径方向の最も内側の点がトウ232a、23
2bである。本実施の形態のタイヤ200においては、
激しい運転においても良好な耐久性が得られるように、
ショルダ部に円周方向の分離溝は設けられていない。
【0042】次に無負荷時の本発明の実施の形態のタイ
ヤについて説明する。図2は本発明の図1のタイヤ20
0の回転中心線を含む平面上の部分断面詳細図であり、
膨張状態でかつ無荷重時の輪郭を示し、種々な寸法仕様
を示している。符号番号は図1の符号番号と一致させて
おり、簡潔にするために図1に示される構成部分のすべ
てが図2に示されてはいない。以後の説明はタイヤ20
0の半分の輪郭を示す図2について行われているが、タ
イヤ200の他の半分の輪郭についても同様に適用され
る。従来技術のタイヤと本発明に係るタイヤ200との
輪郭の違いを明瞭にするため、従来技術のタイヤ100
(図6)の輪郭外形が破線で示されている。
【0043】プライ222の経路(プライライン)は、
タイヤ200の内面に沿って近接して続いており、ショ
ルダ228a近くのプライラインはショルダプライ半径
2U(下付き文字“U”は“無負荷状態”を、“2”は
本実施の形態を示す)を有すし、以降単に「半径」と呼
ぶ。ショルダドロップD2 は、クラウン214とショル
ダ228aとの間の半径方向の距離である。断面高H2U
はクラウン214とトウ232aとの半径方向の距離を
示す。トレッド幅TW2Uは無負荷時のショルダ228a
と228bとの間の横方向直線距離である(図2には半
分の寸法のみが示されている)。トレッド長TL2 はシ
ョルダ228aと228bとの間の弧の長さである(図
2参照)。サイドウォール高SWH2Uは無負荷状態での
ショルダー228aとトウ232aとの半径方向の距離
である。
【0044】本実施の形態のタイヤ200は、本質的に
従来技術のタイヤ100と同じ構成要素を有するが、従
来技術のタイヤ100とは輪郭と寸法とで異なる。本実
施の形態における無荷重時の断面高H2Uは従来技術にお
ける無負荷時の断面高H1Uと同じである。本実施の形態
における無荷重時のトレッド幅TW2Uは従来技術におけ
る無負荷時のトレッド幅TW1Uと同じである。本実施の
形態におけるトレッド長TL2Uは従来技術におけるトレ
ッド長TL1Uより大きい。本実施の形態における無荷重
時のプライ半径R2Uはは従来技術における無負荷時のプ
ライ半径R1Uを基準として20%から60%程度大き
い。本発明におけるショルダードロップD 2は従来技術
のショルダードロップD1より大きい。従って、本実施
の形態における無荷重時のサイドウォール高SWH2U
従来技術における無荷重時のサイドウォール高SWH1U
より小さい。
【0045】等式の形で表現すると、H2U=H1U、TW
2U=TW1U、TL2>TL1、R2U>R1U、D2>D1、お
よびSWH2U<SWH1Uとなる。
【0046】次にトレッドリフトを起こすことのない負
荷時の本発明の実施の形態のタイヤについて説明する。
図3は、本発明のタイヤ200(図2)の回転中心線を
含む平面上の部分断面詳細図であり、膨張状態でかつ路
面240上に静止している状態(荷重付加時)の輪郭を
示す。符号番号は図2に対応している。以後の説明はタ
イヤ200の半分の輪郭を示す図3について行われてい
るが、タイヤ200の他の半分の輪郭についても同様に
適用される。
【0047】断面高さH2L(下付き文字“L”は“荷重
付加時”を示す)は、荷重付加時のクラウン214とト
ウ232aとの半径方向の距離を示す。定格荷重の50
%から90%相当のタイヤ荷重に対する断面高さH2L
典型値は、それぞれ無荷重時の断面高さH2U(図2参
照)に比べて5%から40%低くなる。つまりタイヤで
はそれぞれ5%から40%相当のたわみが生じたことに
なる。
【0048】タイヤに車両荷重が加わると、従来例のタ
イヤ100と同様に、それぞれ254、255の矢印が
示すようにサイドウォール226aは外側に膨らむ。し
かしながら、トレッド長が本実施の形態では従来例より
も長いので(TL2 >TL1)、本実施の形態における
ショルダ228aは従来技術のショルダ128aよりも
更に外側方向に横に延びており、また、本実施の形態に
おけるサイドウォールは従来技術のサイドウォールより
も短いので(SWH2U<SWH1U)、本発明のサイドウ
ォール226aとトレッド210とは荷重付加状態の時
には無負荷の時よりも鋭い角度で交わる。
【0049】換言すれば、従来例のショルダ128aは
荷重付加時に平らになるのに対して、本実施の形態のシ
ョルダ228aは荷重付加時に内側に曲る(即ちさらに
鋭角に曲る)。等式の形で表現すると、従来例ではR1L
>R1Uに対し、本発明ではR 2L<R2Uとなる。
【0050】次に、本実施の形態においては、ショルダ
においてプライは剛性の強化に寄与していないことにつ
いて説明する。従来例のタイヤ100においては、プラ
イ122は真っ直ぐにしようとする(ショルダ半径を大
きくする)曲げ応力に抵抗してショルダ128aを硬直
させていた。それに対し、本実施の形態のタイヤ200
では、プライ222は内側に曲げようとする(ショルダ
半径を小さくする)曲げ応力に抵抗してショルダ128
aを硬直させることはない。これは次のような理由によ
る:即ち、タイヤ200に負荷がかかった時、ショルダ
228aは内側に曲げようとする応力下にある。従っ
て、ショルダ228aの周囲では、内側領域は圧縮状態
(文字“C”で示す)にあり、外側領域は引張り状態
(文字“T”で示す)にあり、中間に中立曲げ曲線24
2がある。それ故、ショルダ128a近傍においては、
プライ122は圧縮状態にあるが圧縮係数は有しておら
ず、ゴムは引張り状態にあるが引張り係数は無視でき
る。それ故、上述の荷重梁の原理によって、プライ22
2はショルダ228aの剛性の強化には寄与せず、ゴム
の剛性の寄与も無視できる。それ故に、ショルダ228
aは内側に曲ることにより、従来例ではトレッドリフト
を発生させていた(上述の)梃子/支点の機構を避ける
ことができる。
【0051】図4は図1〜図3のタイヤ200の回転中
心線を含む平面上の部分断面詳細図であり、無負荷時の
無負荷プライライン222Uとタイヤアウトライン20
0Uおよび荷重付加時の荷重付加プライライン222L
とタイヤアウトライン200Lを示す。明確にするため
その他の構成要素は示されていない。従来例のタイヤ
(図8)の荷重付加時および無負荷時のショルダプライ
半径R1L、R1Uの間の関係は、本発明のタイヤ(図4)
の荷重付加時および無負荷時のショルダプライ半径
2L、R2Uの間の関係と反対となっている。従来例のタ
イヤ(図8)ではR1L>R1Uであるのに対し、本発明の
タイヤ(図4)ではR2L<R2Uとなっている。
【0052】R2LはR2Uよりも20〜80%、望ましく
は40〜60%短いことが望ましい。もしR2Lがこれよ
りも大きい(例えばR2Uよりも20%以内短い)なら
ば、トレッドリフトの軽減は僅かである。もしR2Lがこ
れよりも小さい(例えばR2Uよりも80%以上短い)な
らば、フットプリントはショルダに沿って鋭くカーブ
し、信頼性とタイヤの寿命を減少させる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるタイ
ヤ200の新しい輪郭によって、従来例のタイヤ100
に比べてトレッドリフトが起こりにくいという効果があ
る。トレッドリフトの減少は、トレッド幅に沿った荷重
の分布を更に均等とし、それによって旋回(操舵)抵抗
を減少させ、ショルダ近傍のトレッドの摩耗やトレッド
の下側の材料の疲労を減少させ、それに伴ってタイヤの
寿命を改善する。また、トレッドリフトの抑制は、トレ
ッドリフトの緩和のため剛性を減少させるために設けら
れるトレッドショルダの“分離溝”を不要とする。分離
溝がないことにより高い接線方向の剛性が得られ、激し
い運転における耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジアルプライ空気タイヤの回転中心
線を含む平面上の断面図であり、膨張状態でかつ無荷重
時のタイヤの輪郭を示す。
【図2】図1のタイヤの膨張状態でかつ無荷重時の回転
中心線を含む平面上の部分断面詳細図である。
【図3】図1のタイヤの膨張状態でかつ荷重付加時の回
転中心線を含む平面上の部分断面詳細図である。
【図4】図1のタイヤの荷重付加時と無荷重時のプライ
ラインとタイヤアウトラインを示す回転中心線を含む平
面上の部分断面詳細図である。
【図5】従来例のラジアルプライ空気タイヤの回転中心
線を含む平面上の断面図であり、膨張状態でかつ路面に
接触していない状態(無荷重時)のタイヤの輪郭を示
す。
【図6】図5のタイヤの膨張状態でかつ無荷重時の回転
中心線を含む平面上の部分断面詳細図である。
【図7】図5のタイヤの膨張状態でかつ荷重付加時の回
転中心線を含む平面上の部分断面詳細図である。
【図8】図5のタイヤの荷重付加時と無荷重時のプライ
ラインとタイヤアウトラインを示す回転中心線を含む平
面上の部分断面詳細図である。
【図9】2個の支持台上に置かれた横長の構造梁を示す
斜視図である。
【符号の説明】
100、200 タイヤ 100L、100U、200L、200U タイヤア
ウトライン 110、210 トレッド 112、212 ベルト構造 114、214 クラウン 116、216 カーカス 120a、120b、220a、220b ビード 122、222 プライ 122L、122U、222L、222U プライラ
イン 126a、126b、226a、226b サイドウ
ォール 128a、128b、228a、228b ショルダ 132a、132b、232a、232b トウ 142、242 中立曲げ曲線 300 横長の構造梁 342 曲げ中立線 372 上側フランジ 374 下側フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 マルコ ジョゼフ エッシェ ルクセンブルク国 エル−9184 シュロン ドヴェレ ル フランシパル 35 (72)発明者 アラン アルフォンス ゼリ サムエル クレぺール ベルギー国 ベー−6600 バストーヌ サ ヴィ 5ベー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド(210)、ベルト構造(21
    2)、ならびに、2面のサイドウォール(226a、2
    26b)と、2本のビード(220a、220b)と、
    1個以上のプライ(220)とを有するカーカスを備え
    ているラジアルプライタイヤ(200)において、 前記1個以上のプライ(220)には、荷重付加時のシ
    ョルダのプライの半径(R2L)と無荷重時のショルダの
    プライの半径(R2U)とが形成され、 荷重付加時のショルダのプライの半径(R2L)は、無荷
    重時のショルダのプライの半径(R2U)よりも小さい、
    ことを特徴とする改良されたプライラインを有するラジ
    アルタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ショルダ(228a、228b)の
    トレッド(210)には分離溝が設けられていない、請
    求項1に記載の改良されたプライラインを有するラジア
    ルタイヤ。
  3. 【請求項3】 荷重付加時の前記ショルダのプライの半
    径(R2L)は、無荷重時の前記ショルダのプライの半径
    (R2U)よりも20%から80%小さい、請求項2に記
    載の改良されたプライラインを有するラジアルタイヤ。
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