JP2001239442A - サンディングマシン - Google Patents

サンディングマシン

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JP2001239442A
JP2001239442A JP2000052814A JP2000052814A JP2001239442A JP 2001239442 A JP2001239442 A JP 2001239442A JP 2000052814 A JP2000052814 A JP 2000052814A JP 2000052814 A JP2000052814 A JP 2000052814A JP 2001239442 A JP2001239442 A JP 2001239442A
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sanding
roll
sanding roll
dust removing
removing brush
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JP2000052814A
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English (en)
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Yoshimitsu Suzuki
義光 鈴木
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Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤを電着させた研削部を有するサンディ
ングロールの目詰まりを防止する。 【解決手段】 サンディングマシンは、ダイヤモンド砥
粒を電着してなる研削部21を有するサンディングロー
ル20に対し、除塵ブラシ30の金属毛34を摺接させ
ることにより、サンディングロール20の表面に付着し
た研削屑が除去され、研削部21の目詰まりが防止され
る。よって、研削屑が微細となる木材を研削対象とする
場合でも、長期間に亘ってサンディングロール20の研
削能力が維持される。また、除塵ブラシ30の金属毛3
4の摩耗に応じて、除塵ブラシ30をサンディングロー
ル20に接近させることで、高い除塵機能が長期間に亘
って発揮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンディングマシ
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木材を研削する手段として、表面
にサンディングペーパーを巻き付けたサンディングロー
ルを設け、このサンディングロールを回転させつつワイ
ヤーハーネスの表面にサンディングペーパーを摺接させ
るようにしたサンディングマシンが用いられている。こ
のサンディングマシンでは、サンディングペーパーはそ
の摩耗がある程度進んだところで新規のものと交換さ
れ、摩耗したサンディングペーパーは焼却処分される。
【0003】サンディングペーパーは、比較的安価なの
で木材の研磨手段として広く使用されているのである
が、その一方では、摩耗の進行が速いため、使用される
サンディングペーパーの数、即ち焼却される数も多量に
のぼり、ひいては、サンディングペーパーを焼却した際
に発生する燃焼ガスも多量に大気中に放出させることに
なる。したがって、環境面を考慮すると、耐用寿命の短
いサンディングペーパーの使用数を減らすことが望まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、耐用寿命の長
い研削手段として、硬度の高いダイヤモンド砥粒をサン
ディングロールの表面に電着させた電着ダイヤロールな
どと称されるサンディングロールを用いることが考えら
れる。しかしながら、この電着ダイヤロールは、研削屑
が比較的大きい金属を研削対象とする場合には好適であ
るが、研削屑が微細な粉塵状となる木材を研削対象とす
る場合には、砥粒面が目詰まりし易いため、適さない。
そのため、木工業界では、電着ダイヤロールは研削手段
としては用いられていなかった。
【0005】尚、目詰まりを低減するための手段として
は、電着ダイヤロールの表面に研削屑排出用凹部を形成
することも考えられているが、単に凹部を設けただけで
は、目詰まり低減の効果は十分に得られないというのが
実情であった。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、
ダイヤを電着させた研削部を有するサンディングロール
の目詰まりを防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表面
に、ダイヤモンド砥粒を電着してなる研削部と、研削屑
排出用の凹部とが設けられており、回転しつつ前記研削
部をワークに摺接させることで研削を行うサンディング
ロールと、前記サンディングロールと平行な軸心回りに
回転しつつ金属毛を前記サンディングロールの表面に摺
接させることでその表面に付着している研削屑を払拭す
る除塵ブラシと、前記サンディングロールと前記除塵ブ
ラシとを相対的に接近移動させる変位手段とを備えてい
る構成とした。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変位手段は、前記除塵ブラシの支軸の両端にボ
ルトを螺合させ、そのボルトの回転により前記除塵ブラ
シを前記サンディングロールに対して接近させる構成と
されている。請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記ボルトがモータを駆動源として回転される構成
とした。請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のい
ずれかの発明において、前記除塵ブラシが、その支軸の
軸心から外れた位置を支点として前記サンディングロー
ルに対して接離する方向へ揺動する揺動部材に支持され
た構成とした。
【0008】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれかの発明において、前記変位手段には、前記除
塵ブラシと前記サンディングロールとを相対的に接近さ
せる方向へ付勢するスプリングが設けられている構成と
した。請求項6の発明は、請求項1乃至請求項4のいず
れかの発明において、前記変位手段には、前記除塵ブラ
シと前記サンディングロールとを相対的に接近させる方
向へ付勢するエアシリンダが設けられている構成とし
た。
【0009】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変位手段は、前記除塵ブラシの支軸に偏心軸を
設け、この偏心軸を中心として前記支軸を偏心回転させ
ることで前記除塵ブラシを前記サンディングロールに接
近させる構成とした。請求項8の発明は、請求項1乃至
請求項7のいずれかの発明において、前記サンディング
ロールによる前記ワークへの研削領域に対し、前記除塵
ブラシが前記サンディングロールの回転方向先方に配置
されて、その除塵ブラシに対して前記サンディングロー
ルの回転方向先方の位置には、前記サンディングロール
の表面にエアを吹き付けるエアクリーナが配置されてい
る構成とした。
【0010】請求項9の発明は、請求項1乃至請求項7
のいずれかの発明において、前記サンディングロールに
よる前記ワークへの研削領域に対して前記サンディング
ロールの回転方向先方の位置には、前記サンディングロ
ールの表面にエアを吹き付けるエアクリーナが配置さ
れ、このエアクリーナに対して前記サンディングロール
の回転方向先方の位置に前記除塵ブラシが配置されてい
る構成とした。請求項10の発明は、請求項9の発明に
おいて、前記除塵ブラシは、前記サンディングロールに
よる前記ワークへの研削領域に対して前記サンディング
ロールの回転方向後方直近の位置であって、前記ワーク
の搬送領域側へ開放された空間に配置されている構成と
した。
【0011】請求項11の発明は、請求項8乃至請求項
10のいずれかの発明において、前記エアクリーナは、
前記サンディングロールの軸方向への往復移動を可能と
されている構成とした。請求項12の発明は、請求項1
乃至請求項11のいずれかの発明において、前記サンデ
ィングロールによる研削領域へ搬送される前記ワークの
位置を検出するセンサが設けられ、このセンサからの検
知信号に基づいて前記サンディングロールが前記ワーク
及び前記除塵ブラシに対して接離するように変位する構
成とした。
【0012】請求項13の発明は、請求項1乃至請求項
12のいずれかの発明において、前記サンディングロー
ルによる研削領域へ搬送される前記ワークの位置を検出
するセンサが設けられ、このセンサからの検知信号に基
づいて前記除塵ブラシが前記サンディングロールに対し
て接離するように変位する構成とした。請求項14の発
明は、請求項1乃至請求項13のいずれかの発明におい
て、前記サンディングロールを前記ワーク側へ付勢する
付勢手段が設けられている構成とした。
【0013】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]除塵ブラシ
の金属毛がサンディングロールの表面に付着した研削屑
を払拭することにより、研削部の目詰まりが防止され、
研削屑が微細となる木材を研削対象とする場合でも、長
期間に亘ってサンディングロールの研削能力を維持する
ことができる。また、除塵ブラシの金属毛の摩耗に応じ
て、除塵ブラシをサンディングロールに対して相対的に
接近させることにより、高い除塵機能を長期間に亘って
発揮させることができる。
【0014】[請求項2の発明]ボルトの回転によって
除塵ブラシを変位させるので、変位量の微調整を簡単に
行うことができる。 [請求項3の発明]ボルトの回転角度、即ち除塵ブラシ
の変位量は、モータの回転数を制御することによって高
い精度で調整することができる。 [請求項4の発明]除塵ブラシは、サンディングロール
に対して揺動しつつ接近変位する。 [請求項5の発明]例えば、サンディングロールが除塵
ブラシ側へ遊動したときには、スプリングの付勢に抗し
て除塵ブラシが逃げることでサンディングロールと除塵
ブラシとの相対位置関係が適正に保たれ、良好な除塵機
能が維持される。
【0015】[請求項6の発明]例えば、サンディング
ロールが除塵ブラシに対して接離するように遊動した場
合には、除塵ブラシがサンディングロールに追従変位す
ることで両者の相対位置関係が適正に保たれ、良好な除
塵機能が維持される。 [請求項7の発明]除塵ブラシをサンディングロールに
対して接近させる方向に案内するガイドが不要なので、
構造の簡素化を図ることが可能である。 [請求項8の発明]除塵ブラシとエアクリーナによる二
段構えの除塵を行うので、目詰まり防止の効果が高い。
また、除塵ブラシによる除塵の後で、エアクリーナによ
る清掃を行うので、サンディングロールの表面に付着し
た研削屑だけでなく、除塵ブラシの金属毛の折損片も除
去することができる。
【0016】[請求項9の発明]エアクリーナと除塵ブ
ラシによる二段構えの除塵を行うので、目詰まり防止の
効果が高い。 [請求項10の発明]除塵ブラシは、ワークの搬送領域
側へ開放された空間に配置されているので、サンディン
グロールを移動させなくても除塵ブラシの交換を簡単に
行うことができる。また、除塵ブラシが、サンディング
ロールによるワークへの研削領域に対してサンディング
ロールの回転方向後方直近の位置に配置されていること
から、除塵ブラシに対してサンディングロールの回転方
向後方には、エアクリーナを配置するための領域が広く
確保される。即ち、エアクリーナを配置するに際しての
自由度が高い。
【0017】[請求項11の発明]エアクリーナが往復
移動することにより、サンディングロールの表面上にお
けるエアの吹き付け領域にムラがなくなり、高い除塵効
果が得られる。 [請求項12の発明]センサからの検知信号に基づいて
サンディングロールがワークに対して接離するようにし
たので、ワークの端だれを防止することができる。ま
た、ワークが研削されない間はサンディングロールと除
塵ブラシを離間させておくことができるので、除塵ブラ
シの無駄な摩耗が防止される。
【0018】[請求項13の発明]ワークが研削されな
い間はサンディングロールと除塵ブラシを離間させてお
くことができるので、除塵ブラシの無駄な摩耗が防止さ
れる。また、一般に除塵ブラシはサンディングロールに
比べて軽量とすることが可能であるから、サンディング
ロールを変位させる場合に比べると、除塵ブラシを変位
させるための駆動機構の小型化や簡素化を図ることが可
能である。 [請求項14の発明]ワーク側からサンディングロール
側へ押圧力が作用すると、サンディングロールは付勢手
段の付勢に抗してワークから退避する方向へ変位する。
これにより、ワークへの研削圧力が適正に保たれ、良好
な研削を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。本実施形態のサンディングマシンは、ベルトコンベ
ア10、サンディングロール20、集塵ホッパ27L,
27R、除塵ブラシ30、変位手段40、エアクリーナ
50を備えて構成され、木材を研削対象(ワークW)と
している。尚、以下の説明では、図1に表れる面を前面
(正面)とし、左右方向については図1を基準とする。
【0020】[ベルトコンベア10]基台11の上面に
は、左右一対のローラ12の間に無端状のコンベアベル
ト13を掛け回して構成されたベルトコンベア10が設
けられている。ベルトコンベア10は、ワークWを載置
した状態で図1の左から右へ搬送する。ベルトコンベア
10の上方には昇降フレーム14が設けられている。昇
降フレーム14は、ハンドル15の回転操作により基台
11及びベルトコンベア10に対してガイドバー16に
案内されつつ高さ調節される。また、昇降フレーム14
には、ワークWをベルトコンベア10の上面に押圧する
ための押圧ロール17が設けられている。
【0021】[サンディングロール20]昇降フレーム
14には支持フレーム18が一体に設けられ、支持フレ
ーム18に固定した軸受19には、軸線を前後方向に向
けたサンディングロール20が支持されている。サンデ
ィングロール20は、円筒形のドラムの外周(表面)に
ダイヤモンド砥粒を電着してなる螺旋状の研削部21
と、研削屑を排出するための同じく螺旋状の凹部22と
を設けた構造になる。サンディングロール20の後端に
は従動プーリ23が固着され、昇降フレーム14の上面
に高さ調節可能に設けた研削用モータ24の出力軸には
駆動プーリ25が固着され、両プーリ23,25の間に
は駆動ベルト26が掛け回されており、かかる駆動機構
により、サンディングロール20が図1における時計回
り方向に回転駆動される。回転駆動されるサンディング
ロール20は、ベルトコンベア10によって搬送される
ワークWの上面に対しその搬送方向と反対向きに研削部
21を摺接させることで研削を行う。
【0022】[集塵ホッパ27L,27R]昇降フレー
ム14には、左右一対の集塵ホッパ27L,27Rが設
けられている。左側の集塵ホッパ27Lの吸引口28L
は、サンディングロール20によるワークWの研削領域
の斜め左上方(ワークWの研削領域に対しサンディング
ロール20の回転方向先方直近)に位置し、サンディン
グロール20の左側面に向かって開口している。また、
吸引口28Lの下縁からは、補助板28Aが、サンディ
ングロール20の外周面に概ね沿うように斜め右下方へ
(サンディングロール20によるワークWの研削領域に
向かって)延出されている。右側の集塵ホッパ27Rの
吸引口28Rは、サンディングロール20によるワーク
Wの研削領域の斜め右上方(ワークWの研削領域に対し
サンディングロール20の回転方向後方直近)に位置
し、サンディングロール20の右側面に向かって開口し
ている。また、昇降フレーム14の前後両端には、前後
方向に視て昇降フレーム14とサンディングロール20
との隙間を塞ぐような形状の防塵カバー29が固定され
ている。
【0023】[除塵ブラシ30]除塵ブラシ30は、支
軸31にベアリング32を介して同心状の筒体33を相
対回転可能に外嵌し、その筒体33の外周に、金属毛3
4を並列状に連結してなるブラシコイルと称されるもの
を螺旋状に、且つ軸方向に隙間を空けずに密に巻き付け
て固定した構造になり、その除塵ブラシ30の表面(外
周面)においては、多数本の弾性撓み可能な金属毛34
が径方向外向きに突出している。尚、金属毛34として
は、例えばピアノ線が用いられる。かかる除塵ブラシ3
0は、図1に示すように正面から視て、左側の集塵ホッ
パ27Lの吸引口28Lの上方直近(吸引口28Lに対
しサンディングロール20の回転方向前方直近)であっ
てサンディングロール20の斜め左上方の位置に配置さ
れている。また、除塵ブラシ30は、回転しているサン
ディングロール20の表面に金属毛34の先端を接触さ
せることにより、サンディングロール20の周速度より
も少し遅い速度で連れ回りし、この周速度の差により、
除塵ブラシ30の金属毛34がサンディングロール20
の表面を擦るようになっている。
【0024】[変位手段40]除塵ブラシ30は、変位
手段40により、サンディングロール20に対して接離
する方向への変位を可能に支持されている(図5及び図
6を参照)。除塵ブラシ30の軸方向における防塵カバ
ー29の外側位置には、昇降フレーム14に垂下状に固
定された支持板41が設けられ、この支持板41の外面
にはボルト支持部42が突成されている。ボルト支持部
42には、正面から視て左上から右下へ向けて斜め方向
(サンディングロール20の軸心に向かう方向)に貫通
するボルト支持孔43が形成され、このボルト支持孔4
3にはボルト44が径方向にガタ付くことなく軸回りに
回転し得るように且つ軸方向の移動を不能に貫通されて
いる。一方、除塵ブラシ30の支軸31の両端には、そ
の軸線と直交する雌ネジ孔31Aが貫通して形成されて
おり、この雌ネジ孔31Aにボルト44の雄ネジ部44
Aが螺合されている。螺合されたボルト44は、その六
角頭部44Bを指で摘むか、工具(図示せず)を嵌める
ことによって回転操作され、ボルト44の回転に伴い、
雄ネジ部44Aと雌ネジ孔31Aの螺合により除塵ブラ
シ30がサンディングロール20に対して接離方向に変
位する。また、雄ネジ部44Aに螺合されたロックナッ
ト45が支軸31の外周に当接することにより、ボルト
44の遊動回転が防止されている。さらに、支持板41
と防塵カバー29には、ボルト支持孔43の軸線と平行
な長孔状のガイド溝41G,29Gが形成され、このガ
イド溝41G,29Gには、除塵ブラシ30の支軸31
がサンディングロール20に対する接離方向の変位を可
能に嵌合されている。
【0025】尚、ボルト44を回転させる手段として
は、図5に想像線で示すように、六角頭部44Bの先端
面に従動スプロケット46を固着するとともに、昇降フ
レーム14に固定した変位用モータ47の出力軸に駆動
スプロケット48を固着し、両スプロケット46,48
の間にチェーン49を掛け回す構造とすることも可能で
ある。変位用モータ47を駆動すると、ボルト44が回
転して除塵ブラシ30がサンディングロール20に対し
て接離方向に変位する。
【0026】[エアクリーナ50]エアクリーナ50
は、正面から視て、右側の集塵ホッパの吸引口の上方直
近(吸引口に対しサンディングロール20の回転方向後
方直近)であってサンディングロール20の斜め右上方
の位置に配置されている。また、除塵ブラシ30との位
置関係については、除塵ブラシ30に対してサンディン
グロール20の回転方向先方の位置に、エアクリーナ5
0が配置されていることになる。かかるエアクリーナ5
0は、図4に示すように、サンディングロール20の軸
線と平行な細長い形状をなすとともに長さ方向に適当間
隔を空けて複数の噴出口52が形成されているパイプ5
1と、このパイプ51の一端に接続されるとともに、図
示しない加圧エア供給源に接続された可撓性を有するホ
ース53とを備えて構成されている。パイプ51は、そ
の両端部を支持フレーム18に固定したパイプ支持板5
4に軸方向の移動可能に貫通させた状態で、軸回りの回
転を規制された状態で支持されている。噴出口52から
噴出される加圧エアは、サンディングロール20の表面
に対してほぼ直交する方向に吹き付けられる。
【0027】また、昇降フレーム14には往復用モータ
55が固定されているとともに、その出力軸にはクラン
ク板56が固着されている。クランク板56における出
力軸から偏心した位置と、パイプ51の一端部とには、
クランク棒57の両端が揺動可能に連結されている。往
復用モータ55が駆動されると、パイプ51が軸方向に
往復駆動される。 [実施形態の作用効果]本実施形態のサンディングマシ
ンは、木材を研削対象(ワークW)としている。ワーク
Wを研削する際には、サンディングロール20を回転駆
動させた状態で、ワークWをベルトコンベア10により
サンディングロール20による研削領域、即ちサンディ
ングロール20の下方領域へ送り込む。また、除塵ブラ
シ30は、ボルト44を回転させることによってサンデ
ィングロール20に対して接離方向の位置を調節し、金
属毛34の先端がサンディングロール20の研削部21
に接触する位置、または金属毛34の先端が研削部21
に接触させるだけでなく凹部22内に入り込む位置に除
塵ブラシ30を固定する。また、エアクリーナ50につ
いては、噴出口52から加圧エアを噴出させるととも
に、パイプ51を往復移動させておく。
【0028】研削領域へ送り込まれたワークWは、サン
ディングロール20の研削部21が摺接することによっ
て研削される。研削に伴って発生した研削屑は、サンデ
ィングロール20の回転力により図1の左方へ飛散し、
その一部は左側の集塵ホッパに吸引され、一部は、研削
部21に付着し、一部は凹部22内に入り込み、一部は
右側の集塵ホッパ27Rに吸引される。そして、研削部
21に付着した研削屑及び凹部22に入り込んだ研削屑
の大部分は、まず、除塵ブラシ30の金属毛34によっ
て払拭されることでサンディングロール20の表面から
除去されて集塵ホッパ27L,27Rに吸引される。そ
の後、除塵ブラシ30では除去されずに付着したままに
なっていた僅かな研削屑は、エアクリーナ50のパイプ
51から吹き付けられる加圧エアにより吹き飛ばされて
除去される。このように、ワークWから発生した微細な
粉末状の研削屑は除塵ブラシ30とエアクリーナ50に
よって確実に除去されるので、研削屑の付着に起因する
研削部21の目詰まりが防止される。
【0029】また、除塵ブラシ30の金属毛34が摩耗
して短くなった場合には、ロックナット45を緩めてボ
ルト44を回転させることで、除塵ブラシ30をサンデ
ィングロール20へ接近させる。これにより、サンディ
ングロール20の表面に対する金属毛34の接触状態が
適正な状態に復帰し、良好な除塵機能が復活する。 [実施形態の効果] 除塵ブラシ30の金属毛34でサンディングロール2
0の表面に付着した研削屑を払拭することにより研削部
21の目詰まりを防止するようにしたので、研削屑が微
細となる木材を研削対象とする場合でも、長期間に亘っ
てサンディングロール20の研削能力を維持することが
できる。
【0030】除塵ブラシ30とエアクリーナ50によ
る二段構えの除塵を行うので、目詰まり防止の効果が高
い。 除塵ブラシ30による除塵の後で、エアクリーナ50
による清掃を行うので、サンディングロール20の表面
に付着した研削屑だけでなく、除塵ブラシ30の金属毛
34の折損片も除去することができる。 エアクリーナ50を設けたことにより、除塵ブラシ3
0によって除去された研削屑が再度サンディングロール
20に付着しても、エアクリーナ50からの加圧エアに
よって吹き飛ばすことができる。
【0031】集塵ホッパ27L,27Rを設けたの
で、除塵ブラシ30とエアクリーナ50によって除去さ
れた研削屑がサンディングロール20に再付着するおそ
れはない。 除塵ブラシ30の金属毛34の摩耗に応じて、除塵ブ
ラシ30をサンディングロール20に対して相対的に接
近させるようにしたので、高い除塵機能を長期間に亘っ
て発揮させることができる。 除塵ブラシ30をサンディングロール20に接近させ
る動作は、ボルト44の雄ネジ部44Aと除塵ブラシ3
0の雌ネジ孔31Aとの螺合によって行うので、除塵ブ
ラシ30の変位量を微調整することができる。
【0032】ボルト44の回転を変位用モータ47を
用いて行う場合には、そのモータ47の回転数を制御す
ることで、ボルト44の回転角度、即ち除塵ブラシ30
の変位量を高い精度で調整することができる。 エアクリーナ50がサンディングロール20の軸線方
向に沿って往復移動しつつ加圧エアを噴出するようにし
たので、サンディングロール20の表面上におけるエア
の吹き付け領域にムラがなく、高い除塵効果が得られ
る。
【0033】[実施形態2]次に、本発明を具体化した
実施形態2を図7を参照して説明する。本実施形態2〜
後述する実施形態6は、変位手段を上記実施形態1とは
異なる構成としたものである。その他の構成については
上記実施形態1と同じであるため、同じ構成について
は、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略
する。本実施形態2の変位手段60は以下の構成にな
る。支持板41の外面に突成されているボルト支持部4
2のボルト支持孔43には、ボルト61の雄ネジ部61
Aが、軸方向(ボルト支持孔43の貫通方向)への移動
及び軸線回りの回転を可能に貫通され、さらに、その雄
ネジ部61Aが、除塵ブラシ30の支軸31の両端の雌
ネジ孔31Aに螺合されている。ボルト61の六角頭部
61Bとボルト支持部42との間では、雄ネジ部61A
にストッパ用ナット62が螺合されている。また、ボル
ト支持部42と支軸31との間においては、雄ネジ部6
1Aにバネ力調整用ナット63が螺合されているととも
に、そのバネ力調整用ナット63とボルト支持部42と
の間に圧縮コイルバネからなるスプリング64が介装さ
れている。このスプリング64の弾力により、ボルト6
1と除塵ブラシ30とが一体となってサンディングロー
ル20側へ付勢され、常には、ストッパ用ナット62が
ボルト支持部42に当接し、サンディングロール20に
対して除塵ブラシ30が最接近位置に保持される。
【0034】この最接近位置は、ストッパ用ナット62
を螺進させることで調整することができる。また、スプ
リング64の付勢力は、バネ力調整用ナット63を螺進
させることによって変更することができる。尚、サンデ
ィングロール20に対する除塵ブラシ30の位置は、実
施形態1と同様に支軸31に対してボルト61を回転さ
せることによって調整することができる。サンディング
ロール20が回転に伴う僅かな軸ブレ等に起因して除塵
ブラシ30側へ変位したときには、除塵ブラシ30がス
プリング64を弾縮させつつサンディングロール20か
ら逃げるように変位することで、両者20,30の相対
位置関係が適正な状態に保たれる。
【0035】尚、図7では、バネ力調整用ナット63が
支軸31に当接しているが、離間させておくこともでき
る。また、除塵ブラシ30がサンディングロール20に
接触している状態では、図7に示すようにストッパ用ナ
ット62がボルト支持部42に当接していてもよいが、
金属毛34の弾性復元力によってストッパ用ナット62
がボルト支持部42から離間した状態で除塵が行われる
ようにしてもよい。上述のように本実施形態2では、変
位手段60に、除塵ブラシ30とサンディングロール2
0とを相対的に接近させる方向へ付勢するスプリング6
4が設けられているので、例えば、サンディングロール
20が除塵ブラシ30側へ遊動したときには、スプリン
グ64の付勢に抗して除塵ブラシ30が逃げることでサ
ンディングロール20と除塵ブラシ30の位置関係が適
正に保たれ、良好な除塵機能が維持されるようになって
いる。
【0036】[実施形態3]次に、本発明を具体化した
実施形態3を図8を参照して説明する。本実施形態3の
変位手段65は以下の構成になる。支持板41の外面に
はロッド67を斜め右下方(サンディングロール20に
対してその軸心に向かう径方向であって、上記実施形態
1及び実施形態2のボルト支持孔43の軸方向と同じ方
向)に突出させたエアシリンダ66が固定されている。
ロッド67は、エアシリンダ66内のピストン(図示せ
ず)と一体をなすとともに回転規制された本体部67A
と、この本体部67Aに対して相対回転を可能且つ軸方
向の変位規制されたボルト67Bとから構成される。ボ
ルト67Bの基端部外周には、スパナなどの工具を嵌合
させるための平坦面67Cが形成されている。また、平
坦面67Cよりも先方の部分は雄ネジ部67Dとなって
おり、この雄ネジ部67Dが除塵ブラシ30の支軸31
の雌ネジ孔31Aに螺合されている。また、雄ネジ部6
7Dにはロックナット68が螺合されて支軸31の外面
に当接されている。かかるエアシリンダ66内に供給さ
れた空気圧により、ボルト67Bと除塵ブラシ30とが
一体となってサンディングロール20へ接近する方向へ
付勢され、サンディングロール20に対して除塵ブラシ
30が所定の接触圧で接触している。
【0037】エアシリンダ66の付勢力は、供給する空
気圧の値を変えることによって任意に変更することがで
きる。尚、サンディングロール20に対する除塵ブラシ
30の位置は、実施形態1と同様に支軸31に対してボ
ルト67Bを回転させることによって調整することがで
きる。そして、サンディングロール20が回転に伴う僅
かな軸ブレ等に起因して除塵ブラシ30に対して接近・
離間方向に変位したときには、ロッド67の進退動作を
伴いつつ、除塵ブラシ30がサンディングロール20に
対して追従するように変位し、両者20,30の相対位
置関係が適正な状態に保たれ、これにより、良好な除塵
機能が維持される。
【0038】[実施形態4]次に、本発明を具体化した
実施形態4を図9及び図10を参照して説明する。本実
施形態4の変位手段70は以下の構成になる。支持板4
1には内周が円形に貫通された軸受筒部71が外剥きに
突出して形成され、一方、除塵ブラシ30の支軸31に
は、その支軸31の軸心に対して偏心した偏心軸72が
一体回転可能に設けられており、この偏心軸72が軸受
筒部71に回転可能に嵌合されている。また、軸受筒部
71には、その内外周間を貫通するようにロックネジ7
3が螺合され、そのロックネジ73の内側の端部が偏心
軸72の外周に当接されている。また、ロックネジ73
にはロックナット74が螺合されていて軸受筒部71の
外周に当接されている。
【0039】サンディングロール20に対する除塵ブラ
シ30の接近位置を調整する際には、ロックナット74
とロックネジ73を緩めた状態で、除塵ブラシ30の支
軸31を偏心軸72を中心として偏心回転させる。尚、
この偏心回転の際には、偏心軸72の端面に突成した角
柱部72Aに工具を嵌合させることで、回転操作を簡単
に行うことができる。除塵ブラシ30の位置が確定した
ら、ロックネジ73を締め付けて偏心軸72の外周に突
き当てるとともにロックナット74を締め付ける。これ
により、偏心軸72の回転が規制され、除塵ブラシ30
が揺動不能に位置決め固定される。
【0040】本実施形態7の変位手段70は、除塵ブラ
シ30の支軸31に偏心軸72を設け、この偏心軸72
を中心として支軸31を偏心回転させることで除塵ブラ
シ30をサンディングロール20に接近させる構成とし
たので、除塵ブラシ30をサンディングロール20に対
して接近させる方向に沿って延びるガイドが不要であ
り、構造の簡素化が実現されている。 [実施形態5]次に、本発明を具体化した実施形態5を
図11及び図12を参照して説明する。本実施形態5の
変位手段75は以下の構成になる。支持板41には、板
状をなす揺動部材76が揺動軸77を支点として揺動可
能に支持されている。揺動軸77の位置は、正面から視
て除塵ブラシ30の支軸31の軸心に対して斜め左下方
へずれた位置に設定されており、揺動部材76の揺動方
向は、サンディングロール20に対して概ね接近・離間
する方向となっている。支持板41には、揺動軸77を
中心とする円弧状の逃がし溝41Sが貫通して形成さ
れ、ここに除塵ブラシ30の支軸31が貫通されてい
る。そして、支軸31の端部の縮径部31Nが揺動部材
76の嵌合凹部76Aに遊動不能に嵌合されている。
【0041】支持板41には揺動軸77を中心とする円
弧状のガイド溝41Bが形成され、このガイド溝41B
には、揺動部材76に固着した摺動ピン78が嵌合さ
れ、その拡径部78Aが支持板41の内面(図12にお
ける右面)に当接されている。また、摺動ピン78の外
側の端部には雄ネジ部78Bが形成され、ここにロック
ナット79が螺合されている。揺動部材76を揺動変位
させると、この揺動部材76と一体となって除塵ブラシ
30がサンディングロール20に対して接離するように
揺動変位する。そして、除塵ブラシ30の位置が確定し
たら、ロックナット79を締め付け、そのロックナット
79と拡径部78Aとの間で支持板41と揺動部材76
を挟圧する。これにより、除塵ブラシ30がサンディン
グロール20に対して位置決め固定される。
【0042】[実施形態6]次に、本発明を具体化した
実施形態6を図13を参照して説明する。本実施形態6
の変位手段80は、上記実施形態5の変位手段において
揺動部材76の揺動をボルト82を用いて行うようにし
たものである。実施形態5と同じ構成については同じ符
号を付すに留め、詳しい説明は省略する。支持板41に
は球面状支持孔81Aを有するボルト支持部81が設け
られ、ボルト82が、その球面部82Aを球面状支持孔
81Aに嵌合させることにより球面の中心を支点とする
首振り状の揺動を可能に支持されている。また、揺動部
材76には、除塵ブラシ30の軸心と平行な軸を中心と
する円弧状受け孔83が形成され、この円弧状受け孔8
3には、円柱形をなすとともにその円柱と直交する雌ネ
ジ孔(図示せず)を有するナット84が相対回転可能に
嵌合されている。そして、ナット84の雌ネジ孔には、
ボルト82の雄ネジ部82Bが螺合されている。
【0043】除塵ブラシ30の位置を調整する際には、
ボルト82の六角頭部82Cを操作してボルト82を回
転させる。すると、雄ネジ部82Bとナット84との係
合により、揺動部材76と除塵ブラシ30が揺動軸77
を中心として揺動変位する。このとき、ボルト82が球
面状支持孔81Aを支点として首振り変位するととも
に、円弧状受け孔83内では円柱形のナット84が回動
するので、揺動部材76やボルト82がコジリを生じる
ことなく円滑に揺動することができる。
【0044】[実施形態7]次に、本発明を具体化した
実施形態7を図14を参照して説明する。本実施形態7
及び後述する実施形態8は、除塵ブラシ30とエアシリ
ンダ50の配置を上記実施形態1とは左右逆としたもの
である。その他の主たる構成については上記実施形態1
と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付
し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本実施形態
7では、サンディングロール20によるワークWへの研
削領域に対してサンディングロール20の回転方向先方
の位置にエアクリーナ50を配置し、このエアクリーナ
50に対してサンディングロール20の回転方向先方の
位置に除塵ブラシ30を配置した。より詳しくは、正面
から視て、左側の集塵ホッパ27Lの吸引口28Lの上
方直近(吸引口28Lに対しサンディングロール20の
回転方向前方直近)であってサンディングロール20の
斜め左上方の位置には、エアクリーナ50が配置されて
いる。一方、正面から視て、右側の集塵ホッパ27Rの
吸引口28Rの上方直近(吸引口28Rに対しサンディ
ングロール20の回転方向後方直近)であってサンディ
ングロール20の斜め右上方の位置には、除塵ブラシ3
0が配置されている。
【0045】ワークWから発生する研削屑は、サンディ
ングロール20の回転方向と同方向、即ち左側の集塵ホ
ッパ27Lの吸引口28Lに向けて飛散され、大部分の
研削屑はこの吸引口28Lにおいて集塵されるのである
が、一部の研削屑は吸引されずに上方へ通過してしまう
ことが懸念される。しかし、本実施形態7では、この吸
引口28Lを挟んで、研削屑の発生源となる研削領域と
は反対側の位置(吸引口28Lの上方位置)にエアクリ
ーナ50を配置し、ここから噴出された加圧エアの一部
が吸引口28Lに向かうようになっている。したがっ
て、吸引口28Lを通過した研削屑は、エアクリーナ5
0からの加圧エアにより吸引口28L側へ吹き戻され、
吸引口28Lから吸引され、よって、高い集塵効果が得
られるのである。
【0046】[実施形態8]次に、本発明を具体化した
実施形態8を図15を参照して説明する。本実施形態8
における除塵ブラシ30とエアクリーナ50との位置関
係については、サンディングロール20によるワークW
への研削領域に対してサンディングロール20の回転方
向先方の位置にエアクリーナ50を配置し、このエアク
リーナ50に対してサンディングロール20の回転方向
先方の位置に除塵ブラシ30を配置している。尚、エア
クリーナ50の位置は、上記実施形態1と同じであり、
正面から視て、右側の集塵ホッパ27Rの吸引口28R
の上方直近(吸引口28Rに対しサンディングロール2
0の回転方向後方直近)であってサンディングロール2
0の斜め右上方の位置に配置されている。
【0047】また、除塵ブラシ30とサンディングロー
ル20によるワークWへの研削領域との関係について
は、除塵ブラシ30は、研削領域に対してサンディング
ロール20の回転方向後方直近の位置であって、ワーク
Wの搬送領域側へ開放された空間Sに配置されている。
即ち、除塵ブラシ30は、正面から視て、右側の集塵ホ
ッパ27Rの吸引口28Rと、ワークWの通過領域との
間に空いている空間S内であって、サンディングロール
20の斜め右下方の位置に配置されている。
【0048】このように、除塵ブラシ30は、ワークW
の搬送領域側へ開放された空間Sに配置されているの
で、除塵ブラシ30の交換に際しては、ワークWの搬送
領域側(下方)へ除塵ブラシ30を変位させることによ
り、サンディングロール20を移動させなくても交換作
業が可能となっている。また、除塵ブラシ30が、サン
ディングロール20によるワークWへの研削領域に対し
てサンディングロール20の回転方向後方直近(サンデ
ィングロール20の右下方)の位置に配置されているこ
とから、除塵ブラシ30に対してサンディングロール2
0の回転方向後方(サンディングロール20の右上方か
ら左上方に亘る範囲)には、エアクリーナ50を配置す
るための領域が広く確保されている。したがって、エア
クリーナ50を配置するに際しての設定自由度が高くな
っている。
【0049】また、除塵ブラシ30のサンディングロー
ル20に対する接近移動は、実施形態1に記載した変位
用モータ47(図5を参照)を用いてボルト44を回転
させる方法(図15には示さない)が用いられている。
さらに、サンディングロール20による研削領域に対
し、ワークWの搬送方向後方の位置には、押圧ロール1
7の上下動を検知することでワークWの前端及び後端の
位置を検出するセンサ90が設けられている。そして、
このセンサ90からの検出信号により変位用モータ47
の駆動が制御されるようになっている。
【0050】即ち、ワークWが研削領域に到達する前の
状態では、除塵ブラシ30はサンディングロール20か
ら離間した位置で待機しており、ワークWの前端がサン
ディングロール20に接近したことがセンサ90によっ
て検出されると、変位用モータ47が起動してボルト4
4を回転させ、除塵ブラシ30をサンディングロール2
0に接触させる。ワークWが研削されている間は、除塵
ブラシ30がサンディングロール20に接触して除塵を
行う。そして、ワークWの後端の位置がセンサ90で検
出されると、所定の時間の後に、変位用モータ47が起
動して除塵ブラシ30がサンディングロール20から離
間し、除塵ブラシ30による除塵動作が停止する。
【0051】このように、本実施形態8では、サンディ
ングロール20による研削領域へ搬送されるワークWの
位置を検出するセンサ90からの検知信号に基づいて、
除塵ブラシ30をサンディングロール20に対して接離
させ、ワークWが研削されない間はサンディングロール
20と除塵ブラシ30を離間させておくようにしたの
で、除塵ブラシ30が無駄に摩耗することが防止され
る。また、一般に除塵ブラシ30はサンディングロール
20に比べて軽量とすることが可能であるから、サンデ
ィングロール20を変位させる場合に比べるて、各機構
の小型化及び簡素化が可能となっている。
【0052】[実施形態9]次に、本発明を具体化した
実施形態9を図16乃至図18を参照して説明する。本
実施形態9は、上記実施形態8においてサンディングロ
ール20を変位可能としたものである。その他の主たる
構成については上記実施形態8と同じであるため、同じ
構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果
の説明は省略する。サンディングロール20による研削
領域に対し、ワークWの搬送方向後方の位置には、押圧
ロール17の上下動を検知することでワークWの前端及
び後端の位置を検出するセンサ96が設けられている。
このセンサ96からの検出信号に基づき、サンディング
ロール20が、ワークW及び除塵ブラシ30に対して接
離するように昇降駆動される。尚、本実施形態9では、
このセンサ96からの検出信号によっては除塵ブラシ3
0の位置調節は行われず、センサ96の作動とは独立し
て除塵ブラシ30の位置が調節される。
【0053】サンディングロール20の昇降機構は、次
のようになっている。昇降フレーム14には、ロッド9
7Aを下向きにしたエアシリンダ97が左右2基設けら
れ、ロッド97Aの下端部に支持フレーム95が固定さ
れている。このエアシリンダ97は上記センサ96から
の検出信号に基づいてロッド97Aを進退させる。ま
た、支持フレーム95は、昇降フレーム14に対してガ
イド99に案内されつつ昇降可能とされているととも
に、圧縮コイルバネからなる戻しバネ98により上方へ
付勢されている。かかる支持フレーム95には、サンデ
ィングロール20、サンディングロール20を回転させ
るための研削用モータ24等を含む駆動機構と、エアク
リーナ50とが一体的に昇降するように設けられてい
る。
【0054】ワークWが研削領域に到達する前の状態で
は、サンディングロール20は、ワークWの上面に接す
る高さ及び除塵ブラシ30に接する高さよりも高い位置
に待避しており(図17を参照)、ワークWの前端がサ
ンディングロール20に接近したことがセンサ96によ
って検出されると、エアシリンダ97に加圧空気が供給
されてロッド97Aを戻しバネ98の付勢に抗して進出
させ、支持フレーム95、サンディングロール20及び
エアクリーナ50が一体となって下降する。この下降動
作は、サンディングロール20の下端がワークWの上面
に接触する高さになったとともに、サンディングロール
20の右下面が除塵ブラシ30に接触する高さになった
ところで停止する。この状態でワークWの研削が行われ
るとともに、除塵ブラシ30による除塵が行われる。そ
して、ワークWの後端の位置がセンサ96で検出される
と、所定の時間の後に、エアシリンダ97から加圧空気
が排出されてロッド97Aが戻しバネ98の付勢により
後退し、支持フレーム95、サンディングロール20及
びエアクリーナ50が一体となって上方の待機位置に復
帰する。
【0055】また、サンディングロール20が下降する
タイミングは、ワークWの前端縁がサンディングロール
20の最下端位置に到達するのと同時となるように時間
設定されているとともに、サンディングロール20の上
昇するタイミングは、ワークWの後端縁がサンディング
ロール20の最下端位置を脱するのと同時となるように
時間設定されている。これにより、ワークWの前端及び
後端における端だれが防止されている。
【0056】また、ワークWが研削されない間はサンデ
ィングロール20を除塵ブラシ30から離間させておく
ようにしたので、除塵ブラシ30の無駄な摩耗が防止さ
れている。さらに、エアシリンダ97に供給されている
加圧エアの圧力は、戻しバネ98の弾性復元力、支持フ
レーム95、サンディングロール20などの重量を考慮
して、サンディングロール20からワークWに対して所
定の押圧力が作用するように設定されている。即ち、エ
アシリンダ97はサンディングロール20をワークW側
へ付勢する付勢手段としての機能を備えている。このエ
アシリンダ97の付勢による接触圧により、良好な研削
が行われる。
【0057】また、ワークWの上面の不整形状や、ワー
クWの厚さの不均一等に起因して、ワークW側からサン
ディングロール20側へ上向きの押圧力が作用した場合
には、エアシリンダ97の付勢に抗してサンディングロ
ール20がワークWから退避するように上方へ変位し、
これにより、ワークWへの研削圧力が適正に保たれ、研
削不良が防止される。 [他の実施形態]本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0058】(1)上記実施形態では除塵ブラシが支軸
に対し金属毛が植設された筒体を相対回転させるように
したが、本発明によれば、支軸と筒体とを一体回転させ
る構成とすることもできる。 (2)上記実施形態ではサンディングロールがワークに
対しその搬送方向とは反対方向に摺接するアップサンデ
ィングタイプのサンディングマシンについて説明した
が、本発明は、サンディングロールがワークに対しその
搬送方向とと同じ方向に摺接するダウンサンディングタ
イプのサンディングマシンにも適用することができる。
【0059】(3)上記実施形態では除塵ブラシをサン
ディングロールとの接触による摩擦により追従回転させ
るようにしたが、本発明によれば、除塵ブラシをモータ
等の駆動源を用いてサンディングロールとは独立して回
転駆動させてもよい。 (4)上記実施形態では研削部と凹部を螺旋状とした
が、本発明によれば、研削部と凹部の形状や配置は種々
設定することができる。 (5)上記実施形態1に記載したモータによってボルト
を回転させる手段は、他の実施形態(実施形態2,3,
6,7,8,9)にも適用できる。
【0060】(6)上記実施形態1に記載したエアクリ
ーナをサンディングロールの軸方向に往復移動させる手
段は、他の実施形態(実施形態2〜9)にも適用するこ
とができる。 (7)上記実施形態2に記載した除塵ブラシをスプリン
グによってサンディングロール側へ付勢する手段は、他
の実施形態(実施形態5,6,7,8,9)にも適用す
ることができる。 (8)上記実施形態3に記載した除塵ブラシをエアシリ
ンダによってサンディングロール側へ付勢する手段は、
他の実施形態(実施形態5,6,7,8,9)にも適用
することができる。
【0061】(9)上記実施形態7に記載したサンディ
ングロールの回転方向における除塵ブラシとエアクリー
ナの配置は、他の実施形態(実施形態1〜6)にも適用
することができる。 (10)上記実施形態8及び9に記載したサンディング
ロールの回転方向における除塵ブラシとエアクリーナの
配置は、他の実施形態(実施形態1〜6)にも適用する
ことができる。 (11)上記実施形態8に記載したセンサからの検知信
号に基づいて除塵ブラシを変位させる手段は、他の実施
形態(実施形態1〜7,9)にも適用することができ
る。
【0062】(12)上記実施形態8においてはセンサ
の検知信号に基づいて除塵ブラシを駆動させる手段とし
てモータを用いたが、本発明によれば、エアシリンダを
用いて除塵ブラシを移動させるようにしてもよい。 (13)上記実施形態9に記載したセンサからの信号に
基づいてサンディングロールをワークに対して接離移動
(除塵ブラシに対して接離移動)させる手段は、他の実
施形態(実施形態1〜8)にも適用することができる。
【0063】(14)上記実施形態9に記載したサンデ
ィングロールをワークに対して退避移動可能とする手段
は、他の実施形態(実施形態1〜8)にも適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の正面図
【図2】実施形態1の右側面図
【図3】実施形態1の平面図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】実施形態1の変位手段を示す部分拡大正面図
【図6】実施形態1の除塵ブラシ及びその変位手段を示
す一部切欠拡大平面図
【図7】実施形態2の変位手段を示す部分拡大正面図
【図8】実施形態3の変位手段を示す部分拡大正面図
【図9】実施形態4の変位手段を示す部分拡大正面図
【図10】実施形態4の変位手段を示す断面図
【図11】実施形態5の変位手段を示す部分拡大正面図
【図12】実施形態5の変位手段を示す断面図
【図13】実施形態6の変位手段を示す部分拡大正面図
【図14】実施形態7の正面図
【図15】実施形態8の正面図
【図16】実施形態9においてサンディングロールがワ
ーク及び除塵ブラシに接触した状態を示す正面図
【図17】実施形態9においてサンディングロールがワ
ーク及び除塵ブラシから離間した状態を示す正面図
【図18】実施形態9の平面図
【符号の説明】
20…サンディングロール 21…研削部 22…凹部 30…除塵ブラシ 34…金属毛 40…変位手段 44…ボルト 47…変位用モータ(モータ) 50…エアクリーナ 60,65,70,75,80…変位手段 61,67B,82…ボルト 76…揺動部材 72…偏心軸 64…スプリング 66…エアシリンダ 90,96…センサ 97…エアシリンダ(付勢手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に、ダイヤモンド砥粒を電着してな
    る研削部と、研削屑排出用の凹部とが設けられており、
    回転しつつ前記研削部をワークに摺接させることで研削
    を行うサンディングロールと、 前記サンディングロールと平行な軸心回りに回転しつつ
    金属毛を前記サンディングロールの表面に摺接させるこ
    とでその表面に付着している研削屑を払拭する除塵ブラ
    シと、 前記サンディングロールと前記除塵ブラシとを相対的に
    接近移動させる変位手段とを備えていることを特徴とす
    るサンディングマシン。
  2. 【請求項2】 前記変位手段は、前記除塵ブラシの支軸
    の両端にボルトを螺合させ、そのボルトの回転により前
    記除塵ブラシを前記サンディングロールに対して接近さ
    せる構成とされていることを特徴とする請求項1記載の
    サンディングマシン。
  3. 【請求項3】 前記ボルトがモータを駆動源として回転
    される構成としたことを特徴とする請求項2記載のサン
    ディングマシン。
  4. 【請求項4】 前記除塵ブラシが、その支軸の軸心から
    外れた位置を支点として前記サンディングロールに対し
    て接離する方向へ揺動する揺動部材に支持されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のサンディングマシン。
  5. 【請求項5】 前記変位手段には、前記除塵ブラシと前
    記サンディングロールとを相対的に接近させる方向へ付
    勢するスプリングが設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサンディングマ
    シン。
  6. 【請求項6】 前記変位手段には、前記除塵ブラシと前
    記サンディングロールとを相対的に接近させる方向へ付
    勢するエアシリンダが設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサンディング
    マシン。
  7. 【請求項7】 前記変位手段は、前記除塵ブラシの支軸
    に偏心軸を設け、この偏心軸を中心として前記支軸を偏
    心回転させることで前記除塵ブラシを前記サンディング
    ロールに接近させる構成とされていることを特徴とする
    請求項1記載のサンディングマシン。
  8. 【請求項8】 前記サンディングロールによる前記ワー
    クへの研削領域に対し、前記除塵ブラシが前記サンディ
    ングロールの回転方向先方に配置され、その除塵ブラシ
    に対して前記サンディングロールの回転方向先方の位置
    には、前記サンディングロールの表面にエアを吹き付け
    るエアクリーナが配置されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項7のいずれかに記載のサンディングマシ
    ン。
  9. 【請求項9】 前記サンディングロールによる前記ワー
    クへの研削領域に対して前記サンディングロールの回転
    方向先方の位置には、前記サンディングロールの表面に
    エアを吹き付けるエアクリーナが配置され、このエアク
    リーナに対して前記サンディングロールの回転方向先方
    の位置に前記除塵ブラシが配置されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のサンディ
    ングマシン。
  10. 【請求項10】 前記除塵ブラシは、前記サンディング
    ロールによる前記ワークへの研削領域に対して前記サン
    ディングロールの回転方向後方直近の位置であって、前
    記ワークの搬送領域側へ開放された空間に配置されてい
    ることを特徴とする請求項9記載のサンディングマシ
    ン。
  11. 【請求項11】 前記エアクリーナは、前記サンディン
    グロールの軸方向への往復移動を可能とされていること
    を特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
    のサンディングマシン。
  12. 【請求項12】 前記サンディングロールによる研削領
    域へ搬送される前記ワークの位置を検出するセンサが設
    けられ、このセンサからの検知信号に基づいて前記サン
    ディングロールが前記ワーク及び前記除塵ブラシに対し
    て接離するように変位する構成としたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のサンディン
    グマシン。
  13. 【請求項13】 前記サンディングロールによる研削領
    域へ搬送される前記ワークの位置を検出するセンサが設
    けられ、このセンサからの検知信号に基づいて前記除塵
    ブラシが前記サンディングロールに対して接離するよう
    に変位する構成としたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項12のいずれかに記載のサンディングマシン。
  14. 【請求項14】 前記サンディングロールを前記ワーク
    側へ付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のサンディ
    ングマシン。
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