JP2001238411A - ブラシ付きdcモータ - Google Patents

ブラシ付きdcモータ

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JP2001238411A
JP2001238411A JP2000044133A JP2000044133A JP2001238411A JP 2001238411 A JP2001238411 A JP 2001238411A JP 2000044133 A JP2000044133 A JP 2000044133A JP 2000044133 A JP2000044133 A JP 2000044133A JP 2001238411 A JP2001238411 A JP 2001238411A
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terminal
terminal plate
inner end
brush
motor
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JP2000044133A
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English (en)
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Hiroaki Kondo
浩章 近藤
Kenji Nagai
研二 永井
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Yamaha Motor Electronics Co Ltd
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Moric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータを保持するステータケースの一端に
取付けられるブラケットにロータの一端側を軸支し、こ
のブラケット内にロータの整流子に摺接する複数のブラ
シを保持するブラシホルダーを収容すると共に、このブ
ラケットを径方向に貫通するターミナル取付孔に電源接
続用のターミナルを圧入固定し、このターミナルの内端
をブラシに接続したブラシ付きDCモータにおいて、タ
ーミナルを回りにくくしてブラシの接続配線を傷めにく
くし、耐久性と信頼性を向上させる。 【解決手段】 ターミナルの内端に固着され一端がブラ
シホルダーに係接してその回転が規制される端子板を備
え、この端子板を介してターミナルをブラシに接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータケースに
固定した外部接続用ターミナルを有するエンジン始動用
モータなどのブラシ付きDCモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車や自動二輪車などの車両用エンジ
ンでは、エンジン始動用モータとしてブラシ付きDCモ
ータが広く用いられている。このモータは金属製のモー
タケースに半径方向に貫通するターミナル取付孔を形成
し、このターミナル取付孔にターミナルを圧入し固定し
ている。ここにターミナルは、絶縁材で作られたブロッ
クと、このブロックを貫通するターミナル板とで形成さ
れている。
【0003】このように絶縁材で作られたブロックをタ
ーミナル取付孔に圧入することにより、このブロックを
貫通するターミナル板をモータケースから電気的に絶縁
している。このターミナル板の内端すなわちモータケー
ス内の端は、整流子に摺接するブラシに接続されてい
る。この場合に、従来はターミナル板の内端に金属製の
端子板をはんだ付けにより固定し、この端子板にブラシ
の接続配線をはんだ付けしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エンジンのスタータ用
モータでは、エンジン始動時に大電流が流れるため、タ
ーミナル板の外端には、大電流を流すために厚い絶縁被
覆をした外部配線が接続される。この配線は通常太くて
可撓性が乏しいものである。一方ターミナルはブロック
をターミナル取付孔に圧入して固定している。
【0005】このためこのモータを取付けたエンジンを
車体に搭載した後、配線を行う際にはターミナルに大き
な力が加わり易い。ここに大きな力が加わると、ターミ
ナルのブロック外周がターミナル取付孔の内周面上で滑
り回り易い。ターミナルがまわるとその内端にハンダ付
けされたブラシの接続配線が引っ張られる。このためブ
ラシの接続配線を傷めるおそれがあるという問題があっ
た。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、ターミナルを回りにくくしてブラシの接続
配線を傷めにくくし、耐久性と信頼性を向上させること
ができるようにしたブラシ付きDCモータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【発明の構成】この発明によればこの目的は、ステータ
を保持するステータケースの一端に取付けられるブラケ
ットにロータの一端側を軸支し、このブラケット内に前
記ロータの整流子に摺接する複数のブラシを保持するブ
ラシホルダーを収容すると共に、このブラケットを径方
向に貫通するターミナル取付孔に電源接続用のターミナ
ルを圧入固定し、このターミナルの内端を前記ブラシに
接続したブラシ付きDCモータにおいて、前記ターミナ
ルの内端に固着され一端が前記ブラシホルダーに係接し
てその回転が規制される端子板を備え、この端子板を介
して前記ターミナルを前記ブラシに接続したことを特徴
とするブラシ付きDCモータにより達成される。
【0008】ここにターミナルは、絶縁材製のブロック
と、このブロックを貫通する板状のターミナル板とで形
成し、このターミナル板の内端を断面四角形(長方形を
含む)とする一方、端子板にはこのターミナル板の内端
が係入する長孔を形成しておき、この長孔にターミナル
板の内端を係入し、はんだ付けなどにより固着するのが
よい。
【0009】端子板に形成する長孔は、ブラシホルダー
に対向する端面に向って開く長溝状にしたり、ブラシホ
ルダーに対して略直交する方向に長くすれば、端子板を
ブラシホルダーに確実に当接させることができ都合がよ
い。長孔の幅や長さは、ターミナル板の内端が係入した
状態でターミナル板が端子板に対して回転できないよう
に設定するのがよい。端子板はブラシホルダーに接着剤
などで固着すれば、端子板およびこれに固着されるター
ミナル板の回転は一層確実に阻止される。このモータは
エンジンのスタータ用のブラシ付きDCモータに好適で
ある。
【0010】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様であるエンジン
のスタータ用モータを一部断面した側面図、図2は同じ
く正面図、図3は全ブラケットの内部を示す図、図4は
図3におけるIV-IV線断面図、図5はブラシホルダーの
正面図、図6は同じく側面図、図7はターミナル取付状
態を示す斜視図、図8はブラシホルダーの一部分解拡大
図である。
【0011】図1,2において、符号10は円筒状のス
テータケースであり、このステータケース10の内周面
には永久磁石からなるステータ(界磁、固定子)12が
接着剤により固定されている。このステータ12は複数
の磁極対となるように着磁されている。
【0012】ステータケース10の一端(後端)には後
ブラケット14が、他端(前端)には前ブラケット16
が被され、これらの両ブラケット14,16は内部にロ
ータ20や後記するターミナル60等を組付けた後にス
テータケース10の外側を通る2本の長ボルト18によ
りステータケース10に固定される。後ブラケット14
には車体側へ固定するための取付部14Aが一体に形成
されている。
【0013】ロータ20はロータ軸22上に固定された
ロータコア24に回転子巻線を巻いたものであり、回転
子巻線は整流子26に接続されている。ロータ軸22の
一端(後端)は後ブラケット14に軸受28で支持さ
れ、ロータ軸22の他端(前端)は前ブラケット16を
貫通し、この前ブラケット16に軸受30で支持されて
いる。なお図1,2で32はシール材である。
【0014】前ブラケット16の内部にはブラシホルダ
ー34が取付けられる。このブラシホルダー34は円盤
状で中央にロータ軸22が通る円孔を有する絶縁基板3
6と、この絶縁基板36に固定された4個のブラシ収納
箱38と、これらブラシ収納箱38内に収納されたブラ
シ40とを持つ。ブラシ収納箱38は図8に示すよう
に、金属板42と枠板44とを基板36に一体に固定し
たものである。すなわち枠板44は半径方向に両端が開
口するように略U字状に折曲され、金属板42に対向す
る端縁に突設した4個の爪46を金属板42および基板
36に貫通させ、基板36の裏側で爪46を折曲するこ
とによってこれらを一体化したものである。
【0015】金属板42には、コイルばねストッパ48
とコイルばね保持爪50とが、基板36に対して起立す
るように一体形成されている。コイルばね保持爪50に
はブラシ押さえ用のコイルばね52が装着される。すな
わちこのコイルばね52は、その中にばね保持爪50が
通るようにしてその一端52aをばねストッパ48に係
止させ、その他端52bを枠板44に形成した長窓54
内に臨ませたものである。ここに長窓54は基板36の
外周側が開いている。ブラシ40は図8に示すように、
基板36の中心側(ロータ軸22の中心軸側)から枠板
44内に挿入され、長窓54内に臨むコイルばね52の
他端52bを押圧する。
【0016】なお実際の組立にあたってはコイルばね5
2の他端52bは、枠板44に設けた長窓54の開いた
部分に設けた突起54a(図8)に掛け止めておき、こ
の状態でブラシ40を枠板44内に装填する。図3,
5,6はこのようにコイルばね52の他端52bを突起
54aに掛止めた状態を示している。そしてこの状態の
ブラシホルダー34を前ブラケット16内に固定する。
ブラシホルダー34は基板36を前ブラケット16内に
突設した支持足56(図4)に当接させて、2つのビス
58(図3)によって前ブラケット16に固定される。
なお、ブラシ40に固着した後記接続配線74は、枠板
44の上面に形成した切欠き44a(図3,5,8)か
ら外へ導かれ、後記端子板70およびビス58に接続さ
れる。
【0017】60はターミナルである。ターミナル60
は絶縁性の硬質樹脂などで作られたブロック62と、こ
のブロック62を貫通するターミナル板64とを持つ。
ブロック62は断面円形の圧入部62aとフランジ部6
2bとを持ち、圧入部62aは前ブラケット16を半径
方向に貫通するターミナル取付孔66に圧入されて固定
可能である。この時フランジ部62bはターミナル取付
孔66の外縁に密着する。なおターミナル取付孔66と
圧入部62aとの間にはOリング68が装着され、液密
にシールしている(図4)。
【0018】ターミナル板64は導電性の良い銅合金な
どの金属の厚板で作られ、ブロック62内を通りその内
端64aが前ブラケット16内に突出している。ここに
この内端64aはブラシホルダー34の基板36よりも
前ブラケット16の開口側に位置し、その断面は長方形
である(図7など参照)。またターミナル板64はその
広い面がロータ20の中心軸と平行となる向きにしてい
る。
【0019】このターミナル板64の内端64aには端
子板70がはんだ付けされる。この端子板70は図1,
4,7などから明らかなように、幅が狭く長い金属板に
その一端から長手方向に長い長溝72を形成したもので
ある。この長溝72の幅はターミナル板64の内端64
aの幅と略同一か僅かに広い。また長溝72の深さは、
ブラシホルダー34の基板36の表面から内端64aの
上縁(基板36の表面から遠い方の縁)までの距離より
も大きい。
【0020】端子板70は、この長溝72を内端64a
に係合させ、先端をブラシホルダー34の基板36に押
し付けた状態にして内端64aにはんだ付けされる。端
子板70の他端すなわち前ブラケット16の開口側の端
には、前記ブラシ40の接続配線74がはんだ付けされ
る。この実施態様では4つのブラシ40を持つから、対
向する2つのブラシ40をそれぞれ接続配線74でこの
端子板70に接続する。なお他の2つのブラシ40は、
前記したビス58(図3)、すなわちブラシホルダー3
4の基板36を前ブラケット16に固定するためのビス
58に接続配線76によって接続される(図3)。換言
すればボデーアースされる。
【0021】このようにブラシホルダー34を前ブラケ
ット16に組付け、ターミナル60およびブラシ40の
配線を行った後、ロータ20のロータ軸22を前ブラケ
ット16の軸受30に通す。そして整流子26をブラシ
ホルダー34の内側に位置させた状態で、コイルばね5
2の他端52bをブラシ40に当接させる。すなわち図
3,5に示すように、コイルばね52の他端52bはブ
ラシ収納箱38の枠板44の突起54aに係止させた状
態に保持しておき、この状態でロータ20を組付けた後
にこのコイルばね52の他端52bを枠板44の突起5
4aから解放し長窓54内に入れてブラシ40の端面
(整流子26から遠い端面)に係合させる。この結果ブ
ラシ40は、コイルばね52のトーションばね力によっ
て整流子26に押圧される。
【0022】このようにロータ20を前ブラケット16
に組付け、このロータ20をステータケース10内に入
れてロータ軸22の端を後ブラケット14の軸受28に
嵌入する。そして長ボルト18により前後のブラケット
14,16をステータケース10に締付け固定すればよ
い。そして最後にターミナル60のターミナル板64に
外部接続線78をビス止めし、このターミナル60にダ
ストカバー80を被せる(図1,2)。
【0023】この実施態様では、ターミナル60の内端
64aに固着する端子板70に、長孔の例として、ブラ
シホルダー34の基板36にほぼ垂直な長溝72を形成
した。このため長溝72にターミナル60の内端64a
を係入させたまま端子板70を基板36に押し付け、こ
の状態で端子板70を内端64aにはんだ付けすること
により、端子板70の端縁を基板36に強く押圧でき
る。従って端子板70およびこれと一体のターミナル板
64の回転が確実に規制され得る。
【0024】なお端子板70とブラシホルダー34の基
板36との接触部は、接着剤などで固定しておくのがよ
い。このようにすれば端子板70と基板36とが一体化
し、端子板70やターミナル60の回転は一層確実に防
止され得る。
【0025】
【他の実施態様】図9は他の実施態様を示す要部の斜視
図である。この実施態様は前記図1〜8に示した実施態
様に比較して、ターミナル60の内端64aに固着する
端子板70Aの形状を変えた点が異なる。
【0026】すなわちこの端子板70Aは長溝72に代
えて長孔72aとし、端子板70Aの先端縁(ブラシホ
ルダー34側の端縁)をフランジ状に折曲して折曲部7
0Aaとしたものである。図9では前記図7と同一部分
に同一符号を付したものでその説明は繰り返さない。
【0027】この実施態様によれば、端子板70Aの長
孔72aに断面長方形の内端64aを係合させるから、
ターミナル板64に回転力が加わっても長孔72Aが内
端64aによって押し開かれるおそれがなくなる。この
ためターミナル板64に加わる一層大きな回転力に耐え
ることができる。また端子板70Aは折曲部70Aaで
基板36に当接しているため端子板70Aの回転を規制
する効果が増大する。折曲部70Aaは基板36に接着
剤などで固着すれば効果は一層増大する。
【0028】
【他の実施態様】図10は他の実施態様の要部を示す斜
視図である。この実施態様はターミナル60の取付け角
度を変更したものである。すなわち前記図1〜9の実施
態様はターミナル板64をロータ20の軸方向と平行に
したものであるが、この図10の実施態様はターミナル
板64をロータ20の軸方向に対し直交する向きにした
ものである。
【0029】従ってこの図10に示す端子板70Bの内
端64aは、その断面の長辺が基板36と平行になる。
そこでこの端子板70Bにはターミナル60の内端64
aが係入する長溝72Bを基板36と平行に形成した。
なおこの端子板70Bには基板36に当接する折曲部7
0Baを形成した。
【0030】ここに長溝72Bの位置は、端子64aと
基板36の距離を考慮して設定される。すなわち端子板
70Bを基板36に押圧した状態でこの長溝72Bが内
端64aに係合するように、長溝72Bの位置を決め
る。この端子板70Bは、折曲部70Baを基板36に
押圧させて長溝72Bを内端64aに係合させ、この状
態で端子板70Bを内端64aにはんだ付けする。なお
折曲部70Baは基板36に当接させるだけでもよい
が、接着剤で固着するのが望ましい。
【0031】この実施態様によれば、端子板70Bの折
曲部70Baと長溝72Bをそれぞれ基板36と内端6
4aに係合させた状態で端子板70Bに保持され得るか
ら、端子板70Bを内端64aとのはんだ付け作業が容
易になる。
【0032】
【他の実施態様】図11は他の実施態様の要部分解斜視
図である。この実施態様はターミナル60を図10と同
様な角度とし、端子板70Cに折曲部70Caと長孔7
2Cを形成したものである。
【0033】ここにターミナル60の内端64aには側
面に開く切欠き74Cを形成する一方、端子板70Cの
長孔72Cは折曲部70Caまで延長させて内端64a
の先端部分が長孔72Cに係合するようにした。すなわ
ち長孔72Cは、端子板70Cを基板36に垂直方向に
接近させながら内端64を長孔72Cに係合させること
ができるようにした。
【0034】この実施態様によれば内端64aに形成し
た切欠き74Cに長孔72Cの縁を係合させることがで
き、端子板70Cと内端64aとの結合力を強くするこ
とができる。なお折曲部70Caは基板36に接着剤や
ビスなどで固着してもよいのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】この発明は以上のように、ターミナルの
内端に端子板を固着し、この端子板の縁をブラシホルダ
ーに係接させたものであるから、ターミナルの回転を規
制することができる。このためターミナルの内端に接続
されるブラシの接続配線を保護することができ、その耐
久性と信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施態様であるエンジンのスタータ用モータ
の一部断面側面図
【図2】同じく正面図
【図3】前ブラケットの内部を示す図
【図4】図3におけるIV-IV線断面図
【図5】ブラシホルダーの正面図
【図6】同じく側面図
【図7】ターミナル取付状態を示す斜視図
【図8】ブラシホルダーの一部分解斜視図
【図9】他の実施態様の要部斜視図
【図10】他の実施態様の要部斜視図
【図11】他の実施態様の要部分解斜視図
【符号の説明】
10 ステータケース 14 後ブラケット 16 前ブラケット 20 ロータ 26 整流子 34 ブラシホルダー 40 ブラシ 60 ターミナル 62 ブロック 64 ターミナル板 64a 内端 70、70A、70B、70C 端子板 72、72C 長溝(長孔) 72A、72B 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 BB05 CC02 CC06 CC07 EA02 EA07 EA13 EA16 EA21 EC01 EC02 EC04 EC08 EC18 GG06 5H613 AA02 AA03 BB04 BB15 BB27 GA12 GA17 GB01 GB02 GB09 GB13 KK05 KK08 PP03 5H623 AA10 BB03 BB07 GG13 GG22 HH01 JJ03 JJ06 LL06 LL14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータを保持するステータケースの一
    端に取付けられるブラケットにロータの一端側を軸支
    し、このブラケット内に前記ロータの整流子に摺接する
    複数のブラシを保持するブラシホルダーを収容すると共
    に、このブラケットを径方向に貫通するターミナル取付
    孔に電源接続用のターミナルを圧入固定し、このターミ
    ナルの内端を前記ブラシに接続したブラシ付きDCモー
    タにおいて、 前記ターミナルの内端に固着され一端が前記ブラシホル
    ダーに係接してその回転が規制される端子板を備え、こ
    の端子板を介して前記ターミナルを前記ブラシに接続し
    たことを特徴とするブラシ付きDCモータ。
  2. 【請求項2】 ターミナルは絶縁材で作られかつターミ
    ナル取付孔に嵌合するブロックと、このブロックを貫通
    する板状のターミナル板とで形成され、前記ターミナル
    板の内端が断面四角形とされる一方端子板にはこのター
    ミナル板の内端が係入する長孔が形成され、ターミナル
    板の内端と端子板とはハンダ付けされている請求項1の
    ブラシ付きDCモータ。
  3. 【請求項3】 長孔はブラシホルダーに対して略直交す
    る向きに長い請求項2のブラシ付きDCモータ。
  4. 【請求項4】 端子板はブラシホルダーに固着されてい
    る請求項1〜3のいずれかのブラシ付きDCモータ。
  5. 【請求項5】 モータはエンジンのスタータ用モータで
    ある請求項1〜4のいずれかのブラシ付きDCモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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