JP2001235312A - 電子写真印刷装置の用紙厚検出方法 - Google Patents
電子写真印刷装置の用紙厚検出方法Info
- Publication number
- JP2001235312A JP2001235312A JP2000049065A JP2000049065A JP2001235312A JP 2001235312 A JP2001235312 A JP 2001235312A JP 2000049065 A JP2000049065 A JP 2000049065A JP 2000049065 A JP2000049065 A JP 2000049065A JP 2001235312 A JP2001235312 A JP 2001235312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- thickness
- sheet
- sheet thickness
- printing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プレプリント紙を使用する場合でもプレプリン
ト印刷された用紙厚を誤検出することなく、用紙厚によ
ってプレヒータの温度を最適値に設定することが可能な
電子写真印刷装置の用紙厚検出方法を提供する。 【解決手段】印刷に先立ち用紙を用紙厚検出装置に対し
前後移動させ、用紙移動中の期間に用紙厚を検出する。
ト印刷された用紙厚を誤検出することなく、用紙厚によ
ってプレヒータの温度を最適値に設定することが可能な
電子写真印刷装置の用紙厚検出方法を提供する。 【解決手段】印刷に先立ち用紙を用紙厚検出装置に対し
前後移動させ、用紙移動中の期間に用紙厚を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真印刷装置の
用紙厚検出方法に関するものである。
用紙厚検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】はじめに電子写真印刷装置の印刷プロセ
スの概要を図2を用いて説明する。図2において、1は
印刷装置であるレーザビームプリンタであり、そのコン
トローラ2からの印刷動作開始信号に基づいて感光ドラ
ム3が矢印方向に回転を始める。感光ドラム3は、レー
ザビームプリンタ1の印刷速度に相当する速度で回転
し、印刷動作が終了するまで回転を続ける。感光ドラム
3が回転を開始すると、コロナ帯電器4に高電圧が印加
され、感光ドラム3表面に例えば正の電荷が均一に帯電
される。
スの概要を図2を用いて説明する。図2において、1は
印刷装置であるレーザビームプリンタであり、そのコン
トローラ2からの印刷動作開始信号に基づいて感光ドラ
ム3が矢印方向に回転を始める。感光ドラム3は、レー
ザビームプリンタ1の印刷速度に相当する速度で回転
し、印刷動作が終了するまで回転を続ける。感光ドラム
3が回転を開始すると、コロナ帯電器4に高電圧が印加
され、感光ドラム3表面に例えば正の電荷が均一に帯電
される。
【0003】回転多面鏡5は、レーザビームプリンタ1
に電源が投入されると直ちに回転を開始し、電源が投入
されている間、高精度に定速回転が維持される。半導体
レーザや発光ダイオードなどで構成された光源6から出
力したレーザビームは、回転多面鏡5で反射し、fθレ
ンズ7を通じて感光ドラム3上を走査しながら照射す
る。
に電源が投入されると直ちに回転を開始し、電源が投入
されている間、高精度に定速回転が維持される。半導体
レーザや発光ダイオードなどで構成された光源6から出
力したレーザビームは、回転多面鏡5で反射し、fθレ
ンズ7を通じて感光ドラム3上を走査しながら照射す
る。
【0004】ドットイメージに変換された文字データや
図形データがレーザビームのオン/オフ信号としてコン
トローラ2からレーザビームプリンタ1に送られると、
感光ドラム3の表面にレーザビームが照射される部分と
照射されない部分とが形成され、いわゆる静電潜像が形
成される。この静電潜像を保持した感光ドラム領域が現
像装置8と対向する位置に到達すると、静電潜像にトナ
ーが供給され、レーザビームの照射により感光ドラム3
上の電荷が消失した部分に、例えば正電荷に帯電したト
ナーが静電気により吸引されて感光ドラム3上にトナー
像が形成される。
図形データがレーザビームのオン/オフ信号としてコン
トローラ2からレーザビームプリンタ1に送られると、
感光ドラム3の表面にレーザビームが照射される部分と
照射されない部分とが形成され、いわゆる静電潜像が形
成される。この静電潜像を保持した感光ドラム領域が現
像装置8と対向する位置に到達すると、静電潜像にトナ
ーが供給され、レーザビームの照射により感光ドラム3
上の電荷が消失した部分に、例えば正電荷に帯電したト
ナーが静電気により吸引されて感光ドラム3上にトナー
像が形成される。
【0005】用紙ホッパ9に収納された連続した用紙1
0は、用紙搬送トラクタ11によって、感光ドラム3上
に形成された印刷データのトナー像が転写位置に到達す
るタイミングと同期させて、感光ドラム3と転写器12
の間に向けて搬送される。
0は、用紙搬送トラクタ11によって、感光ドラム3上
に形成された印刷データのトナー像が転写位置に到達す
るタイミングと同期させて、感光ドラム3と転写器12
の間に向けて搬送される。
【0006】感光ドラム3上に形成されたトナー像は、
用紙10の背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する
転写器12の作用によって用紙10上に吸引される。
用紙10の背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する
転写器12の作用によって用紙10上に吸引される。
【0007】このようにして、用紙ホッパ9にセットさ
れていた用紙10は、用紙搬送トラクタ11、転写器1
2、用紙搬送トラクタ11およびバッファプレート24
を経て定着装置15に搬送される。定着装置15に到達
した用紙10は、プレヒータ13で予熱された後、ヒー
タランプ25を備えた加熱ローラ14と加圧ローラ15
からなる一対の定着ローラによって形成されるニップ部
によって加熱加圧されながら挟持搬送され、トナー像が
用紙10に溶融定着される。
れていた用紙10は、用紙搬送トラクタ11、転写器1
2、用紙搬送トラクタ11およびバッファプレート24
を経て定着装置15に搬送される。定着装置15に到達
した用紙10は、プレヒータ13で予熱された後、ヒー
タランプ25を備えた加熱ローラ14と加圧ローラ15
からなる一対の定着ローラによって形成されるニップ部
によって加熱加圧されながら挟持搬送され、トナー像が
用紙10に溶融定着される。
【0008】加熱ローラ14と加圧ローラ15によって
送り出されてきた用紙10は、用紙送出しローラ16に
よってスタッカテーブル19側へ送り出されるととも
に、スイングフィン17の揺動動作によってミシン目に
沿って交互に折り分けられ、さらに、回転するパドル1
8で折りたたみ状態が整えられながら、スタッカテーブ
ル19上に積み重ねられて行く。感光ドラム3の転写位
置を通過した領域は、清掃装置20で清掃され、次の印
刷動作に備えられる。
送り出されてきた用紙10は、用紙送出しローラ16に
よってスタッカテーブル19側へ送り出されるととも
に、スイングフィン17の揺動動作によってミシン目に
沿って交互に折り分けられ、さらに、回転するパドル1
8で折りたたみ状態が整えられながら、スタッカテーブ
ル19上に積み重ねられて行く。感光ドラム3の転写位
置を通過した領域は、清掃装置20で清掃され、次の印
刷動作に備えられる。
【0009】なお、図2において、23は印刷動作中の
レーザビームプリンタ1の状態に基づく情報を表示した
りする表示画面である。また、上述のバッファプレート
24は、用紙搬送トラクタ11および定着ローラ14,
15間で用紙搬送速度差が生じた場合に、用紙10に発
生するたるみ、あるいは張りを吸収するためのものであ
る。
レーザビームプリンタ1の状態に基づく情報を表示した
りする表示画面である。また、上述のバッファプレート
24は、用紙搬送トラクタ11および定着ローラ14,
15間で用紙搬送速度差が生じた場合に、用紙10に発
生するたるみ、あるいは張りを吸収するためのものであ
る。
【0010】上記の電子写真装置のプレヒータ13の温
度は、用紙10の温度が定着強度を確保するのに必要な
温度になるように制御される。ところが用紙10の厚さ
によって、プレヒータ13の熱の用紙10への伝達効率
は異なる。このため、用紙厚によってプレヒータ13の
設定温度を変化させることが周知の技術として知られて
いる。したがって、電子写真装置において印刷している
用紙厚を正しく把握することは、印刷品質を確保する上
で重要である。
度は、用紙10の温度が定着強度を確保するのに必要な
温度になるように制御される。ところが用紙10の厚さ
によって、プレヒータ13の熱の用紙10への伝達効率
は異なる。このため、用紙厚によってプレヒータ13の
設定温度を変化させることが周知の技術として知られて
いる。したがって、電子写真装置において印刷している
用紙厚を正しく把握することは、印刷品質を確保する上
で重要である。
【0011】上記用紙厚を検出する手段としては、図3
のような非接触で光学式変位を検出する手段による用紙
厚検出装置が知られている。図3においては発光素子と
してLEDを配置し、受光素子としてホトトランジスタ
を配置している。発光素子と受光素子は印刷する用紙を
挟んで配置される。一般的に用紙厚により、光の透過量
が変化するため、光の透過量を検出することで用紙厚を
測定することができる。
のような非接触で光学式変位を検出する手段による用紙
厚検出装置が知られている。図3においては発光素子と
してLEDを配置し、受光素子としてホトトランジスタ
を配置している。発光素子と受光素子は印刷する用紙を
挟んで配置される。一般的に用紙厚により、光の透過量
が変化するため、光の透過量を検出することで用紙厚を
測定することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記方式により用紙厚
を検出した場合、次の問題がある。電子写真装置で使用
する印刷用紙には、あらかじめフォーマットが印刷され
たプレプリント紙が使用されることがある。プレプリン
ト紙の場合プレプリントの色によって、光の透過量が変
化し、用紙厚を誤検出する。また、印刷中に用紙厚を測
定して、測定データの平均により、用紙厚を測定する方
式の場合には、印刷開始初期での用紙厚測定データが不
確定である。
を検出した場合、次の問題がある。電子写真装置で使用
する印刷用紙には、あらかじめフォーマットが印刷され
たプレプリント紙が使用されることがある。プレプリン
ト紙の場合プレプリントの色によって、光の透過量が変
化し、用紙厚を誤検出する。また、印刷中に用紙厚を測
定して、測定データの平均により、用紙厚を測定する方
式の場合には、印刷開始初期での用紙厚測定データが不
確定である。
【0013】従って、本発明の目的は、プレプリント紙
を使用する場合であってもプレプリントの印刷で用紙厚
を誤検出することを防止し、用紙厚によってプレヒータ
の温度を最適値に設定することが可能な電子写真印刷装
置の用紙厚検出方法を提供することにある。
を使用する場合であってもプレプリントの印刷で用紙厚
を誤検出することを防止し、用紙厚によってプレヒータ
の温度を最適値に設定することが可能な電子写真印刷装
置の用紙厚検出方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、光の透過
量により用紙厚さを検出する用紙厚検出装置を、用紙搬
送路の適所に備えた電子写真印刷装置の用紙厚検出方法
において、印刷に先立ち用紙を前記用紙厚検出装置に対
し前後移動させ、用紙移動中の期間に用紙厚を検出する
ことにより達成される。
量により用紙厚さを検出する用紙厚検出装置を、用紙搬
送路の適所に備えた電子写真印刷装置の用紙厚検出方法
において、印刷に先立ち用紙を前記用紙厚検出装置に対
し前後移動させ、用紙移動中の期間に用紙厚を検出する
ことにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明となる用紙厚検出装
置での用紙厚検出方式を示すタイミングチャートを示
す。用紙厚を検出する装置部の被検出体である用紙10
は、トラクタ11により走行される。印刷開始前に、用
紙10はトラクタ11によって前後1インチ分駆動され
る。駆動中に検出された用紙厚データは図示されていな
いマイクロコンピュータによって演算処理される。
置での用紙厚検出方式を示すタイミングチャートを示
す。用紙厚を検出する装置部の被検出体である用紙10
は、トラクタ11により走行される。印刷開始前に、用
紙10はトラクタ11によって前後1インチ分駆動され
る。駆動中に検出された用紙厚データは図示されていな
いマイクロコンピュータによって演算処理される。
【0016】図4に用紙連量と受光素子22の出力の関
係を示す。また、図5に用紙10を走行させた時の受光
素子22の出力例を示す。マイクロコンピュータは、図
5のようなデータが入力されると、用紙連量Fのレベル
以下はプレプリントによる出力と判断し、それ以外のデ
ータ(図5における領域A以外)を平均化し、平均化後
のデータから用紙厚を算出する。
係を示す。また、図5に用紙10を走行させた時の受光
素子22の出力例を示す。マイクロコンピュータは、図
5のようなデータが入力されると、用紙連量Fのレベル
以下はプレプリントによる出力と判断し、それ以外のデ
ータ(図5における領域A以外)を平均化し、平均化後
のデータから用紙厚を算出する。
【0017】これにより、プレプリント紙を使用する場
合も、プレプリントの印刷で用紙厚検出誤差を少なくす
ることで、用紙厚を誤検出することを防止できる。
合も、プレプリントの印刷で用紙厚検出誤差を少なくす
ることで、用紙厚を誤検出することを防止できる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プレ
プリント紙を使用する場合でもプレプリントの印刷で用
紙厚を誤検出することを防止でき、用紙厚によってプレ
ヒータの温度を最適値に設定することができる。
プリント紙を使用する場合でもプレプリントの印刷で用
紙厚を誤検出することを防止でき、用紙厚によってプレ
ヒータの温度を最適値に設定することができる。
【図1】本発明の用紙厚検出装置の用紙厚検出タイミン
グチャート。
グチャート。
【図2】電子写真印刷装置の全体概略図。
【図3】非接触で光学式変位を検出する手段による用紙
厚検出装置の概略構成図。
厚検出装置の概略構成図。
【図4】用紙連量と受光素子の出力の関係を示す説明
図。
図。
【図5】用紙を走行させた時の受光素子の出力例を示す
説明図。
説明図。
10…用紙、21…発光素子(LED)、22…受光素
子(ホトトランジスタ)、28…用紙厚検出装置
子(ホトトランジスタ)、28…用紙厚検出装置
Claims (1)
- 【請求項1】光の透過量により用紙厚さを検出する用紙
厚検出装置を、用紙搬送路の適所に備えた電子写真印刷
装置の用紙厚検出方法において、印刷に先立ち用紙を前
記用紙厚検出装置に対し前後移動させ、用紙移動中の期
間に用紙厚を検出することを特徴とする電子写真印刷装
置の用紙厚検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049065A JP2001235312A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 電子写真印刷装置の用紙厚検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049065A JP2001235312A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 電子写真印刷装置の用紙厚検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001235312A true JP2001235312A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18571051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000049065A Pending JP2001235312A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 電子写真印刷装置の用紙厚検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001235312A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004091016A1 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Lg Chem Ltd. | Cathode active material comprising additive for improving overdischarge-performance and lithium secondary battery using the same |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049065A patent/JP2001235312A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004091016A1 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Lg Chem Ltd. | Cathode active material comprising additive for improving overdischarge-performance and lithium secondary battery using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7552995B2 (en) | Duplex printing system | |
JP4448246B2 (ja) | 印刷システムおよび印刷方法 | |
US6137989A (en) | Sensor array and method to correct top edge misregistration | |
JP3874256B2 (ja) | 両面印刷システムおよび方法 | |
US20030039496A1 (en) | Print system and registration control method at print start time of the print system | |
US9221637B2 (en) | Sheet conveyance mechanism, document conveyance apparatus and image forming apparatus including the same | |
JPH04277151A (ja) | シート材搬送装置 | |
JP4633508B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4032895B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2928221B1 (ja) | 画像形成装置および画像形成装置クリーニング方法 | |
JP2001235312A (ja) | 電子写真印刷装置の用紙厚検出方法 | |
JP4510416B2 (ja) | 印刷装置を含む印刷システム | |
JP2003266825A (ja) | タンデム印刷システム | |
JP2008165153A (ja) | 電子写真装置 | |
JP2005096081A5 (ja) | ||
JP2004238165A (ja) | 両面印刷装置におけるウェブ蛇行補正制御方式 | |
JP2582376B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3791600B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2006076169A (ja) | 印刷装置の画像位置合わせマーク検出装置 | |
JPH10293504A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5369562B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2000338816A (ja) | 印刷装置の定着装置 | |
JP2004233705A (ja) | 両面印刷システム | |
JP2005077651A (ja) | 電子写真装置の定着装置 | |
JP2001255763A (ja) | 電子写真装置の定着装置 |