JP2001235000A - リンク機構 - Google Patents

リンク機構

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JP2001235000A
JP2001235000A JP2000046791A JP2000046791A JP2001235000A JP 2001235000 A JP2001235000 A JP 2001235000A JP 2000046791 A JP2000046791 A JP 2000046791A JP 2000046791 A JP2000046791 A JP 2000046791A JP 2001235000 A JP2001235000 A JP 2001235000A
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Satoshi Mizutani
聡志 水谷
Kazufumi Yomo
四方  一史
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動リンク14と従動リンク16との間をロ
ッド15により連結し、このロッド15を介して駆動リ
ンク14の回転を従動リンク16に伝達するリンク機構
において、ロッド15の上下死点近傍位置でも駆動リン
ク14から従動リンク16へ回転を確実に伝達できるよ
うにする。 【解決手段】 駆動リンク14と従動リンク16との間
を連結するロッド15の中間支持部15cを摺動可能に
支持する支点部材29を備え、この支点部材29により
ロッド15の横方向の動きを規制する。これにより、ロ
ッド15の上下死点近傍位置でも、駆動リンク14から
ロッド15の一端15aに加わる運動成分をロッド15
の他端15bから従動リンク16に確実に伝達できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動手段の回転運
動を従動機器に伝達するためのリンク機構に関するもの
で、例えば、車両用空調装置の空気通路切替用ドアの駆
動機構に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置の空気通路切替用
ドアの駆動機構においては、図4に示すようなリンク機
構が用いられている。この図4のリンク機構は、駆動手
段であるサーボモータ12により回転駆動される駆動リ
ンク14と、空気通路切替用ドア側の従動リンク16と
の間を1本のロッド15により連結している。
【0003】これによると、サーボモータ12を従動リ
ンク16から離れた位置に配置することができ、サーボ
モータ12の設置スペースの確保が容易となる。また、
このことから、サーボモータ12をその制御装置(図示
せず)と一体的に設けることが可能となり、サーボモー
タ12と制御装置間の電気配線を廃止することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、駆
動リンク14と従動リンク16との間を1本のロッド1
5により単に連結しているだけであるので、ロッド15
の下死点近傍(図4(b)参照)では、ロッド15への
矢印b方向への押し下げ力がなくなって、駆動リンク1
4の回転力によりロッド15の一端15aに横方向dの
力が加わり、この結果、ロッド全体がそのままの姿勢で
横方向dに平行移動しようとする。
【0005】同様に、ロッド15の上死点近傍(図4
(d)参照)では、ロッド15への矢印f方向の押し上
げ力がなくなって、駆動リンク14の回転力によりロッ
ド15の一端15aに横方向gの力が加わり、この結
果、ロッド全体がそのままの姿勢で横方向gに平行移動
しようとする。
【0006】このため、ロッド15上下死点近傍では、
ロッド15から従動リンク16に回転方向の力を伝達す
ることができず、従動リンク16が回転しない状態が起
きる。この結果、リンク機構の設計上、駆動リンク14
から従動リンク16へ回転を伝達できる回転角範囲が制
限されるという不具合が生じる。
【0007】また、図4に示すように、駆動リンク14
から従動リンク16へ伝達される回転の方向が駆動リン
ク14の1回転(360°の回転)の間に、従動リンク
16の回転方向が正逆両方向k、mに反転するので、従
動リンク16を同一方向に連続回転させることができな
い。
【0008】そこで、このような不具合を解消するた
め、駆動リンク14と従動リンク16との間の連結ロッ
ド15を廃止して、駆動リンク14により従動リンク1
6を直接駆動するようにしたリンク機構も従来使用され
ているが、このリンク機構によると、駆動リンク14を
回転させるサーボモータ12の設置場所が必然的に従動
リンク16に隣接した場所となってしまう。
【0009】その結果、サーボモータ12の設置スペー
スの確保とリンク機構スペースの確保との両立に苦慮す
ることが多い。また、サーボモータ12を従動リンク1
6に隣接して設置するため、サーボモータ12を制御装
置から離れた場所に配置する必要が生じ、サーボモータ
12と制御装置間を接続する電気配線が新たに必要とな
り、コストアップを招く。
【0010】本発明は上記点に鑑みて、駆動リンクと従
動リンクとの間をロッドにより連結し、このロッドを介
して駆動リンクの回転を従動リンクに伝達するリンク機
構において、ロッドの上下死点近傍位置でも駆動リンク
から従動リンクへ回転を確実に伝達できるようにするこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜5記載の発明では、駆動リンク(14)
と従動リンク(16)との間を連結するロッド(15)
の中間支持部(15c)を摺動可能に支持する支点部材
(29)を備え、この支点部材(29)によりロッド
(15)の横方向の動きを規制するようにしたことを特
徴とする。
【0012】これにより、ロッド(15)の上下死点近
傍位置でも、ロッド(15)の横方向の動きがなくなる
ため、駆動リンク(14)からロッド(15)の一端
(15a)に加わる運動成分をロッド(15)の他端
(15b)から従動リンク(16)に確実に伝達して、
従動リンク(16)の回転を継続できる。
【0013】その結果、ロッド(15)の上下死点近傍
での回転不能という事態を防止して、伝達可能な回転角
範囲を拡大できるとともに、従動リンク(16)を何回
転でも連続回転させることが可能である。
【0014】しかも、駆動リンク(14)と従動リンク
(16)との間をロッド(15)により連結する構成で
あるから、駆動リンク(14)により従動リンク(1
6)を直接駆動するものに比して、駆動リンク(14)
の駆動手段を従動リンク(16)から離れた位置に配置
することができ、駆動手段の設置スペースの確保が容易
となる。また、このことから、駆動手段をモータ(1
2)で構成する場合には、その駆動用モータ(12)を
制御装置(13)と一体的に設けることが可能となり、
駆動用モータ(12)と制御装置間(13)の電気配線
を廃止することができる。
【0015】請求項2記載の発明のように、具体的に
は、駆動リンク(14)の回転中心(14a)と従動リ
ンク(16)の回転中心(17)とを結ぶ直線(A)と
ロッド(15)とが交差するようにして、ロッド(1
5)の両端部(15a、15b)を駆動リンク(14)
と従動リンク(16)に連結し、直線(A)とロッド
(15)とが交差する部位にてロッド(15)の中間支
持部(15c)を支点部材(29)により摺動可能に支
持する構成とする。
【0016】請求項3記載の発明のように、支点部材
(29)は具体的にはロッド(15)の中間支持部(1
5c)を幅方向の両側から挟み込むように支持する構成
とする。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項3におい
て、ロッド(15)の中間支持部(15c)は幅方向の
両側から円弧状に細くくびれた形状であり、支点部材
(29)は中間支持部(15c)の円弧状に対応した円
弧面を持つ形状に形成されていることを特徴とする。
【0018】これによると、支点部材(29)に対する
中間支持部(15c)の姿勢が変化しても、中間支持部
(15c)と支点部材(29)との間に常に所定の微小
隙間を保持して、駆動リンク(14)の回転をロッド
(15)を介して従動リンク(16)に円滑に伝達でき
る。
【0019】請求項5記載の発明のように、ロッド(1
5)の中間支持部(15c)に、ロッド(15)の長手
方向に沿って長穴状の嵌合部(15d)を形成し、支点
部材(29)を嵌合部(15d)内に嵌入されるピン形
状としてもよい。
【0020】これによると、ピン形状からなる形成の容
易な支点部材(29)を用いて、請求項1の作用効果を
発揮できる。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
5のいずれか1つに記載のリンク機構を備え、従動リン
ク(16)の回転運動により空気通路切替用ドアを開閉
させる車両用空調装置を特徴とする。
【0022】これにより、車両用空調装置の空気通路切
替用ドアの駆動用リンク機構において、請求項1ないし
5の作用効果を発揮できる。
【0023】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態によるリンク機構を適用した車両用空調装置の側面
図で、図2は第1実施形態によるリンク機構の作用説明
図である。
【0025】図1において、空調装置10は空調空気の
通路を構成するケース11を有している。このケース1
1は本例では樹脂製であり、その内部に図示しない冷房
用熱交換器、暖房用熱交換器、温度調整機構、吹出モー
ド切替機構等を内蔵する。サーボモータ12は従動機器
の駆動手段をなすもので、通常は直流(DC)モータか
らなる。サーボモータ12は本例ではケース11の側面
上部に配置され、固定される。
【0026】統合電気制御装置13はサーボモータ12
に隣接配置され、ケース11の側面上部に固定される。
この統合電気制御装置13は空調制御機能の他に、他の
車載機器の制御機能とを統合するものであって、上記サ
ーボモータ12の駆動制御回路部等も内蔵している。こ
の統合電気制御装置13とサーボモータ12の互いのコ
ネクタ部を直接接続することにより、この両者12、1
3間を特別の電気配線なしで直接電気接続するようにな
っている。
【0027】駆動リンク14はサーボモータ12の出力
軸に一体に連結され、この出力軸を中心として図1の時
計方向aに回転する。駆動リンク14の先端部にはロッ
ド15の一端(上端)15aが回転可能に連結されてい
る。このロッド15の他端(下端)15bはケース11
の下端部近くまで斜めに延びて、第1従動リンク16に
回転可能に連結されている。
【0028】この第1従動リンク16は概略三角形状で
あり、ケース11に対して回転軸17により回転可能に
支持されている。第1従動リンク16には2つの連結ピ
ン18、19が備えられ、その一方の連結ピン18は第
1ドアレバー20のカム溝20aに摺動可能に嵌合さ
れ、第1ドアレバー20を回転軸21を中心として回転
させる。
【0029】また、他方の連結ピン19は第2従動リン
ク22のカム溝22aに摺動可能に嵌合され、第2従動
リンク22を回転軸23を中心として回転させる。第2
従動リンク22にも2つの連結ピン24a、24bが備
えられ、その一方の連結ピン24aは第2ドアレバー2
5のカム溝25aに摺動可能に嵌合され、第2ドアレバ
ー25を回転軸26を中心として回転させる。また、他
方の連結ピン24bは第3ドアレバー27のカム溝27
aに摺動可能に嵌合され、第3ドアレバー27を回転軸
28を中心として回転させる。
【0030】なお、本例では、第1ドアレバー20の回
転軸21にケース11内のフットドアを連結して、この
フットドアを開閉駆動するようになっている。また、第
2ドアレバー25の回転軸26にケース11内のフェイ
スドアを連結して、このフェイスドアを開閉駆動するよ
うになっている。また、第3ドアレバー27の回転軸2
8にケース11内のデフロスタドアを連結して、このデ
フロスタドアを開閉駆動するようになっている。
【0031】次に、本発明の特徴とする、ロッド15に
よるリンク連結構成を詳述すると、ロッド15の長手方
向の中間には幅方向両側から緩やかな円弧形状で細くく
びれた中間支持部15cが形成してある。そして、この
中間支持部15cの幅方向両側に支点部材29が設けて
ある。この支点部材29はロッド15の中間支持部15
cを摺動可能に支持することにより、ロッド15が横方
向(すなわち、ロッド長手方向と交差する方向)へ動く
ことを規制するものである。
【0032】このため、本例では支点部材29はロッド
15の中間支持部15cを幅方向両側から挟み込むよう
にケース11の外表面に配置されている。より具体的に
は、支点部材29はケース11の外表面に樹脂により一
体成形されたリブ状の部材であり、ロッド15の中間支
持部15cの幅方向両側に、中間支持部15cの円弧状
に対応した円弧面を持つ形状に突き出すようになってい
る。なお、図1では金属製のロッド15を例示している
が、もちろんロッド15を樹脂製とすることも可能であ
る。
【0033】図2は上記第1実施形態のロッド15によ
るリンク連結構成を模式的に示すもので、図2(a)、
(c)に示すように、ロッド15が上死点および下死点
の中間域に位置しているときには、駆動リンク14の回
転中心14aと第1従動リンク16の回転中心(回転軸
17)とを結ぶ直線Aに対してロッド15が斜めに交差
する状態で、ロッド15の両端部15a、15bが駆動
リンク14と従動リンク16に連結されている。
【0034】従って、ロッド15が上下死点の中間域に
位置しているときには、ロッド15の両端部15a、1
5bが上記直線Aに対して互いに左右反対側の領域に位
置することになる。
【0035】そして、上記直線Aとロッド15とが交差
する部分に中間支持部15cおよび支点部材29が形成
されている。このため、支点部材29は、ロッド15の
長手方向に対して駆動リンク14の回転半径R1と第1
従動リンク16の回転半径R2との比により決まる位置
に設定されている。
【0036】次に、第1実施形態の作用を図2により説
明すると、図2(a)はロッド15が上死点および下死
点の中間域に位置している状態を示しており、サーボモ
ータ12の回転により駆動リンク14が矢印a方向(反
時計方向)に回転すると、ロッド15が矢印b方向に下
降する。これにより、第1従動リンク16が矢印c方向
(時計方向)に回転する。すなわち、第1従動リンク1
6は駆動リンク14と逆方向に回転する。
【0037】図2(b)は駆動リンク14の矢印a方向
への回転が継続されて、ロッド15が下死点に到達した
状態を示す。この状態ではロッド15の矢印b方向への
下降がなくなり、ロッド15の一端15aに矢印dのよ
うに横方向(ロッド長手方向と交差する方向)の力が作
用する。このとき、もし、従来技術(図4)のようにロ
ッド15の中間支持部15cの動き(横逃げ)を規制す
る支点部材29を設けていないと、上記横方向dの力に
よりロッド15全体がそのままの姿勢で横方向に平行移
動しようとするので、第1従動リンク16が回転しない
という事態が起こる。
【0038】これに反し、第1実施形態によると、ロッ
ド15の長手方向の中間支持部15cの幅方向両側に支
点部材29を設けて、ロッド15の中間支持部15cが
横方向へ動くことを支点部材29により規制しているか
ら、ロッド15の下死点近傍にてロッド15の一端15
aに横方向dの力が作用すると、中間支持部15cを支
点としてロッド15の他端15bには横方向eの力(横
方向dと反対方向の力)が作用する。これにより、第1
従動リンク16が矢印c方向(時計方向)への回転を継
続することができる。
【0039】図2(c)はロッド15が下死点から上死
点に向かう途中の状態を示し、このときはロッド15が
矢印fのように上昇し、これにより、第1従動リンク1
6が矢印c方向(時計方向)への回転を継続する。
【0040】図2(d)はロッド15が上死点に到達す
る直前の状態を示しており、ロッド15の一端15aに
矢印gのように横方向の力が作用する。このときも、ロ
ッド15の中間支持部15cが横方向へ動くことを支点
部材29により規制できるから、ロッド15の他端15
bには横方向hの力(横方向gと反対方向の力)を作用
させて、第1従動リンク16に矢印c方向(時計方向)
への回転を継続させることができる。
【0041】第1従動リンク16の回転方向は常に矢印
c方向一定であるから、駆動リンク14の回転により第
1従動リンク16を360°以上何回転でも同一方向に
連続回転させることができる。
【0042】ところで、ロッド15の中間支持部15c
は支点部材29に対して図2(b)、(d)の上下死点
近傍では垂直となり、図2(a)、(c)の上下死点中
間領域では斜めとなり、支点部材29に対する中間支持
部15cの姿勢が常に変化するが、中間支持部15cを
細くくびれた円弧形状とし、かつ、支点部材29を中間
支持部15cのくびれ形状に沿う円弧面を持つ形状に形
成しているから、上記姿勢の変化にかかわらず、中間支
持部15cと支点部材29との間に常に所定の微小隙間
を保持して、駆動リンク14の回転をロッド15を介し
て第1従動リンク16に円滑に伝達できる。
【0043】(第2実施形態)第1実施形態では、ロッ
ド15に細くくびれた円弧形状からなる中間支持部15
cを形成し、この中間支持部15cを幅方向の両側から
支点部材29により挟み込む構成としているが、第2実
施形態では図3に示すようにロッド15の中間支持部1
5cに、ロッド長手方向に沿って長穴状の嵌合部15d
を形成して、この嵌合部15d内にピン形状からなる支
点部材29を嵌入する構成としている。
【0044】ここで、支点部材29の外径より嵌合部1
5dの長穴幅寸法を微少量大きくすることにより、ロッ
ド15の中間支持部15cを支点部材29により摺動可
能に支持してロッド15の横方向への動きを支点部材2
9により規制することができる。
【0045】第2実施形態によると、支点部材29を単
純なピン形状で構成でき、第1実施形態に比して支点部
材29の形成が容易となる。なお、支点部材29は第1
実施形態と同様にケース11に樹脂により一体成形でき
る。また、ロッド15も樹脂成形により長穴状の嵌合部
15dを容易に形成できる。
【0046】なお、嵌合部15dはロッド15の板厚方
向に貫通する穴形状だけに限定されものではなく、ロッ
ド15の板厚方向を貫通しない溝形状であってもよい。
【0047】(他の実施形態)なお、上述の第1、第2
実施形態では、車両用空調装置のリンク機構について説
明したが、本発明は、車両用空調装置に限定されること
なく、種々な用途のリンク機構に広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の
側面図である。
【図2】第1実施形態によるリンク機構の作用説明図で
ある。
【図3】本発明の第2実施形態を示す車両用空調装置の
側面図である。
【図4】従来技術によるリンク機構の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
14…駆動リンク、15…ロッド、15c…中間支持
部、16…従動リンク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動リンク(14)と従動リンク(1
    6)との間をロッド(15)により連結し、前記ロッド
    (15)を介して前記駆動リンク(14)の回転を前記
    従動リンク(16)に伝達するリンク機構において、 前記ロッド(15)の中間支持部(15c)を摺動可能
    に支持することにより前記ロッド(15)の横方向の動
    きを規制する支点部材(29)を備えることを特徴とす
    るリンク機構。
  2. 【請求項2】 前記駆動リンク(14)の回転中心(1
    4a)と前記従動リンク(16)の回転中心(17)と
    を結ぶ直線(A)と前記ロッド(15)とが交差するよ
    うにして、前記ロッド(15)の両端部(15a、15
    b)を前記駆動リンク(14)と前記従動リンク(1
    6)に連結し、 前記直線(A)と前記ロッド(15)とが交差する部位
    にて前記ロッド(15)の中間支持部(15c)を前記
    支点部材(29)により摺動可能に支持することを特徴
    とする請求項1に記載のリンク機構。
  3. 【請求項3】 前記支点部材(29)は前記ロッド(1
    5)の中間支持部(15c)を幅方向の両側から挟み込
    むように支持することを特徴とする請求項1または2に
    記載のリンク機構。
  4. 【請求項4】 前記ロッド(15)の中間支持部(15
    c)は幅方向の両側から円弧状に細くくびれた形状であ
    り、 前記支点部材(29)は前記中間支持部(15c)の円
    弧状に対応した円弧面を持つ形状に形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載のリンク機構。
  5. 【請求項5】 前記ロッド(15)の中間支持部(15
    c)に、前記ロッド(15)の長手方向に沿って長穴状
    の嵌合部(15d)を形成し、 前記支点部材(29)を前記嵌合部(15d)内に嵌入
    されるピン形状としたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のリンク機構。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    のリンク機構を備え、前記従動リンク(16)の回転運
    動により空気通路切替用ドアを開閉させることを特徴と
    する車両用空調装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036856A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Calsonic Kansei Corp 車両用の空気調和ユニット
JP2018011448A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 Ckd株式会社 アクチュエータ
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