JPH0514883Y2 - - Google Patents

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JPH0514883Y2
JPH0514883Y2 JP11274486U JP11274486U JPH0514883Y2 JP H0514883 Y2 JPH0514883 Y2 JP H0514883Y2 JP 11274486 U JP11274486 U JP 11274486U JP 11274486 U JP11274486 U JP 11274486U JP H0514883 Y2 JPH0514883 Y2 JP H0514883Y2
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JP
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door
lever
door shaft
shaft
casing
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JP11274486U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は自動車用空気調和装置を構成するケー
シングにドアを取付けるようにしたドアの取付構
造に関する。
(従来の技術) 自動車用空気調和装置は、空気の導入部である
インテークユニツトと、ここからの導入空気をエ
バポレータにより冷却するクーラユニツトと、冷
却された空気を所定の量だけ加熱して車室内に所
望の温度の空気を吹出させるようにしたヒータユ
ニツトとを有している。これらのユニツトはそれ
ぞれケーシング内に収容されており、それぞれの
ケーシング内には空気流路が形成されており、内
部には風の流れの切換等をするためにダンパーと
も言われる種々のドアが取付けられている。
このようなドアをケーシングに取付けるための
ドアの取付構造としては、実開昭第60−170668号
公報に示されるようなものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来のドア取付構造では、
ドア軸とレバーないし操作リンクとの取付けが、
ビス等のねじ部材によるか、或いはレバーに突起
を形成し、この突起と係合する溝をドア軸に形成
して、これらの係合によつてドア軸に対してレバ
ーを固定するようにしているために、レバーのド
ア軸に対する軸方向の位置が加工誤差によつて所
定の位置とならないと、ドア軸が軸方向にガタな
いしずれを生じることとなる。また、ケーシング
に形成された軸受部の孔の内径とドア軸の直径と
にずれが生じると、ドア軸が径方向にガタないし
ずれを生じることとなる。このようにドア軸が軸
方向ないし径方向にずれを生じさせると、ドア軸
をレバーによつて回動させた場合に、レバーの作
動が確実にドア軸の回動となつて伝達されなくな
る。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなさた
ものであり、ケーシングないしドアじくの加工誤
差に対して容易に調整させてレバーを取付けるこ
とができ、ドアの回動を円滑かつ容易になし得る
ようにすることを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するための本考案は、ケーシ
ング内に形成された空気流路中で回動自在となつ
たドアを、前記ケーシングに両端が支持されたド
ア軸に固着してなるドアの取付構造において、前
記ドア軸のうち前記ケーシングからこれの外部に
突出する端部に嵌合されて前記ドア軸を駆動する
レバーに、前記ドア軸が嵌合する嵌合孔を形成
し、前記ケーシングに形成されて前記ドア軸を支
持する軸受部と接触するテーパー部を前記レバー
に形成し、前記ドア軸に形成されたねじ孔に螺合
されて前記レバーを前記ドア軸に固定するねじ部
材が貫通する孔を前記ドア軸に沿う方向の長径を
有する長孔に形成してなるドア取付構造である。
(作用) ドア軸に対してレバーを嵌合させ、このレバー
をドア軸に対してねじ部材により固定する際にレ
バーをドア軸に対して所定の軸方向位置に設定す
ると、テーパー部と軸受部との接触によりドア軸
をこれの径方向と軸方向とに所望の位置に位置決
めすることができることとなる。これにより、レ
バーを用いてドアを回動させる際にレバーの回動
ストロークに対して所定の位置にドアを回動させ
ることができる。
(実施例) 以下、第1,2図に示す本考案の一実施例につ
いて説明する。図中においては、内部に空気流路
1が形成されたケーシングの一部分を符号2で示
してある。
このケーシング2に回動自在に支持されるドア
3は、ドア軸4に固着されている。このドア軸4
の一端部4aはドア軸4の中央部と同一の直径と
なつており、この一端部4aはケーシング2に形
成されてこの一端部4aよりも僅かに大径となつ
た嵌合孔5を有する軸受部6に嵌合するようにな
つている。
ドア軸4の他端部4bも前記一端部4aと同様
の直径となつており、ケーシング2に形成された
軸受部7に支持されるようになつており、前記一
端部よりも長くケーシング2の外部に突出するよ
うになつている。この他端部4bには軸部8と作
動部9とからなるレバー10が嵌合するようにな
つており、このレバー10の軸部8には前記ドア
軸4が嵌合する嵌合孔11が形成されている。ま
た、作動部9にはその先端にピン12が設けら
れ、このピン12の部分にワイヤーケーブル等を
取付けてレバー10が作動するようになつてい
る。
レバー10の軸部にはケーシング2の軸受部7
と接触するテーパー部13が形成されている。更
に、このレバー10をドア軸4に対して固定する
ためのねじ部材14が螺合するねじ孔15を、前
記ドア軸4の他端部に形成すると共に、このねじ
部材14を前記ねじ孔15に螺合させる際に貫通
する長孔16が前記レバー10の軸部8に形成さ
れている。しかも、この長孔16は図示するよう
にドア軸4の軸方向に沿う方向の長径を有してい
る。
上述したようなドア構造を有する自動車用空気
調和装置のユニツトケーシングを組立てるには、
ドア軸4の一端部4aを軸受部6に嵌合させ、他
端部4bを他方の軸受部7に嵌合させた状態の下
で、レバー10をその軸部8の部分でドア軸4に
対して嵌合させる。このときに、ドア軸4と軸受
部7の内径との間に隙間が発生したとしても、レ
バー10のテーパー部13にこの軸受部7の外側
端面を接触させることで、ドア軸4と軸受部7と
の間にはガタが発生しなくなる。このためには、
レバー10をドア軸4の軸方向に移動させ、所定
の位置でねじ部材15を用いてレバー10を固定
させる。
このように、レバー10の位置をドア軸4の所
定の位置に設定することによつて、ドア軸4のケ
ーシング2に対する位置も位置決めされることと
なる。これにより、レバー10を作動させてドア
軸4を介してドア3を回動させる際にドア3は円
滑かつ容易に回動することとなり、レバー10の
回動ストロークに対して所定の位置にドア3が回
動することとなる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、ケーシング内
に形成された空気流路中で回動自在となつたドア
を、前記ケーシングに両端が支持されたドア軸に
固着してなるドアの取付構造において、前記ドア
軸のうち前記ケーシングからこれの外部に突出す
る端部に嵌合されて前記ドア軸を駆動するレバー
に、前記ドア軸が嵌合する嵌合孔を形成し、前記
ケーシングに形成されて前記ドア軸を支持する軸
受部と接触するテーパー部を前記レバーに形成
し、前記ドア軸に形成されたねじ孔に螺合されて
前記レバーを前記ドア軸に固定するねじ部材が貫
通する孔を前記ドア軸に沿う方向の長径を有する
長孔に形成したので、レバーをドア軸に対して嵌
合させるだけで、ドア軸をケーシングの軸受部に
対して所定の径方向位置と軸方向位置に設定して
ケーシングに取付けることができ、レバーを介し
てドアを回動させる際にドアは円滑に回動させる
とこができる共にレバーの回動ストロークに対す
るドアの回動ストロークを所定の位置に設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るドアの取付け
構造を示す断面図、第2図はレバーを示す斜視図
である。 1……空気流路、2……ケーシング、3……ド
ア、4……ドア軸、7……軸受部、8……軸部、
9……作動部、10……レバー、13……テーパ
ー部、14……ねじ部材、16……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング2内に形成された空気流路1中で回
    動自在となつたドア3を、前記ケーシング2に両
    端が支持されたドア軸4に固着してなるドアの取
    付構造において、前記ドア軸4のうち前記ケーシ
    ング2からこれの外部に突出する端部4aに嵌合
    されて前記ドア軸4を駆動するレバー10に、前
    記ドア軸4が嵌合する嵌合孔11を形成し、前記
    ケーシングに形成されて前記ドア軸4を支持する
    軸受部7と接触するテーパー部13を前記レバー
    10に形成し、前記ドア軸4に形成されたねじ孔
    15に螺合されて前記レバー10を前記ドア軸4
    に固定するねじ部材14が貫通する孔を前記ドア
    軸に沿う方向の長径を有する長孔16に形成して
    なるドア取付構造。
JP11274486U 1986-07-24 1986-07-24 Expired - Lifetime JPH0514883Y2 (ja)

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JP11274486U JPH0514883Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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JP11274486U JPH0514883Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6319415U JPS6319415U (ja) 1988-02-08
JPH0514883Y2 true JPH0514883Y2 (ja) 1993-04-20

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JPS6319415U (ja) 1988-02-08

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