JP2001234059A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】(A)ポリアミド、ならびに(B)フェノールに不溶な有機物を含有し、リンに対する金属元素のモル比が1.3〜2.5であるアパタイト型化合物からなり、該有機物がアパタイト型化合物100重量部に対し0.5〜100重量部であるポリアミド複合体に、(C)(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物。
【請求項2】ポリアミド形成成分と、リンに対する金属元素のモル比が1.5〜2.0であるリン酸系金属化合物と非リン酸系金属化合物との混合物からなるアパタイト型化合物形成成分とを配合し、ポリアミドの重合反応およびアパタイト型化合物の合成反応を進行させて得られるポリアミド複合体に、(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物。
【請求項3】アパタイト型化合物が、平均粒子径にして0.001〜1μmであることを特徴とする請求項1あるいは2記載のポリアミド樹脂組成物。
【請求項4】アパタイト型化合物形成成分が、平均粒子径にして0.001〜10μmであることを特徴とする請求項2記載のポリアミド樹脂組成物。
【請求項5】 (A)ポリアミド100重量部に対して、(B)アパタイト型化合物0.5〜300重量部、(C)安定剤0.01〜20重量部であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のポリアミド樹脂組成物。
【請求項1】(A)ポリアミド、ならびに(B)フェノールに不溶な有機物を含有し、リンに対する金属元素のモル比が1.3〜2.5であるアパタイト型化合物からなり、該有機物がアパタイト型化合物100重量部に対し0.5〜100重量部であるポリアミド複合体に、(C)(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物。
【請求項2】ポリアミド形成成分と、リンに対する金属元素のモル比が1.5〜2.0であるリン酸系金属化合物と非リン酸系金属化合物との混合物からなるアパタイト型化合物形成成分とを配合し、ポリアミドの重合反応およびアパタイト型化合物の合成反応を進行させて得られるポリアミド複合体に、(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物。
【請求項3】アパタイト型化合物が、平均粒子径にして0.001〜1μmであることを特徴とする請求項1あるいは2記載のポリアミド樹脂組成物。
【請求項4】アパタイト型化合物形成成分が、平均粒子径にして0.001〜10μmであることを特徴とする請求項2記載のポリアミド樹脂組成物。
【請求項5】 (A)ポリアミド100重量部に対して、(B)アパタイト型化合物0.5〜300重量部、(C)安定剤0.01〜20重量部であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のポリアミド樹脂組成物。
すなわち本発明は、
(1)(A)ポリアミド、ならびに(B)フェノール溶媒に不溶な有機物を含有し、リンに対する金属元素のモル比が1.3〜2.5であるアパタイト型化合物からなり、該有機物がアパタイト型化合物100重量部に対し0.5〜100重量部であるポリアミド複合体に、(C)(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物、
(2)ポリアミド形成成分と、リンに対する金属元素のモル比が1.5〜2.0であるリン酸系金属化合物と非リン酸系金属化合物との混合物からなるアパタイト型化合物形成成分とを配合し、ポリアミドの重合反応およびアパタイト型化合物の合成反応を進行させて得られるポリアミド複合体に、(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物、
(1)(A)ポリアミド、ならびに(B)フェノール溶媒に不溶な有機物を含有し、リンに対する金属元素のモル比が1.3〜2.5であるアパタイト型化合物からなり、該有機物がアパタイト型化合物100重量部に対し0.5〜100重量部であるポリアミド複合体に、(C)(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物、
(2)ポリアミド形成成分と、リンに対する金属元素のモル比が1.5〜2.0であるリン酸系金属化合物と非リン酸系金属化合物との混合物からなるアパタイト型化合物形成成分とを配合し、ポリアミドの重合反応およびアパタイト型化合物の合成反応を進行させて得られるポリアミド複合体に、(a)フェノール系安定剤、(b)ホスファイト系安定剤、(c)ヒンダードアミン系安定剤、(d)トリアジン系安定剤、(e)イオウ系安定剤から選ばれる少なくとも1種の安定剤を配合してなるポリアミド樹脂組成物、
(3)アパタイト型化合物が、平均粒子径にして0.001〜1μmであることを特徴とする上記1あるいは2記載のポリアミド樹脂組成物、
(4)アパタイト型化合物形成成分が、平均粒子径にして0.001〜10μmであることを特徴とする上記2記載のポリアミド樹脂組成物、
(5)(A)ポリアミド100重量部に対して、(B)アパタイト型化合物0.5〜300重量部、(C)安定剤0.01〜20重量部であることを特徴とする上記1〜4記載のポリアミド樹脂組成物、
である。以下、本発明について詳細に説明する。
(4)アパタイト型化合物形成成分が、平均粒子径にして0.001〜10μmであることを特徴とする上記2記載のポリアミド樹脂組成物、
(5)(A)ポリアミド100重量部に対して、(B)アパタイト型化合物0.5〜300重量部、(C)安定剤0.01〜20重量部であることを特徴とする上記1〜4記載のポリアミド樹脂組成物、
である。以下、本発明について詳細に説明する。
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JP2000042920A JP4566316B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 安定性に優れるポリアミド樹脂組成物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000042920A JP4566316B2 (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 安定性に優れるポリアミド樹脂組成物 |
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