JP2005506430A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. （ｉ）主として飽和エラストマー炭化水素重合体ブロックである、少なくとも１つの重合体ブロックＢにより分離された、主として各々がポリ（モノビニル芳香族炭化水素）ブロックである、少なくとも２つの重合体ブロックＡを含み、ブロックＡは（ｉ）の５〜６０重量％を表わす熱可塑性ブロック共重合体、
   （ｉｉ）重合体ブロックＢおよび（ｉｉ）、（ｉｉｉ）、（ｖ）、および（ｖｉｉ）から選択されたそれと相容性のすべての化合物の合計重量に対して１０〜６０重量パーセントであり、熱可塑性ブロック共重合体（ｉ）の重量／重量で１．５倍未満の、
   重合性の一官能性化合物（Ｉ）または組成物（ＩＩ）が、１５．３〜１７．８（ＭＰａ）^１／２の範囲の溶解度パラメータ（標準ＩＳＢＮ ０−４７１−８１２４４．７に従った）を有する、
   重合体ブロックＢと相容性の、重合性の一官能性化合物（Ｉ）、または
   重合体ブロックＢと相容性であり、少なくとも１つの一官能性化合物（Ｉ）、および１つまたは複数の多官能性の硬化性化合物（ＩＩＩ）を、組成物（ＩＩ）の３０重量パーセントまで含む、重合性の官能性化合物の組成物（ＩＩ）、
   （ｉｉｉ）場合によって、成分（ｉｉ）１００重量部当たり１５重量部までの、少なくとも部分的に重合体ブロックＢおよび／または成分（ｉｉ）と相容性の開始剤、
   （ｉｖ）場合によって、ポリオレフィン重合体、
   （ｖ）場合によって、重合体ブロックＢ１００重量部当たり４００重量部までの、重合体ブロックＢと相容性で、重合体ブロックＡと非相容性の可塑剤、
   （ｖｉ）場合によって、重合体ブロックＡと相容性で、重合体ブロックＢと非相容性かまたは部分的にのみ相容性の芳香族樹脂、および
   （ｖｉｉ）場合によって、重合体ブロックＢ１００重量部当たり２００重量部までの、重合体ブロックＢと相容性で、末端ブロックＡとほとんど非相容性の粘着性付与樹脂
   を含んだ固体の硬化性重合体組成物。
2. 請求項１に記載の硬化性重合体組成物中に、重合体組成物の秩序無秩序転移温度未満の温度で重合する成分（ｉｉ）を含む硬化した重合体組成物を調製する方法。
3. 請求項１又は２に記載の硬化性重合体組成物を硬化させることにより得られる硬化した重合体組成物、および前述のものを含んだ物品。