JP2001233494A - シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2001233494A
JP2001233494A JP2000041789A JP2000041789A JP2001233494A JP 2001233494 A JP2001233494 A JP 2001233494A JP 2000041789 A JP2000041789 A JP 2000041789A JP 2000041789 A JP2000041789 A JP 2000041789A JP 2001233494 A JP2001233494 A JP 2001233494A
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roller
sheet
conveying
transport
speed
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JP2000041789A
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Kazuhide Kudo
和秀 工藤
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Canon Inc
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートにローラの跡や傷を付けることなくシ
ートを搬送することのできるシート搬送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 第1〜第3搬送ローラ2,5,9により
シートSを搬送している際には、第3搬送ローラ9の駆
動軸9aに設けられた第1駆動伝達手段により、第3搬
送ローラ9の搬送速度を、第3搬送ローラ9と第1及び
第2搬送ローラ2,5の搬送力の差によって第1又は第
2搬送ローラ2,5の搬送速度とする。また、第2及び
第3搬送ローラ5,9によりシートSを搬送している際
には、第2搬送ローラ5の駆動軸5aに設けられた第2
駆動伝達手段8により、第2搬送ローラ5の搬送速度
を、第3搬送ローラ9と第2搬送ローラ5の搬送力の差
によって第3搬送ローラ9の搬送速度とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置及
びこれを備えた画像形成装置に関し、特に第1〜第3搬
送ローラによりシートを搬送するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写装置、静電記録装
置、レーザビームプリンタ等の画像形成装置は、シート
を画像形成部に搬送すると共に、画像形成部にて画像が
形成された後のシートを排紙部に搬送するためのシート
搬送装置を備えている。
【0003】図7は、このような従来のシート搬送装置
の一例を示す図である。同図において、101はシート
搬送装置、102は第1搬送ローラであり、この第1搬
送ローラ102は回転軸102aを介して回転可能にシ
ート搬送装置101に設けられている。103は第1ピ
ニオンローラであり、この第1ピニオンローラ103は
回転軸103aを介して回転可能にシート搬送装置10
1に設けられると共に、不図示の加圧手段により第1搬
送ローラ102に圧接し、第1搬送ローラ102とニッ
プを形成している。
【0004】また、104は第1搬送ローラ102の回
転軸102aに固定された第1ギアであり、この第1ギ
ア104を不図示の駆動手段によって駆動して第1搬送
ローラ102を回転させると共に、第1ピニオンローラ
103を従動回転させることにより、シートSを矢印B
方向に搬送することができる。
【0005】105は第2搬送ローラ、106は第2ピ
ニオンローラ、107は第2ギアであり、これら第2搬
送ローラ105、第2ピニオンローラ106及び第2ギ
ア107は、第1搬送ローラ102、第1ピニオンロー
ラ103及び第1ギア104と同様の構成になってお
り、第2ギア107を不図示の駆動手段によって駆動し
て第2搬送ローラ102及び第2ピニオンローラ106
を回転させることにより、シートSを矢印B方向に搬送
することができる。
【0006】108は第3搬送ローラ、109は第3ピ
ニオンローラ、110は第3ギアであり、これら第3搬
送ローラ108、第3ピニオンローラ109及び第3ギ
ア110は、第1搬送ローラ102、第1ピニオンロー
ラ103及び第1ギア104と同様の構成になってお
り、第3ギア109を不図示の駆動手段によって駆動し
て第3搬送ローラ108及び第3ピニオンローラ109
を回転させることにより、シートSを矢印B方向に搬送
することができる。
【0007】ところで、このシート搬送装置101で
は、第1搬送ローラ102の搬送速度と第2搬送ローラ
105の搬送速度をほぼ等しくすると共に、スループッ
トを向上させるため第3搬送ローラ108の搬送速度
を、第1搬送ローラ102及び第2搬送ローラ105に
対して速い速度に設定している。
【0008】ここで、このように搬送速度が速い第3搬
送ローラ108にシートSが到達した場合、第3搬送ロ
ーラ108によりシートSが引き抜かれることのないよ
う第1搬送ローラ102の搬送力と第2搬送ローラ10
5の搬送力の和は、第3搬送ローラ108の搬送力より
も大きく設定されている。また、第3搬送ローラ108
の搬送力は第2搬送ローラ105の搬送カよりも大きく
設定されている。
【0009】そして、このように構成されたシート搬送
装置101において、シートSを搬送する際、矢印B方
向から搬送されてきたシートSは、まず第1搬送ローラ
102及び第2搬送ローラ105により矢印B方向に搬
送され、この後、第3搬送ローラ108へと導かれる
が、この時同図の破線で示したようにシートSは第1搬
送ローラ102、第2搬送ローラ105及び第3搬送ロ
ーラ108により同時に搬送される状態となる。
【0010】この状態のとき、既述したように第3搬送
ローラ108の搬送速度は、第1搬送ローラ102、第
2搬送ローラ105の搬送速度よりも速いので、シート
Sは第3搬送ローラ108により、矢印B方向に引っ張
られた状態になる。しかし、第3搬送ローラ108の搬
送力は、第1及び第2搬送ローラ102,105の搬送
力よりも小さいので、シートSは、第3搬送ローラ10
8の搬送速度ではなく、第1搬送ローラ102と第2搬
送ローラ105の搬送速度で搬送される。
【0011】次に、シートSの後端が第1搬送ローラ1
02と第1ピニオンローラ103とのニップを抜ける
と、シートSは第3搬送ローラ108と第2搬送ローラ
105により同時に搬送される状態となる。この状態の
とき、既述したように第3搬送ローラ108の搬送力は
第2搬送ローラ105の搬送力よりも大きいので、シー
トSは、第2搬送ローラ105と第2ピニオンローラ1
06のニップから引き抜かれる形で第3搬送ローラ10
8の搬送速度で搬送される。
【0012】一方、図8はこのような構成の3つの搬送
ローラを備えた構成の他のシート搬送装置の平面図、図
9はこのシート搬送装置を備えた画像形成装置の概略構
成を示す図である。
【0013】図8、図9において、111は画像形成装
置、112は再給紙装置であり、画像形成装置111に
矢印H方向から装着されるようになっている。113は
シートSを収納する給紙カセット、114は給紙カセッ
ト113に収納されたシートSを画像形成装置111内
に給紙する給紙ローラ、115、116は搬送ローラ、
117はプロセスカートリッジである。
【0014】また、118は定着装置であり、この定着
装置118は図7に示す第1搬送ローラ102に相当す
る定着ローラ119と、加圧ローラ120とを内蔵して
いる。なお、これら定着ローラ119及び加圧ローラ1
20は回転軸119a,120aを介して回転可能に定
着装置118に設けられている。また、加圧ローラ12
0は不図示の加圧手段により加圧されて定着ローラ11
9に圧接し、定着ローラ119とニップを形成してい
る。
【0015】121は定着ローラ119の回転軸119
aに固定された定着ローラ駆動ギアであり、この定着ロ
ーラ駆動ギア121に不図示の駆動手段によって駆動を
与えて定着ローラ119及び加圧ローラ120を回転さ
せることにより、シートSを画像形成装置111の下流
側へ搬送することができる。
【0016】122は図7に示す第2搬送ローラ105
に相当する定着排紙ローラ、123は定着排紙ピニオン
ローラであり、これら定着排紙ローラ122及び定着排
紙ピニオンローラ123は回転軸122a,123aを
介して回転可能に画像形成装置111に設けられてい
る。また、定着排紙ピニオンローラ123は不図示の加
圧手段により加圧されて定着排紙ローラ122に圧接
し、定着排紙ローラ122とニップを形成している。
【0017】124は定着排紙ローラ122の回転軸1
22aに固定された定着排紙ローラ駆動ギアであり、こ
の定着排紙ローラ駆動ギア124に不図示の駆動手段に
よって駆動を与えて定着排紙ローラ122及び定着排紙
ピニオンローラ123を回転させることにより、シート
Sを画像形成装置111の下流側へ搬送することができ
る。
【0018】125は図7に示す第3搬送ローラ108
に相当する反転ローラ、126は反転ピニオンローラで
あり、これら反転ローラ125及び反転ピニオンローラ
126は回転軸125a,126aを介して回転可能に
再給紙装置112に設けられている。また、反転ピニオ
ンローラ126は不図示の加圧手段により加圧されて反
転ローラ125に圧接し、反転ローラ125とニップを
形成している。
【0019】127は反転ローラ125の回転軸125
aに固定された反転ローラ駆動ギアであり、この反転ロ
ーラ駆動ギア127に不図示の駆動手段によって駆動を
与えて反転ローラ125及び反転ピニオンローラ126
を回転させることにより、シートSを画像形成装置11
1の下流側へ搬送することができる。
【0020】ここで、定着ローラ119の搬送速度と、
定着排紙ローラ122の搬送速度はほぼ等しく、反転ロ
ーラ125の搬送速度は、定着ローラ119、定着排紙
ローラ122の搬送速度に対して速い速度に設定されて
いる。さらに、反転ローラ125の搬送力は定着排紙ロ
ーラ122の搬送力よりも大きく、定着ローラ119の
搬送力と定着排紙ローラ122の搬送力の和は、反転ロ
ーラ125の搬送力よりも大きく設定されている。
【0021】即ち、定着ローラ119、定着排紙ローラ
122、反転ローラ125は、既述した図7に示す第1
搬送ローラ102、第2搬送ローラ105、第3搬送ロ
ーラ108と同様の関係にある。
【0022】一方、128はフラッパであり、このフラ
ッパ128は回動軸128aを支点として回動可能に画
像形成装置111内に設けられている。129は用紙ガ
イド、130は排紙ローラ、131は画像形成済のシー
トSを積載する排紙トレイ、132はレーザ光Lを走査
するスキャナユニット、133a〜133gは再給紙装
置112内に設置されたシートガイド、134は再給紙
装置112内に設置された再給紙ローラである。
【0023】次に、このような構成の画像形成装置11
1において、シートSの両面に画像を形成する場合につ
いて説明する。
【0024】この場合には、プリント動作が指示される
と、まず給紙ローラ114により給紙カセット113内
のシートSが1枚給紙され、給紙されたシートSは、既
知の画像形成プロセスにより、その表面(一面目)に画
像が形成された後、定着装置118により画像が定着さ
れる。この後、画像が定着されたシートSは、定着排紙
ローラ122により定着装置118から排出される。
【0025】ここで、このときフラッパ128は図中破
線で示した位置にあり、これにより定着装置118から
送り出されたシートSは、再給送装置112へと導か
れ、この後、シートガイド133a,133bにより反
転ローラ125へと案内される。
【0026】なお、シートSは、画像形成装置111内
においてはプロセススピードで搬送されるが、再給紙装
置112内においては所望のスループットを確保するた
めプロセススピードの2倍、3倍といった高速で搬送す
る必要がある。このため、既述したように反転ローラ1
25の搬送速度は、定着ローラ119、定着排紙ローラ
122の搬送速度よりも速い速度に設定されている。
【0027】次に、シートSの先端が反転ローラ125
と反転ピニオンローラ126とのニップに突入すると、
図9に示したようにシートSは、定着ローラ119、定
着排紙ローラ122及び反転ローラ125により同時に
搬送される状態となる。
【0028】ここで、反転ローラ125の搬送速度は、
定着ローラ119、定着排紙ローラ122の搬送速度よ
りも速いので、シートSは反転ローラ125により矢印
B方向に引っ張られた状態になるが、既述したように反
転ローラ125の搬送力は、定着ローラ119の搬送力
と定着排紙ローラ122の搬送力の和よりも小さいの
で、シートSは反転ローラ125の搬送速度ではなく、
定着ローラ119及び定着排紙ローラ122の搬送速度
で搬送される。
【0029】次に、シートSの後端が定着ローラ119
と加圧ローラ120とのニップを抜けたとき、シートS
は、反転ローラ125と定着排紙ローラ122により同
時に搬送される状態となる。このとき、既述したように
搬送ローラ125の搬送力は、定着排紙ローラ122の
搬送力よりも大きいので、シートSは定着排紙ローラ1
22と定着排紙ピニオンローラ123のニップから引き
抜かれる形で、反転ローラ125の搬送速度、即ちプロ
セススピードよりも速い速度で搬送される。
【0030】次に、シートSは反転ローラ125により
シートガイド133c,133dに案内されながら搬送
され、この後、後端がシートガイド133cを過ぎる
と、反転ローラ125が逆方向に回転し、この反転ロー
ラ125の逆回転によりシートSはシートガイド133
b,133eの間に送り込まれる。さらに、このシート
Sは、シートガイド133f,133gに案内されて再
給紙ローラ134へと送り込まれ、この後、再給紙ロー
ラ134により画像形成装置111内に反転した状態で
再び送り込まれる。
【0031】次に、このように反転した状態で画像形成
装置111に送り込まれたシートSは、搬送ローラ11
5により搬送され、表面(一面目)に対する画像形成の
場合と同じプロセスにより、画像が裏面(二面目)に形
成される。さらに定着装置118により、画像が定着さ
れたシートSは、定着排紙ローラ122により定着装置
118から排出される。なお、この時、フラッパ128
は図中実線で示す位置にあり、これによりシートSは、
シートガイド129の間を通り、排紙ローラ130によ
り排紙トレイ131上に排出される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
図7又は図9に示す従来のシート搬送装置において、シ
ートSは、第1搬送ローラ102(定着ローラ119)
と第1ピニオンローラ103(加圧ローラ120)のニ
ップを抜けた後に、第3搬送ローラ109(反転ローラ
125)により、第2搬送ローラ105(定着排紙ロー
ラ122)の搬送速度よりも速い速度で第2搬送ローラ
105(定着排紙ローラ122)と第2ピニオンローラ
106(定着排紙ピニオンローラ123)のニップから
引き抜かれるので、シートSと第2搬送ローラ105
(定着排紙ローラ122)との間に滑りが生じようにな
る。
【0033】そして、このように滑りが生じた場合、シ
ートSと第2搬送ローラ105(定着排紙ローラ12
2)とが擦れるようになり、これによりシートSの表面
に第2搬送ローラ105(定着排紙ローラ122)の跡
が付いたり、傷が残るといったトラブルが発生しやすい
という欠点があった。さらに、このローラ跡や傷がシー
トSの裏面に発生した場合、裏面に画像を形成する際、
画像形成が適切に行われない場合があるという欠点もあ
った。
【0034】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シートにローラの跡や傷を付ける
ことなくシートを搬送することのできるシート搬送装置
及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1搬送ロー
ラと、前記第1搬送ローラよりも下流側に配された第2
搬送ローラと、前記第2搬送ローラの下流側に配される
と共に前記第1及び第2搬送ローラのシート搬送速度よ
りも速いシート搬送速度を有する第3搬送ローラとを有
すると共に、前記第1搬送ローラの搬送力と前記第2搬
送ローラの搬送力の和は前記第3搬送ローラの搬送力よ
りも大きく、前記第2搬送ローラの搬送力は前記第3搬
送ローラの搬送力よりも小さくなるように構成されたシ
ート搬送装置であって、前記第3搬送ローラの駆動軸に
設けられると共に、前記第1、第2及び第3搬送ローラ
によりシートを搬送している際には前記第3搬送ローラ
と第1及び第2搬送ローラの搬送力の差により該第3搬
送ローラの搬送速度を前記第1又は第2搬送ローラの搬
送速度とする第1駆動伝達手段と、前記第2搬送ローラ
の駆動軸に設けられると共に、前記第2及び第3搬送ロ
ーラによりシートを搬送している際には前記第3搬送ロ
ーラと第2搬送ローラの搬送力の差により該第2搬送ロ
ーラの搬送速度を前記第3搬送ローラの搬送速度とする
第2駆動伝達手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0036】また本発明は、前記第1駆動伝達手段はト
ルクリミッタであり、前記第2駆動伝達手段はワンウェ
イクラッチであることを特徴とするものである。
【0037】また本発明は、シートに画像を形成する画
像形成部と、前記画像をシートに定着させる定着装置
と、前記画像が形成されたシートを再度前記画像形成部
に給紙する再給紙装置とを備えた画像形成装置におい
て、前記第1搬送ローラは前記定着装置に設けられた定
着ローラであり、前記第2搬送ローラは定着装置に設け
られた定着排紙ローラであり、前記第3搬送ローラは前
記再給紙装置に設けられた反転ローラであることを特徴
とするものである。
【0038】また本発明のように構成することにより、
第1搬送ローラと、第1搬送ローラよりも下流側に配さ
れた第2搬送ローラと、第2搬送ローラの下流側に配さ
れると共に第1及び第2搬送ローラのシート搬送速度よ
りも速いシート搬送速度を有する第3搬送ローラとによ
りシートを搬送する。そして、第1〜第3搬送ローラに
よりシートを搬送している際には、第3搬送ローラの駆
動軸に設けられた第1駆動伝達手段により、第3搬送ロ
ーラの搬送速度を、第3搬送ローラと第1及び第2搬送
ローラの搬送力の差によって第1又は第2搬送ローラの
搬送速度とする。また、第2及び第3搬送ローラにより
シートを搬送している際には、第2搬送ローラの駆動軸
に設けられた第2駆動伝達手段により、第2搬送ローラ
の搬送速度を、第3搬送ローラと第2搬送ローラの搬送
力の差によって第3搬送ローラの搬送速度とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0040】図1は本発明の第1の実施の形態に係るシ
ート搬送装置の側面図、図2はその上面図である。
【0041】図1、図2において、1はシート搬送装
置、2は第1搬送ローラであり、この第1搬送ローラ2
は回転軸2aを介して回転可能にシート搬送装置1に設
けられている。3は第1ピニオンローラであり、この第
1ピニオンローラ3は回転軸3aを介して回転可能にシ
ート搬送装置1に設けられると共に不図示の加圧手段に
より加圧されて第1搬送ローラ2に圧接し、第1搬送ロ
ーラ2とニップを形成している。4は第1搬送ローラ2
の回転軸2aに固定された第1ギアであり、この第1ギ
ア4を不図示の駆動手投によって矢印A方向に駆動して
第1搬送ローラ2及び第1ピニオンローラ3を回転させ
ることにより、シートSを矢印B方向に搬送することが
できる。
【0042】5は第2搬送ローラであり、この第2搬送
ローラ5は回転軸5aを介して回転可能にシート搬送装
置1に設けられている。6は第2ピニオンローラであ
り、この第2ピニオンローラ6は回転軸6aを介して回
転可能にシート搬送装置1に設けられると共に不図示の
加圧手投により加圧されて第2搬送ローラ5に圧接し、
第2搬送ローラ5とニップを形成している。なお、本実
施の形態においては、第1搬送ローラ2の搬送速度と、
第2搬送ローラ5の搬送速度はほぼ等しく設定されてい
る。
【0043】また、7は第2ギアであり、この第2ギア
7は第2駆動伝達手段であるワンウェイクラッチ8を介
して第2搬送ローラ5の駆動軸である回転軸5aと連結
している。
【0044】次に、このワンウェイクラッチ8の機能に
ついて、図3を用いて説明する。なお、同図は第2搬送
ローラ5と第2ピニオンローラ6とのニップに、シート
Sが挟持された状態を示したものであり、矢印C方向が
第2搬送ローラ5のシート搬送方向である。
【0045】ここで、このワンウェイクラッチ8は、第
2ギア7が矢印C方向に回転するときには第2搬送ロー
ラ5の回転軸5aとロックするようになっており、これ
により不図示の駆動手段により第2ギア7に矢印C方向
の駆動が与えられた場合、ワンウェイクラッチ8により
第2搬送ローラ5に駆動が伝達され、この結果第2搬送
ローラ5は第2ギア7の回転に伴って矢印C方向に回転
し、シートSを矢印B方向に搬送することができる。
【0046】一方、第2ギア7が矢印D方向に回転する
ときワンウェイクラッチ8は、回転軸5aに対してフリ
ーの状態となるようになっており、これにより第2搬送
ローラ5は、第2ギア7に拘束されることなく回転する
ことができる。
【0047】そして、このように構成されたワンウェイ
クラッチ8を設けることにより、第2搬送ローラ5によ
ってシートSを搬送している際、矢印E方向からシート
Sを第2搬送ローラ5の搬送速度よりも速い速度で引き
抜いた場合、第2搬送ローラ5は引き抜かれるシートS
に追従して回転するようになる。これにより、シートS
の表面と第2搬送ローラ5とが擦れることなくシートS
を容易に引き抜くことができ、シートSの表面にローラ
跡や傷が付くのを防ぐことができる。
【0048】一方、図1及び図2において、13〜18
は搬送ガイドであり、これら搬送ガイド13〜18は、
シートSを案内する機能を有するものである。
【0049】また、9は第3搬送ローラであり、この第
3搬送ローラ9は回転軸9aを介して回転可能にシート
搬送装置1に設けられている。10は第3ピニオンロー
ラであり、この第3ピニオンローラ10は回転軸10a
を介して回転可能にシート搬送装置1に設けられると共
に不図示の加圧手段により加圧されて第3搬送ローラ9
に圧接し、第3搬送ローラ9とニップを形成している。
【0050】なお、この第3搬送ローラ9の搬送速度
は、第1搬送ローラ2及び第2搬送ローラ5の搬送速度
よりも、速い速度に設定されている。また、この第3搬
送ローラ9と第1搬送ローラ2との間隔はシートSの搬
送方向の長さよりも短くなるように設定されており、こ
れによりシートSを第1〜第3搬送ローラ2,5,9に
より搬送することができるようになっている。
【0051】さらに、第1搬送ローラ2の搬送力と第2
搬送ローラ5の搬送力の和は、第3搬送ローラ9の搬送
力よりも大きく設定されている。また、第3搬送ローラ
9の搬送力は第2搬送ローラ5の搬送カよりも大きく設
定されている。なお、第1〜第3搬送ローラ2,5,9
の搬送力の大きさは、第1〜第3ピニオンローラ3,
6,10との圧接圧により調整されるものである。
【0052】11は第3ギアであり、この第3ギア11
は第1駆動伝達手段であるトルクリミッタ12を介して
第3搬送ローラ9の駆動軸である回転軸9aと連結して
いる。
【0053】次に、このトルクリミッタ12の機能につ
いて図4を用いて説明する。なお、同図は第3搬送ロー
ラ9と第3ピニオンローラ10とのニップに、シートS
が挟持された状態を示したものであり、矢印B方向がシ
ートSの搬送方向である。
【0054】ここで、このトルクリミッタ12は、不図
示の駆動手段により第3ギア11に矢印F方向の駆動が
与えられた場合には第3搬送ローラ9に駆動力を伝達し
て第3搬送ローラ9を回転させ、シートSを矢印B方向
に搬送するようになっている。
【0055】しかし、第3搬送ローラ9よりも上流側に
存在する第1搬送ローラ2及び第2搬送ローラ5と共に
シートSを搬送している場合、この第1及び第2搬送ロ
ーラ2,5の搬送速度は第3搬送ローラ9の搬送速度よ
りも遅く、また搬搬力の差により第3搬送ローラ9に矢
印G方向のトルクが発生する。そして、このトルクがあ
る一定以上の値になると、トルクリミッタ12の内部に
滑りが生じ、これにより第3搬送ローラ9は、例えば第
1搬送ローラ2の搬送速度と同じ速度で回転するように
なっている。
【0056】次に、このように構成されたシート搬送装
置1のシート搬送動作について説明する。
【0057】矢印B方向から搬送ガイド13,14によ
り案内されたシートSは、まず第1搬送ローラ2、第2
搬送ローラ5により搬送され、第3搬送ローラ9へと導
かれる。この時、シートSは第1搬送ローラ2、第2搬
送ローラ5及び第3搬送ローラ9に同時に搬送される状
態となり、この状態のとき既述したように第3搬送ロー
ラ9は、トルクリミッタ12の作用により第1搬送ロー
ラ2と同じ搬送速度で回転し、シートSは第1搬送ロー
ラ2の搬送速度で搬送される。
【0058】次に、シートSの後端が第1搬送ローラ2
のニップを抜けたとき、既述したように第2搬送ローラ
5は、ワンウェイクラッチ8の作用により第3搬送ロー
ラ9の搬送速度と同じ速度で回転するので、図4に示す
第3搬送ローラ9にかかる矢印G方向のトルクは、トル
クリミッタ12に滑りが生じるトルクよりも小さな値と
なる。これにより、第3ギア11と第3搬送ローラ9と
の回転数が等しくなり、シートSは、第1搬送ローラ
2、第2搬送ローラ5の搬送速度よりも速い速度で搬送
される。
【0059】このように、第1〜第3搬送ローラ2,
5,9によりシートSを搬送している際にはトルクリミ
ッタ12によって第3搬送ローラ9の搬送速度を第1搬
送ローラ2の搬送速度とし、第2及び第3搬送ローラ
5,9によりシートSを搬送している際にはワンウェイ
クラッチ8によって第2搬送ローラ5の搬送速度を第3
搬送ローラ9の搬送速度とすることにより、シートSを
第2搬送ローラ5との間で滑りやこすれが生じることな
く搬送することができる。この結果、シートSの表面に
第2搬送ローラ5の跡や傷等が発生するといったトラブ
ルを防ぐことができる。
【0060】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0061】図5は本実施の形態に係るシート搬送装置
を備えた画像形成装置の概略構成を示す図であり、図6
はシート搬送装置の上面図である。
【0062】図5、図6において、19は画像形成装
置、20は再給紙装置であり、画像形成装置19に矢印
H方向から装着されるようになっている。21はシート
Sを収納する給紙カセット、22は給紙カセット21に
収納されたシートSを画像形成装置19内に給紙する給
紙ローラ、23、24は搬送ローラ、25はプロセスカ
ートリッジである。
【0063】また、26は定着装置であり、この定着装
置26は定着ローラ27と、加圧ローラ28とを内蔵し
ている。なお、これら定着ローラ27及び加圧ローラ2
8は回転軸27a,28aを介して回転可能に画像形成
装置19に設けられている。また、加圧ローラ28は不
図示の加圧手段により加圧されて定着ローラ27に圧接
し、定着ローラ27とニップを形成している。
【0064】29は定着ローラ27の回転軸27aに固
定された定着ローラ駆動ギアであり、この定着ローラ駆
動ギア29に不図示の駆動手段によって駆動を与えて定
着ローラ27及び加圧ローラ28を回転させることによ
り、シートSを画像形成装置19の下流側へ搬送するこ
とができる。
【0065】30は定着排紙ローラ、31は定着排紙ピ
ニオンローラであり、これら定着排紙ローラ30及び定
着排紙ピニオンローラ31は回転軸30a,31aを介
して回転可能に画像形成装置19に設けられている。ま
た、定着排紙ピニオンローラ31は不図示の加圧手段に
より加圧されて定着排紙ローラ30に圧接し、定着排紙
ローラ30とニップを形成している。なお、定着ローラ
27の搬送速度と、定着排紙ローラ30の搬送速度はほ
ぼ等しく設定されている。
【0066】32は定着排紙ローラ駆動ギア、33はワ
ンウェイクラッチであり、定着排紙ローラ駆動ギア32
はワンウェイクラッチ33を介して定着排紙ローラ30
と連結している。ここで、定着排紙ローラ30、定着排
紙ピニオンローラ31、定着排紙ローラ駆動ギア32、
ワンウェイクラッチ33は、既述した第1の実施の形態
の第2搬送ローラ5、第2ピニオンローラ6、第2ギア
7及びワンウェイクラッチ8と同様の機能を有してい
る。
【0067】これにより、第1の実施の形態において説
明したように、定着排紙ローラ30によりシートSを搬
送している際に、定着排紙ローラ30よりも下流側から
シートSを定着排紙ローラ30の搬送速度よりも速い速
度で引き抜いた場合、定着排紙ローラ30とシートSの
間に滑りを生じることなく、シートSを容易に引き抜く
ことができる。
【0068】34は反転ローラ、35は反転ピニオンロ
ーラであり、これら反転ローラ34及び反転ピニオンロ
ーラ35は回転軸34a,35aを介して回転可能に画
像形成装置19に設けられている。なお、反転ピニオン
ローラ35は不図示の加圧手段により加圧されて反転ロ
ーラ34に圧接し、反転ローラ34とニップを形成して
いる。
【0069】36は反転ローラ駆動ギア、37はトルク
リミッタであり、反転ローラ駆動ギア36はトルクリミ
ッタ37を介して反転ローラ34と連結している。ここ
で、反転ローラ34、反転ピニオンローラ35、反転ロ
ーラ駆動ギア36、トルクリミッタ37は、第1の実施
の形態の第3搬送ローラ9、第3ピニオンローラ10、
第3ギア11及びトルクリミッタ12と同様の機能を有
している。
【0070】また、反転ローラ34の搬送速度は、定着
ローラ27及び定着排紙ローラ30の搬送速度よりも、
速い速度に設定されている。さらに、定着ローラ27の
搬送力と定着排紙ローラ30の搬送力の和は、反転ロー
ラ34の搬送力よりも大きく設定されている。また、反
転ローラ34の搬送力は定着排紙ローラ30の搬送カよ
りも大きく設定されている。
【0071】これにより、反転ローラ34、定着ローラ
27及び定着排紙ローラ30とによりシートSが同時に
搬送される場合には、既述した第1の実施の形態と同様
のトルクリミッタ37の作用により反転ローラ34の搬
送速度は、定着ローラ27と等しくなるようになってい
る。
【0072】一方、38はフラッパであり、このフラッ
パ38は回動軸38aを中心に回動可能に画像形成装置
19に設けられている。39はシートガイド、40は排
紙ローラ、41は画像形成済のシートSを積載する排紙
トレイ、42はレーザ光Lを走査するスキャナユニッ
ト、43a〜43gは再給紙装置20内に設置されたシ
ートガイド、44は再給紙装置20内に設置された再給
紙ローラである。
【0073】次に、このように構成された画像形成装置
19において、シートSの両面に画像を形成する場合に
ついて説明する。
【0074】この場合には、プリント動作が指示される
と、まず給紙ローラ22により給紙カセット21内のシ
ートSが1枚給紙され、給紙されたシートSは、既知の
印字プロセスにより、その表面(一面目)に画像が形成
された後、定着装置26により画像が定着される。この
後、画像が定着されたシートSは、定着排紙ローラ30
により、定着装置26から排出される。
【0075】ここで、このときフラッパ38は図中破線
で示した位置にあり、これにより定着装置26から送り
出されたシートSは再給送装置20へと導かれ、この
後、シートガイド43a,43bにより反転ローラ36
へと案内される。
【0076】ところで、既述したように反転ローラ36
の搬送速度は、定着ローラ27、定着排紙ローラ30の
搬送速度よりも速い速度に設定されている。従って、反
転ローラ駆動ギア36には、反転ローラ36によりシー
トSをプロセススピードよりも速い速度で搬送するため
に必要な回転数の駆動が与えられている。
【0077】しかしながら、シートSが反転ローラ36
と反転ピニオンローラ37のニップに突入したときに
は、シートSの後端は、定着ローラ27と加圧ローラ2
8のニップに挟まれているため、既述したトルクリミッ
タ37の作用により、シートSはプロセススピードで搬
送される。
【0078】次に、シートSの後端が定着ローラ27と
加圧ローラ28のニップを抜けると、シートSの後端は
定着排紙ローラ30と定着排紙ピニオンローラ31のニ
ップに挟まれているが、既述したようにワンウェイクラ
ッチ33の作用により、定着排紙ローラ30は、反転ロ
ーラ36の搬送速度と同じ速度で回転し、シートSは、
反転ローラ36の搬送速度、即ち、プロセススピードよ
りも速い速度で搬送される。
【0079】次に、シートSは、反転ローラ36により
シートガイド43c,43dに案内されながら搬送さ
れ、この後、後端がシートガイド43cを過ぎると、反
転ローラ36が逆方向に回転し、この反転ローラ36の
逆回転によりシートSは、シートガイド43b,43e
の間に送り込まれる。さらに、このシートSは、シート
ガイド43f,43gに案内されて再給紙ローラ44へ
と送り込まれ、この後、再給紙ローラ44により反転し
た状態で画像形成装置19内に再び送り込まれる。
【0080】次に、このように反転した状態で画像形成
装置19に送り込まれたシートSは、搬送ローラ23に
より搬送され、上記の一面目に対する画像形成の場合と
同じプロセスにより、画像が二面目の表面に形成され
る。さらに定着装置26により、画像が定着されたシー
トSは、定着排紙ローラ30により定着装置26から排
出される。なお、この時、フラッパ38は図中実線で示
す位置にあり、これによりシートSは、シートガイド3
9の間を通り、排紙ローラ40により排紙トレイ41上
に排出される。
【0081】以上説明したように、シートSの後端が定
着ローラ27と加圧ローラ28のニップを抜けた際に、
シートSの後端は定着排紙ローラ30と定着排紙ピニオ
ンローラ31のニップに挟まれているにもかかわらず、
既述したようにワンウェイクラッチ33の作用により、
定着排紙ローラ30は、反転ローラ36の搬送速度と同
じ速度で回転する。
【0082】これにより、第1の実施の形態と同様、定
着排紙ローラ30とシートSの間に滑りや擦れが生じな
くなり、シートSの表面に定着排紙ローラ30の跡がつ
く、或は傷が発生するといったトラブルを防ぐことがで
きる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1〜第3搬送ローラによりシートを搬送している際に
は、第3搬送ローラの搬送速度を第1又は第2搬送ロー
ラの搬送速度とし、第2及び第3搬送ローラによりシー
トを搬送している際には、第2搬送ローラの搬送速度を
第3搬送ローラの搬送速度とすることにより、シートに
ローラの跡や傷を付けることなくシートを搬送すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装
置の側面図。
【図2】上記シート搬送装置の上面図。
【図3】上記シート搬送装置に設けられたワンウェイク
ラッチの機能を説明する図。
【図4】上記シート搬送装置に設けられたトルクリミッ
タの機能を説明する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装
置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。
【図6】上記シート搬送装置の上面図。
【図7】従来のシート搬送装置の上面図。
【図8】従来の他のシート搬送装置を備えた画像形成装
置の概略構成を示す図。
【図9】上記従来の他のシート搬送装置の上面図。
【符号の説明】
1 シート搬送装置 2 第1搬送ローラ 5 第2搬送ローラ 5a (第2搬送ローラの)回転軸 8 ワンウェイクラッチ 9 第3搬送ローラ 9a (第3搬送ローラの)回転軸 12 トルクリミッタ 19 画像形成装置 20 再給紙装置 27 定着ローラ 30 定着排紙ローラ 30a (定着排紙ローラの)回転軸 33 ワンウェイクラッチ 34 反転ローラ 34a (反転ローラの)回転軸 37 トルクリミッタ S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED16 ED25 EE03 EF09 FA13 ZA07 2H028 BA06 BA09 BA16 BB04 3F049 DA12 EA02 EA13 EA17 LA03 LA07 LB03 3F053 BA03 9A001 HH34 JJ35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラ
    よりも下流側に配された第2搬送ローラと、前記第2搬
    送ローラの下流側に配されると共に前記第1及び第2搬
    送ローラのシート搬送速度よりも速いシート搬送速度を
    有する第3搬送ローラとを有すると共に、前記第1搬送
    ローラの搬送力と前記第2搬送ローラの搬送力の和は前
    記第3搬送ローラの搬送力よりも大きく、前記第2搬送
    ローラの搬送力は前記第3搬送ローラの搬送力よりも小
    さくなるように構成されたシート搬送装置であって、 前記第3搬送ローラの駆動軸に設けられると共に、前記
    第1、第2及び第3搬送ローラによりシートを搬送して
    いる際には前記第3搬送ローラと第1及び第2搬送ロー
    ラの搬送力の差により該第3搬送ローラの搬送速度を前
    記第1又は第2搬送ローラの搬送速度とする第1駆動伝
    達手段と、 前記第2搬送ローラの駆動軸に設けられると共に、前記
    第2及び第3搬送ローラによりシートを搬送している際
    には前記第3搬送ローラと第2搬送ローラの搬送力の差
    により該第2搬送ローラの搬送速度を前記第3搬送ロー
    ラの搬送速度とする第2駆動伝達手段と、 を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1駆動伝達手段はトルクリミッタ
    であり、前記第2駆動伝達手段はワンウェイクラッチで
    あることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像をシートに定着させる定着装置と、前記画像が
    形成されたシートを再度前記画像形成部に給紙する再給
    紙装置とを備えた画像形成装置において、 前記第1搬送ローラは前記定着装置に設けられた定着ロ
    ーラであり、前記第2搬送ローラは定着装置に設けられ
    た定着排紙ローラであり、前記第3搬送ローラは前記再
    給紙装置に設けられた反転ローラであることを特徴とす
    る画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251178A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Toshiba Corp 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251178A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Toshiba Corp 画像形成装置
JP4562554B2 (ja) * 2005-03-09 2010-10-13 株式会社東芝 画像形成装置

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