JP2001232317A - 基体の表面を処理するための方法および装置 - Google Patents

基体の表面を処理するための方法および装置

Info

Publication number
JP2001232317A
JP2001232317A JP2000358253A JP2000358253A JP2001232317A JP 2001232317 A JP2001232317 A JP 2001232317A JP 2000358253 A JP2000358253 A JP 2000358253A JP 2000358253 A JP2000358253 A JP 2000358253A JP 2001232317 A JP2001232317 A JP 2001232317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
irradiator
substrate
irradiation
discharge chamber
treating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000358253A
Other languages
English (en)
Inventor
Angelika Roth-Foelsch
ロート−フェルシュ アンゲリカ
Erich Arnold
アーノルト エーリヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heraeus Noblelight GmbH
Original Assignee
Heraeus Noblelight GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heraeus Noblelight GmbH filed Critical Heraeus Noblelight GmbH
Publication of JP2001232317A publication Critical patent/JP2001232317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/06Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising selenium or tellurium in uncombined form other than as impurities in semiconductor bodies of other materials
    • H01L21/08Preparation of the foundation plate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/0035Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by radiant energy, e.g. UV, laser, light beam or the like
    • B08B7/0057Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by radiant energy, e.g. UV, laser, light beam or the like by ultraviolet radiation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/42Stripping or agents therefor
    • G03F7/427Stripping or agents therefor using plasma means only

Abstract

(57)【要約】 【課題】 欧州特許公開第0510503号明細書を起
点として、処理したい表面にわたって均一に分配される
強度の高い照射を利用し、実際の照射時間は、UV照射
器と処理したい表面との間の距離ができるだけ小さいこ
とにより短く保ち、これにより場合によっては、既に行
われている生産方法の中間ステップとしてこのような照
射を安価に行う。さらに可能性に応じて、従来の技術の
高出力UV照射器が使用されると望ましい。 【解決手段】 照射中に、基体とUV照射器との間で、
並進的な及び/又は回転的な相対運動を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機物または無機
物から成る基体の表面を処理するための方法および装置
であって、所定の間隔をおいて配置されたUV照射器に
よるUV照射によって反応性のフラグメント、特にラジ
カルまたはイオンを生ぜしめ、前記UV照射器は、ガス
充填された縦長の放電室を有しており、該放電室の壁は
誘電体によって形成されていて、該誘電体の放電室とは
反対側の面に少なくとも1つの電極が設けられている形
式の方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この方法は特に、例えば液晶表示(LC
D)のためのシリコン基体またはガラス基体のような、
半導体技術のための基体を処理するために使用される。
【0003】欧州特許公開第0510503号明細書に
より、繊維または不織布または製織品またはシートとし
て形成することができる基体の表面を洗浄もしくは修正
するための方法が公知である。表面を洗浄もしくは修正
するために、反応性のラジカル(反応基)が、60〜3
50nmの波長を有するUV光によるガス分子の照射に
よって形成される。このように形成されたラジカルが基
体の表面に、反応させるためにもたらされる。ラジカル
を形成するために、酸素、アンモニア、塩素、フッ素、
塩化水素、フッ化水素、一酸化二窒素がUV光線によっ
て処理される。この場合、UV線を形成するために、欧
州特許公開第0254111号明細書により公知のUV
高出力UV照射器が使用されると有利である。この高出
力UV照射器は、片側で冷却される金属電極と誘電体と
によって制限された、希ガスまたは混合ガスを充填され
た放電室から成っており、この場合、誘電体および、誘
電体の、放電室とは反対側の表面上に位置する別の電極
とは、無声放電により生ぜしめられる照射のために透過
性である。このようにして、高い効率を有する大面積の
UV照射器が形成される。このUV照射器は、アクティ
ブな電極表面の、50kW/m2までの高い電気的な出
力密度によって働く。
【0004】さらにドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9741668号明細書により公知の放電ランプは、誘
電的な材料から成る、放電室に隣接するランプ管を有し
ている。ランプ管の、放電室とは反対側の表面には、平
面上に接触する、絶縁手段により互いに電気的に絶縁さ
れている電極対が配置されている。ランプ管は、放電室
を取り囲むリングギャップを形成しながら、スリーブ管
によって取り囲まれている。この場合、ランプ管内部
は、絶縁手段によって、電気的に互いに絶縁される部分
室に分割されている。これらの部分室の内側には電極が
配置されている。従って有利には、電極の位置決めが、
光流出の遮蔽部に関して著しく改善される。この場合、
外側の壁の過剰な加熱も回避される。
【0005】欧州特許第0661110号明細書によ
り、対象物を酸化するための方法が公知である。この場
合、酸素を含む液体を、封入されたキセノンガスを有す
るバリア放電ランプ(誘電的に妨害された放電)からの
真空UV線によって照射することにより、オゾンと活性
酸素とが、酸素を含む液体とUV照射との間の光化学的
な反応によって生ぜしめられる。この場合、処理したい
対象物がオゾンと活性酸素と接触させられ、真空UV線
による中間作用によって酸化される。この方法により、
バリア放電ランプから発せられるUV線の貫通孔から対
象物へのできるだけ短い間隔「d」と、放電ランプと対
象物との間の領域の酸素部分圧力p(kPa)とが所定
のアルゴリズムに従って調節される。
【0006】上記の値の「d×p」は、60.8よりも
小さい。この場合、dは「cm」、pは「atm」で測
定される。このようにして、高められた酸化率のほかに
良好な洗浄作用が短い処理時間で得られる。
【0007】公知の技術の欠点は、一方ではUV照射器
と表面との間の最小間隔を確保しながら、照射される表
面の均一な照射が行われるべきであり、他方では、比較
的小さな間隔のもとでしか、即ち、不均一な照射密度を
甘受しながらしか高い照射強度が得られないことにあ
る。
【0008】複数のUV照射器を使用することにより照
射の均一性が改善されたとしても、僅かな不均一性が照
射パターンに基づきなお生じる。さらに、1つだけのU
V照射器が故障した場合でも、照射器の老朽化過程が異
なることによって生じる不均一性を回避するために、U
V照射器セット全体を交換しなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた欧州特許公開第0510503号明細書を起点
として、処理したい表面にわたって均一に分配される強
度の高い照射を利用し、実際の照射時間は、UV照射器
と処理したい表面との間の距離ができるだけ小さいこと
により短く保ち、これにより場合によっては、既に行わ
れている生産方法の中間ステップとしてこのような照射
を安価に行うことである。さらに可能性に応じて、冒頭
で述べた形式の従来の技術の高出力UV照射器が使用さ
れると望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は方法的には、
照射中に、基体とUV照射器との間で並進的及び/又は
回転的な相対運動を行わせることにより解決される。
【0011】
【発明の効果】特に有利には、高出力UV照射器の強度
が強いので、1つのUV照射器、場合によっては2つ以
上のUV照射器を、基体の上方で比較的小さな間隔をお
いて相対的に動かすだけで実際に十分であり、この場
合、プロセス全体における1つのプロセスステップのた
めに必要な照射時間を延長する必要はない。
【0012】従って簡単な方法で、照射すべき表面の均
一な照射が行われる。
【0013】さらに有利には本発明による方法は、
(a)UV照射下でのオゾンと酸素ラジカルとによる基
体の表面酸化により行う、例えばフォトレジストの除去
またはエアロゾルのの除去のような基体表面の洗浄のた
めに、もしくは分子表面構造の修正のために、(b)表
面上に位置しひいては層を形成する(UV照射器と基体
表面との間の)ガス位相からの反応性のフラグメントに
よる基体表面上の被覆(若しくは層の形成)のために、
適している。
【0014】有利な方法は請求項2〜9に記載されてい
る。有利な方法では、ラジカル(反応基)を形成するた
めに、酸素、アンモニア、塩素、フッ素、塩化水素、フ
ッ化水素、水素、一酸化二窒素、及び/又はシラン化合
物の分子を、60nm〜350nmの波長を有するUV
線によって処理する。この場合、個々の物質または複数
の物質の混合物を処理することができる。
【0015】有利には、172nmの波長を有するエキ
シマUV照射器(キセノンUV照射器)が使用され、こ
の場合、その強度は通常のUV照射器と比べて極めて強
く、これにより相対運動の際に処理時間が比較的短くな
る。
【0016】有利には、酸素分子の分裂および反応性の
O(3P)およびO(1D)フラグメントの形成もしくは
オゾン形成に関して、大気条件下および大気圧下で処理
が行われる。しかしこの方法を真空中でもしくは負圧を
かけて行うこともできる。この場合、ラジカルな分子の
形成のための物質がUV照射器と基体表面との間の領域
に供給される。
【0017】本発明の有利な構成では、放電ランプを、
その管状の放電室の長手方向軸線に対して垂直又は平行
に、所定の軌道に沿って基体に対して相対的に運動させ
る。即ち、定置に配置された管状の放電室の長手方向軸
線に対して垂直に基体を動かすこともできる。この場
合、有利には、照射強度が強ければ、UV照射器と基体
表面との間の間隔が小さいことにより、基体を迅速に大
きな面積にわたってカバーすることができる。
【0018】別の有利な構成では、放電ランプを、管状
の放電室の長手方向軸線に対して平行に、基体に対して
相対的に動かすことができる。このようなUV照射器は
特に、放電ランプが定置に配置されている場合に、縦長
の基体若しくは連続した帯状の材料としての基体のため
に有利である。
【0019】本発明の別の構成では、放電ランプを、放
電室の長手方向軸線に関して回転するように基体に対し
て相対的に運動させる。これは、縦長の放電室の一方端
部は、回転の少なくともほぼ中心点に位置していて、他
方の端部は回転の中心点に対して接線方向で運動される
ことを意味している。もしくは放電ランプが定置に配置
されている場合には、基体を運動させる。従って有利に
は、基体もしくは基体としてのウェーハの個々のセクタ
を異なるように照射することができ、または他の方法で
処理することができる。
【0020】さらに、縦長の放電室の中央に位置する回
転点を有した放電ランプを、基体表面上で相対的に回転
させることもできる。即ち、定置に配置された縦長の管
状の放電ランプのもとで基体を回転させることもでき
る。「相対的」および「基体表面上で」の概念は、放電
ランプ又は基体が並進的もしくは回転的に動かされ、こ
の場合、放電ランプの位置は、基体の、照射したい表面
の上側または下側に配置されていることを意味してい
る。
【0021】課題は本発明によれば、所定の間隔をおい
て配置された、UV照射器によるUV照射によって、有
機物または無機物から成る基体の表面を処理するための
装置であって、前記UV照射器は、ガス充填された縦長
の放電室を有しており、該放電室の壁は誘電体によって
形成されていて、該誘電体の放電室とは反対側の面に少
なくとも1つの電極が設けられている形式の第1の実施
例において、少なくとも1つのUV照射器が照射ユニッ
トに配置されており、基体とUV照射器との間の相対的
な並進運動のために少なくとも1つの摺動エレメントが
設けられていることにより解決される。
【0022】この装置の有利な構成では、摺動エレメン
トの運動が制御可能な駆動装置によって生ぜしめられて
いる。
【0023】基体とUV照射器との間の相対運動が行わ
れるこのようなシステムを使用すると、実際の面積の大
きな照射ユニットよりも著しく少ないUV照射器が使用
されるので、運転時にはやはり少ないUV照射器が交換
されればよく、このことは最終的に運転コストを減じ
る。
【0024】課題は本発明によれば、所定の間隔をおい
て配置された、放電ランプとしてのUV照射器によるU
V照射によって、有機物または無機物から成る基体の表
面を処理するための装置であって、前記UV照射器は、
ガス充填された縦長の放電室を有しており、該放電室の
壁は誘電体によって形成されていて、該誘電体の放電室
とは反対側の面に少なくとも1つの電極が設けられてい
る形式の第2の実施例において、少なくとも1つのUV
照射器が照射ユニットに配置されており、基体とUV照
射器との間の相対的な回転運動のために少なくとも1つ
の回転エレメントが設けられていることにより解決され
る。
【0025】装置の第2の実施例の有利な構成では、回
転エレメントに、回転運動を生ぜしめるための制御可能
な駆動装置が接続されている。
【0026】有利には、放電ランプと基体との間の相対
回転運動の際に、唯1つのUV照射器によって均一な照
射を安価に行うことができ、さらに基体表面を、例えば
洗浄、表面構造化、被覆もしくは層被覆のような順次に
続くステップの異なる処理を行うセクタに分割すること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を詳しく説明する。
【0028】図1に示したように、基板1が、固定され
たホルダ3内に位置している。この場合、基体1は1つ
の平面においてピン2によって支持される。これらのピ
ン2により、例えばIR照射器17による最良の加熱
を、被覆中に基体の下面に行うことができる。このよう
なホルダは例えば米国特許第7687544号明細書に
より公知である。しかし基体を加熱する必要がない場合
は、図2につき後述するように、基体はホルダの、平面
的な切欠内に配置されてもよい。
【0029】さらに図1によると、基体1の上方に照射
ユニット5が示されている。この照射ユニット5は内部
にUV照射器4を有している。照射ユニット5と基体1
との間の少なくとも1つの側方開口20,21を通っ
て、反応性のフラグメントを形成するためのガスが供給
される。この場合、UV光線は、UV照射器4と基体1
との間の領域におけるガスと、基体1の表面とに作用す
る。照射すべきガスとして大気を使用する場合は、供給
は自然の対流により行われる。しかし別のガスを側方の
ノズルから供給してもよい。照射ユニット5は滑動ロー
ラ13によって保持レール14に沿って摺動可能に配置
されている。この場合、並進運動方向は方向矢印Xで図
示されている。照射ユニットの並進運動はX方向でも反
対方向でも行われ、この場合有利には、制御可能な駆動
モータ(図示せず)、有利にはリニアモータによって行
われる。横断面図で示したUV照射器4の長手方向軸線
は符号9で示されている。
【0030】基体をできるだけ迅速かつ完全に処理する
ために、有利には縦長のUV照射源4が使用される。こ
のUV照射源の長さは、基体の最も小さい延在部、例え
ば、基体としての円形のウェーハの直径に相当する。基
体1とUV照射器4との間の間隔は符号Dで示されてい
る。この間隔は大気の条件下で1〜10mmである。
【0031】実際の反応は、UV照射器4と基体1との
間の領域7で行われる。この場合、UV照射器4から発
せられる照射は一方では処理したい分子によってこの分
子を変化させるために吸収され、他方では、表面処理の
ために十分な照射力を基体1上で得るために、なお十分
な照射強度が存在している。
【0032】このような装置は、基体表面の洗浄若しく
は表面構造化のためにも、基体表面の被覆のためにも適
している。
【0033】これに対して、UV照射器4の上方に位置
する流入開口10を介して、窒素またはUV照射を吸収
しない他の不活性ガスを供給する際に、吸収は僅かであ
るので間隔Dを比較的大きくなるように調節することが
できる。
【0034】さらに間隔Dは、基体表面の被覆もしくは
多層被覆を行う場合のように、光子による基体表面の照
射がもはや必要でないならば、大気条件下でも拡大する
ことができる。
【0035】図2には、図1と類似の原理の構成を示し
ているが、この場合、放電ランプとして働くUV照射器
4を備えた照射ユニット5は固定的に配置されていて、
基体1´はホルダ3´に設けられた平面状の切欠内に位
置している。
【0036】ホルダ3が滑動ローラによって保持レール
14´に沿って摺動可能に配置されているので、基体1
´はホルダ3´によってX軸に沿って摺動することによ
りUV照射器4によって基体1の全長にわたって照射さ
れ得る。基体1´の表面全体にわたる均一な照射を得る
ために、ホルダ3´は制御可能な駆動装置(図示せず)
によってX軸線に沿って均一に運動される。横断面で見
てUV照射器4の長手方向軸線はこの場合も符号9で示
される。
【0037】縦長の基体もしくは帯状材料としての基体
であって、最大の延在部に沿って、UV照射器の管状の
放電室の長手方向軸線に対して平行に相対的に運動する
ものの場合、図1及び図2に示したのと同様の装置を使
用することができる。即ちこのような場合、UV照射器
の長手方向軸線はX方向に対して平行に延びている。さ
らに、一貫した帯状材料としての基体の運動のために、
この基体を環状の送りベルトによって、X方向でもUV
照射器長手方向軸線に対して垂直でも動かすことができ
る。
【0038】照射すべきガスの供給も、図1で説明した
装置と同様に行われる。
【0039】図3aによれば基体1´´、外輪郭が円筒
状に形成されたホルダ3´´の、基体の確実な位置決め
のために適合する切欠に位置している。このホルダ3´
´は、Zで示された回転軸線を中心として軸受22によ
って回転可能に支承されている。
【0040】放電ランプとして放電ユニット5内に配置
された縦長のUV照射器4の長手方向軸線9は、水平方
向で、回転軸線Zに対して垂直に延びている。図3bに
よると、(長手方向軸線9に沿って断面した)縦断面図
に概略的に示したUV照射器4から、矢印24によって
シンボル的に示したUV線は、(反対方向)でZ軸に対
して平行に、基体1´´の表面の方向で流出する。この
場合、光流出開口25を通る光線は、基体1´´の正確
に規定されたセクタに向けられる。基体1´´は制御可
能な駆動モータ(図示せず)によって回転させられる、
もしくはステップバイステップ式に回転される。この場
合、基体1´´の1つのセクタの照射中に、照射されて
いない別のセクタが他の方法で処理されるならば有利で
ある。しかし、洗浄、表面構造化、被覆のように順次に
行われる方法ステップを簡単に実行するために、第2の
もしくは第3のUV照射器が使用されてもよい。
【0041】ガス供給部は図面を見やすくするために図
3a及び図3bには示されていない。ガス供給部は図1
及び図2で説明した装置と同様に機能する。
【0042】ホルダ3,3´,3´´は有利には、比較
的薄いまたは敏感な基体のために十分柔らかく、摩耗の
少ない防食性の材料から成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】定置のホルダ内に存在する基体の上方に所定の
間隔をおいて配置されたUV照射器を備えた並進運動可
能な照射ユニットを(UV照射器の長手方向軸線に対し
て横方向に断面した)縦断面図で示した図である。
【図2】並進運動可能に配置された基体を、定置のUV
照射器を有した、固定的に配置された照射ユニットとと
もに、(UV照射器の長手方向軸線に対して横方向に断
面して)概略的に示した図である。
【図3】図3aは、回転可能なホルダにおける基体を有
した装置を、基体の表面がUV照射器としての放電ラン
プによって照射されている状態で概略的に示した図であ
り、図3bは図3aの縦断面図であって、UV照射器が
基体の表面の上方に所定の間隔をおいて配置されている
状態を示した図である。
【符号の説明】
1 基体、 2 ピン、 3 ホルダ、 4 UV照射
器、 5 照射ユニット、 領域、 9 長手方向軸
線、 10 流入開口、 13 滑動ローラ、14 保
持レール、 17 IR照射器、 20,21 開口、
22 軸受、24 矢印、 25 光流出開口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物または無機物から成る基体の表面
    を処理するための方法であって、所定の間隔をおいて配
    置された、放電ランプとしてのUV照射器によるUV照
    射によって反応性のフラグメント、特にラジカルまたは
    イオンを生ぜしめ、前記UV照射器は、ガス充填された
    縦長の放電室を有しており、該放電室の壁は誘電体によ
    って形成されていて、該誘電体の放電室とは反対側の面
    に少なくとも1つの電極が設けられている形式のもにお
    いて、 照射中に、基体とUV照射器との間で、並進的な及び/
    又は回転的な相対運動を行わせることを特徴とする、基
    体の表面を処理するための方法。
  2. 【請求項2】 ラジカルを形成するために、酸素、アン
    モニア、塩素、フッ素、塩化水素、フッ化水素、水素、
    一酸化二窒素、及び/又はシラン化合物の分子にUV線
    を照射する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記分子を、ラジカル形成のために、6
    0nm〜350nmの波長を有するUV線で照射する、
    請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記分子を、172nmの波長を有する
    エキシマ放射によって照射する、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 UV照射を行うために、ドイツ連邦共和
    国特許出願公開第19741668号明細書または欧州
    特許公開第0510503号明細書に記載のUV高出力
    UV照射器(3)を使用する、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 処理を大気条件下および大気圧下で行
    う、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 処理を、負圧を有する反応器または真空
    下で行う、請求項1から5までのいずれか1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 放電ランプを、その管状の放電室の長手
    方向軸線に対して垂直又は平行に、所定の軌道に沿って
    基体に対して相対的に運動させる、請求項1から7まで
    のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 放電ランプを、その放電室の長手方向軸
    線に関して回転するように、基体に対して相対的に運動
    させる、請求項1から7までのいずれか1項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 所定の間隔をおいて配置された、放電
    ランプとしての少なくとも1つのUV照射器によるUV
    照射によって、有機物または無機物から成る基体の表面
    を処理するための装置であって、前記UV照射器は、ガ
    ス充填された縦長の放電室を有しており、該放電室の壁
    は誘電体によって形成されていて、該誘電体の放電室と
    は反対側の面に少なくとも1つの電極が設けられている
    形式のもにおいて、 少なくとも1つのUV照射器(4)が照射ユニット
    (5)に配置されており、基体(1,1´)と照射ユニ
    ット(5)との間の相対的な並進運動のために少なくと
    も1つの摺動エレメントが設けられていることを特徴と
    する、基体の表面を処理するための装置。
  11. 【請求項11】 前記摺動エレメントが制御可能な駆動
    モータに接続されている、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 所定の間隔をおいて配置された、放電
    ランプとしてのUV照射器によるUV照射によって、有
    機物または無機物から成る基体の表面を処理するための
    装置であって、前記UV照射器は、ガス充填された縦長
    の放電室を有しており、該放電室の壁は誘電体によって
    形成されていて、該誘電体の放電室とは反対側の面に少
    なくとも1つの電極が設けられている形式のもにおい
    て、 少なくとも1つのUV照射器(4)が照射ユニット
    (5)に配置されており、基体(1´´)と照射ユニッ
    ト(5)との間の相対回転運動のために少なくとも1つ
    の回転エレメントが設けられていることを特徴とする、
    基体の表面を処理するための装置。
  13. 【請求項13】 前記回転エレメントが制御可能な駆動
    モータに接続されている、請求項12記載の装置。
JP2000358253A 1999-11-26 2000-11-24 基体の表面を処理するための方法および装置 Pending JP2001232317A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19957034.5 1999-11-26
DE19957034A DE19957034B4 (de) 1999-11-26 1999-11-26 Verfahren zur Behandlung von Oberflächen von Substraten und Vorrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001232317A true JP2001232317A (ja) 2001-08-28

Family

ID=7930481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000358253A Pending JP2001232317A (ja) 1999-11-26 2000-11-24 基体の表面を処理するための方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6409842B1 (ja)
JP (1) JP2001232317A (ja)
KR (1) KR100385581B1 (ja)
DE (1) DE19957034B4 (ja)
TW (1) TWI255206B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006092994A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. 基板洗浄装置およびその洗浄方法
US7105101B2 (en) 2002-10-03 2006-09-12 Tokyo Electron Limited Method of removing oxide film on a substrate with hydrogen and fluorine radicals

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040154641A1 (en) * 2002-05-17 2004-08-12 P.C.T. Systems, Inc. Substrate processing apparatus and method
RU2295271C2 (ru) 2002-07-25 2007-03-20 Джае-Кун ЛИИ Устройство для окрашивания волос с использованием контейнера для краски
US20040108059A1 (en) * 2002-09-20 2004-06-10 Thomas Johnston System and method for removal of materials from an article
KR100935401B1 (ko) * 2003-03-06 2010-01-06 엘지디스플레이 주식회사 자외선을 이용하는 기판세정장치 및 이의 구동방법
DE102004048005A1 (de) * 2004-10-01 2006-04-13 Dr. Hönle AG Gasentladungslampe, System und Verfahren zum Härten von durch UV-Licht härtbare Materialien sowie durch UV-Licht gehärtetes Material
US20080296258A1 (en) * 2007-02-08 2008-12-04 Elliott David J Plenum reactor system
US7755064B2 (en) * 2007-03-07 2010-07-13 Tdk Corporation Resist pattern processing equipment and resist pattern processing method
DE102007020655A1 (de) 2007-04-30 2008-11-06 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum Herstellen dünner Schichten und entsprechende Schicht
WO2009146744A1 (de) * 2008-06-05 2009-12-10 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zur behandlung von oberflächen, strahler für dieses verfahren sowie bestrahlungssystem mit diesem strahler
US8525139B2 (en) * 2009-10-27 2013-09-03 Lam Research Corporation Method and apparatus of halogen removal
US8980751B2 (en) 2010-01-27 2015-03-17 Canon Nanotechnologies, Inc. Methods and systems of material removal and pattern transfer
CN101875048A (zh) * 2010-06-30 2010-11-03 国电光伏(江苏)有限公司 一种去除硅片表面杂质的方法
US20130344246A1 (en) * 2012-06-21 2013-12-26 Xuesong Li Dual-Chamber Reactor for Chemical Vapor Deposition
JP6844292B2 (ja) * 2017-02-09 2021-03-17 ウシオ電機株式会社 光照射器および光照射装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH670171A5 (ja) 1986-07-22 1989-05-12 Bbc Brown Boveri & Cie
US5173638A (en) 1986-07-22 1992-12-22 Bbc Brown, Boveri Ag High-power radiator
KR910003742B1 (ko) * 1986-09-09 1991-06-10 세미콘덕터 에너지 라보라터리 캄파니 리미티드 Cvd장치
US5618388A (en) * 1988-02-08 1997-04-08 Optical Coating Laboratory, Inc. Geometries and configurations for magnetron sputtering apparatus
US5024968A (en) * 1988-07-08 1991-06-18 Engelsberg Audrey C Removal of surface contaminants by irradiation from a high-energy source
FR2641718B1 (fr) * 1989-01-17 1992-03-20 Ardt Procede de nettoyage de la surface de matieres solides et dispositif de mise en oeuvre de ce procede, utilisant un laser impulsionnel de puissance, a impulsions courtes, dont on focalise le faisceau sur la surface a nettoyer
DE4113523A1 (de) 1991-04-25 1992-10-29 Abb Patent Gmbh Verfahren zur behandlung von oberflaechen
US5328517A (en) * 1991-12-24 1994-07-12 Mcdonnell Douglas Corporation Method and system for removing a coating from a substrate using radiant energy and a particle stream
JP2727481B2 (ja) * 1992-02-07 1998-03-11 キヤノン株式会社 液晶素子用ガラス基板の洗浄方法
US5482561A (en) * 1993-06-11 1996-01-09 Hughes Aircraft Company Method for removing organic deposits from sand particles with laser beam
US5350480A (en) * 1993-07-23 1994-09-27 Aspect International, Inc. Surface cleaning and conditioning using hot neutral gas beam array
TW260806B (ja) 1993-11-26 1995-10-21 Ushio Electric Inc
DE19741668C2 (de) * 1997-09-22 2003-04-17 Heraeus Noblelight Gmbh Entladungslampe für Oberflächen-Gleitentladung
TW466542B (en) * 1999-02-26 2001-12-01 Nippon Kogaku Kk A stage device and a method of manufacturing same, a position controlling method, an exposure device and a method of manufacturing same, and a device and a method of manufacturing same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105101B2 (en) 2002-10-03 2006-09-12 Tokyo Electron Limited Method of removing oxide film on a substrate with hydrogen and fluorine radicals
WO2006092994A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. 基板洗浄装置およびその洗浄方法
JP2006239604A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Sprout Co Ltd 基板洗浄装置およびその洗浄方法
KR101098726B1 (ko) 2005-03-04 2011-12-23 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 기판 세정 장치 및 그 세정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6409842B1 (en) 2002-06-25
KR100385581B1 (ko) 2003-05-27
US6588122B2 (en) 2003-07-08
TWI255206B (en) 2006-05-21
KR20010051736A (ko) 2001-06-25
DE19957034A1 (de) 2001-06-21
DE19957034B4 (de) 2006-04-13
US20020112739A1 (en) 2002-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100677661B1 (ko) 자외광 조사장치 및 방법
JP2001232317A (ja) 基体の表面を処理するための方法および装置
JP2705023B2 (ja) 被処理物の酸化方法
JP2009535825A (ja) 誘電体バリア放電ランプアセンブリを用いた基板処理チャンバ
KR20010051998A (ko) 유전체 버리어 엑시머램프 및 이를 구비한 자외선조사장치
EP1348483A1 (en) Excimer uv photo reactor
JP5317852B2 (ja) 紫外線照射装置
JP2003133301A (ja) 半導体製造酸化膜生成装置及び方法、並びに紫外線照射装置
JP2002016033A (ja) 基板ドライ洗浄装置及び基板ドライ洗浄方法
JP4286158B2 (ja) オゾン処理装置
JP2002316041A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法
JP2003159571A (ja) 紫外線照射装置
JP3085128B2 (ja) 光洗浄方法
JPH06210287A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法
KR100476904B1 (ko) 효율적 표면세정방법 및 장치
JPH09120950A (ja) 紫外線洗浄装置
JP2004152842A (ja) 紫外光照射による処理方法および紫外光照射装置
JPH06283503A (ja) 半導体基板の熱処理装置及び方法
JP2702697B2 (ja) 処理装置および処理方法
JP3248320B2 (ja) レジスト除去方法及びレジスト除去装置
JP2022148647A (ja) 基板処理方法
JP3716762B2 (ja) 光処理装置
JP2001217216A (ja) 紫外線照射方法及び装置
JP2656232B2 (ja) 処理装置
JP2002346378A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040408