JP2001232051A - メダルゲーム機 - Google Patents

メダルゲーム機

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JP2001232051A JP2000047330A JP2000047330A JP2001232051A JP 2001232051 A JP2001232051 A JP 2001232051A JP 2000047330 A JP2000047330 A JP 2000047330A JP 2000047330 A JP2000047330 A JP 2000047330A JP 2001232051 A JP2001232051 A JP 2001232051A
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生泰 中原
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篤彦 山際
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のプッシャーゲーム機にはなかった新た
なゲーム要素を加えることにより、興趣に富んだメダル
ゲーム機を提供する。 【解決手段】 メダルが載置されるフィールド(21)
と、メダルを投入するメダル投入機構(25)と、投入
されたメダルをフィールド上で移動させるメダル押し出
し部材(20)と、前記フィールドの端部から落下した
メダルを回収するメダル回収機構(23)とを備えたメ
ダルゲーム機1であって、メダル誘導率の異なる複数の
メダル誘導部材を選択的に前記フィールドの端部に近接
させて前記フィールドの端部から押し出されたメダルを
誘導するとともに、誘導されたメダルを検出してメダル
検出信号を出力するメダルチャッカ(30)を設け、当
該メダルチャッカによってメダルが検出されたときには
所定の動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は一般にはメダルゲ
ーム機に関し、さらに詳細にはいわゆるプッシャーゲー
ム機に関する。
【0002】
【従来技術】 プッシャーゲーム機とは、水平なフィー
ルド上に多数のメダルを積んでおき、この上に遊戯者が
手持ちのメダルを投入して、フィールド上を往復動作す
るプッシャーにより、フィールドの端に設けられたメダ
ル回収口方向にメダルを順繰りに押し出し、フィールド
の端からメダル回収口に落ちたメダルを遊戯者に払い戻
して、獲得したメダルの数を競うようにしたゲーム装置
をいう。
【0003】このようなプッシャーゲーム機では、遊戯
者が獲得するメダルの数は、新たに投入されたメダルに
よって変化するフィールド上のメダル配置の変化に大き
く起因するものであるが、このメダル配置は遊戯者が1
個や2個のメダルを投入しても大きく変化せず繰り返し
多数枚のメダルを投入する必要があり、メダルの投入か
らメダルを獲得するまでのゲームが比較的単調になって
しまい、遊戯者によっては興味を失ってしまうことがあ
った。
【0004】また、従来のプッシャーゲーム機では、メ
ダル投入のスピードによる大きな有利不利は特段なかっ
たため、一人当りのゲーム時間が長くなる傾向にあり、
ゲーム機の設置者にとってはあまり好ましくない状態に
あった。
【0005】よって、短いゲーム時間でもゲーム進行に
なんらかの変化があり、また遊戯者に集中してメダル投
入意欲を起こさせるようにすることが望ましい。
【0006】
【解決すべき課題】 よって、本発明の目的は、従来の
プッシャーゲーム機にはなかった新たなゲーム要素を加
えることにより、興趣に富んだプッシャーゲーム機を提
供することにある。
【0007】また、本発明の目的は、プッシャーゲーム
機のゲーム進行に変化を持たせ、遊戯者が盛り上がるよ
うにすることにある。
【0008】さらに、本発明の目的はプッシャーゲーム
機の娯楽性を著しく向上させて、ゲーム機の所有者には
大きな利益を与え、遊戯者には大きな楽しみを与えるこ
とができるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記課題を解決す
る本発明のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィ
ールドと、メダルを投入するメダル投入機構と、投入さ
れたメダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し
部材と、前記フィールドの端部から落下したメダルを回
収するメダル回収機構とを備え、メダル誘導率の異なる
複数のメダル誘導部材を持ち、それら複数のメダル誘導
部材を選択的に前記フィールドの端部に近接させて前記
フィールドの端部から押し出されたメダルを誘導するメ
ダルチャッカを設けたことを特徴とする。
【0010】本明細書における「フィールド」の語は、
おおよそ水平に設置される平坦な盤面の意味で用いる。
また、「メダル押し出し部材」とは、フィールド上に載
置されたメダルをその一部分で押して移動させることが
できる形状を有する部材を広く含みものであり、その上
面がメダルを載置可能な平板状に形成されていてもよ
い。また、「メダル誘導率」とは、フィールド端部に移
動したメダルのうち、フィールド端部からそのメダル誘
導部材に移り、メダル誘導部材上を通過して、最終的に
有効なメダルとして検出されるまでの確率を意味する。
また、「メダルチャッカ」とは、メダルを場所的な制限
または時間的な制限によって選択的に受け付けて、受け
付けたメダルを検出する手段を備えるすべての機構を意
味する。さらに、「メダル」の語は、トークン、コイ
ン、硬貨等の円盤状(外周部が完全に円形でないものも
含む)の物体すべてを含んだ意味で用いられている。
【0011】このメダルゲーム機において、メダルチャ
ッカによってメダルを検出された時には所定の動作を実
行するようにしてもよい。
【0012】(2)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、前記フィールドの端部から落下したメダルを回収す
るメダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、
メダルが通過しうる第1幅を持つ第1メダル誘導部材
と、前記第1幅より広い第2幅を持つ第2メダル誘導部
材と、通常状態においては前記第1メダル誘導部材を前
記フィールドの端部から押し出されたメダルを受け取り
可能な位置に移動させ、所定の条件が成立したときは前
記第2メダル誘導部材を前記フィールドの端部から押し
出されたメダルを受け取り可能な位置に移動させる駆動
制御機構と、前記第1メダル誘導部材または前記第2メ
ダル誘導部材によって誘導されたメダルを検出してメダ
ル検出信号を出力するセンサとを有するメダルチャッカ
をさらに備え、当該メダルチャッカによってメダルが検
出されたときには所定の動作を実行することを特徴とす
る。
【0013】(3)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、フィールドの端部から落下したメダルを回収するメ
ダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、所定
の条件の成立を判定する判定部と、メダルが通過しうる
第1幅を持つ第1メダル誘導部材と前記第1幅よりも広
い第2幅を有する第2メダル誘導部材と、第1メダル誘
導部材または第2メダル誘導部材のメダル受け入れ側端
部を選択的にフィールドの端部に近接させる誘導部材駆
動機構と第1メダル誘導部材または第2メダル誘導部材
により誘導されたメダルを検出するセンサとを含むメダ
ル受け入れ装置と、所定の条件の成立に応じて誘導部材
駆動機構を制御して第1メダル誘導部材に代えて第2メ
ダル誘導部材のメダル受け入れ側端部をフィールドの端
部に近接させる制御部とを設け、メダル受け入れ装置に
よってメダルが検出されたときには所定の動作を実行す
ることを特徴とする。
【0014】(4)上記(3)のメダルゲーム機におい
て、判定部はさらに所定の条件の終了を判定し、制御部
は前記所定の条件の終了に応じて前記誘導部材駆動機構
を制御して第2メダル誘導部材に代えて第1メダル誘導
部材のメダル受け入れ側端部を前記フィールドの端部に
近接させてもよい。
【0015】(5)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、フィールドの端部から落下したメダルを回収するメ
ダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、フィ
ールドの端部から落下したメダルを受け取ってその傾き
に沿ってメダルを誘導するメダル誘導板と、メダル誘導
板の傾きを第1角度または第2角度のいずれかに設定す
る駆動機構と、メダル誘導板が第1角度にあるときにメ
ダル誘導板によって誘導されるメダルを受け入れ可能な
位置に設置され、誘導されたメダルを第1受け入れ幅に
おいて受け入れるとともに、受け入れたメダルを検出す
るセンサを有する第1メダルチャッカと、メダル誘導板
が第2角度にあるときにメダル誘導板によって誘導され
るメダルを受け入れ可能な位置に設置され、誘導された
メダルを前記第1受け入れ幅よりも広い第2受け入れ幅
において受け入れるとともに、受け入れたメダルを検出
するセンサを有する第2メダルチャッカとをさらに含ん
で構成され、第1メダルチャッカまたは第2メダルチャ
ッカのセンサによってメダルが検出されたときには所定
の動作を実行することを特徴とする。
【0016】(6)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、前記フィールドの端部から落下したメダルを回収す
るメダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、
所定の条件の成立を判定する判定部と、前記フィールド
の端部から落下したメダルを受けその傾きに応じてメダ
ルを誘導するメダル誘導板と、メダル誘導板の傾きを第
1角度または第2角度のいずれかに設定する駆動機構
と、所定の条件の成立に応じて駆動機構を制御してメダ
ル誘導板の傾きを第2角度に設定させる制御部とを設
け、メダル誘導板が第1角度にあるときにメダル誘導板
によって誘導されるメダルを受け入れ可能な位置に設置
され、誘導されたメダルを第1受け入れ幅を持つ開口部
から受け入れるとともに、受け入れたメダルを検出する
センサを有する第1メダルチャッカと、メダル誘導板が
第2角度にあるときにメダル誘導板によって誘導される
メダルを受け入れ可能な位置に設置され、誘導されたメ
ダルを第1受け入れ幅よりも広い第2受け入れ幅を持つ
開口部から受け入れるとともに、受け入れたメダルを検
出するセンサを有する第2メダルチャッカとをさらに含
んで構成され、第1メダルチャッカまたは第2メダルチ
ャッカのセンサによってメダルが検出されたときには所
定の動作を実行することを特徴とする。
【0017】(7)また、上記(6)メダルゲーム機に
おいて、メダル誘導板はその傾きの角度を表示する表示
器を備え、制御部は表示器にメダル誘導板の角度を識別
可能に表示させることとしてもよい。
【0018】(8)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、フィールドの端部から落下したメダルを回収するメ
ダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、フィ
ールドの端部から落下するメダルを受け入れ可能な位置
にメダル通過率可変の開口部を有して当該開口部を通過
したメダルを検出してメダル検出信号を出力するメダル
チャッカを設け、当該メダルチャッカによってメダルが
検出されたときには所定の動作を実行することを特徴と
する。
【0019】(9)また、上記課題を解決する本発明の
別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィールド
と、メダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメ
ダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、フィールドの端部から落下したメダルを回収するメ
ダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、メダ
ル受け入れ口と当該メダル受け入れ口に開閉可能に取り
つけられるゲート部材とゲート部材の開閉動作を行う駆
動機構と受け入れたメダルを検出するセンサを持ち、メ
ダル受け入れ口は前記フィールドの端部から落下したメ
ダルを受け入れ可能な位置に設置されているメダルチャ
ッカをさらに含み、メダルチャッカのセンサによってメ
ダルが検出されたときには所定の動作を実行することを
特徴とする。
【0020】(10)また、上記課題を解決する本発明
の別のメダルゲーム機は、メダルが載置されるフィール
ドと、メダルを投入するメダル投入機構と、投入された
メダルをフィールド上で移動させるメダル押し出し部材
と、フィールドの端部から落下したメダルを回収するメ
ダル回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、所定
の条件の成立を判定する判定部と、メダル受け入れ口と
メダル受け入れ口に開閉可能に取りつけられるゲート部
材とゲート部材の開閉動作を行う駆動機構と受け入れた
メダルを検出するセンサを持ち、メダル受け入れ口が前
記フィールドの端部から落下したメダルを受け入れ可能
な位置に設置されているメダルチャッカと、所定の条件
の成立に応じて前記駆動機構を制御する制御部とをさら
に含み、メダルチャッカのセンサによってメダルが検出
されたときには所定の動作を実行することを特徴とす
る。
【0021】(11)上記(1)から(10)のメダル
ゲーム機において、所定の動作はメダルを前記フィール
ドに払い出すこととしてもよい。
【0022】(12)上記(1)から(10)のメダル
ゲーム機において、所定の動作はメダルを遊戯者に付与
することとしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
のメダルゲーム機1の外観を示す斜視図である。メダル
ゲーム機1は、いわゆるプッシャーゲーム機であって、
図1に示すように、基体部2と、基体部2に取り付けら
れて遊戯部4(後述する各サテライト4a〜d)にメダ
ルを供給するメダル供給装置3と、遊戯者がメダルを投
入してゲームを行う遊戯部4とを備える。
【0024】遊戯部4は4つの独立した遊戯区画(以
下、サテライトと言う。)4a,4b,4c,4dに分
割され、4人の遊戯者が同時にゲームを行うことが可能
になっている。また、各サテライトは開閉可能な透明カ
バー(図示せず)で覆われて、遊戯者が直接サテライト
内部の機構に触ることができないようになっている。ま
た、各サテライトには、図1に示されるゲーム表示部2
8a〜dが設けられている。ゲーム表示部28a,b
は、7セグメント式のLED表示器を十字形に3個ずつ
並べて構成されており、各LED表示器は独立して制御
される。
【0025】以下、各サテライトごとに設けられる部
材、機能、装置等については、それらの符号の後にa〜
dの付加符号を付して、それが設けられるサテライトを
示すこととする。したがって、一般にそれらの部材、機
能、装置等について言及するときは、付加符号なしで用
いるものとする。
【0026】図面中右下方向には2つのサテライト4
a、4bが明示されているが、他の2つのサテライト4
cおよび4dは、図1の基体部2においてそれらの反対
側に設けられているため図示されない。サテライト4c
および4dはサテライト4aおよび4bと同様の構成を
持つので、以下、サテライト4aおよび4bを例にとっ
て、メダルゲーム機1の構成および動作を説明する。
【0027】図2は、メダルゲーム機1のサテライト4
aと4bを抽出拡大した平面図である。図2に示すよう
に、20はサテライト4aと4bに共通に設けられるメ
ダルテーブル、22はサテライト4aと4bとを区画す
る仕切板、21は固定されたプレイフィールド、23
a,bはメダル回収口、24a,bはチャンスチャッ
カ、25a,bはメダル投入のためのシュート、26
a,bはプレイフィールド21の端部に分離して設けら
れるメダル落下抑止エッジ、27a,bはプレイフィー
ルド21の端部においてメダル落下抑止エッジの間に設
けられる水平エッジ、29a,bはメダル取出し口、3
0はメダル回収口23内に設けられるボーナスチャッカ
である。
【0028】以下、図2を参照して説明する。メダルテ
ーブル20は平坦な上面およびほぼ垂直に形成された側
面を持つ台状の部材であり、図示しない駆動機構によ
り、プレイフィールド21の上面を摺動あるいは微小間
隔を保持しつつ遊戯者から見て左右方向に周期的な往復
運動を行う。メダルテーブル20の上面には、多数のメ
ダルが敷き詰めるように載置されており、仕切板22
は、メダルテーブル20がサテライト4b方向に移動す
るとき、サテライト4a内ではメダルテーブル20上の
メダルを左方向に押し出し、サテライト4b内ではメダ
ルテーブル20上のメダルから遠ざかる。メダルテーブ
ル20がサテライト4a方向に移動するときには、この
関係が逆転する。メダルテーブル20は、仕切板22の
下部に軽く接触しているか、または仕切板22との間に
メダルの厚みよりも小さい間隔を持つように設置されて
いるので、メダルテーブル20上のメダルが仕切板22
の下をくぐってとなりのサテライトに進入することはな
い。
【0029】シュート25は、遊戯者が各自のサテライ
ト内にメダルを投入するための機構である。シュート2
5は、メダルを垂直方向において受け入れる投入口を有
し、投入口に収納されたメダルはシュート内の通路を転
がって、サテライト内に転がり落ちる。シュート25
は、遊戯者からみて左右方向に一定角度内で旋回可能に
取り付けられていて、遊戯者は自分がメダルを投入した
い方向にシュート25を向けることができる。投入され
たメダルが必ずメダルテーブル20上に落ちるようにシ
ュート25の旋回角度を規制してもよい。
【0030】遊戯者がシュート25から手持ちのメダル
を自分のメダルテーブル20上に投入していくと、メダ
ルテーブル20の往復運動に伴ない、メダルテーブル2
0上のメダルがプッシャー22によって順繰りに端部方
向へと移動する。やがて、メダルはメダルテーブル20
の端部からプレイフィールド21に落下する。
【0031】プレイフィールド21に落下したメダル
は、往復運動を行うメダルテーブル20の側面によって
順繰りに押されて、プレイフィールド21上をその端部
方向に移動する。プレイフィールド21とメダル回収口
23a,bの間にはメダル落下抑止エッジ26a,bが
設けられているので、メダルがプレイフィールド21の
端に移動してきても容易にはメダル回収口23には落下
しない。しかしながら、メダル落下防止エッジ26の傾
斜はゆるやかに設定されているため、上記のメダル押し
出しの繰り返しにより、多数のメダルがメダル落下抑止
エッジ周辺に滞るようになると、ついにはメダル回収口
23に落下するようになる。一方、水平エッジ27はプ
レイフィールド21と実質的に水平に設けられているの
で、水平エッジ27に押し出されたメダルは比較的容易
にメダル回収口23に向けて進行する。
【0032】ボーナスチャッカ30は、メダル回収口2
3内に設置されるチャッカであって、水平エッジ27ま
たはメダル落下抑止エッジ26から押し出されるメダル
を選択的に受け入れてメダルの受け入れを検出し、その
検出信号を出力する。以下、ボーナスチャッカ30の構
造について詳細に説明する。
【0033】図3は、ボーナスチャッカ30の全体構造
を示す斜視図である。図中、32は主フレーム、33は
メダルセンサ基板、34は主フレーム2が形成するメダ
ル通路、35はウィング組立体の駆動機構を収める駆動
部収納箱、40は小ウィング、41は大ウィング、42
はウィング連結部材である。
【0034】主フレーム32は、その内部にメダル通路
34を形成するフレームであって、メダルセンサ基板3
3、駆動部収納箱35が取り付けられる。
【0035】メダルセンサ基板33は、メダル通路34
を通過するメダルを検出するための二組の光センサ(発
光部・受光部)が取り付けられた基板である。それぞれ
の光センサは主フレーム33に穿たれたセンサ用孔を介
して対向しており、メダル通路34内のメダルの通過を
検出する。
【0036】メダル通路34は、主フレーム32によっ
て形成される通路であって、図中上方口(34a)から
下方口(34b)間でメダルが貫通可能に構成されてい
る。
【0037】駆動部収納箱35は、後述するウィング組
立体を動作可能に支持する駆動機構を収納する収納箱で
あって、主フレーム2に取り付けられている。
【0038】小ウィング40は、図示されるように、中
央の平坦な面(40a)と、その両側から下方に折れ曲
がった二つの側面(40b)とから構成される羽状部材
であって、メダルを導く機能を有する。大ウィング41
は、中央の平坦な面(41a)と、その両端のコの字型
メダルガイド(41b)とから構成される羽状部材であ
って、メダルを導く機能を有する。小ウィング40、大
ウィング41の機能については、後に詳しく説明する。
ウィング連結部材43は、小ウィング40と、大ウィン
グ41とを連結固定する部材であって、それらが互いに
所望の角度をなすように固定する。
【0039】説明の便宜上、本明細書において、ウィン
グ連結部材43によって連結固定された小ウィング40
および大ウィング41を、以下まとめてウィング組立体
と呼ぶ。
【0040】次に、図4を参照して、ウィング組立体の
駆動機構について説明する。図4は、本発明のチャッカ
1の断面図であって、図中、50はソレノイド本体、5
1はソレノイドのケース、52はプランジャを下方向に
駆動するためのソレノイドコア、53はソレノイドコア
内に摺動自在に挿入されリンク機構を介してウィング組
立体を上下に駆動するプランジャ、54は前記プランジ
ャを上方向に付勢するスプリング、55はプランジャと
ウィング組立体とを結合するリンク機構、45はウィン
グ組立体に設けられたタブ、57はタブに設けられた回
転軸用貫通孔である。ウィング組立体は、タブ45の回
転軸用貫通孔57に通された軸支ピン(図示せず)を介
して駆動部収納箱35に回転可能に取り付けられる。
【0041】ソレノイドコア52への通電時(コア52
の励磁時)にプランジャ53が下方向に引っ張られ、ソ
レノイドコア52の非通電時(コア52の非励磁時)に
スプリング54によりプランジャ53を釣り合い位置に
復帰させる。なお、本明細書においては、説明の便宜
上、図面上に設定される方向に基づき、「上」、
「下」、「時計回り」、「反時計回り」の語を用いるこ
ととする。しかし、ボーナスチャッカの作用・動作を特
定の方向に限定することを意図するものではない。
【0042】ソレノイドコア52が非通電状態にあると
きは、図4に示すように、プランジャ53はスプリング
54の付勢力により上方向に付勢され、プランジャ53
とそれに結合されたリンク機構55の重量、ウィング組
立体の重量の一部と釣り合う位置で静止している。この
とき、図4に示すごとく、小ウィング40は右上がりの
状態にあり、大ウィング41は右下がりの状態にあっ
て、小ウィング40および大ウィング41が作る角を二
等分する線(以下、等分線と呼ぶ。)はおよそ水平にな
る。以下、便宜上この状態を「水平状態」と呼ぶ。
【0043】このとき、図示しない制御回路によってソ
レノイドコア52に通電すると、プランジャ53がソレ
ノイドコア52に吸引されて下方向に移動する。プラン
ジャ53が下方向に動くと、それに接続されているリン
クロッド55bも下方向に引き下げられる。リンクロッ
ド55bの上端は軸支ピン55cによりタブ45に回転
自在に連結されている。従って,リンクロッド55bが
引き下げられることにより、ウィング組立体は回転軸5
7を中心に反時計回りに回動する。このとき、小ウィン
グ40はさらに右上がりの状態になり、大ウィング41
は右上がりの状態になり、等分線は右上がりになる。以
下、この状態を「跳ね上げ状態」と呼ぶ。
【0044】次に、ここでソレノイドコア52への通電
を止めると、プランジャ53はスプリング54の付勢力
により上方向に付勢され、それに接続されているリンク
ロッド55bは上方向に押し上げられる。これによっ
て、ウィング組立体は回転軸57を中心に時計回りに回
動して、再び図4に示す水平状態に復帰する。
【0045】図5は、上記ボーナスチャッカをメダルゲ
ーム機1のサテライトaに搭載した状態を示す、要部切
り欠き図である。なお、図面の簡略化のために、本図の
説明に関係しない部材・要素については、図示を省略し
ている。
【0046】図5(a)は、図4と同様に、水平状態を
示しており、このとき小ウィング40がプレイフィール
ド21の水平エッジ27aに近接する。このとき小ウィ
ング40の端部と水平エッジ27aとの間は、水平エッ
ジ27aから押し出されたメダルが小ウィング40に乗
り移ることができる程度の間隔に設定される。この状態
では、水平エッジ27aから押し出されたメダルは、ま
ず小ウィング40の上に移り、一部のメダルは面40a
を伝わってメダル通路34に入る。メダル通路34に入
ったメダルは光センサによって検出された後、下方口3
4bからメダル回収口23a内に排出される。
【0047】また、面40aからこぼれたメダルは面4
0bを滑り落ちて、大ウィング41に当たり、メダル回
収口23aに落ちることになる。また、水平エッジ27
aではなくメダル落下抑制エッジ26aから落ちたメダ
ルはそのまま落下口23aに落ちる(場合によっては大
ウィング41に一度当ってから落下口23aに落ち
る)。よって、通常の状態では、水平エッジ27aを図
中”a”の幅に整合する状態で進行してきたメダルのみ
が、小ウィング40の狭い面40aを伝わってチャッカ
内に受け入れられることになる。
【0048】図5(b)は、ボーナスチャッカ30のソ
レノイドコア52に通電され、ウィング組立体が回転軸
57を中心に反時計回りに回動した、跳ね上げ状態を示
しており、小ウィング40は上方向に跳ね上げられ、水
平エッジ部27から上方に離反する。このとき同時に上
方に回動した大ウィング41は水平エッジ部27aおよ
びメダル落下抑止エッジ26aの下方に近接する。上記
小ウィング40の場合と同様に、大ウィング41の端部
と水平エッジ部27aおよびメダル落下抑止エッジ26
aとの間は、それらを押し出されたメダルが大ウィング
に落下または乗り移ることができる程度の間隔に設定さ
れる。この状態では、水平エッジ27aを中心にして、
メダル落下抑止エッジ26bにおいても大ウィング11
の幅内(図中幅b)においてエッジから押し出されたメ
ダルは、大ウィング41の面41aまたはコの字型ガイ
ド41bを伝わってメダル通路34に入る。メダル落下
抑止エッジ26bの大ウィング31の幅外から押し出さ
れたメダルはそのまま落下口23aに落ちる。 メダル
回収口23aに落下したメダルは、光センサによって検
出された後、図示しないメダル搬送通路を通って、遊戯
者毎に設けられるメダル取出し口23に送られる。
【0049】図5に示されるように、大ウィング41の
メダル受け入れ側の幅bは、小ウィング40のメダル受
け入れ側の幅aよりも広いので、跳ね上げ状態において
は、水平状態に比して、メダル落下抑止エッジ26bの
一部をを含むより広い範囲から落下するメダルがチャッ
カ内に受け入れられることになる。
【0050】遊戯者は、上記のようなプロセスによりメ
ダルを獲得することができる。すなわち、メダル回収口
23にたくさんのメダルを落とせば、それだけ多くのメ
ダルを獲得することができる。
【0051】次に、図6を参照して、メダルゲーム機1
の制御ブロックの構成について説明する。このメダルゲ
ーム機1の全体の制御は、ゲーム機制御部60によって
行われる。
【0052】4つのサテライトa〜dにそれぞれ設けら
れるチャンスチャッカ24、ボーナスチャッカ30、ル
ーレットゲーム表示盤28等は、ゲーム機制御部60に
接続されており、ゲーム機制御部60によりルーレット
ゲーム表示盤48の表示、チャンスチャッカ24、ボー
ナスチャッカ30にメダルが入ったときに行われる所定
の動作の実行が制御される。サテライトaとbに共通し
て、サテライトcとdに共通してそれぞれ設けられるメ
ダルテーブル20、メダル供給装置3もゲーム機制御部
60に接続され、メダルテーブル20の往復動作、所定
のメダル供給動作が制御される。各サテライトは同様の
構成を持つため、図6においてはサテライト4aについ
てのみその内部構成を図示することとし、その他のサテ
ライトの内部構成は図示を省略する。
【0053】以下、サテライトaを例にとって、本実施
形態に係るメダルゲーム機1の動作について説明する。
尚、他のサテライトにおける動作も基本的に同様であ
る。
【0054】本実施形態に係るメダルゲーム機1には、
通常のゲーム状態であるノーマルタイムと、遊戯者がボ
ーナスメダルを得る確率が高まるチャンスタイムが設定
されている。
【0055】まず、ノーマルタイムにおいては、遊戯者
は、上述した従来のプッシャーゲーム機と同様に、プレ
イフィールド21からメダル回収口23aにメダルを落
として、メダルを回収するゲームを行う。このとき、水
平エッジ27aから押し出されたメダルがボーナスチャ
ッカ30aの小ウィング40を通過してメダル通路34
に入ると、メダルは上述の光センサによって検出され、
メダルセンサ基板33の回路からゲーム機制御部60に
メダル検出信号が出力される。
【0056】ボーナスチャッカ34aからメダル検出信
号を受信したゲーム機制御部60は、次のような抽選動
作を行う。まず、ゲーム表示部48aの各LED表示器
に一定時間ランダムな数字を変動表示させる。続いて、
各LEDの数字変動表示を停止させ、停止時の各LED
の数字を検出する。そして、いずれかのラインで3つの
数字が揃ったときに「当たり」と判定し、メダル供給装
置3からサテライトa内にメダルの供給を行う。メダル
供給装置3は、図示されるように、基体部2の上方に取
り付けられる筒状のメダル貯蔵部と、各サテライトの中
央に設けられた円形状のメダル分配部とから構成され、
このメダル貯蔵部からメダル分配部に供給されたメダル
を各サテライトに選択的に供給できるように構成されて
いる。
【0057】一方、ゲームの結果が「はずれ」である場
合には、遊戯者にはなんら特典は与えられず、再びボー
ナスチャッカ30aにメダルが入るまで待機する。
【0058】次に、チャンスタイムにおけるメダルゲー
ム機1の動作について説明する。メダルテーブル20の
上面端部のほぼ中央に配置されたチャンスチャッカ24
aは、メダルテーブル20上面に開口するメダル取り入
れ口と、メダルテーブル20の端部側面に向けて開口す
るメダル排出口と、それらの間を結ぶメダル誘導路と、
メダル誘導路に設けられたメダル通過センサとを有して
いる。メダルテーブル上を移動した1個のメダルがこの
メダル取り入れ口に入ると、メダル誘導路を通過する間
にメダル通過センサによって検出され、メダル排出口か
らプレイフィールド上に落下する。このときチャンスチ
ャッカ24aのメダル通過センサは、メダル検出信号を
ゲーム機制御部60に出力する。
【0059】チャンスチャッカ24aからメダル検出信
号を受信した、ゲーム機制御部60はチャンスタイムを
開始する。まず、ボーナスチャッカ30aのソレノイド
コア22に給電して、ウィング組立体を回動させ、跳ね
上げ状態にする。この状態においては、上述のように、
大ウィング41が水平エッジ部27aおよびメダル落下
抑止エッジ26aの下方に近接するので、ノーマルタイ
ムに比べ、プレイフィールド21からメダル回収口23
a方向に押し出されるメダルがボーナスチャッカ30a
に受け入れられる可能性が格段に高まる。ここでボーナ
スチャッカ30aにメダルが入ると、ノーマルタイムの
ときと同様に、ゲーム機制御部60が抽選動作を実行
し、その結果に応じてメダルがサテライトa内に払い出
される。
【0060】チャンスタイムにおいては、ノーマルタイ
ムのときよりも、当選確率を高くしてもよい。また、抽
選動作を行わずに、即座に所定枚数のメダルをサテライ
トa内または直接メダル取り出し口29aに払い出して
もよい。
【0061】ゲーム機制御部60は、チャンスタイム突
入後、所定の時間が経過したかどうかを判定する。所定
時間が経過していた場合には、ゲーム機制御部60は、
ボーナスチャッカ30aのソレノイドコア22への給電
を停止し、ウィング組立体を回動させ、水平状態に戻
し、ゲーム機の動作はノーマルタイムへと復帰する。こ
の所定時間は、ゲーム全体のバランスを考慮して適切な
値に設定すればよく、例えばメダルテーブル20の往復
動作の周期を基本単位として設定すればよい。
【0062】よって、チャンスタイム中においてはノー
マルタイムに比べ、プレイフィールドから落下するメダ
ルが、チャッカ内に受け入れられる可能性が高くなり、
以降の特典付与に対する期待が高まる。また、ウィング
組立体が上下方向にパタパタと動くことより、遊戯者に
とって有利な状態であることが一見して見て取れ、見た
目の楽しさも演出することができる。
【0063】本発明のメダルゲーム機1は、上記のごと
く構成されているから、プレイフィールドのエッジ部中
央付近にあるメダルは、通常は小ウィングを伝ってボー
ナスチャッカに導かれるので、ボーナスチャッカにメダ
ルが到達する可能性は低く押さえられるとともに、特別
の状態(チャンスタイム)にあるときは高い確率でボー
ナスチャッカに導かれることになる。
【0064】このような構成を設けることによって、遊
戯者はメダルテーブルの押し出し動作によるメダルの獲
得のゲーム以外に、ボーナスチャッカへメダルを送り込
むことによるメダルの獲得という別のゲームをも楽しむ
ことができる。また、ボーナスチャッカへのメダルの送
り込み易さが、時間により変化するので、遊戯者は有利
な時間中にボーナスチャッカにメダルを送り込もうとし
て短時間に多くのメダルを投入することへの動機付けを
提供する。
【0065】(第2実施形態)次に、本発明のメダルゲ
ーム機の第2実施形態について説明する。第2実施形態
と第1実施形態との相違点は、第1実施形態におけるボ
ーナスチャッカ30の代わりに2つのメダルチャッカ
と、これら2つのメダルチャッカにメダルを誘導するシ
ーソーを用いるところにある。以下、第2実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0066】図7は、この第2実施形態を採用したサテ
ライト4aの要部切り欠き図である。図7には、サテラ
イト4aのプレイフィールド21、メダル落下抑制エッ
ジ26a、水平エッジ27a、メダル回収口23a、シ
ーソー70、第1メダルチャッカ71、第2メダルチャ
ッカ72、シーソー70に設けられる傾き方向ランプ7
3、74、およびプレイフィールドに載せられた多数の
メダルが図示されている。第2実施形態においては、シ
ーソー70、第1メダルチャッカ71、第2メダルチャ
ッカ72の組み合わせがボーナスチャッカを構成する。
図示されるように、第2メダルチャッカ72の開口部の
横幅は、第1メダルチャッカ71のそれよりも広く形成
されている。
【0067】シーソー70は、略長方形の板状部材であ
って、その長辺がプレイフィールド21の端部(メダル
落下抑制エッジ26aおよび水平エッジ27a)と平行
になるようにメダル回収口23a内に取りつけられる。
また、シーソー70は、図示されるように、その長辺方
向に平行に設けられる中央回転軸75を中心にメダル回
収口内で回転可能に取り付けられる。中央回転軸75の
一端には図示しない駆動モータが接続され、任意の角度
にシーソー70を回転させることができる。中央回転軸
75の他端は図示しない軸受けによってメダルゲーム機
の基体部2に軸支されている。
【0068】続いて、第2実施形態のメダルゲーム機の
動作について、第1実施形態との相違点を中心に説明す
る。
【0069】図8は、上記シーソー70、第1メダルチ
ャッカ71、第2メダルチャッカ72、メダル落下抑制
エッジ26a等の互いの位置関係を示す簡略化された側
面図である。シーソー70は図示しないモータにより図
中(a)または(b)どちらかの位置に回転させられ
る。
【0070】ノーマルタイムにおいては、シーソー70
は、図中(a)の位置に固定されており、このときその
第1メダルチャッカ71側の辺はメダル落下抑制エッジ
26aおよび水平エッジ部27aの下方に離れた位置に
あり、押し出されたメダルはシーソー70上に落下す
る。
【0071】メダル落下抑制エッジ26a又は水平エッ
ジ27aから押し出されてシーソー70に落ちたメダル
は、シーソー70の傾きに従ってその上を図中の方向
にすべり落ちる。シーソー70に落ちたメダルのうち、
一部は第1メダルチャッカ71に入り、その他のメダル
はメダル回収口23aに落ちる(図中方向)。すなわ
ち、第1メダルチャッカ71は、その開口部の幅内にお
いてシーソー70からのメダルを受け入れる。
【0072】第1メダルチャッカの中には図示しないメ
ダル通過センサが設けられており、入ってきたメダルを
検出する。メダルを検出すると、第1メダルチャッカ内
のメダル通過センサは、ゲーム機制御部60に対し、メ
ダル検出信号を送信する。第1メダルチャッカからのメ
ダル検出信号を受け取ったメダルゲーム機の動作は、第
1実施形態と同様である。
【0073】次に、チャンスタイムにおいて、ゲーム機
制御部60は、図示しないモータにより、シーソー70
を図中点線で示される(b)の位置迄回転させる。この
とき、シーソー70の第1メダルチャッカ71側の辺は
メダル落下抑制エッジ26aおよび水平エッジ部27a
の端部に近接し、押し出されたメダルはすべてシーソー
70に移るように位置設定される。シーソー70に移っ
たメダルは、シーソー70の傾きに従ってその上を図中
の方向にすべり落ちる。
【0074】第2メダルチャッカ72の開口部は、第1
メダルチャッカ71のそれよりも幅が広くできているの
で、プレイフィールド21からメダル回収口23a方向
に押し出されるメダルが第2メダルチャッカ72に受け
入れられる可能性は各段に高い。第2メダルチャッカか
らのメダル検出信号を受け取ったメダルゲーム機の動作
は、第1実施形態と同様である。
【0075】よって、第2実施形態においても、チャン
スタイムにおいてはボーナスチャッカにメダルが入る可
能性が格段に高まることとなる。
【0076】上記説明では、シーソー70の駆動源は、
その回転軸に直結された駆動モータとしたが、その他の
駆動機構、モータとリンクを用いた機構、またはモータ
とカムを用いた機構でもよい。
【0077】また、遊戯者に、シーソーの傾き(a)又
は(b)を明確に認識させるために、ゲーム機制御部6
0は、シーソーが(a)の位置にあるときは傾き方向ラ
ンプ73を点灯させ、シーソーが(b)の位置にあると
きは傾き方向ランプ74を点灯させることとしてもよ
い。
【0078】第1実施形態と同様、このような構成を設
けることによって、遊戯者はメダルテーブルの押し出し
動作によるメダルの獲得のゲーム以外に、ボーナスチャ
ッカへメダルを送り込むことによるメダルの獲得という
別のゲームをも楽しむことができる。また、ボーナスチ
ャッカへのメダルの送り込み易さが、時間により変化す
るので、遊戯者は有利な時間中にボーナスチャッカにメ
ダルを送り込もうとして短時間に多くのメダルを投入す
ることへの動機付けを提供する。
【0079】(第3実施形態)次に、第3実施形態につ
いて説明する。第3実施形態と第1実施形態等との相違
点は、ボーナスチャッカとしてゲートを持つメダルチャ
ッカを用いるところにある。本実施形態のボーナスチャ
ッカはそのメダル受け入れ用の開口部にゲートを設け
て、メダルの取り込み易さを制御する。以下、第3実施
形態について、図面を参照して説明する。
【0080】図9は、第3実施形態のチャッカをメダル
ゲーム機1に実装した場合を示す、要部切り欠き斜視図
である。図9において、21はプレイフィールド、26
aはメダル落下抑制エッジ、27aは水平エッジ、80
は水平エッジ27aに近接して設けられるメダルチャッ
カ、81はメダルチャッカ80のメダル受け入れ口に開
閉自在に設けられるゲートである。
【0081】続いて、第3実施形態を採用した場合のメ
ダルゲーム機1の動作について、第1実施形態との相違
点を中心に説明する。
【0082】ノーマルタイムにおいては、二枚のゲート
81はメダルチャッカ80の外側方向に若干開いてメダ
ル受け入れ口を狭め、メダルがチャッカ内に入りにくい
ようにしている。特別の状態においては、ゲート81は
メダルチャッカ80の内側方向に開き、水平エッジ27
a周辺から落下したメダルはゲート81上を滑ってメダ
ル受け入れ口に入る。メダルチャッカ80の内部には図
示しないメダル通過センサが設けられており、メダルチ
ャッカ内に取り込まれたメダルを検出する。
【0083】図10は、上記ゲート81の駆動機構を示
す図である。ゲート81は、回転軸82によってメダル
チャッカ本体に回動自在に取り付けられている。ゲート
81には、その内側面に接触するカム83が設けられ、
ゲート81はカム83の外周によって支持されている。
カム83は駆動軸84を介して図示しないモータに連結
され、回転する。図10(a)に示されるように、通常
の状態においてゲート81は、カムの山部によりチャッ
カの外側方向に若干開いた状態(以下、閉鎖状態と呼
ぶ。)で支持されている。図示しないモータによりカム
を回転させると、図10(b)に示すように、カムの谷
部においてゲートがチャッカ内側に向けて最大に開く
(以下、開放状態と呼ぶ。)。さらに、モータを回転さ
せると、図10(a)の閉鎖状態に復帰する。ゲートの
状態(閉鎖状態又は開放状態)は、既知の角度検出装置
でカムの回転角度を検出することで判定可能である。
【0084】よって、ノーマルタイムにおいてゲート8
1を閉鎖状態にしておき、チャンスタイムにおいてゲー
ト81を開放状態にすれば、チャンスタイムにおいてボ
ーナスチャッカにメダルが入る可能性が格段に高まるこ
ととなる。
【0085】第1実施形態と同様、このような構成を設
けることによって、遊戯者はメダルテーブルの押し出し
動作によるメダルの獲得のゲーム以外に、ボーナスチャ
ッカへメダルを送り込むことによるメダルの獲得という
別のゲームをも楽しむことができる。また、ボーナスチ
ャッカへのメダルの送り込み易さが、時間により変化す
るので、遊戯者は有利な時間中にボーナスチャッカにメ
ダルを送り込もうとして短時間に多くのメダルを投入す
ることへの動機付けを提供する。
【0086】尚、上記各実施形態は発明の説明のために
特に例示された実施形態であり、本発明の技術的範囲を
上記実施形態に限定するために用いられるべきではな
い。本発明の技術的範囲は、本明細書の特許請求の範囲
に記載された事項を元に解釈されるべきであり、上記実
施形態から当業者が容易に想到できるその他の実施形態
をも含むものである。
【0087】例えば、チャンスタイム開始条件はチャン
スチャッカによるメダルの検出には限定されない。サテ
ライト内のその他の箇所に設けられたセンサによってメ
ダルが検出されたことを条件としてもよく、シュータに
投入メダルカウンタを設けて投入されたメダルが一定枚
数に達することを条件としてもよい。またタイマによっ
て、定期的(またはランダムに)、チャンスタイムを設
けることとしてもよい。
【0088】また、ボーナスチャッカ30、第1メダル
チャッカ71、第2メダルチャッカ72、メダルチャッ
カ80にメダルが入った場合における抽選動作は、上記
いわゆるルーレットゲームには限定されず、当たり、は
ずれを抽選するものであればその他の抽選ゲームであっ
てもよい。
【0089】また、第1実施形態における小ウィング、
大ウィングの形状は、上記実施形態に記載のものには限
定されず、所望のメダル誘導率を持つように適宜変更す
ることができる。すなわち、ウィングのメダル受け入れ
側端部の幅の広狭でメダル誘導率は変化し、またその上
面の凹凸によってもメダル誘導率は変化する。例えば、
大ウィングを小ウィングと相似形状に、すなわち中央の
平坦な面と、その両側から下方に折れ曲がった二つの側
面をもつように形成してもよい。
【0090】
【効果】本発明のメダルゲーム機によれば、新たなゲー
ム状況、ゲーム展開が生み出され、遊戯者は常に興味を
持ってゲームを継続することができ、さらにより一層ゲ
ームを楽しむことができる。
【0091】また、本発明のメダルゲーム機によれば、
一定条件の成立により、褒賞を得るチャンスが増大する
ため、ゲームの興趣を従来に比べて向上させることが可
能となる。
【0092】さらに、本発明のメダルゲーム機によれ
ば、遊戯者に一定時間有利な状況が与えられるので、遊
戯者に対してその間集中的にメダル投入しようとする意
欲を掻き立てることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメダルゲーム機の一実施形態の斜視
図。
【図2】 メダルゲーム機の要部抽出拡大図。
【図3】 ボーナスチャッカの斜視図。
【図4】 ボーナスチャッカの断面図。
【図5】 メダルゲーム機の要部抽出図。
【図6】 メダルゲーム機の制御ブロック図。
【図7】 本発明のメダルゲーム機の第2実施形態の要
部抽出図。
【図8】 図7に示す実施形態の動作を示す側面図。
【図9】 本発明のメダルゲーム機の第3実施形態の要
部抽出図。
【図10】 図9に示す実施形態の駆動機構を示す図。
【符号の説明】
20 メダルテーブル 21 プレイフィールド 22 仕切板 23 メダル回収口 24 チャンスチャッカ 25 シュータ 26 メダル落下抑制エッジ 27 水平エッジ 30 ボーナスチャッカ 32 主フレーム 33 メダルセンサ基板 34 メダル通路 35 駆動部収納箱 40 小ウィング 41 大ウィング 42 ウィング連結部材 50 ソレノイド 55 リンク機構 60 ゲーム機制御部 70 シーソー 71 第1メダルチャッカ 72 第2メダルチャッカ 73,74 傾き方向ランプ 80 メダルチャッカ 81 ゲート 83 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 生泰 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 コナミ 株式会社内 (72)発明者 山際 篤彦 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 コナミ 株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、メダル誘導
    率の異なる複数のメダル誘導部材を持ち、それら複数の
    メダル誘導部材を選択的に前記フィールドの端部に近接
    させて前記フィールドの端部から押し出されたメダルを
    誘導するメダルチャッカを設けたメダルゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記メダルチャッカによってメダルを検
    出された時には所定の動作を実行する請求項1記載のメ
    ダルゲーム機。
  3. 【請求項3】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、 メダルが通過しうる第1幅を持つ第1メダル誘導部材
    と、前記第1幅より広い第2幅を持つ第2メダル誘導部
    材と、通常状態においては前記第1メダル誘導部材を前
    記フィールドの端部から押し出されたメダルを受け取り
    可能な位置に移動させ、所定の条件が成立したときは前
    記第2メダル誘導部材を前記フィールドの端部から押し
    出されたメダルを受け取り可能な位置に移動させる駆動
    制御機構と、前記第1メダル誘導部材または前記第2メ
    ダル誘導部材によって誘導されたメダルを検出してメダ
    ル検出信号を出力するセンサとを有するメダルチャッカ
    をさらに備え、 当該メダルチャッカによってメダルが検出されたときに
    は所定の動作を実行するメダルゲーム機。
  4. 【請求項4】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、 所定の条件の成立を判定する判定部と、 メダルが通過しうる第1幅を持つ第1メダル誘導部材と
    前記第1幅よりも広い第2幅を有する第2メダル誘導部
    材と、前記第1メダル誘導部材または前記第2メダル誘
    導部材のメダル受け入れ側端部を選択的に前記フィール
    ドの端部に近接させる誘導部材駆動機構と前記第1メダ
    ル誘導部材または前記第2メダル誘導部材により誘導さ
    れたメダルを検出するセンサとを含むメダル受け入れ装
    置と、前記所定の条件の成立に応じて前記誘導部材駆動
    機構を制御して第1メダル誘導部材に代えて前記第2メ
    ダル誘導部材のメダル受け入れ側端部を前記フィールド
    の端部に近接させる制御部とを設け、当該メダル受け入
    れ装置によってメダルが検出されたときには所定の動作
    を実行するメダルゲーム機。
  5. 【請求項5】 前記判定部はさらに前記所定の条件の終
    了を判定し、前記制御部は前記所定の条件の終了に応じ
    て前記誘導部材駆動機構を制御して前記第2メダル誘導
    部材に代えて前記第1メダル誘導部材のメダル受け入れ
    側端部を前記フィールドの端部に近接させる、請求項4
    記載のメダルゲーム機。
  6. 【請求項6】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、 前記フィールドの端部から落下したメダルを受けてその
    傾きに沿ってメダルを誘導するメダル誘導板と、 当該メダル誘導板の傾きを第1角度または第2角度のい
    ずれかに設定する駆動機構と、 前記メダル誘導板が前記第1角度にあるときに前記メダ
    ル誘導板によって誘導されるメダルを受け入れ可能な位
    置に設置され、誘導されたメダルを第1受け入れ幅にお
    いて受け入れるとともに、受け入れたメダルを検出する
    センサを有する第1メダルチャッカと、 前記メダル誘導板が前記第2角度にあるときに前記メダ
    ル誘導板によって誘導されるメダルを受け入れ可能な位
    置に設置され、誘導されたメダルを前記第1受け入れ幅
    よりも広い第2受け入れ幅において受け入れるととも
    に、受け入れたメダルを検出するセンサを有する第2メ
    ダルチャッカとをさらに含んで構成され、前記第1メダ
    ルチャッカまたは前記第2メダルチャッカのセンサによ
    ってメダルが検出されたときには所定の動作を実行する
    メダルゲーム機。
  7. 【請求項7】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、所定の条件
    の成立を判定する判定部と、前記フィールドの端部から
    落下したメダルを受けその傾きに応じてメダルを誘導す
    るメダル誘導板と、当該メダル誘導板の傾きを第1角度
    または第2角度のいずれかに設定する駆動機構と、前記
    所定の条件の成立に応じて前記駆動機構を制御して前記
    メダル誘導板の傾きを前記第2角度に設定させる制御部
    とを設け、前記メダル誘導板が前記第1角度にあるとき
    に前記メダル誘導板によって誘導されるメダルを受け入
    れ可能な位置に設置され、当該誘導されたメダルを第1
    受け入れ幅を持つ開口部から受け入れるとともに、受け
    入れたメダルを検出するセンサを有する第1メダルチャ
    ッカと、前記メダル誘導板が前記第2角度にあるときに
    前記メダル誘導板によって誘導されるメダルを受け入れ
    可能な位置に設置され、当該誘導されたメダルを前記第
    1受け入れ幅よりも広い第2受け入れ幅を持つ開口部か
    ら受け入れるとともに、受け入れたメダルを検出するセ
    ンサを有する第2メダルチャッカとをさらに含んで構成
    され、 前記第1メダルチャッカまたは前記第2メダルチャッカ
    のセンサによってメダルが検出されたときには所定の動
    作を実行するメダルゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記メダル誘導板はその傾きの角度を表
    示する表示器を備え、前記制御部は前記表示器に前記メ
    ダル誘導板の角度を識別可能に表示させる、請求項7記
    載のメダルゲーム機。
  9. 【請求項9】 メダルが載置されるフィールドと、メダ
    ルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルをフ
    ィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記フ
    ィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル回
    収機構とを備えたメダルゲーム機であって、前記フィー
    ルドの端部から落下するメダルを受け入れ可能な位置に
    メダル通過率可変の開口部を有して当該開口部を通過し
    たメダルを検出してメダル検出信号を出力するメダルチ
    ャッカを設け、当該メダルチャッカによってメダルが検
    出されたときには所定の動作を実行するメダルゲーム
    機。
  10. 【請求項10】 メダルが載置されるフィールドと、メ
    ダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルを
    フィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記
    フィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル
    回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、メダル受
    け入れ口と当該メダル受け入れ口に開閉可能に取りつけ
    られるゲート部材と当該ゲート部材の開閉動作を行う駆
    動機構と受け入れたメダルを検出するセンサを持ち、当
    該メダル受け入れ口は前記フィールドの端部から落下し
    たメダルを受け入れ可能な位置に設置されているメダル
    チャッカをさらに含み、当該メダルチャッカのセンサに
    よってメダルが検出されたときには所定の動作を実行す
    るメダルゲーム機。
  11. 【請求項11】 メダルが載置されるフィールドと、メ
    ダルを投入するメダル投入機構と、投入されたメダルを
    フィールド上で移動させるメダル押し出し部材と、前記
    フィールドの端部から落下したメダルを回収するメダル
    回収機構とを備えたメダルゲーム機であって、 所定の条件の成立を判定する判定部と、 メダル受け入れ口と当該メダル受け入れ口に開閉可能に
    取りつけられるゲート部材と当該ゲート部材の開閉動作
    を行う駆動機構と受け入れたメダルを検出するセンサを
    持ち、当該メダル受け入れ口が前記フィールドの端部か
    ら落下したメダルを受け入れ可能な位置に設置されてい
    るメダルチャッカと、前記所定の条件の成立に応じて前
    記駆動機構を制御する制御部とをさらに含み、当該メダ
    ルチャッカのセンサによってメダルが検出されたときに
    は所定の動作を実行するメダルゲーム機。
  12. 【請求項12】 前記所定の動作は、メダルを前記フィ
    ールドに払い出すことである、請求項2乃至11のいず
    れか1項に記載のメダルゲーム機。
  13. 【請求項13】 前記所定の動作は、メダルを遊戯者に
    付与することである、請求項2乃至10のいずれか1項
    に記載のメダルゲーム機。
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