JP2001231239A - 電磁往復駆動機構 - Google Patents

電磁往復駆動機構

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JP2001231239A
JP2001231239A JP2000038499A JP2000038499A JP2001231239A JP 2001231239 A JP2001231239 A JP 2001231239A JP 2000038499 A JP2000038499 A JP 2000038499A JP 2000038499 A JP2000038499 A JP 2000038499A JP 2001231239 A JP2001231239 A JP 2001231239A
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JP2000038499A
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Kentaro Suzuki
賢太郎 鈴木
Hideto Urasawa
秀人 浦澤
Soji Suzuki
壮志 鈴木
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Global Cooling BV
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Twinbird Corp
Global Cooling BV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石群の組立性を向上させると共に板状
永久磁石以外の部品点数を削減し、精度良く組み立てら
れるようにする。 【解決手段】 複数の板状永久磁石31を略筒状に配列し
てなる永久磁石群18を保持体17で保持する。この保持体
17を、短筒状の基部26と、この基部26とほぼ同径に形成
された環部27と、基部26と環部27を一体且つ同軸的に連
結する複数の棒状連結部28とで形成する。これら基部2
6、環部27及び棒状連結部28で囲まれた複数の保持部29
に板状永久磁石31をそれぞれ複数保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリングサイ
クル冷凍機等に用いられ、永久磁石を取り付けた部材を
交番磁界内で往復駆動させる電磁往復駆動機構に関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の電磁往復
駆動機構としては、板状永久磁石を筒状に配列した永久
磁石群の一端を非磁性体の保持体たるスパイダーで保持
し、また永久磁石群の他端を非磁性体のリテーナーで保
持し、電磁コイルを巻き付けた積層コアを前記永久磁石
群に近接して設けたものが知られている。そして、前記
電磁コイルに交番電流を流すことで交番磁界を発生さ
せ、この交番磁界によって前記永久磁石群及びこの永久
磁石群を保持したスパイダーに連結された部材を往復運
動させていた。そして、これらの永久磁石群を構成する
板状永久磁石は、通常、内側同士及び外側同士が同極と
なるように配列されている。
【0003】そして、これらの電磁往復駆動機構に用い
られる板状永久磁石は、強い駆動力を得るために磁力の
強いものが用いられているので、組立時に板状永久磁石
同士が強力に反発し合うばかりでなく、これらの板状永
久磁石に接合させる部品が多いため、精度良く組み立て
ることが難しいという問題があった。
【0004】そこで本発明者は、この問題を解決するた
めに特願平11−227934号に示す構造の電磁往復
駆動機構を出願し、この明細書中で組み立て方法につい
て詳述した。しかしながら、この発明においては、板状
永久磁石を配列するために円柱状の磁性体製治具及び環
状の治具を用いなければならず、また、これらの治具間
に板状永久磁石を挿入することになるため、組立性を向
上させる余地が残っていた。更に、組立に治具を用いて
いるものの、接合させる部品が多いことに変わりはな
く、精度良く組み立てることが難しいという問題は解決
されていなかった。
【0005】本発明は以上の問題点を解決し、永久磁石
群の組立性を更に向上させると共に板状永久磁石以外の
部品点数を削減し、精度良く組み立てることができる電
磁往復駆動機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁往復駆動機
構は、複数の板状永久磁石を略筒状に配列してなる永久
磁石群と、この永久磁石群を保持する保持体と、前記永
久磁石群に近接して設けられる積層コアと、この積層コ
アに巻き付けられた電磁コイルとで構成される電磁往復
駆動機構において、前記保持体を、短筒状の基部と、こ
の基部とほぼ同径に形成された環部と、前記基部と環部
を一体且つ同軸的に連結する複数の棒状連結部とで形成
すると共に、これら基部、環部及び棒状連結部で囲まれ
た複数の保持部に前記板状永久磁石をそれぞれ複数保持
可能に構成したものである。
【0007】本発明は以上のように構成することによ
り、基部、環部及び棒状連結部が一体に形成された保持
体の保持部に、それぞれ板状永久磁石が保持される。
【0008】また、本発明の電磁往復駆動機構は、請求
項1において、前記複数の保持部に前記板状永久磁石を
それぞれ軸回り方向に並べて複数保持可能に構成したも
のである。
【0009】本発明は以上のように構成することによ
り、保持体の保持部に、それぞれ複数の板状永久磁石が
保持される。この時、隣り合う板状永久磁石同士が反発
し合い、それぞれ軸回り方向に反発力が働くが、板状永
久磁石が棒状連結部と当接することによって軸回り方向
への移動が防止されて保持体に保持される。
【0010】更に、本発明の電磁往復駆動機構は、請求
項1又は2において、前記基部と前記環状部の対向する
外周部にリブを軸方向に形成し、前記永久磁石群の軸方
向両端内周縁に段差部を形成すると共に、該両段差部が
前記両リブに対して当接可能となるように構成したもの
である。
【0011】本発明は以上のように構成することによ
り、板状永久磁石同士の軸回り方向への移動が阻止され
ることで軸直方向に移動しようとする応力が生じるが、
保持体の保持部に形成したリブと板状永久磁石に形成し
た段差部とで、軸直方向への移動が阻止されて板状永久
磁石が保持体に固定される。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の第1の実施形態につ
いて、図1から図4に基づいて説明する。なお、本例で
はスターリングサイクル冷凍機を用いて説明するが、こ
れ以外の機器に応用することも可能である。1はシリン
ダ部2と胴部3とで構成される装置本体であり、シリン
ダ部2及び胴部3は、ステンレス鋼などで構成されてい
る。前記シリンダ部2の内部には、前記胴部3内まで延
びる内部シリンダ7が設けられ、この内部シリンダ7に
は、図示しないディスプレイサーがシリンダの軸方向に
摺動可能に収容されている。また、胴部3内において、
内部シリンダ7内には、ピストン15が軸方向に摺動可能
に収容されている。そして、このピストン15の基端部
は、電磁往復駆動機構16に同軸的に連結されている。
【0013】前記電磁往復駆動機構16は、前記ピストン
15に同軸に固定される樹脂製の保持体17と、この保持体
17にエポキシ樹脂系接着剤等によって固定された永久磁
石群18と、前記永久磁石群18の内周に近接して設けられ
た内部積層コア19と、永久磁石群18の外周に近接して設
けられた外部積層コア20と、この外部積層コア20に巻き
付けられた電磁コイル21とで構成されている。前記保持
体17は、短円筒状の基部26と、この基部26と同軸同径な
環部27を複数(本例では8本)の棒状連結部28で一体に
連結して形成されている。なお、この棒状連結部28は、
基部26と環部27の対向する端部間に、周方向に等間隔で
一体に形成されている。そして、これら基部26、環部27
及び隣り合う棒状連結部28で囲まれた開口部によって、
保持部29が形成されている。そして、前記各保持部29に
それぞれ、前記保持体17の外周に沿うようにして、前記
永久磁石群18の構成単位である平板状の板状永久磁石31
が軸回り方向に並べて複数(本例では3)枚保持されて
いる。そして、これら3枚ずつ並べられた板状永久磁石
31が前記保持体17の外周に沿って複数箇所に配されるこ
とで、全体としてほぼ筒状の永久磁石群18が形成されて
いる。なお、前述のように各板状永久磁石31は平板形状
に形成されており、また、隣り合う板状永久磁石31同士
がそれぞれ等しい角度(本例では165度)で配置され
ているので、永久磁石群18は、軸方向から見て略正多角
形(本例では二十四角形)の筒状をなしている。この板
状永久磁石31は希土類、鉄、硼素系永久磁石などからな
り、焼結によって成型されていると共に、その一面側が
N極、他面側がS極となるように磁化されている。
【0014】前記電磁コイル21は、樹脂などで構成され
たコイルボビン32に巻き付けられている。また、前記外
部積層コア20は、薄板状に形成された無方向性電磁鋼を
プレスで打ち抜くことで同一形状に形成された、略コ字
状の薄片を積層して構成されている。そして、前記電磁
コイル21を巻き付けたコイルボビン32を、電磁コイル21
の軸方向両側から外部積層コア20で挟み込み、更にこの
外部積層コア20を、内部シリンダ7と保持部材33との間
に挟み込み、図示しないビス等で締め付けることで、外
部積層コア20及び電磁コイル21は内部シリンダ7に対し
て固定されている。なお、外部積層コア20は前記各保持
部29と同数形成されており、それぞれの外部積層コア20
が前記各保持部29に3枚ずつ保持された板状永久磁石31
と対向している。
【0015】また、前記内部積層コア19も、外部積層コ
ア20と同様に、薄板状に形成された方向性電磁鋼をプレ
スで打ち抜くことで同一形状に形成された、短辺を切り
欠いた略平鼓形状の薄片を積層して構成されている。そ
して、このようにして構成された内部積層コア19を、前
記永久磁石群18及び外部積層コア20と同様に、所定の角
度をもって、前記永久磁石群18及び外部積層コア20と同
じ略正多角環状(本実施例では二十四角形)に配列し、
軸方向両側から環状の保持部材34によって内部積層コア
19を狭持して、内部シリンダ7に対して接着などで固定
する。
【0016】なお、36及び37は渦巻状の板バネであり、
38はディスプレイサーの振幅を制御するためのロツドで
ある。
【0017】次に、保持体17への板状永久磁石31の取り
付けについて説明する。必要に応じて前記保持体17の内
側または外側に治具を配し、この保持体17の外側または
内側から、板状永久磁石31を保持部29に配してゆく。こ
の際、保持部29の棒状連結部28と接するように2枚の板
状永久磁石31を配した後、この2枚の板状永久磁石31間
にもう一枚板状永久磁石31を配する。この状態では、板
状永久磁石31の一面側が全てN極、他面側が全てS極で
あり、板状永久磁石31同士が反発するので、板状永久磁
石31同士が離れる方向、即ち保持体17の周方向及び放射
方向外向きに力が加わるが、板状永久磁石31は、その側
辺31aが前記棒状連結部28に当接して押さえられる。そ
して、板状永久磁石31と保持部29の当接部及び板状永久
磁石31同士の当接部にエポキシ樹脂系接着剤を塗布し、
固化促進用の炉内に入れて固化させる。これによって、
板状永久磁石31は保持部29に強固に固定されることにな
る。
【0018】このように構成される本実施形態では、電
磁コイル21に交流電流を流すと、交番磁界によって板状
永久磁石31を軸方向Xに動かす力が加わる。この力によ
って、ピストン15が内部シリンダ7内を軸方向Xに往復
運動する。
【0019】以上のように、前記実施形態の構成によれ
ば、保持体17に一体に形成された基部26、環部27及び棒
状連結部28で囲まれた複数の保持部29に板状永久磁石31
をそれぞれ複数保持する構成にしたので、板状永久磁石
31を精度良く組み付けることができる。また、棒状連結
部28により板状永久磁石31の軸回り方向への移動が防止
されるので、板状永久磁石31の保持が容易となり、組立
を簡略化することができる。
【0020】つぎに、本発明の第2の実施形態につい
て、図5に基づいて説明する。なお、前記第1の実施形
態と対応する部分には同一符号を付して、その説明を省
略する。本第2の実施形態では、保持体17の基部26と環
部27の対向する端部の外周面に沿って、環状のリブ41,
42が保持体17の軸方向に延出して一体に形成されてお
り、これにより、基部26と環部27の対向する内周部に切
欠部43,44が形成されている。また、各板状永久磁石31
における永久磁石群18の軸方向両端縁部には、この板状
永久磁石31の肉厚よりも肉薄な突部45,46が板状永久磁
石31の面方向に延出して一体に形成されている。なお、
この突部45,46は、ほぼ筒状の永久磁石群18の内周面を
なす板状永久磁石31の他面側(S極側)と面一に構成さ
れていると共に、永久磁石群18の外周面をなす板状永久
磁石31の一面側(N極側)に対して段差部47,48が形成
されている。そして、この突部45の一面側である段差部
47が前記保持体17のリブ41の内面側、即ち切欠部43と当
接すると共に、前記突部46の一面側である段差部48が前
記リブ42の内面側、即ち切欠部44と当接して、板状永久
磁石31が保持部29に保持されている。この時、板状永久
磁石31の一面側中央が、保持体17の外面とほぼ面一とな
っている。
【0021】そして、保持体17へ板状永久磁石31を取り
付けるにあたっては、前記保持体17の内側から、板状永
久磁石31を保持部29に配してゆく。この際、板状永久磁
石31の一面側が外周側となるようにすることで、板状永
久磁石31は、段差部47が基部26側のリブ41の内周側と当
接し、また先端側段差部48が環部27側のリブ42の内周側
と当接するように取り付けられる。このようにして、保
持部29の棒状連結部28と接するように2枚の板状永久磁
石31を配した後、この2枚の板状永久磁石31間にもう一
枚板状永久磁石31を配する。この状態では、板状永久磁
石31の一面側が全てN極、他面側が全てS極であり、板
状永久磁石31同士が反発するので、板状永久磁石31同士
が離れる方向、即ち保持体17の周方向及び放射方向外向
きに力が加わるが、板状永久磁石31は、その側辺31aが
前記棒状連結部28に当接して押さえられると共に、突部
45,46が切欠部43,44で位置決めして押さえられる。そ
して、板状永久磁石31と保持部29の当接部及び板状永久
磁石31同士の当接部にエポキシ樹脂系接着剤を塗布し、
固化促進用の炉内に入れて固化させる。これによって、
板状永久磁石31は保持部29に強固に固定されることにな
る。
【0022】このような第2実施形態の構成によれば、
保持体17のリブ41,42及び板状永久磁石31の段差部47,
48により板状永久磁石31の軸直方向への移動を阻止して
板状永久磁石31を保持体17に固定できるので、板状永久
磁石31の保持が更に容易となり、組立を更に簡略化する
ことができる。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。例えば、前記の例では一面側をN極、他面側を
S極としたが、永久磁石群全体として内周側と外周側の
磁極が揃っていれば良く、したがって、一面側をS極、
他面側をN極に磁化しても良い。また、前記の例では棒
状連結部を8本設けることで保持部を8箇所形成し、こ
の8箇所の保持部にそれぞれ板状永久磁石を3枚保持す
ることで、永久磁石群全体として略正二十四角形状に構
成されているが、保持部の数及び保持部で保持される板
状永久磁石の枚数は任意である。例えば、前記の例では
保持体の1つの保持部にそれぞれ複数の板状永久磁石を
保持したが、1つの保持部に1枚の板状永久磁石を保持
しても良い。また、前記の例では板状永久磁石を一列に
配して永久磁石群を構成したが、図6に示す第3の実施
形態のように板状永久磁石31を同軸的に2列に配して永
久磁石群18を構成しても良い。この場合、保持体17にお
いて、基部26に第1の棒状連結部28aにより一体に連結
された第1の環部27aに、更に第2の棒状連結部28bによ
り第2の環部27bを一体且つ同軸的に連結し、基部26、
第1の環部27a及び第1の棒状連結部28aで囲まれた複数
の第1の保持部29aと、第1の環部27a、第2の環部27b及
び第2の棒状連結部28bで囲まれた複数の第2の保持部2
9bとを形成する。そして、これら第1の保持部29a及び第
2の保持部29bに板状永久磁石31をそれぞれ保持する。
更に、前記の例では板状永久磁石を平板状に形成してい
るが、これに限定されるものではなく、例えば曲板状に
形成しても良い。更に、上記各実施形態では、板状永久
磁石31を保持体17にエポキシ樹脂系接着剤等を用いて固
定していたが、予め組んでおいた板状永久磁石31を保持
体17と一緒に成形しても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明の電磁往復駆動機構は、複数の板
状永久磁石を略筒状に配列してなる永久磁石群と、この
永久磁石群を保持する保持体と、前記永久磁石群に近接
して設けられる積層コアと、この積層コアに巻き付けら
れた電磁コイルとで構成される電磁往復駆動機構におい
て、前記保持体を、短筒状の基部と、この基部とほぼ同
径に形成された環部と、前記基部と環部を一体且つ同軸
的に連結する複数の棒状連結部とで形成すると共に、こ
れら基部、環部及び棒状連結部で囲まれた複数の保持部
に前記板状永久磁石をそれぞれ保持可能に構成したもの
であり、基部、環部及び棒状連結部が一体に形成された
保持体の保持部に、それぞれ板状永久磁石が保持される
ので、保持体自体を精度良く形成できると共に、板状永
久磁石を精度良く組み付けることができる。
【0025】また、本発明の電磁往復駆動機構は、請求
項1において、前記複数の保持部に前記板状永久磁石を
それぞれ軸回り方向に並べて複数保持可能に構成したも
のであり、隣り合う板状永久磁石同士が反発し合い、そ
れぞれ軸回り方向に反発力が働くが、板状永久磁石が棒
状連結部と当接することによって軸回り方向への移動が
防止されて保持体に保持されるので、板状永久磁石の保
持が容易となり、組立を簡略化することができる。
【0026】更に、本発明の電磁往復駆動機構は、請求
項1又は2において、前記基部と前記環状部の対向する
外周部にリブを軸方向に形成し、前記永久磁石群の軸方
向両端内周縁に段差部を形成すると共に、該両段差部が
前記両リブに対して当接可能となるように構成したもの
であり、板状永久磁石同士の軸回り方向への移動が阻止
されることで軸直方向に移動しようとする応力が生じる
が、保持体の保持部に形成したリブと板状永久磁石に形
成した段差部とで、軸直方向への移動が阻止されて板状
永久磁石が保持体に固定されるので、板状永久磁石の保
持が更に容易となり、組立を更に簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図2】同上、保持体部分の概略縦断面図であり、一部
の板状永久磁石は省略してある。
【図3】同上、保持体部分の概略横断面図(図2のIII
−III線断面図)である。
【図4】同上、図3において積層コアを加えた概略横断
面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す保持体部分の概
略縦断面図であり、一部の板状永久磁石は省略してあ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す保持体部分の概
略縦断面図であり、一部の板状永久磁石は省略してあ
る。
【符号の説明】
16 電磁往復駆動機構 17 保持体 18 永久磁石群 19 内部積層コア(積層コア) 20 外部積層コア(積層コア) 21 電磁コイル 26 基部 27,27a,27b 環部 28,28a,28b 棒状連結部 29,29a,29b 保持部 31 板状永久磁石 41,42 リブ 47,48 段差部
フロントページの続き (72)発明者 浦澤 秀人 新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向 2084番地2 ツインバード工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 壮志 新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向 2084番地2 ツインバード工業株式会社内 Fターム(参考) 5H633 BB08 BB10 GG02 GG05 GG09 HH03 HH07 HH13 HH18 HH21 HH22 JA02 JA08 JB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板状永久磁石を略筒状に配列して
    なる永久磁石群と、この永久磁石群を保持する保持体
    と、前記永久磁石群に近接して設けられる積層コアと、
    この積層コアに巻き付けられた電磁コイルとで構成され
    る電磁往復駆動機構において、 前記保持体を、短筒状の基部と、この基部とほぼ同径に
    形成された環部と、前記基部と環部を一体且つ同軸的に
    連結する複数の棒状連結部とで形成すると共に、これら
    基部、環部及び棒状連結部で囲まれた複数の保持部に前
    記板状永久磁石をそれぞれ保持可能に構成したことを特
    徴とする電磁往復駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記複数の保持部に前記板状永久磁石を
    それぞれ軸回り方向に並べて複数保持可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電磁往復駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記基部と前記環状部の対向する外周部
    にリブを軸方向に形成し、前記永久磁石群の軸方向両端
    内周縁に段差部を形成すると共に、該両段差部が前記両
    リブに対して当接可能となるように構成したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の電磁往復駆動機構。
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