JP2001230912A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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Abstract
て不完全な情報しか蓄積できなくなってしまう事態の発
生を極力防止して、安定した蓄積動作が得られるように
する。 【構成】 メモリ残量検出手段9はメモリ30のメモリ
残量Mを検出する。閾値発生手段41は、メモリ30の
メモリ残量に関する閾値Mthを出力する。比較手段53
は、前記メモリ残量検出手段9によって検出されたメモ
リ残量Mと閾値発生手段41から出力される閾値Mthと
を比較する。優先順位判定手段51は、メモリ30への
蓄積許可に関する優先順位を判定する。選択手段52
は、前記比較手段53によってメモリ残量Mが閾値Mth
を下回ったと判断されると、前記優先順位に応じて、メ
モリ30への蓄積を許可する蓄積動作を選択する。
Description
り、特に、イメージデータや数値データなどの各種情報
を一時的に蓄積するメモリを備えた通信端末装置に関す
る。
像メモリを備えたファクシミリ装置や、ネットワーク上
に接続されて文字データや数値データなどの各種の情報
を一時的に蓄積する機能を備えた通信端末装置が普及し
ている。
にメモリの記憶容量には制約があり、十分な記憶容量を
確保することは困難である。このため、情報の蓄積最中
にメモリ残量が不足して蓄積を継続できなくなってしま
う場合が経験上多く、このような不都合に対処するため
に各種の改善が試みられている。
報、特開昭63−2336645号公報、特開平1−1
83266号公報等では、ファクシミリ装置において画
像メモリがオーバーフローすることなく確実に画像伝送
できるようにするため、原稿情報の蓄積中に画像メモリ
のメモリ残量が予定の閾値に達すると、イメージデータ
の蓄積を禁止したり中止したりする技術が提案されてい
る。
ない場合に、ファクシミリ受信した情報を画像メモリに
蓄積する蓄積動作と、送信原稿を読み取って得られた送
信情報を画像メモリに蓄積する蓄積動作とが並列して行
われてしまうと、一方の情報の蓄積動作がなければ完全
に蓄積できたであろう他方の情報までもが途中までしか
蓄積できなくなってしまうという問題があった。
報を画像メモリに蓄積する蓄積動作と読取手段で読み取
って得られた送信情報を画像メモリに蓄積する蓄積動作
を行うときに、画像メモリがオーバフローして不完全な
情報しか蓄積できなくなってしまう事態を極力防止し
て、安定した蓄積動作が得られるようにすることであ
る。
ために、本発明は、ファクシミリ通信機能を含む通信手
段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、情報を蓄積する
画像メモリとを有し、前記通信手段のファクシミリ機能
で受信した受信情報を前記画像メモリに蓄積する受信情
報蓄積動作、および送信原稿を前記原稿読取手段で読み
取って得られた送信情報を前記画像メモリに蓄積する送
信情報蓄積動作を並列に行うことができる通信端末装置
において、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
た値以下の場合には、前記受信情報蓄積動作および前記
送信情報蓄積動作のいずれか一方を行わない。
た値以下の場合には、送信情報蓄積動作を行わない。
あらかじめ設定した値以下の場合には、ファクシミリ受
信した情報の画像メモリの蓄積動作と送信情報の画像メ
モリへの蓄積動作のいずれか一方が行われないので、他
方の蓄積動作による情報の蓄積を確実に行えるようにな
る。
あらかじめ設定した値以下の場合には、送信情報の画像
メモリへの蓄積動作が行われないので、ファクシミリ受
信した情報を確実に蓄積することができる。
細に説明する。図1は、本発明の機能ブロック図であ
る。
ータ、数値データ等の各種情報が蓄積される。メモリ残
量検出手段9は、メモリ30のメモリ残量Mを検出す
る。閾値発生手段41は、メモリ30のメモリ残量に関
する閾値Mthを出力する。
9によって検出されたメモリ残量Mと閾値発生手段41
から出力される閾値Mthとを比較する。優先順位判定手
段51は、メモリ30への蓄積許可に関する優先順位を
判定する。
てメモリ残量Mが閾値Mthを下回ったと判断されると、
前記優先順位に応じてメモリ30への蓄積を許可する蓄
積動作を選択する。
閾値Mthを上回っている状態から情報aを蓄積する蓄積
動作Aが開始され、更に、情報bを蓄積する蓄積動作B
が開始されると、蓄積動作A、Bが並列的に行われる。
る最中にメモリ残量Mが閾値Mthを下回ると、優先順位
判定手段51によって蓄積動作Aおよび蓄積動作Bの優
先順位が判定される。
が高いと、選択手段52によって蓄積動作Aのみが選択
されるので、情報aの蓄積は継続され、情報bの蓄積は
中断される。したがって、優先順位の低い蓄積動作Bに
よる情報bによってメモリ30のメモリ残量が減少して
しまい、優先順位の高い情報aが蓄積しきれなくなって
しまうといった事態が回避される。
置の概略ブロック図である。
あり、原稿情報を読み込んで電気信号のイメージデータ
に変換する。画像処理部2は、イメージデータを符号化
したり、また符号化されたイメージデータを復号化す
る。画像メモリ3は、符号化されたイメージデータを蓄
積する。メモリ残量検出部9は、画像メモリ3のメモリ
残量Mを検出する。回線制御部(NCU)6は、各種回
線網と当該ファクシミリ装置との接続、切断、着呼検知
等を行う。
を記録紙に印字出力する。操作パネル8は、テンキー、
機能キー、表示部等を有する。RAM4は、ワークエリ
アを提供したり、前記操作パネル8からユーザによって
設定されるデータ等を記憶する。ROM10は、本シス
テムを動作させるための制御用プログラムや諸々の基本
データ等を格納しており、前記図1に関して説明した閾
値Mthや優先順位を判定するアルゴリズムなども記憶さ
れている。主制御部(CPU)5は、ROM10に格納
された制御用プログラムにしたがって動作し、前記図1
に関して説明した比較手段および選択手段等を機能を果
たす。
発明の一実施例の動作を説明する。本実施例では、前記
閾値発生手段41が発生する第1の閾値Mth1 の他に、
物理的なメモリフル状態を表す第2の閾値Mth2 が設け
られている。なお、以下では第1の閾値Mth1 が30
%、第2の閾値Mth2 が0%に設定されているものとす
る。
モリ受信と送信原稿の蓄積といったように、少なくとも
2つ以上の蓄積動作が行われているとき、ステップS1
0では、メモリ残量検出部9によって画像メモリ3のメ
モリ残量Mが検出され、メモリ残量Mが第1の閾値Mth
1 (30%)を下回ったか否かが判断される。下回って
いないと判断されると、ステップS11では、受信が完
了したか否かが判断され、受信が完了すると当該処理は
終了する。
量Mが第1の閾値Mth1 を下回ったと判断されると、ス
テップS12では、実行中の複数の蓄積動作の優先順位
が判断され、優先順位の低い蓄積動作が中止される。
ており、同図(a) は、各イメージデータがどのようなジ
ョブに関するものであるかに応じて優先順位を判断する
ための判断基準であり、受信したイメージデータを蓄積
するジョブの優先順位が最も高く、送信原稿のイメージ
データを蓄積するジョブの優先順位が最も低くなってい
る。
の相手局から送出されたものであるかに応じて優先順位
を判断するための判断基準であり、相手局の識別番号
(例えば電話番号)に基づいて優先順位が判断される。
の低い蓄積動作を中止した場合には、当該蓄積動作によ
って途中まで蓄積されたイメージデータは画像メモリか
ら消去してメモリ残量を回復させるようにすることが望
ましい。
であるような場合には、メモリ残量が回復した後に再送
要求等を送出して改めてイメージデータの送出を依頼す
るようにしても良い。
が中止されると、ステップS13では、メモリ残量検出
部9によって画像メモリ3のメモリ残量Mが検出され
る。メモリ残量Mが十分であれはステップS14におい
て動作が継続され、メモリ残量Mが第2の閾値Mth2 に
達したと判断されると、ステップS15では、実行中の
全ての蓄積動作が終始される。
中に画像メモリのメモリ残量が予定値を下回ると、優先
順位の低い蓄積動作を中止するようにしたので、優先順
位の低いイメージデータが蓄積されることによって優先
順位の高いイメージデータの蓄積が妨げられてしまうこ
とがない。
先順位をジョブの内容や送信相手に応じて判定するもの
として説明したが、通信モードがG3であるかG4であ
るかに応じて判定するようにしても良い。そして、通信
モードに基づいて判定する場合には、G3モードの優先
順位を高く設定しておくことが望ましい。
動作とG4モードによる蓄積動作とが競合した場合、通
信速度の速いG4モードによる蓄積動作が中止されるの
で、改めて受信する際の受信時間を短縮できるようにな
る。
ムプリントに係るものである場合のようにプリント動作
が起動されているときには、当該蓄積動作の優先順位を
最も高くするようにしても良い。このようにすれば、途
中まで印字出力された記録紙を無駄にしてしまうことが
ない。
作のうち優先順位の最も低いもののみを停止するものと
して説明したが、本発明はこれのみに限定されず、優先
順位の最も高い蓄積動作以外のものを全て停止したり、
優先順位の低い複数の蓄積動作を停止して、残りの複数
の蓄積動作を継続するようにしても良い。
ァクシミリ装置に適用して説明したが、本発明はこれの
みに限定されず、ファイルサーバやプリントサーバのよ
うに各種のネットワーク上に接続される、蓄積機能を備
えた各種の通信端末装置にも同様に適用することができ
る。
のような効果が達成される。 (1)メモリ残量があらかじめ設定した値以下の場合に
は、ファクシミリ受信した情報の画像メモリの蓄積動作
と送信情報の画像メモリへの蓄積動作のいずれか一方が
行われないので、他方の蓄積動作による情報の蓄積を確
実に行えるようになる。 (2)メモリ残量があらかじめ設定した値以下の場合に
は、送信情報の画像メモリへの蓄積動作が行われないの
で、ファクシミリ受信した情報を確実に蓄積することが
できる。
ック図である。
ートである。
る。
…RAM、5…主制御部、6…回線制御部、7…プリン
タ部、8…操作パネル、9…メモリ残量検出手段、10
…ROM、30…メモリ、41…閾値発生手段、53…
比較手段、51…優先順位判定手段、52…選択手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ファクシミリ通信機能を含む通信手段
と、 原稿を読み取る原稿読取手段と、 情報を蓄積する画像メモリとを有し、 前記通信手段のファクシミリ機能で受信した受信情報を
前記画像メモリに蓄積する受信情報蓄積動作、および送
信原稿を前記原稿読取手段で読み取って得られた送信情
報を前記画像メモリに蓄積する送信情報蓄積動作を並列
に行うことができる通信端末装置であって、 前記画像メモリの残量があらかじめ設定した値以下の場
合には、前記受信情報蓄積動作および前記送信情報蓄積
動作のいずれか一方を行わないことを特徴する通信端末
装置。 - 【請求項2】 ファクシミリ通信機能を含む通信手段
と、 原稿を読み取る原稿読取手段と、 情報を蓄積する画像メモリとを有し、 前記通信手段のファクシミリ機能で受信した受信情報を
前記画像メモリに蓄積する受信情報蓄積動作、および送
信原稿を前記原稿読取手段で読み取って得られた送信情
報を前記画像メモリに蓄積する読取情報蓄積動作を並列
に行うことができる通信端末装置であって、 前記画像メモリの残量があらかじめ設定した値以下の場
合には、前記送信情報蓄積動作を行わないことを特徴す
る通信靖末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393595A JP3630230B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393595A JP3630230B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 通信端末装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04605093A Division JP3632858B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | メモリ管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230912A true JP2001230912A (ja) | 2001-08-24 |
JP3630230B2 JP3630230B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=18859362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000393595A Expired - Fee Related JP3630230B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3630230B2 (ja) |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000393595A patent/JP3630230B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3630230B2 (ja) | 2005-03-16 |
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