JP2001229261A - エネルギ料金の課金装置、課金システム、端末装置、エネルギ消費機器、エネルギ料金の課金方法、及び記録媒体 - Google Patents

エネルギ料金の課金装置、課金システム、端末装置、エネルギ消費機器、エネルギ料金の課金方法、及び記録媒体

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JP2001229261A
JP2001229261A JP2000040331A JP2000040331A JP2001229261A JP 2001229261 A JP2001229261 A JP 2001229261A JP 2000040331 A JP2000040331 A JP 2000040331A JP 2000040331 A JP2000040331 A JP 2000040331A JP 2001229261 A JP2001229261 A JP 2001229261A
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Hiroaki Izuma
弘昭 出馬
Yasuhiro Ide
康弘 井出
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各個人の省エネ行動を容易に誘発するエネル
ギ料金の課金。 【解決手段】 稼働中のエアコン、照明、自動車等のエ
ネルギ消費機器1の利用者を、利用者A、B、Cがそれ
ぞれ携帯している携帯型通信端末装置3a、3b、3c
を利用して特定する利用者特定手段21と、エネルギ消
費機器1が稼働した期間のエネルギ消費量を計測する消
費量計測手段22と、料金表テーブル24を参照して、
単位消費量当たりのエネルギ料金に基づいて算出され
る、この期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を
利用者に課金する利用者別課金手段23とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、電気、ガソ
リン等のエネルギで稼働する機器のエネルギ消費量に応
じた料金の課金に関し、特に機器の利用者毎にエネルギ
料金を課金するエネルギ料金の課金装置及び課金システ
ム、エネルギ消費機器の利用者を特定する機能に加え
て、その設定内容を特定する機能を有する携帯型通信端
末装置のような端末装置、利用者別の課金機能を有する
エネルギ消費機器、利用者別のエネルギ料金の課金方
法、並びに利用者別のエネルギ料金をコンピュータに課
金させるためのコンピュータプログラムが記録されてい
る記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス、電気、ガソリン等のエネルギの消
費量の節減、所謂、省エネルギ(以下、省エネという)
を図ることは、地球温暖化の原因として問題視されてい
るCO 2 の排出量を減少させる等して、地球環境への負
荷を軽減し、その改善に貢献することになる。
【0003】ところで、従来、ガス料金、電力料金とい
ったエネルギ料金は、家庭、事業所等に設置されている
ガスメータ、電力メータの指針値に基づき、1カ月間の
ガス総使用量、電力総使用量に対して家庭単位、事業所
単位で課金されている。
【0004】また自動車のガソリン料金は、ガソリンの
給油量に応じて、自動車の所有者、またはガソリンの給
油を受けた者に課金される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来で
は、ガス料金、電力料金等のように家庭単位、事業所単
位でエネルギ料金が課金されたり、またガソリン料金の
ように、その消費量に基づいてではなく供給量に基づい
て課金される。
【0006】また、エネルギ料金が課金される契約者宅
に、生計を異にする複数の人間が同居しているような場
合、従来では、同居者間で合意した割合でそれぞれが支
払いを負担することが一般的であって、各個人のエネル
ギ消費量が各個人の支払い金額に反映されない。
【0007】従って、各個人がエネルギ消費を節約して
省エネに努力した場合、どの程度の省エネが達成される
のかという各個人の省エネ貢献度が、エネルギ料金のよ
うな数値として明確に表れず、各個人の省エネ努力目標
を定めにくい。そのため、省エネ促進のポスター等で各
個人の省エネ意識を喚起したとしても、省エネ行動を誘
発することは難しい。
【0008】また、ホテルのような宿泊施設では、光熱
費相当の料金は宿泊料金に含まれている。即ち、宿泊客
は電力、ガス、水等をどれだけ消費しても、その消費量
に応じた料金が課金されるわけではないので、省エネ意
識が低い宿泊客の省エネ行動を誘発することは難しい。
【0009】同様に、1棟の建物の各部屋を貸事務所と
して複数の契約者に賃貸する貸事務所契約において、そ
の賃貸量に光熱費相当の料金を含む契約がなされた場
合、賃貸者の省エネ行動を誘発することは難しい。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、稼働中のエアコン(エアコン
ディショナ)、照明、自動車等のエネルギ消費機器の利
用者を、例えば各個人の携帯型通信端末装置を利用する
等して特定し、機器が稼働した期間のエネルギ消費量に
応じたエネルギ料金を利用者毎に課金し、各個人の省エ
ネ貢献度を数値化して明確なメリットを提示することに
より、各個人の省エネ行動を容易に誘発するエネルギ料
金の課金装置及び課金システム、エネルギ消費機器の利
用者を特定する機能に加えて、その設定内容を特定する
機能を有する携帯型通信端末装置のような端末装置、利
用者別の課金機能を有するエネルギ消費機器、利用者別
のエネルギ料金の課金方法、並びに利用者別のエネルギ
料金をコンピュータに課金させるためのコンピュータプ
ログラムが記録されている記録媒体の提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明のエネルギ料金
の課金装置は、エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応
じたエネルギ料金を課金する装置において、稼働中のエ
ネルギ消費機器の利用者を特定する手段と、該エネルギ
消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を計測する手
段と、単位消費量当たりのエネルギ料金を取得する手段
と、単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき算出され
る、前記期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金
を、特定した利用者に課金する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】第2発明のエネルギ料金の課金装置は、第
1発明に加えて、稼働中の1台のエネルギ消費機器を同
一の期間に複数の利用者が利用しているか否かを判定し
て、複数の利用者が利用している場合は該複数の利用者
のそれぞれを特定する手段と、該エネルギ消費機器の該
期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を該複数の
利用者に配分して各利用者に課金する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】第3発明のエネルギ料金の課金装置は、第
2発明の、エネルギ料金を複数の利用者に配分して各利
用者に課金する手段は、稼働中の1台のエネルギ消費機
器を同一の期間に複数の利用者が利用している場合、該
期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を所定の配
分比率で該複数の利用者に配分して各利用者に課金する
手段であることを特徴とする。
【0014】第4発明のエネルギ料金の課金装置は、第
1乃至第3発明のいずれかに加えて、エネルギ消費機器
を利用し得る利用者を登録する手段と、稼働中のエネル
ギ消費機器の利用者を特定できない場合、該エネルギ消
費機器が稼働した期間のエネルギ消費量に応じたエネル
ギ料金を、登録された利用者に配分して課金する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0015】第5発明のエネルギ料金の課金装置は、第
2乃至第3発明のいずれかに加えて、エネルギ消費機器
を稼働させるために複数種の中から選択的に設定するこ
とが可能な設定内容を利用者別に登録する手段と、複数
の利用者に対する優先順位を登録する手段と、同一時期
に複数の利用者が1台のエネルギ消費機器を利用する場
合、該複数の利用者の優先順位に基づく設定内容でエネ
ルギ消費機器を稼働させる手段とを備えたことを特徴と
する。
【0016】第6発明のエネルギ料金の課金システム
は、エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応じたエネル
ギ料金を課金するシステムにおいて、稼働中のエネルギ
消費機器の利用者を特定する手段、該エネルギ消費機器
が稼働した期間のエネルギ消費量を計測する手段、単位
消費量当たりのエネルギ料金を取得する手段、及び、単
位消費量当たりのエネルギ料金に基づき、前記期間にお
けるエネルギ消費量に応じて、特定した利用者に課金す
べきエネルギ料金を算出する手段を有する第1の装置
と、前記エネルギ消費機器のエネルギ料金を支払うべき
支払者を登録する手段、各利用者に課金すべきエネルギ
料金を第1の装置から取得して蓄積する手段、所定期間
に全利用者に課金すべき前記エネルギ料金の合計を算出
する手段、所定期間におけるエネルギ消費機器の総エネ
ルギ消費量に応じてエネルギ供給元から課金される所定
期間分のエネルギ料金と前記合計との差額を算出する手
段、及び、登録されている全支払者に該差額を配分して
課金するとともに、第1の装置から取得したエネルギ料
金を各利用者に課金する手段を有する第2の装置とを備
えたことを特徴とする。
【0017】第7発明のエネルギ料金の課金システム
は、第6発明に加えて、前記第1の装置が、稼働中の1
台のエネルギ消費機器を同一の期間に複数の利用者が利
用しているか否かを判定して、複数の利用者が利用して
いる場合は、該複数の利用者のそれぞれを特定する手段
と、該エネルギ消費機器の該期間のエネルギ消費量に応
じて課金すべきエネルギ料金を該複数の利用者に配分し
て算出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】第8発明のエネルギ料金の課金システム
は、第7発明に加えて、前記第1の装置の、エネルギ料
金を複数の利用者に配分して各利用者に課金する手段
は、稼働中の1台のエネルギ消費機器を同一の期間に複
数の利用者が利用している場合、該期間のエネルギ消費
量に応じたエネルギ料金を所定の配分比率で該複数の利
用者に配分して各利用者に課金する手段であることを特
徴とする。
【0019】第9発明のエネルギ料金の課金システム
は、第7又は第8発明に加えて、前記第1の装置が、エ
ネルギ消費機器を稼働させるために複数種の中から選択
的に設定することが可能な設定内容を利用者別に登録す
る手段と、複数の利用者に対する優先順位を登録する手
段と、同一時期に複数の利用者が1台のエネルギ消費機
器を利用する場合、該複数の利用者の優先順位に基づく
設定内容でエネルギ消費機器を稼働させる手段とを備え
たことを特徴とする。
【0020】第10発明の端末装置は、エネルギ消費機
器の利用者を特定する機能を有する端末装置において、
エネルギ消費機器を稼働させるために複数種の中から選
択的に設定することが可能な複数種の中のいずれかの設
定内容を登録する手段と、該設定内容を送信する手段と
を備え、該手段が送信した設定内容に応じてエネルギ消
費機器を稼働させるべくなしたことを特徴とする。
【0021】第11発明のエネルギ消費機器は、エネル
ギを消費する機器において、稼働中における利用者を特
定する手段と、稼働した期間のエネルギ消費量を計測す
る手段と、単位消費量当たりのエネルギ料金を取得する
手段と、単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき算出
される、前記期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を、特定した利用者に課金する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0022】第12発明のエネルギ料金の課金方法は、
エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を課金する方法において、稼働中のエネルギ消費機器
の利用者を特定し、該エネルギ消費機器が稼働した期間
のエネルギ消費量を計測し、単位消費量当たりのエネル
ギ料金を取得し、単位消費量当たりのエネルギ料金に基
づき算出される、前記期間のエネルギ消費量に応じたエ
ネルギ料金を、特定した利用者に課金することを特徴と
する。
【0023】第13発明のエネルギ料金の課金方法は、
エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を課金する方法において、前記エネルギ消費機器のエ
ネルギ料金を支払うべき支払者を登録し、稼働中のエネ
ルギ消費機器の利用者を特定し、該エネルギ消費機器が
稼働した期間のエネルギ消費量を計測し、単位消費量当
たりのエネルギ料金を取得し、単位消費量当たりのエネ
ルギ料金に基づき、前記期間におけるエネルギ消費量に
応じて、特定した利用者に課金すべきエネルギ料金を算
出し、各利用者に課金すべき利用者別のエネルギ料金を
蓄積し、所定期間に全利用者に課金すべき前記エネルギ
料金の合計を算出し、所定期間におけるエネルギ消費機
器の総エネルギ消費量に応じてエネルギ供給元から課金
される所定期間分のエネルギ料金と前記合計との差額を
算出し、登録されている全支払者に該差額を配分して課
金するとともに、前記利用者別のエネルギ料金を各利用
者に課金することを特徴とする。
【0024】第14発明の記録媒体は、エネルギ消費機
器のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金をコンピュー
タに課金させるコンピュータプログラムが記録されてお
り、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体におい
て、コンピュータに、稼働中のエネルギ消費機器の利用
者を特定する情報を取得させるプログラムコード手段
と、コンピュータに、該エネルギ消費機器が稼働した期
間のエネルギ消費量を取得させるプログラムコード手段
と、コンピュータに、単位消費量当たりのエネルギ料金
に基づき、該期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を算出させ、該エネルギ料金を、特定した利用者に課
金させるプログラムコード手段とを含むコンピュータプ
ログラムが記録されていることを特徴とする。
【0025】本発明では、稼働中のエアコン、照明、自
動車等のエネルギ消費機器の利用者を、例えば各個人の
携帯型通信端末装置のような端末装置が発信する個人番
号のような識別情報信号を利用して特定し、エネルギ消
費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を計測して、単
位消費量当たりのエネルギ料金に基づいて算出される、
この期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を、特
定した利用者に課金する。
【0026】これにより、各個人の省エネ貢献度を数値
化して、明確なメリットを各個人に提示し、その省エネ
行動を容易に誘発する。
【0027】また本発明では、稼働中のエアコン、照
明、自動車等のエネルギ消費機器の利用者を、例えば各
個人の携帯型通信端末装置のような端末装置が発信する
個人番号のような識別情報信号を利用して特定し、エネ
ルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を計測し
て、単位消費量当たりのエネルギ料金に基づいて算出さ
れる、この期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金
を、例えば1カ月毎に課金する場合であれば、利用者別
にエネルギ機器、ホームサーバ等に蓄積しておく。
【0028】さらに、エネルギ供給会社から請求される
1カ月間のエネルギ料金と、1カ月間の利用者別のエネ
ルギ料金の合計との差額を、例えば家庭の場合は家族、
賃貸事務所の場合は賃貸者と所有者等、予め登録してい
る、エネルギ料金を支払うべき支払者に等分に配分した
り、または全てのエネルギ消費機器あるいは特定のエネ
ルギ消費機器における各利用者の所定期間のエネルギ総
消費量に応じた配分比率で傾斜配分して課金するととも
に、各利用者の1カ月のエネルギ総消費量に応じたエネ
ルギ料金を各利用者に課金する。
【0029】これにより、夜間、つけっ放しにしておく
門灯のように、利用者が不在でも稼働するエネルギ消費
機器のエネルギ料金、従量料金以外の基本料金等、各利
用者のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金以外の料金
を含むエネルギ料金においても、エネルギ料金を利用者
毎に課金することができる。従って、各個人の省エネ貢
献度を数値化して、明確なメリットを各個人に提示し、
その省エネ行動を容易に誘発する。
【0030】また本発明では、稼働中の1台のエネルギ
消費機器を同一の期間に複数の利用者が利用しているか
否かを判定して、複数の利用者が利用している場合は、
複数の利用者のそれぞれに、このエネルギ消費機器のこ
の期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を配分し
て課金する。
【0031】これにより、エアコン、照明、自動車等の
ように、1台を複数の利用者が同一時期に利用する可能
性があるエネルギ消費機器に対するエネルギ料金におい
ても、利用者のそれぞれのエネルギ消費量に応じたエネ
ルギ料金を利用者毎に課金することができる。従って、
各個人の省エネ貢献度を数値化して、明確なメリットを
各個人に提示し、その省エネ行動を容易に誘発する。
【0032】また本発明では、稼働中の1台のエネルギ
消費機器を同一の期間に複数の利用者が利用しているか
否かを判定して、複数の利用者が利用している場合は、
複数の利用者のそれぞれに、このエネルギ消費機器のこ
の期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を配分し
て課金する際に、固定の配分比率で配分したり、全ての
エネルギ消費機器、または特定のエネルギ消費機器にお
ける各利用者の所定期間のエネルギ総消費量に応じた配
分比率で傾斜配分したり、利用者がエネルギ消費機器の
近くに居るのか遠くに居るのかといった位置情報または
利用者の位置により異なる温度、音量等の情報を例えば
利用者の携帯型通信端末装置のような端末装置から獲得
して、これらの情報に応じた配分比率で傾斜配分する等
して各利用者に課金する。
【0033】このように、所定期間のエネルギ宋消費量
に応じた配分比率で傾斜配分することにより、例えば他
の利用者と比べてエネルギ消費量が多い傾向にある利用
者に、そのエネルギ消費量に応じた料金よりも割高の料
金を課金して消費を抑制させるといったように、より高
い省エネ効果を狙うことができる。
【0034】また本発明では、エネルギ料金の課金装置
に、また利用者の携帯型通信端末装置のような端末装置
に、エネルギ消費機器に対して複数種の中から利用者が
その好みに応じて選択的に設定することが可能な温度、
風量、風向等の設定内容を登録しておき、エネルギ消費
機器を利用する際、登録している設定内容でエネルギ消
費機器を稼働させる。
【0035】その際、それぞれの設定内容を登録してい
る複数の利用者が1台のエネルギ消費機器を同一時期に
利用する場合、複数の利用者に対してあらかじめ登録さ
れている優先順位が最高位である利用者の設定内容でエ
ネルギ消費機器を稼働したり、また例えば第1位と第2
位の設定内容を平均化した設定内容でエネルギ消費機器
を稼働したりする。
【0036】これにより、家庭の場合であれば、例えば
父→祖父→母→祖母→長女→長男といったように、生活
費をより多く負担している家族の、全てのエネルギ消費
機器に対する優先順位をより高く設定することができ
る。
【0037】また個別のエネルギ消費機器に対して、そ
れぞれの優先順位を設定したり、最高位である利用者の
設定内容でエネルギ消費機器を稼働するか、または複数
の利用者の設定内容を平均化した設定内容でエネルギ消
費機器を稼働するかを設定することもできる。
【0038】例えばエアコンのように、利用者の年令、
性別等によって、温度、風量、風向等の設定内容の好み
が大きく異なっていたり、さらに、その設定内容によっ
ては特定の利用者が、将来、体調を崩す危険性があるよ
うなエネルギ消費機器に対して、その設定内容を優先す
べき老人、女性、子供等の特定の利用者の設定内容を優
先的に設定することができる。またこのような健康上の
配慮をする必要がないエネルギ消費機器に対しては、複
数の利用者が互いに譲り合える平均的な設定内容を設定
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は本発明のエネルギ料金の課
金装置(以下、本発明装置という)を使用した課金シス
テムの一構成例のブロック図である。本発明装置として
の課金装置2は、エアコン、照明、自動車等のエネルギ
消費機器1のそれぞれに取付けられている。
【0040】課金装置2の利用者特定手段21は、稼働
中のエネルギ消費機器1から所定距離の範囲内に入った
利用者、即ちエネルギ消費機器1の利用者が誰であるか
を、利用者A、B、Cがそれぞれ携帯している携帯型通
信端末装置3a、3b、3cから発信される個人番号の
ような識別情報信号を受信して特定する。
【0041】利用者A、B、Cは、それぞれを識別する
ことが可能な情報を発信する携帯型通信端末装置3a、
3b、3cを携帯していなければ、エネルギ消費機器1
を利用することができない。
【0042】例えば、携帯型通信端末装置3a、3b、
3c、及び課金装置2の通信インタフェース(図示せ
ず)は、Bluetooth(Ericsson社、I
BM社、Intel社、Nokia社、東芝が中心とな
って提唱している近距離の無線データ通信技術)、IM
T−2000(nternational obi
le elecommunications−200
0:国際電気通信連合ITUで標準化をすすめている次
世代移動通信システム)等の伝送方式に対応している。
【0043】消費量計測手段22は、電力メータ、ガス
メータ、ガソリンメータ等の指針値、またはエネルギ消
費機器1毎に設けられた消費量計測手段により計測され
たエネルギ消費機器1毎の使用量を参照して、利用者
A、B、Cがエネルギ消費機器1を利用した期間のエネ
ルギ消費量を計測する。
【0044】利用者別課金手段23は、消費量計測手段
22が計測したエネルギ消費量に応じたエネルギ料金
を、単位消費量当たりのエネルギ料金を格納している料
金表テーブル24を参照して算出し、このエネルギ料金
を、利用者特定手段21が特定した利用者に課金する。
【0045】このとき、利用者特定手段21が利用者を
一人も特定できなかった場合、即ち利用者が無くてもエ
ネルギ消費機器1を稼働させておくような場合、課金装
置2は、算出したエネルギ料金を一旦メモリ(図示せ
ず)に記憶しておき、例えば1カ月分を、家族、従業員
等、エネルギ機器を使用することができる利用者、また
賃貸事務所の賃借人と所有者といったエネルギ料金を支
払うべき支払者に配分して課金するようにしてもよい。
【0046】また課金装置2は、エネルギ消費機器1の
利用者A、B、Cに、それぞれに課金されたエネルギ料
金を、エネルギ消費機器1の稼働中にリアルタイムで何
分か毎に、または毎日、1週間毎等の所定のタイミング
で、利用者A、B、Cの例えば携帯型通信端末装置3
a、3b、3cに送信する等して通知する。
【0047】これにより、利用者A、B、Cは、エネル
ギ消費機器1の稼働中に、または毎日、1週間毎等の所
定のタイミングで自分の消費傾向を知ることができる。
従って、利用者個人は、例えば1カ月間といったような
期間で達成すべき省エネ努力目標を定め、通知されたエ
ネルギ料金を参考にして自己の省エネ行動を修正しなが
ら、1カ月間での最終的な省エネ努力目標を達成すると
いった省エネ行動を起こし易くなる。
【0048】さらに、所定期間の省エネ努力目標をオー
バーした時点で、利用者がエネルギ消費機器1を利用で
きないように設定する手段を、エネルギ消費機器1、携
帯型通信端末装置3a、3b、3c等に設けることによ
り、省エネ努力目標を達成するといった省エネ行動に強
い動機付けを与えることができる。
【0049】なお、利用者別課金手段23は、1台のエ
ネルギ消費機器1を複数の利用者が同一時期に利用して
いるような場合は、エネルギ料金を利用者に課金する際
に、利用した期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を、この複数の利用者に配分して課金する。
【0050】また、電力料金における「時間帯別料金制
度」「深夜電力料金制度」のように、時間帯によって料
金体系が異なるようなエネルギ料金の課金システムに応
用する場合は、時間帯別の単位消費量当たりのエネルギ
料金表を料金表テーブル24に登録しておく。この場
合、利用者A、B、Cがエネルギ消費機器1を利用した
時間帯を検出する手段を課金装置2に設けておく。
【0051】以上のように、エネルギ消費機器1のそれ
ぞれに課金装置2を取付けて利用者毎にエネルギ料金を
課金することができるので、例えばホテルの宿泊料金、
賃貸事務所の賃貸料等を、光熱費を含まない料金に設定
しておき、宿泊客、賃貸者、事務所員等が個々に利用し
たエアコン、照明、テレビジョン、温水等の消費量に応
じたエネルギ料金を各個人が負担する料金体系にした場
合、宿泊客、賃貸者、事務所員、各個人の省エネ意識を
高め、省エネ行動を容易に誘発することができる。
【0052】また、以上の説明では、利用者別課金手段
23及び料金表テーブル24を課金装置2に設けた構成
例について説明したが、これらの両方またはいずれかを
利用者A、B、Cの携帯型通信端末装置3a、3b、3
cにそれぞれ設けてもよい。これにより、例えば高齢者
には深夜料金のような割安の料金体系を適用するといっ
たように、利用者に応じた多様なサービスを提供するこ
とができる。
【0053】図2は本発明装置を使用した課金システム
の他の構成例のブロック図であって、図1と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。本例では、前
述のように、エアコン、照明、自動車等のような1台の
エネルギ消費機器1を複数の利用者が同一時期に利用
し、利用した期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料
金を、この複数の利用者に配分して課金する際、例え
ば、全てまたは特定のエネルギ消費機器1において、過
去のエネルギ消費量が多い傾向にある利用者に対する配
分比率が相対的に高くなるような配分比率を登録するた
めの配分比率テーブル25を設ける。
【0054】この配分比率テーブル25を設けることに
より、例えば他の利用者と比べてエネルギ消費量が多く
なりがちな利用者に、そのエネルギ消費量に応じた料金
よりも割高の料金を課金して消費を抑制させるといった
ように、より高い省エネ効果を狙うことができる。
【0055】なお、以上の説明では配分比率を配分比率
テーブル25に予め登録しておく構成例について説明し
たが、配分比率は動的に定めてもよい。例えば利用者
A、B、Cのそれぞれの携帯型通信端末装置3a、3
b、3cに位置情報を検出する機能を設けて、また利用
者A、B、Cの位置での温度、音量等を検出する機能を
設けて、エネルギ消費機器1の近い位置にいる利用者よ
り離れた位置にいる利用者への配分比率を低くする。
【0056】また、以上の説明では、利用者別課金手段
23及び料金表テーブル24を課金装置2に設けた構成
例について説明したが、これらの両方またはいずれかを
利用者A、B、Cの携帯型通信端末装置3a、3b、3
cにそれぞれ設けてもよい。これにより、利用者に応じ
た多様なサービスを提供することができる。
【0057】図3は本発明装置を使用した課金システム
のさらに他の構成例のブロック図であって、図1と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。本例で
は、前述のような利用者別の課金機能に加えて、エアコ
ンのように、温度、風向、風量、運転時間等をそれぞれ
複数段階に設定できるようなエネルギ消費機器1に対し
て設定すべき温度、風量、風向、運転時間等の設定内容
を、利用者別に登録しておく設定内容テーブル26を設
ける。
【0058】利用者A、B又はCがエネルギ消費機器1
を利用する都度、課金装置2は利用者特定手段21が特
定した利用者A、B又はCの登録した設定内容の情報
を、エネルギ消費機器1の稼働を制御するコントローラ
(図示せず)に送信し、利用者A、B又はCが登録した
設定内容でエネルギ消費機器1を稼働させる。
【0059】なお、利用者A、B、Cのそれぞれの好み
の設定内容は、課金装置2の設定内容テーブル26に登
録しておく以外に、利用者A、B、Cがそれぞれ携帯し
ている携帯型通信端末装置3a、3b、3cに登録して
おき、利用時にエネルギ消費機器1のコントローラに送
信して、利用者A、B、Cの好みの設定内容でエネルギ
消費機器1を稼働させる構成にしてもよい。
【0060】以上のように、利用者A、B、Cのそれぞ
れの好みの設定内容を登録しておき、登録内容に応じて
エネルギ消費機器1を稼働させることにより、利用者
A、B、Cが、エネルギ消費機器1を利用する都度、そ
の設定を行わなくても、好みの設定内容でエネルギ消費
機器1が稼働する。
【0061】なお、それぞれの設定内容を予め登録して
いる複数の利用者A、B、Cが1台のエネルギ消費機器
1を同一時期に利用する可能性があり、エアコンにおけ
る温度、風量、風向等のように、利用者の年令、性別等
によって設定内容の好みが大きく異なっていたり、さら
に、その設定内容によって特定の利用者A、B又はC
が、将来、体調を崩す危険性があるような場合、そのエ
ネルギ消費機器1に対して、老人、女性、子供等の特定
の利用者A、B又はCの設定内容を優先できるように、
それぞれの設定内容とともに、設定の優先順位を設定内
容テーブル26に登録しておく。
【0062】また、家庭の場合であれば、例えば父→祖
父→母→祖母→長女→長男といったように、生活費をよ
り多く負担している家族の、全てのエネルギ消費機器に
対する優先順位をより高く設定することもできる。
【0063】以上のようにして設定内容テーブル26に
それぞれの設定内容及び設定の優先順位を登録している
複数の利用者A、B、Cが1台のエネルギ消費機器1を
同一時期に利用する場合、複数の利用者A、B、Cのう
ち、あらかじめ登録されている優先順位が最高位である
利用者A、B又はCの設定内容でエネルギ消費機器1が
稼働する。
【0064】なお、複数の利用者A、B、Cの優先順位
に応じた設定内容でエネルギ消費機器1を稼働させる他
の方法として、上位2位の利用者の設定内容を平均化し
た設定内容、また全ての利用者の設定内容を、優先順位
に応じて重み付けして平均化した設定内容でエネルギ消
費機器1を稼働させる等の方法も可能である。
【0065】さらに、個別のエネルギ消費機器1に対し
て、最高位である利用者の設定内容でエネルギ消費機器
を稼働するか、または複数の利用者の設定内容を平均化
した設定内容でエネルギ消費機器1を稼働するかを設定
することもできる。
【0066】また、以上の説明では、利用者別課金手段
23及び料金表テーブル24を課金装置2に設けた構成
例について説明したが、これらの両方またはいずれかを
利用者A、B、Cの携帯型通信端末装置3a、3b、3
cにそれぞれ設けてもよい。これにより、例えば高齢者
には深夜料金のような割安の料金体系を適用するといっ
たように、利用者に応じた多様なサービスを提供するこ
とができる。
【0067】次に、図1の本発明装置の動作の一例を図
4のフローチャートに基づいて説明する。課金装置2
は、エネルギ消費機器1が稼働中であるか否かを所定時
間毎にチェックする(ステップS1)。
【0068】エネルギ消費機器1が稼働中であることを
検出した場合は(ステップS1のYES)、利用者特定
手段21が、エネルギ消費機器1から所定距離の範囲内
に入った利用者が誰であるかを、利用者A、B、Cがそ
れぞれ携帯している携帯型通信端末装置3a、3b、3
cから発信される個人番号のような識別情報信号を受信
して特定する(ステップS2)。
【0069】次に、消費量計測手段22は、電力メー
タ、ガスメータ、ガソリンメータ等の指針値を参照し
て、利用者特定手段21が特定した利用者A、B又はC
がエネルギ消費機器1を利用した期間のエネルギ消費量
を計測する(ステップS3)。
【0070】利用者別課金手段23は、まず、料金表テ
ーブル24から単位消費量当たりのエネルギ料金を取得
して、消費量計測手段22が計測したエネルギ消費量に
応じたエネルギ料金を算出する(ステップS4)。
【0071】次に、利用者特定手段21が利用者を特定
できたか否かを判定する(ステップS5)。利用者を特
定できている場合は、特定した利用者が複数であるか否
かをチェックする(ステップS6)。
【0072】特定できた利用者が複数の場合は(ステッ
プS6のYES)、算出したエネルギ料金を、これら複
数の利用者に配分し(ステップS7)、各利用者にエネ
ルギ料金を課金する(ステップS8)。
【0073】一方、特定できた利用者が複数でない場合
は(ステップS6のNO)、利用者特定手段21が特定
した一人の利用者に、算出したエネルギ料金を課金する
(ステップS8)。
【0074】また、ステップS5において、利用者特定
手段21が利用者を一人も特定できなかった場合、即ち
利用者が無くてもエネルギ消費機器1を稼働させておく
ような場合、課金装置2は、算出したエネルギ料金を一
旦メモリ(図示せず)に記憶しておく(ステップS
9)。
【0075】このようにして利用者が特定できなかった
エネルギ料金は、例えば1カ月分を、家族、従業員等、
エネルギ機器1を使用することができる利用者に配分し
て課金する。
【0076】図5は本発明のエネルギ料金の課金システ
ム(以下、本発明システムという)の一構成例を示すブ
ロック図である。複数台のエネルギ消費機器1a、1
b、…のそれぞれには、エネルギ消費機器1a、1b、
…の利用者A、B、Cに、その利用期間のエネルギ消費
量に応じて課金すべきエネルギ料金を算出する課金装置
2a、2b、…が取り付けられており、エネルギ消費機
器1a、1b、…及び課金装置2a、2b、…は、顧客
宅100のホームサーバSに接続され、制御されてい
る。
【0077】本システムにおける課金装置2a、2b、
…は、前述の本発明装置と基本的に同一の構成である
が、本システムでは、利用者A、B、Cのそれぞれに、
例えば1カ月分の利用者別のエネルギ料金を課金する機
能をホームサーバSが担う。
【0078】エネルギ供給会社200は、電力、ガス等
のエネルギを顧客宅100に供給し、例えば1カ月毎の
ような所定期間毎の顧客宅100全体でのエネルギ料金
(基本料金を含む)を顧客宅100に課金する。
【0079】課金装置2a、2b、…は、稼働中のエネ
ルギ消費機器1a、1b、…の利用者A、B、Cのそれ
ぞれに、前述のようにして、エネルギ消費機器1a、1
b、…を利用した期間のエネルギ消費量に応じて課金す
べきエネルギ料金を算出し、ホームサーバSはエネルギ
消費機器1a、1b、…のそれぞれから利用者別のエネ
ルギ料金を取得して蓄積する。
【0080】またホームサーバSは、エネルギ供給会社
200から1カ月毎に請求されるエネルギ料金と、蓄積
している1カ月分の利用者別のエネルギ料金の合計との
差額、即ち、利用者が無い場合でも稼働させておく門灯
のようなエネルギ消費機器1のエネルギ料金、基本料金
等を、エネルギ消費機器1a、1b、…を利用すること
が可能な全利用者に配分して、蓄積されていた利用者別
の1カ月分のエネルギ料金に、この配分した料金を加算
して各利用者に課金する。
【0081】なお、1台のエネルギ消費機器1a、1
b、…を複数の利用者が同一時期に利用する場合、各利
用者に課金すべきエネルギ料金は、その期間のエネルギ
消費量に応じたエネルギ料金を等分に配分したり、また
図2の本発明装置におけるように、予め登録しておいた
配分比率で配分する。
【0082】また、図3の本発明装置におけるように、
エネルギ消費機器1a、1b、…に対して設定すること
が可能な複数種の設定内容の中から選択した、各利用者
の好みの設定内容を課金装置2a、2b、…に、又は携
帯型通信端末装置3a、3b、3cに登録しておき、登
録している設定内容でエネルギ消費機器1a、1b、…
を稼働させる。
【0083】なお、本システムにおけるホームサーバS
の機能を、ネットワーク化されたエネルギ消費機器1の
制御機能を搭載した電力メータ、ガスメータ等で実現し
てもよい。
【0084】次に、本発明システムの動作の一例を図6
のフローチャートに基づいて説明する。課金装置2a、
2b、…は、エネルギ消費機器1a、1b、…が稼働中
であるか否かを所定時間毎にチェックする(ステップS
11)。
【0085】エネルギ消費機器1a、1b、…が稼働中
であることを検出した場合は(ステップS11のYE
S)、エネルギ消費機器1a、1b、…から所定距離の
範囲内に入った利用者が誰であるかを、利用者A、B、
Cがそれぞれ携帯している携帯型通信端末装置3a、3
b、3cから発信される個人番号のような識別情報信号
を受信して特定する(ステップS12)。
【0086】次に、課金装置2a、2b、…は、電力メ
ータ、ガスメータ、ガソリンメータ等の指針値を参照し
て、特定した利用者A、B又はCがエネルギ消費機器1
a、1b、…を利用した期間のエネルギ消費量を計測す
る(ステップS13)。
【0087】課金装置2a、2b、…は、単位消費量当
たりのエネルギ料金を取得して、計測したエネルギ消費
量に応じたエネルギ料金を算出する(ステップS1
4)。次に、課金装置2a、2b、…は、特定した利用
者A、B、Cが複数であるか否かをチェックする(ステ
ップS15)。
【0088】特定した利用者A、B、Cが複数の場合は
(ステップS15のYES)、算出したエネルギ料金
を、これら複数の利用者に配分する(ステップS1
6)。
【0089】一方、特定した利用者A、B、Cが複数で
ない場合は(ステップS15のNO)、算出したエネル
ギ料金を、この利用者A、B又はCに課金すべきエネル
ギ料金とする。
【0090】ホームサーバSは、課金装置2a、2b、
…がそれぞれ算出した利用者別のエネルギ料金を利用者
別に蓄積しておく(ステップS17)。
【0091】ホームサーバSは、エネルギ供給会社20
0から請求された1カ月分のエネルギ料金と、蓄積して
いる利用者別のエネルギ料金の合計との差額、即ち、利
用者が無くても稼働させておく門灯のようなエネルギ消
費機器1のエネルギ料金、基本料金等を算出する(ステ
ップS18)。
【0092】ホームサーバSは、エネルギ消費機器1
a、1b、…を利用することが可能な全利用者にこの差
額を配分して、蓄積されていた利用者別の1カ月分のエ
ネルギ料金に、この配分した料金を加算して各利用者に
課金する(ステップS19)。
【0093】なお、以上の図1、図2、図3及び図5の
説明では、課金装置2、2a、2b、…をエネルギ消費
機器1、1a、1b、…に取り付ける構成としたが、課
金装置2、2a、2b、…はエネルギ消費機器1、1
a、1b、…に内蔵されていてもよい。
【0094】また以上の説明では、家庭を例に説明した
が、課金対象が貸家、貸事務所のような場合は、エネル
ギ供給会社から請求される1カ月間のエネルギ料金と、
1カ月間の利用者別のエネルギ料金の合計との差額を、
利用者だけで配分する以外に、賃貸者と所有者等、予め
登録している、エネルギ料金を支払うべき支払者に等分
に配分してもよい。
【0095】以上のように、個人別にエネルギ料金を課
金することができるようになれば、個人別にCO2 税を
課税して、さらなる省エネの促進を図り、地球温暖化の
原因として問題視されているCO2 の排出量を減少させ
て地球環境を改善させることができるようになる。
【0096】また、個人別にエネルギ料金を課金して、
各個人の省エネ意識、即ち地球環境改善の意識を高める
ことにより、太陽光、風力、地熱、バイオマス等の再生
可能なエネルギーを活用するグリーン電力への関心とグ
リーン電力を導入する企業の支持が高まり、結果的に企
業のグリーン電力の導入を促進し、地球資源の消費を抑
制して地球環境を改善させることができるようになる。
【0097】なお、以上のような利用者別のエネルギ料
金課金のコンピュータプログラムはコンピュータにプレ
インストールして提供することも、またCD−ROM、
MO等の可搬型記録媒体で提供することも可能である。
さらに回線経由で提供することも可能である。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明は、稼働中のエア
コン、照明、自動車等のエネルギ消費機器の利用者を、
例えば各個人の携帯型通信端末装置を利用する等して特
定し、機器が稼働した期間のエネルギ消費量に応じたエ
ネルギ料金を利用者毎に課金し、各個人の省エネ貢献度
を数値化して、明確なメリットを各個人に提示すること
により、各個人の省エネ行動を容易に誘発するという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を使用した課金システムの一構成
例を示すブロック図である。
【図2】 本発明装置を使用した課金システムの他の構
成例を示すブロック図である。
【図3】 本発明装置を使用した課金システムのさらに
他の構成例を示すブロック図である。
【図4】 図1の本発明装置の動作の一例のフローチャ
ートである。
【図5】 本発明システムの一構成例を示すブロック図
である。
【図6】 本発明システムの動作の一例のフローチャー
トである。
【符号の説明】
1、1a、1b エネルギ消費機器 2、2a、2b 課金装置 21 利用者特定手段 22 消費量計測手段 23 利用者別課金手段 24 料金表テーブル 25 配分比率テーブル 26 設定内容テーブル 3a、3b、3c 携帯型通信端末装置 100 顧客宅 200 エネルギ供給会社 A、B、C 利用者 S ホームサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F075 GG06 GG16 GG17 3E047 JA02 JA03 JA04 KA02 KA08 LA02 5B049 BB00 BB14 BB52 CC31 CC36 CC48 DD00 EE01 FF07 GG06 GG07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応
    じたエネルギ料金を課金する装置において、 稼働中のエネルギ消費機器の利用者を特定する手段と、 該エネルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を
    計測する手段と、 単位消費量当たりのエネルギ料金を取得する手段と、 単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき算出される、
    前記期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を、特
    定した利用者に課金する手段とを備えたことを特徴とす
    るエネルギ料金の課金装置。
  2. 【請求項2】 稼働中の1台のエネルギ消費機器を同一
    の期間に複数の利用者が利用しているか否かを判定し
    て、複数の利用者が利用している場合は該複数の利用者
    のそれぞれを特定する手段と、該エネルギ消費機器の該
    期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を該複数の
    利用者に配分して各利用者に課金する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエネルギ料金の課金装
    置。
  3. 【請求項3】 エネルギ料金を複数の利用者に配分して
    各利用者に課金する手段は、稼働中の1台のエネルギ消
    費機器を同一の期間に複数の利用者が利用している場
    合、該期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を所
    定の配分比率で該複数の利用者に配分して各利用者に課
    金する手段であることを特徴とする請求項2記載のエネ
    ルギ料金の課金装置。
  4. 【請求項4】 エネルギ消費機器を利用し得る利用者を
    登録する手段と、 稼働中のエネルギ消費機器の利用者を特定できない場
    合、該エネルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費
    量に応じたエネルギ料金を、登録された利用者に配分し
    て課金する手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載のエネルギ料金の課金装置。
  5. 【請求項5】 エネルギ消費機器を稼働させるために複
    数種の中から選択的に設定することが可能な設定内容を
    利用者別に登録する手段と、複数の利用者に対する優先
    順位を登録する手段と、同一時期に複数の利用者が1台
    のエネルギ消費機器を利用する場合、該複数の利用者の
    優先順位に基づく設定内容でエネルギ消費機器を稼働さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする請求項2乃至4の
    いずれかに記載のエネルギ料金の課金装置。
  6. 【請求項6】 エネルギ消費機器のエネルギ消費量に応
    じたエネルギ料金を課金するシステムにおいて、 稼働中のエネルギ消費機器の利用者を特定する手段、該
    エネルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を計
    測する手段、単位消費量当たりのエネルギ料金を取得す
    る手段、及び、単位消費量当たりのエネルギ料金に基づ
    き、前記期間におけるエネルギ消費量に応じて、特定し
    た利用者に課金すべきエネルギ料金を算出する手段を有
    する第1の装置と、 前記エネルギ消費機器のエネルギ料金を支払うべき支払
    者を登録する手段、各利用者に課金すべきエネルギ料金
    を第1の装置から取得して蓄積する手段、所定期間に全
    利用者に課金すべき前記エネルギ料金の合計を算出する
    手段、所定期間におけるエネルギ消費機器の総エネルギ
    消費量に応じてエネルギ供給元から課金される所定期間
    分のエネルギ料金と前記合計との差額を算出する手段、
    及び、登録されている全支払者に該差額を配分して課金
    するとともに、第1の装置から取得したエネルギ料金を
    各利用者に課金する手段を有する第2の装置とを備えた
    ことを特徴とするエネルギ料金の課金システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の装置が、稼働中の1台のエネ
    ルギ消費機器を同一の期間に複数の利用者が利用してい
    るか否かを判定して、複数の利用者が利用している場合
    は、該複数の利用者のそれぞれを特定する手段と、該エ
    ネルギ消費機器の該期間のエネルギ消費量に応じて課金
    すべきエネルギ料金を該複数の利用者に配分して算出す
    る手段とを備えたことを特徴とする請求項6記載のエネ
    ルギ料金の課金システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の装置の、エネルギ料金を複数
    の利用者に配分して各利用者に課金する手段は、稼働中
    の1台のエネルギ消費機器を同一の期間に複数の利用者
    が利用している場合、該期間のエネルギ消費量に応じた
    エネルギ料金を所定の配分比率で該複数の利用者に配分
    して各利用者に課金する手段であることを特徴とする請
    求項7記載のエネルギ料金の課金システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の装置が、エネルギ消費機器を
    稼働させるために複数種の中から選択的に設定すること
    が可能な設定内容を利用者別に登録する手段と、複数の
    利用者に対する優先順位を登録する手段と、同一時期に
    複数の利用者が1台のエネルギ消費機器を利用する場
    合、該複数の利用者の優先順位に基づく設定内容でエネ
    ルギ消費機器を稼働させる手段とを備えたことを特徴と
    する請求項7又は8記載のエネルギ料金の課金システ
    ム。
  10. 【請求項10】 エネルギ消費機器の利用者を特定する
    機能を有する端末装置において、 エネルギ消費機器を稼働させるために複数種の中から選
    択的に設定することが可能な複数種の中のいずれかの設
    定内容を登録する手段と、 該設定内容を送信する手段とを備え、 該手段が送信した設定内容に応じてエネルギ消費機器を
    稼働させるべくなしたことを特徴とする端末装置。
  11. 【請求項11】 エネルギを消費する機器において、 稼働中における利用者を特定する手段と、 稼働した期間のエネルギ消費量を計測する手段と、 単位消費量当たりのエネルギ料金を取得する手段と、 単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき算出される、
    前記期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を、特
    定した利用者に課金する手段とを備えたことを特徴とす
    るエネルギ消費機器。
  12. 【請求項12】 エネルギ消費機器のエネルギ消費量に
    応じたエネルギ料金を課金する方法において、 稼働中のエネルギ消費機器の利用者を特定し、 該エネルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を
    計測し、 単位消費量当たりのエネルギ料金を取得し、 単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき算出される、
    前記期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を、特
    定した利用者に課金することを特徴とするエネルギ料金
    の課金方法。
  13. 【請求項13】 エネルギ消費機器のエネルギ消費量に
    応じたエネルギ料金を課金する方法において、 前記エネルギ消費機器のエネルギ料金を支払うべき支払
    者を登録し、 稼働中のエネルギ消費機器の利用者を特定し、 該エネルギ消費機器が稼働した期間のエネルギ消費量を
    計測し、 単位消費量当たりのエネルギ料金を取得し、 単位消費量当たりのエネルギ料金に基づき、前記期間に
    おけるエネルギ消費量に応じて、特定した利用者に課金
    すべきエネルギ料金を算出し、 各利用者に課金すべき利用者別のエネルギ料金を蓄積
    し、 所定期間に全利用者に課金すべき前記エネルギ料金の合
    計を算出し、 所定期間におけるエネルギ消費機器の総エネルギ消費量
    に応じてエネルギ供給元から課金される所定期間分のエ
    ネルギ料金と前記合計との差額を算出し、 登録されている全支払者に該差額を配分して課金すると
    ともに、前記利用者別のエネルギ料金を各利用者に課金
    することを特徴とするエネルギ料金の課金方法。
  14. 【請求項14】 エネルギ消費機器のエネルギ消費量に
    応じたエネルギ料金をコンピュータに課金させるコンピ
    ュータプログラムが記録されており、コンピュータでの
    読み取りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、稼働中のエネルギ消費機器の利用者を
    特定する情報を取得させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、該エネルギ消費機器が稼働した期間の
    エネルギ消費量を取得させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、単位消費量当たりのエネルギ料金に基
    づき、該期間のエネルギ消費量に応じたエネルギ料金を
    算出させ、該エネルギ料金を、特定した利用者に課金さ
    せるプログラムコード手段とを含むコンピュータプログ
    ラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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