JP2017228163A - 管理装置、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各利用者に商品代金を公正に負担させる。【解決手段】本願に係る管理装置は、決済対象を利用する複数の利用者を特定する特定部と、前記決済対象の利用に伴う費用を、当該決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける振分部とを有することを特徴とする。このため、例えば、情報管理装置10は、実際に部屋R01を利用した利用者U01、U02や、部屋R01の備品を利用した利用者U02に対する課金を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
近年、インターネットを介して商品を販売する電子商取引が知られている。このような電子商取引に関する技術として、複数の利用者がショッピングカートを共有し、決済時においては、ショッピングカート内の商品の代金を、ショッピングカートを共有する複数の利用者が均等に支払うといった技術が知られている。
特開2015−99504号公報
しかしながら、上記の従来技術では、各利用者が商品代金を公正に負担しているとは言えない場合がある。
例えば、上記の従来技術では、あらかじめショッピングカートと対応付けられた複数の利用者が購入代金を割り勘で購入する。しかしながら、このような技術では、ショッピングカートを共有する利用者のうち、購入対象となる商品を実際に使用しない利用者等に対しても、購入代金の一部が課金されてしまう。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、各利用者に商品代金を公正に負担させることを特徴とする。
本願に係る管理装置は、決済対象を利用する複数の利用者を特定する特定部と、前記決済対象の利用に伴う費用を、当該決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける振分部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、各利用者に商品代金を公正に負担させることができる。
図1は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理のバリエーションを説明する第1の図である。 図3は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理のバリエーションを説明する第2の図である。 図4は、実施形態に係る情報管理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用対象データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る課金データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る利用状況データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る管理装置、管理方法および管理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る管理装置、管理方法および管理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1−1.情報管理装置の一例〕
まず、図1を用いて、管理装置の一例である情報管理装置が実行する管理処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理の一例を示す図である。
情報管理装置10は、後述する管理処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。図1では、情報管理装置10は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、任意の端末装置101〜103や、認証装置K01と通信を行うことができる。なお、情報管理装置10は、任意の数の端末装置101〜103、認証装置K01と通信を行うことができる。
端末装置101〜103(以下、「端末装置100」と総称する場合がある。)は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。例えば、図1に示す例では、端末装置101は、利用者U01が使用する端末装置であり、端末装置102は、利用者U02が使用する端末装置であり、端末装置103は、利用者U03が使用する端末装置である。なお、端末装置100は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。また、端末装置100は、ブルートゥース(登録商標)やフェリカ(登録商標)等の近距離無線通信を介して通信を行う機能を有するものとする。
認証装置K01は、いわゆるスマートキーに関連する各種の機能を有する。例えば、認証装置K01は、近距離無線通信を介して、端末装置100と通信を行う。そして、認証装置K01は、端末装置100を使用する利用者が予め認証されている利用者である場合には、貸会議室や貸部屋等、所定の部屋R01の鍵を開け、利用者の入出を許可する。
なお、以下の説明では、認証装置K01は、利用者の認証を行うのであれば、任意の態様の認証を行ってよい。例えば、認証装置K01は、利用者が所有する非接触型のIC(Integrated Circuit)カードから認証に関する認証情報を取得し、取得した認証情報が所定の条件を満たす場合には、部屋R01の鍵を開けてもよい。
〔1−2.管理処理の一例〕
ここで、貸会議室や貸部屋等といった部屋R01の使用には、使用に伴う各種の利用料金が発生する場合がある。このような利用料金は、例えば、部屋R01を使用する利用者としてあらかじめ登録された複数の利用者のうち、管理者や責任者等として予め設定された特定の利用者に対して請求が行われる場合がある。また、利用料金は、部屋R01を使用する利用者としてあらかじめ登録された複数の利用者に対して、利用料金を利用者の頭数で除算した額だけ均等に請求が行われる場合、すなわち、割り勘で課金される場合がある。
しかしながら、上述した技術では、例えば、利用者U01〜U03が予め部屋R01を使用する利用者として登録されていた場合に、利用者U02、U03が部屋R01を使用し、利用者U01が部屋R01を使用しなかった場合であっても、利用者U01に利用料金が課金されてしまう場合がある。
そこで、情報管理装置10は、以下の管理処理を実行する。まず、情報管理装置10は、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。そして、情報管理装置10は、決済対象の利用に伴う費用を、決済対象と対応付けられた複数の利用者に対して振り分ける。例えば、情報管理装置10は、IoT(Internet of Things)の技術を用いて、決済対象である部屋R01の利用状況を収集し、収集した利用状況に基づいて、部屋R01を実際に使用した利用者を特定する。そして、情報管理装置10は、特定した利用者に対して、部屋R01の利用料金を振り分け、各利用者に振り分けた利用料金を請求する。例えば、情報管理装置10は、特定した各利用者に対して部屋R01の利用料金を均等に振り分けてもよく、所定の割合づつ振り分けてもよい。
〔1−2−1.決済対象について〕
なお、以下の説明では、管理処理の具体例について説明するが、以下の説明は、実施形態を限定するものではない。例えば、以下に説明する決済対象とは、貸会議室や貸部屋のみならず、シェアハウス等といった複数の利用者が共用する住宅、スマートホーム、レンタカー、カーシェアリングの対象となる車両、オフィス、イベント会場等であってもよい。また、決済対象は、食品や飲料等といった商品やマッサージ等の役務等であってもよい。すなわち、決済対象とは、利用(単純な利用のみならず、購入や飲食等といった消費行為を含む)に伴い料金が発生するものであれば、任意のものが適用可能である。なお、以下の説明では、決済対象の利用に伴う費用を、「利用料金」と総称する。
〔1−2−2.特定処理について〕
ここで、情報管理装置10は、決済対象を実際に利用した利用者を特定するために、IoTの技術に基づき、以下の処理を実行してもよい。例えば、情報管理装置10は、複数の利用者が共用可能な利用装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。また、例えば、情報管理装置10は、利用装置として、決済対象と対応する装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、情報管理装置10は、部屋R01に設置された認証装置K01、すなわち、決済対象である部屋R01と対応する認証装置K01を利用して認証を行った利用者を特定し、特定した利用者を部屋R01を利用した利用者として特定してもよい。
また、情報管理装置10は、単一の利用装置の利用状況だけではなく、複数の利用装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。また、情報管理装置10は、決済対象の利用を検出する検出装置の検出結果に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、情報管理装置10は、認証装置K01による認証結果に基づいて、部屋R01を利用した利用者を特定するとともに、部屋R01内に設置された各種のセンシングを行う検出装置S01、S02(例えば、図2等)の検出結果に基づいて、部屋R01を利用した利用者のうち、部屋R01内に設置された備品等を利用した利用者を特定してもよい。
また、例えば、情報管理装置10は、利用装置を各利用者が利用した時間帯に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。また、情報管理装置10は、利用装置の利用状況に基づいて、利用装置を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。また、例えば、情報管理装置10は、利用装置を利用する利用者として予め登録されていた利用者のうち、決済対象を利用する複数の利用者を、利用装置の利用状況に基づいて特定してもよい。具体的な例を挙げると、情報管理装置10は、認証装置K01が利用者U01〜U03を部屋R01に入室可能な利用者として認証する際に、認証装置K01が利用者U02、U03の認証を行った場合は、利用者U01に対する利用料金の振分をおこなわず、利用者U02、U03に対してのみ、利用料金の振分を行ってもよい。
また、情報管理装置10は、予め定められた所定の条件(以下、「課金条件」と記載する場合がある。)に基づいて、利用装置を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、情報管理装置10は、利用者U01が部屋R01の利用料金を支払う利用者として予め登録されている場合には、利用者U02、U03が部屋R01を使用した場合であっても、利用者U01に部屋R01の利用料金を課金してもよい。また、例えば、情報管理装置10は、部屋R01の備品の利用を検出した場合、備品の利用に伴う利用料金については、利用者U02等、あらかじめ定められた利用者に対して振り分けてもよい。また、他の例では、例えば、情報管理装置10は、プロジェクター等といった各利用者U01〜U03が利用する備品の利用料金については、各利用者U01〜U03に対して均等に振り分けし、飲料水の利用などといった個人的に消費される備品の利用料金については、実際にその備品を利用した利用者を検出装置の検出結果等に基づいて特定し、特定した利用者に対して振り分けてもよい。
〔1−2−3.共用装置や検出装置について〕
ここで、利用装置とは、複数の利用者が共用する任意の装置である共用装置や、任意の状態の検出を行うことができる検出装置等である。例えば、共用装置は、認証装置K01等、認証に関連する各種の装置であってもよい。また、例えば、共用装置は、音声解析技術を用いて、利用者が発声した言葉の内容を特定し、特定した内容に応じて、コンテンツの提供や各種電子商店街への注文等を実現する任意の装置であってもよい。すなわち、共用装置とは、複数の利用者、特に、決済対象を利用しうる利用者が共用する装置であれば、任意の装置が適用可能である。
また、検出装置とは、例えば、重さセンサ、ジャイロセンサ、光センサ、磁気センサ等、任意のセンサ技術を用いて、決済対象の利用を検出する装置である。例えば、検出装置は、重さセンサ等を利用して、部屋R01内に配置された飲料の利用状況を検出する装置である。なお、検出装置は、任意の決済対象の利用を検出することができる装置であれば、任意の装置が適用可能である。
〔1−3.管理処理の一例〕
続いて、図1〜図3を用いて、上述した管理処理の一例について説明する。なお、以下の説明は、あくまで一例であり、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔1−3−1.部屋R01の利用〕
まず、図1を用いて、部屋R01を利用可能な複数の利用者U01〜U03のうち、実際に部屋R01を利用した利用者を特定し、特定した利用者に部屋R01の利用料金を振り分ける管理処理の一例について説明する。
ここで、例えば、利用者U02、U03は、部屋R01を利用する場合には、認証装置K01に端末装置102、103を近づけることで、近距離無線通信を行い、認証を行う。認証装置K01は、利用者U02、U03の認証を行った場合には、部屋R01の鍵を開錠し、利用者の入室を許可するとともに(ステップS1)、利用者U02、U03の認証を行った旨、すなわち、利用者U02、U03が入室した旨を示す入室情報を情報管理装置10へと送信する(ステップS2)。
一方、情報管理装置10は、入室情報に基づいて、実際に部屋R01に入室した利用者を特定し、特定した利用者と決済対象とを対応付けて登録する(ステップS3)。すなわち、情報管理装置10は、利用者U01〜U03が共用する認証装置K01の利用状態に基づいて、部屋R01を実際に利用する利用者を特定し、特定した利用者と決済対象とを対応付けて記憶する。
具体的には、情報管理装置10は、利用対象と、利用者と、課金条件とが対応付けて登録される利用対象データベース31を有する。図1に示す例では、利用対象データベース31には、部屋R01と、部屋R01を利用する利用者U01〜U03と、部屋R01の課金条件「課金条件R01」が登録されている。このような場合、情報管理装置10は、「課金条件R01」に基づいて、利用者に対して利用料金の振分を行う。
例えば、情報管理装置10は、利用者U02と利用者U03とが、部屋R01に入室した旨の入室情報を認証装置K01から取得する。このような場合、情報管理装置10は、部屋R01を利用した利用者として、利用者U02、U03を特定する。また、情報管理装置10は、利用対象データベース31を参照し、部屋R01の「課金条件R01」の内容を確認する。
ここで、例えば、「課金条件R01」が、部屋R01を実際に利用した利用者に対してのみ、利用料金を割り勘で課金する旨を示す場合、情報管理装置10は、入室情報に基づいて、部屋R01と、利用者U02、U03とを対応付けて課金データベース32に登録する。また、例えば、情報管理装置10は、利用者U01が追加で認証を行い、利用者U01が部屋R01に入室した旨の入室情報を取得した場合は、利用者U01〜U03を部屋R01と対応付けて課金データベース32に登録することとなる。
また、例えば、情報管理装置10は、「課金条件R01」が、部屋R01を利用した利用者の別にかかわらず、利用者U01の利用料金金を利用者U01に振り分ける旨を示す場合は、利用者U02、U03が入室した旨の入室情報を受信した場合であっても、利用者U01と部屋R01とを対応付けて課金データベース32に登録する。また、例えば、情報管理装置10は、「課金条件R01」が、部屋R01を利用した利用者の別にかかわらず、利用者U01の利用料金金をあらかじめ登録された全ての利用者に対して割り勘で振り分ける旨を示す場合は、利用者U02、U03が入室した旨の入室情報を受信した場合であっても、利用者U01〜U03と部屋R01とを対応付けて課金データベース32に登録する。
また、情報管理装置10は、入室可能な利用者のうち実際に入室した利用者に対して、利用料金金を割り勘で課金する(ステップS4)。すなわち、情報管理装置10は、課金データベース32に登録された情報に基づいて、各利用者U01〜U03に対する課金処理を実行する。例えば、情報管理装置10は、部屋R01と利用者U02、U03とが対応付けて課金データベース32に登録されている場合、部屋R01の利用料金金を2で除算した額を利用者U02、U03に対して課金する。
なお、情報管理装置10は、任意の課金態様で、利用料金金の課金を行ってもよい。例えば、情報管理装置10は、利用者U02が使用する端末装置102の利用料金に対し、部屋R01の利用料金を加算してもよい。
〔1−3−2.部屋R01にある備品の利用〕
次に、図2を用いて、情報管理装置10が実行する管理処理のバリエーションについて説明する。図2は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理のバリエーションを説明する第1の図である。例えば、図2に示す例では、部屋R01内には、飲料#01が備品として配置されており、これら備品の利用を検出する検出装置S01、S02が設置されているものとする。
このような場合、情報管理装置10は、認証装置K01の利用状態みならず、検出装置S01、S02の検出結果に基づいて、部屋R01や備品を利用した利用者を特定し、特定した利用者に対する利用料金の振り分けを行う。例えば、図2に示す例では、利用者U02がすでに部屋R01に入室済みである。一方、利用者U01は、端末装置101と認証装置K01とを用いて、認証と入室を行う(ステップS1)。
このような場合、情報管理装置10は、認証装置K01から入室情報を取得し(ステップS2)、利用者U01が部屋R01を利用した旨を特定する。そして、情報管理装置10は、部屋R01に実際に入室した利用者と決済対象とを対応付けて記憶する(ステップS3)。例えば、情報管理装置10は、図1に示す例と同様に、認証装置K01を利用して部屋R01に入室した利用者U01、U02を、部屋R01を利用した利用者として特定し、特定した利用者U01、U02と部屋R01とを課金データベース32に登録する。
ここで、検出装置S01、S02は、飲料や菓子などの備品の利用が検出された場合は、検出情報を情報管理装置10へと送信する(ステップS4)。このような検出情報には、例えば、「飲料#1」等、利用された備品を示す情報が含まれているものとする。このような場合、情報管理装置10は、部屋R01の利用状況、すなわち、認証装置K01の利用状況と、検出装置S01、S02の検出内容とに基づいて、備品を利用した利用者を特定する。例えば、情報管理装置10は、検出装置S01、S02が備品の利用を検出した際に部屋R01の室内にいた利用者と、決済対象である備品とを対応付けて、課金データベース32に登録する(ステップS5)。
例えば、情報管理装置10は、課金データベース32を参照し、検出装置S01、S02が設置された部屋R01を利用する利用者を特定する。ここで、検出装置S01、S02が備品の利用を検出したタイミングが、利用者U01の入室よりも前であった場合は、課金データベース32には、部屋R01と利用者U02とが対応付けて登録されているため、備品を使用したのは利用者U02であると特定することができる。このような場合、情報管理装置10は、利用された備品である飲料#01と、利用者U02とを対応付けて課金データベース32に登録する。
そして、情報管理装置10は、課金データベース32の内容に基づいて、利用者U01〜U03に対する課金処理を実行する。例えば、図2に示す例では、決済対象である部屋R01と、利用者U01、U02とが対応付けて登録され、決済対象である飲料#01と利用者U02とが対応付けて登録されている。
このような場合、情報管理装置10は、利用者U01に対して、部屋R01の利用料金の半分を課金し(ステップS6)、利用者U02に対し、部屋R01の利用料金の半分と、飲料#01の利用料金とを課金することとなる(ステップS7)。なお、例えば、情報管理装置10は、検出装置S01、S02が備品の利用を検出したタイミングが、利用者U01の入室後であった場合は、例えば、飲料#01と、利用者U01、U02とを対応付けて課金データベース32に登録することで、飲料#01の利用料金を利用者U01、U02に割り勘で負担させてもよい。
〔1−3−3.商品の購入代金を管理する管理処理の一例〕
なお、上述した例では、部屋R01の利用料金の振り分けを行う処理について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、利用料金とは、貸会議室やレンタカー、各種機器のリース等に伴う料金のみならず、例えば、商品の購入費用や役務の代金といった料金を含む概念である。以下、図3を用いて、情報管理装置10が課金条件に応じて商品の代金の振り分けを行う処理の一例を説明する。図3は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理のバリエーションを説明する第2の図である。
例えば、図3に示す例では、複数の利用者U01〜U05が共同で生活を行うシェアハウスSH01に、各利用者U01〜U05が共用する共用装置S03が設置されている。このような共用装置S03は、例えば、周囲の音声を取得するマイク等の音声検出装置を有する。そして、共用装置S03は、音声検出装置が、利用者U01〜U05の発言を検出すると、検出した発言の内容を情報管理装置10へと送信する。例えば、共用装置S03は、利用者U01による「トイレットペーパー買っておいて」といった発言や、利用者U05による「化粧水買っておいて」等といった商品の購入を指示する発言を検出すると、検出した各発言の内容を情報管理装置10へと送信する(ステップS1)。
このような場合、情報管理装置10は、共用装置S03と対応付けられた利用者、すなわち、共用装置S03を共用する利用者の中から、購入を指示された商品を利用する利用者を所定のルールに従って特定する(ステップS2)。例えば、図3に示す例では、共用装置S03が設置されたシェアハウスSH01と、利用者U01〜U05と、課金条件#1および課金条件#2とが対応付けて利用対象データベース31に登録されている。
このような場合、情報管理装置10は、共用装置S03から受信した検出内容に基づいて、購入対象となる商品を特定する。例えば、情報管理装置10は、利用者U01の「トイレットペーパー買っておいて」という発言から、購入対象となる商品が「トイレットペーパー」である旨を特定する。そして、情報管理装置10は、共用装置S03が設置されたシェアハウスSH01と対応付けられた課金条件から、「トイレットペーパー」に関する「課金条件#1」を特定する。ここで、図3に示す例では、「課金条件#1」は、「トイレットペーパー」の利用料金を全員に課金する旨を示す。そこで、情報管理装置10は、購入対象となる商品、すなわち、決済対象である「トイレットペーパー」と、シェアハウスSH01を利用する全ての利用者U01〜U05とを対応付けて課金データベース32に登録する。
一方、情報管理装置10は、利用者U05の「化粧水買っておいて」という発言から、購入対象となる商品が「化粧水」である旨を特定する。そして、情報管理装置10は、共用装置S03が設置されたシェアハウスSH01と対応付けられた課金条件から、「化粧水」に関する「課金条件#2」を特定する。ここで、図3に示す例では、「課金条件#2」は、「化粧水」の利用料金を、注文を行った利用者である注文者に課金する旨を示す。そこで、情報管理装置10は、声紋分析等の技術を用いて、「化粧水買っておいて」という発言を行った利用者U05を特定し、購入対象である「化粧水」と、発言者である利用者U05とを対応付けて課金データベース32に登録する。
そして、情報管理装置10は、課金データベース32に登録された情報に基づいて、利用者ごとに利用料金を割り当てる(ステップS3)。例えば、情報管理装置10は、トイレットペーパーの料金を各利用者U01〜U05に対して均等に振り分け、化粧水の料金を利用者U05のみに課金する。
なお、情報管理装置10は、上述した管理処理と並行して、電子商取引の管理を行う管理システム(図示は省略)等に、トイレットペーパーと化粧水との購入手続きや配送手続等を依頼してもよい。
〔1−4.他の利用形態について〕
なお、上述した例では、情報管理装置10は、認証装置K01や共用装置S03等といった複数の利用者が共用する装置の利用状態に基づいて、部屋R01の利用料金や、商品の購入などに伴う料金(すなわち、決済対象の利用に伴う料金)の振り分けを行う処理の一例について記載した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔1−4−1.カートとの対応について〕
例えば、上述した管理処理は、電子商店街における仮想的なカートと組み合わせて実施されてもよい。例えば、図3に示す例では、シェアハウスSH01を利用する利用者U01〜U05と、利用者U01〜U05が共用する1つのカート(以下、「共用カート」と記載する。)とが対応付けられており、各利用者U01〜U05が注文した商品が共用カートに投入され、所定のタイミングで決済処理が行われる。
このような共用カートを用いる場合において、情報管理装置10は、共用カート内に投入された商品の料金(すなわち、利用料金)を振り分ける利用者を特定してもよい。例えば、情報管理装置10は、図3に示すように、共用カート内に投入された商品について予め設定されている課金条件に従い、その商品の料金を振り分ける利用者を特定してもよい。すなわち、情報管理装置10は、利用対象データベース31に登録された複数の利用者と利用対象との態様を、複数の利用者と共用カートとの対応を見做し、課金データベース32に登録された決済対象と利用者との対応を、共用カートに投入された商品と、その商品の料金を振り分ける利用者との対応と見做してもよい。
また、情報管理装置10は、共用カートを利用する利用者の登録を受付けてもよい。このように、共用カートを利用する利用者に対しては、共用カート内に投入された商品であっても、予め設定されたルールや、注文を行った利用者に応じて、割り勘で料金が発生する場合と、それぞれ個別に料金が発生する場合とが生じうる。例えば、情報管理装置10は、共用カートに投入された商品のうちトイレットペーパーやドッグフード等、共用されるものの料金については、共用カートを利用する各利用者、すなわち、シェアハウスSH01に居住する各利用者に対して割り勘で課金し、個人的に消費されるものの料金については、それを注文した利用者に対してのみ課金してもよい。
〔1−4−2.振り分けについて〕
また、例えば、情報管理装置10は、シェアハウスSH01内に設置された各種のセンサが検出した内容に基づいて、商品を利用した利用者を特定し、特定した利用者に対して商品の料金を振り分けてもよい。例えば、情報管理装置10は、認証装置K01を用いた処理と同様の処理を実行することで、シェアハウスSH01内に居る利用者を所定の時間間隔で特定する。また、情報管理装置10は、シェアハウスSH01内で生じた電気料金を、所定の時間間隔で特定する。そして、情報管理装置10は、ある時間帯における電気料金を、その時間帯においてシェアハウスSH01に居た利用者に対して振り分けてもよい。
また、情報管理装置10は、「化粧水買っておいて」等といった発言が、利用者U01〜U05のうちどの利用者による発言であるかを、任意の技術で特定して良い。例えば、情報管理装置10は、共用装置S03が動画像を取得することができる場合には、共用装置S03が取得した動画像の解析を行い、解析結果に基づいて、「化粧水買っておいて」等といった発言を行った利用者を特定してもよい。また、情報管理装置10は、ビーコン等の位置特定情報や、各種センサーを用いて、「化粧水買っておいて」といった発言が行われた際に共用装置S03の近傍に居た利用者を特定し、特定した利用者を、その発言を行った利用者としてもよい。
また、情報管理装置10は、任意の課金条件に従って、各利用者に課金額を振り分けてもよい。例えば、情報管理装置10は、所定の種別の商品については、利用装置を利用する利用者として利用対象データベース31に登録された利用者のうち、女性のみまたは男性のみに課金するといった課金条件、すなわち、利用者の属性に応じた課金条件に従ってもよい。また、情報管理装置10は、商品の種別や属性、金額、注文方法等、任意の条件に応じた課金条件に基づいて、各利用者に課金額を振り分けてもよい。
また、例えば、情報管理装置10は、利用者から決済対象の費用を振り分ける条件の指定を受付けてもよい。例えば、情報管理装置10は、「ティッシュペーパーを個人的に買っておいて」等というように、決済対象と、費用の振り分け方法とを示す発言を利用者から受付けてもよい。このような場合、情報管理装置10は、例えば、ティッシュペーパーの料金を所定のグループ全員で割り勘にする内容の課金条件が存在したとしても、そのティッシュペーパーの料金を、発言を行った利用者に対して振り分けてもよい。
また、例えば、情報管理装置10は、シェアハウスSH01に居住する利用者U01〜U05のうち、オーナー等となる利用者(例えば、利用者U01)に対しては、シェアハウスSH01の利用に関する料金のうちの半分を振り分け、残りの利用者(利用者U02〜U05)に対し、残りの料金を割り勘で振り分けてもよい。
〔1−4−3.センシングについて〕
情報管理装置10は、任意のセンシング技術を用いて、「化粧水買っておいて」等といった発言を行った利用者を特定してもよい。また、情報管理装置10は、任意のセンシング技術を用いて、任意の決済対象を実際に利用する利用者(実際に利用した利用者のみならず、決済対象を購入した利用者等を含む)を特定し、特定した利用者に対する利用料金の振り分けを行ってよい。
例えば、情報管理装置10は、シェアハウスSH01や、シェアハウスSH01内に設置された部屋等の入退出をセンシングしてもよい。また、情報管理装置10は、任意のセンシング技術を用いて、どの利用者が居るか、何人の利用者が居るか等といった情報のみならず、誰が決済対象を注文したか、誰が決済対象を使用したか、決済対象がどれくらい使用されたか等といった情報を取得し、取得した情報に基づいて、費用の振り分けを行ってもよい。例えば、情報管理装置10は、シェアハウスSH01の各利用者U01〜U05がどれくらい水道の水を使用したかのセンシング結果に基づいて、各利用者U01〜U05に課金する水道代を変更してもよい。
また、例えば、情報管理装置10は、冷蔵庫の中にある食品の利用や利用料金のセンシング結果に基づいて、利用者U01〜U05のうち、誰がどの食品をどれくらい利用したかを特定し、特定結果に基づいて、料金を振り分けてもよい。このように、情報管理装置10は、決済対象の利用のセンシング結果のみならず、位置や時間等といった任意のセンシング結果に基づいて、料金を振り分けてもよい。
〔1−4−4.発注について〕
また、例えば、情報管理装置10は、任意のタイミングで共用カート内の商品の発注を行ってよい。例えば、情報管理装置10は、共用カート内の商品が送料無料となる条件を満たした場合、商品数が所定の閾値を超えた場合、所定の配送料内に収まる最大数の商品が共用カートに投入された場合、管理者となる利用者が発注を指示した場合、共用カートを共用する利用者の大多数が商品の発注を認めた場合、所定の期日等に、商品の発注を行えばよい。すなわち、情報管理装置10は、発注については共用カート単位で行い、課金については、各商品を利用するひとり又は複数の利用者単位で課金を行えばよい。
また、情報管理装置10は、認証装置K01や共用装置S03等の利用装置を共用する複数の利用者を、利用装置と対応付けて利用対象データベース31に登録して記憶する。ここで、情報管理装置10は、このような利用装置を共用する複数の利用者の登録を、各利用者等から受付けてもよい。例えば、情報管理装置10は、認証装置K01を使用する利用者のグループとして、利用者U01〜U03の登録を受付ける。このような場合、情報管理装置10は、認証装置K01と、利用者U01〜U03とを対応付けて利用対象データベース31に登録すればよい。
また、情報管理装置10は、例えば、あるイベントのチケットを発注した利用者のうち、実際にそのイベントが行われる位置まで移動した利用者に対してのみ、チケット料金を課金してもよい。例えば、情報管理装置10は、チケットを発注した利用者の位置をGPS(Global Positioning System)やビーコン等の位置特定システムを用いて測定し、測定された位置がイベントの開催地である場合には、利用者に対してチケット料金を課金してもよい。
〔1−4−5.適用対象について〕
なお、情報管理装置10は、部屋R01やシェアハウスSH01以外にも、任意の適用対象に対して、上述した管理処理を実行して良い。例えば、情報管理装置10は、ホテル等の宿泊施設、スモールオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、民泊、二世帯住宅、老人ホーム等といった施設の利用に関し、上述した管理処理を実行してもよい。
また、情報管理装置10は、クリーニング等といった役務の提供に関し、上述した管理処理を実行してもよい。また、例えば、情報管理装置10は、レンタカーに対して実際に乗車した利用者や、消費したガソリンの量等を特定し、消費したガソリンの料金を特定した利用者の頭数で除算した額を、特定した利用者に対して課金してもよい。また、例えば、情報管理装置10は、バーベキュー等のイベントを開催した際に、参加を表明した利用者と実際に参加した利用者とを特定し、イベント時に生じた費用を、その内訳に応じて、参加を表明した利用者全員に課金してもよく、実際に参加した利用者のみに課金してもよい。なお、情報管理装置10は、実際に参加した利用者を自動的に参加を表明した利用者に含めるようにしてもよい。
〔1−4−6.その他〕
なお、情報管理装置10は、どの決済対象の料金をどの利用者に対して負担させたか等といったログを取得し、取得したログにもとづいた各種の処理を実行してもよい。例えば、情報管理装置10は、利用者U01〜U05が割り勘で料金を負担している商品と関連する商品の広告については、利用者U01〜U05に対して提供してもよい。また、情報管理装置10は、利用者U01〜U05のうち、利用者U03が個人的に料金を負担している商品と関連する商品の広告については、利用者U03のみに提供してもよい。また、情報管理装置10は、ログに応じて、料金の振り分け比率を変更してもよい。例えば、情報管理装置10は、利用者U01〜U05に対して割り勘で課金される商品を、利用者U01が頻繁に注文している場合には、その商品を利用者U01が他の利用者U02〜U05よりも多く使用していると予測されるため、利用者U01に対して振り分けられる料金の比率を引き上げてもよい。また、情報管理装置10は、例えば、利用者U03が個人的に注文した商品を、利用者U02が使用した場合には、その商品の料金の一部を利用者U02に対して課金してもよい。
〔2.情報管理装置の構成〕
以下、上記した管理処理を実現する情報管理装置10が有する機能構成の一例について説明する。図4は、実施形態に係る情報管理装置の構成例を示す図である。図4に示すように、情報管理装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、利用対象データベース31、課金データベース32、および利用状況データベース33を記憶する。
利用対象データベース31には、部屋R01やシェアハウスSH01を共用する複数の利用者が登録されている。例えば、図5は、実施形態に係る利用対象データベースに登録される情報の一例を示す図である。例えば、利用対象データベース31には、「利用対象」、「利用者」、「課金条件」といった項目を有する情報が登録される。
「利用対象」とは、複数の利用者が共用する対象を示す情報であり、部屋R01やシェアハウスSH01等を示す情報である。例えば、「利用対象」とは、共用カートを共用する複数の利用者と対応する情報である。また、「利用者」とは、「利用対象」を共用する利用者を示す情報である。また、「課金条件」とは、対応付けられた「利用対象」と紐付けられる決済対象の利用料金をどのように振り分けるかを示す情報である。なお、利用対象データベース31には、図5に示す情報以外にも、部屋やシェアハウス、車両等、複数の利用者が共用する「利用対象」に関する各種の情報が登録されていてもよい。
例えば、図5に示す例では、利用対象「部屋R01」、利用者「U01」、「U02」、および「課金条件R01」が対応付けて登録されている。このような情報は、部屋R01を利用者U01、U02が共用しており、部屋R01と紐付けられる利用料金を、「課金条件R01」が示す条件に従って、各利用者U01、U02に振り分ける旨を示す。
図4に戻り、課金データベース32には、決済対象の利用料金をどの利用者に対して振り分けるかを示す情報が登録される。例えば、図6は、実施形態に係る課金データベースに登録される情報の一例を示す図である。例えば、図6に示す例では、課金データベース32には、「決済対象」と「利用者」といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「決済対象」とは、利用料金が発生する対象、すなわち、決済対象を示す情報である。例えば、図6に示す例では、課金データベース32には、決済対象「部屋R01」と利用者「U01」、「U02」とを対応付けた情報が登録されている。このような情報は、部屋R01の利用料金を、利用者「U01」、「U02」に対して振り分ける旨を示す。なお、課金データベース32には、図6に示す情報以外にも、例えば、各利用者に対してどのような割合で利用料金を振り分けるかを示す情報や、各利用者に対して振り分ける料金の額等、各利用者に対する課金に関連する任意の情報が登録されていてもよい。
図4に戻り、利用状況データベース33は、利用装置である検出装置S01、S02、共用装置S03や、認証装置K01といった各利用対象の利用を検出したり、各利用者が共用したりする装置(以下、「利用装置」と総称する。)が取得した情報が登録される。例えば、図7は、実施形態に係る利用状況データベースに登録される情報の一例を示す図である。例えば、図7に示す例では、利用状況データベース33には、「利用装置」、「利用対象」、および「検出データ」等といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「利用装置」とは、対応付けられた「検出データ」がどの利用装置によって取得または検出されたデータであるかを示す情報である。また、「利用対象」とは、対応付けられた「利用装置」がどの「利用対象」と紐付けられているかを示す情報であり、利用装置が設置された利用対象を示す情報である。また、「検出データ」とは、利用装置が生成、取得または検出したデータであり、入室情報や検出情報、入室や検出を行った日時、入室した利用者、利用者の発言内容や発言を行った利用者等を示す情報、いわゆるセンシングデータである。
例えば、図7に示す例では、利用状況データベース33には、利用装置「K01」、利用対象「部屋R01」、検出データ「検出データ#1」が対応付けられた情報が登録されている。このような情報は、例えば、部屋R01に設置された利用装置、すなわち、認証装置K01が「検出データ#1」を生成等した旨を示す。
図4に戻り、説明を続ける。制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報管理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図4に示すように、制御部40は、特定部41、登録部42、振分部43、および精算処理部44を有する。特定部41は、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。より具体的には、特定部41は、各利用者が共用する共用装置や、決済対象の利用を検出する検出装置の検出結果に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
例えば、特定部41は、複数の利用者が共用可能な利用装置(例えば、認証装置K01や共用装置S03)の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。また、特定部41は、利用装置として決済対象と対応する装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。例えば、特定部41は、部屋R01に設置された認証装置K01の利用状況に基づいて、決済対象となる部屋R01を利用する複数の利用者を特定する。
また、例えば、特定部41は、複数の利用者が共用可能な複数の利用装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。例えば、特定部41は、部屋R01に設置された認証装置K01の検出データと、部屋R01に設置された検出装置S01、S02の検出データとを利用状況データベース33から抽出し、抽出した検出データに基づいて、部屋R01を利用した利用者や、部屋R01内の備品を利用した利用者を特定する。なお、特定部41は、利用装置を各利用者が利用した時間帯に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、特定部41は、検出装置S01、S02が備品の利用を検出した時刻において、部屋R01内にいた利用者を認証装置K01の検出データから特定し、特定結果に基づいて、備品を利用した利用者を特定してもよい。
また、例えば、特定部41は、利用装置の利用状況に基づいて、利用装置を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定する。例えば、特定部41は、認証装置K01や、共用装置S03の検出データから、認証装置K01や共用装置S03を利用する利用者を特定し、特定した利用者を、認証装置K01や共用装置S03と対応付けられた利用対象を利用した利用者として特定してもよい。
また、特定部41は、利用装置や利用対象を利用する利用者として予め登録されていた利用者のうち、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。例えば、特定部41は、共用装置S03の検出データから、音声認識技術等を用いて、利用者が注文等した商品や役務を決済対象として特定するとともに、かかる決済対象を注文等した利用者を、その決済対象を利用した利用者として特定してもよい。具体的な例を挙げると、特定部41は、共用装置S03の検出データ等から、トイレットペーパーや化粧水等、利用者U01〜U05が注文等した商品、すなわち、決済対象を特定する。そして、特定部41は、シェアハウスSH01を利用する利用者U01〜U05のうち、決済対象を注文あるいは実際に利用した利用者を、共用装置S03の検出データや、各種センサー等の利用装置によりセンシングされた検出データから特定してもよい。
また、例えば、特定部41は、予め定められた所定の条件である課金条件に基づいて、利用装置を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、特定部41は、課金条件が、ある決済対象の利用料金を利用者U01〜U05に振り分ける旨を示す場合、その決済対象の利用者を利用者U01〜U05としてもよい。また、例えば、特定部41は、課金条件が、ある決済対象の利用料金を注文者に振り分ける旨を示す場合は、共用装置S03の検出データ等から、その決済対象を注文した利用者を特定し、特定した利用者をその決済対象の利用者としてもよい。
登録部42は、各決済対象と、その決済対象を利用した利用者とを対応付けて課金データベース32に登録する。例えば、登録部42は、特定部41が、決済対象と、その決済対象を利用した利用者とを特定した場合には、特定された決済対象と利用者とを対応付けて課金データベース32に登録する。なお、登録部42は、決済対象と対応付けられた課金条件を課金データベース32から特定し、特定した課金条件に応じて、各利用者に振り分ける利用料金の割合等を合わせて課金データベース32に登録してもよい。
振分部43は、決済対象の利用料金を、決済対象と対応付けられた複数の利用者に対して振り分ける。例えば、振分部43は、課金データベース32を参照し、決済対象と対応付けられた複数の利用者を特定する。そして、振分部43は、決済対象の料金を、特定した利用者に対して課金する。例えば、振分部43は、決済対象の料金を、対応付けられた利用者の頭数で除算した額を算出する。そして、振分部43は、算出した額の料金を、決済対象と対応付けられた利用者に対する利用料金とする。
精算処理部44は、課金に関連する各種の処理を実行する。例えば、精算処理部44は、各利用者が使用する端末装置100の料金に、振分部43が振り分けた額の利用料金を加算する。
〔3.情報管理装置の処理フロー〕
次に、図8を用いて、情報管理装置10が実行する管理処理の手順の一例について説明する。図8は、実施形態に係る情報管理装置が実行する管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、情報管理装置10は、決済対象の利用を検出する検出装置や、共用装置等の利用装置の検出データを収集する(ステップS101)。続いて、情報管理装置10は、収集した検出データに基づいて、決済対象を利用した利用者を特定する(ステップS102)。そして、情報管理装置10は、特定した利用者と決済対象とを対応付けて課金データベース32に登録し(ステップS103)、決済対象の利用料金金を決済対象と対応付けて登録された利用者に対して振り分け(ステップS104)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上記では、情報管理装置10による管理処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、情報管理装置10が実行する管理処理のバリエーションについて説明する。
〔4−1.利用装置について〕
なお、上述した認証装置K01や共用装置S03等の利用装置は、図1〜図3に示すものに限定されるものではない。例えば、利用装置は、壁などに任意の映像を投影するプロジェクターの機能を有する装置であってもよく、例えば、マイクやスピーカーの機能を有する電球若しくは照明装置であってもよい。また、利用装置は、いわゆるアシスタントロボットであってもよい。
また、認証装置K01、検出装置S01、S02および共用装置S03等の利用装置は、例えば、スマートロッカー等であってもよい。このようなスマートロッカーは、例えば、誰が、どの商品を、いつ取り出したかを特定してもよい。情報管理装置10は、このようにして特定された各種の情報に基づいて、スマートロッカーを利用する利用者に対する課金を行えばよい。
〔4−2.装置構成〕
なお、情報管理装置10は、任意の数の端末装置100と通信可能に接続されていてもよく、任意の利用装置や端末装置100と通信可能に接続されていてもよい。また、情報管理装置10は、利用装置や端末装置100と通信を行うフロントエンドサーバと、上述した管理処理を実行するバックエンドサーバとが協調して動作することで、実現されてもよい。
〔4−3.利用対象や検出対象について〕
なお、情報管理装置10は、利用装置や検出装置等、所定のデバイスである利用装置の利用状況や検出結果に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定するのみならず、例えば、所定のサービスの利用状況等に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。例えば、上述した認証装置K01は、スマートキーに関する各種のサービスを提供するために用いられるデバイスである。また、共用装置S03は、音声による各種コンテンツの提供や決済対象の注文・管理等を行う音声入力アシスタントサービスを提供するために用いられるデバイスである。情報管理装置10は、このような認証装置K01や共用装置S03等といったデバイス自体の利用状況のみならず、各デバイスによって提供されるサービスの利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定してもよい。
例えば、情報管理装置10は、スマートキーに関する各種のサービスの利用状況に基づいて、部屋R01を実際に利用した利用者を特定してもよく、音声入力アシスタントサービスの利用状況に基づいて、実際に決済対象を利用した利用者を特定してもよい。例えば、情報管理装置10は、音声入力アシスタントサービスを用いて、音楽の配信をおこなった際に、共用装置S03が設置してある部屋と同じ部屋に居る利用者を特定し、特定した利用者がその音楽を聴いた利用者、すなわち、決済対象を利用した利用者であるものとして、特定した利用者に対して決済対象の利用料金を振り分けてもよい。
このように、情報管理装置10は、利用装置やサービス等といった各利用者が共用可能な任意の利用対象の利用状況に基づいて、決済対象を利用した利用者を特定すればよい。ここで、決済対象を利用した利用者を特定するための指標として用いられる利用状況は、決済対象と直接的に関連するものでなくともよい。例えば、情報管理装置10は、シェアハウスSH03に設置されたスマートキーに関する認証装置K01やスマートキーに関する利用状況から、音声入力アシスタントサービスを介して注文された決済対象を実際に利用した利用者を特定してもよい。すなわち、利用対象の利用状況とは、決済対象自体の利用状況のみならず、決済対象の利用状況を特定または推定することが可能なものであれば、決済対象とは直接的な関連性を有しない任意の対象(デバイスやサービス)の利用状況を含む概念である。
同様に、情報管理装置10は、検出装置S01、S02による直接的な検出結果のみならず、検出装置S01、S02を用いて提供されるサービス、すなわち、任意のセンシングサービスの利用状況等といった情報に基づいて、利用者の特定を行ってもよい。すなわち、情報管理装置10は、所定の検出対象の検出結果に基づいて、利用者の特定を行ってもよい。すなわち、情報管理装置10は、検出装置S01、S02の検出結果や、センシングサービスによって検出された情報、センシングサービスの利用状況等といった、所定の検出対象についての検出結果に基づいて、利用者の特定を行ってもよい。
ここで、情報管理装置10は、決済対象と直接的に関連性を有する検出対象以外にも、決済対象とは直接的に関連性を有さない検出対象についての検出結果から、決済対象を利用した利用者を特定してもよい。すなわち、所定の検出対象の検出結果とは、決済対象自体に関する検出結果のみならず、決済対象の利用状況を特定または推定することが可能なものであれば、決済対象とは直接的な関連性を有しない任意の検出対象の検出結果であって、検出装置S01、S02の検出結果や、センシングサービスの利用状況等を含む概念である。
〔4−4.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図4に示した特定部41、登録部42、振分部43は、統合されてもよい。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報管理装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。
〔6.効果〕
上述したように、情報管理装置10は、決済対象を利用する複数の利用者を特定し、決済対象の利用に伴う費用を、決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける。
より具体的には、情報管理装置10は、複数の利用者が共用可能な利用対象の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、利用状況として、決済対象と対応する装置の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、複数の利用者が共用可能な複数の利用対象の利用状況に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、利用対象を各利用者が利用した時間帯に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、利用対象の利用状況に基づいて、利用対象を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、利用対象を利用する利用者として予め登録されていた利用者のうち、決済対象を利用する複数の利用者を、利用対象の利用状況に基づいて特定する。
また、情報管理装置10は、予め定められた所定の条件に基づいて、利用対象を利用する複数の利用者のうち決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
また、情報管理装置10は、所定の検出対象の検出結果に基づいて、決済対象を利用する複数の利用者を特定する。
上述した少なくともいずれかの処理の結果、情報管理装置10は、決済対象の利用状態に基づいて、決済対象を実際に利用した利用者に対し、利用料金を振り分けることができるので、各利用者に商品代金等の利用料金を公正に負担させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
10 情報管理装置
20 通信部
30 記憶部
31 利用対象データベース
32 課金データベース
33 利用状況データベース
40 制御部
41 特定部
42 登録部
43 振分部
44 精算処理部
S01、S02 検出装置
S03 共用装置
100 端末装置

Claims (11)

  1. 決済対象を利用する複数の利用者を特定する特定部と、
    前記決済対象の利用に伴う費用を、当該決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける振分部と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記特定部は、複数の利用者が共用可能な利用対象の利用状況に基づいて、前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記特定部は、前記利用状況として、前記決済対象と対応する装置の利用状況に基づいて、当該決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記特定部は、前記複数の利用者が共用可能な複数の利用対象の利用状況に基づいて、前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の管理装置。
  5. 前記特定部は、前記利用対象を各利用者が利用した時間帯に基づいて、前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1つに記載の管理装置。
  6. 前記特定部は、前記利用対象の利用状況に基づいて、当該利用対象を利用する複数の利用者のうち前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項2〜5のうちいずれか1つに記載の管理装置。
  7. 前記特定部は、前記利用対象を利用する利用者として予め登録されていた利用者のうち、前記決済対象を利用する複数の利用者を、前記利用対象の利用状況に基づいて特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記特定部は、予め定められた所定の条件に基づいて、前記利用対象を利用する複数の利用者のうち前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記特定部は、所定の検出対象の検出結果に基づいて、前記決済対象を利用する複数の利用者を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の管理装置。
  10. 管理装置が実行する管理方法であって、
    決済対象を利用する複数の利用者を特定する特定工程と、
    前記決済対象の利用に伴う費用を、当該決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける振分工程と
    を含むことを特徴とする管理方法。
  11. コンピュータに、
    決済対象を利用する複数の利用者を特定する特定手順と、
    前記決済対象の利用に伴う費用を、当該決済対象を利用する利用者として特定された複数の利用者に振り分ける振分手順と
    を実行させるための管理プログラム。
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