JP2021107968A - 料金算出装置、料金算出方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

料金算出装置、料金算出方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】賃貸し物件の将来の利用料金を適切に算出することを図る。【解決手段】サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得部と、前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出部と、前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、料金算出装置、料金算出方法及びコンピュータプログラムに関する。
例えば特許文献1には、所定の施設の来客数の計数値若しくは当該施設内の所定の設備の利用者数の計数値及び利用客の退場予測の結果に少なくとも基づいて混雑状況を判定し、判定された混雑状況に応じて当該施設又は当該設備の利用料金を設定する料金変動システムの技術が記載されている。
特開2008−40633号公報
しかし、上述した従来の技術では、所定の施設の現在の混雑状況に応じて当該施設又は当該設備の利用料金を設定することはできるが、施設の将来の混雑状況に応じて施設の将来の利用料金を設定することはできない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、賃貸し物件の将来の利用料金を適切に算出することを図ることにある。
(1)本発明の一態様は、サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得部と、前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出部と、前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知部と、を備える料金算出装置である。
(2)本発明の一態様は、前記サービス利用権販売情報は、前記サービスの利用権の利用日時と、前記サービスの種別と、前記サービスの利用権の販売数と、前記サービスの利用権の販売率と、前記サービスの利用権の解約率と、前記サービスの利用権の人気度とのうち少なくとも一つを含む、上記(1)の料金算出装置である。
(3)本発明の一態様は、前記料金算出部は、前記サービスの利用権の将来の利用日時に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する対象の利用料金適用期間を決定する、上記(1)又は(2)のいずれかの料金算出装置である。
(4)本発明の一態様は、前記料金算出部は、前記サービスの種別に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、上記(2)の料金算出装置である。
(5)本発明の一態様は、前記料金算出部は、前記サービスの利用権の解約率に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、上記(2)の料金算出装置である。
(6)本発明の一態様は、前記サービスの利用権の購入者に対して前記賃貸し物件の利用予定の有無を確認する賃貸し物件予約受付部をさらに備え、前記料金算出部は、前記賃貸し物件の利用予定の有無の確認結果に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、上記(1)から(5)のいずれかの料金算出装置である。
(7)本発明の一態様は、前記サービスの利用権の購入者に対して前記賃貸し物件の延長利用予定の有無を確認する賃貸し物件予約受付部をさらに備え、前記料金算出部は、前記賃貸し物件の延長利用予定の有無の確認結果に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、上記(1)から(5)のいずれかの料金算出装置である。
(8)本発明の一態様は、前記サービスの利用権の購入者に対して当該購入者が予約した前記賃貸し物件の利用期限の満了後に利用可能な賃貸し物件及び当該利用可能な賃貸し物件の利用料金を通知し、当該利用可能な賃貸し物件に対して当該購入者以外の者が利用不可又は予約不可に設定する賃貸し物件予約受付部をさらに備える、上記(1)から(5)のいずれか1項に記載の料金算出装置である。
(9)本発明の一態様は、料金算出装置が、サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得ステップと、前記料金算出装置が、前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出ステップと、前記料金算出装置が、前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知ステップと、を含む料金算出方法である。
(10)本発明の一態様は、コンピュータに、サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得ステップと、前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出ステップと、前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、賃貸し物件の将来の利用料金を適切に算出することができるという効果が得られる。
一実施形態に係るロッカー料金変動システムの構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係るロッカー料金算出装置の構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係る料金算出方法の手順の例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、賃貸し物件の一例として賃貸しロッカーを挙げて説明する。賃貸しロッカーは、貸し賃を取って貸されるロッカーである。貸し賃は、一定時間あたりの金額として決められる。例えば1時間あたりの金額や1日あたりの金額として、貸し賃が決められる。以下、賃貸しロッカーのことを単にロッカーと称する。また、貸し賃のことを利用料金と称する。
図1は、一実施形態に係るロッカー料金変動システムの構成例を示すブロック図である。図1に示されるロッカー料金変動システム1において、ロッカー料金算出装置3は、通信ネットワークを介してロッカー事業者サーバ7及びサービス利用権販売サーバ9と通信を行う。
ロッカー事業者サーバ7は、ロッカー貸しの事業者が利用するサーバであって、ロッカーを運用及び管理するための運用管理処理を実行する。
サービス利用権販売サーバ9は、サービスの利用権(以下、サービス利用権と称する)を販売する事業者が利用するサーバであって、サービス利用権を販売及び管理するための販売管理処理を実行する。サービス利用権は、特定のサービスを利用する権利である。サービス利用権として、例えば、公演日時及び公演場所が指定されるコンサートや演劇等の鑑賞チケット、開催日時及び開催場所が指定されるスポーツ等の観戦チケット、宿泊日時及び宿泊場所が指定される宿泊チケット、旅行日時及び旅行場所が指定される旅行チケットなどが挙げられる。
ユーザ端末5は、サービス利用権を購入するユーザが利用する通信端末である。ユーザ端末5は、通信ネットワークを介してサービス利用権販売サーバ9と通信を行う。
ロッカー料金算出装置3は、ロッカーの利用料金を算出する装置である。図2を参照して、本実施形態に係るロッカー料金算出装置3を説明する。図2は、本実施形態に係るロッカー料金算出装置の構成例を示すブロック図である。図2において、ロッカー料金算出装置3は、サービス販売取得部31と、料金算出部32と、通知部33と、ロッカー予約受付部34と、記憶部100とを備える。記憶部100は、各種の情報を記憶する。記憶部100は、サービス利用場所情報101と、サービス利用権販売情報102と、ロッカー管理情報103とを記憶する。
ロッカー料金算出装置3の各機能は、ロッカー料金算出装置3がCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)及びメモリ等のコンピュータハードウェアを備え、CPUがメモリに格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。なお、ロッカー料金算出装置3として、汎用のコンピュータ装置を使用して構成してもよく、又は、専用のハードウェア装置として構成してもよい。例えば、ロッカー料金算出装置3は、インターネット等の通信ネットワークに接続されるサーバコンピュータを使用して構成されてもよい。また、ロッカー料金算出装置3の各機能はクラウドコンピューティングにより実現されてもよい。また、ロッカー料金算出装置3として、例えばWWWシステム等を利用してウェブサイトを開設するように構成してもよい。
サービス販売取得部31は、サービス利用権販売サーバ9から、サービス利用場所情報101とサービス利用権販売情報102とを取得する。サービス利用場所情報101は、サービス利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示す情報である。サービス利用権販売情報102は、サービス利用権についての販売に関する情報である。サービス利用権販売情報102は、サービス利用権の利用日時と、サービスの種別と、サービス利用権の販売数と、サービス利用権の販売率と、サービス利用権の解約率と、サービス利用権の人気度とのうち少なくとも一つを含む情報である。なお、サービス利用権の人気度については、サービス販売取得部31は、インターネットを利用してSNS(social network service)等から取得してもよい。
記憶部100は、サービス販売取得部31が取得したサービス利用場所情報101及びサービス利用権販売情報102を記憶する。
料金算出部32は、サービス利用権が利用される将来の利用日時に関するサービス利用権販売情報102に基づいて、サービス利用場所情報101が示すサービス利用場所に関連付けられたロッカーの利用料金を算出する。サービス利用権として、公演日時及び公演場所が指定されるコンサートチケットを例に挙げれば、料金算出部32は、当該コンサートの公演日時(将来の利用日時)に関するサービス利用権販売情報102に基づいて、当該コンサートの会場(サービス利用場所)に関連付けられるロッカー(例えば、当該コンサートの会場付近や当該コンサートの会場の最寄りの駅などに設置されたロッカー)の利用料金を算出する。サービス利用場所に関連付けられたロッカーの情報は、ロッカー管理情報103に予め格納される。ロッカー管理情報103は、各ロッカーの設置場所を示すロッカー設置場所情報を含む情報である。なお、ロッカーの利用料金は、現行の料金体系(例えば、日単位や時間単位で一定の金額等)に準ずることが好ましい。これは、ユーザからの理解を得やすくするためである。
[利用料金算出方法]
ここで、本実施形態に係る料金算出部32の利用料金算出方法について例を挙げて説明する。
(利用料金算出方法の例1)
料金算出部32は、サービス利用権の将来の利用日時に基づいて、ロッカーの利用料金を算出する対象の利用料金適用期間を決定する。サービス利用権として、公演日時及び公演場所が指定されるコンサートチケットを例にあげれば、料金算出部32は、当該コンサートの開演時間前の一定の時間帯(利用料金適用期間)のみに適用されるロッカーの利用料金を算出する。これは、コンサートの開演時間前の一定の時間帯(利用料金適用期間)には、当該コンサートの会場付近や当該コンサートの会場の最寄りの駅などに設置されたロッカーは、当該コンサートの観客(コンサートチケット(サービス利用権)の利用者)による需要が一時的に増大すると想定されるので、当該利用料金適用期間のみに適用される特別料金として、例えば通常よりも値上げしたロッカーの利用料金を算出するものである。
(利用料金算出方法の例2)
料金算出部32は、サービスの種別に基づいて、ロッカーの利用料金を算出する。例えば、料金算出部32は、公演日時及び公演場所が指定されるコンサートチケットに関して、コンサートの会場に関連付けられるロッカーの利用料金のうち、コンサートの開演時間前の一定の時間帯のみに適用されるロッカーの利用料金(例えば、通常よりも需要増のため通常よりも値上げしたロッカーの利用料金)を算出する。他方、料金算出部32は、宿泊日時及び宿泊場所が指定される宿泊チケットに関して、宿泊場所(例えばホテル等)に関連付けられるロッカーの利用料金のうち、宿泊場所のチェックイン時間前およびチェックアウト時間後の各一定の時間帯のみに適用されるロッカーの利用料金(例えば、通常よりも需要増のため通常よりも値上げしたロッカーの利用料金)を算出する。他方、料金算出部32は、旅行日時及び旅行場所が指定される旅行チケットに関して、旅行場所に関連付けられるロッカーの終日適用される利用料金(例えば、旅行者に対する優遇措置のため、当該旅行チケットの利用者のみに適用される通常よりも値下げしたロッカーの利用料金)を算出する。
(利用料金算出方法の例3)
料金算出部32は、ロッカーの利用の有無の将来の状況が予測された結果を示す予測ロッカー利用状況を取得し、取得した予測ロッカー利用状況に基づいてロッカーの利用料金を算出する。例えば、料金算出部32は、ロッカーの空き率が低く予測されてロッカーの利用が混雑することが予想される場合には、通常よりも値上げしたロッカーの利用料金を算出する。一方、料金算出部32は、ロッカーの空き率が高く予測されてロッカーの利用が低迷することが予想される場合には、通常よりも値下げしたロッカーの利用料金を算出する。
(利用料金算出方法の例4)
料金算出部32は、サービス利用権の解約率に基づいて、ロッカーの利用料金を算出する。サービス利用権として、宿泊日時及び宿泊場所が指定される宿泊チケットを例にあげれば、料金算出部32は、当該宿泊場所の宿泊チケットの解約率の実績が一定以上に高い場合、宿泊場所のチェックイン時間前およびチェックアウト時間後の各一定の時間帯のみに適用されるロッカーの利用料金を、所定の値上げ幅よりも小さい値上げ幅で算出する。当該適用される値上げ幅は、当該宿泊場所の宿泊チケットの解約率の実績に応じて、解約率が高いほど値上げ幅が小さくなるように算出されてもよい。
(利用料金算出方法の例5)
料金算出部32は、サービス利用権の人気度に基づいて、ロッカーの利用料金を算出する。サービス利用権として、開催日時及び開催場所が指定されるスポーツ観戦チケットを例に挙げれば、料金算出部32は、当該スポーツ観戦チケットの人気度が高いと判断される場合には、通常よりも値上げしたロッカーの利用料金を算出する。人気度が高いスポーツ観戦チケットはより多く売れる可能性があるので、当該スポーツ観戦の観客によるロッカーの需要が一時的に増大すると想定される。このため、通常よりも値上げしたロッカーの利用料金を算出するものである。なお、スポーツ観戦チケットの人気度に利用可能な情報として、例えば、選手、チーム、対戦相手、成績(初戦、決勝戦、優勝や降格が決まる可能性がある試合等)などが挙げられる。
以上が本実施形態に係る料金算出部32の利用料金算出方法の例の説明である。
なお、料金算出部32は、予約済みロッカーの予約がキャンセルされた場合に徴収するデポジット(保証金)の金額を、ロッカーの利用料金と同様の算出方法で算出してもよい。
通知部33は、情報の出力を行う。通知部33は、例えば、ロッカーの利用料金を示す利用料金情報を出力する。
ロッカー予約受付部34は、ロッカーの予約を受け付ける。ロッカー予約受付部34は、ユーザがサービス利用権を購入することを示すサービス利用権購入通知をサービス利用権販売サーバ9から受信すると、当該サービス利用権購入通知で示されるサービス利用権のサービス利用場所に関連付けられたロッカーの予約受付処理を実行する。ロッカーの予約受付処理において、ロッカー予約受付部34は、サービス利用権のサービス利用場所に関連付けられたロッカーの中から予約候補のロッカーを選択し、選択された予約候補のロッカーと当該予約候補のロッカーの利用料金とをユーザに提示し、ユーザからロッカーの予約申し込みを受け付ける。これにより、ユーザは、サービス利用権の購入時にロッカーの予約も行うことができる。ロッカー予約受付部34が受付けたロッカーの予約の情報は、ロッカー管理情報103に格納される。ロッカー管理情報103は、各ロッカーの予約内容を示すロッカー予約管理情報を含む情報である。
なお、サービス利用権を購入した利用者には、ロッカー料金変動システム1により算出した需要に基づくロッカーの利用料金よりも優遇した料金を適用してもよい。この場合、ロッカー料金変動システム1により算出した需要に基づくロッカーの利用料金は、ロッカーを予約するサービス利用権の非購入者やロッカーの現場で直接利用するユーザに対して適用する。
サービス利用権のサービス利用場所に関連付けられたロッカーの中から予約候補のロッカーを選択する方法の一例として、ロッカー予約受付部34は、サービス利用権のサービス利用場所の最寄りの駅に設置されたロッカーや、当該最寄りの駅の沿線に設置されたロッカーを選択してもよい。
ロッカー予約受付部34は、サービス利用権に複数のサービス利用場所が存在する場合、複数のサービス利用場所ごとにロッカーの予約を受け付けてもよい。例えば、ロッカー予約受付部34は、旅行チケットの旅程に合わせて複数の旅行場所ごとにロッカーの予約を受け付ける。
ロッカー予約受付部34は、さらに、ユーザが予約したロッカーに預けられた物品を配送する配送先を受け付けてもよい。この受付けた配送先の情報は、ユーザがロッカーに預けた物を、配送先であるユーザの自宅や次の宿泊者先に配送するサービスに利用される。
ロッカー予約受付部34は、サービス利用権の購入者に対してロッカーの利用予定の有無を確認してもよい。料金算出部32は、当該ロッカーの利用予定の有無の確認結果に基づいて、ロッカーの利用料金を算出してもよい。
ロッカー予約受付部34は、サービス利用権の購入者に対してロッカーの延長利用予定の有無を確認してもよい。ロッカーの延長利用予定は、ロッカーの当初の利用予定期間に継続して同じロッカーを利用する予定のことである。料金算出部32は、当該ロッカーの延長利用予定の有無の確認結果に基づいて、ロッカーの利用料金を算出してもよい。
ロッカー予約受付部34は、ロッカーの利用期限の満了後に関する対処を行ってもよい。例えば、ロッカー予約受付部34は、サービス利用権の購入者に対して、当該購入者が予約したロッカーの利用期限の満了後に利用可能なロッカー及び当該利用可能なロッカーの利用料金を通知する。さらに、ロッカー予約受付部34は、当該利用可能なロッカーに対して、当該購入者以外の者が利用不可又は予約不可に設定する。
次に図3を参照して、本実施形態に係る料金算出方法を説明する。図3は、本実施形態に係る料金算出方法の手順の例を示すシーケンス図である。
(ステップS1) ロッカー料金算出装置3は、サービス利用権販売サーバ9から、サービス利用場所情報101とサービス利用権販売情報102とを取得する。
(ステップS2) ロッカー料金算出装置3は、サービス利用権が利用される将来の利用日時に関するサービス利用権販売情報102に基づいて、サービス利用場所情報101が示すサービス利用場所に関連付けられたロッカーの利用料金を算出する。
(ステップS3) ロッカー料金算出装置3は、算出したロッカーの利用料金を、ロッカー事業者サーバ7へ通知する。ロッカー貸しの事業者は、ロッカー料金算出装置3からロッカー事業者サーバ7に通知されたロッカーの利用料金に基づいて、ロッカーの利用料金を決定する。
(ステップS4) ロッカー料金算出装置3は、ロッカー事業者サーバ7から、ロッカー貸しの事業者により決定されたロッカーの利用料金の通知を受信する。ロッカー料金算出装置3は、ロッカー事業者サーバ7から通知されたロッカーの利用料金を、ロッカー管理情報103に格納する。ロッカー管理情報103は、各ロッカーの利用料金を示すロッカー料金情報を含む情報である。
(ステップS5) ユーザは、ユーザ端末5によりサービス利用権販売サーバ9へ、所望のサービス利用権を購入するためのサービス利用権購入申し込みを送信する。
(ステップS6) ロッカー料金算出装置3は、ユーザがサービス利用権を購入することを示すサービス利用権購入通知をサービス利用権販売サーバ9から受信する。
(ステップS7) ロッカー料金算出装置3は、サービス利用権販売サーバ9から受信したサービス利用権購入通知で示されるサービス利用権のサービス利用場所に関連付けられたロッカーの中から予約候補のロッカーを選択する。
(ステップS8) ロッカー料金算出装置3は、当該選択された予約候補のロッカーを予約する要求(ロッカー予約要求)を、ロッカー事業者サーバ7へ送信する。
(ステップS9) ロッカー料金算出装置3は、ロッカー予約要求に対するロッカー事業者サーバ7からの応答に基づいて、予約候補のロッカーの予約を受け付けるロッカー予約受付画面を、サービス利用権販売サーバ9を介して、サービス利用権購入申し込みの送信元のユーザ端末5に表示させる。ロッカー料金算出装置3は、ロッカー管理情報103のロッカー料金情報に示される予約候補のロッカーの利用料金を、当該ロッカー予約受付画面上に表示させる。これにより、サービス利用権の購入を申し込んだユーザは、当該サービス利用権の利用時に利用可能な予約候補のロッカー及び当該予約候補のロッカーの利用料金を、ロッカー予約受付画面上で確認することができる。
(ステップS10) ユーザは、ユーザ端末5に表示されたロッカー予約受付画面により、ロッカーの予約を申し込む。ロッカー料金算出装置3は、ユーザ端末5から、ロッカーの予約の申し込み(ロッカー予約申し込み)を受信すると、当該ロッカー予約申し込みをロッカー事業者サーバ7へ転送する。また、ロッカー料金算出装置3は、当該ロッカー予約申し込みに示される予約対象のロッカーの予約内容(予約対象のロッカーの利用日時や利用料金など)を、ロッカー管理情報103のロッカー予約管理情報に格納する。
本実施形態によれば、ロッカーに関連付けられたサービス利用場所で利用可能なサービス利用権の将来の利用日時に関するサービス利用権販売情報に基づいて、当該ロッカーの利用料金が算出される。これにより、ロッカーの将来の利用料金を適切に算出することができるという効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、ロッカー事業者サーバ7が複数のロッカーの運用及び管理を集中的に行うが、各ロッカーが自律的に自己の運用及び管理を行うものであってもよい。
上述した実施形態では、賃貸し物件の一例として賃貸しロッカーを挙げて説明したが、これに限定されない。賃貸し物件として、賃貸しロッカー以外に、賃貸し会議室や、海の家等の賃貸しスペースや、賃貸し駐車場や、無線LAN(Local Area Network)等の賃貸し通信端末などの様々な賃貸しの物や場所などに適用可能である。
また、上述した各装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…ロッカー料金変動システム、3…ロッカー料金算出装置、5…ユーザ端末、7…ロッカー事業者サーバ、9…サービス利用権販売サーバ、31…サービス販売取得部、32…料金算出部、33…通知部、34…ロッカー予約受付部、100…記憶部

Claims (10)

  1. サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得部と、
    前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出部と、
    前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知部と、
    を備える料金算出装置。
  2. 前記サービス利用権販売情報は、前記サービスの利用権の利用日時と、前記サービスの種別と、前記サービスの利用権の販売数と、前記サービスの利用権の販売率と、前記サービスの利用権の解約率と、前記サービスの利用権の人気度とのうち少なくとも一つを含む、
    請求項1に記載の料金算出装置。
  3. 前記料金算出部は、前記サービスの利用権の将来の利用日時に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する対象の利用料金適用期間を決定する、
    請求項1又は2のいずれか1項に記載の料金算出装置。
  4. 前記料金算出部は、前記サービスの種別に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、
    請求項2に記載の料金算出装置。
  5. 前記料金算出部は、前記サービスの利用権の解約率に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、
    請求項2に記載の料金算出装置。
  6. 前記サービスの利用権の購入者に対して前記賃貸し物件の利用予定の有無を確認する賃貸し物件予約受付部をさらに備え、
    前記料金算出部は、前記賃貸し物件の利用予定の有無の確認結果に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の料金算出装置。
  7. 前記サービスの利用権の購入者に対して前記賃貸し物件の延長利用予定の有無を確認する賃貸し物件予約受付部をさらに備え、
    前記料金算出部は、前記賃貸し物件の延長利用予定の有無の確認結果に基づいて、前記賃貸し物件の利用料金を算出する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の料金算出装置。
  8. 前記サービスの利用権の購入者に対して当該購入者が予約した前記賃貸し物件の利用期限の満了後に利用可能な賃貸し物件及び当該利用可能な賃貸し物件の利用料金を通知し、当該利用可能な賃貸し物件に対して当該購入者以外の者が利用不可又は予約不可に設定する賃貸し物件予約受付部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の料金算出装置。
  9. 料金算出装置が、サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得ステップと、
    前記料金算出装置が、前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出ステップと、
    前記料金算出装置が、前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知ステップと、
    を含む料金算出方法。
  10. コンピュータに、
    サービスの利用権が利用可能な場所であるサービス利用場所を示すサービス利用場所情報と、前記サービスの利用権についての販売に関する情報であるサービス利用権販売情報とを取得するサービス販売取得ステップと、
    前記サービスの利用権が利用される将来の利用日時に関する前記サービス利用権販売情報に基づいて、前記サービス利用場所に関連付けられた賃貸し物件の利用料金を算出する料金算出ステップと、
    前記賃貸し物件の利用料金を示す利用料金情報を出力する通知ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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