JP2006047399A - カラオケ課金システム - Google Patents

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Abstract

【課題】グループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用に際し、グループ参加者の中で、利用時間内をフルに参加できなかった利用者がいた場合でも、従来のカラオケルームの料金体系を変更することなく、カラオケ利用料金に対する利用者間での分散支払いの際、当該利用者に不公平感を生じさせない公平な課金処理を行えるグループ利用者対応のカラオケ課金システムの提供。
【解決手段】利用者認証手段(4)により、グループ参加の各利用者IDを識別し、当該利用者のログインを認証すると共に、時間計測手段(11a)により、当該利用者毎のカラオケ演奏装置(3)へのログイン時およびログアウト時を確認し、そのログイン継続時間を計測して管理し、課金処理手段(11b)により、各利用者それぞれに、所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、当該各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金を比例配分して課金するシステムを構築した。
【選択図】図4

Description

本発明はカラオケルームなどの時間単位のカラオケ利用に対する課金システムに関し、より詳細には、任意のカラオケ演奏装置におけるグループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用に対する課金システムに関する。
最近では、個室にカラオケ演奏装置を備えたカラオケルームを設置し、時間単位で当該カラオケルームを利用するサービス、所謂「カラオケボックス」が普及している。一般的に、現在のカラオケルームの料金体系では、各利用者に対して、単位時間当たりの利用料に利用時間を乗算した料金が課金される。すなわち、利用者に対しては、カラオケ楽曲の歌唱数に関係なく、カラオケルームの占有時間に基づき課金処理が行われる。
従来、このような時間単位での利用に対する課金処理については、設計的事項が殆どであるが故、特許関連の技術はあまり想到されていないが、例えば、特許文献1では、時間単位で利用料金を算定するカラオケボックスで、多数の顧客が行列して後方に並んだ顧客の利用料金の算定が遅延しても、不当な料金請求を受けないようにした電子キャッシュレジスタに関する技術が開示されている。
特開平7−44770号公報
ところで、カラオケルームの利用現況を見ると、単独利用よりもグループ参加での利用が多い。この場合、グループメンバー全員が最初から最後まで一緒にカラオケルームを利用すれば問題はないのだが、一部メンバーの都合により、途中で参加する者や中座する者が現れることがある。すなわち、グループ参加者の中で、利用時間内をフルに参加できなかった利用者が現れることもある。そして、この場合であっても、カラオケ事業者は個人毎の都合までも把握することは不可能なので、通常のカラオケルームの料金体系に基づいて、予め設定した利用時間で人数分の利用料を徴収する。しかしながら、グループ参加の利用者間に利用時間の実質的な差異があるため、これでは、カラオケ利用料金に対する利用者間での分散支払い(所謂「割り勘」)の際、利用時間内をフルに参加できなかった利用者には不公平感を生じさせてしまう。この問題に対応し、勿論、従来のカラオケルームの料金体系を大幅に変更すれば解決策を導くことはできるかもしれないが、利用者毎の都合を把握することの困難性に加え、全国的に定着している現在の料金体系を変えることは非常に難しい。
そこで、本発明は、カラオケボックス内に設置されたカラオケルームにおける時間単位のカラオケ利用のように、任意のカラオケ演奏装置におけるグループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用に際し、グループ参加者の中で、利用時間内をフルに参加できなかった利用者がいた場合でも、従来のカラオケルームの料金体系を変更することなく、カラオケ利用料金に対する利用者間での分散支払いの際、当該利用者に不公平感を生じさせない公平な課金処理を行えるグループ利用者対応のカラオケ課金システムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、グループ参加の各利用者IDを識別すると共に、当該利用者毎のカラオケ演奏装置へのログイン時およびログアウト時を確認し、そのログイン継続時間を計測して管理し、各利用者それぞれに、所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、当該各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金を比例配分して課金するシステムを構築することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケ課金システムを想到した。
すなわち、本発明のカラオケ課金システムは、任意のカラオケ演奏装置におけるグループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用に対する課金システムであって、
(ア)利用者IDを識別し、当該利用者のログインを認証するための利用者認証手段と、
(イ)グループ参加の利用者毎にログイン時からログアウト時までのログイン継続時間を計測するための時間計測手段と、
(ウ)前記グループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、各利用者それぞれに、当該各利用者の計測時間の総和に対する前記利用者毎の計測時間に応じて当該料金を比例配分して課金するための課金処理手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明のカラオケ課金システムによれば、グループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、各利用者それぞれに、当該各利用者のログイン時からログアウト時までの計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金を比例配分して課金するため、グループ参加者の中で、利用時間内をフルに参加できなかった利用者がいた場合でも、従来のカラオケルームの料金体系を変更することなく、カラオケ利用料金に対する利用者間での分散支払いの際、当該利用者に不公平感を生じさせない公平な課金処理を行えるといった効果を奏する。
以下、本発明のカラオケ課金システムにつき好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、ここでは、図1に示す、本発明のカラオケ課金システムの概略的構成図と、図2に示す、多機能カラオケリモコン装置の外観斜視図と、図3に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面に基づき、本システムの全体構成について説明する。
図1は、本発明のカラオケ課金システムの概略的な全体構成を示すもので、本実施例のカラオケ課金システム(1)は、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(5,5…)のそれぞれに備えられたカラオケ演奏装置(3,3…)と、これらと店舗内LAN(L)を介して接続された利用者別課金管理装置(2)を主体としてなる。
ここで、本実施例におけるカラオケ演奏装置(3)について少々説明する。カラオケ演奏装置(3)には大容量のハードディスク装置(図示省略)が備えられ、これには多数のカラオケ楽曲のMIDIデータを主体とした伴奏音楽データや、歌詞画像の生成起源となる歌詞抽出データなどを含むカラオケデータ、さらには、所定形式の長時間分の動画データや、動画データの処理シーケンス(処理すべき背景動画データの格納場所と処理順番)を規定した台本データや演奏可能なカラオケ楽曲についての曲名やアーティスト名、発表年、歌詞の歌い出し部分などの目次情報が格納されている。そして、各種機能手段を制御して演奏装置全体を統括管理している中央制御部(図示省略)が備えられ、この中央制御部は、上記各楽曲のカラオケデータ、台本データ、あるいは目次情報を曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
そして、このカラオケ演奏装置(3)には、楽曲検索機能を備えた多機能カラオケリモコン装置(R)が付帯されており、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ演奏装置(3)に所望の演奏予約コマンドを送信する。各リモコン装置(R,R…)は、その内蔵2次電池に充電するための専用架台(4)が必要となるが、この専用架台(4)には、充電手段の他、利用者IDを識別し、当該利用者のログインを認証するための利用者認証手段が付帯されている。この付帯された利用者認証手段とは、非接触のICモジュールを搭載したIDカードの読み取り/書き込み装置であり、カードIDに紐付けされた利用者IDを特定するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構を有する携帯電話、あるいはパスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者認証手段を利用しても構わない。
各カラオケ演奏装置(3,3…)は店舗内LAN(L)に接続され、店舗内の情報処理システムに組み込まれており、LAN(L)上の1台のコンピュータとして認識される。この情報処理システムは、店舗における会計や各カラオケルーム(5,5…)への入退室管理などの業務を行う管理コンピュータ(図示省略)などにより構成されていると共に、ADSLやISDNといった通信回線(C)介してインターネット(Ni)にも接続されており、カラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)を用いて、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(H)など、カラオケ事業者が管理する店舗外のコンピュータにも接続している。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLAN(L)が敷設されており、このLAN(L)上の各カラオケ演奏装置(3,3…)はルータ(6)を介してインターネット(Ni)上のVPNに接続されている。また、LAN(L)上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータ(6)は、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LAN(L)に接続されている各カラオケ演奏装置(3,3…)にIPアドレスを割り当て、各演奏装置(3,3…)のMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
本システムでは利用者別課金管理装置(2)が店舗内LAN(L)に接続されており、各カラオケ演奏装置(3,3…)から、その利用者のログイン情報やログアウト情報を収集できる。この利用者別課金管理装置(2)には、グループ参加の利用者毎にログイン時からログアウト時までのログイン継続時間を計測するための時間計測手段や、各利用者それぞれに当該各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金を比例配分して課金するための課金処理手段などが備えられ、これら手段が処理するための利用者情報は、利用者別時間管理用データベース(D)に蓄積されている。また、この利用者別課金管理装置(2)にはプリンタ(P)も付帯されており、これを用いて、本システムにより課金処理された内容を利用者に提示するための伝票などが出力される。
カラオケホスト装置(H)はカラオケ事業者専用コンピュータであり、各カラオケ演奏装置(3,3…)に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したり、各カラオケ演奏装置(3,3…)にて随時収拾される稼働ログなどを集信したりする。そして、各カラオケ演奏装置(3,3…)の中央制御部は、ネットワークインタフェイスを介して店舗LAN(L)およびVPNに接続し、このカラオケホスト装置(H)と通信し、当該ホスト装置(H)から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を変更したり、カラオケ演奏装置(3)側にて収集される稼働ログなどの各種情報を当該ホスト装置(H)に送信したりする。
次に、図2は多機能カラオケリモコン装置の外観斜視図であり、また、図3は利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面であり、これらをもって、グループ参加の各利用者によるログイン・ログアウト指示の方法と手順について述べる。
先ず、図2の(イ)と(ロ)は、それぞれリモコン装置(R)の正面斜視図と背面斜視図を示す。最近、カラオケ演奏装置用のリモコン装置も多機能化が進み、実質的に携帯可能なハンドヘルド型あるいはパームトップ型のコンピュータと同等なハードウエアに、楽曲検索機能やデジタルカメラ機能やインターネットを介してデータ通信する機能などを備えた携帯型コンピュータに変貌している。具体的には、このリモコン装置(R)は、一般的な利用であるリモコン送信器により出力したリモコン信号を至近のカラオケ演奏装置に送信し、カラオケ演奏装置がこの信号をリモコン受信器により受信して曲を演奏予約する他、例えば、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真をカラオケ演奏装置のディスプレイに表示させたり、歌唱採点結果を当該リモコン装置に転送して、そのディスプレイに表示させたり、さらには、LANを通じて店舗内のコンピュータと通信したり、インターネットを介した通信を行ったりすることも使用形態の一部となっている。
この多機能カラオケリモコン装置(R)は、(イ)に示すように、その正面には液晶ディスプレイ(LCD;Ra)とタッチセンサ(Rb)とを積層したタッチパネルを主体とした利用者インタフェイスが備えられている。そして、内蔵するフラッシュメモリ(図示省略)にはカラオケ演奏装置に蓄積されているものと同様の目次情報やタッチパネルに表示される各種画像情報などが蓄積されている。また、そのリモコン制御部(図示省略)はCPUやRAM、ROM、ビデオRAMなどを含み、タッチパネルへの入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいて、LCDドライバを駆動してタッチパネルに適宜な情報を表示する。さらに、フラッシュメモリに蓄積されている目次情報を楽曲索引データベースとして管理するためのプログラムなども実装している。また、前述した専用架台に装着されると、(ロ)に示すように、その背面の下方所定部にはLANポート(Rc)が設けられ、LAN接続ケーブルに結線されるようになっており、それによって、LANを介して利用者別課金管理装置と通信したり、VPNを介してカラオケホスト装置などと通信する。
次に、図3は、多機能カラオケリモコン装置の液晶ディスプレイ(Ra)とタッチセンサ(Rb)とを積層したタッチパネルの表示画面を示しており、このタッチパネルが利用者別にログインとログアウトを指示するための利用者インタフェイスとなっている。この表示画面には、利用者別顔写真付きアイコン列(20)や「ログイン」アイコン(21)、「ログアウト」アイコン(22)などが設けられている。このリモコン装置を前述した専用架台に装着した状態で、グループ参加の利用者は、先ず、「ログイン」アイコン(21)を選択した後、当該専用架台に付帯したIDカードの読み取り/書き込み装置(利用者認証手段)に自らのIDカードを装填することにより、これに紐付けされた利用者IDが識別されると同時にログインが認証される。ログインが認証されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真、あるいは予め登録されていない場合、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録して、順次、所定の利用者別顔写真付きアイコン(20a)を利用者毎に作成する。
この利用者インタフェイスを利用すれば、例えば、演奏予約の際、利用者は自らの顔写真付きアイコン(20a)を選択すれば、その演奏予約が当該利用者によるものであるとの表示ができたり、歌唱力の採点を行う場合でも、歌唱した当該利用者の採点ランキング情報を表示したり、登録したりできる。そして、利用者がログアウトしたい場合には、「ログアウト」アイコン(22)を選択し、続けて自らの顔写真付きアイコン(20a)を選択すれば当該利用者がログアウトしたと判断される。そして、このログイン情報とログアウト情報には、カラオケ演奏装置IDと利用者IDとその時刻データが付帯されており、これらのデータはログイン時およびログアウト時に利用者別課金管理装置に転送され、利用者別にログイン時からログアウト時までのログイン継続時間が計測されて管理される。
以下、図4に示す、利用者別課金管理装置の概略的ブロック構成図と、図5に示す、利用者管理テーブルの概念図に基づき、請求項1記載の(ア)と(イ)の構成について詳述する。
図4は、本システムを構成する利用者別課金管理装置のブロック構成図である。本実施例の利用者別課金管理装置(2)は、利用者認証手段(4)を付帯したカラオケ演奏装置(3)とLAN(L)を経由して接続されていると共に、インターネット(Ni)を経由してカラオケホスト装置(H)にも接続され、各種情報の授受ができるように構成されている。通信制御手段(10)を介してカラオケ演奏装置(3)から転送されてきたログイン情報あるいはログアウト情報は、中央制御部(11)により、ハードディスク(12)に設けられた利用者別時間管理用データベース(D)にて管理される。
この利用者別時間管理用データベース(D)は利用者管理テーブル(T)にて構成されており、さらに、この利用者管理テーブル(T)は、図5に示すように、利用者が属するグループを擬似的に特定できる、すなわち、当該グループが利用しているカラオケ演奏装置を特定するための「演奏装置ID」フィールド(f1)、利用者個人を特定するための「利用者ID」フィールド(f2)、ログイン時刻を示す「ログイン時刻」フィールド(f3)、ログアウト時刻を示す「ログアウト時刻」フィールド(f4)、ログイン時からログアウト時までの計測時間を示す「時間」フィールド(f5)、所定のグループに属する利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じた比率を示す「比率」フィールド(f6)などから構成されている。なお、「ログイン時刻」フィールド(f3)と「ログアウト時刻」フィールド(f4)および「時間」フィールド(f5)の各項目は、時間計測手段(11a)によりデータが記録される。
この利用者管理テーブル(T)は、グループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用における所定時間の料金に基づき、グループが個人毎の利用時間に応じた公平な分散支払いを所望し、本システムを利用する旨の指示を行い、かつ、そのグループに属する利用者のログイン情報が収集される毎に形成される。なお、本システムを利用するか否かはグループの意志によるものであり、本システムを利用する旨の指示方法は、前述した利用者インタフェイスを利用したり、店舗従業員に直接申告するなどで良く、本発明では特に限定はしない。
そして、課金処理手段(11b)は、利用者管理テーブル(T)の「比率」フィールド(f6)のデータに基づき、各利用者それぞれに、同じグループに属する各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて利用料金を比例配分して課金し、その処理結果をモニタ(M)に表示したり、プリンタ(P)にて伝票を出力したりして、本システムを利用したグループに提示する。
以下、図6に示す、利用者別比例配分に基づく課金処理の概念説明図と、図7に示す、利用者別比例配分に基づく課金表示例図に基づき、請求項1記載の(ウ)の構成について詳述する。
図6の(A)は、カラオケルームを利用した所定のグループに属する各利用者のログイン継続時間の比率を表すもので、本実施例のグループは利用者a、利用者b、利用者c、利用者d、利用者eの5名で構成されている。ここで、このグループの利用時間をn時間とし、利用者それぞれのログイン時からログアウト時までのログイン継続時間が次のようになった場合、すなわち、利用者aと利用者eはn時間、利用者bと利用者cは3/4n時間、利用者dは1/2n時間となった場合、その比率は「利用者a:b:c:d:e=4:3:3:2:4」となる。
そして、図6の(B)に示すように、通常のカラオケルームの料金体系に基づくカラオケ利用料金(G)は「G=時間単価@(円/時間・人)×5人×n時間」となるので、このグループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金(G)に基づき、当該グループが本システムを利用した場合は、図6の(C)に示すように、利用者aはG×(4/16)、利用者bはG×(3/16)、利用者cはG×(3/16)、利用者dはG×(2/16)、利用者eはG×(4/16)となる。具体的には、例えば、カラオケ利用料金(G)を16,000円とすると、本システムを利用しない場合は、各利用者一律に3,200円となるところ、利用者aは4,000円、利用者bは3,000円、利用者cは3,000円、利用者dは2,000円、利用者eは4,000円となり、各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金(G)が比例配分されて課金されるので、従来のカラオケルームの料金体系を変更することなく、本グループ参加者の中で利用時間内をフルに参加できなかった利用者b、利用者c、利用者dに不公平感を生じさせない公平な課金処理を行える。
そして、本システムを利用した場合には、図7に示すように、利用者別課金管理装置が付帯するプリンタにて、各利用者のログイン継続時間に基づく分散課金を示す伝票(30)が出力される。この伝票(30)には、通常のカラオケルームの料金体系に基づくグループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金表示(31)の他に、各利用者の計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて当該料金を比例配分した課金表示(32)が、各利用者の氏名欄(32a)とその課金額(32b)をもってプリントされている。
以上、詳述したように、本発明のカラオケ課金システムによれば、グループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、各利用者それぞれに、当該各利用者のログイン時からログアウト時までの計測時間の総和に対する利用者毎の計測時間に応じて料金を比例配分して課金するため、グループ参加者の中で、利用時間内をフルに参加できなかった利用者がいた場合でも、従来のカラオケルームの料金体系を変更することなく、カラオケ利用料金に対する利用者間での分散支払いの際、当該利用者に不公平感を生じさせない公平な課金処理を行える。
本発明のカラオケ課金システムの概略的構成図。 多機能カラオケリモコン装置の外観斜視図。 利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面。 利用者別課金管理装置の概略的ブロック構成図。 利用者管理テーブルの概念図。 利用者別比例配分に基づく課金処理の概念説明図。 利用者別比例配分に基づく課金表示例図。
符号の説明
1 カラオケ課金システム
2 利用者別課金管理装置
3 カラオケ演奏装置
4 利用者認証手段
5 カラオケルーム
11 中央制御部
11a 時間計測手段
11b 課金処理手段
D 利用者別時間管理用データベース
T 利用者管理テーブル

Claims (1)

  1. 任意のカラオケ演奏装置におけるグループ参加の利用者による時間単位のカラオケ利用に対する課金システムであって、
    (ア)利用者IDを識別し、当該利用者のログインを認証するための利用者認証手段と、
    (イ)グループ参加の利用者毎にログイン時からログアウト時までのログイン継続時間を計測するための時間計測手段と、
    (ウ)前記グループ参加の利用者による所定時間のカラオケ利用における料金に基づき、各利用者それぞれに、当該各利用者の計測時間の総和に対する前記利用者毎の計測時間に応じて当該料金を比例配分して課金するための課金処理手段と、
    を具備することを特徴とするカラオケ課金システム。
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