JP2001325657A - 課金システム及び課金方法 - Google Patents

課金システム及び課金方法

Info

Publication number
JP2001325657A
JP2001325657A JP2000144803A JP2000144803A JP2001325657A JP 2001325657 A JP2001325657 A JP 2001325657A JP 2000144803 A JP2000144803 A JP 2000144803A JP 2000144803 A JP2000144803 A JP 2000144803A JP 2001325657 A JP2001325657 A JP 2001325657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
managed device
managed
contract
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000144803A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Takada
茂生 高田
Masahiro Inoue
雅裕 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000144803A priority Critical patent/JP2001325657A/ja
Publication of JP2001325657A publication Critical patent/JP2001325657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器のユーザーと管理者の間の金銭授受にお
いて、機器の電気代のみならず、機器の各種サービスを
有料で受けたい場合に対応することができる。また、必
要費用の回収に供する。 【解決手段】 管理対象機器2の適正運転状態情報を予
めデータベース7に記憶しておき、このデータベース7
から読み出した管理対象機器2の適正運転状態情報と収
集された管理対象機器2の運転状況データとを基に管理
対象機器2の診断情報を生成し、この生成された管理対
象機器2の診断情報を、伝送手段8を介して入出力手段
9へ出力する演算加工手段6を有するように課金システ
ムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、空調機器
および照明機器等の使用者と運転管理者との間の金銭授
受に関する課金システム及び課金方法に係り、特に、使
用電気料金以外のサービス項目に対する課金も付加する
課金システム及び課金方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置、照明装置は、その使用状態に
より電力使用量が変化する。テナントビル等では、通
常、使用者が直接、電気料金を個別に支払う形態ではな
いため、トータル電力を使用比率等で分配して、各テナ
ント毎に費用請求する課金システムが用いられている。
従来の空調課金システムとしては、例えば、特開平11
−237093号公報で提案されたものが挙げられる。
以下に、この従来の課金システムを、図面を用いて具体
的に説明する。
【0003】図6は従来の空調課金システムの構成を示
すブロック図、図7は図6に示す情報分散処理装置の構
成を示すブロック図である。従来の空調課金システムで
は、複数の空調室内機101が配管102を介して空調
室外機103に接続されている。空調用の冷媒は、この
配管102を介して、空調室外機103から各空調室内
機101にその運転状態に応じて配分される。
【0004】また、空調室外機103には、室外機10
3の使用電力量を計量する電力計104が付設されてお
り、電力計104で計量された使用電力量データは、電
力積算用端末105を介して、その積算データが情報分
散処理装置106に取り込まれるようになっている。情
報分散処理装置106は、空調室外機103における使
用電力量の積算データを取り込むとともに、各空調室内
機101の動作状態データを一定のサンプリング周期で
取り込み、これらデータを保存してデータ処理を行う。
【0005】情報分散処理装置106は、複数の空調室
内機101および空調室外機106とデータの授受を行
う通信部107を備えている。情報分散処理装置106
には、空調室内機101、空調室外機103および電力
積算端末105のほかに、中央処理装置108も接続さ
れている。
【0006】情報分散処理装置106では、通信部10
7で取り込まれた空調室内・室外機間の制御通信データ
に基づいて、各空調室内機101毎に使用される冷媒の
流量変化を検出する流量変化検出部109が設けられる
とともに、各空調室内機101毎にカウンタ110が設
けられている。このカウンタ110は、空調室内機10
1について、1回毎のサンプリング周期内において、空
調室内機101が動作して冷媒が配分されている時間
(冷媒ONの時間)をカウントするもので、計時用の内
部クロック111によりカウントアップされる。
【0007】情報分散処理装置106は、サンプリング
周期毎に空調室内機101の動作状態データを、通信路
112を経由して要求し、このデータを収集して平均消
費熱量演算部113でサンプリング周期内における各空
調室内機101の平均消費熱量値を周期的に計算する。
情報分散処理装置106では、各空調室内機101のサ
ンプリング周期内における平均消費熱量を最終的に決定
するに際し、比例演算部114において、カウンタ群1
10のカウント値に基づいた補正演算を行うようになっ
ている。
【0008】この従来の空調課金システムでは、情報分
散処理装置106にサンプリング周期内における各空調
室内機101の実際の空調動作時間をカウントするカウ
ンタ110が設けられ、各空調室内機101のサンプリ
ング周期内における平均消費熱量を演算するに際し、カ
ウンタ11のカウント値に基づいた比例演算による補正
値を乗じる補正演算を行うように構成したため、各空調
室内機101の実際の動作状態における平均消費熱量値
により近い平均消費熱量値を得ることができ、サンプリ
ング周期を短縮することなく、比較的短期間の演算で高
精度の空調課金演算を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の課金システムでは、単に、電力計104
に基づく機器の使用電力量から電気代の課金量を求める
もので、機器ユーザー側として、機器の電気代のみなら
ず、機器の各種サービスを有料で受けたい場合に対応す
ることができなかった。また、逆に、危機管理側とし
て、電気代のみの課金ではイニシャル費、共通費等の必
要費用を回収することができなかった。
【0010】そこで、本発明は、機器ユーザー側とし
て、機器の電気代のみならず、機器の各種サービスを有
料で受けたい場合に対応することができる課金システム
及び課金方法を提供することを目的とする。また、機器
管理側として、必要費用を回収できる課金システム及び
課金方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、管理対象機器
の契約情報を予め記憶する契約情報記憶手段と、管理対
象機器の運転状況データを収集する運転状況データ収集
手段と、契約情報記憶手段から読み出した管理対象機器
の契約情報に基づいて、収集された管理対象機器の運転
状況データを演算加工して管理対象機器の課金情報を生
成する課金情報生成手段と、生成された管理対象機器の
課金情報を出力する課金情報出力手段とを有するもので
ある。
【0012】また、課金システムにおいては、課金情報
出力手段が、生成された管理対象機器の課金情報を、伝
送手段を介して端末へ出力するものである。
【0013】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の適正運転状態情報を予め記憶する適正運転状態情
報記憶手段と、適正運転状態情報記憶手段から読み出し
た管理対象機器の適正運転状態情報と収集された管理対
象機器の運転状況データとに基づいて管理対象機器の診
断情報を生成する診断情報生成手段と、生成された管理
対象機器の診断情報を、伝送手段を介して端末へ出力す
る診断情報出力手段とを有するものである。
【0014】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の必要経費情報を予め記憶する必要経費情報記憶手
段と、必要経費情報記憶手段から読み出した管理対象機
器の必要経費情報と課金情報生成手段により生成された
管理対象機器の課金情報とに基づいて管理対象機器の収
支状況情報を生成する収支状況情報生成手段と、生成さ
れた管理対象機器の収支状況情報を、伝送手段を介して
端末へ出力する収支状況情報出力手段とを有するもので
ある。
【0015】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の適正運転状態情報を予め記憶する適正運転状態情
報記憶手段と、適正運転状態情報記憶手段から読み出し
た管理対象機器の適正運転状態情報と収集された管理対
象機器の運転状況データとに基づいて管理対象機器が適
正に運転されていないと判断した場合、管理対象機器が
適正に運転されるように管理対象機器の運転状態を制御
する運転状態制御手段とを有するものである。
【0016】本発明は、管理対象機器の契約情報を予め
記憶する工程と、管理対象機器の運転状況データを収集
する工程と、記憶された管理対象機器の契約情報に基づ
いて、収集された管理対象機器の運転状況データを演算
加工して管理対象機器の課金情報を生成する工程と、生
成された管理対象機器の課金情報を出力する工程とを含
むものである。
【0017】また、課金方法においては、生成された管
理対象機器の課金情報を、伝送手段を介して端末へ出力
する工程を含むものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1におけ
る課金システムの構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1は空調機器、照明機器等が設置される環境
(空間)であり、2は空調機器、照明機器等の管理対象
機器であり、3は管理対象機器2を運転調整制御する運
転調整手段である。この運転調整手段3には、人為的に
操作されるリモコンなどが挙げられる。管理対象機器2
は、リモコンなどから構成される運転調整手段3を人為
的に操作することにより運転調整制御される。
【0019】4は管理対象機器2の運転状態を計測する
計測手段、および管理対象機器2の運転状態を調整する
運転調整手段を備えたインターフェース手段であり、5
はインターフェース手段4と他との情報送受信を効率良
く行うように管理するローカルコントローラである。イ
ンターフェース手段4に備えられた運転調整手段は、運
転調整手段3と同様な機能である管理対象機器2の運転
調整制御を行う機能を有する。
【0020】ここでの管理対象機器2の運転調整制御
は、リモコンなどを使って人為的に処理を行うのではな
く、インターフェース手段4を介してシステム側が自動
的に処理を行う場合である。6は得られた情報の演算・
加工を司る演算加工手段(課金管理センタ)であり、7
は種々の情報を蓄積するデータベースである。データベ
ース7は、共通イニシャルデータベース、個別イニシャ
ルデータベース、ランニングデータベースおよび演算結
果データベースなどから構成される。
【0021】なお、ここでの課金システムは、図1に示
すように、2つのインターフェース手段4を用いて構成
する場合を例示して説明したが、1つのインターフェー
ス手段4を用いて課金システムを構成してもよいし、3
つ以上のインターフェース手段4を用いて構成してもよ
い。また、ここでの課金システムは、図1に示すよう
に、1つのデータベース7を用いて構成する場合を例示
して説明したが、2つ以上のデータベース7を用いて課
金システムを構成してもよい。
【0022】8は情報を広域伝達するインターネット等
の伝送手段であり、9は伝送手段8に接続されるととも
に、オーナー、管理者、ユーザー(テナント)、メーカ
ー、メンテナンス会社等に分散設置され、かつ各種情報
を入出力する入出力手段(端末)である。10は伝送手
段8に接続され、電力会社の電気料金体系データ、管理
対象機器コストデータ、工事・メンテナンスコスト・デ
ータ等を蓄積する外部データベースである。11は伝送
手段8に接続され、課金決済先である銀行等のファイナ
ンス機関の入出力手段(端末)である。
【0023】まず、図2は図1に示す課金システムの制
御フローを示すフローチャートである。このフローチャ
ートを用いて、本実施の形態における課金システムの制
御フローを説明する。ステップS1において、まず、ユ
ーザーと管理者の間の契約内容を確定する。契約内容の
確定は、例えば、次のように行われる。まず、ユーザー
による入出力手段(端末)9からの要求により、演算加
工手段6は、データベース7の共通イニシャルデータベ
ースから契約確定に必要な管理対象機器2の契約情報を
取り出して、伝送手段8を介してユーザーの入出力手段
9に通知する。
【0024】契約内容の確定作業は通常、入出力手段9
を用いてユーザーが行うことになるので、管理者が契約
内容を勝手に変えられないようにシステム構築すること
が望ましい。これに対し、管理者が契約内容の確定作業
を行わなければならない都合が生じた場合には、ユーザ
ーからの承認を貰って、ユーザーに代わって管理者が、
契約内容の確定作業を代行できるように構成してもよい
ことは言うまでもない。
【0025】ユーザーの入出力手段9は、通知された共
通イニシャルデータベースの契約確定に必要な管理対象
機器2の契約情報を画面上に表示する。この表示された
共通イニシャルデータベースの契約確定に必要な管理対
象機器2の契約情報のうち、契約条件としたい情報がユ
ーザーにより選択されて入力されると、ユーザーの入出
力手段9は、その入力された管理対象機器2の契約情報
を、伝送手段8を介して演算加工手段6に通知する。
【0026】演算加工手段6は、通知された契約したい
管理対象機器2の契約情報をデータベース7の個別イニ
シャルデータベース内に登録する。これにより、ユーザ
ーと管理者の間の契約内容が確定される。このように、
データベース7の個別イニシャルデータベース内に管理
対象機器2の契約情報が登録されて、契約内容が確定さ
れると、ステップS2において、演算加工手段6は、イ
ンターフェイス手段4により計測された管理対象機器2
の運転状況データを収集する。
【0027】ここでは、計測された全ての管理対象機器
2の運転状況データが、確定された契約内容に関係な
く、演算加工手段6によりインターフェース手段4を介
して収集される。ここで、契約内容によらず、計測され
た全ての管理対象機器2の運転状況データを収集してい
るのは、契約外のデータをメーカーやメンテナンス会社
などが利用する場合にも、対応できるようにするためで
ある。
【0028】ステップS3において、演算加工手段6
は、確定された管理対象機器2の契約内容をデータベー
ス7から取得し、この取得した管理対象機器2の契約内
容に基づいて、収集された管理対象機器2の運転状況デ
ータを演算加工して、管理対象機器2の課金情報を生成
する。
【0029】この時、例えば、単位期間中の課金量を計
算する。この課金量計算においては、例えば、契約条件
のみで決まる固定額と運転状況に応じて変動する変動額
の総和を求めたりする。運転状況データとしては、例え
ば、使用電力量が参照される。
【0030】課金情報の生成は、例えば、次のようにし
て行う。例えば、空調機器における運転状態の契約とし
て、リモコン運転による課金契約の場合、演算加工手段
6は、リモコンON状態の検知時間を積算することによ
り、空調機器の課金情報を生成する。
【0031】また、例えば、空調機器の運転状態の契約
として、空調機器における出入口温度差×風量の課金契
約の場合、演算加工手段6は、空調機器の出口と入り口
の温度および風量設定値より、出入口温度差×風量で発
生熱量を計算するなどの演算を行うことにより、空調機
器の課金情報を生成する。
【0032】また、例えば、空調機器における運転状態
の契約として、時間帯別体系の場合、演算加工手段6
は、空調機運転時間にその時間帯での契約料金単価を掛
け算することにより、空調機器の課金情報を生成する。
例えば、予冷/予熱契約の場合、演算加工手段6は、予
冷/予熱運転を1回実施する毎に、契約料金単価を掛け
算することにより、空調機器の課金情報を生成する。
【0033】ステップS4において、演算加工手段6
は、その生成された演算結果の管理対象機器2の課金情
報を、データベース7の演算結果データベースに時系列
に蓄積する。これらステップS2〜S4までの演算加工
手段6による処理は、ユーザーから集金する課金タイミ
ングまで繰り返して行う。課金タイミングの規定情報
は、管理対象機器2の課金情報を生成する前に、データ
ベース7に予め登録される管理対象機器2の契約内容の
情報に含まれる。
【0034】ステップS5において、演算加工手段6
は、データベース7から取得した課金タイミングの規定
情報を基に、内蔵タイマーなどを用いて課金タイミング
になったと判断すると、ステップS6、S7において、
例えば、人間系で集金処理を行う場合、演算加工手段6
は、データベース7から取り出した演算結果の管理対象
機器2の課金情報を、伝送手段8を介してユーザー/管
理者の入出力手段9に出力して、管理対象機器2の集金
処理を実行させる。
【0035】これにより、管理者が、受け取った課金情
報を基に、ユーザに対して集金処理を行うように構成し
てもよいし、あるいは、ユーザが、受け取った課金情報
を基に、管理者に対して支払いを行うように構成しても
よい。また、例えば、ファイナンス機関の入出力手段
(端末)11を活用する場合、演算加工手段6は、デー
タベース7から取り出した演算結果の管理対象機器2の
課金情報を、伝送手段8を介してファイナンス機関の入
出力手段11に出力して、管理対象機器2の集金処理を
実行させる。
【0036】ファイナンス機関の入出力手段11は、演
算結果の管理対象機器2の課金情報を取得すると、その
課金演算結果に基づき、決済までの処理を自動的に行
う。ファイナンス機関の入出力手段11に通知される管
理対象機器2の課金情報には、引き去り口座番号、入金
口座番号、移動金額および移動タイミングなどの情報が
含まれる。ファイナンス機関の入出力手段11は、これ
らの集金処理に必要な情報を含む課金情報を基に、各種
処理を実行して集金処理を行う。
【0037】口座名義人のユーザー/管理者に対して引
き去り/入金などの処理が実際に行われているかを確認
するために、ファイナンス機関の入出力手段11は、引
き去り/入金情報などを、伝送手段8を介して口座名義
人のユーザー/管理者の入出力手段9に通知する。一
方、ユーザー/管理者は、移動金額の明細を確認したい
場合、入出力手段9を用い、伝送手段8を介して演算加
工手段6に対して、移動金額の明細情報の請求を行う。
【0038】演算加工手段6は、例えば、人間系で集金
を行う場合、管理者による入出力手段9から通知される
集金完了情報を取得して、集金完了を認識する。また、
演算加工手段6は、例えば、ファイナンス機関が集金を
行う場合、直接、ファイナンス機関による入出力手段1
1から通知される集金完了情報を取得して、集金完了を
認識する。
【0039】このように集金完了を認識すると、演算加
工手段6は、ステップS8において、次期契約につい
て、管理対象機器2の契約の見直し要否を判定して、契
約の見直しが必要であれば、ステップS1に戻り、管理
対象機器2の契約内容を見直す。管理対象機器2の契約
の見直し処理は、例えば、次のように行う。ユーザーか
らの変更要求に対して、ユーザーと管理者の間で再契約
を結ぶ。
【0040】この場合、演算加工手段6は、ユーザーに
よる入出力手段6から契約の変更情報が通知されると、
この契約変更情報を基に、データベース7の共通イニシ
ャルデータベースの契約内容を変更するのではなく、個
別イニシャルデータベースの契約内容を変更する。これ
によって、ユーザーとして、シミュレーション情報に基
づき、より有利な契約への変更を図ることができる。
【0041】また、現行の契約内容では、管理者サイド
の収益が確保できなくなってしまう場合、演算加工手段
6は、これに伴い、管理者による入出力手段6から契約
の変更情報が通知されると、この契約変更情報を基に、
データベース7の個別イニシャルデータベース内容を変
更するのではなく、共通イニシャルデータベースの契約
内容を変更する。
【0042】この契約内容の変更は、その条件で既に契
約済みのユーザーに対しては一方的に効力を奏すること
ができないので、前述のように、管理者側から変更提案
して、再契約を結ぶことが望ましい。一方、ステップS
8において、演算加工手段6は、契約の見直しの必要が
なければ、ステップS2へ戻り、上記と同じ作業を繰り
返す。
【0043】なお、ローカルコントローラ5、演算加工
手段6、データベース7、入出力手段9、11および外
部データベース10からなる各機能ブロックは、伝送手
段8によりそれぞれ連携されており、各々のレイアウト
上の制約はない。また、特定の制御ブロックは、複数の
課金システムで共用させるように構成してもよい。ま
た、各制御ブロック内をそれぞれ分割し、分散配置して
構成してもよい。更に、管理対象機器2の契約内容の見
直しと集金のタイミングは、同期させる場合で説明した
が、非同期になるように構成してもよい。
【0044】ここで、ステップS1における管理対象機
器2の契約においては、例えば、以下に挙げるような契
約項目に対し、検討選択することができる。各契約項目
の情報は、データベース7の共通イニシャルデータベー
ス内に登録される。管理対象機器2の契約項目(イ)と
しては、管理対象機器2の価格・設置工事等のイニシャ
ル費用が挙げられる。このイニシャル費用は、費用回収
のために必要なもので、使用戴いている管理対象機器2
の償却費を負担いただくものであり、基本的に必ず選択
される。
【0045】これにより、管理対象機器2のイニシャル
費用の回収を確実なものとして、事業の適性運営および
性能・省エネルギー性に優れた管理対象機器2へのリニ
ューアルを容易なものとすることができる。ここで、さ
らにリニューアルコストも一部付加することで、さらに
安定した事業運営を実現することができる。
【0046】管理対象機器2の契約項目(ロ)として
は、管理対象機器2の維持メンテナンス費用が挙げられ
る。管理対象機器2を快適に使用戴くために、必要な定
期メンテナンスおよび不慮の故障への対応分も含めて、
予め費用設定する。これにより、定期メンテナンス頻度
も含めて、契約を確定することができる。
【0047】定期メンテナンスは、頻繁に行うことによ
り、予防保全とともに、管理対象機器2の省エネルギー
運転にも寄与するので、その点を勘案した契約条件とす
る。具体的には、定期メンテナンス頻度の高いユーザに
対しては、電気料金按分比率を下げる等の調整も実施す
る。
【0048】次に、管理対象機器2の使用状況を図る指
標としては、例えば、以下のような項目が挙げられる。
管理対象機器2の使用状況を図る指標となる項目(イ)
としては、管理対象機器2の計測データの単価設定が挙
げられる。後述する管理対象機器2の運転状況の計測デ
ータに対して、課金単価を設定する。この項目は、管理
対象機器2の使用に直結した課金項目であり、これによ
り、納得性が得られる。
【0049】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ロ)としては、管理対象機器2の使用環境容積
が挙げられる。管理対象機器2の使用環境空間の容積に
応じて、空調・照明負荷も変化すると考えられるため、
費用契約の指標として有効であり、かつ納得性も得易
い。
【0050】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ハ)としては、管理対象機器2の運転時間が挙
げられる。ここでは、管理対象機器2における課金期間
中の運転予定の積算時間を指す。管理対象機器2使用の
指標としては、一般的なものであり、合理性、納得性共
に高い。
【0051】ここで、共用部分比率が多い場合は、長時
間の使用契約に対して、費用上で便宜を図ったり、若し
くは逆に、省エネの観点から短時間による使用契約の場
合に便宜を図ったりする等、管理対象物件の特性に応じ
て、契約詳細は適宜アレンジする。予定時間と実使用時
間の乖離については、別途補正契約を結ぶ。
【0052】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ニ)としては、空調設定温度および照明設定照
度が挙げられる。使用環境の外部環境との環境差が管理
対象機器2の負荷となるので、この差が小さい設定は、
管理対象機器2の稼働率に関連して、省エネに直結す
る。
【0053】そこで、省エネに寄与する運転契約に対し
ては、費用的に便宜を図る。この項目を設定することに
より、省エネ=省マネーによる省エネ意識をユーザーに
再認識して貰うことができるとともに、その運用を徹底
し易くできるほか、契約電力を抑制することができる。
【0054】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ホ)としては、管理対象機器2の季節別体系が
挙げられる。単位機器使用に対する価格体系として、季
節による変動を設ける。具体的には、夏季は空調負荷が
大きくなる傾向があるので、高めの価格設定とする。管
理対象機器2の稼働(サービス)に対する必要性・ニー
ズの大きさに応じて、費用を変更することは、納得性が
得られ易い。これにより、省マネーの観点から省エネが
促進することが期待でき、契約電力増加の抑制も期待す
ることができる。
【0055】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ヘ)としては、管理対象機器2の時間帯別体系
が挙げられる。単位機器使用に対する価格体系として、
時刻による変動を設ける。具体的には、空調機器では、
負荷が集中する始業時および午後1時〜3時に対して、
高めの価格設定とする。機器稼働(サービス)に対する
必要性・ニーズの大きさに応じて、費用を変更すること
は、納得性が得られやすい。これにより、省マネーの観
点から省エネの促進を期待することができ、契約電力増
加の抑制も期待することができる。
【0056】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(ト)としては、管理対象機器2のイニシャルコ
スト償却係数が挙げられる。管理対象機器2のイニシャ
ルコストの償却状況に応じて、単位機器使用に対する価
格を変更する。具体的には、償却の完了した機器使用に
対しては低い価格を設定する。これにより、省エネ機器
へのリニューアルは阻害されるものの、製品寿命が延長
し広い意味で省エネになるとともに、ユーザーに低価格
メリットを与えて、テナント確保に資することができ
る。
【0057】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(チ)としては、管理対象機器2の運転効率係数
が挙げられる。管理対象機器2の性能に応じて、単位機
器使用に対する価格を変更する。具体的には、省エネ機
器の稼働に対しては、低い価格を設定する。これによ
り、ユーザーに低価格メリットを与えて、テナント確保
に資することができる。
【0058】管理対象機器2の使用状況を図る指標とな
る項目(リ)としては、管理対象機器2のレイアウト係
数が挙げられる。外部環境の影響を考慮し、例えば、南
向き、西向き等で熱負荷侵入が大きい環境(空間)に対
しては、日照等のメリットはあるものの、空調機器に対
する課金契約においては、費用面で便宜を図る。また、
北向き、外面に面しない環境等、日照効果の得られない
環境に対しては、空調負荷的にはメリットもあるもの
の、照明機器に対する課金契約においては、費用面で便
宜を図る。これにより、費用負担に対して、納得性が得
られる。
【0059】次に、管理対象機器2の付加サービス的な
項目としては、例えば、以下のような項目が挙げられ
る。管理対象機器2の付加サービス的な項目(イ)とし
ては、管理対象機器2の重点項目選択が挙げられる。ユ
ーザーの管理対象機器2の使用におけるニーズを反映す
る基本的枠組みであり、快適性優先、費用優先(上限設
定)等を設定する。
【0060】これにより、細かな契約内容間での整合を
取る際の指標としては、ユーザーニーズをよりよく反映
することができる。具体的には、快適性優先設定時、デ
マンド制御等を回避したり、費用優先設定時に、機器の
使用頻度が高い場合、注意喚起する等の付加サービスも
行うことができる。
【0061】上記管理対象機器2の重点項目選択の下位
項目としては、例えば、以下のような項目が挙げられ
る。管理対象機器2の重点項目選択の下位項目(イ)と
しては、管理対象機器2の予冷・予暖運転が挙げられ
る。環境使用開始予定時間に先だって、空調機器を稼働
開始し、使用開始時点から快適環境を確保する。
【0062】これにより、ユーザーの快適性は、向上す
る。このサービスに対して、使用電気代とは別に課金す
る。付加サービスに対する課金であるので、納得性が得
られるとともに、費用の回収が容易になる。
【0063】管理対象機器2の重点項目選択の下位項目
(ロ)としては、管理対象機器2のデマンド運転許可・
禁止が挙げられる。契約電力維持等の目的で消費電力抑
制のため、管理対象機器2の運転負荷を強制的に弱める
「デマンド」制御において、管理対象機器2の使用環境
別に対応の可否を問う。
【0064】例えば、精密機器や書画骨董、化学物質
等、周囲環境の維持が必須の環境や、VIP対応等でデ
マンド適用を避ける必要がある場合には、契約に基づき
デマンド制御を解除する代わりに、費用的には多めの負
担を戴く。逆に、デマンド制御が必要になったときに、
優先的に負荷抑制に協力いただける場合は、費用的に便
宜を図る。これは、ユーザーニーズに基づく契約内容で
あり、納得性が得られると共に、費用の回収が容易にな
る。
【0065】管理対象機器2の重点項目選択の下位項目
(ハ)としては、管理対象機器2のIAQ付加機能が挙
げられる。空調機器においては、付加機能として換気、
除湿、加湿、脱臭、除菌、等のIAQ(インドア・エア
・クオリティ)装置の有無により、単位機器使用に対す
る価格を変化する。費用の対サービスが明確であるた
め、納得性が得られる。
【0066】以上のような契約内容における単価設定に
際しては、課題であるイニシャル費、共通費を各項目で
分散回収できるように重畳設定することにより、ユーザ
ーの納得を得ながら、必要費用の回収を実現することが
できる。
【0067】次に、ステップS2において、管理対象機
器2の運用・データ収集における管理対象機器2の運転
状況の計測データについては、例えば、以下のようなも
のが挙げられる。空調機器を例示して説明する。管理対
象機器2の運転状況の計測データ(イ)としては、管理
対象機器2のリモコン運転時間が挙げられる。管理対象
機器2を稼働する意志の確認としては、直接的にリモコ
ンの操作状態をモニタする。サーモ発停等もあるが、
「環境を制御したい」という意思の表れている時間を計
測することとなり、納得性が得られる。
【0068】管理対象機器2の運転状況の計測データ
(ロ)としては、管理対象機器2のドアキー連動が挙げ
られる。環境(空間)を使用する意志の確認としては、
ドアキーが開錠されていることを指標とする。空調機器
の動作を、このドアキーの開閉と連動させれば、より納
得性が得られる。ドアキーを閉錠したままでの機器使用
等契約内容の悪用については、対応が必要となる。
【0069】管理対象機器2の運転状況の計測データ
(ハ)としては、管理対象機器2の集中管理が挙げられ
る。管理対象機器2の運転時間を予め予約時間として登
録しておき、その登録値を正として、管理運営する。特
段の計測装置を必要とせず簡易である。
【0070】管理対象機器2の運転状況の計測データ
(ニ)としては、管理対象機器2の熱量測定が挙げられ
る。空調機器の出入口温度差と風量の積により、直接的
に空調機器の環境に対する仕事量を測定する。管理対象
機器2の仕事量そのものであり、納得性が高い。
【0071】管理対象機器2の運転状況の計測データ
(ホ)としては、管理対象機器2の快適性指標が挙げら
れる。設定温度と実環境温度との差が小さいほど、高い
数値となる関数を用いて、その積分により環境の快適性
指標として、その値に応じて課金する。管理対象機器2
の動作とは関わりなく、環境が所望状態であることに対
して、価値を認めるものであり、ユーザーサイドの納得
が得られる。
【0072】照明機器の計測データについては、例え
ば、以下のようなものが挙げられる。照明機器の計測デ
ータ(イ)としては、スイッチオン時間が挙げられる。
機器を稼働する意志の確認として、直接的にスイッチの
操作状態をモニタする。「環境を制御したい」という意
思の表れている時間を計測することとなり、納得性が得
られる。
【0073】照明機器の計測データ(ロ)としては、ド
アキー連動が挙げられる。環境(空間)を使用する意志
の確認として、ドアキーが開錠されていることを指標と
する。空調機器の動作をこのドアキーの開閉と連動させ
れば、より納得性が得られる。ドアキーを閉錠したまま
での機器使用等契約内容の悪用については、対応が必要
となる。
【0074】照明機器の計測データ(ハ)としては、集
中管理が挙げられる。機器の運転時間を予め予約時間と
して登録しておき、その登録値を正として管理運転す
る。これにより、特段の計測装置を必要とせずに、機器
の計測を容易に行うことができる。
【0075】照明機器の計測データ(ニ)としては、照
度測定が挙げられる。これにより、直接的に環境を測定
することができるので、納得性が高い。また、照明機器
の計測データ(ホ)としては、快適性指標が挙げられ
る。設定照度と実環境照度との差が小さいほど、高い数
値となる関数を用いて、その積分により環境の快適性指
標とし、その値に応じて課金する。これにより、機器の
動作とは関わりなく、環境が所望状態であることに対し
て価値を認めるものであり、ユーザーサイドの納得が得
られる。
【0076】このように、本実施の形態では、管理対象
機器2の契約情報を予めデータベース7に記憶してお
き、このデータベース7から読み出した管理対象機器2
の契約情報に基づいて、収集された管理対象機器2の運
転状況データを演算加工して管理対象機器2の課金情報
を生成し、この生成された管理対象機器2の課金情報を
出力する演算加工手段7を有するように課金システムを
構成したため、管理対象機器2の契約内容と運転状況デ
ータを加味した管理対象機器2の課金情報を取得するこ
とができる。このため、管理対象機器2の電気代のみな
らず、管理対象機器2の各種サービスを有料で受ける場
合に好適に対応することができる。
【0077】また、本実施の形態では、生成された管理
対象機器2の課金情報を、演算加工手段6により、伝送
手段8を介してユーザー/管理者などの端末の入出力手
段9へ通知するように構成したため、ユーザー/管理者
などが各種サービスを受けた管理対象機器2の課金内容
を知ることができる。
【0078】また、本実施の形態では、データベースと
して、外部データベース10を伝送手段8経由で接続し
て構成したため、例えば、契約項目毎の単価設定時に重
要な電力料金体系情報について、外部データベース10
を活用することで、データベース7の電力料金情報を常
に最新になるように、データベース7の情報を自動的に
更新することができる。
【0079】なお、上記実施の形態1では、インターフ
ェース手段4に管理対象機器2の運転状態を計測する計
測手段を設けて一体化させて構成することにより、シス
テム構築のシステム設計を容易にでき、システム構築の
ための工事費などイニシャル費用を低く抑えることがで
きる点で好ましい態様の場合について説明したが、イン
ターフェース手段4と管理対象機器2の運転状態を計測
する計測手段とを別々に分離させて構成してもよい。
【0080】実施の形態2.図3は本発明に係る実施の
形態2の課金システムにおける制御フローを示すフロー
チャートである。課金システムの構成は、図1と同様で
あるので、図1の課金システムと、この図3のフローチ
ャートを用いて、本実施の形態における課金システムの
制御フローを説明する。なお、図3の課金システムの制
御フローにおいて、ステップS1〜S8までの処理は、
図2と同様であるので、その動作説明は省略し、異なる
部分を主に説明する。
【0081】ステップS4において、演算加工手段6
は、ステップS3で生成された演算結果の管理対象機器
2の課金情報を、データベース7の演算結果データベー
スに時系列に蓄積した後、例えば、ユーザー/管理者な
どの入出力手段9から管理対象機器2の診断要求が通知
されると、演算加工手段6は、例えば、収集した管理対
象機器2の使用電力および運転状態の計測データを、デ
ータベース7から取得した適正運転状態情報と比較する
ことにより、課金情報ではなく、管理対象機器2の診断
情報を生成する(ステップS9)。なお、管理対象機器
2の適正運転状態情報は、データベース情報として、予
めデータベース7に登録されている。
【0082】ステップS10において、演算加工手段6
は、生成された管理対象機器2の診断情報を、伝送手段
8を介してユーザー/管理者などの入出力手段9へ通知
する。具体的には、例えば、演算加工手段8が、収集し
た管理対象機器2の風量測定結果とデータベース7から
取得した適正運転状態情報から、管理対象機器2のフィ
ルタ目詰まりを判定し、診断情報を生成してメンテナン
スを促すよう入出力手段9へ通知するように構成しても
よいし、演算加工手段8が、収集した空調機器の運転・
停止パターン/頻度とデータベース7から取得した適正
運転状態情報より、外部からの過大な負荷流入の可能性
や機器能力低下を判定する等実施し、診断情報を生成し
てメンテナンスを促すよう入出力手段9へ通知するよう
に構成してもよい。
【0083】このように、本実施の形態では、管理対象
機器2の適正運転状態情報を予めデータベース7に記憶
しておき、このデータベース7から読み出した管理対象
機器2の適正運転状態情報と収集された管理対象機器2
の運転状況データとを基に管理対象機器2の診断情報を
生成し、この生成された管理対象機器2の診断情報を、
伝送手段8を介して入出力手段9へ出力する演算加工手
段6を有するように課金システムを構成したため、生成
された管理対象機器2の診断情報を、各端末の入出力手
段9に伝送手段8を介して伝達することができ、各端末
側でユーザー/管理者などが管理対象機器2の運転状況
が適正に行われているかなどを知ることができる。
【0084】これにより、以下のような効果を奏する。
例えば、生成された管理対象機器2の診断情報をサービ
ス会社に伝えることにより、早期にメンテナンスを完了
することができる。また、生成された管理対象機器2の
診断情報をメーカーに伝えることにより、メーカーとし
ての市場実態把握に資することができ、適正運転状態デ
ータベースの充実が図れると共に、次期製品開発に活用
することができる。
【0085】このように、課金用以外の情報を追加収集
することにより、基本的な構成は変更なく、更に判断で
きる内容を充実することができるほか、課金情報そのも
のを集金単位ではなく随時、情報提供したり、トレンド
情報として提供したり、前年度実績と合わせて情報提供
したりすることにより、ユーザーの機器使用に対して、
有効なアドバイスとすることができる。
【0086】以上のような課金システムを構築すること
により、付加的に取得情報から有効な情報を再構成する
ことができ、オーナー、管理者、テナント、サービス会
社、メーカに有効情報を提供することができる。また、
蓄積された取得情報を随時提供するように構成すれば、
ユーザー等での機器のより、適正な運転に資することが
できる。
【0087】なお、上記実施の形態2では、管理対象機
器2の適正運転状態情報を予めデータベース7に記憶し
ておき、このデータベース7から読み出した管理対象機
器2の適正運転状態情報と収集された管理対象機器2の
運転状況データとを基に管理対象機器2の診断情報を生
成し、この生成された管理対象機器2の診断情報を、伝
送手段8を介して入出力手段9へ出力する演算加工手段
6を有するように課金システムを構成したが、管理対象
機器2の必要経費情報を予めデータベース7に記憶して
おき、このデータベース7から読み出した管理対象機器
2の必要経費情報と生成された管理対象機器2の課金情
報とを基に管理対象機器2の収支状況情報を生成し、こ
の生成された管理対象機器2の収支状況情報を、伝送手
段8を介して入出力手段9へ出力する演算加工手段6を
有するように課金システムを構成してもよい。
【0088】具体的には例えば、演算加工手段7は、ユ
ーザー/管理者などの入出力手段9から管理対象機器2
の収支状況要求が通知されると、生成した管理対象機器
2の課金情報の課金量が、実イニシャル費用+ランニン
グ費用の必要経費と収支が合うかどうかなどの収支状況
情報を生成して、その管理対象機器2の収支状況情報
を、各端末の入出力手段9に伝送手段8を介して伝達す
る。
【0089】このため、各端末側でユーザー/管理者な
どが管理対象機器2の収支状況を知ることができる。従
って、収支状況を通知された入出力手段9側のユーザー
/管理者などは、収支が合っているかどうかを知ること
ができ、収支が合わない場合、契約内容の単価見直しを
実行することができる。
【0090】なお、上記実施の形態2では、管理対象機
器2の適正運転情報を予めデータベース7に記憶してお
く方法を記したが、収集している管理対象機器2の運転
状況データに基づくトレンド情報を用いることもでき
る。具体的には、例えば管理対象機器2を空調機器とし
て、顧客が省エネ契約を結んでいる場合、トレンドとし
て機器使用頻度が高く、このままの運転状況を継続する
と課金量が予定値を越えると判断した場合に、その旨各
端末の入出力手段9に伝送手段8を介して伝達する。
【0091】実施の形態3.図4は本発明に係る実施の
形態3の課金システムにおける制御フローを示すフロー
チャートである。課金システムの構成は、図1と同様で
あるので、図1の課金システムと、この図4のフローチ
ャートを用いて、本実施の形態における課金システムの
制御フローを説明する。なお、図4の課金システムの制
御フローにおいて、ステップS1〜S8までの処理は、
図2と同様であるので、その動作説明は省略し、異なる
部分を主に説明する。
【0092】ステップS4において、演算加工手段6
は、ステップS3で生成された演算結果の管理対象機器
2の課金情報を、データベース7の演算結果データベー
スに時系列に蓄積した後、例えば、演算加工手段2に設
けられた内蔵タイマーなどで計時して、管理対象機器2
が適正に運転されているかを確認するための時間になる
と、ステップS11、12において、演算加工手段6
は、例えば、収集した管理対象機器2の使用電力および
運転状態の計測データを、データベース7から取得した
適正運転状態情報と比較して、管理対象機器2が適正に
運転されていないと判定した場合、管理対象機器2が適
正に運転されるように管理対象機器2の運転状態を制御
する。なお、管理対象機器2の適正運転状態情報は、デ
ータベース情報として、予めデータベース7に登録され
ている。
【0093】具体的には、例えば、管理対象機器2を空
調機器とし、顧客が省エネ契約を結んでいる場合、予め
契約した設定温度よりも低く空調機器を運転する、又は
運転時間が長い、等の要因により、許容電気量を超えて
いると、演算加工手段6は、設定温度を上昇する、又は
風量を低下する、等自動的に管理対象機器2を制御す
る。
【0094】また、ステップS11、13において、演
算加工手段6は、例えば、収集した管理対象機器2の使
用電力および運転状態の計測データを、データベース7
から取得した適正運転状態情報と比較して、管理対象機
器2が適正に運転されていないと判定した場合、管理対
象機器2が適正に運転されていない旨の情報を、伝送手
段8を介してユーザー/管理者などの入出力手段9へ通
知する。
【0095】このように、本実施の形態では、管理対象
機器2の適正運転状態情報を予めデータベース7に記憶
しておき、このデータベース7から読み出した管理対象
機器2の適正運転状態情報と収集された管理対象機器2
の運転状況データとを基に管理対象機器2が適正に運転
されていないと判断した場合、管理対象機器2が適正に
運転されるように管理対象機器2の運転状態を制御する
ように構成したため、管理対象機器2が予め決めた適正
運転状態になっていない場合でも、管理対象機器2を適
正運転になるように自動制御することができる。これに
より、ユーザーの手を煩わせることなく、所望の契約条
件に合致した機器の運転状態を保持でき、ユーザー側の
手間を省くことができる。
【0096】なお、上記実施の形態3では、管理対象機
器2の適正運転状態情報を予めデータベース7に記憶し
ておく方法を記したが、実施の形態2と同様に、収集し
ている管理対象機器2の運転状況データに基づくトレン
ド情報を用いることもできる。
【0097】また、実施の形態1〜3においては、例え
ば、図5に示すような管理運用形態を採用することがで
きる。環境、機器の保有関係および管理運用方法によ
り、課金された金銭の流れは変動する。図5に示す
(イ)は、環境、機器ともオーナーの所有であり、管理
者は管理を委託されている事業形態の場合である。この
場合、管理者は、オーナーに変わって機器を管理し、そ
の代価としては管理費を受け取る。
【0098】図5に示す(ロ)は、環境、機器ともオー
ナーの所有であるが、管理者はオーナーから環境および
機器の賃貸料を払って借り、運用については全責任を持
って、これに当たる事業形態の場合である。
【0099】図5に示す(ハ)は、環境はオーナー、機
器は管理者の所有であり、オーナーに環境賃貸料を払っ
て、後は管理者が機器選定から全責任を持って、これに
当たる事業形態の場合である。
【0100】図5(ニ)は、環境はオーナー、機器は管
理者の所有であり、オーナーから機器賃貸料と管理料を
もらって、運用については全責任を持ってこれに当たる
事業形態の場合である。
【0101】このような賃貸料の概念導入により、これ
らの各事業形態での課金システム運用を可能とすること
により、管理者の裁量範囲が増大し、管理し易い機器選
定が可能となり、効率的な運営を行うことができる。ま
た、管理範囲の統合化による効率運営が実施し易くな
る。また、機器の省エネ運用に対し、管理者側の意識が
向上し、省エネが推進され易くなる。また、オーナー側
から見れば、発生イニシャルコストを低く抑えることが
できる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、管理対象機器の契約情
報を予め契約情報記憶手段に記憶しておき、管理対象機
器の運転状況データを運転状況データ収集手段により収
集し、契約情報記憶手段から読み出した管理対象機器の
契約情報に基づいて、課金情報生成手段により、収集さ
れた管理対象機器の運転状況データを演算加工して管理
対象機器の課金情報を生成した後、課金情報出力手段に
より、生成された管理対象機器の課金情報を出力するよ
うに構成することにより、管理対象機器の契約内容と運
転状況データを加味した管理対象機器の課金情報を取得
することができる。このため、管理対象機器の電気代の
みならず、管理対象機器の各種サービスを有料で受ける
場合に好適に対応することができる。
【0103】また、課金システムにおいては、課金情報
出力手段により、生成された管理対象機器の課金情報
を、伝送手段を介して端末へ出力するように構成するこ
とにより、各種サービスを受けた管理対象機器の課金内
容を端末側で知ることができる。
【0104】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の適正運転状態情報を予め適正運転状態情報記憶手
段に記憶しておき、適正運転状態情報記憶手段から読み
出した管理対象機器の適正運転状態情報と収集された管
理対象機器の運転状況データとを基に管理対象機器の診
断情報を診断情報生成手段により生成し、この生成され
た管理対象機器の診断情報を、診断情報出力手段によ
り、伝送手段を介して端末へ出力するように構成するこ
とにより、生成された管理対象機器の診断情報を、各端
末に伝送手段を介して伝達することができ、管理対象機
器が適正に運転されているかなどを各端末側で知ること
ができる。
【0105】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の必要経費情報を予め必要経費情報記憶手段に記憶
しておき、必要経費情報記憶手段から読み出した管理対
象機器の必要経費情報と生成された管理対象機器の課金
情報とを基に管理対象機器の収支状況情報を収支状況情
報生成手段により生成し、この生成された管理対象機器
の収支状況情報を、収支状況情報出力手段により、伝送
手段を介して端末へ出力するように構成することによ
り、生成された管理対象機器の収支状況情報を、各端末
に伝送手段を介して伝達することができ、管理対象機器
の収支状況を各端末側で知ることができる。
【0106】また、課金システムにおいては、管理対象
機器の適正運転状態情報を予め適正運転状態情報記憶手
段に記憶しておき、この適正運転状態情報記憶手段から
読み出した管理対象機器の適正運転状態情報と収集され
た管理対象機器の運転状況データとを基に管理対象機器
が適正に運転されていないと判断した場合、運転状態制
御手段により、管理対象機器が適正に運転されるように
管理対象機器の運転状態を制御するように構成すること
により、管理対象機器が予め決めた適正運転状態になっ
ていない場合でも、管理対象機器を適正運転になるよう
に自動制御することができる。
【0107】本発明は、管理対象機器の契約情報を予め
記憶しておき、管理対象機器の運転状況データを収集
し、記憶された管理対象機器の契約情報に基づいて、収
集された管理対象機器の運転状況データを演算加工して
管理対象機器の課金情報を生成した後、生成された管理
対象機器の課金情報を出力するように構成することによ
り、管理対象機器の契約内容と運転状況データを加味し
た管理対象機器の課金情報を取得することができる。こ
のため、管理対象機器の電気代のみならず、管理対象機
器の各種サービスを有料で受ける場合に好適に対応する
ことができる。
【0108】また、課金方法においては、生成された管
理対象機器の課金情報を、伝送手段を介して端末へ出力
するように構成することにより、各種サービスを受けた
管理対象機器の課金内容を端末側で知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1における課金シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す課金システムの制御フローを示す
フローチャートである。
【図3】 本発明に係る実施の形態2における課金シス
テムの制御フローを示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る実施の形態3における課金シス
テムの制御フローを示すフローチャートである。
【図5】 本発明に適用できる管理運用形態を示す図で
ある。
【図6】 従来の空調課金システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 図6に示す情報分散処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 環境、2 管理対象機器、3 運転調整手段、4
インターフェース手段、5 ローカルコントローラ、6
演算加工手段、7 データベース、8 伝送手段、
9、11 入出力手段、10 外部データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 AA04 BA09 CA06 CA07 GA02 3E047 JA04 LA02 LA05 3L060 AA08 CC10 DD08 EE01 5B049 AA06 CC34 EE02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象機器の契約情報を予め記憶する
    契約情報記憶手段と、 管理対象機器の運転状況データを収集する運転状況デー
    タ収集手段と、 契約情報記憶手段から読み出した管理対象機器の契約情
    報に基づいて、収集された管理対象機器の運転状況デー
    タを演算加工して管理対象機器の課金情報を生成する課
    金情報生成手段と、 生成された管理対象機器の課金情報を出力する課金情報
    出力手段とを有することを特徴とする課金システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の課金システムにおい
    て、課金情報出力手段は、生成された管理対象機器の課
    金情報を、伝送手段を介して端末へ出力することを特徴
    とする課金システム。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2に記載の課金システムに
    おいて、管理対象機器の適正運転状態情報を予め記憶す
    る適正運転状態情報記憶手段と、適正運転状態情報記憶
    手段から読み出した管理対象機器の適正運転状態情報と
    収集された管理対象機器の運転状況データとに基づいて
    管理対象機器の診断情報を生成する診断情報生成手段
    と、生成された管理対象機器の診断情報を、伝送手段を
    介して端末へ出力する診断情報出力手段とを有すること
    を特徴とする課金システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の課金システムに
    おいて、管理対象機器の必要経費情報を予め記憶する必
    要経費情報記憶手段と、必要経費情報記憶手段から読み
    出した管理対象機器の必要経費情報と課金情報生成手段
    により生成された管理対象機器の課金情報とに基づいて
    管理対象機器の収支状況情報を生成する収支状況情報生
    成手段と、生成された管理対象機器の収支状況情報を、
    伝送手段を介して端末へ出力する収支状況情報出力手段
    とを有することを特徴とする課金システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の課金システムに
    おいて、管理対象機器の適正運転状態情報を予め記憶す
    る適正運転状態情報記憶手段と、適正運転状態情報記憶
    手段から読み出した管理対象機器の適正運転状態情報と
    収集された管理対象機器の運転状況データとに基づいて
    管理対象機器が適正に運転されていないと判断した場
    合、管理対象機器が適正に運転されるように管理対象機
    器の運転状態を制御する運転状態制御手段とを有するこ
    とを特徴とする課金システム。
  6. 【請求項6】 管理対象機器の契約情報を予め記憶する
    工程と、 管理対象機器の運転状況データを収集する工程と、 記憶された管理対象機器の契約情報に基づいて、収集さ
    れた管理対象機器の運転状況データを演算加工して管理
    対象機器の課金情報を生成する工程と、 生成された管理対象機器の課金情報を出力する工程とを
    含むことを特徴とする課金方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の課金方法において、生
    成された管理対象機器の課金情報を、伝送手段を介して
    端末へ出力する工程を含むことを特徴とする課金方法。
JP2000144803A 2000-05-17 2000-05-17 課金システム及び課金方法 Pending JP2001325657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144803A JP2001325657A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 課金システム及び課金方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144803A JP2001325657A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 課金システム及び課金方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001325657A true JP2001325657A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18651399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000144803A Pending JP2001325657A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 課金システム及び課金方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001325657A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046787A1 (fr) * 2001-11-29 2003-06-05 Chuo Sangyo Corporation Systeme de gestion de machine de location et machine de location
JP2006172397A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The エネルギ料金決定システム
US7127374B2 (en) 2001-12-05 2006-10-24 Hitachi, Ltd. Electric power generating facility operation remote supporting method and electric power generating facility operation remote supporting system
JP2010236748A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu General Ltd 空気調和システム
WO2017203713A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 三菱電機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN110036418A (zh) * 2016-12-02 2019-07-19 塞阿姆斯特朗有限公司 护理装备和系统的性能参数化

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05189659A (ja) * 1992-01-10 1993-07-30 Hitachi Bill Shisetsu Eng Kk セントラル冷暖房装置の料金算出方法および同料金算出装置
JPH06194386A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Canon Inc 系統連系装置
JP2001282889A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Tokyo Gas Co Ltd 省エネルギ・サービス支援システム及び省エネルギ・サービス対価計算方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05189659A (ja) * 1992-01-10 1993-07-30 Hitachi Bill Shisetsu Eng Kk セントラル冷暖房装置の料金算出方法および同料金算出装置
JPH06194386A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Canon Inc 系統連系装置
JP2001282889A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Tokyo Gas Co Ltd 省エネルギ・サービス支援システム及び省エネルギ・サービス対価計算方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046787A1 (fr) * 2001-11-29 2003-06-05 Chuo Sangyo Corporation Systeme de gestion de machine de location et machine de location
US7127374B2 (en) 2001-12-05 2006-10-24 Hitachi, Ltd. Electric power generating facility operation remote supporting method and electric power generating facility operation remote supporting system
JP2006172397A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The エネルギ料金決定システム
JP2010236748A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu General Ltd 空気調和システム
WO2017203713A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 三菱電機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JPWO2017203713A1 (ja) * 2016-05-27 2018-09-06 三菱電機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN110036418A (zh) * 2016-12-02 2019-07-19 塞阿姆斯特朗有限公司 护理装备和系统的性能参数化

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6216956B1 (en) Environmental condition control and energy management system and method
JP4363244B2 (ja) エネルギー管理装置
US7502698B2 (en) Power consumption measuring device and power control system
US8140279B2 (en) Computer based energy management
KR101904831B1 (ko) 지능형 건물 관리 시스템 및 그 제어 방법
JP4680787B2 (ja) 運用状況評価装置および運用状況評価方法
KR20040108694A (ko) 에너지 관리 시스템 및 방법
JP2012190457A (ja) エネルギー表示装置及びエネルギー表示方法
JP2010065960A (ja) 空調省エネ制御装置
JP2002117183A (ja) 物資消費量関連サービス装置及び方法
JP2009115392A (ja) 省エネルギー制御システム
JP2010236748A (ja) 空気調和システム
JP2015087049A (ja) 空調機システム
JPH05189659A (ja) セントラル冷暖房装置の料金算出方法および同料金算出装置
KR101225074B1 (ko) 공간별 전력사용량 비교 모니터링 시스템 및 방법
JP2002297832A (ja) 情報処理装置、料金提示用プログラムおよび料金提示方法
JP2001325657A (ja) 課金システム及び課金方法
JP2001229261A (ja) エネルギ料金の課金装置、課金システム、端末装置、エネルギ消費機器、エネルギ料金の課金方法、及び記録媒体
JP5924626B2 (ja) エネルギー診断システム、及びエネルギー診断プログラム
KR101043828B1 (ko) 홈 네트워킹 시스템에서의 주거환경정보 제공시스템 및 방법
JP5395536B2 (ja) 省エネルギー効果量算出装置および方法
JP7539463B2 (ja) データ収集装置、遠隔制御システム、データ収集方法及びプログラム
WO2017199298A1 (ja) 空気調和システム
WO2001013294A1 (fr) Procede et systeme de maitrise et d'economies d'energie pour les menages
JP2002288319A (ja) 運転制御支援サービスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608