JP2001228830A - 電気光学装置の駆動装置、電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置の駆動装置、電気光学装置、及び電子機器

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JP2001228830A
JP2001228830A JP2000040173A JP2000040173A JP2001228830A JP 2001228830 A JP2001228830 A JP 2001228830A JP 2000040173 A JP2000040173 A JP 2000040173A JP 2000040173 A JP2000040173 A JP 2000040173A JP 2001228830 A JP2001228830 A JP 2001228830A
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Masaya Ishii
賢哉 石井
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偶数段の双方向シフトレジスタを用いてデー
タ線駆動回路を構成した場合であっても、構成の複雑化
とコスト上昇を招くことなく、画像反転可能な電気光学
装置の駆動装置等を提供する。 【解決手段】 液晶装置のデータ線駆動回路101は、
シフト方向を制御可能で出力段数が偶数nである双方向
シフトレジスタ41と、シフト方向に応じてクロック信
号の供給を切り換えるクロックスクランブル回路42
と、シフト方向に応じてイネーブル信号の供給を切り換
えるイネーブルスクランブル回路45と、イネーブル信
号に基づいて双方向シフトレジスタ41の各段からの出
力信号S1〜Snのパルス幅を制限したサンプリング信
号SP1〜SPnを出力する奇数段用及び偶数段用のイ
ネーブル回路43、44とを備え、シフト方向にかかわ
らずシフトタイミングを同一に保ちつつサンプリング信
号SP1〜SPnを出力して、データ線の選択を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス駆動方式の電気光学装置の駆動装置、この駆動装置
を備えた電気光学装置、及び、この電気光学装置を表示
手段に適用した電子機器の技術分野に関し、特に、双方
向シフトレジスタを用いた電気光学装置の駆動装置等の
技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気光学装置、例えば、アクティ
ブマトリクス方式の液晶装置は、それぞれスイッチング
素子を設けた多数の画素電極を基板上にマトリクス状に
配列し、走査線を介してスイッチング素子に走査信号を
印加しつつ、データ線を介して画素電極に画像信号を印
加して液晶装置を駆動する。一般に、このような液晶装
置は、水平走査を行うデータ線駆動回路に多段のシフト
レジスタを備えて構成され、各段の出力信号により画像
信号をサンプリングしてデータ線に供給するように動作
する。
【0003】ところで、液晶装置においては、プロジェ
クタや携帯型ビデオのモニタなどに適用するために、必
要に応じて表示画像の上下又は左右を反転させる場合が
ある。例えば、上述のデータ線駆動回路におけるシフト
方向を左方向又は右方向に切り換え可能に構成すれば、
表示画像の左右反転を自在に行うことが可能となる。そ
のためには、双方向にシフト方向を切り換えることがで
きる双方向シフトレジスタ回路を採用してデータ線駆動
回路を構成する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな双方向シフトレジスタを採用した場合、その出力段
数を奇数にして構成せざるを得なかった。この理由につ
いて図9を参照して説明する。図9は、従来の液晶装置
のデータ線駆動回路における双方向シフトレジスタの構
成を示す図である。図9に示すように、双方向レジスタ
の左端又は右端からシフト開始パルスPが入力される。
シフト開始パルスPが左端から入力されると右方向に順
次シフトを繰り返し、各段から出力信号S1、S2〜S
nの順で順次出力を行う。一方、シフト開始パルスPが
右端から入力されると左方向に順次シフトを繰り返し、
各段から出力信号Sn、Sn−1〜S1の順で順次出力
を行う。
【0005】図9において、双方向シフトレジスタに
は、それぞれ4つのクロックドインバータからなるn+
1個の単位回路U1〜Un+1が縦続接続されている。
すなわち、右方向へのシフト時の第1段に対応する単位
回路U1と、左方向へのシフト時の第1段に対応する単
位回路Un+1と、右方向へのシフト時は第2段〜第n
段に対応すると共に、左方向へのシフト時は第n段〜第
2段に対応する単位回路U2〜Unとを含んで双方向シ
フトレジスタが構成されている。
【0006】各単位回路U1〜Un+1においては、図
9に示す通り、左側から入力された信号を右側に伝送す
るクロックドインバータ301、302と、右側から入
力された信号を左側に伝送するクロックドインバータ3
03、304が接続されている。そして、シフト方向制
御信号DIRがクロックドインバータ302に印加さ
れ、反転シフト方向制御信号DIRINVがクロックドイ
ンバータ304に印加される。また、奇数番目の単位回
路では、クロックドインバータ301にクロック信号C
Lが印加され、クロックドインバータ303に反転クロ
ック信号CLINVが印加される。一方、偶数番目の単位
回路では、クロックドインバータ301にクロック信号
CLが印加される。このように各単位回路U1〜Un+
1を構成することにより、シフト方向を切り換えた場合
でも同一タイミングで出力信号S1〜Snが出力される
ことになる。
【0007】各々の単位回路U1〜Un+1では、クロ
ック信号CLと反転クロック信号CLINVのうち、一方
をクロックドインバータ301に印加し、他方をクロッ
クドインバータ303に印加する関係になる。いずれか
一方をクロックインバータ301、303の両方に印加
すると、信号の帰還によって正常にシフト動作しなくな
る。また、シフト動作を可能とすべくクロック信号CL
と反転クロック信号CLINVを隣り合う単位回路で交互
に用いる必要がある。このような制約に基づき、単位回
路U1〜Un+1は1個おきに同一の構成となる結果、
nが奇数である場合は、単位回路U1と単位回路Un+
1は異なる構成となる。そのため、単位回路U1のクロ
ックドインバータ301と単位回路Un+1のクロック
ドインバータ303の両方に対して同極性のクロック信
号が供給されることになる。それ以降のシフト動作にお
いても、左方向へのシフト時と右方向へのシフト時で
は、クロック信号が常に同極性となって、シフト方向切
り換えを行ってもシフトタイミングは同一になる。
【0008】これに対し、nが偶数である場合は、単位
回路U1と単位回路Un+1は同じ構成となって、単位
回路U1のクロックドインバータ301と単位回路Un
+1のクロックドインバータ303には逆極性のクロッ
ク信号が供給されることになる。その結果、シフト方向
切り換えの際にシフトタイミングを同一に保つことがで
きなくなるため、データ線駆動回路が正常に機能しなく
なってしまう。
【0009】一方、液晶装置の構成上、データ線駆動の
際に偶数本の出力信号を用いる方が好都合な場合が多々
ある。このような場合、従来のように出力段数を偶数に
して構成した双方向レジスタを用いると、出力信号のう
ち1つは不要になってしまう。また、双方向シフトレジ
スタのシフト方向が左方向の場合と右方向の場合とで、
クロック系を別々に構成することが考えられるが、これ
では、液晶装置全体の構成が複雑になり、コスト上昇を
余儀なくされるという問題がある。
【0010】そこで、 本発明は上述した事情に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、電気光
学装置の駆動装置において、データ線駆動用の双方向シ
フトレジスタの出力段数が偶数の場合であっても、構成
の複雑化とコスト上昇を招くことなく構成可能な電気光
学装置の駆動装置、この駆動装置を備えた電気光学装置
及びこの電気光学装置を備えた電子機器を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の電気光学装置の駆動装置によれ
ば、画像信号が順次供給される複数のデータ線と、走査
信号が順次供給される複数の走査線と、前記複数のデー
タ線と前記複数の走査線の各交点に対応して配置される
マトリクス状の画素を駆動する電気光学装置の駆動装置
であって、シフト開始パルスをクロック信号に従って順
次シフトして、出力段数がn(nは偶数)段の各段から
出力信号を出力すると共に、シフト方向を第1方向又は
該第1方向と反対の第2方向のいずれかに切り換えて設
定可能な双方向シフトレジスタと、前記出力信号に基づ
くサンプリング信号を用いて前記画像信号をサンプリン
グしてそれぞれ1又は複数の前記データ線からなるn個
のデータ線群に順次供給するサンプリング手段と、前記
クロック信号として、互いに極性の反転した第1クロッ
ク信号及び第2クロック信号を生成するクロック信号生
成手段と、前記双方向シフトレジスタが前記第1方向又
は前記第2方向のいずれに設定されている場合も、奇数
段を前記第1クロック信号に従ってシフトさせると共
に、偶数段を前記第2クロック信号に従ってシフトさせ
るように前記双方向シフトレジスタに対するクロック信
号の供給を制御するクロック信号供給制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、電気光学
装置の駆動に際して、複数の走査線に送信信号を順次供
給すると共に、複数のデータ線に画像信号を順次供給す
ることにより各画素が駆動される。そして、データ線の
駆動の際は、最初に双方向レジスタのシフト方向を設定
する。シフト方向は互いに反対方向である第1方向と第
2方向のいずれかに切り換えることができる。シフト開
始時には、双方向レジスタのシフト方向に対応する第1
段目にシフト開始パルスを加えると、これがクロック信
号に従って順次シフトされ、n段に構成された各出力段
から出力信号が出力される。一方、クロック信号生成手
段は互いに逆極性の第1クロック信号と第2クロック信
号を生成し、クロック信号供給制御手段が、シフト方向
にかかわらず、奇数段に第1クロック信号を供給し、偶
数段に第2クロック信号を供給する。その結果、双方向
シフトレジスタでは、最初の出力信号が同一タイミング
で出力され、それ以降の出力信号も2つの出力方向で常
に同一タイミングが保たれる。
【0013】そして、双方向シフトレジスタからの出力
信号に基づいてサンプリング信号が生成され、サンプリ
ング手段がサンプリング信号を用いて画像信号をサンプ
リングし、n個のデータ線群に順次供給する。各々のデ
ータ線群は1又は複数のデータ線を含んでいる。その結
果、データ線に供給された画像信号によってマトリクス
状の画素が駆動される。このとき、双方向シフトレジス
タのシフト方向を左方向と右方向とで反転することによ
り、全体の画像を反転させることができる。
【0014】このように、出力段数が偶数の双方向シフ
トレジスタであっても、シフト方向を左方向と右方向に
切り換えた場合、正常な動作が行われる。この際、両方
向でクロック系を共通に用いることができるため、装置
全体の構成が簡素化される。更に、出力段数が奇数の双
方向シフトレジスタを採用して、出力信号のうち1つを
使用しないという事態を招くこともない。よって、上述
の構成を採用することで、電気光学装置の構成の複雑化
を回避しコストを低減することができる。
【0015】また、上記目的を達成するために、請求項
2に記載の電気光学装置の駆動装置は、請求項1に記載
の電気光学装置の駆動装置において、イネーブル信号に
より前記出力信号を所定のパルス幅に制限して前記サン
プリング信号を出力するイネーブル回路と、前記イネー
ブル信号として、互いに略半周期だけ位相が異なる第1
イネーブル信号及び第2イネーブル信号を生成するイネ
ーブル信号生成手段と、前記双方向シフトレジスタが前
記第1方向又は前記第2方向のいずれに設定されている
場合も、前記イネーブル回路において、奇数段の前記出
力信号に対し前記第1イネーブル信号を用い、偶数段の
前記出力信号に前記第2イネーブル信号を用いるように
前記イネーブル回路に対するイネーブル信号の供給を制
御するイネーブル信号供給制御手段とを更に備えること
を特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、イネーブル信号生成手段
が第1イネーブル信号と第2イネーブル信号を生成し、
これによりイネーブル回路が、双方向シフトレジスタか
らの出力信号を所定のパルス幅に制限し、サンプリング
信号としてn個のデータ線群に順次供給する。このと
き、第1イネーブル信号と第2イネーブル信号は、略半
周期位相がずれており、イネーブル信号供給制御手段
が、双方向シフトレジスタのシフト方向にかかわらず、
奇数段の出力信号には第1イネーブル信号を用い、偶数
段の出力信号には第2イネーブル信号を用いるように制
御を行う。
【0017】これにより、隣り合う出力信号のパルス
は、そのパルス幅が制限されているため、互いに近接す
ることなくデータ線駆動に悪影響を及ぼすことが避けら
れる。加えて、出力段数が偶数段の双方シフトレジスタ
であっても、シフト方向を左方向と右方向に切り換えた
場合、出力信号のパルス幅を制限する際の位相関係を正
常に保ち、良好なイネーブル動作を行うことができる。
よって、回路構成の複雑化を回避しつつ、電気光学装置
の性能向上を図ることができる。
【0018】また、上記目的を達成するために、請求項
3に記載の電気光学装置は、請求項1又は請求項2に記
載の電気光学装置の駆動装置を備えることを特徴とす
る。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、上述のよ
うな特徴を有する電気光学装置の駆動装置を用いて電気
光学装置を構成するので、電気光学装置の構成の簡素化
とコスト低減を実現できる。
【0020】また、上記目的を達成するために、請求項
4に記載の電子機器は、請求項3に記載の電気光学装置
を備えることを特徴とする。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、上述のよ
うな特徴を有する電気光学装置の駆動装置を用いた電気
光学装置を含めて電子機器を構成するので、電子機器の
構成の簡素化とコスト低減を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】まず、実施形態に係る電気光学装置の一例
である液晶装置の全体構成について図1を用いて説明す
る。図1は、TFT駆動によるアクティブマトリクス駆
動方式の液晶装置における各種配線、周辺回路等の構成
を示す図である。
【0024】図1において、液晶装置200は、例えば
石英ガラス、ハードガラス等からなるTFTアレイ基板
1と、各部で用いられるタイミング信号を出力するタイ
ミングジェネレータ2とを備えている。このタイミング
ジェネレータ2は、本発明のクロック信号生成手段、イ
ネーブル信号生成手段として機能する。
【0025】TFTアレイ基板1には、マトリクス状に
設けられた複数の画素電極11と、X方向に平行に複数
配列される走査線31と、Y方向に平行で走査線31に
直行して複数配列されるデータ線35と、これら走査線
31とデータ線35の交点に設けられ、ソース電極がデ
ータ線に接続されると共に、ドレイン電極が画素電極1
1に接続される複数のTFT30とが形成されている。
また、TFTアレイ基板1上には、画素電極11への印
加電圧を保持する容量に接続する配線である容量線3
1’が、走査線31と平行に形成されている。
【0026】更に、TFT基板1上には画像信号をサン
プリングして複数のデータ線35に供給するサンプリン
グ手段としてのサンプリング回路103と、データ線駆
動回路101と、走査線駆動回路102が形成されてい
る。
【0027】走査線駆動回路102は、シフトレジスタ
を有し、タイミングジェネレータ2からのクロック信号
CLY、その反転クロック信号CLYINV、シフト開始
パルスDY等に基づいて、走査信号を各走査線31に対
して順次出力する。
【0028】データ線駆動回路101は、後述の双方向
シフトレジスタを有しており、タイミングジェネレータ
2からのクロック信号CLX、その反転クロック信号C
LXINV、イネーブル信号ENB1、ENB2、シフト
開始パルスDX等に基づいて、サンプリング信号SP1
〜SPnを各データ線35に対して順次出力する。ま
た、タイミングジェネレータ2からのシフト方向制御信
号DIRに基づいて、データ線駆動回路101のシフト
方向を左方向又は右方向に設定することが可能になって
いる。このデータ線駆動回路101について、より詳し
くは後述する。
【0029】サンプリング回路103は、TFTからな
るスイッチ37を備えており、そのソース電極には6相
の画像信号VID1〜VID6のいずれかが印加され、
これらをサンプリングしてデータ線35に供給する。各
スイッチ37のゲート電極には、サンプリング信号SP
1〜SPnを供給する信号線のいずれかが接続され、各
スイッチ37のドレイン電極には、データ線35が接続
されている。サンプリング回路103は、6本のデータ
線35を1群とし、この1群に対し、6相展開された画
像信号VID〜VID6が各6本のデータ線35に同時
に印加される。
【0030】次に、本実施形態に係るデータ線駆動回路
101について図2〜図8を用いて説明する。図2は、
本実施形態に係るデータ線駆動回路101の構成を示す
図である。図3及び図4は、データ線駆動回路101の
クロックスクランブル回路の回路構成を示す図である。
図5は、データ線駆動回路101のイネーブルスクラン
ブル回路の回路構成を示す図である。図6は、データ線
駆動回路101の双方向シフトレジスタ41に含まれる
クロックドインバータの構成を示す図である。図7及び
図8は、データ線駆動回路101の各種信号のタイミン
グチャートである。
【0031】まず、図2を参照してデータ線駆動回路1
01の構成を説明する。図2に示すように、データ線駆
動回路101は、双方向シフトレジスタ41と、クロッ
クスクランブル回路42と、イネーブル回路43、44
と、イネーブルスクランブル回路45とを含んで構成さ
れている。また、データ線駆動回路101には、タイミ
ングジェネレータ2によって、クロック信号CLX、反
転クロック信号CLXINV、シフト方向制御信号DI
R、反転シフト方向制御信号DIRINV、及びイネーブ
ル信号ENB1、ENB2が供給される。
【0032】なお、データ線駆動回路101は、図示し
ないレベルシフタを含み、3〜5V程度の低電圧レベル
のクロック信号CLX、反転クロック信号CLXINVを
12V程度の高電圧レベルの信号にレベル変換する。こ
れは、CMOS回路からなるタイミングジェネレータ2
とは異なり、液晶を駆動するために高電圧が必要となる
ためである。また、同様にシフト方向制御信号DIR、
反転シフト方向制御信号DIRINV及びイネーブル信号
ENB1、ENB2についても、同様なレベルシフタに
よって低電圧レベルの信号から高電圧レベルの信号にレ
ベル変換される。
【0033】クロックスクランブル回路42は、本発明
のクロック信号供給制御手段として機能し、レベル変換
されたクロック信号CLXと反転クロック信号CLXIN
Vを、シフト方向制御信号DIRのレベルに応じて、位
相を反転させる回路である。すなわち、クロックスクラ
ンブル回路42からは、シフト方向制御信号DIRがハ
イのときクロック信号CLXと同位相となる一方、シフ
ト方向制御信号DIRがローのとき反転クロック信号C
LXINVと同位相となるクロックスクランブル信号CL
Sが出力される。また、クロックスクランブル回路42
からは、クロックスクランブル信号CLSと位相が反転
した反転クロックスクランブル信号CLSINVも出力さ
れる。
【0034】ここで、図3及び図4を用いてクロックス
クランブル回路42の回路構成について説明する。図3
は、クロックスクランブル回路42の第1の回路例を示
す図である。図3に示す第1の回路例では、4つのトラ
ンスミッションゲート121、122、123、124
を含んでクロックスクランブル回路42が構成されてい
る。トランスミッションゲート121〜124の導通状
態の制御は、シフト方向制御信号DIR又は反転シフト
方向制御信号DIRINVにより行われる。すなわち、ト
ランスミッションゲート122、124には、シフト方
向制御信号DIRが印加される一方、トランスミッショ
ンゲート121、123には、反転シフト方向制御信号
DIRINVが印加されている。
【0035】そして、トランスミッションゲート12
2、123の入力信号は、クロック信号CLXであり、
トランスミッションゲート121、124の入力信号は
反転クロック信号CLXINVである。一方、トランスミ
ッションゲート121、122は出力側で接続されてク
ロックスクランブル信号CLSを出力し、トランスミッ
ションゲート123、124は出力側で接続されて反転
クロックスクランブル信号CLSINVを出力する。図3
のように接続されたクロックスクランブル回路42は、
クロック信号CLXと反転クロック信号CLXINVの位
相に、上述したようなスクランブルを施す作用を有して
いる。
【0036】図4は、クロックスクランブル回路42の
第2の回路例を示す図である。図4に示す第2の回路例
では、2つのNAND回路131、132と、NOR回
路133と、3つのインバータ134、135、136
を含んでクロックスクランブル回路42が構成されてい
る。NAND回路131には、反転クロック信号CLX
INVとシフト方向制御信号DIRが入力され、NAND
回路132には、クロック信号CLXと反転シフト方向
制御信号DIRINVが入力されている。NAND回路1
31、132からの出力はそれぞれインバータ134、
135を通過した後、NOR回路133に入力される。
NOR回路133からの出力は反転クロックスクランブ
ル信号CLSINVとして出力される一方、インバータ1
36を通過した後にクロックスクランブル信号CLSと
して出力される。図4のように接続されたクロックスク
ランブル回路42は、図3の場合と同様な作用を有して
いる。
【0037】次に、イネーブルスクランブル回路45
は、本発明のイネーブル信号供給制御手段として機能
し、レベル変換された2つのイネーブル信号ENB1、
ENB2をシフト方向制御信号DIRのレベルに応じ
て、位相を反転させる回路である。すなわち、イネーブ
ルスクランブル回路45からは、シフト方向制御信号D
IRがハイのときイネーブル信号ENB1と同位相とな
る一方、シフト方向制御信号DIRがローのときイネー
ブル信号ENB2と同位相となるイネーブルスクランブ
ル信号ENS1が出力される。また、イネーブルスクラ
ンブル回路45からは、シフト方向制御信号DIRがハ
イのときイネーブル信号ENB2と同位相となる一方、
シフト方向制御信号DIRがローのときイネーブル信号
ENB1と同位相となるイネーブルスクランブル信号E
NS2が出力される。
【0038】ここで、図5を用いてイネーブルスクラン
ブル回路45の回路構成について説明する。図5に示す
回路例では、4つのトランスミッションゲート141、
142、143、144を含んでイネーブルスクランブ
ル回路45が構成されている。トランスミッションゲー
ト141〜144の導通状態の制御は、シフト方向制御
信号DIR又は反転シフト方向制御信号DIRINVによ
り行われる。すなわち、トランスミッションゲート14
2、144には、シフト方向制御信号DIRが印加され
る一方、トランスミッションゲート141、143に
は、反転シフト方向制御信号DIRINVが印加されてい
る。
【0039】そして、トランスミッションゲート14
2、143の入力信号は、イネーブル信号ENB1であ
り、トランスミッションゲート141、144の入力信
号はイネーブル信号ENB2である。一方、トランスミ
ッションゲート141、142は出力側で接続されてイ
ネーブルスクランブル信号ENS1を出力し、トランス
ミッションゲート143、144は出力側で接続されて
イネーブルスクランブル信号ENS2を出力する。図5
のように接続されたクロックスクランブル回路45は、
2つのイネーブル信号ENB1、ENB2の位相に、上
述したようなスクランブルを施す作用を有している。
【0040】次に、双方向シフトレジスタ41の構成を
説明する。図2に示すように、双方向シフトレジスタ4
1は、各段からの出力信号S1、S2、・、Sn−1、
Snを出力するに際し、シフト開始パルスDXを右から
左へ順次シフトし、あるいはシフト開始パルスDXを左
から右へ順次シフトするために用いられ、それぞれ4つ
のクロックドインバータからなるn+1個の単位回路U
1〜Un+1が従属接続されて構成される。
【0041】なお、本実施形態では、出力信号S1〜S
nを出力する双方向シフトレジスタ41の段数nが偶数
であるものとして以下の説明を行う。すなわち、従来の
構成では段数nを奇数にしないと不都合を生じたのに対
し、本実施形態では段数nが偶数の場合であっても問題
なく動作可能であることを以下説明する。なお、上述の
ように縦続接続される単位回路の個数n+1は奇数とな
り、それぞれ隣接する単位回路のnヶ所の接続部から各
出力信号S1〜Snが出力されることになる。
【0042】双方向シフトレジスタ41のシフト方向
は、クロックジェネレータ2から供給されるシフト方向
制御信号DIRによって切り換えて設定可能である。す
なわち、シフト方向制御信号DIRがハイのとき、シフ
ト方向が右方向となり、シフト方向制御信号DIRがロ
ーのとき、シフト方向が左方向となる。なお、反転シフ
ト方向制御信号DIRINVは常にシフト方向制御信号D
IRのレベルとハイ/ローが逆の関係となる。
【0043】双方向シフトレジスタ41の各単位回路U
1〜Un+1は、クロックスクランブル信号CLS及び
反転クロックスクランブル信号CLSINVの2値レベル
が変化する毎に、シフトされる信号に帰還をかけ後続の
単位回路にシフトすると共に、サンプリング回路103
に対し出力信号S1〜Snを出力する。
【0044】双方向シフトレジスタ41の左又は右から
奇数個目の単位回路において、クロックドインバータ1
11は、クロックスクランブル信号CLSがハイのと
き、左方向から入力された信号を反転して右方向に出力
する。クロックドインバータ112は、反転クロックス
クランブル信号CLSINVがハイのとき、右方向から入
力された信号を反転して左方向に出力する。クロックド
インバータ113は、シフト方向制御信号DIRがハイ
のとき、左方向から入力された信号を反転して右方向に
出力する。クロックドインバータ114は、反転シフト
方向制御信号DIRINVがハイのとき、右方向から入力
された信号を反転して左方向に出力する。
【0045】また、双方向シフトレジスタ41の左又は
右から偶数個目の単位回路において、クロックドインバ
ータ115は、反転クロックスクランブル信号CLSIN
Vがハイのとき、左方向から入力された信号を反転して
右方向に出力する。クロックドインバータ116は、ク
ロックスクランブル信号CLSがハイのとき、右方向か
ら入力された信号を反転して左方向に出力する。そし
て、クロックドインバータ117は、上述のクロックド
インバータ113と同様に構成されると共に、クロック
ドインバータ118は、上述のクロックドインバータ1
14と同様に構成される。このように、双方向シフトレ
ジスタ41において、偶数個目の単位回路と奇数個目の
単位回路を比べると、クロックスクランブル信号CLS
及び反転クロックスクランブル信号CLSINVを印加す
る位置が反対になっており、これにより各クロック信号
の半周期毎に隣接する単位回路へのシフトが行われる。
【0046】双方向シフトレジスタ41のシフト方向が
右方向の場合、左から単位回路U1〜Unの順で出力信
号S1〜Snを出力する。また、双方向シフトレジスタ
41のシフト方向が左方向の場合、右から単位回路Un
+1〜U2の順で出力信号Sn〜S1を出力する。ここ
で、出力信号S1の出力に着目して説明すると、シフト
方向制御信号DIRをハイにしてシフト方向を右方向に
設定した場合には、シフト開始後、単位回路U1のクロ
ックドインバータ113から出力信号S1が出力され
る。一方、シフト方向制御信号DIRをローにしてシフ
ト方向を左方向に設定した場合には、単位回路Un+1
〜U3を経て、単位回路U2のクロックドインバータ1
18から出力信号S1が出力される。出力信号S2〜S
nの場合も同様にして、シフト方向に応じて出力が切り
換わる構成となっている。
【0047】図6は、クロックドインバータ111の具
体的構成を示す図である。図6(a)の概略構成を有す
るクロックドインバータ111に対し、図6(b)にお
いて具体的回路構成を示している。なお、クロックドイ
ンバータ112〜118についても、クロックスクラン
ブル信号CLSを、反転クロックスクランブル信号CL
SINV、シフト方向制御信号DIR、反転シフト方向制
御信号DIRINVのいずれかに置き換えて考えれば、同
一の回路構成となる。
【0048】図6(b)に示すように、クロックドイン
バータ111は、電源VDDと電源VSSの間に、ゲー
ト電極に反転クロックスクランブル信号CLSINVが入
力されるpチャネル型TFTと、ゲート電極にそれぞれ
シフトされる信号が入力される相補型のpチャネル型T
FT及びnチャネル型TFTと、ゲート電極にクロック
スクランブル信号CLSが入力されるnチャネル型TF
Tとが直列に接続されて構成されている。
【0049】次に、図2に戻って、イネーブル回路4
3、44について説明する。図2におけるイネーブル回
路43は、双方向シフトレジスタ41の奇数段目から出
力される出力信号のパルス幅を、イネーブルスクランブ
ル信号ENS1のパルス幅に制限するための回路であ
る。図2に示すように、イネーブル回路43は、サンプ
リング信号とイネーブルスクランブル信号ENS1を入
力するNAND回路と、このNAND回路の出力を反転
するインバータから構成されている。このような構成に
より、図7及び図8のタイミングチャートに示すよう
に、出力信号S1、S3〜Sn−1は、イネーブルスク
ランブル信号ENS1との論理積をとられ、イネーブル
スクランブル信号ENS1のパルス幅に制限されたサン
プリング信号SP1、SP3〜SPn−1が出力される
ことになる。
【0050】また、イネーブル回路44は、双方向シフ
トレジスタ41の偶数段目から出力される出力信号のパ
ルス幅を、イネーブルスクランブル信号ENS2のパル
ス幅に制限するための回路である。図2に示すように、
イネーブル回路44は、サンプリング信号とイネーブル
スクランブル信号ENS2を入力する NAND回路
と、このNAND回路の出力を反転するインバータから
構成されている。このような構成により、図7及び図8
のタイミングチャートに示すように、出力信号S2、S
4〜Snは、イネーブルスクランブル信号ENS2との
論理積をとられ、イネーブルスクランブル信号ENS2
のパルス幅に制限されたサンプリング信号SP2、SP
4〜SPnが出力されることになる。
【0051】次に、データ線駆動回路101の動作につ
いて、図7及び図8のタイミングチャートを参照して説
明する。図7は、シフト方向制御信号DIRをハイとし
て双方向シフトレジスタ41のシフト方向を右方向に設
定した場合のタイミングチャートである。まず、入力さ
れたシフト開始パルスDXがハイとなる期間において、
クロック信号CLX、反転クロック信号CLXINV、ク
ロックスクランブル信号CLS、反転クロックスクラン
ブル信号CLSINVの1周期分がそれぞれ同期して変化
している。そして、シフト開始パルスDXがハイとなる
期間、クロック信号CLXはハイからローに変化すると
共に、反転クロック信号CLXINVはローからハイに変
化する。同様のタイミングで、上述したクロックスクラ
ンブル回路42の作用により、クロックスクランブル信
号CLSはローからハイに変化すると共に、反転クロッ
クスクランブル信号CLSINVはハイからローに変化す
る。
【0052】従って、シフト開始パルスDXは、単位回
路U1のクロックドインバータ113から出力信号S1
として出力される。そして、半周期遅れたタイミング
で、単位回路U2のクロックドインバータ117から出
力信号S2として出力されると共に、1周期遅れたタイ
ミングで、単位回路U3のクロックドインバータ113
から出力信号S3として出力される。これ以降は出力信
号Snに至るまで順次出力されていく。
【0053】一方、出力信号S1は、イネーブル回路4
3においてイネーブルスクランブル信号ENS1との論
理積をとられるので、図7に示すようにイネーブル後の
パルス幅が制限され、サンプリング信号SP1として出
力される。また、出力信号S2は、イネーブル回路44
においてイネーブルスクランブル信号ENS2との論理
積をとられてパルス幅が制限され、サンプリング信号S
P2として出力される。更に,出力信号S3は、出力信
号S1と同様に、イネーブルスクランブル信号ENS1
との論理積をとられてパルス幅が制限され、サンプリン
グ信号SP3として出力される。これ以降は出力信号S
nに至るまで同様にパルス幅が制限され、サンプリング
信号SPnに至るまでの出力が繰り返される。その結
果、サンプリング信号SP1〜SPnは、互いに隣接す
るサンプリング信号のパルスとの間で所定の間隔をおい
て出力されることになる。これにより、隣合うサンプリ
ング信号のパルスが近接する際の相互影響等に起因する
表示画像の劣化を生じることが防止される。
【0054】図8は、反転シフト方向制御信号DIRIN
Vをハイとして双方向シフトレジスタ41のシフト方向
を左方向に設定した場合のタイミングチャートである。
図8においても、入力されたシフト開始パルスDXに同
期して各クロック信号の1周期分が同期して変化する
が、図7の場合とは波形パターンが異なっている。すな
わち、クロック信号CLXと反転クロック信号CLXIN
Vは図7と同様に変化するが、上述したクロックスクラ
ンブル回路42の作用により、クロックスクランブル信
号CLSはハイからローに変化すると共に、反転クロッ
クスクランブル信号CLSINVはローからハイに変化す
る。
【0055】従って、シフト開始パルスDXは、右端の
単位回路Un+1のクロックドインバータ114から、
出力信号Snとして出力される。そして、半周期遅れた
タイミングで、単位回路Unのクロックドインバータ1
18から出力信号Sn−1として出力されると共に、1
周期遅れたタイミングで、単位回路Un−1のクロック
ドインバータ114から出力信号Sn−2として出力さ
れる。これ以降は出力信号S1に至るまで順次出力され
ていく。
【0056】一方、出力信号Snは、イネーブル回路4
4においてイネーブルスクランブル信号ENS2との論
理積をとられるので、図8に示すようにイネーブル後の
パルス幅が制限され、サンプリングSnとして出力され
る。また、出力信号Sn−1は、イネーブル回路43に
おいてイネーブルスクランブル信号ENS1との論理積
をとられてパルス幅が制限され、サンプリング信号SP
n−1として出力される。更に,出力信号Sn−2は、
出力信号S1と同様に、イネーブルスクランブル信号E
NS2との論理積をとられてパルス幅が制限され、サン
プリング信号SPn−2として出力される。これ以降は
出力信号S1に至るまで同様にパルス幅が制限され、サ
ンプリング信号SPnに至るまでの出力が繰り返され
る。その結果、出力信号Sn〜S1は、互いに隣接する
サンプリング信号のパルスとの間で所定の間隔をおいて
出力されることになる。これにより、画像を左右反転し
た場合においても、隣合うサンプリング信号のパルスが
近接する際の相互影響等に起因する表示画像の劣化を引
き起こすことが防止される。
【0057】なお、上述した液晶装置200は各種の電
子機器に適用することが可能である。例えば、液晶プロ
ジェクタ、パーソナルコンピュータ、携帯電話、ワード
プロセッサ、テレビ、電子手帳、カーナビゲーション装
置、POS端末などを挙げることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、出
力段数が偶数段の双方向シフトレジスタを採用した場合
でも、シフト方向を切り換え制御してデータ線を駆動可
能とし、装置構成の簡素化と低コスト化を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す図
である。
【図2】データ線駆動回路の構成を示す図である。
【図3】データ線駆動回路のクロックスクランブル回路
の回路構成における第1の回路例を示す図である。
【図4】データ線駆動回路のクロックスクランブル回路
の回路構成における第2の回路例を示す図である。
【図5】データ線駆動回路のイネーブルスクランブル回
路の回路構成を示す図である。
【図6】データ線駆動回路の双方向シフトレジスタに含
まれるクロックドインバータの構成を示す図である。
【図7】データ線駆動回路の各種信号のタイミングチャ
ートを示す図であり、双方向シフトレジスタのシフト方
向を右方向に設定した場合の図である。
【図8】データ線駆動回路の各種信号のタイミングチャ
ートを示す図であり、双方向シフトレジスタのシフト方
向を左方向に設定した場合の図である。
【図9】従来の液晶装置のデータ線駆動回路における双
方向シフトレジスタの構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・TFTアレイ基板 2・・・タイミングジェネレータ 11・・・画素電極 30・・・TFT 31・・・走査線 31’・・・容量線 35・・・データ線 37・・・スイッチ 41・・・双方向方向シフトレジスタ 42・・・クロックスクランブル回路 43、44・・・イネーブル回路 45・・・イネーブルスクランブル回路 101・・・データ線駆動回路 102・・・走査線駆動回路 103・・・サンプリング回路 111〜118・・・クロックドインバータ 121〜124・・・トランスミッションゲート 131、132・・・NAND回路 133・・・NOR回路 134〜136・・・インバータ 141〜144・・・トランスミッションゲート 200・・・液晶装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA43 NC12 NC13 NC16 NC22 NC34 NC49 NC59 ND50 ND54 NG02 5C006 AB01 AF72 BB16 BC12 BF03 BF11 BF26 BF27 5C080 AA10 BB05 DD21 EE17 FF11 JJ03 JJ04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号が順次供給される複数のデータ
    線と、走査信号が順次供給される複数の走査線と、前記
    複数のデータ線と前記複数の走査線の各交点に対応して
    配置されるマトリクス状の画素を駆動する電気光学装置
    の駆動装置であって、 シフト開始パルスをクロック信号に従って順次シフトし
    て、出力段数がn(nは偶数)段の各段から出力信号を
    出力すると共に、シフト方向を第1方向又は該第1方向
    と反対の第2方向のいずれかに切り換えて設定可能な双
    方向シフトレジスタと、 前記出力信号に基づくサンプリング信号を用いて前記画
    像信号をサンプリングしてそれぞれ1又は複数の前記デ
    ータ線からなるn個のデータ線群に順次供給するサンプ
    リング手段と、 前記クロック信号として、互いに極性の反転した第1ク
    ロック信号及び第2クロック信号を生成するクロック信
    号生成手段と、 前記双方向シフトレジスタが前記第1方向又は前記第2
    方向のいずれに設定されている場合も、奇数段を前記第
    1クロック信号に従ってシフトさせると共に、偶数段を
    前記第2クロック信号に従ってシフトさせるように前記
    双方向シフトレジスタに対するクロック信号の供給を制
    御するクロック信号供給制御手段と、 を備えることを特徴とする電気光学装置の駆動装置。
  2. 【請求項2】 イネーブル信号により前記出力信号を所
    定のパルス幅に制限して前記サンプリング信号を出力す
    るイネーブル回路と、 前記イネーブル信号として、互いに略半周期だけ位相が
    異なる第1イネーブル信号及び第2イネーブル信号を生
    成するイネーブル信号生成手段と、 前記双方向シフトレジスタが前記第1方向又は前記第2
    方向のいずれに設定されている場合も、前記イネーブル
    回路において、奇数段の前記出力信号に対し前記第1イ
    ネーブル信号を用い、偶数段の前記出力信号に前記第2
    イネーブル信号を用いるように前記イネーブル回路に対
    するイネーブル信号の供給を制御するイネーブル信号供
    給制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電気光
    学装置の駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電気光学
    装置の駆動装置を備えることを特徴とする電気光学装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電気光学装置を備える
    ことを特徴とする電子機器。
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