JP2001228743A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001228743A
JP2001228743A JP2000036560A JP2000036560A JP2001228743A JP 2001228743 A JP2001228743 A JP 2001228743A JP 2000036560 A JP2000036560 A JP 2000036560A JP 2000036560 A JP2000036560 A JP 2000036560A JP 2001228743 A JP2001228743 A JP 2001228743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
image
image forming
forming apparatus
intermediate transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000036560A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohide Shiozawa
元英 塩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000036560A priority Critical patent/JP2001228743A/ja
Publication of JP2001228743A publication Critical patent/JP2001228743A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、第二像担持体を加熱するための加
熱手段を別途設けることなく、高温環境下での装置内の
過昇温の防止を図りつつ低温環境下の装置起動時におい
ても装置内温度を効率的に上昇させ第二像担持体の温度
を所定温度範囲内に維持し、装置内外温度差による第二
像担持体の結露や第二像担持体の電気抵抗変化による転
写不良等の画像不良の防止を図ることができる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 画像形成待機時に、CPU10を、排気
ファン11及びヒータ9の動作を中断可能な第一休止モ
ードと、ヒータ9が画像形成装置内の温度を所定温度範
囲内に維持するよう動作すると共に排気ファン11の動
作を中断可能な第二休止モードとのいずれかに切り換え
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真方式を採用する
複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置、特に
フルカラー画像形成装置の中には、第一像担持体たる感
光体と、第二像担持体たる中間転写体とを備え、感光体
の表面に形成された現像剤像を、一旦、中間転写体の表
面に一次転写させ、中間転写体から記録媒体に二次転写
させて画像を得る画像形成装置が知られており、実用に
供されている。
【0003】かかる画像形成装置は、感光体の周囲に、
感光体の回転方向に沿って順に、一次帯電部材、露光部
材、現像装置たる現像器、中間転写体、クリーナーが配
設されている。又、中間転写体の周囲には、中間転写体
の回転方向に沿って順に、感光体の該回転方向下流側に
二次転写手段たる二次転写部材、必要に応じて中間転写
体のクリーニング手段等が配置されている。更に、中間
転写体と二次転写部材の対向部である二次転写部の記録
媒体搬送方向下流には、定着装置たる定着器が配設され
ている。
【0004】かかる画像形成装置にあっては、先ず、コ
ロナ帯電器やローラ帯電器等の一次帯電部材によって感
光体の表面が一様に例えば−550Vに帯電される。次
いで、帯電された感光体表面にレーザー等の露光手段に
よって画像パターンが露光され、感光体表面の露光部の
表面電位が−150V程度まで減衰し、露光部と未露光
部には電位差が生じて感光体表面に静電潜像が形成され
る。そして、該静電潜像が形成された感光体表面に現像
器によってネガ帯電性の現像剤たるトナーが付与される
ことにより、帯電された現像剤が露光部に付着し、上記
静電潜像がトナー画像として可視画像化される。
【0005】次に、中間転写体の感光体との対向部であ
る一次転写部で中間転写体にトナーと逆極性の電圧(一
次転写バイアス:Tl)が例えば+300Vの一定値で
印加されることにより、感光体上に現像されたトナー画
像が中間転写体に転写される。
【0006】フルカラー画像形成では、上述の工程を複
数色のトナーについて位置合わせをしながら繰り返すこ
とで中間転写体表面に複数色の重なった画像が形成され
る。
【0007】次に、二次転写部で転写ベルトにトナーと
逆極性の電流(二次転写バイアス:T2)が例えば+2
0μAの一定値で印加されることにより、中間転写体上
に形成された単色若しくは複数色のトナー画像が紙等の
記録媒体に転写される。更に、中間転写体からトナー像
の転写を受けた記録媒体は、二次転写ベルトによって吸
着搬送され定着装置たる定着器に送り込まれ、内蔵され
る加熱手段たるヒータや外部の加熱手段によって加熱さ
れる一対の定着体及び加圧体たるローラ対の間に通紙さ
れながら加熱及び加圧されることにより、上記トナー画
像が混色と同時に上記記録媒体に定着され、フルカラー
画像が得られる。
【0008】よって、中間転写体を使用したフルカラー
画像形成装置は、一次転写工程を色毎に繰り返す際に紙
等の記録媒体の影響を受けることが無く、多色画像の安
定した形成が可能で、記録媒体を転写ドラムに巻き付け
る必要がないため、記録媒体の搬送経路を直線状に構成
でさるので薄紙、厚紙、封筒等の多種の転写材の使用が
可能であること等の利点を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
画像形成装置にあっては、中間転写体が一般的にゴムや
樹脂等に抵抗調整剤等を添加した弾性層とその表面に樹
脂等をコートした表層とからなるため、中間転写体がイ
オン導電剤を用いて抵抗調整されている場合、装置の雰
囲気温度によって電気的抵抗が一定とならず、低温環境
下では比較的高抵抗となり、高温環境下では比較的低抵
抗となってしまう。そのため、二次転写バイアスを定電
圧制御した場合、記録媒体の電気抵抗値、或いは記録媒
体に転写されるトナーの量によって電流量が一定になら
ないので、かかる画像形成装置では一般的に二次転写バ
イアスを定電流制御していることが多く、低温環境下で
中間転写体の電気抵抗が高くなるほど二次転写部での電
圧は高くなり、白い斑点状の転写不良や、再転写による
濃度低下等の画像不良となる虞があった。
【0010】又、フルカラープリンタは、プリント時の
色ずれが印刷結果の品質低下となるため中間転写体上で
の各色の印字位置精度が要求されており、中間転写体の
変形による印字位置精度の狂いを抑えるためには、金属
等剛性のある芯金上に中間転写体を形成したドラム状中
間転写体が効果的である。しかし、芯金強度をもたせる
ために芯金を厚くするほど中間転写ドラム全体の熱容量
が大きくなってしまい、周囲の温度変化に追従しにくく
なってしまう。例えば、冬期の朝に装置の設置環境が暖
房によって短時間で温度上昇した場合に、中間転写体の
温度は室温変化に追従しきれずに室温と中間転写体の温
度差が生じ、中間転写体の表面に結霧が発生してトナー
画像の転写が良好に行われず、その結果画像不良となる
可能性があった。
【0011】上述の画像不良を防止する手段として、機
内を暖めるための専用のヒータを設けたり、定着装置を
稼動させて機内を暖める画像形成装置が提案されてい
る。例えば、特開平11−038861写公報において
は、排気手段を動作させて機外の空気を取り込むことで
機内、機外の温度差を小さくし、更に、定着装置の熱を
利用して機内を暖める方法を採っている。しかしなが
ら、上記方法では、冬の朝に装置の電源を入れた場合に
は、周囲の雰囲気温度が低いうちは排気手段の動作によ
って機外の冷たい空気を機内に取り込んでしまい機内の
濃度が低下する場合もある。又、同様の理由で、定着装
置の熱も効率的に機内の温度上昇に寄与しない場合があ
る。更に、機内、機外の温度差に基づいて定着装置を動
作させているため、夏期は機内の過昇温が懸念される。
特に、上述の画像形成装置のような構成の場合、即ち、
複数の現像器と1つの感光体と中間転写体とを用いた画
像形成装置の場合は、図5に示すように、現像器の下側
に定着器が配置される場合が多いが、上記構成において
機内の過昇温は現像器の温度上昇を招き現像器内のトナ
ーの固着につながる虞がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明は、記録媒体に現像剤像を形成する像形成手段と、
記録媒体に形成された現像剤像を加熱定着する定着手段
と、機内を冷却する冷却手段と、を有する画像形成装置
において、装置が休止状態の時に、前記定着手段の作動
および前記冷却手段の作動を共に停止状態にする第一休
止モードと、前記定着手段を設定温度に維持するように
制御し且つ前記冷却手段の作動を停止状態にする第二休
止モードと、を設定できることを特徴とする画像形成装
置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0014】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0015】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の一例としてネガプロセスを用いたフルカラーレーザビ
ームプリンタ(以下、プリンタという)の概略構成を示
す断面図である。
【0016】最初に、本実施形態にかかるプリンタの画
像形成工程について説明する。
【0017】かかるプリンタは、図1に示すように、矢
印方向に回転する第一像担持体たる感光体1を備えてお
り、感光体1の周囲にその回転方向に沿って順に上流か
ら、感光体1の表面をマイナス極性に一様に帯電する一
次帯電器2、画像信号に基づいて感光体1を露光して静
電潜像を形成するレーザー露光装置3、静電潜像に現像
剤たるトナーを付着させて現像する現像手段たる現像器
4,5が配設されている。
【0018】又、かかるプリンタは、感光体1の現像器
4,5との対向部である現像位置の上記回転方向下流側
に、第二像担持体たる中間転写体6が配設されている。
【0019】更に、かかるプリンタは、中間転写体6の
回転方向下流側に、二次転写手段たる二次転写ベルト7
が配設され、二次転写ベルト7の紙搬送方向の下流には
定着手段たる定着器8が配設されている。
【0020】又、かかるプリンタは、装置内の気体を外
部へ排出可能な排気手段(冷却手段)たる排気ファン1
1を備えている。
【0021】かかるプリンタにあっては、先ず、例え
ば、感光体1表面が、一次帯電器2によって−550V
に均一に帯電された後、レーザー露光装置3によって画
像パターンが露光されて感光体1表面に静電潜像が形成
される。尚、露光後の感光体1表面は、未露光部分電位
(VD)が−550V、露光部分電位(VL)は−15
0Vとなる。
【0022】現像器4,5に備えられた現像スリーブ
(図示せず)に−350Vの現像バイアスが印加される
ことにより感光体1に負帯電性の現像剤たるネガトナー
が付与され、感光体1の表面電位の低いVL部は現像さ
れ、上記静電潜像はトナー像として顕像化される。
【0023】中間転写体6は、円筒状で導電性支持体と
して金属の芯金に、少なくともゴム、エラストマー、樹
脂からなる弾性層を有するローラ形状をなし、更にはそ
の弾性層の上層に一層以上の被覆層を有するドラム形状
のものである。又、本実施形態では、中間転写体6は、
一次転写手段を兼ねていて、感光体1とほぼ等速の周速
度で回転している。中間転写体6の芯金に一次転写バイ
アス(Tl)として+300Vが印加され、感光体1上
のトナー像は、感光体1と中間転写体6との間に形成さ
れる一次転写ニップ部において感光体1のVL部と中間
転写体6との間に生じる450Vの電位差によって中間
転写体6に転写される。上記工程をイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、フラック(K)の四色の
トナーについて繰り返すことで中間転写体6上に四色の
版が重なった画像が形成される。
【0024】次に、二次転写ベルト7を中間転写体6に
加圧して2次転写ニップを形成し、中間転写体6上の画
像先端と同期させて紙等の記録媒体を2次転写ニップに
送り込む。そして、二次転写ベルト7に+20μAの2
次転写バイアスが印加され、中間転写体6上のトナー画
像は紙に転写される。
【0025】トナー像の転写された紙は定着器8に送り
込まれ、記録紙が定着器8を通過すると、熱及び圧力に
よってトナー像は混色と同時に紙に定着され、フルカラ
ー画像が得られる。
【0026】次に、定着器8及び排気ファン11につい
て詳細に説明する。
【0027】定着器8は、互いに圧接回転する定着体た
る定着ローラ81と、加圧体たる加圧ローラ83と、加
熱手段たるヒータ82とを備え、定着ローラ81及び加
圧ローラ83は互いに圧接回転し、定着ローラ81はヒ
ータ82によって加熱されている。
【0028】又、定着器8は、定着ローラ81の表面温
度を検知するセンサ9が設けられており、CPU10
は、センサ9の出力値が設定値を維持するようにヒータ
82への電力の供給をON/OFF制御している。本実
施形態では、プリント時に定着ローラ81の温度が18
0℃になるように制御されている。
【0029】排気手段としての排気ファン11は、装置
内の空気を機外に放出し、これによって装置の外装の吸
気Dや隙間等から機外の空気が機内に導入されるように
なっている。本実施形態では、定着器8が一定以上の温
度の場合に、排気ファン11を動作させて機内の過昇温
を防止している(図2)。
【0030】本実施形態にかかる排気ファン11及びヒ
ータ82は、サービスマンによって第一休止モード及び
第二休止モードの二つのモードのいずれかに切り換えら
れ駆動するようになっている。尚、休止モードとは、装
置を長時間使用しない時に自動的に設定されるもので、
装置の電源は入っているものの、節電のために消費電力
を極力抑えたモードであり、プリント命令が入った場
合、プリント可能になるまでしばらくの間待ち時間を必
要とする。
【0031】ここで、第一休止モードについて説明す
る。
【0032】第一休止モードの場合には、定着器8の温
調制御を停止し、現像器4,5周辺温度が十分に温度低
下するまで一定時間排気ファン11を動作させ、その後
排気ファン11が停止することでプリンタの未使用時の
消費電力の低減を図っている。
【0033】室温5℃の環境下で装置を第一休止モード
にした場合の中間転写体6の温度は、時間とともに低下
して翌朝約10時間後には最終的には室温とほぼ同じ5
℃になった(図3)。
【0034】その後、装置の電源をONして、定着器8
を通常の温調制御としたところ機内昇温により中間転写
体6の温度は約9℃になった。その状態で、画像出力を
行ったところ、20μAの定電流制御で二次転写した場
合の出力電圧は2.4kVであり、トナーが転写された
画像部分には白い斑点状の転写不良や、再転写による濃
度低下等の画像不良が発生した。更に、装置の置かれて
いる環境を25℃、50%に加温、加湿して画像出力を
行ったところ中間転写体表面に結霧が発生し転写不良が
起こり、更に水滴によって中間転写体に表面にトナーが
付着し中間転写体のクリーニンク不良による画像不良が
発生した。
【0035】尚、実験として装置の休止状態で定着器8
を通常のスタンバイ時の温調温度とし、機内昇温が起こ
らないように排気ファン11を動作させて同じく5℃の
環境下で放置したところ、図3に示すように機内の温度
の下降はやや緩やかではあるものの約10時間後には第
一休止モードと同じく機内温度はほぼ室温と同じになっ
た。この場合の画像不良や結露の発生状況も従来と同じ
であった。
【0036】次に、第二休止モードについて説明する。
【0037】先ず、現像器4,5周辺温度が十分に温度
低下するまで一定時間排気ファン11を動作させる。そ
の後に機外の冷たい空気を機内に取り込まないように排
気ファン11を停止させる。これによって、機内の温度
低下は緩やかになる。次に、定着器8の温度をプリント
時とは異なる温度に設定する。本実施形態で使用した画
像形成装置のトナーの軟化点温度は60℃であるため、
排気ファン11を動作させなくても機内の特に現像器
4,5周辺温度が軟化点以下となるように検討した結
果、このときの定着器8の温調温度を40℃に設定し
た。
【0038】上述の状態で室温5℃の環境下で装置を放
置した後の10時間後の中間転写体6の温度は12℃で
あった(図3)。
【0039】次に、装置の電源をONにして定着器8を
通常の温調制御としたところ機内昇温により中間転写体
6の温度は約16℃になった。その状態で、画像出力を
行ったところ、20μAの定電流制御で二次転写した場
合の出力電圧は2.0kVであり白い斑点状の転写不良
や、再転写による濃度低下等の画像不良は見られなかっ
た。又、設置環境を25℃、50%に加温、加湿しても
中間転写体表面に結露の発生はなく、画像不良も発生し
なかった。
【0040】本実施形態では、第一休止モード又は第二
休止モードの切り換えをサービスマンの操作によってど
ららかを選択できるようになっており、上述のような低
温時の現象が起こりにくい春、夏、秋は第一休止モード
を使用し、冬期のみ第二休止モードを使用することが可
能である。これによって、装置の消費電力の低減を図り
つつ、低温環境下における中間転写体の結露、抵抗値変
化による画像不良を防止することができる。
【0041】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
も構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0042】本実施形態では、図4に示すように、中間
転写体6の温度を検知する温度検知手段たる濃度検知セ
ンサ12を備えており、CPU10が、中間転写体6の
温度に基づいて第一休止モード又は第二休止モードに切
り換えるよう構成されている。
【0043】例えば、プリンタの使用状態を25℃、5
0%と想定した場合には1kgの空気中の絶対水分量は
約10.4gであり、この環境下における露点は約14
℃である。従って、上記環境下において中間転写体6の
結露を防ぐためには中間転写体6の温度を14℃以上に
すればよい。
【0044】本実施形態では、モード切り換えの基準と
なる温度を15℃とし、装置がどららかの電源OFF状
態において中間転写体6の温度が15℃以下になると第
二休止モードに入り、定着器8の温調制御が40℃にな
る。一方、中間転写体6の温度が15℃以上になると第
一休止モードに入り、定着器8の温調制御は中断され
る。
【0045】これにより、サービスマンが休止モードの
切り替えを行わなくても、例えば気候の変化により急激
に気温の低下がおきた場合でも、第一の実施形態と同様
の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置の休止状態における消費電力の低減を図りつつ、特に
低温環境における画像不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の外観を示しており、特に
排気ファンによる空気の流れを示した斜視図である。
【図3】低温環境において加熱手段及び冷却手段の駆動
を切り換えた場合の画像形成装置内の温度変化を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の第二の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
【符号の説明】
1 感光体(第一像担持体) 2 一次帯電器 3 レーザー露光装置 4,5 現像器(現像手段) 6 中間転写体(第二像担持体,一次転写手段) 7 二次転写ベルト(二次転写手段) 8 定着器(定着手段) 9 センサ 10 CPU 11 排気ファン(冷却手段) 12 温度検知センサ(温度検知素子) 81 定着ローラ 82 ヒータ(加熱手段) 83 加圧ローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に現像剤像を形成する像形成手
    段と、記録媒体に形成された現像剤像を加熱定着する定
    着手段と、機内を冷却する冷却手段と、を有する画像形
    成装置において、装置が休止状態の時に、前記定着手段
    の作動および前記冷却手段の作動を共に停止状態にする
    第一休止モードと、前記定着手段を設定温度に維持する
    ように制御し且つ前記冷却手段の作動を停止状態にする
    第二休止モードと、を設定できることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 第二休止モード時の前記定着手段の設定
    温度は現像剤像を加熱定着する際の設定温度と異なる請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第一休止モードと第二休止モードは手動
    で切り替え可能である請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成手段は、第一像担持体と、第
    一像担持体に形成される潜像を現像する現像手段と、第
    二像担持体と、第一像担持体から第二像担持体へ現像剤
    像を転写させる第一転写手段と、第二像担持体から記録
    媒体へ現像剤像を転写させる第二転写手段と、を有する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は更に、装置内の温度を検知す
    る温度検知素子を有し、この温度検知素子の検知温度に
    応じて第一休止モードまたは第二休止モードが自動的に
    設定される請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記温度検知素子は前記第二像担持体の
    温度を検知する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記装置はトナーを用いて画像形成する
    ものであり、第二休止モードの前記定着手段の設定温度
    はトナーの軟化点温度以下である請求項1に記載の画像
    形成装置。
JP2000036560A 2000-02-15 2000-02-15 画像形成装置 Withdrawn JP2001228743A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036560A JP2001228743A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036560A JP2001228743A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001228743A true JP2001228743A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18560592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036560A Withdrawn JP2001228743A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001228743A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110311262A1 (en) * 2010-06-17 2011-12-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2017125959A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110311262A1 (en) * 2010-06-17 2011-12-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8682202B2 (en) * 2010-06-17 2014-03-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus that includes operation control unit controlling a plurality of fans for discharging ozone and a fixing device
JP2017125959A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7127188B2 (en) Image forming apparatus
US7689136B2 (en) Image forming apparatus capable of switching image adjustment process according to an environment condition
EP1473603A1 (en) Image forming apparatus including control means for a pre-transfer potential changing means
JP3196329B2 (ja) 画像形成装置
JP2010102074A (ja) 画像形成装置
JP2001228743A (ja) 画像形成装置
JP2001296759A (ja) 画像形成装置
JP2002278307A (ja) 画像形成装置及びその除電手段のバイアス制御方法
JP4978183B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2002366010A (ja) 画像形成装置
JPH1010955A (ja) 画像形成装置
JP3804470B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4207472B2 (ja) 画像形成装置
JPH10274891A (ja) 画像形成装置
JP2005250104A (ja) 画像形成装置
JP4897642B2 (ja) 画像形成装置
JP4355548B2 (ja) 画像形成装置
JP4310160B2 (ja) 画像形成装置
JP2003029474A (ja) 画像形成装置
JP2001117390A (ja) 画像形成装置
JP2000352882A (ja) 画像形成装置
JP2003122184A (ja) 画像形成装置
JPH10282812A (ja) 画像形成装置
JPH07219385A (ja) 画像形成装置
JPH10240023A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050218

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501