JP4897642B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて所定の記録用紙(記録媒体)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体150と、自動原稿処理装置160とにより構成されている。装置本体150は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
スキャナユニット90で読み取られた画像データは、各種処理が施された後、図示しない画像メモリに一旦記憶され、出力指示に応じて装置本体150で画像形成される。装置本体150では、画像メモリから出力された画像データを感光体ドラム3上に可視画像として再現した後、記録用紙上に転写したトナー像により画像を形成する。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。さらに上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)とした構成が用いられる。
また、レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されている記録用紙を一旦保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端と記録用紙の先端を合わせるタイミングで記録用紙を転写ローラ10に搬送する機能を有している。
また予備帯電器200の近傍には、予備帯電器200周囲の湿度を測定するための図示しない湿度センサが設けられている。予備帯電器200の具体的な構成例は後述する。
各給紙カセット81,82から搬送される記録用紙は用紙搬送路Sの搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送され、記録用紙の先端と中間転写ベルト61上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ10に搬送され、記録用紙上に画像情報が書き込まれる。その後、記録用紙は定着ユニット7を通過することによって記録用紙上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後に配された搬送ローラ12bを経て排紙トレイ91上に排出される。
画像形成装置100は、装置全体の制御を行うメインCPU101を備える。メインCPU101は、本発明の主制御部に該当する。このメインCPU101には、画像処理部102、ROM103、HDD105、画像メモリ106、操作パネル107、NIC(Network Interface Card)108、LSU(Laser Scanning. Unit)109、定着部110、駆動部(モータ、クラッチ、ソレノイド)111、原稿読取部112,及び予備帯電部120が接続されている。
操作パネル107は、入力キー及び液晶表示パネルを備え、装置の状態や利用可能な用紙サイズ、複写倍率等の表示を行うと共に、入力キーにより操作者の操作を受け付けることができる。液晶表示パネルは、液晶画面に触れることで入力が可能な液晶タッチパネルとしてもよい。
以下に予備帯電器の構成及び動作の一例を具体的に説明する。
放電電極201の形状は、中間転写ベルト61の移動方向と直交する方向に均一に伸びた形状であればいずれの形状であってもよい。ただし、誘導電極202との電界集中が起こりやすい形状とするほうが、放電電極201と誘導電極202との間に印加する電圧が低くても、上記両電極間で放電させることができ、できればそのほうが望ましい。本構成例では、図3(B)に示すように、放電電極201は長方形状の電極となっている。
ヒータ電極203としては、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタを使用することができる。PTCサーミスタはある温度範囲で電気抵抗が著しく増加する正の温度係数を持つ半導体であり、温度制御機能を有するヒータとして使用することができる。PTCサーミスタを用いることで一般的なヒータに適用される温度制御を不要にすることができる。
図4に示す回路上の端子T3,T4は、図3(C)に示すヒータ電極203の端子T3,T4にそれぞれ接続するものとする。この構成において、直流電源からの電圧はヒータ電極203と、リレー211のソレノイド212とに供給される。そしてトランジスタ213に入力するヒータ制御信号に従ってソレノイド212の通電が制御されることで、リレー211のオン・オフが制御される。そしてこれにより、ヒータ電極203に対する通電が制御される。ヒータ制御信号は、サブCPU121(図2)から出力されるものである。
利用者が画像形成装置100の操作パネル107を操作することによって印刷開始を指示すると(ステップS1−YES)、メインCPU101からサブCPU121に対して印刷開始が通知され、サブCPU121は、湿度センサにより予備帯電器の周囲湿度の測定を行なう(ステップS2)。そしてサブCPU121は、測定した湿度に基づいて枚数間隔テーブルを参照し、ヒータ電極に電力を供給(ヒータオン)する印刷枚数間隔を設定する(ステップS3)。設定した印刷枚数間隔は、ヒータオンするための特定の記録用紙(記録媒体)の枚数を定めるもので、この枚数間隔テーブルの例は後述する。
つまりここでは、記録用紙上に連続してトナー像を中間転写ベルト上に一次転写するとき、記録用紙に対応する一次転写領域が予備帯電器200を通過して、その一次転写領域の後端が予備帯電器200に到達したときに、ヒータオンにする制御が行われる。
そして時間t2が経過した場合(ステップS14−YES)、サブCPU121は、放電電極201を再びオンにするともに、ヒータ電極203をオフにする(高圧オン、ヒータオフ)制御が行われる(ステップS15)。
タイミングP1は、トナー像の後端に相当するBKレーザのオフタイミングである。サブCPU121は、タイミングP1から時間t1が経過したときに、高圧制御信号をオフにして放電電極201に対する高圧電圧の印加をオフするともに、ヒータ制御信号をオンにしヒータ電極203に対して電力を供給させる(タイミングP2)。
BKレーザオフのタイミングから計測する時間t1は、t1=L1÷Vで表される。図10(A)に示すように、L1は、感光体ドラム3の半周分の長さL3と、感光体ドラム3と中間転写ベルト61との接触位置(一次転写位置)から予備帯電器200までの距離L4との合計である。予備帯電器200までの距離とは、上述のように中間転写ベルト61上で予備帯電器200に対向する位置に到るまでの距離である。またVはプロセス速度、つまり感光体ドラム3の表面の回転線速度=中間転写ベルト61の移動速度である。
図11の枚数間隔テーブルでは、制御を単純化するために予備帯電器200の温度と周囲温度の差が最も大きい状態(ワーストケース)を前提にヒータオンの間隔を決定している。
Claims (10)
- 感光体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトに一次転写し、該一次転写された前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体上に二次転写する画像形成装置であって、
前記中間転写ベルト上のトナー像を前記二次転写する前に予備帯電する予備帯電器と、前記予備帯電器を加熱するヒータと、前記予備帯電器の周囲湿度を測定する湿度センサと、前記予備帯電器への高圧電圧の印加制御及び前記ヒータへの電力供給制御を行う制御部とを備え、
該制御部は、前記高圧電圧が印加されていないタイミングで前記ヒータへの電力供給を行い、該ヒータへの電力供給の制御を、前記湿度センサで測定した周囲湿度に基づいて変化させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、複数の記録媒体上に連続してトナー像を前記中間転写ベルトに一次転写するとき、前記制御部は、前記中間転写ベルト上のトナー像の一次転写領域のうち、特定の枚数の記録媒体に対応する一次転写領域が前記予備帯電器を通過するごとに、前記ヒータへの電力供給を行う制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記ヒータへの電力供給を行う際に、特定の枚数の記録媒体に対応する一次転写領域が前記予備帯電器を通過した後、次の記録媒体に対応する前記一次転写領域が前記予備帯電器に到るまでの間に、前記ヒータへの電力供給を行う制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2または3に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記特定の枚数を前記周囲湿度に応じて変化させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2〜4のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、前記記録媒体上に二次転写されたトナー像を熱定着させるための定着部を備え、前記制御部は、前記特定の枚数の記録媒体に対応する一次転写領域が前記特定領域を通過するごとに前記ヒータへの電力供給を行う制御に加えて、前記定着部のウォームアップ開始のタイミングで前記ヒータへの電力供給を行う制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2〜5のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、複数色のトナー像に対応するための複数の感光体ドラムと、該感光体ドラムにレーザを露光するレーザ光学系とを備え、前記制御部は、前記複数色のトナー像に対応した感光体ドラムのうち、黒色に対応した感光体ドラムに対するレーザの露光タイミングを使用して、前記ヒータへの電力制御のタイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2〜6のいずれか1に記載の画像形成装置において、前記周囲湿度に応じて前記特定の枚数を設定するテーブルを記憶する記憶手段を有し、前記制御部は、前記記憶手段に記憶したテーブルを参照して前記ヒータへの電力供給を行うタイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜7のいずれか1に記載の画像形成装置において、該画像形成装置全体の動作を制御する主制御部を備え、前記制御部は、前記主制御部からの制御信号に応じて前記予備帯電器への高圧電圧の印加制御及び前記ヒータへの電力供給制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜8のいずれか1に記載の画像形成装置において、前記予備帯電器の温度と該予備帯電器の周囲温度との差を測定する温度センサを備え、前記制御部は、前記湿度センサにより測定した湿度と、前記温度センサにより測定した前記予備帯電器の温度と前記周囲温度との差に基づいて、前記予備帯電器への高圧電圧の印加制御及び前記ヒータへの電力供給制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜9のいずれか1に記載の画像形成装置において、前記ヒータとしてPTCサーミスタを備えることを特徴とする画像形成装置。
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