JP4978183B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式の画像形成装置と画像形成方法に関し、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはこれらの機能を複合的に備えた複合機等の画像形成装置と、これらの画像形成装置を用いて画像を形成する画像形成方法に関する。
カラー画像形成装置として、所謂4サイクル方式または所謂タンデム方式の画像形成装置が知られている。これらのカラー画像形成装置では、静電潜像担持体の表面に形成されたトナー像が、静電潜像担持体と一次転写ローラとのニップ部で、このニップ部を通る中間転写体へ転写(一次転写)され、一次転写により4色のトナー像が中間転写体上に重ねられることでフルカラーの画像が形成される。このフルカラー画像は、中間転写体と二次転写ローラとのニップ部において、このニップ部を通る用紙等の被転写材へ転写(二次転写)される。
一次転写の際、静電潜像担持体と一次転写ローラとの間に、トナーを静電潜像担持体から中間転写体へ移動させる電界を形成するため、一次転写ローラにはトナーの極性と反対側の極性の転写電圧が印加される。同様に、二次転写の際、中間転写体と二次転写ローラとの間に、トナーを中間転写体から被転写材へ移動させる電界を形成するため、二次転写ローラにはトナーの極性と反対側の極性の転写電圧が印加される。
そのため、一次転写ローラおよび二次転写ローラとしては、導電性を有するローラが用いられ、近年、電気抵抗の均一性に優れたイオン導電性ローラが多く用いられている。イオン導電性ローラを一次転写ローラまたは二次転写ローラとして用いると、高い転写性能が得られるため、画質の向上を図ることができる。
しかし、イオン導電性ローラは、機内の温湿環境の変化によって電気抵抗値が大きく変化するため、電気抵抗値の変化に伴って、ローラに印加すべき最適な転写電圧の大きさも変化する。そのため、一次転写ローラまたは二次転写ローラとしてイオン導電性ローラを用いる場合、ローラに印加する転写電圧の大きさを、ローラの電気抵抗値の変化に応じて制御する必要がある。
転写電圧を制御する方法の一つとして、ATVC(Auto Transfer Voltage Control)制御が提案されている。ATVC制御は、転写ローラに定電流を流したときの電圧を電気抵抗値の代用値として検出する検出動作を行った後、検出した電圧と、予め設定されたテーブルおよび演算式とに基づき、最適な転写電圧を決定するものである。なお、ATVC制御は、一次転写ローラの転写電圧と二次転写ローラの転写電圧のいずれにも用いられる制御であり、例えば特許文献1には、一次転写ローラについてのATVC制御の具体的な構成が開示されている。
特開2003−156916号公報
ところで、二次転写ローラとしてイオン導電性ローラを用いる場合、連続プリント中の機内温度の上昇に伴う二次転写ローラの電気抵抗の変化に対応するため、二次転写ローラの近傍に温湿度センサを設置して、二次転写ローラ近傍の機内環境の変化に応じて、ATVC制御の検出動作を実行する技術が提案されている。
しかし、温湿度センサを用いると、コストが増大する問題や、二次転写ローラ近傍の機内環境を正確に検知するための温湿度センサの位置決めが困難となる問題などが生じる。
このような問題に鑑みて、ATVC制御の検出動作を、連続プリント中の一定のプリント枚数おきに行う技術が提案されている。
しかし、連続プリント中の一定のプリント枚数おきにATVC制御の検出動作を行う設定では、連続プリント中において、常に二次転写ローラに適切な転写電圧を印加するためには、ATVC制御の検出動作が短い間隔で頻繁に実行されるように設定する必要があり、プリント生産性が低下してしまう。
そこで、本発明は、ATVC制御の検出動作が実行される頻度を低減しつつ、転写ローラに適切な転写電圧を印加した状態で画像形成動作を実行できる画像形成装置、および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
像担持体上のトナー像を被転写材へ転写させるため、上記像担持体と共に上記被転写材を挟圧する転写ローラと、
該転写ローラに転写電圧を印加する転写電圧印加装置と、
上記転写ローラの電気抵抗値または該電気抵抗値の代用値の検出動作の後に該電気抵抗値または代用値の大きさに応じた最適な上記転写電圧の大きさを決定するATVC制御を行う制御部とを備えた画像形成装置であって、
上記制御部では、連続プリント中において、上記ATVC制御の上記検出動作が、上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに応じて予め設定された複数の検出間隔のうち、直前の上記検出動作で検出された上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに対応する検出間隔を空けて実行されるように設定されていることを特徴とする。
本発明に係る画像形成方法は、
像担持体上のトナー像を被転写材へ転写させるため、上記像担持体と共に上記被転写材を挟圧する転写ローラと、
該転写ローラに転写電圧を印加する転写電圧印加装置とを備えた画像形成装置を用いて、
上記転写ローラの電気抵抗値または該電気抵抗値の代用値の検出動作の後に該電気抵抗値または代用値の大きさに応じた最適な上記転写電圧の大きさを決定するATVC制御を行う画像形成方法であって、
連続プリント中において、上記ATVC制御の上記検出動作を、上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに応じて予め設定された複数の検出間隔のうち、直前の上記検出動作で検出された上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに対応する検出間隔を空けて実行することを特徴とする。
本発明によれば、連続プリント中において、ATVC制御の検出動作が所定の検出間隔で行われ、その検出間隔が、転写ローラの電気抵抗値または該電気抵抗値の代用値の大きさに応じて複数設定される。そのため、転写ローラの電気抵抗値の変化量が小さいとき、転写ローラの電気抵抗値またはその代用値に応じて検出間隔を大きく設定することで、ATVC制御の検出動作の頻度を低減できる。他方、転写ローラの電気抵抗値の変化量が大きいとき、転写ローラの電気抵抗値またはその代用値に応じて検出間隔を比較的小さく設定することで、ATVC制御を適切な頻度で行い、転写ローラに適切な転写電圧を印加できる。したがって、転写ローラの電気抵抗値またはその代用値に応じて、ATVC制御の頻度を低減しつつ、転写ローラに適切な転写電圧を印加した状態で画像形成動作を実行できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2の概略構成を示す。
画像形成装置2は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等の電子写真式画像形成装置である。現在、電子写真方式の画像形成装置として種々の形態のものが提案されているが、図示する画像形成装置は、所謂4サイクル方式のカラー画像形成装置である。ただし、本発明は、この種の画像形成装置にのみ適用されるものではなく、他の形態の画像形成装置、例えば、所謂タンデム方式のカラー画像形成装置、または一つの現像装置しか備えていないモノクロ画像形成装置にも等しく適用できる。
画像形成装置2は、その内部のほぼ中央部に像担持体としての感光体4を備えている。感光体4は、図示しない駆動モータにより図中時計回り方向に回転駆動される。
感光体4の周囲にはその回転方向(図中時計回り方向)に沿って順に、感光体4の表面を一様に帯電させる帯電装置(図の例ではスコロトロン帯電器)8と、感光体4上に各色の静電潜像を順次形成するための露光装置10と、各色のトナーを感光体4に順次供給し、これにより静電潜像を顕在化する現像装置12と、感光体4上のトナー像を後述の中間転写ベルト30へ転写させるため、感光体4と共に中間転写ベルト30を挟圧する一次転写ローラ14と、感光体用クリーニングブレード16が配置されている。
現像装置12は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容した4つの現像器18(18Y,18M,18C,18K)を図中時計回り方向に90°ずつずらして現像器ラック20に順次取り付けたもので、軸21を中心に図中反時計回り方向に回転可能となっている。現像装置12は、感光体4上に各色の静電潜像が形成されるごとに、対応する現像器18の現像ローラ22(22Y,22M,22C,22K)が感光体4に近接又は接触する現像位置に移動するように回転する。現像ローラ22には、図示しない電源より所定の現像バイアス電圧が適宜印加される。
各現像器18には、一成分トナーまたは二成分トナーが収容されている。なお、図示は省略するが、各現像器18は、現像ローラ22にトナーを供給する供給ローラと、現像ローラ22に担持されたトナーの層厚を規制するとともに、そのトナー層を所定の帯電量に帯電させる規制部材を有している。
感光体用クリーニングブレード16は、その先端において感光体4の表面に当接しており、このブレード16により、一次転写後において感光体4の表面に残留するトナーが掻き取られる。
感光体4の上側には、中間転写体として中間転写ベルト30が配置されている。中間転写ベルト30は、複数のローラ14,32,34,36,38の外周部に支持されて図中反時計回り方向に回転駆動される。ローラ32は図示しない駆動モータに連結され、このローラ32の回転に伴って残りのローラ14,34,36,38が従動回転する。
画像形成装置2は、中間転写ベルト30上に4色のトナー像を重ねて転写させることによりカラー画像を形成するカラーモードと、中間転写ベルト30上にブラックのトナー像のみを転写させることによりモノクロ画像を形成するモノクロモードとの間で切り替え可能となっている。
中間転写ベルト30の内側には、上述の一次転写ローラ14が、中間転写ベルト30を挟んで感光体4に対向して配置されている。一次転写ローラ14は、中間転写ベルト30に常時圧接した状態で設けられている。
中間転写ベルト30の外側には二次転写ローラ40および中間転写ベルト用クリーニングブレード42が配置されている。
二次転写ローラ40は、中間転写ベルト30のローラ32で支持された部分に圧接した状態と、中間転写ベルト30から離間した状態との間で切り替え可能となっている。二次転写ローラ40としては、イオン導電性を有する素材が用いられ、具体的には、例えば、エピクロルヒドリンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等が用いられる。
二次転写ローラ40と中間転写ベルト30とのニップ部は二次転写領域41を形成しており、二次転写領域41を通る用紙等の記録媒体46は、中間転写ベルト30と二次転写ローラ40とに挟圧される。
二次転写ローラ40には、制御回路26を介して電源24(特許請求の範囲における転写電圧印加装置に対応。)が接続され、この電源24により二次転写ローラ40に転写電圧が印加される。
中間転写ベルト用クリーニングブレード42は、その先端において中間転写ベルト30のローラ36で支持された部分に当接した状態と、中間転写ベルト30から離間した状態との間で切り替え可能となっている。中間転写ベルト用クリーニングブレード42のエッジが中間転写ベルト30に当接した状態では、ブレード42により二次転写後において中間転写ベルト30の表面に残留するトナーが掻き取られる。
画像形成装置2の下部には、給紙カセット44が着脱可能に配置されている。給紙カセット44内に積載収容された記録媒体46は、給紙カセット44に積載された記録媒体46の先端近傍に対向した位置に配置された給紙部材48の回転によって最上部のものから1枚ずつ搬送路50に送り出される。
搬送路50は、給紙カセット44から、タイミングローラ対52のニップ部、二次転写領域41、定着ローラ対56のニップ部、および排紙ローラ対60のニップ部を通って、画像形成装置2の上部に設けられた排紙部64まで延びている。
画像形成装置2の上部には、所定の検出動作の後に二次転写ローラ40に印加される最適な転写電圧Vtの大きさを決定するATVC制御を行う制御部66が設けられている。ただし、画像形成装置2において制御部66が配置される位置は特に限定されるものではない。ATVC制御については後述する。
次に、画像形成装置2のカラーモードにおける画像形成動作について説明する。
先ず、制御部66において外部端末又は操作部から送信されたプリント信号を受信すると、感光体4および中間転写ベルト30が所定のタイミングで回転駆動を開始する。
続いて、感光体4表面の帯電電位を安定させるための帯電処理が開始されるとともに、現像器ラック20が回転駆動して、イエローのトナーを収容した現像器18Yが感光体4に対向配置される。
その後、所定のタイミングで感光体4の露光が行われるとともに、イエローのトナーを収容した現像器18Yの駆動が開始される。また、所定のタイミングで、一次転写ローラ14に転写電圧が印加される。
感光体4の露光が行われると、感光体4上にイエロー画像用の静電潜像が形成され、その静電潜像は、現像器18Yから供給されるイエローのトナーにより顕在化される。このようにして感光体4上に形成されたイエローのトナー像は、感光体4の回転により、中間転写ベルト30を挟んで一次転写ローラ14と対向する一次転写領域に達すると、感光体4から中間転写ベルト30上へ一次転写される。
一次転写後、感光体4上に残留したトナーは、感光体4とクリーニングブレード16との当接部に達すると、クリーニングブレード16のエッジで掻き取られる。
イエローのトナーを収容した現像器18Yは、所定のタイミングで駆動が停止され、イエロー画像の現像および一次転写が終了する。その後、再び感光体4の帯電処理が行われるとともに、現像器ラック20が回転駆動して、マゼンタのトナーを収容した現像器18Mが感光体4に対向配置される。
続いて、イエローのトナー像を形成する時と同様、マゼンタ画像の現像および一次転写、並びにクリーニングブレードによる感光体4表面の清掃が行われる。マゼンタのトナー像は、一次転写の際、中間転写ベルト30上のイエローのトナー像の上に重ねられて転写される。
同様に、シアンおよびブラックのトナー像も、中間転写ベルト30上に順次一次転写され、中間転写ベルト30上に4色のトナー像が重ね合わせられる。
一方、制御部66は後述するATVC制御を行い、ATVC制御により決定された転写電圧が二次転写ローラ40に印加された後、中間転写ベルト30上で重ね合わされた4色のトナー像が、中間転写ベルト30によって二次転写領域41に搬送される。また、そのタイミングに合わせて、給紙カセット44に収容された記録媒体46が、二次転写領域41に搬送される。
続いて、二次転写領域41において、上記4色のトナー像が中間転写ベルト30から記録媒体46に転写される。トナー像が転写された記録媒体46は、搬送路50のさらに下流側へ搬送され、定着ローラ56によってトナー像が記録媒体46に定着された後、排紙ローラ60によって排紙部64に送り出される。
その後、二次転写ローラ40における転写電圧の印加が、所定のタイミングで停止されるとともに、中間転写ベルト用クリーニングブレード42が、所定のタイミングで中間転写ベルト30に圧接し、二次転写後において中間転写ベルト30上に残留したトナーがブレード42により掻き取られる。
次に、二次転写ローラ40の転写電圧を決定するATVC制御について説明する。
ATVC制御は、機内環境の変化に伴って変化する二次転写ローラ40の電気抵抗の変化に対応して、最適な転写電圧Vtを決定するために行われる制御であり、例えばプリント動作開始時または連続プリント中などに実行される。
連続プリント中に実行されるATVC制御における各処理の流れの具体例を、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ1において、記録媒体46の湿り具合を検知すること等を目的として設置された図示しない温湿度センサにより検知された機内の雰囲気温度と相対湿度が、制御部66により読み込まれ、次のステップ2において、制御部66により、雰囲気温度および相対湿度の情報から算出される絶対湿度の情報に基づき、予め設定された複数(実施形態では15個)の絶対湿度ステップの中から該当する絶対湿度ステップが選択される。
続くステップ3では、制御部66により、画像形成モードの情報が読み込まれる。具体的には、モノクロモードまたはカラーモードのいずれのモードであるかという情報と、片面プリントまたは両面プリントのいずれのモードであるかという情報が読み込まれる。
ステップ4では、ATVC制御の検出動作が行われる。具体的に、二次転写領域41に記録媒体46が無い状態において、電源24により二次転写ローラ40に電圧が印加される。このとき、二次転写ローラ40に供給される電流が所定の大きさの定電流となるように、制御回路26により制御される。
ステップ5では、ステップ4の検出動作により二次転写ローラ40に印加された定電流電圧が、図示しない電圧計等により二次転写ローラ40の電気抵抗値の代用値として検出され、制御部66により検出電圧Vdとして読み込まれる。
続くステップ6では、制御部66により、検出電圧Vdの情報と、予め設定されたテーブル(図3参照)および下記の式(1)とから導かれる電圧が、転写電圧Vtとして決定される。
(転写電圧Vt)=(傾きA)×(検出電圧Vd)+(オフセットB)・・・式(1)
テーブルは、記録媒体46の種類ごとに、記録媒体46の第1面にプリントする場合と、記録媒体46の第2面にプリントする場合との2つのテーブルが設定されている。したがって、転写電圧Vtを決定する際、予め用意された複数のテーブルの中から、記録媒体46の種類、およびプリントされる面(第1面または第2面)の情報に基づき、該当するテーブルが選択される。例えば、図3は、坪量が100g/m2以下である普通紙の第1面にプリントする場合のテーブルを示している。
各テーブルでは、例えば図3に示すように、絶対湿度ステップごとに、カラーモードでプリントする場合の傾きAおよびオフセットBの値と、モノクロモードでプリントする場合の傾きAおよびオフセットBの値が用意されている。したがって、テーブルが選択されると、絶対湿度ステップの情報と、画像形成モード(カラーモードまたはモノクロモード)の情報とに基づき、該当する傾きAの値とオフセットBの値が決定される。こうして決定された傾きAの値とオフセットBの値は、検出電圧Vdの値とともに、上記の式(1)に代入され、これにより、転写電圧Vtが算出されて、ATVC制御が終了する。
ステップ7では、制御部66により、連続プリント枚数が、予め設定された検出間隔A(枚)以下であるか否かが判断される。検出間隔Aについては後に説明する。
ステップ7において、連続プリント枚数が検出間隔A以下であると判断されると、ステップ8に進み、ステップ8において全枚数の連続プリントが実行された後、処理が終了する。他方、ステップ7において、連続プリント枚数が検出間隔Aより多いと判断されると、ステップ9に進む。
ステップ9では、ATVC制御により決定された転写電圧Vtが二次転写ローラ40に印加された状態で、A枚の連続プリントが実行される。
続くステップ10では、ステップ4と同様に、二次転写ローラ40の検出動作が行われる。次のステップ11では、ステップ5と同様に検出電圧Vdが読み込まれ、続くステップ12において、ステップ6と同様に転写電圧Vtが決定されて、ステップ13に進む。
ステップ13では、残りのプリント枚数が検出間隔A以下であるか否かが判断される。
ステップ13において、残りのプリント枚数が検出間隔A以下であると判断されるとステップ8に進み、ステップ8において残りの全枚数の連続プリントが実行された後、処理が終了する。
他方、ステップ13において、残りのプリント枚数が検出間隔Aより多いと判断されるとステップ9に戻り、再び、ステップ9においてA枚の連続プリントが実行された後、検出動作(ステップ10)から転写電圧Vt決定(ステップ12)までの一連の動作を経て、ステップ13へ進む。こうした一連の動作は、残りのプリント枚数が検出間隔A以下となるまで繰り返される。
続いて、二次転写ローラ40近傍の機内環境と検出電圧Vdとの関係を説明した後、ATVC制御の検出動作の頻度を表す検出間隔Aについて説明する。
図4は、二次転写ローラ40近傍の機内環境に関して、絶対湿度が一定であると仮定した場合の雰囲気温度と検出電圧Vdとの関係を示すグラフである。図4に示すように、検出電圧Vdは、特に低湿環境において、雰囲気温度が低いときほど大きくなる。また、検出電圧Vdの変化量は、雰囲気温度が低いときほど大きくなり、雰囲気温度が高いときほど小さくなる。すなわち、検出電圧Vdの変化量は、検出電圧Vdが大きいときほど大きくなり、検出電圧Vdが小さいときほど小さくなる。したがって、検出電圧Vdが比較的小さいときは、検出電圧Vdの変化量が比較的小さいため、ATVC制御の検出動作を頻繁に実行しなくても、良好な二次転写を行うことが可能であるが、検出電圧Vdが比較的大きいときは、検出電圧Vdの変化量が比較的大きいため、ATVC制御の検出動作の頻度を比較的高くすることが好ましい。
このような観点に鑑みて、制御部66では、検出電圧Vdの大きさに応じて、互いに異なる複数の検出間隔Aが設定されている。実施形態では、検出間隔Aが、連続プリント中のプリント枚数により規定されているが、本発明において、検出間隔は、連続プリント開始後の経過時間等によっても規定できる。
図5および図6の下部は、実施形態に係る検出間隔Aの設定を示している。
ここで、図6左部の太線は、検出電圧Vdと転写電圧Vtとの関係を示し、図6左部の矢印で示された領域は、二次転写が良好に行われる範囲(以下、「転写OW」という。)を示している。図6右部の実線は、二次転写ローラ40近傍の雰囲気温度と検出電圧Vdとの関係の具体例を示し、図6右部において上下の破線で挟まれた領域は、二次転写ローラ40のばらつきの範囲を示している。図6下部には、検出電圧Vdに応じて設定された検出間隔Aの具体的数値(図5に記載の数値)が、検出電圧Vdに対応して示されている。
図6左部に示すように、転写電圧Vtは、検出電圧Vdの大きさに応じて決定される。したがって、例えば、二次転写ローラ40近傍の雰囲気温度の上昇に伴って、検出電圧Vdが3500Vから3000Vに低下したとき、検出電圧Vdの低下に伴って転写OWの範囲が変化するが、転写電圧Vtは、検出電圧Vdが低下する前後のいずれにおいても転写OWの範囲内の所定の大きさとなり、二次転写を良好に行うことができる。
図6右部の上側の破線に示すように、二次転写ローラ40の雰囲気温度の変化に伴う検出電圧Vdの変化量が著しく大きい場合、検出間隔Aが従来のように一定であれば、特に検出電圧Vdが大きいとき、ATVC制御の検出動作の頻度が著しく不足し、二次転写ローラ40に不適切な転写電圧が印加された状態で画像形成動作が実行される恐れがある。他方、図6右部の下側の破線に示すように、二次転写ローラ40の雰囲気温度の変化に伴う検出電圧Vdの変化量が著しく小さい場合、検出間隔Aが従来のように一定であれば、特に検出電圧Vdが小さいとき、ATVC制御の検出動作の頻度が過剰となり、連続プリント時のプリント生産性が著しく低下してしまう。
本実施形態に係る検出間隔Aは、図5と図6に示すように、検出間隔Aは、モノクロモードでプリントする場合とカラーモードでプリントする場合とで個別に設定されている。具体的に、検出間隔Aは、モノクロモードのときよりもカラーモードのときの方が小さく設定されている。カラーモードでプリントする場合、モノクロモードでプリントする場合よりも転写OWの範囲が狭いことから、ATVC制御の検出動作の頻度をモノクロモードのときよりも高くした方が好ましいためである。
また、検出間隔Aは、モノクロモードとカラーモードのそれぞれにおいて、片面プリントする場合と両面プリントする場合とで個別に設定されている。具体的に、検出間隔Aは、片面プリントのときよりも両面プリントのときの方が小さく設定されている。両面プリントを行う場合、片面プリントのときよりも転写OWの範囲が狭く、片面プリントのときよりも速く機内の雰囲気温度が上昇することから、ATVC制御の検出動作の頻度をモノクロモードのときよりも高くした方が好ましいためである。
なお、図5および図6下部において、両面プリント時の検出間隔Aの各数値は、両面ともプリントした時点で1枚プリントしたものとしてカウントすることで得られた数値である。
各画像形成モード(モノクロ/カラー、片面/両面)において、検出間隔Aは、検出電圧Vdが小さいときほど大きく設定されている。
具体的に、モノクロモードで片面プリントする場合、検出間隔Aは、検出電圧Vdが3500V以上のときは12枚、検出電圧Vdが3000V以上3500V未満のときは24枚、検出電圧Vdが2500V以上3000V未満のときは36枚、検出電圧Vdが2000V以上2500V未満のときは48枚、検出電圧Vdが1500V以上2000V未満のときは96枚、検出電圧Vdが1000V以上1500V未満のときは182枚、検出電圧Vdが1000V未満のときは182枚に設定されている。
モノクロモードで両面プリントする場合、検出間隔Aは、検出電圧Vdが3500V以上のときは6枚、検出電圧Vdが3000V以上3500V未満のときは12枚、検出電圧Vdが2500V以上3000V未満のときは18枚、検出電圧Vdが2000V以上2500V未満のときは24枚、検出電圧Vdが1500V以上2000V未満のときは48枚、検出電圧Vdが1000V以上1500V未満のときは96枚、検出電圧Vdが1000V未満のときは96枚に設定されている。
カラーモードで片面プリントする場合、検出間隔Aは、検出電圧Vdが3500V以上のときは4枚、検出電圧Vdが3000V以上3500V未満のときは8枚、検出電圧Vdが2500V以上3000V未満のときは12枚、検出電圧Vdが2000V以上2500V未満のときは16枚、検出電圧Vdが1500V以上2000V未満のときは32枚、検出電圧Vdが1000V以上1500V未満のときは64枚、検出電圧Vdが1000V未満のときは64枚に設定されている。
カラーモードで両面プリントする場合、検出間隔Aは、検出電圧Vdが3500V以上のときは2枚、検出電圧Vdが3000V以上3500V未満のときは4枚、検出電圧Vdが2500V以上3000V未満のときは6枚、検出電圧Vdが2000V以上2500V未満のときは8枚、検出電圧Vdが1500V以上2000V未満のときは16枚、検出電圧Vdが1000V以上1500V未満のときは32枚、検出電圧Vdが1000V未満のときは32枚に設定されている。
したがって、検出電圧Vdが小さいときほど、ATVC制御の検出動作の頻度が低くなり、検出電圧Vdが比較的小さいとき、連続プリント時のプリント生産性を良好に維持できる。また、上述したように、検出電圧Vdが小さいときは、検出電圧Vdの変化量が小さいため、ATVC制御の検出動作の頻度が低くても二次転写は良好に行われる。
逆に、検出間隔Aは、検出電圧Vdが大きいときほど小さく設定されているため、検出電圧Vdが大きいときほど、ATVC制御の検出動作の頻度が高くなる。したがって、検出電圧Vdが比較的大きく、検出電圧Vdの変化量が大きいときは、ATVC制御の検出動作が比較的頻繁に実行されるため、やはり二次転写を良好に行える。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、二次転写ローラ40の電気抵抗値の代用値である検出電圧Vdの大きさに応じて、複数の検出間隔Aが設定されている場合について説明したが、検出間隔Aは、二次転写ローラ40の電気抵抗値の大きさに応じて複数設定してもよく、その場合、検出間隔Aは、二次転写ローラ40の電気抵抗値が小さいときほど大きく設定することが好ましい。
また、上述の実施形態では、二次転写ローラに印加する転写電圧の大きさを決定するATVC制御についての構成について説明したが、本発明は、一次転写ローラに印加する転写電圧を決定するATVC制御についても同様に適用できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 連続プリン中に実行されるATVC制御の処理の流れを示すフローチャートである。 ATVC制御の決定に用いられるテーブルの具体例である。 二次転写ローラ近傍の雰囲気温度と検出電圧との関係を示すグラフである。 検出間隔Aの具体的数値を示す表である。 図5に示す検出間隔Aの数値を検出電圧Vdに対応させて示すグラフである。
符号の説明
2:画像形成装置、
24:転写電圧印加装置(電源)、
30:像担持体(中間転写ベルト)、
40:転写ローラ(二次転写ローラ)、
46:被転写材(記録媒体)、
66:制御部。

Claims (6)

  1. 像担持体上のトナー像を被転写材へ転写させるため、上記像担持体と共に上記被転写材を挟圧する転写ローラと、
    該転写ローラに転写電圧を印加する転写電圧印加装置と、
    上記転写ローラの電気抵抗値または該電気抵抗値の代用値の検出動作の後に該電気抵抗値または代用値の大きさに応じた最適な上記転写電圧の大きさを決定するATVC制御を行う制御部とを備えた画像形成装置であって、
    上記制御部では、連続プリント中において、上記ATVC制御の上記検出動作が、上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに応じて予め設定された複数の検出間隔のうち、直前の上記検出動作で検出された上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに対応する検出間隔を空けて実行されるように設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御部では、予め、上記検出間隔が、上記電気抵抗値が小さいときほど大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記検出間隔は、連続プリント中のプリント枚数により規定されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 像担持体上のトナー像を被転写材へ転写させるため、上記像担持体と共に上記被転写材を挟圧する転写ローラと、
    該転写ローラに転写電圧を印加する転写電圧印加装置とを備えた画像形成装置を用いて、
    上記転写ローラの電気抵抗値または該電気抵抗値の代用値の検出動作の後に該電気抵抗値または代用値の大きさに応じた最適な上記転写電圧の大きさを決定するATVC制御を行う画像形成方法であって、
    連続プリント中において、上記ATVC制御の上記検出動作を、上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに応じて予め設定された複数の検出間隔のうち、直前の上記検出動作で検出された上記電気抵抗値または上記代用値の大きさに対応する検出間隔を空けて実行することを特徴とする画像形成方法。
  5. 予め、上記基準値を、上記電気抵抗値が小さいときほど大きく設定しておくことを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 上記検出間隔を、連続プリント中のプリント枚数により規定することを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の画像形成方法。
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