JP2001227310A - 内燃機関用バルブタイミング調整装置 - Google Patents

内燃機関用バルブタイミング調整装置

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JP2001227310A JP2001019153A JP2001019153A JP2001227310A JP 2001227310 A JP2001227310 A JP 2001227310A JP 2001019153 A JP2001019153 A JP 2001019153A JP 2001019153 A JP2001019153 A JP 2001019153A JP 2001227310 A JP2001227310 A JP 2001227310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油通路における油漏れを減少させる内燃機関
用バルブタイミング調整装置を提供する。 【解決手段】 回転支持部材94は、カムシャフト92
と同軸上にベーンロータ99を挟んでカムシャフト92
と反対側に配設され、ボルト15によりベーンロータ9
9およびカムシャフト92に固定されている。回転支持
部材94はベーンロータ99およびカムシャフト92と
ともにシューハウジング93に対して相対回動可能であ
る。回転支持部材94内部の油通路160a、160b
は、当接部81でそれぞれ連通する油通路161a、1
61b、油通路162a、油通路162bを経由してベ
ーンの遅角油圧室、進角油圧室に連通している。このた
め、ベーンロータ99と回転支持部材94間のシール部
材が不要であるとともに、遅角油圧室、進角油圧室内か
らの圧油の逆流をベーンロータ99内で防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)の吸排気弁の開閉タイ
ミングを運転条件に応じて変更するためのバルブタイミ
ング調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンのクランクシャフトと同
期回転するタイミングプーリやチェーンスプロケットを
介してカムシャフトを駆動し、タイミングプーリとカム
シャフトとの相対回動による位相差により吸排気弁の開
閉を行うベーン式のバルブタイミング調整装置が知られ
ている。このようなベーン式のバルブタイミング調整装
置として、特開平1−92504号公報、実開平2−5
0105号公報、特開平5−106412号公報、特開
平5−214907号公報に開示されているものが知ら
れている。このようなベーン式のバルブタイミング調整
装置は、例えばタイミングプーリの内周壁に圧力室を設
け、カムシャフトと一体に回動するベーンを例えば油圧
により進角側または遅角側に回動させて吸排気弁の開閉
タイミングを制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベーン式のバルブタイミング調整装置では、
油圧供給源と圧力室とを接続する油通路に例えばカムジ
ャーナルとカムジャーナルの軸受部との摺動部が介在す
る場合、カムジャーナルと軸受部との摺動クリアランス
から油漏れの発生することがあるため、圧力室内の圧力
を所定圧力に設定できないことがある。すると、吸排気
弁の開閉制御の応答性が低下するとともに吸排気弁の高
精度な開閉制御が困難になるという問題がある。
【0004】また、カムシャフトの回転は大小のトルク
が発生するトルク変動を伴い、このようなカムシャフト
の大トルク発生時、ベーンの駆動油圧がトルク反力に負
けてベーンが押し戻されることによりカムシャフトの揺
動振動が発生する場合がある。このように、油圧駆動
時、カムシャフトが揺動振動しながら所望の進角位置ま
たは遅角位置に回動すると、吸排気弁の開閉制御の応答
性が低下するという問題がある。この問題を解決するた
め、ベーンを油圧制御する油通路中に油圧室からの油の
逆流防止用のチェックバルブを設けることにより、カム
シャフトの大トルク発生時、トルク反力による圧力室か
らの油の逆流を防止するベーン式のバルブタイミング調
整装置が考えられる。しかしながら、逆流防止用のチェ
ックバルブを油通路中に設けたとしても、油通路に介在
する摺動部からの油漏れを減少することはできないの
で、カムシャフトの揺動振動防止効果が低下する。ま
た、圧力室の進角側に油を供給し、遅角側から油を排出
してカムシャフトを進角側に回動させる場合、遅角側か
ら排出される油がチェックバルブにより遮断され油の排
出が困難となる。このため、圧力室の進角側と遅角側と
の圧力差によるカムシャフトの回動ができないかまたは
緩慢な回動速度による回動となり制御不能か応答性の低
下を招くという問題がある。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、油通路における油漏れを減少さ
せ、吸排気弁開閉制御の応答性に優れる精度の高いエン
ジン用バルブタイミング調整装置を提供することを目的
とする。
【0006】本発明の他の目的は、カムシャフトのトル
ク変動に対しても吸排気弁開閉制御の応答性に優れる精
度の高いエンジン用バルブタイミング調整装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1記載のエンジン用バルブタイミング
調整装置は、エンジンのクランクシャフトと同期して回
転する回転伝達部材と、前記回転伝達部材と相対回動可
能なカムシャフトと、前記カムシャフトと一体に回動す
るベーンと、前記ベーンを挟んで前記カムシャフトと反
対側に前記カムシャフトと同軸上に配設され、かつ前記
ベーンとともに回動する回転支持部材と、
【0008】油圧によって前記ベーンを回動させ、前記
回転伝達部材に対して前記カムシャフトを遅角側に相対
回動させる遅角油圧室と、前記遅角油圧室に連通する第
1の油通路と、油圧によって前記ベーンを回動させ、前
記回転伝達部材に対して前記カムシャフトを進角側に相
対回動させる進角油圧室と、
【0009】前記進角油圧室に連通する第2の油通路
と、前記第1の油通路から前記遅角油圧室に油を供給可
能であるとともに、前記第2の油通路から前記進角油圧
室に油を供給可能な油圧供給手段とを備えるエンジン用
バルブタイミング調整装置であって、前記第1の油通路
および前記第2の油通路は、前記回転支持部材の内部を
経て前記ベーン内部に設けられており、前記第1の油通
路および前記第2の油通路は、前記回転支持部材の軸方
向の端面と、ベーンの羽根部を支持する中心円筒部の回
転支持部材と対向する端面との当接部において、それぞ
れ接続し、前記ベーン内部の前記第1の油通路について
は、一方の開口が前記回転支持部材の端面に接続し、他
方の開口が前記遅角油圧室に接続し、前記ベーン内部の
前記第2の油通路については、一方の開口が前記回転支
持部材と対向する端面に接続し、他方の開口が前記進角
油圧室に接続していることを特徴とすることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項2記載のエンジン用バルブ
タイミング調整装置は、請求項1記載のエンジン用バル
ブタイミング調整装置において、前記回転支持部材と前
記回転支持部材の軸受部との間にシール部材を介在させ
ることを特徴とする。本発明の請求項1記載のエンジン
用バルブタイミング調整装置によると、ベーンを挟んで
カムシャフトと反対側に回転支持部材が設けられる。こ
の回転支持部材は、カムシャフトと同軸上に配設され、
かつベーンとともに回動する。そして、前記第1の油通
路および前記第2の油通路は、回転支持部材の軸方向の
端面と、ベーンの羽根部を支持する中心円筒部の回転支
持部材と対向する端面との当接部で接続される。この開
口をもつ端面同士の接続による当接部でのシール性は高
いので、シール部材を用いなくても容易にシール可能で
あり部品点数を減少することができる。第1の油通路お
よび第2の油通路が回転支持部材内部を経てベーン内部
に設けられることにより、回転支持部材内部を経てベー
ン内部に設けられた第1の油通路および第2の油通路
は、摺動部を極力介在させないで連通させることができ
る。このため、第1の油通路および第2の油通路から漏
れる油量を減少することができる。本発明の請求項2記
載のエンジン用バルブタイミング調整装置によると、回
転支持部材と回転支持部材の軸受部との間にシール部材
を介在させることにより、回転支持部材と回転支持部材
の軸受部との摺動部における油漏れを低減できる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず比較例を示し、次いで本発明の実施例を示す。 (比較例)比較例によるエンジン用バルブタイミング調
整装置を図1〜図4に示す。
【0012】タイミングプーリ1は、図示しないタイミ
ングベルトにより駆動力を伝達され、図示しないエンジ
ンのクランクシャフトと同期して回転する。カムシャフ
ト2は、回転伝達部材であるタイミングプーリ1から駆
動力を伝達され、タイミングプーリ1に対し所定の位相
差をおいて回動可能である。タイミングプーリ1および
カムシャフト2は、図1に示す矢印X方向からみて時計
方向に回転する。以下この回転方向を進角方向とする。
【0013】図2および図3に示すように、タイミング
プーリ1と同軸に一体に形成されるシューハウジング3
とフロントプレート4はボルト14により同軸上に固定
されている。タイミングプーリ1とリアプレート5は4
本のボルト6により同軸上に固定されている。リアプレ
ート5のボス部5aの内周壁はカムシャフト2の先端部
2aに相対回動可能に嵌合し、ボス部5aの外周壁はシ
リンダヘッド7のオイルシール8に当接している。
【0014】図2に示すように、シューハウジング3は
互いに対向する台形状のシュー3aおよび3bを有して
いる。シュー3aおよび3bのそれぞれの対向面は、断
面円弧状に形成されており、シュー3aおよび3bの周
方向の間隙には扇状空間部が形成されている。
【0015】図2および図3に示すように、ベーンロー
タ9は径方向の両端に扇形状のベーン9aおよび9bを
有し、このベーン9aおよび9bがシュー3aおよび3
bの周方向の間隙に形成されている扇状空間部内に回動
可能に収容されている。インロー部9cはカムシャフト
2の先端部2aに同軸に嵌合し、ベーンロータ9は2本
のボルト15によりカムシャフト2に一体に固定されて
いる。ベーンロータ9と一体に形成される円筒突出部9
dは、フロントプレート4のボス部4aの内周壁に相対
回動可能に嵌合している。図2に示すように、ベーンロ
ータ9の外周壁とシューハウジング3の内周壁との間に
微少クリアランス16および17が設けられており、ベ
ーンロータ9はシューハウジング3と相対回動可能であ
る。シュー3aとベーン9a、シュー3bとベーン9
b、シュー3aとベーン9b、シュー3bとベーン9a
の間にはそれぞれ遅角油圧室10、11、進角油圧室1
2、13が形成されている。ベーン9aおよび9bの軸
方向の長さは、フロントプレート4とリアプレート5と
の間に挟まれたシューハウジング3の軸方向の長さより
僅かに小さく設定されている。
【0016】以上の構成により、カムシャフト2および
ベーンロータ9は、タイミングプーリ1、シューハウジ
ング3、フロントプレート4およびリアプレート5に対
して同軸に相対回動可能である。図1に示すように、逆
止弁20および30は、ベーンロータ9のベーン9aお
よび9bの内部にそれぞれ収容されている。逆止弁20
は、弁本体21、バルブシート22、ガイド部23、圧
縮コイルスプリング24から構成され、逆止弁30は、
弁本体31、バルブシート32、ガイド部33、圧縮コ
イルスプリング34から構成されている。弁本体21お
よび31は有底円筒状に形成され、同一周上の側壁に複
数の油通孔21aおよび31aが形成されている。弁本
体21および31はそれぞれ圧縮コイルスプリング24
および34の付勢力により底部に設けたシート部がバル
ブシート22および32に設けた弁座に押圧され、図1
に示す状態では閉弁状態を示している。ガイド部23お
よび33は、弁本体21および31の開口部と逆方向に
開口部を有する有底円筒状に形成されている。弁本体2
1および31は、ガイド部23および33の内壁により
カムシャフト2の回転軸方向に摺動可能に支持されてい
る。バルブシート22および32には油通孔50aおよ
び50bが形成されている。
【0017】パイロット弁25および35はそれぞれ逆
止弁20および30に対向して設けられている。パイロ
ット弁25は弁本体26および圧縮コイルスプリング2
7からなり、パイロット弁35は弁本体36および圧縮
コイルスプリング37からなる。弁本体26および36
はカムシャフト2の回転軸方向に往復動可能にベーン9
aおよび9bに収容されている。弁本体26および36
は圧縮コイルスプリング27および37の付勢力により
フロントプレート4の内側面に押圧されている。弁本体
26は、ロッド26aおよび摺動部材26bにより一体
に形成され、弁本体36は、ロッド36aおよび摺動部
材36bにより一体に形成されている。ロッド26aお
よび36aはそれぞれバルブシート22および32の内
部を通って弁本体21および31の近傍まで突出してい
る。摺動部材26bおよび36bは、圧縮コイルスプリ
ング27および37を係止する円板状の係止部と、この
係止部の外周から軸方向に延びる円環状の摺動部とから
なる。ここで逆止弁20およびパイロット弁25は第1
のパイロット式逆止弁である図4に示すパイロット式逆
止弁100aを構成し、逆止弁30およびパイロット弁
35は第2のパイロット式逆止弁である図4に示すパイ
ロット式逆止弁100bを構成している。
【0018】弁本体26の前後には油圧室40および4
1が形成され、弁本体36の前後には油圧室45および
46が形成されている。弁本体21の前後には油圧室4
2、43および44が形成され、弁本体31の前後には
油圧室47、48および49が形成されている。油圧室
41および42はバルブシート22内部で連通し、油圧
室46および47はバルブシート32内部で連通してい
る。また、油圧室43と44とは弁本体21に設けられ
た油通孔21aで連通し、油圧室48と49とは弁本体
31に設けられた油通孔31aで連通している。油圧室
42および44は、弁本体21がバルブシート22に当
接することにより遮断され、弁本体21がバルブシート
22から離れることにより油通路43、油通孔21aを
介して連通する。油圧室47および49は、弁本体31
がバルブシート32に当接することにより遮断され、弁
本体31がバルブシート32から離れることにより油通
路48、油通孔31aを介して連通する。油圧室42
は、油通孔50aおよび油通路62aにより油通路61
aと連通し、油圧室47は、油通孔50bおよび油通路
62bにより油通路61bと連通している。また、油圧
室40は油通路63bを介して油通路61bと連通し、
油圧室45は油通路63aを介して油通路61aと連通
している。油圧室43は、図2に示す油通路51aによ
り遅角油圧室10に連通し、油圧室48は、図2に示す
油通路51bにより進角油圧室12に連通している。図
1に示すように、弁本体26および36はそれぞれ、油
圧室40と41との差圧または油圧室45と46との差
圧、すなわち油通路61aと61bとの差圧により圧縮
コイルスプリング27および37の付勢力に抗して逆止
弁20および30の方向へ移動し弁本体21および31
に当接可能である。ロッド26aおよび36aは、それ
ぞれ弁本体21および31に当接後、さらに圧縮コイル
スプリング24および34の付勢力に抗して弁本体21
および31を押圧してバルブシート22および32から
それぞれ弁本体21および31を離座させ、逆止弁20
および30を開弁させる。図2に示すように、パイロッ
ト式逆止弁100aと100bとを結ぶ仮想直線201
と、油通路61aと油通路61bとを結ぶ仮想直線20
2とがほぼ垂直に交わるように、パイロット式逆止弁1
00a、100b、油通路61a、61bはベーンロー
タ9内部の外周側に配設されている。
【0019】この比較例では、油通路61a、62a、
65aは第1の油通路であり、油通路61b、62b、
65bは第2の油通路である。図1に示すように、カム
シャフト2のジャーナル部52はシリンダヘッド7に設
けられた軸受部53により回転可能に支持されるととも
に回転軸方向への移動を規制されている。ジャーナル部
52の外周壁の周方向には外周溝54aおよび54bが
設けられている。油タンク55内の油をポンプ56によ
り圧送する供給油通路57と油タンク55内へ油を排出
する排出油通路58とは、切替バルブ59の切替操作に
より外周溝54aおよび54bと選択的に連通または遮
断可能である。この比較例では切替バルブ59は周知の
4ポート案内弁である。
【0020】カムシャフト2内部の第1の油通路である
油通路60aは外周溝54aと連通するとともにカムシ
ャフト2とベーンロータ9との軸方向における当接部7
0でベーンロータ9内部の油通路61aに連通し、油通
路61aは油通路62aを介してベーン9aの油圧室4
2に連通するとともに油通路63aを介してベーン9b
の油圧室45に連通している。カムシャフト2内部の第
2の油通路である油通路60bは外周溝54bと連通す
るとともに当接部70でベーンロータ9内部の油通路6
1bに連通し、油通路61bは油通路62bを介してベ
ーン9bの油圧室47に連通するとともに油通路63b
を介してベーン9aの油圧室40に連通している。カム
シャフト2とベーンロータ9とは一体に回動するので、
カムシャフト2とベーンロータ9との軸方向の当接部7
0においてシール性を非常に高くできる。図2に示すよ
うに、油通路62a、62bは、バルブシート22、3
2によりクリアランス16との連通を遮断されている。
ベーンロータ9の内部には遅角油圧室10と11とを連
通する油通路65a、および進角油圧室12と13とを
連通する油通路65bが設けられている。以上の構成に
より、外周溝54aおよび54bにポンプ56からの圧
油を切替バルブ59により選択的に供給し、逆止弁20
および30の開弁により遅角油圧室10および11また
は進角油圧室12および13へポンプ56からの圧油を
供給することができる。
【0021】ここで、パイロット式逆止弁100aと1
00bとを結ぶ仮想直線201と、油通路61aと油通
路61bとを結ぶ仮想直線202とがほぼ垂直に交わる
ように、パイロット式逆止弁100a、100b、油通
路61a、61bがベーンロータ9内部の外周側に配設
されているため、ボルト15、油通路62a、62b、
63a、63b、65a、65bは互いに干渉しないよ
うにベーンロータ9内部に配設されている。
【0022】ベーン9aおよび9bの最外径部のクリア
ランス16を微少に構成することで、遅角油圧室10と
進角油圧室13、遅角油圧室11と進角油圧室12がク
リアランス16を介して連通することを極力防止してい
る。また、シュー3aおよび3bの最内径部にベーンシ
ール73が設けられることにより、遅角油圧室10と進
角油圧室12、遅角油圧室11と進角油圧室13がクリ
アランス17を介して連通することを防止している。図
3に示すように、シューハウジング3とフロントプレー
ト4との間、およびシューハウジング3とリアプレート
5との間にはそれぞれ、遅角油圧室10および11、進
角油圧室12および13内の圧油が外部にもれないよう
にゴムパッキン74、75が圧着されている。フロント
カバー80は、ボルト14によりゴムパッキン76をは
さんでフロントプレート4に圧着されている。
【0023】次に、バルブタイミング調整装置の作動を
図1、図2および図4に基づいて説明する。 (1) 切替バルブ59の第1バルブ59aを選択すると、
ポンプ56の吐出する圧油は、外周溝54a、油通路6
0a、61a、62aを通って油圧室42に圧送され、
圧縮コイルスプリング24の付勢力に抗してバルブシー
ト22から弁本体21を離座させる。そして、圧油は油
圧室43および油通路51aを通って遅角油圧室10に
圧送され、さらに油通路65aを通って遅角油圧室11
へ圧送される。遅角油圧室10および11内の圧油はシ
ュー3aおよび3bに対しベーン9aおよび9bを押し
てベーンロータ9を反時計方向の遅角方向へ回転させる
ように作用する。さらに、油通路61a内の圧油は油通
路63aを通って油圧室45に圧送される。一方、外周
溝54bは排出油通路58と連通しており通常大気圧相
当となる。油通路60b、61b、62bを介して外周
溝54bと連通する油圧室47および46も大気圧相当
となる。油圧室45の油圧は油圧室46の油圧よりも高
いため、弁本体36は圧縮コイルスプリング37の付勢
力に抗して逆止弁30の方向へ移動し、ロッド36aが
弁本体31を押圧し、さらに圧縮コイルスプリング34
の付勢力に抗してバルブシート32から弁本体31を離
座させる。その結果進角油圧室12および13は、圧力
室47、油通路62b、61b、60bを介して排出油
通路58と連通し、ベーンロータ9の遅角側への回転に
伴い進角油圧室12および13内の油が排出油通路58
に排出される。
【0024】(2) 切替バルブ59の第2バルブ59bを
選択すると、ポンプ56の吐出する圧油は、外周溝54
b、油通路60b、61b、62bを通って油圧室47
に圧送され、圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗し
てバルブシート32から弁本体31を離座させる。そし
て、圧油は油圧室48および油通路51bを通って進角
油圧室12に圧送され、さらに油通路65bを通って進
角油圧室13へ圧送される。進角油圧室12および13
内の圧油はシュー3aおよび3bに対しベーン9aおよ
び9bを押してベーンロータ9を時計方向の進角方向へ
回転させるように作用する。さらに、油通路61b内の
圧油は油通路63bを通って油圧室40に圧送される。
一方、外周溝54aは排出油通路58と連通しており通
常大気圧相当となる。油通路60a、61a、62aを
介して外周溝54aと連通する油圧室42および41も
大気圧相当となる。油圧室40の油圧は油圧室41の油
圧よりも高いため、弁本体26は圧縮コイルスプリング
27の付勢力に抗して逆止弁20の方向へ移動し、ロッ
ド26aが弁本体21を押圧し、さらに圧縮コイルスプ
リング24の付勢力に抗してバルブシート22から弁本
体21を離座させる。その結果遅角油圧室10および1
1は、圧力室42、油通路62a、61a、60aを介
して排出油通路58と連通し、ベーンロータ9の進角側
への回転に伴い遅角油圧室10および11内の油が排出
油通路58に排出される。
【0025】(3) 切替バルブ59の第3バルブ59cを
選択すると、遅角油圧室10、11、進角油圧室12、
13内の油は流通不可となりタイミングプーリ1に対す
るベーンロータ9およびカムシャフト2の位相差は保持
される。次に、カムシャフト2のトルク変動に対するバ
ルブタイミング調整装置の作動について説明する。カム
シャフト2は図示しない吸排気バルブの駆動に伴い、タ
イミングプーリ1に対しトルクを生じながら、図5の
(A)に示すように、時計方向に回転している。
【0026】(1) 切替バルブ59の第2バルブ59bを
選択し、進角油圧室12および13内の圧油がシュー3
aおよび3bに対してベーン9aおよび9bを押してベ
ーンロータ9を時計方向に回転させようとするとき、図
5の(B)に示す正トルクが反発し、進角油圧室12お
よび13は正トルクの反力に応じた油圧を生じる。ポン
プ56が圧送する油圧が進角油圧室12および13の油
圧より大きいとき、すなわち正トルクが小さいかまたは
負トルクのとき、ポンプ56が圧送する圧油の油圧はベ
ーンロータ9をシューハウジング3に対して時計方向へ
回転させるように作用する。また、遅角油圧室10およ
び11は排出油通路58と連通しているため油圧室10
および11内の油を油タンク55へ排出できるので、ベ
ーンロータ9はシューハウジング3に対して時計方向へ
回転する。つまり、カムシャフト2はタイミングプーリ
1に対して進角側に回転する。進角油圧室12および1
3の油圧がポンプ56が圧送する油圧より大きいときす
なわち正トルクが大きいとき、油圧室49の油圧は油圧
室47の油圧よりも大きくなる。この油圧室47と49
との差圧により弁本体31がバルブシート32に着座し
て逆止弁30が閉弁することにより、進角油圧室12お
よび13内の油がポンプ56側へ逆流することが防止さ
れるので、進角油圧室12および13の油圧は低下しな
い。このため、ベーンロータ9はシューハウジング3に
対して反時計方向へ回転することを防止され静止する。
従って、カムシャフト2はタイミングプーリ1に対して
反時計方向に戻ることなく時計方向のみに断続的に回転
し、その結果カムシャフト2が駆動する吸排気バルブの
開閉時期が早められる。
【0027】(2) 切替バルブ59の第1バルブ59aを
選択してベーン9aおよび9bを押してベーンロータ9
をシューハウジング3に対して反時計方向に回転させよ
うとするとき、図5の(B)に示す負トルクが反発して
いる。負トルクが小さいかまたは正トルクのとき、ベー
ンロータ9はシューハウジング3に対して反時計方向へ
回転し、負トルクが大きいときベーンロータ9は静止す
る。従ってカムシャフト2はタイミングプーリ1に対し
て反時計方向の遅角方向のみに断続的に回転し、その結
果カムシャフト2が駆動する吸排気バルブの開閉時期が
遅められる。
【0028】(3) 切替バルブ59の第3バルブ59cを
選択したとき、遅角油圧室10、11、進角油圧室1
2、13と供給油路57および排出油通路58との連通
が遮断され、遅角油圧室10、11、進角油圧室12、
13内の油は封じ込められてベーンロータ9は任意の位
置で静止する。この比較例のパイロット式逆止弁100
aおよび100bがないと仮定すると、カムシャフト2
のトルク変動により遅角油圧室10、11、進角油圧室
12、13に生じる断続的な正油圧または負油圧によ
り、カムジャーナル部52と軸受部53との間のクリア
ランスから圧油の漏れおよび空気の吸入が発生するの
で、ベーンロータ9の揺動振動は除々に増巾しながら発
生するようになる。
【0029】比較例においては、第1の油通路である油
通路60aと61aとの連通、および第2の油通路であ
る油通路60bと61bとの連通がカムシャフト2とベ
ーンロータ9との軸方向における当接部70で行われて
いる。カムシャフト2とベーンロータ9とは一体に回動
することから、当接部70におけるシール性は非常に高
くできるので、特別なシール部材を用いることなくベー
ンロータ9とカムシャフト2とを軸方向に液密に組付け
ることができる。このため、油通路60aと61aとの
連通、および油通路60bと61bとの連通が容易にで
きるとともに、部品点数を減少することができる。
【0030】また比較例では、パイロット式逆止弁10
0aおよび100bをベーンロータ9のベーン9aおよ
び9bに収容することにより、遅角油圧室10、11、
進角油圧室12、13内の圧油の逆流をベーンロータ9
内のパイロット式逆止弁100aおよび100bで防止
できるので、圧油の漏れる部位を最小限にすることがで
きる。また、弁本体21、26、31および36は、往
復動方向がカムシャフト2の回転軸方向と同一になるよ
うにベーン9aおよび9bに収容されているため、ベー
ンロータ9の回転による遠心力が弁本体21、26、3
1および36の往復動方向に働かないので、パイロット
式逆止弁100aおよび100bによる吸排気弁の開閉
制御の精度を向上できる。さらに、パイロット式逆止弁
100aと100bとを結ぶ仮想直線201が油通路6
1aと61bとを結ぶ仮想直線202とほぼ垂直に交わ
るようにパイロット式逆止弁100a、100b、油通
路61a、61bがベーンロータ9内部の外周側に配設
されているため、油通路62a、62b、63a、63
b、65a、65b、ボルト15が互いにベーンロータ
9内部で干渉しないように配設可能になっている。
【0031】(実施例)
【0032】本発明の実施例を図6に示す。図6におい
て比較例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
外周溝154aおよび154bは比較例の外周溝54a
および54bにそれぞれ対応し、油通路160a、16
0b、161a、161b、165a、165bは比較
例の油通路60a、60b、61a、61b、65a、
65bにそれぞれ対応する。
【0033】チェーンスプロケット91は、図示しない
タイミングチェーンにより駆動力を伝達され、図示しな
いエンジンのクランクシャフトと同期して回転する。カ
ムシャフト92は、回転伝達部材であるチェーンスプロ
ケット91から駆動力を伝達され、チェーンスプロケッ
ト91に対し所定の位相差をおいて相対回動可能であ
る。チェーンスプロケット91は、ボルト6によりシュ
ーハウジング93に固定されており、シューハウジング
93とともに回転する。回転支持部材94は、カムシャ
フト92と同軸上にベーン99を挟んでカムシャフト9
2と反対側に配設され、ボルト15によりベーン99お
よびカムシャフト92に固定されている。このため、回
転支持部材94はベーン99およびカムシャフト92と
ともにシューハウジング93に対して相対回動可能であ
る。回転支持部材94は、シリンダヘッド97に取付け
られたカバー101の軸受部101aにより回動可能に
支持されている。回転支持部材94と軸受部101aと
の摺動部に、外周溝154aおよび154bをそれぞれ
挟持するようにシール部材102が介在している。
【0034】第1の油通路を形成する油通路160aお
よび油通路161a、第2の油通路を形成する油通路1
60bおよび油通路161bは、それぞれ回転支持部材
94およびベーン99の内部に形成され、回転支持部材
94とベーン99との軸方向における当接部81で連通
している。このため、比較例と同様に特別なシール部材
を用いることなく、回転支持部材94とベーン99とを
組付けることにより、油通路160aと油通路161a
との連通、油通路160bと油通路161bとの連通が
容易にできるとともに、部品点数を削減できる。
【0035】この実施例は、カムシャフト92に油通路
を形成することが困難な場合でも、カムシャフト92と
同軸上にベーン99を挟んでカムシャフト99と反対側
に配設した回転支持部材94の内部に油通路160aお
よび160bを形成することにより、カムシャフト92
に油通路を形成したときと同様に油漏れを減少すること
ができる。また、製造誤差等により回転支持部材94と
軸受部101aとが偏心して回転支持部材94と軸受部
101aとの間のクリアランスが増大しても、回転支持
部材94と軸受部101aとの摺動部にシール部材10
2を介在させたことにより、偏心による油漏れを低減で
きる。
【0036】以上説明した比較例と本発明の実施例で
は、2つの遅角油圧室、2つの進角油圧室を設けてバル
ブタイミングを調整したが、本発明では、遅角油圧室お
よび進角油圧室はそれぞれ2つに限らず3つ以上設ける
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】比較例によるエンジン用バルブタイミング調整
装置を示す断面図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】比較例の各部材の固定状態を示す断面図であ
る。
【図4】比較例の油圧回路を示す模式図である。
【図5】(A)は、比較例のカムシャフトとタイミング
プーリとの回転方向を示す模式図である。(B)は、比
較例のカムシャフトのトルク変動を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例によるエンジン用バルブタイミ
ング調整装置を示す断面図である。
【符号の説明】
3 シューハウジング 3a、3b シュー 9 ベーンロータ(ベーン) 9a、9b ベーン 51a 油通路(第1の油通路) 51b 油通路(第2の油通路) 56 ポンプ(油圧供給手段) 60a 油通路(第1の油通路) 60b 油通路(第2の油通路) 61a 油通路(第1の油通路) 61b 油通路(第2の油通路) 62a 油通路(第1の油通路) 62b 油通路(第2の油通路) 81 当接部 91 チェーンスプロケット(回転伝達部材) 92 カムシャフト 93 シューハウジング 94 回転支持部材 99 ベーンロータ(ベーン) 100a パイロット式逆止弁(第1のパイロット式逆
止弁) 100b パイロット式逆止弁(第2のパイロット式逆
止弁) 101 カバー 101a 軸受部 102 シール部材 160a 油通路(第1の油通路) 160b 油通路(第2の油通路) 161a 油通路(第1の油通路) 161b 油通路(第2の油通路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランクシャフトと同期して
    回転する回転伝達部材と、 前記回転伝達部材と相対回動可能なカムシャフトと、 前記カムシャフトと一体に回動するベーンと、 前記ベーンを挟んで前記カムシャフトと反対側に前記カ
    ムシャフトと同軸上に配設され、かつ前記ベーンととも
    に回動する回転支持部材と、 油圧によって前記ベーンを回動させ、前記回転伝達部材
    に対して前記カムシャフトを遅角側に相対回動させる遅
    角油圧室と、 前記遅角油圧室に連通する第1の油通路と、 油圧によって前記ベーンを回動させ、前記回転伝達部材
    に対して前記カムシャフトを進角側に相対回動させる進
    角油圧室と、 前記進角油圧室に連通する第2の油通路と、 前記第1の油通路から前記遅角油圧室に油を供給可能で
    あるとともに、前記第2の油通路から前記進角油圧室に
    油を供給可能な油圧供給手段とを備える内燃機関用バル
    ブタイミング調整装置であって、 前記第1の油通路および前記第2の油通路は、前記回転
    支持部材の内部を経て前記ベーン内部に設けられてお
    り、前記第1の油通路および前記第2の油通路は、前記
    回転支持部材の軸方向の端面と、ベーンの羽根部を支持
    する中心円筒部の回転支持部材と対向する端面との当接
    部において、それぞれ接続し、前記ベーン内部の前記第
    1の油通路については、一方の開口が前記回転支持部材
    の端面に接続し、他方の開口が前記遅角油圧室に接続
    し、前記ベーン内部の前記第2の油通路については、一
    方の開口が前記回転支持部材と対向する端面に接続し、
    他方の開口が前記進角油圧室に接続していることを特徴
    とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
  2. 【請求項2】 前記回転支持部材と前記回転支持部材の
    軸受部との間にシール部材を介在させることを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関用バルブタイミング調整装
    置。
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