JP2009108743A - 可変バルブタイミング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エンジンの全長を拡大することなく、カムジャーナルからの油漏れによる動作不良を低減することが可能な可変バルブタイミング装置を提供することを目的とする。
【解決手段】カムシャフト10に形成された第1,第2のシャフト油路13,14と、シリンダヘッド20に形成された第1,第2のヘッド油路21,22とをそれぞれ連通させる第1,第2のジャーナル溝11,12を、カムジャーナル10aに形成し、カムジャーナル10aの第1,第2のジャーナル溝11,12間に、仕切り板25を設けているので、カムジャーナル10aのシール面の幅を拡大する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、可変バルブタイミング装置に関し、詳細には、エンジンの吸気弁または排気弁の開閉タイミングを可変する可変バルブタイミング装置に関する。
従来から、出力の向上やエミッションの改善等を図るため、エンジンにおける吸気弁や排気弁の開閉時期を適宜に変更する可変バルブタイミング機構(VVT:Variable Valve Timing-intelligent)が設けられたものがある。この可変バルブタイミング機構は、例えば、エンジンのカムシャフトにベーン部材が連結されると共に、クランクシャフトに連動回転するケースがこのカムシャフトに対して相対回転自在に設けられ、このケース内にベーン部材を収容することで、カムシャフトの回転方向においてベーン部材を挟むように進角室及び遅角室が設けられ、この進角室及び遅角室に対して選択的に作動油を供給可能な油圧制御装置が連結されて構成されている。
従って、油圧制御装置により進角室または遅角室に対して作動油を供給することで、各室に生じる圧力差によってベーン部材を移動し、エンジンのクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を進角側または遅角側に変更することができ、吸気弁や排気弁の開閉時期を変更することができる。
図7は、従来(例えば、特許文献1)の可変バルブタイミング機構の作動油供給経路を示す模式図である。同図において、カムシャフト100には、カムジャーナル100aが形成されている。カムジャーナル100aは、シリンダヘッド104の軸受部104aとベアリングキャップ103との間で回転可能に支持されている。カムジャーナル100aには、その外周に沿って延びる第1及び第2の油路を構成する2本のジャーナル溝106,107が形成されている。また、シリンダヘッド104には、各ジャーナル溝106,107及びカムジャーナル100aに作動油を供給するための第1のヘッド油路108及び第2のヘッド油路109が形成されている。
また、VVTコントローラ130の進角室(不図示)に作動油を供給するために、カムシャフト100にはその中心に沿って延びる第1のシャフト油路111が形成されている。この第1のシャフト油路111は、ジャーナル溝106に連通されている。一方、VVTコントローラ130の遅角室(不図示)に作動油による油圧を供給するために、カムシャフト100には第1のシャフト油路111と平行に延びる第2のシャフト油路110が形成されている。この第2のシャフト油路110は他方のジャーナル溝107に連通されている。
OCV120により第1のヘッド油路108に作動油が供給されるとともに、第2のヘッド油路109がドレインへ開放されることにより、その油圧がジャーナル溝106、第1のシャフト油路111を通じて進角室(不図示)に供給される。一方、OCV120により第2のヘッド油路109に作動油が供給されるとともに、第1のヘッド油路108がドレインへ開放されることにより、その油圧がジャーナル溝107、第2のシャフト油路110を通じて遅角室(不図示)に供給される。
特開平7−139327号公報
しかしながら、従来技術では、幅の狭いカムジャーナル100aに、一対のジャーナル溝106,107が形成されている。このため、カムジャーナル100aのシール幅(シール性)が不足しており、油漏れ(リーク)による動作不要が発生するという問題がある。ここで、カムジャーナル100aの幅を大きくすることが考えられるが、エンジンの構造上大型化することとなるため、エンジンの小型化の要求から望ましくない。
図8は、VVT指令値に対するVTT位相角(実際値)の関係を示しており、(A)は、油漏れがない場合のVVTの挙動、(B)は、油漏れがある場合のVVTの挙動の一例を示す図である。同図(A)に示すように、油漏れがない場合には、VVT位相角が線形的に変化する。他方、同図(B)に示すように、油漏れがある場合には、VVT位相角の変化が線形的にならならいため、VVTの動作不良となる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、エンジンの全長を拡大することなく、カムジャーナルからの油漏れによる動作不良を低減することが可能な可変バルブタイミング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1、第2の油圧室を有し、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を可変とする位相可変機構を備え、前記位相可変機構の第1,第2の油圧室と、油圧を制御する油圧制御弁とをそれぞれ連通させるための第1、第2の油路が、前記カムシャフトを回転可能に支承する軸受部および前記カムシャフトに形成されている可変バルブタイミング装置において、前記カムシャフトに形成された第1,第2の油路と、前記軸受部に形成された第1,第2の油路とをそれぞれ連通させる第1,第2の溝をカムジャーナルに形成し、前記カムジャーナルの前記第1,第2の溝間に、仕切り部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記仕切り部材を、前記カムシャフトの軸方向の変位を規制するスラスト軸受けとすることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記仕切り部材は、前記カムシャフトに一体形成または別個に設けられることが望ましい。
本発明によれば、第1、第2の油圧室を有し、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を可変とする位相可変機構を備え、前記位相可変機構の第1,第2の油圧室と、油圧を制御する油圧制御弁とをそれぞれ連通させるための第1、第2の油路が、前記カムシャフトを回転可能に支承する軸受部および前記カムシャフトに形成されている可変バルブタイミング装置において、前記カムシャフトに形成された第1,第2の油路と、前記軸受部に形成された第1,第2の油路とをそれぞれ連通させる第1,第2の溝をカムジャーナルに形成し、前記カムジャーナルの前記第1,第2の溝間に、仕切り部材を設けることとしたので、エンジンの全長を拡大することなく、カムジャーナルからの油漏れによる動作不良を低減することが可能となる。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1に係る可変バルブタイミング装置の概略側面図、図2は、実施例1に係る可変バルブタイミング装置の概略断面図、図3は、実施例1に係る可変バルブタイミング装置におけるVVTコントローラ(位相可変機構)を表す概略断面図ある。
可変バルブタイミング装置1は、図1および図2に示すように、カムシャフト10には、複数のカムロブ41が設けられており、その先端側には、機関出力軸であるクランクシャフト(不図示)にタイミングベルト等を介して駆動連結され、同クランクシャフトと同期して回転するカムシャフトスプロケット23がカムシャフト10と相対回動可能に装着されている。このカムシャフトスプロケット23は、カムシャフト10の先端部に設けられたVVTコントローラ40を介してカムシャフト10と連結されている。
カムシャフト10は、カムジャーナル10aがシリンダヘッド20の軸受部20aとカムキャップ30との間で回転可能に支持されると共に、軸方向の変位を複数のスラスト軸受け42で規制されている。
カムジャーナル10aには、その外周に沿って延びる第1及び第2の油路を構成する一対の第1のジャーナル溝11,第2のジャーナル溝12が形成されている。シリンダヘッド20には、第1、第2ジャーナル溝11,12及びカムジャーナル10aに作動油を供給するための第1のヘッド油路21及び第2のヘッド油路22が形成されている。
また、図3に示す進角室(第1の油圧室)56に作動油を供給するために、カムシャフト10にはその側方に沿って延びる第1の油路を構成する第1のシャフト油路13が形成されている。この第1のシャフト油路13は、第1のジャーナル溝11に連通されている。一方、図3に示す遅角室(第2の油圧室)57に作動油による油圧を供給するために、カムシャフト10には第1のシャフト油路13と平行に延びる第2の油路を構成する第2のシャフト油路14が形成されている。この第2のシャフト油路14は第2のジャーナル溝12に連通されている。
また、シリンダヘッド20の軸受部20aとカムキャップ30には、溝20b、30bが形成されている。この溝20b、30bには、カムジャーナル10aの一対の第1、第2のジャーナル溝11,12間に設けられ、かつ、カムジャーナル10aに外嵌する環状の仕切り板(仕切り部材)25が回転可能に配されている。仕切り板25としては、例えば、Oリング等を好適に使用することができる。仕切り板25の軸方向および径方向幅は、溝20b、30aの軸方向および径方向幅より小さくなっている。このように、仕切り板25を設けることで、カムジャーナル10aのシール幅を、波線矢印で示す幅W(図1参照)に拡大してシール性を向上させ、カムジャーナル10aからの油漏れ量を低減している。
また、カムシャフト10の端部には、ロータ51が密着し、締結ボルト52により固定されており、カムシャフト10とロータ51は、一体に回転可能となっている。このカムシャフト10の端部外周には、カムシャフトスプロケット23が相対回転自在に嵌合し、このカムシャフトスプロケット23の端面に接するように、ロータ51の外周部を囲うようにリングカバー53が設けられ、このリングカバー53の先端開口部がリング形状をなす閉塞板54によって塞がれ、カムシャフトプロケット23、リングカバー53、閉塞板54は、締結ボルト55によって固定され、一体回転可能となっている。
従って、カムシャフト10とロータ51とは、このカムシャフト10の軸線Lを中心に一体回転可能となっており、このカムシャフト10及びロータ51に対して、カムシャフトスプロケット23とリングカバー53と閉塞板54は、同じ軸線Lを中心に相対回転可能となっている。
VVTコントローラ40には、カムシャフト10及びロータ51とリングカバー53との間に、進角室(第1の油圧室)56及び遅角室(第2の油圧室)57が区画されている。第1のヘッド油路21、第1のジャーナル溝11、および第1のシャフト油路13を通じて進角室56に油圧が供給され、また、第2のヘッド油路22、第2のジャーナル溝12、および第2のシャフト油路14を通じて遅角室57に油圧が供給されることで、カムシャフトスプロケット23とカムシャフト10との回転位相が変更され、不図示のクランクシャフトに対するカムシャフト10の回転位相が進角側または遅角側に変更され、不図示の吸気弁または排気弁の開閉時期を変更することができる。
この第1のヘッド油路21及び第2のヘッド油路22は、OCV(油圧制御弁)60に接続されている。また、OCV60には、供給通路61及び排出通路62が接続されており、供給通路61は不図示のクランクシャフトの回転に伴って駆動するオイルポンプ63を介して不図示のエンジンの下部に設けられたオイルパン64に連結され、排出通路62は直接このオイルパン64に連結されている。
このOCV60は、四つの弁部65a,65b,65c,65dが形成されたスプール66を有しており、このスプール66は、コイルばね67により一方方向(図2にて、右方向)に付勢支持されると共に、電磁ソレノイド68により他方方向(図2にて、左方向)に付勢支持されている。そして、電磁ソレノイド68の消磁状態においては、スプール66がコイルばね67の付勢力により一方方向に付勢支持されており、このとき、第1のヘッド油路21と供給通路61とが連通されると共に、第2のヘッド油路22と排出通路62とが連通される。そのため、オイルパン64の作動油がオイルポンプ63により供給通路61から進角室56へ送り出されると共に、遅角室57内にあった作動油が排出通路62を通ってオイルパン64内へ戻される。
一方、電磁ソレノイド68が励磁されたときには、スプール66がコイルばね67の付勢力に抗して他方方向に付勢支持されることとなり、このとき、第1のヘッド油路21と排出通路62とが連通されると共に、第2のヘッド油路22と供給通路61とが連通される。そのため、オイルパン64内の作動油がオイルポンプ63により遅角室57に送り出されると共に、進角室56内にあった作動油が排出通路62を通ってオイルパン64内へ戻される。
図3に示すように、リングカバー53は、その内周面53aにカムシャフト10の軸線Lへ向かって突出する四つの張出部71a,71b,71c,71dが、このリングカバー53の周方向について所定間隔毎に形成されている。この各張出部71a,71b,71c,71d間には、それぞれ溝部72a,72a,72c,72dがリングカバー53の周方向において所定間隔毎に形成されている。また、ロータ51は、その外周面から各溝部72a,72a,72c,72dに挿入されるように外側方へ突出する四つのベーン部材73a,73b,73c,73dが形成されている。そして、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが挿入された各溝部72a,72a,72c,72d内に、このベーン部材73a,73b,73c,73dにより進角室56及び遅角室57に区画されている。これら進角室56及び遅角室57は、ベーン部材73a,73b,73c,73dをロータ51の周方向両側から挟むように位置している。
従って、OCV60の電磁ソレノイド68が消磁されると、第1のシャフト油路13から進角室56へ作動油が供給されると共に、遅角室57から第2のシャフト油路14を介して作動油が排出される。その結果、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが、図3の矢印A方向へ相対移動することにより、ロータ51が同矢印A方向に相対回動し、これによりカムシャフトスプロケット23に対するカムシャフト10の回転位相が変更されることとなり、吸気弁または排気弁の開閉時期が進角する。
一方、OCV60の電磁ソレノイド68が励磁されると、第2のシャフト油路14から遅角室57へ作動油が供給されると共に、進角室56から第1のシャフト油路13を介して作動油が排出される。その結果、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが、図3の矢印B方向へ相対移動することにより、ロータ51が同矢印B方向に相対回動し、これにより、吸気カムシャフトスプロケット23に対するカムシャフト10の相対回転位相が前述とは逆方向に変更されることとなり、吸気弁または排気弁の開閉時期が遅角する。
更に、電磁ソレノイド68への駆動電流を制御してその励磁力を調整すると、スプール66を消磁状態での位置と励磁状態での位置との間の任意の位置に停止させ、その停止位置に応じて、進角室56及び遅角室57の作動油の給排量を調整することができる。またこの作動油の給排量の調整により、進角室56及び遅角室57の作動油をそれぞれ適切な圧力とすることで、カムシャフト10の相対回転位相を固定することができる。
この場合、電磁ソレノイド68への駆動電流をデューティ制御し、進角室56及び遅角室57に対する作動油の供給を制御することにより、吸気弁または排気弁の開閉時期を変更したり、所定の開閉時期に固定したりすることが可能となる。
以上説明したように、実施例1によれば、カムシャフト10に形成された第1,第2のシャフト油路13,14と、シリンダブロック20に形成された第1,第2のシリンダ油路21,22とをそれぞれ連通させる第1,第2のジャーナル溝11,12を、カムジャーナル10aに形成し、カムジャーナル10aの第1,第2のジャーナル溝11,12間に、仕切り部として機能する仕切り板25を設けているので、カムジャーナル10aのシール面の幅を拡大でき、エンジンの全長を拡大することなく、カムジャーナル10aからの油漏れによる動作不良を低減することが可能となる。
図4は、実施例2に係る可変バルブタイミング装置の概略側面図、図5は、実施例2に係る可変バルブタイミング装置におけるVVTコントローラ(位相可変機構)を表す概略断面図を示している。実施例1では、一対の第1、第2のジャーナル溝11,12間を仕切る仕切部材として、仕切り板25を設けることにしたが、実施例2では、仕切部材として、スラスト軸受けを設けた構成としたものである。
図4および図5において、シリンダヘッド20の軸受部20aとカムキャップ30には、スラスト溝20c、30cが形成されている。このスラスト溝20c、30cには、カムジャーナル10aの一対の第1、第2のジャーナル溝11,12間に設けられ、カムジャーナル10aに外嵌する環状のスラスト軸受け80が回転可能に係合している。スラスト軸受け80は、カムシャフト10の軸方向の変位を規制する。スラスト軸受け80の軸方向幅は、スラスト溝20c、30cの軸方向幅よりわずかに小さくなっている。このように、仕切り部材をスラスト軸受け80とすることにより、上記図1および図2で示した一方のスラスト軸受け42を削除することができ、エンジンの全長をより短くすることが可能となる。
図6は、変形例に係る可変バルブタイミング装置の概略断面図を示している。変形例では、図6に示すように、カムシャフト10にスラスト軸受け90を一体形成したものである。このように、仕切り部材として機能するスラスト軸受けは、カムシャフト10と別体および一体形成のいずれでもよい。
実施例2によれば、第1、第2のジャーナル溝11,12間を仕切る仕切り部材を、カムシャフト10の軸方向の変位を規制するスラスト軸受け80,90としたので、カムジャーナル10aからの油漏れによる動作不良を低減でき、また、エンジンの全長をより短くすることが可能となる。
以上のように、本発明に係る可変バルブタイミング装置は、エンジンの全長を延ばすことなくカムジャーナルからの油漏れを低減して動作不良を防止する場合に有用である。
実施例1に係る可変バルブタイミング装置の概略側面図である。 実施例1に係る可変バルブタイミング装置の概略断面図である。 実施例1に係る可変バルブタイミング装置におけるVVTコントローラ(位相可変機構)を表す概略断面図ある。 実施例2に係る可変バルブタイミング装置の概略断面図である。 実施例2に係る可変バルブタイミング装置におけるVVTコントローラ(位相可変機構)を表す概略断面図ある。 変形例に係る可変バルブタイミング装置の概略断面図である。 従来の可変バルブタイミング機構の作動油供給経路を示す模式図である。 VVT指令値に対するVTT位相角(実際値)の関係を示す図である。
符号の説明
1 可変バルブタイミング装置
10 カムシャフト
10a カムジャーナル
11 第1のジャーナル溝
12 第2のジャーナル溝
13 第1のシャフト油路
14 第2のシャフト油路
20 シリンダヘッド
20a 軸受部
21 第1のヘッド油路
22 第2のヘッド油路
23 カムシャフトスプロケット
25 仕切り板(仕切り部材)
40 VVTコントローラ
41 カムロブ
42 スラスト軸受け
51 ロータ
53 リングカバー(リング部材)
56 進角室(第1の油圧室)
57 遅角室(第2の油圧室)
60 OCV(油圧制御弁)
63 オイルポンプ
64 オイルパン
73a,73b,73c,73d ベーン部材
80,90 スラスト軸受け(仕切り部材)

Claims (3)

  1. 第1,第2の油圧室を有し、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を可変とする位相可変機構を備え、前記位相可変機構の第1,第2の油圧室と、油圧を制御する油圧制御弁とをそれぞれ連通させるための第1、第2の油路が、前記カムシャフトを回転可能に支承する軸受部および前記カムシャフトに形成されている可変バルブタイミング装置において、
    前記カムシャフトに形成された第1,第2の油路と、前記軸受部に形成された第1,第2の油路とをそれぞれ連通させる第1,第2の溝をカムジャーナルに形成し、前記カムジャーナルの第1,第2の溝間に、仕切り部材を設けたことを特徴とする可変バルブタイミング装置。
  2. 前記仕切り部材を、前記カムシャフトの軸方向の変位を規制するスラスト軸受けとしたことを特徴とする請求項1に記載の可変バルブタイミング装置。
  3. 前記仕切り部材は、前記カムシャフトに一体形成または別個に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の可変バルブタイミング装置。
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