JP2001227133A - 柱状部材の化粧カバー - Google Patents
柱状部材の化粧カバーInfo
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- JP2001227133A JP2001227133A JP2000040027A JP2000040027A JP2001227133A JP 2001227133 A JP2001227133 A JP 2001227133A JP 2000040027 A JP2000040027 A JP 2000040027A JP 2000040027 A JP2000040027 A JP 2000040027A JP 2001227133 A JP2001227133 A JP 2001227133A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】梁等に用いられる柱状部材の外観の向上を図る
とともに、この柱状部材に多少の撓みなどがあっても当
該撓みに係わらず取付けが容易にできる柱状部材の化粧
カバーを提供する。 【解決手段】柱状部材Aの外側面が化粧カバー1で被覆
され、化粧カバー1は、柱状部材Aの各コーナ部に配置
される断面L字状のコーナ材2と、各コーナ材2間に亘
って配設されるカバー材3とからなり、カバー材3の内
側には凸部31が形成されるとともに、凸部31と各コ
ーナ材2との間に隙間4を有するように当該凸部31の
幅が形成されている。少なくともカバー材3の表面が、
木目調になされている。
とともに、この柱状部材に多少の撓みなどがあっても当
該撓みに係わらず取付けが容易にできる柱状部材の化粧
カバーを提供する。 【解決手段】柱状部材Aの外側面が化粧カバー1で被覆
され、化粧カバー1は、柱状部材Aの各コーナ部に配置
される断面L字状のコーナ材2と、各コーナ材2間に亘
って配設されるカバー材3とからなり、カバー材3の内
側には凸部31が形成されるとともに、凸部31と各コ
ーナ材2との間に隙間4を有するように当該凸部31の
幅が形成されている。少なくともカバー材3の表面が、
木目調になされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱状部材の外側面
を被覆する化粧カバーの構造に関するものである。
を被覆する化粧カバーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、柱状部材として、例えば、複数枚
の板状体を積層して柱状に形成した、いわゆる構造用集
成材が建築物に多数使用されており、例えば吹き抜け空
間の梁などとして用いる場合には、この構造用集成材が
天井部に露出した状態で配置されることになる。
の板状体を積層して柱状に形成した、いわゆる構造用集
成材が建築物に多数使用されており、例えば吹き抜け空
間の梁などとして用いる場合には、この構造用集成材が
天井部に露出した状態で配置されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に構造用集成材は複数枚の板状体を積層したものである
ため、吹き抜け空間等の室内に露出する部位に当該構造
用集成材を用いると、各板状体の合わせ目が見え外観上
見栄えが悪いという問題があった。
に構造用集成材は複数枚の板状体を積層したものである
ため、吹き抜け空間等の室内に露出する部位に当該構造
用集成材を用いると、各板状体の合わせ目が見え外観上
見栄えが悪いという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、梁等に用いられる構造用集成材などの柱状部材の外
観の向上を図るとともに、この柱状部材に多少の撓みな
どがあっても当該撓みに係わらず取付けが容易にできる
化粧カバーを提供することを目的とするものである。
で、梁等に用いられる構造用集成材などの柱状部材の外
観の向上を図るとともに、この柱状部材に多少の撓みな
どがあっても当該撓みに係わらず取付けが容易にできる
化粧カバーを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の柱
状部材の化粧カバーは、柱状部材の外側面が化粧カバー
で被覆され、当該化粧カバーは、柱状部材の各コーナ部
に配置される断面L字状のコーナ材と、各コーナ材間に
亘って配設されるカバー材とからなり、カバー材の内側
には凸部が形成されるとともに、凸部と各コーナ材との
間に隙間を有するように当該凸部の幅が形成されてなる
ものである。
状部材の化粧カバーは、柱状部材の外側面が化粧カバー
で被覆され、当該化粧カバーは、柱状部材の各コーナ部
に配置される断面L字状のコーナ材と、各コーナ材間に
亘って配設されるカバー材とからなり、カバー材の内側
には凸部が形成されるとともに、凸部と各コーナ材との
間に隙間を有するように当該凸部の幅が形成されてなる
ものである。
【0006】請求項2に係る発明の柱状部材の化粧カバ
ーは、少なくとも前記カバー材の表面が、木目調になさ
れたものである。
ーは、少なくとも前記カバー材の表面が、木目調になさ
れたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明の柱状部材の化粧
カバーの構成を示している。なお、本実施の形態では、
柱状部材として以下に説明する構造用集成材を例に採っ
て説明する。
カバーの構成を示している。なお、本実施の形態では、
柱状部材として以下に説明する構造用集成材を例に採っ
て説明する。
【0009】この構造用集成材Aの化粧カバー1は、吹
き抜け空間等に構造用集成材Aを梁などとして室内空間
に露出した状態で用いる場合に、当該構造用集成材Aの
表面を被覆するものである。
き抜け空間等に構造用集成材Aを梁などとして室内空間
に露出した状態で用いる場合に、当該構造用集成材Aの
表面を被覆するものである。
【0010】ここで、上記構造用集成材Aは、図3に示
すように複数枚の板状体A1を接着剤などにより貼り合
わせることで積層して柱状にしたものである。
すように複数枚の板状体A1を接着剤などにより貼り合
わせることで積層して柱状にしたものである。
【0011】化粧カバー1は、構造用集成材Aの各コー
ナ部に配設される断面L字状のコーナ材2と、これらコ
ーナ材2間に亘って配設され、構造用集成材Aの各外側
面を被覆するカバー材3とから構成されている。
ナ部に配設される断面L字状のコーナ材2と、これらコ
ーナ材2間に亘って配設され、構造用集成材Aの各外側
面を被覆するカバー材3とから構成されている。
【0012】カバー材3は、内側面に凸部31を有する
もので、当該凸部31は、その厚みが前記コーナ材2の
厚みと略同じに形成されるとともに、その幅が各コーナ
材2の間隔よりも短くなるように形成されている。従っ
て、凸部31と各コーナ材2との間には若干の隙間4が
存するようになされている。
もので、当該凸部31は、その厚みが前記コーナ材2の
厚みと略同じに形成されるとともに、その幅が各コーナ
材2の間隔よりも短くなるように形成されている。従っ
て、凸部31と各コーナ材2との間には若干の隙間4が
存するようになされている。
【0013】そして、コーナ材2を接着剤により構造用
集成材Aの各コーナ部に貼りつけるとともに、カバー材
3を接着剤によりコーナ材2の途中部を露出するような
形で貼りつけることで、当該構造用集成材Aの表面を被
覆する。この際、かくし釘なども用いてコーナ材2及び
カバー材3が取付けられる。
集成材Aの各コーナ部に貼りつけるとともに、カバー材
3を接着剤によりコーナ材2の途中部を露出するような
形で貼りつけることで、当該構造用集成材Aの表面を被
覆する。この際、かくし釘なども用いてコーナ材2及び
カバー材3が取付けられる。
【0014】このような構造の化粧カバー1で構造用集
成材Aの表面を被覆することで、当該構造用集成材Aの
各板状体A1の合わせ目が見えず、コーナ材2及びカバ
ー材3の表面の模様により、意匠性の向上を図ることが
できる。
成材Aの表面を被覆することで、当該構造用集成材Aの
各板状体A1の合わせ目が見えず、コーナ材2及びカバ
ー材3の表面の模様により、意匠性の向上を図ることが
できる。
【0015】また、カバー材3の凸部31と各コーナ材
2との間に若干の隙間4を有するように形成されている
ことから、各コーナ材2間にカバー材3を配設し易く、
また、多少の撓みが有ってもこの撓みを隙間4で吸収で
き、カバー材3を構造用集成材Aの表面に綺麗な状態で
被覆させることができる。
2との間に若干の隙間4を有するように形成されている
ことから、各コーナ材2間にカバー材3を配設し易く、
また、多少の撓みが有ってもこの撓みを隙間4で吸収で
き、カバー材3を構造用集成材Aの表面に綺麗な状態で
被覆させることができる。
【0016】さらに、カバー材3をコーナ材2の途中部
を露出するような形で配設するため、各カバー材3の両
側縁間同士には継ぎ目が生じないので、この継ぎ目によ
る施工上の問題が生じず容易にカバー材3を配設するこ
とができる。
を露出するような形で配設するため、各カバー材3の両
側縁間同士には継ぎ目が生じないので、この継ぎ目によ
る施工上の問題が生じず容易にカバー材3を配設するこ
とができる。
【0017】また、カバー材3の表面、並びにコーナ材
2の表面を、木目調にすることでさらに意匠性の向上を
図ることができる。
2の表面を、木目調にすることでさらに意匠性の向上を
図ることができる。
【0018】なお、本実施の形態では、柱状部材として
構造用集成材Aを例に採って説明したが、柱状部材は構
造用集成材Aに限らず、節だらけの無垢材や、色の異な
る材など外観が悪い材でもよく、また、通常の無垢材で
も無論よい。
構造用集成材Aを例に採って説明したが、柱状部材は構
造用集成材Aに限らず、節だらけの無垢材や、色の異な
る材など外観が悪い材でもよく、また、通常の無垢材で
も無論よい。
【0019】図4は、本発明の柱状部材の化粧カバーの
他の実施の形態を示す断面図である。
他の実施の形態を示す断面図である。
【0020】この化粧カバー1は、幅の広い両側のカバ
ー材3の内側面に形成された凸部31の途中部に凹み3
2を形成し、この凹み32の大きさに対応した内板33
を当該凹み32内に配置する形で構造用集成材(柱状部
材)Aの両側面の途中部に設けたものである。
ー材3の内側面に形成された凸部31の途中部に凹み3
2を形成し、この凹み32の大きさに対応した内板33
を当該凹み32内に配置する形で構造用集成材(柱状部
材)Aの両側面の途中部に設けたものである。
【0021】なお、他の構成は前述した化粧カバーと同
様であり、同部材に同符号を付して説明は省略する。
様であり、同部材に同符号を付して説明は省略する。
【0022】このような構造の化粧カバー1は、柱状部
材が梁などの長尺材である場合に用いられ、柱など比較
的短い材には前述した化粧カバーが用いられる場合が多
い。
材が梁などの長尺材である場合に用いられ、柱など比較
的短い材には前述した化粧カバーが用いられる場合が多
い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、化
粧カバーを、柱状部材の各コーナ部に配置される断面L
字状のコーナ材と、各コーナ材間に亘って配設されるカ
バー材とで構成し、カバー材の内側に凸部を形成すると
ともに、凸部と各コーナ材との間に隙間を有するように
当該凸部の幅を形成したことで、柱状部材の表面を容易
に覆うことができ、意匠性の向上を図ることができる。
また、カバー材の凸部と各コーナ材との間に若干の隙間
を有するようになされていることから、各コーナ材間に
カバー材を配設し易く、施工の容易によるコストダウン
を図ることができるとともに、多少の撓みが有ってもこ
の撓みを隙間で吸収でき、カバー材を柱状部材の表面に
綺麗な状態で被覆させることができる。
粧カバーを、柱状部材の各コーナ部に配置される断面L
字状のコーナ材と、各コーナ材間に亘って配設されるカ
バー材とで構成し、カバー材の内側に凸部を形成すると
ともに、凸部と各コーナ材との間に隙間を有するように
当該凸部の幅を形成したことで、柱状部材の表面を容易
に覆うことができ、意匠性の向上を図ることができる。
また、カバー材の凸部と各コーナ材との間に若干の隙間
を有するようになされていることから、各コーナ材間に
カバー材を配設し易く、施工の容易によるコストダウン
を図ることができるとともに、多少の撓みが有ってもこ
の撓みを隙間で吸収でき、カバー材を柱状部材の表面に
綺麗な状態で被覆させることができる。
【0024】また、カバー材をコーナ材の途中部を露出
するような形で配設すれば、各カバー材の両側縁間同士
には継ぎ目が生ず、この継ぎ目が無いぶん施工上カバー
材を容易に配設することができるようになる。
するような形で配設すれば、各カバー材の両側縁間同士
には継ぎ目が生ず、この継ぎ目が無いぶん施工上カバー
材を容易に配設することができるようになる。
【図1】本発明の柱状部材の化粧カバーの構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の柱状部材の化粧カバーの構造を示す断
面図である。
面図である。
【図3】柱状部材の一例である構造用集成材を示す斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の柱状部材の化粧カバーの他の実施の形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
1 化粧カバー 2 コーナ材 3 カバー材 31 凸部 4 隙間 A 構造用集成材(柱状部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 柱状部材の外側面が化粧カバーで被覆さ
れ、当該化粧カバーは、柱状部材の各コーナ部に配置さ
れる断面L字状のコーナ材と、各コーナ材間に亘って配
設されるカバー材とからなり、カバー材の内側には凸部
が形成されるとともに、凸部と各コーナ材との間に隙間
を有するように当該凸部の幅が形成されてなることを特
徴とする柱状部材の化粧カバー。 - 【請求項2】少なくとも前記カバー材の表面が、木目調
になされたことを特徴とする請求項1記載の柱状部材の
化粧カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040027A JP2001227133A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 柱状部材の化粧カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040027A JP2001227133A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 柱状部材の化粧カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001227133A true JP2001227133A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18563492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000040027A Pending JP2001227133A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 柱状部材の化粧カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001227133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2298093A1 (es) * | 2007-11-16 | 2008-05-01 | Innova Y Desgrava Geitec, S.L. | "embellecedor para elementos estructurales". |
JP2013113058A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 柱用化粧材 |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000040027A patent/JP2001227133A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2298093A1 (es) * | 2007-11-16 | 2008-05-01 | Innova Y Desgrava Geitec, S.L. | "embellecedor para elementos estructurales". |
JP2013113058A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 柱用化粧材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |