JPS6134121Y2 - - Google Patents

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JPS6134121Y2
JPS6134121Y2 JP18898981U JP18898981U JPS6134121Y2 JP S6134121 Y2 JPS6134121 Y2 JP S6134121Y2 JP 18898981 U JP18898981 U JP 18898981U JP 18898981 U JP18898981 U JP 18898981U JP S6134121 Y2 JPS6134121 Y2 JP S6134121Y2
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JP
Japan
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grooves
metal plate
groove
wooden
board
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JP18898981U
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JPS5894523U (ja
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Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立ハウス用壁材や屋根材等の建築用
外壁材や屋根材或いはトラツクのあおり板等の輸
送器用材などのように主として屋外にて使用され
る金属板貼り化粧板の改良に関するものである。
従来から、着色亜鉛鉄板のような金属板は、色
のカラフルさや耐候性に優れている等の点で多種
用途に使用されているが、金属板単独では衝撃等
の外力によつて凹みなどの変形が生じ易く、加工
性の良い薄い金属板では強度が低いという問題点
があり、利用範囲には限界がある。
従つて、このような金属板を外壁材や屋根材等
の建築用材などに用いる場合、合板等の比強度の
優れた木質板表面に接着、一体化して衝撃による
歪み変形の発生を防止している。
しかしながら、木質板表面に金属板を接着する
と、金属板と木質板とでは温度変化による膨脹率
が大きく異なるため、反りやねじれ或いは接着層
の破壊が生じるという問題がある。
さらに、化粧板を良好にするために、第6図に
示すように木質板aの表面に複数条の凹溝bを設
けると共に金属板cにも該凹溝bに合致する条溝
を設けて両者を接着剤eで一体に貼着させること
が多く行なわれているが、木質板aは乾繰、吸湿
により厚さ方向に収縮、膨脹を繰返す結果、第7
図に示すように、溝部において両者の界面に剥離
Aが生じたり、第8図に示すように、金属板Cの
溝部dが押し上げられて醜く変形Bし、外観を著
しく損するという欠点があり、又、温度変化によ
り金属板cが膨脹した際に、第9図に示すように
金属板cの条溝d部に圧縮応力が集中して該条溝
部分に膨らみや浮き上がりDが生じる等の欠点が
あつた。
本考案はこのような欠点をなくするために、木
質板の平面部にのみ金属板を接着させ、溝部にお
いては両者間に変形歪みの吸収可能な空隙を設け
てなることを特長とする化粧板を提供するもので
ある。
本考案の実施例を図面について説明すると、1
は木材合板、繊維板、パーテイクルボード或いは
木質セメント板などのように温度変化により長手
方向に比較的寸法変化が生じない木質材料よりな
る長方形状木質基板で、その表面に巾方向に適宜
間隔毎に長さ方向の凹溝2を複数条、平行に刻設
してある。
この凹溝2の断面形状は上端に向かつて拡開し
た逆等脚台形状に形成しているが、V字状や半円
形状その他の適宜な断面形状に形成してもよく、
又、複数条の凹溝2による平面模様は前記帯状模
様に限らず、例えば第4図に示すように長さ方向
と巾方向との凹溝2,2を複数条設けたチエツク
模様や第5図に示すように複数条の斜行状溝
2″,2″を交又させた綾織模様等に形成してもよ
い。
3は着色亜鉛鉄板等の金属板で、前述した木質
基板1の平面部1aに密着した平板部3aと、木
質基板1の凹溝2に嵌入した条溝4とを有し、こ
の条溝4は裏面板に向かつて膨出形成されたもの
であり、その開口端の巾を木質基板1の凹溝2に
等しくすると共に深さを凹溝2よりも浅くし且つ
両側壁面4a,4aの傾斜度を凹溝2の両側面2
a,2aよりも緩やかにしてこの条溝4の外底面
と凹溝2の内面間に3mm以内の空隙5を形成して
ある。
6は木質基板1の平面部1aに金属板3の平板
部3a裏面を貼着させた接着剤層であり、この接
着剤層6は凹溝部分には設けられていないもので
ある。
このように本考案は、表面に複数条の凹溝2を
設けた木質基板1の該表面に前記凹溝2に嵌入さ
れる条溝4を形成した金属板3を接着してなる化
粧板において、木質基板1の凹溝2に嵌入した金
属板3の条溝4と木質基板1の凹溝2間に空隙5
を設けてなることを特徴とする化粧板に係るもの
であるから、温度変化によつて金属板3が伸長或
いは収縮しても、木質基板1の凹溝2と金属板3
の条溝4との間に空隙5を設けているので、該溝
部に作用する歪み応力が空隙5の部分によつて吸
収させることができ、しかも複数の条溝4によつ
て金属板3の平板部が分割されているので、熱に
よる伸縮が分断され、全体的に金属板3の伸び縮
みによる応力が緩和されるものであり、又、同様
に、木質基板1が吸、放湿によつて厚さ方向に膨
脹、収縮しても、溝部で接着されていないため
に、金属板には関係なく膨脹、収縮するものであ
り、従つて、化粧板全体の反りや歪みの発生を防
止できると共に溝部における金属板の膨らみや異
常な変形や金属板と基板との剥離をなくすことが
でき、長期に亘つて美麗な外観を保持し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はその斜視図、第2図は拡大断面図、
第3図は金属板と木質基板との貼着前の断面図、
第4図及び第5図は溝模様の変形例を示す平面
図、第6図は従来の化粧板の要部断面図、第7図
乃至第9図は金属板の変形状態を示す断面図であ
る。 1……木質基板、2……凹溝、3……金属板、
4……条溝、5……空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に複数条の凹溝2を設けた木質基板1の該
    表面に前記凹溝2に嵌入される条溝4を形成した
    金属板3を接着してなる化粧板において、木質基
    板1の凹溝2に嵌入した金属板3の条溝4と木質
    基板1の凹溝2間に空隙5を設けてなることを特
    徴とする化粧板。
JP18898981U 1981-12-18 1981-12-18 化粧板 Granted JPS5894523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18898981U JPS5894523U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 化粧板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18898981U JPS5894523U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 化粧板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894523U JPS5894523U (ja) 1983-06-27
JPS6134121Y2 true JPS6134121Y2 (ja) 1986-10-04

Family

ID=30103122

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18898981U Granted JPS5894523U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 化粧板

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JPS5894523U (ja) 1983-06-27

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